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古日記 2016年8月


シン・ゴジラと南紀白浜篇。

AUG.31.2016(WED)晴

 仕事して帰ってきてキンリミ(Kindle Unlimited)解約して寝た。結局この間 借りてちゃんと読んだのは「バーナード嬢曰く。」だけだったという。これは とても面白かった。本好き(読了。とか言っちゃうクラスタの人)には今更ながら お勧めしたい。特にSF閥。神林しおりに萌え殺されている人たちの気持ちが今 わかった。

AUG.30.2016(TUE)晴

 仕事してきたじま食堂で昼食べて仕事して帰ってきて寝た。

AUG.29.2016(MON)雨後晴

 朝から大雨。のあとカラッと晴れる。台風っぽいなぁ。仕事して帰ってきて寝た。

AUG.28.2016(SUN)晴

 早朝から小学校でPTAの大掃除。自分は窓ふき担当として砂埃まみれの窓をひたすら スワイプしていた。どんどん汚れが落ちるのは結構楽しい。コーヒーが切れたので 息子と再度佐古ダイヤ(旧)近くの アアルトコーヒーがあると思しき住所まで行ってみるも、やはりやっていない。 どうも日曜日は定休日のようだ。仕方なくここの豆を扱ってる東新町の14g (という店)で200gほど買って、そごうの屋上でぼんやり時間をつぶし、出張から 戻ってきた奥さんを拾って買い物して帰宅。

・このところ休日はScanSnapばかりしている。基本ほったらかしにできるビデオの 取り込みと違って、裁断、重送対策、クリーニングと、つきっきり作業になるのが つらい。あまりの辛さにスキャン予定の古雑誌のうち結構な量を今朝の廃品回収で 出してしまった。それでも部屋の紙束の量は全く減ったように見えない。死ぬまで この苦行を続けるのか。

AUG.27.2016(SAT)晴

 とても涼しく心地よい一日。ああ、一歩も外に出たくない。外出しないで家の中で 一日過ごしても罪悪感のない気候ってあるな、と思う。夜銭湯に行きたい、という 息子を連れて、一度行ってみようと思っていた「鴨の湯」に行ってみる。はるばる 1時間以上かけて、わりと小ぢんまりした銭湯にたどり着く。ずっとずっと昔、 それこそ20年も前に、新しく銭湯が出来たというチラシをもらって、なんとなく 「そのうち言ってみよう」と思って、その「そのうち」が今夜来たのだった。 露天風呂で稲刈りの終わった田圃を眺めつつ、ぼんやりとこの20年のことを 思ったり思わなかったりする。帰りにコンビニでおにぎりを買って食べながら帰る。

AUG.26.2016(FRI)晴

 仕事して帰ってきて家族が寝静まっているのをいいことに合成ビールと地球原産 柿ピーをレイアウトして録画されていたガンダムUC見始める。テレビの前に陣取って こーやって「ちゃんと」テレビを見るのは何日ぶりだろう。敵と味方、「連邦とジオン」 の間を主要キャラが行ったり来たりする伝統芸をみてると「あーガンダムみたい」と 思うが、果たしてこれはガンダムなのだろうか。安彦顔なのにいまいち熱血できない バナージはブライトさんに修正されないのだろうか。「正しい戦争なんてない」の 裏にある、正しい、とはなにか。続きが気になる。

AUG.25.2016(THU)晴

 仕事して帰ってきて寝た。

AUG.24.2016(WED)晴

 仕事して帰ってきて寝た。

AUG.23.2016(TUE)晴

 朝から南紀白浜をうろうろ。千畳敷とか、海中展望台とか。千畳敷は想像以上に 凄かった。写真撮影し甲斐があるというか。和歌山城に行こうかなと思って市内に 戻ってきたけど、家族が電池切れだったので早々にフェリーに乗って帰って きたのだった。夏休みはこれにて終了。

AUG.22.2016(MON)晴

 早朝、南海フェリーに乗って和歌山まで。思えば大学生の頃を中心に、この フェリーには何度も何度も乗ってきたけど、車でフェリーに乗るのは生れてはじめて。 当たり前の顔をしてドライブスルー支払いをすませて乗船するも、妙な高揚感がある。 奥さんと息子は所在なげにしていたが自分は勝手知ったる、というところで早々に 寝っ転がって目覚めれば和歌山港。そのまま南下してアドベンチャーワールドへ。 暑い。

・アドベンチャーワールド、一度は行ってみたかった場所なので個人的には満足。 息子的にはもうパンダでもないなー、みたいな感じで、イルカのショー(すごい) とか見ても「早くホテルに行きたい」の一点張り。自分もそうだった様な…… とにかく暑くて、とても歩いて回る気力がわいてこない。 遊園地的なところでちょっと遊んでから早々に白浜古賀の井リゾート&スパへ。

