人間はなぜ造られたか、それを知りたければ、なにに快感を覚えるか、
どう行動すると感じるかを正直に受けとめればいい。おまえはどうなんだ?
(神林長平「射性」(S-Fマガジンセレクション1988・p88)
・ファンシーララネタを続けていたら大森玲子のイタイ噂が。あの声で (中略)言ってたのかと思うと。いやまだ未確認ですけど。ホントに「せーちょー」 してしまった少女の、純粋だった頃(・・・)の声だと思って聞くとそれはそれで 萌えるものが有るが(駄目人間)。田中陽子といい、どうも・・・いやまあ。
・ 日本語ドメイン名が使えるようになったらいよいよ文化間での溝が出来そうな 気がするのは私だけか。デファクトスタンダードの「英語」って奴が有ったからこそ 無理矢理にでも「ワールドワイド」な感じがしてたけど、こういうのが浸透すると 結局は同じ人種ばっかりが集まってしまうんだろうなあ、とかさ。コスモポリタン て感じにはならないんだぜ。これは現実世界でもそうらしいんだけど。
・つーか海外のサイトなんて全然見なくなりましたよ最近は。昔はいきがって 一生懸命英語読んでましたけど。何か楽しくない。日本の日記サイトみたいのが あっちにもあるのかなあ。今日の晩ご飯メモとかが毎日書いてある様な。
・「学校怪談」15巻漸く読了。ラストの夢幻の格好良さが全て。 今更だがキャラ立ちが見事過ぎ。言葉無し。
・ SFOLのZERO−CONレポがあがってた。・・・おお、例の投票は 栃木が取ったのか。それも又良。栃木行ったことないし。今から予習しておこう。 未見の「SFアニメ道 フリクリの巻」詳細が嬉しい。然しフリクリがそんなにも SFだったとは不明にして気付きませんでした。まだ3本目見てないんで。 聞くところによるとニナモリかなり良さげなんですが、レンタルビデオ屋に無い。 何DVD買えって?そーいやサウスパークも無いんだよ。田舎だから。 ・・・然しゼロの夏も早や何か懐かしいキモチ。またあんな風に 遊びたいなあ。夜を徹してのガンダムかるたとか。最近SF大会位しかキモチ的に 「遊んだ」って感じがしないん。皆さん遊んでますか?いや最近の私はといえば せいぜいが閉店間際のゲーセンで トレーラーを激走 させるのが関の山という。つーか今頃になって?。あのハンドル握った後 普通車運転してると車体感覚が狂ってやや危険。昔リッジやりまくってた頃の あやうくドリフトみたいな感じ。ホント騙されやすい脳だな。心なしか声まで 郷里大輔っぽく・・・はなりませんが。安全運転を心がけましょう。あと 相変わらずハーレーもやってます。あれも名作だ。・・・嗚呼、願わくは もう一度マンクスをプロジェクタ筐体で。
・業界モノ、という点では一見「マミ」と同路線の様でもあるが、スタンスは かなり違う。業界の大人達に積極的に絡んでいく優が、紛れもなく「恋する少女」 という役柄だった(彼氏も居た)のに比べて、みほの「小学生」としての毎日の 描かれ方は(それはそれで味わい深いのだが)本来対象とする少女達にこれが 受け入れられたものかどうか。同様の日常演出で一時代を築いた「エミ」でも、 何というかまだもう少し瑞々しい煌めきが有った気がする。銀杏の話とかね。 何と云うことの無いシーン(を敢えて描く演出)の持つ意味は変わらないんだけど、 そこに在る感性の瑞々しさが、この作品では感じられない。この作品には 幼い視聴者を背伸びさせる様な魅力に欠けていたのではないか・・・子供を 描く目線が優しすぎる。色気が無い、というか。キャラへの愛の有り様が 違うのだ。優を描くときに見せた様な過剰なまでの「可愛さ表現」はなりを潜め、 子供が子供であるが故の愛らしさが全面に出ている。これはもう作り手が 「そういう」年齢になってしまったからだ、ってのは否定できまい。丁寧極まる 作画は素晴らしいの一言だが、これもプロの仕事過ぎて「マミ」の頃の無駄に若さと 個性が溢れたパワフルなものとは全く違う。「熱」が無いのだ。これがつまり パッションの有無ということか。とはいえ実際少女達がこのアニメを見ていたか どうかってのさえ私は知らないので、この文章は全くの憶測。ただアニメ誌や なんかで取り上げられることが本当に少なかったのだけは覚えている。
