「なあ」ステージ上のヤースミーンを見あげながら、おれはいった。「子供のころは、
おとなになった気分をよく想像したもんだけど、こうじゃなかった。ぜんぜんちがう」
(エフィンジャー「電脳砂漠」p232)
・昨日買ってきた40GBHDD(4K040H2)を搭載してみたものの、FDISKで32GBまで しか認識しない。とうとう 32GB上限 が。BIOS書き換えようにも、今使ってる奴(440BXの)は2年も前に更新停止してた 気がするし。危険(という噂)を承知で MaxBlastPlusでバリアを超えてみるか。そのうち。/メモ。 32 GB を超える IDE ハード ディスクでスキャンディスクがエラーを発生する / Windows 95 は 32 GB 以上のハード ディスクをサポートしない。
・PPG・脳チュー:サスペンス系のBGMかと思ってたらバキューム音だったという。 EDで既に流れてた、連中の推理シーンのバブルスが愛らしい。あとどさくさに紛れて バタ子に抱きつく市長がウラヤマシイ。でも脳を吸われるのは嫌だ。ガールズの 邪悪さ(或いは小悪魔ちゃん的魅力)は最早基本なのか。何にしても質の高い回。 /女権:アメリカの女性ヒーローはワンダーウーマンだけ?日本じゃ少なくとも ここ十数年は主に女子中高生が世界の危機を救ってるヨ!まーこれからはPPGがその 代表に、という事か。映画にもなるし。ラストのお勉強ネタも良し。某氏は「あの おもちゃ箱をあさってるブロッサムがたまらねえ!」とか仰ってたけど、あの右足が 良いのかなー。個人的にはブロの「バターおバカップ!」という言い方にメロメロ。 「おバカ」という言葉には無条件に反応しがち(丘ミキ)。原語のbutterfingers だかbutterfingeredだかは、バターがついてて滑りやすい指、要するにモノを 落としやすい奴、おっちょこちょい、みたいな意味らしい。何か普通。
・エンジェリック最終回:拳と拳で気持ちを伝え合う母娘。カップリングに異論も あろう。正直かなりどうでもいい終わり方に。これ以外は無かったろうとは思う けれど。
・ 「SWITCH」がPS2で復活。MCD当時、ノート各スイッチと分岐図を書き込んで、 全分岐、全ネタをやりつくした。やり込んでくにつれて、どんどん作品世界に没入 /現実世界から乖離していく感じがあって、かなり異常な体験だった記憶がある。 乾いたナンセンスギャグ「だけ」で出来上がった作品。オチは殆ど赤塚系ブラック。 画面に並んだスイッチを押すたびに、主人公は何かしら酷い目に遭う。実際、暖かい 笑いは殆ど無かった様に思う。一番集中してプレイしていた数日間は、殆ど眠らずに スイッチを押し続けた。そこには「喜び」「笑い」「達成感」みたいな「感情」は 何もない。ただ、ボタンがあると押さずには居られないのだ。エアキャップシートを 潰すのにも似た、中毒症状。コンプリートした後暫くは、悪い夢から醒めたような、 そんな感じだった。確実に心のどこかが破壊される(或いは変な回路が追加される) 悪夢の様なゲーム。虚無的な気分に浸りたい方にオススメ、という所。然し今 考えると、スイッチを押すたびに色んな世界に飛ばされて、飛ばされた先にはまた スイッチがあって、適当に押すと何かアクションがあったり、またどこかへ飛ばされ たり、これってWWWだよなーとか思う。ただ、CD-ROMの中という完全な閉鎖空間 への旅は、「空っぽの洞窟」なんか比べ物にならない位の虚無感に満たされている 訳だけど。
・音響はモコモコ、フィルムは傷だらけ、画面の端は汚れてボケボケ、という 理想的な環境で鑑賞したんだけど、最初から最後まで全くダレることなく終わった。 物語自体は25分で収まる程度の内容だったけど、格闘とドッグファイトで十二分 に持った。作画の快楽というか。あとエドのでたらめ歌がまた聞けたのは個人的に 嬉しい。モーマンターイ野郎も少しは歌えば良いのに。音楽は期待していた程 では無く、というか、今回は菅野音楽による「底上げ」が必要無かったという事 かも。ラストシーンは何となく「オトナ帝国」のラストを思い出した。恐らくNYや モロッコであろう「取材元」にあまりに忠実な美術も、この作品世界では(その ベタさ故に)気持ちいい。「流れ」自体は隙だらけなんだけど、それも含めて 「ビバップ」だった。「傑作だ」とは言い難いが、久々に見た「ビバップの 新作」というだけで、1800円の価値はある。例えそれが最悪の映画館でも。