・宿は「そうそう、これこれ」みたいな感じ。プールで泳いで、ベンチで寝転がって 秋っぽく夕暮れていく青空を眺めていると、しばし「生きている」という気持ちになる。 風呂に入って、夕食のビュッフェで家族全員身動きできなくなるまで食べる。うまい。

AUG.21.2016(SUN)晴

 明日から一泊二日で南紀白浜旅行、の準備と称して買い出しなどしていたら一日 終わるのだった。

AUG.20.2016(SAT)晴

 歯医者で知覚過敏治療(歯に電極を数分あてておしまい)終了。効果はあった、 ように思うが、うーん。気持ちの問題か。

AUG.19.2016(FRI)晴

 仕事して帰ってきて寝た。

AUG.18.2016(THU)晴

「千と千尋の神隠し」のモデルの1つにもなった積善館本館。 道後よりこっちがそうれっぽいな。いつか行ってみたい。

AUG.17.2016(WED)晴

 プライム会員は3か月無料だというのでまんまと Audible聞き始めた。よりにもよって最初に聞き始めたのが 貴志祐介「黒い家」で、これがもう止められない止まらない。いやー、嫌な、と 言ったらいいのか、面白かった、と言ったらいいのか、何とも曰く言い難い、ただ とてつもなく迫力のある作品だった。そうか、これが「ホラー」というものか、と 思い知らされる作品。確かに言われるだけのことは有る「傑作」には違いない。 主人公の、時として「なんでそうしちゃうの!?」というミスが読者の恐怖心を どんどん煽っていくのがあまりにも見事で、聞くのをやめられなかった。いやしかし 結局一番怖いのは人間、というやつで。この「犯人」が途中から「怖いキャラ」として ややキャラ立ちしてしまって、倒した時には「やれやれ」と思ったのだけど、 そのあとに(けっこうなボリュームで)続く「本当に”やれやれ”でいいのか? 相手は人間だぞ?」という問いかけ、そこから続くモラルハザード世紀への警鐘の 下りは、今こそリアルで恐ろしい。

AUG.16.2016(TUE)晴

 息子の夏休みの宿題に工作はないらしいのだけど、 100円ショップで自由研究見てるといろいろ作りたくなって仕方がない。 特に なんでもスピーカーはヤバい。もう本物じゃん。超やりたい。 スマホプロジェクターもいい。学研の科学の付録についてそうな。

AUG.15.2016(MON)晴

 娘の初盆につき仕事を休んで諸々。坊さんは風のように。自分は何も。

AUG.14.2016(SUN)晴

 リーベフラウで防衛隊集合。子供を入れると総勢16名、いつの間にやら大所帯だ。 肉を焼いて食いつつオッサンどもはシン・ゴジラ談義で盛り上がる。俺は4DXで見たぜ、 俺はIMAXで、それにしても○○は××だ、最初は怪獣プロレスだと思ったよね!などと ネタバレを意識せずにばんばん語り合える幸せよ。食いすぎて身動き取れなくなった ところで近くの運動公園まで移動してニャッキ氏のDJIファントムで子供たちの 激走を空撮。いったん解散後、夕方また銭湯で集まって汗を流す。やー、食った、 笑った。疲れた、楽しかった。春以降、どうしても「楽しい」と感じると自動的に 罪悪感が立ち上がってきていたのだけど、防衛隊のメンツと会って話をしているとき、 その罪悪感が薄れる。兎に角みんな今年も元気で集まれて何より。また集まろう。

AUG.13.2016(SAT)晴

 ちょっと高めのウヰスキーを飲みながら 岩男潤子/ディープ・パープル。 聴いてる。今飲み終わった。ほら俺元・岩男潤子になじられ隊じゃん。 じゃんって言われても。ああ、酔っ払いには懐メロ。ほかに何も。しいて言えば肴を。 勢いでまもるくん とか聞いてあーやっぱ谷山は安定して狂ってると思う。もーKEYとか見ちゃうぞー。 VHSで。酔っ払いだから。

AUG.12.2016(FRI)晴

 だいぶん前の記事だけど アイスランド伝説のLo-Fiおばあちゃん、S・ニールスドッティルのサウンドが素敵すぎる の楽曲が確かになんか来る。心に余裕、っつーか「隙間」があるときに聞くと ズァッと入ってくるんだよこの口笛が。カシオトーンが。音楽ってすごい。

AUG.11.2016(THU)晴

 山の日。そんなのいつからできたのかと思ったら今日からだった。サマーキャンプ から帰ってきた息子が「魔法陣グルグル」を黙々と読んでいる。クスリとも 笑ってないんだけどいいのか。