・デジモンも見たり。ケンちゃんヤバそうね。相変わらず状況だけで視聴者の 入り込む余地がないというか。うーん。ヒカリとタケルが大輔を見て 「切り込み隊長にぴったりだな」とか笑い会うシーンに大輔の哀れさを見た。 所詮鉄砲玉ということか。兎に角見所ナシ。メダロット魂といい、どうも 微妙なバランス(偶然とは云わないまでも)で成功した作品の続編というのは 難しいらしい。
・ついでにさっきメモを整理していたら出てきた「だぁ!だぁ!だぁ!」の 感想でも・・・と思ったけど何か虚しくなってきたのでまた明日ネタが無かったら その時。ていうか誰か読んでるのかこんな駄文。読ませる努力なんてこれっぽっち もしてないからしょうがないけどさ。そもそもこの日記なんざ誰(以下自己矛盾の 為省略)。
・ああ、携帯はP502iなんです。ナンパなデザインとグンペイに負けました。
・夢を見た。長かった夏休みが終わり、試験が始まろうとしている。レポート 提出の期限も目の前に迫っているのに、200枚や300枚ものが手も付け られずに残っている。一般教養棟の大講義室でボンヤリと周りの連中の 話を聞くとも無く聞いていると、長い休みを利用して海外を放浪してきた 者あり、また大巻を読破した者あり、或いはバイトに燃えた、研究に心血を 注いだ、そして勿論恋愛話も・・・という、それぞれに充実した休みを 過ごしたらしい華やぎが伝わってくる。僕はこの長い休みをただただ会社で 仕事をして過ごしていたというのに。ああ、レポートも何も出来ていない。 休み前にやっていた事なんて忘れてしまった。資料も散逸してしまった。 このままでは・・・一体僕は長い間、何をしていたのだろう!?
・つまり三年余の社会人生活は、この夢の中では長い夏休みの中の出来事 だったと捉えられているのだ。そしてその仕事ってのは、夢の中の僕にとっては ただただ部屋の中でじっとしていたのと同じ様に、無為な事と捉えられていた。 ・・・確かに「学生」である僕にとってはそうだったろう。社会人としての 生活など、ただ時間だけが過ぎていくだけ様なものだ。本も読まず、勉強も せず、旅行もせず、バイト(会社の仕事とバイトは全然違う)もせず、そして 勿論恋もせず。一体僕は毎日何をしているのだろう。何をしてきたのだろう。
・ファンシーララは泣けて泣けてしょうがない話が目白押し。「お姉ちゃんの 忘れ物」(19話、脚本:望月智充)とか、もー耐えられない。 転がり回ってしまう。ダビング編集中でなかったらリピートしまくっていそうな シーンが。あと高田キャラって止めだとあんな感じ(・・・)なのに、 動かすと本当にラブリーなんだよなあという事を再認識。あの色味、あの硬さで あの愛らしさというのは凄い。久しぶりにじっくりと「良く出来た」アニメを 見てしまって気力充実。まだまだ捨てたもんじゃ無い。最終回まであと5本。
・中国土産のダイエットコークを飲もうとしてプルタブを引き抜くのを忘れて しまう。缶見て「あー今でもこのタイプなんだー」とか言ってたのに身体は いつものようにタブを起こして戻しただけで飲もうとしてしまう。唇をつけた ときのあの妙な感触。脳と身体が分離してしまった様な。
・ にきにっきを読んでいたら楽しそうで羨ましい。みんな街中(マチナカ) の子だなあ。拙者は今体力全然無くて飲みに行く気力もありません。 なんかこう気合い入れるカンフル剤みたいの無いですか。 っていや白い粉じゃなく。錠剤でもなく。
・ NINTENDO GAMECUBEは8cmCD(1.5GB)ですか。確かに小さい。オモチャらしい。 あくまでもオモチャなんだ、というこだわりは変わらないということか。 開発環境云々、がどれだけ開発者を引きつけるのか。悪評高いPS2に比べて どうなのか。全てのゲームはここに集まるのか。集まったところでそのゲームを やる暇なんざありゃしない私ですが。暇、つーか熱意がね。写真とかは こっちが分かりやすいですか。あ、 GBAも 発表が・・・なーんか、こっちはイマイチ押しを感じませんね・・