・バナナホールに移動してリクエストライブ。初めて見る生山本正之。内容はWebに 書くなとの厳命なので書かず。ただ、印象のみ。山本正之「先生」とファンとの、 成程コレは宗教儀礼だ。オークションの値段に引いた、ってんでも無いけど、何て 言うか、まー初心者がおいそれと足を踏み入れて良い場所では無いな、と。それは このイベントの性質上当たり前と言えば当たり前なのだけれど。いや、勿論山本 正之「先生」の歌声は、脳天を痺れさせる「本物」っぷりだった。あと司会進行の とまとあき氏は厄年だというのに若すぎ。30台前半に見える。いや、ホントに。 ジ・アニメの頃より若くなってる感じ。一体何が彼をそうさせるのか。……とも あれ、「究極超人あ〜る」「未来放浪ガルディーン」「ここはグリーン・ウッド」 「八神君の家庭の事情」のイメージアルバム(という物が有った)を何百回となく 聞いて過ごし、「少年の夢は…」で号泣し、高校受験の日本史では「戦国武将の ララバイ」に助けられたりしてた(今から14〜10年前の)自分、というのは今も 自分の中に生きている訳で、その部分が感動に震えたのは確か。今の自分は、もう あの頃のままでは無いけれど。
・ET氏行きつけの難波の焼鳥屋で飲んで食って喋る。こっちがメインであるかの如。 氏のWWF話に大いに笑う。金メダル川に捨てる下りとか、バカ過ぎる。某Y岡氏 もそうだけど、近年ショープロレス好きの連中はCSで年中WWFを見て喜んでいる 様だ。ウラヤマシイ限り。南海で和歌山まで戻り、どらんく氏と会って上田大王の 夏新刊を譲って貰う。フリクリのラスト試案が載ってて、何とも。まー「ぺけらん ぺけらんおろろろろ」の方が好きですが。あと表紙のキツルバミ君はエロ過ぎ。 小説版で、今まで数人の男(教授、上司)とつき合ってた云々という下りがあって、 そう言うのを思い出させるエロさ。氏に港まで送ってもらって待合室でダラダラと。 数ヶ月ぶりなんだけど、全然そんな感じしない。不思議な感じ。然しわざわざ スイマセンでした>どらんく氏。このお礼はいずれまた。ってまだ返せた試しが 無いなぁ。ET氏もアリガトウゴザイマシタ。東京方面とか、大阪とか、イベント で出ていくたびに、ホントに色んな人に世話になって、その礼を欠いたまま現在に 至ってるなーとか思う。学生の頃ならいざ知らず、もう27にもなって、こんな事で いいのか。26時過ぎのフェリーに乗って、徳島へ帰る。
・今更だけど、 はねむす。この柔らかさ。
・やっと今週のムリョウ見た。第18話「うけついだ、悲しみ」。祭りクラブの会合で 上映された「資料映像」は、何故か100年前の自主製作映画。百恵様主演の自主映画 がイイ。「ちょいと待ちな!」「海のバカヤロー!」那由多とは違ってノリのイイ子 だったのか。いやでも那由多も体育祭のアレがあるからなー。100年後位にまたあの 「シロ、ァ勝った〜」映像が掘り出されて……しかし御当主1970年に14歳程度って 事は、今もう45歳位か。で、「始クン…か、」とか晴美に洞察されてる奴。そう なの?あと妙に強調された那由多の胸の描写が気になるワタシ。気のせいですか。 回想シーンの、子供の頃の連中の造形は現在の姿をそのまま縮めただけという、 あんまりといえばあんまりなものだったけど、八葉がかなりいい味を出していた。 那由多の子供子供した手の仕草も良。で、まあ今回の見所はやっぱ晴美×京一。 あの京一のノースリーブの、どことなく鈍くさい服装とか、実に「らしさ」がある 気がする。彼の見せる「弱さ」は、結局気持ちの優しさなんだろう。感情が外部の 状況にダイレクトに反応してしまうから、晴美は京一に「あの場所」を見せられ なかったのだ。おてんばだった晴美が、悟りきった今の性格になってしまった、 その根元、互いの父親の哀しみをたたえたゼロポイント。今回そこへ連れて行った、 ってのは、京一を「まァこのくらいしっかりしてきたら大丈夫だろう」と踏んでの ことで、結局京一は晴美の掌の上或いは尻の下ということか。でも次回予告が 意味深……とか思って公式サイトの 放送予定 を覗いたら10月分のあらすじが全部紹介されてて、思わず全部読んでしまった という。あー。でもまあそれはそれ。来週、面白そうです。
・ ソニー,液晶を分離できるDVDウォークマンなんだけど、このプレーヤが チョット攻殻ライクかと思った。も少し細身でディスクカバーなしなら。