・図書館の児童書コーナーで借りた小松左京「空中都市008」を読む。これが初読 なんだけど、この未来の明るさは凄い。ただ夢物語なのでなく、1968年現在の科学 技術の延長線上に描かれた未来の確かな輪郭(非常に明瞭で、澄み切っている)に なんか泣けてしまう。確かに未来はこんな空気だった。こんな風が吹いていた。 自分の知っている21世紀はこんなふうだったよ。ラスト、月の展望台から地球を 眺めるシーンで胸にこみあげてくる何か、を、今の子供たちは同じように感じる 事ができるだろうか。

AUG.10.2016(WED)晴

 仕事して帰ってきて寝た。

AUG.09.2016(TUE)晴

 仕事して帰ってきてNスペ大アマゾン 「最後のイゾラド」見て寝た。相変わらずこれは現実なのか作りなのか、という ラインが意図的にぼかしてあるような印象を受ける。もちろん視聴者としては 全力で「現実である」と思いながら見ているので大変興味深くセンスオブワンダーな わけだけれども。途中カメラマンの服を欲しがる人々に決して服をわたさないあたり、 この人たちは繊細(か弱い)”異文化”を吟味せずに汚染してしまうことを恐れて いるのだ、と伝わってきて、そこが一番グッと来たのだった。

AUG.08.2016(MON)晴

 仕事して帰ってきて寝た。

AUG.07.2016(SUN)晴

 息子が明日からサマーキャンプに行くのでその準備の買い出しなど。昼飯に 突貫亭で食べた焼きそばにやややられる。 油とソースが自分には濃すぎた。うまいんだけど、これ白ご飯のおかずに食べる やつだな。今度はご飯も注文しよう。

AUG.06.2016(SAT)晴

 朝から3時間かけて愛媛まで出かけて、シネマサンシャインエミフルMASAKIの4DXで シン・ゴジラを見てきた。途中から涙で前が見えない感じに。4DXの水しぶきにまぎれて もうぼろぼろ泣いてしまった。 泣けたのはなんというか、各登場人物(日本人)の 「けなげさ」。こういう「現場で踏みとどまって頑張る日本人」というシンプルな 物語(幻想)が もう長らくリアリティをもって描けなくなっている中で、あの 兵站戦描写。 危機を前にして初めて見せる”本気を出す日本人”という夢。 ゴジラは昔から自衛隊映画ではあったのだけど、今回自衛隊の健気さにも泣けた。 武器も兵器も使うことを基本的に許されていない軍隊が(現状)本気を出せるのは 怪獣しかいない。そのことを物語を通じていやという程見せつける。

泣けたのは物語だけでなく、全編を包む同人フィルムテイスト。80〜90年代の 8mmフェステイスト。ゼネプロの「帰ってきたウルトラマン」から完全に地続きの、 「オリジナルが好きすぎてオリジナルを忠実になぞっていたら本物より本物っぽくなってしまった」感。 突飛なことはなにもせず、既存のゴジラの枠組みからは一歩も 出てない(いつもゴジラに虐げられている在来線がまさかの逆襲をする下り以外は) んだけど、ものすごく突き抜けてしまっている、という、まあ「いつものやつ」。 スタッフロールを見ていて、こんなにも同人的なフィルムを作るのに これだけの参加があったのだ、と思うとき、「ああ、よかったねえ、HIDE&シンディー」と。 なんかこう、NHKでやってるロボコンの番組を見ていて気づいたら泣いてた、みたいな感じ。 このへんの色々がいあいまって、気が付いたら泣いてた。 上映後スタンディングオベーションが起こらないのが不思議だった。 映画として完成度が、とかそう話じゃない。 「ゴジラという特撮映画」のイデアに向けて、忠実にその形を再現しようとした そのブレなさ、信仰心の強さにただただ打たれたのだった。

松山でラーメン食べて、しばらくポケGoしてからまた3時間かけて帰宅。帰宅してから 神戸にも4DXシアターあるじゃん!と気づいて愕然とする。あー。でも愛媛は 結構好きなのでよし。

AUG.05.2016(FRI)晴

 仕事して帰ってきて寝た。

AUG.04.2016(THU)晴

 仕事して帰ってきて寝た。

AUG.03.2016(WED)晴

 仕事して帰ってきて寝た。

AUG.02.2016(TUE)晴

 仕事して帰ってきて寝た。

AUG.01.2016(MON)晴

 仕事して帰りに港近くの公園(ポケストップがいっぱいある)に立ち寄ってみた ところ、22時頃だったにもかかわらずスマホをもってうろうろしている人たちが いっぱいいた。多分おそらくポケGO民。こんな時間に少年たちがスマホ片手に 駆け抜けていくのは一種異様な高揚感あり。これはなんかすごいな。こういうのに SoWを感じないと。当たり前に感じちゃうのは勿体ない。


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