・金曜アニメ館、富野監督の回を見る。これからの人たちに一言:「アニメを 見るな!」。もっと「現実」を身体に叩き込め、あとその時その時で感じるべき 事(恋だとか愛だとか)から逃げるな、とも。流石に子供達相手にエロ系の例え 話は無かったけど、語りの熱さは「だから、僕は・・・」の頃と何ら変わりなし。 殴られたことのない奴に殴られるシーンは描けない、描けば必ず間違いを犯す。 この言葉の重さ、恐ろしさは虚構を描こうとしている人達が皆感じていることだろう。 恋愛をしなければ恋愛漫画は描けない。経験してないことは描けないんだよ。 本当の意味では。経験してしまった人には「ああ、こいつ知らないで描いてるな」 ってのが一目瞭然なの。でしょ。ただ、でも、全てを見てしまって尚虚構が描ける 人がどれだけいるだろう。経験主義トミノイズムにだけ従っても「萌え」の答えは 出まい。あといたいけな少女の手からペンを奪い取るテンノートミノの姿に、私は 刻の涙を見たのだった。多少。
・ こんなのやってるんですねえNTT東日本。羨ましいというか。JRAの CM以来のイイ感じCMみたい。つーかアニメ超クール。必見。 イイゾイイゾモットヤレ。
・むーかしー大陸はーひとつーだったー チチカカ湖の謎。水没した古代都市遺跡、しかもそれが標高3800mの高地の 「あの」湖に沈んでいたと来ては。やっぱり遺跡には弱い。ムーとかNewton とかで早くビジュアル資料を見てみたいものです。沖縄のアレといい アレクサンドリアといい水没遺跡は浪漫ですな。まさに人類の宝って奴さ。 俺のポケットには大きすぎらァ。そういや最近カリ城のガシャポン出てますね。
・各方面のアナウンスで既に皆様もご存じかと思いますが、 MOTHER3開発中止とのこと。まさかでしょ。いや予想はすべきだったのか。 然し、嗚呼。
・五プラ 閉館の話を今頃聞いて、聞いたとたんに行きたくなる。現金な、というか 何というか。そもそもプラネタリウムなんてものの存在すら忘れてた位で、 今更何をと思われようけれど。ま、それも思うだけです、思うだけ。 たぶんね。きっとね。
・伊藤伸平「アップル・シンデレラ」あとがきが強烈、というか胸にずんと響く。 作者は自らを「消えた漫画家」と呼び、アイドルも漫画家も「消える」事が 当人達にとって一概に不幸であるという事は無いのだ、それなりの幸せな「毎日」 はその後にも存在してる、という事を言いつつ、しかしそれでも拭いきれない 一抹の寂しさの様なものを強く漂わせている。いやその寂しさを感じたのは読者 たる私の方で。そう、辛いのは読者だって同じなんだ。終わらない祭は無い。 何事にしたって「終わる」というのは哀しい。当人と関係の無いところで「消費」 され尽くして「消えて」行く存在。アイドルも漫画家も同じさ。何もかも同じ。 あまりに儚い。諸行無常・・・あ、いかんいかん。最近また。でもなー、伊藤伸平 のセンスは(キャリアこそ長いけど)これからのものだと思うんだけどなあ。 あの濃いくせに乾いた笑い(とその裏にある魂)、私は本当に好きです。今でも。
・ DreamcastでもMSX!?という訳で例の西発言。凄いんだけど、何か根本的な 所で違う気がするのは私だけか。MSXっていうのは、もっとこう、夢というか、 憧れというか、そういうものだった。ハードだけじゃなく、それを取り巻く 業界環境そのものが(僕にとっての)MSX時代だった。今どんなにハードを エミュレートしても、それはエミュレートでしかない。いやそれでもあの青い 画面でBASICを走らせたら、泣くだろうとは思うけど。・・・80歳位になった とき、完動品のMSX2が一台有ればいいなと思う。今持ってる奴、FDDが 逝っちゃってるんで。