・ 中岡俊哉氏死去。ナカオカトシヤ、という音の響きだけで、ぶわーっと 「その手」の記憶が蘇る。僕のハマり人生の中でも特殊な位置にある「心霊」 ブーム(古本屋でクズ値だった「ムー」数年分を買い込んで耽溺していた事が あった)の中でも氏の存在は特別なものだった。本屋で追悼記念特集とか 組まないかなー。アダム島(徳島駅前の本屋。青林堂コーナーとかが平台である。 トンデモ本も充実)とかでやりそうな気も。真冬に心霊写真見て怖がるのも一興 (マジで怖いが)。
・そうでしたか。アレは ストレスカウって言うのね。回収騒ぎが有ったんだよな。あー、一度 ニギニギしてみたかった。どんな手触りだったのかなー。想像は膨らむばかり。
・ブーダイーンシリーズ感想と あずまんが大王3・彼方から12の感想を追加。
・ 日本ゲートウェイ公認・チャリティオークション。チャリティとかいうから GW社員を救うのかと思ったら同時多発テロ関係か。巨大牛バルーンとかちょっと 欲しいけど、個人的には伝説のふにふに牛人形?が欲しい。
・ スーパーロボットその後。ZDNN曰く「アメリカンマッスルのマスタングに, 跳ね馬と表現されるフェラーリの繊細さが加わったようなもの」なんかピーキーな マシンに仕上がったんじゃぜーという話らしい。多少どうなんだというノリの記事 だけど、それが楽しい。ZDNNのロボ話と言えば 豪州お掃除ロボは17-18万円で来年発売?とか。松下の同タイプが何とか 50万円以下に……とかいう話なので、お買い得と言えよう。ただ僕の部屋は床が 見えている部分の方が少ないので、彼(彼女?)の様なロボの出番はなさそう。 今僕に必要なのはロボではなくレール式書架もしくは「捨てる勇気」 (ケロロ軍曹)だろう。
・パワパフ /歯抜け:歯抜けのバブルスの可愛さは兎も角、バタカップのあの目の輝きは 何なんだ。ホントに輝いてた。あのダークさがたまらなく好きだ。バブルスの 耐えっぷりも味。ラストの歯ボロボロ描写はちょっとショック。/ゴキブリ: バブルスの「潰して潰して潰して潰して潰してぇー!」「ヤダヤダヤダヤダ」が ツボ。あと例の名シーン、ホットラインを取って、無視しての繰り返し、「ハイ」 「バイ」「ハイ」「バイ」が矢張りツボ。好きダー。つーかガールズのでかい目 とかでかい頭とか小さい体とかその辺は博士の趣味が反映された結果だったのか? ウワー。
・何となく新日曜美術館(再)をみていたら、 裏日のタニグチ氏とおぼしき人影が映ってて、あ、もしかしたら、と思って 縮刷版を読んだら、あー矢っ張り行ってらしたのネ。いやそれだけ。 前にも書いたけど、結局僕にはあの手の「芸術文法」がわかんないので(まあ 現代美術の「読み解き方」が解ったからってそこに何か文章が書かれてる訳でも 無いんだろうけど)何とも。少なくともマイ・ロンサム・カウボーイ君の股間を 見つめるよりは、机の上で微笑んでいるワンダちゃんとリセットちゃんの ボトルキャップの方が嬉しいというのが正直な話。
・山本正之の最近の曲って、やっぱ難しい。難しい、っていうか……眠い。運転中 には聴けない。同乗者に「誰これ?」とか聴かれたので「ホラヤッターマンとか 歌ってた人」「あー、まだやってんのこの人」みたいな。そういう認識か。社会的 には。次のライブでは皆ニューヨーク関係の歌をリクエストするのかしないのか。
・テイマーズ、話題の「お孫さんを下さい」じゃねえ旅立ちの回を見た。先週 今週と小中節の節回しが効いてるか。加藤さんが立ち過ぎてルキの居場所が見え にくい感じの昨今、ルキ派には結構イイ回だったと言える。詳細は 壬生猫 氏の9/17参照。
・ OpenGL Bench。Total : 45.8 points。遅。
・IE6に上げる。2台で同時にDLを開始したら1時間以上かかってしまった。 ADSLなら多分2、3分てとこだろうなーとか思いつつ。見た目は殆ど変化無し。 以下テスト。
IE6のonmousewheel。画像の上でマウスホイールで拡大縮小。 スクリプトはInternetMagazineよりコピペ。イメージツールバーとか 役に立つのか立たないのか解らない機能が多少気になる。セキュリティパッチ 以上のものではないのかも。XP版は使ったこと無いので不明。どっかで新機能 まとめてるサイトないのかしら。
・ Nimdaが猛威を振るっている様だ。「見ただけ感染」(IE5sp1/5.5sp1 以下のブラウザで開くと感染する)なページもボコボコと。 IE6入れようかと思ってた矢先、なんだけど、暫くIE5.5SP2で様子を 見るか。練れるまで。