・雑誌のプログラムリストを分担して打って、小学校の帰りに友達の家でマージ したりしてた。DATA領域の読み上げとタイプを分担したりもしたな。ぽちぽち タイプして、疲れたら交代してまた打って、てな感じで休日を過ごしたりしてた。 パソコンを買ったという噂を聞いてはろくに話をしたこともない奴の家に 上がり込んで、DOSプロンプトに狼狽したり。人づてに会ったこともない人から データ(カセットテープ)を貰ったりもした。何かREM文が面白くて、一体この データを打った人はどんな人なんだろうと想像したものだ。その後遂に会うことも 無かったけれど。MSXに出会い、その後中学生になってパソ通(その頃はもう PC-8801MHに移行していた)に出会うまでの2年位、今思えばあれこそが 「パソコン」そのものとの蜜月時代だった。でも今となっては何もかも思い出に 過ぎない。今MSXを前にしても、もうあの頃の様には生きられないさ。 時はー流れるもの、この瞬ー間にも、誰にーも止められやしなーいのにー、 つーかさ。思い出は時に理想化されすぎていて、不用意に溺れると後が 辛くなるっすよ。思い出は思い出。存在しなかったも同じ。そう言い聞かせ なくては今日を生きられない。思い出だけでは生きていけないよ、と、これは自戒。
・デジモン02。タケルの「男子」らしさが久々に出た。基本的には愛情深い 育ちの良い子なんだけど、頭に来ると度胸が据わるタイプらしい。恐れがないから 口喧嘩しても殴り合っても基本的に強いタイプ。無印デジモンの頃にも、頭に 来ると相手の神経を逆撫でする様な事をわざと言って、相手を逆上させて足下を すくう、みたいな描写があったけど、今回もそういう感じ。同じキャラが成長 してるんだなあと感じさせる巧い脚本。ケンちゃんはあそこでもっと逆ギレ すべきだったのでは。まだまだこれからか。・・・もっと子供達のエゴが見たい。 大輔ばっかりじゃあんまりだ。タケルはもともとああいう性格だからしょうがない にしても、ヒカリはもっと不安定なキャラだったはずで、その辺でいっそイヤな キャラ(ナディアみたいなエゴ丸出し女)にしてしまっても良かったのでは とさえ思う。そんでぶつかり合って、理解は出来ないなりに認め合って・・・ 初代の、不安で崩れそうな気持ちを支え合う友愛、あのいじらしさ、切なさが 今は恋しい。
・ ダメダメ日記より。ビームでも鈴木みそが取り上げてたけど、 こんなのやってたんですねえ。ていうかこのレポート凄い名文。 読んでて気持ちよくて。おすすめです。あ、19巻の感想はいずれ。
・久々に「星虫」と 「手のひらに星」と 「CCさくら最終巻」の感想を追加。
・今週の一番の気がかりはロシアの原潜クルスクで。もうずっと頭から離れ なかった。想像するだけで息苦しくてさ。息苦しいの駄目なんだよ昔から。 うう。軍事関係という事で安易に人道主義に訴えられないってのもあるん だろうけど、それにしたって。うう。ううう。何とかならないのか。 なんとかしてくれ、と祈り続けたもののもう完全に駄目みたい。「狭い所に 閉じこめられてじわじわと窒息死/溺死/餓死/凍死/圧死」って いうのだけはホントにイヤだなあと思う。
・イヤだなあと思いつつも頭の隅では「原潜」ちゅーとシービュー号だよな、 とか例のUボート映画は事前にいい宣伝材料が、とかそういう不謹慎な事も 考えてしまう。せめて1人でも助かってくれれば、その体験を元にした本が 出せて、それが映画になったりもするかな、とか。
・うわなんか 狂乱西葛西日記にリンクが。来られた方スイマセンなんか適当なレポートで。 然しやっぱりWebを始めた頃に読みまくった(プリントアウトして大学で 読んだりしてた)日記に自分とこのWebページがリンクされてるのを見ると 妙に感慨深いものが有ります。まあ別にワタシが何かしたって訳じゃなくて 単にメモとってテキストに起こしただけなんですけど。それでも。
・サマージャンボは300円だけ当たりました。