・ムリョウ第17話「どさくさに、ゴメン」。タイトルから想像したのとは違った 呑気さ。勢力図が複雑で、これで纏め上げられるのかナーとか思いつつ。那由多 と晴美のなんか妙にしっとりした雰囲気は、あー女の子同士だなーとか。あの 編み物は誰の為なのか。ウェンヌルの隠し芸は矢張り何処かズレていて呑気だ。 それにしてもジルトーシュの魅力って何なんだろう。いいなー、と思う。実際に ああいうの(凄い力を持ってる癖に、やたらと軽い)が居たら怖いかも知れない けど、でもあの軽さは何となく演技じゃなくて「本人」の性格っぽい気もする。 銀河連邦の携帯端末も今風で良し。あのエアディスプレイを最初に「絵」に したのって何だったろう。「ナデシコ」での印象は強いけど・・・今回も 主人公は活躍せず。
・BSで「フットルース」のラストだけ。バカ映画の部類かと思う。兎に角モッサリ した画面。田舎ー、な風景。音楽だけが異常にイイという。主人公(都会からの 転校生)が「スローターハウス5」は古典的名作です、みたいな事を言うシーンが 有ったと思うんだけど、アレで感情移入したんよな。僕が高校生の時、進路指導の 教師に「何読んでんだ?SF?(笑)SFじゃあなぁ(笑)駄目だなぁ(笑)」 とか言われて涙が出る程悔しかった、のを思い出したり。でもあの時読んでたのが ヴォネガットならまだしもE.E.スミスだったから何も言えず。
・焼栗。
・ シャープの超音波洗濯機。「従来の洗濯機の約100倍の洗浄力を持つ」という 超音波発生装置「L型真空超音波デバイス」・・・何か凄そうだってのは分かる。 100倍だぜ100倍。でもよく読むと、まだまだ使い勝手は悪そうだ・・・そのまま 洗濯機に放り込んで、回すだけでその100倍効果が楽しめるのかと思ったら。
・ インテュオスの新しい奴が出るみたい。型落ちが安くならないかなー。拙者の ArtPadIIPro、描画面(透明オーバーレイシート)のざらざらしたコーティングが 所々削れてきてて、ペン先が引っかかって描きにくいったらない。と思ったら、 FAQでシートだけ買い直せ、との解答が。でもなー。この機会にインテュオスに したいなーという欲は有って。大した絵描いてる訳じゃないけど、物欲は止まる 所を知らない。だって筆圧が1024階調ですよ。ArtPadIIなんて256階調だもな。 最近はお絵描きBBSでしか描いて無いから筆圧なんて関係無いんですが。
・然し道の駅温泉(宍喰温泉・am11:00-pm8:00 大人400円)は、ガラスが曇り ガラスじゃない上に暑いので窓が全開という、道路から中が丸見えな状態で ちょっと笑ってしまう。後で女風呂もほぼ同様だった、と連れの女子に聞いて、 うおそれは!と反射的に確認に走りかけたが止められた。泉質はナトリウム−炭酸 水素塩温泉。濁ったお肌ヌルヌル系。I上氏に言わせると「あれはお湯をずっと 変えてないからなんだ」じゃああのヌルヌルは人脂か。湯ノ花すくい続けて、結局 入らなかった女の子も居たとか。
・PPG:悪法でも法は法。ブロッサムのリボンをうにーとかきわけて顔を出す バブルスの描写は殺人的。しかしガールズはホントに働きすぎだと思う。でも結局 人造人間だし、そういう意味での「人権」は無いのか。バブルスの「もーなに やってるのかナ」っていうのは口癖か。原語ではそういう口癖的表現は無さげだった けど。原語と言えば博士の「マンマミーア!」は似合っていた。
・amazonからもう本が届いた。諸星大二郎「栞と紙魚子と夜の魚」はいつも通り。 独自の味わい。ますむら・ひろし「jARiA」は買い損ねていたもの。子供(ジャリ) の心の力を取り戻せ。鉱物のマントは風のマントか。フレンドリーな又三郎と いうか。明色の強い良い出来。木の葉のサーフィンは背筋ゾクゾクもの。坂田靖子 「イソップ扁桃腺」はイソップものより後半の日本物に往年の坂田節を見た。某ML でも「最近の坂田作品どうよ?」みたいな話は時々出てきていて、不安にもなるん だけど、こういう作品がまだ描けるなら。あと小説数冊はまた読んでから。何に してもこの早さで送料タダなら言うこと無し、と言いたい所だけど、でも実は今回 パッキングが荒かったのか、本のコシマキに別の本が引っかかってコシマキが破れ かけていたり、カバーがずれてカドで変な折り目がついてしまってたりしてた。 前はこんな事無かった気がするんだけど。