松尾公也氏の連載「立ちどまるよふりむくよ」がしみじみといい。しみじみといい、 の一言で片付けられない遣る瀬無さに満ちていて、生きるという事の重みを 思い出させる。過去は戻らない。GooglePhotosの中に一生見返すことができない程の 写真と動画が上がっていても、もうそこには戻れない。日々に追われて、はたと 気づけばこんなところに居る。オッサンになると時間の経過が早い（曰く 「爪が伸びるのが早くなる」）。毎日を大切にしたくてもできない。ダラダラと 続く刺激に反応しているだけで時間はどんどん過ぎていく。その場その場では 必死に捌いているけど、大局的に見たとき、何もしていない。立ち止まるな 弱音を吐くな夢をあきらめるなと古人は言ったが、自分も40代、立ち止まって 振り向く時間が必要なのだ。わかってはいる。できないだけで。
・先日とうとう ScanSnap と 裁断機 を買ってしまった。ここ7〜8年続けている、10〜20代の自分がため込んだ「モノ」 のデジタル化がいよいよ本戦に入ってきた、という感じか。カセットテープの デジタル化、VHSテープのMP4化、が一段落した今、また週末を（これまでも、 そして恐らくこれからも二度と参照することのない）過去の遺物との対面に捧げる ことになるのか、と思うと、暗澹たる気持ちにならないではない。捨てられずに 箱いっぱいにとってあった演劇のチラシとか、全部PDFにして捨てた。Flashの ActionScriptの本とかも4〜5冊。マンガとか小説とかは、今は無理だなぁ。気分的に。 多分これは何年もかかる作業になる。嗚呼。
・自分は思い出すだけの過去も持ち合わせていない。ただ出来合いのものを 消費してきただけだ。もう少し自分の言葉で喋り、自分の脳で考え、自分の手を 動かして世界の形をとらえ直したい。がんばれ俺。
・ ウィザードリィの呪文名に関しての誤解と由来についての真説。 Wizardryの元ネタゲームがあったという。1977年にPLATO上のオンラインゲーム として誕生した『Oubliette(ウブリエット)』の話。そもそもPLATOを初めて 知った。とても興味深い。何者にも歴史あり、だ。
あつい。先日雑貨屋の店先で見かけた このハンモック が欲しくて仕方ない。置くとこないけどなぁ。
どうもぼんやりとしている。このままではいずれ近いうちに大怪我をする。
近所の8710中古車センター跡地に突如として現れたコニーアイランドの一夜座ならぬ サーカスのテントに奥さんと息子と甥っ子たちとで見に行ってきた。とてもサーカス サーカスしたサーカス。団員は東欧っぽい人たち。火吹き男に空中ブランコ。
なんか色々煮詰まってしまって、近所の喫茶店でガス抜き、もできないまま湿気に やられて一日ぐったりと過ごす。息子はひたすらマインクラフトしていた。夜甥っ子 たちが泊まりに来てまた大騒ぎ。
本屋で「プリニウス4」「げんしけん20」「コトノバドライブ3」 「TOKYO TRIBE WARU(1)」を購入。ほくほく。
げんしけん20 正直読み進むのがつらい。自分が乗れてない。もう読むの止めようかなぁ、と 思うのと、いやでもここでやめてまた神展開がきたら、というのとで頑張って 読み切った。うーん。これは、ごめん、わからん。たぶん自分がこの手の集団 イベント（サークル合宿とかいう）に参加したことがほとんどなくて、それが原因で 感情移入できないんだと思う。うーん。
コトノバドライブ3 なんつーかスゲー。もうギリギリだとおもう。マンガとしてギリギリ。基本何もない。 それでも1,2巻に比べればすーちゃんのキャラクターに厚みが出てきた。いや、 自分は、こういうの（なにもない）大好物なんで。
プリニウス4 とり氏とヤマザキ氏がSession22に出てて、ああ、もう新刊出てたのか、 と本屋で確保。相変わらずの融合感。もうほんとに秘技生物都市！といった感じだ。 しかし半魚人の存在感。ただ作者が作品自身を語るのは正直あまり得意ではない （ここはこのような意図で描いた、といったことを説明されるのは苦手）ので、 ラジオを聞いてしまったのはちょっと失敗だったかな、という気分。巻末対談とかも。 漫画に集中させてくれ、と思う。
TOKYO TRIBE WARU1 ヨースケ山の振り切った造形がとても良い。流れる雰囲気の”厚み”みたいなのもTT2を 思い出させる。ペニーズでおっさんトークを始める海達を見るのは正直なんというか 衝撃だったんだけど、何だろうこれ、悪くはない、悪くはないぞ！という感じ、やっぱり 彼らの等身大っぽさは救いだ。個人的には「そうそう、こういうのが読みたかった」という 感じで、買って損なし。
今更だけどOSX、いや、もう、macOSか、でVagrantで環境作るのが便利。あんまり 便利で怖い（依存しないようにしないと、廃れたら厳しい）ので依存しすぎない ようにしたい。
昔の同僚が某技術者試験に（何度目かの挑戦で）合格して、自分も過去に受験して 全く歯が立たなかった（ので勉強をやめた）のを思い出して一人敗北感。俺は一体 このn年何をしていたのだ……！畜生俺だって、今に見てろ、といつもの奴を金麦で 呑み込んで眠る。どうせ何もしないんだろ。お前の人生だ。好きに生きろ。
帰宅して寝る前の息子に「シュナの旅」後半読み聞かせる。やっぱこの話、後半が （エンタメとしては）弱いよな。いい話なんだけど。未来少年コナンでいうと、中盤 ハイハーバーに戻って（人間関係は面倒くさいけど）なんとか幸せに暮らしました （原作）、では物足りなくて、もう一回インダストリアに行っちゃう、ギガント 飛ばしちゃう、羽の上走っちゃう、的なのが必要だ。
朝寝過ごして弁当を作る暇がなかったので、昼食をきたじま食堂で。実はこの 「○○食堂」っていうの、よく見るけど初めて入った。チェーン名称は 「まいどおおきに食堂」っていうのね。 色々取ってご飯大で清算して「うわあ なんだか凄いことになっちゃったぞ」あたりから ひとしきり脳内松重ゴローにまかせて「正解だ」だのなんだのと脳内で つぶやきつつ平らげる。もうこの脳内ゴローのナレーション無しでは一人飯は不可能。 しかし正直もう少し煮物の種類が欲しい。理想は佐那河内の「一休茶屋」の煮物とか おひたしとかばっかりの昼食。無性にあれが食べたい。
・眠れない息子に「シュナの旅」を読み聞かせる。追手を崖下に追い落として 月が頭上を過ぎるまで。続きはまた明日。
父の日用に、リカーショップに出かけて海外のビールを適当に買い込んでくる。 湿気と疲労で買い物に行っただけで体力のゲージがEを指している。息子の要望で マクドナルドに行って”裏メニュー”を食べる。うまい。クーラーが効いてる 空間にいるだけで元気になってくる。湿気怖い。
昨夜こちら のレシピを参考にして豚コマチャーシューを作っておいたのだけど、”常備菜”とか いうやつはたいてい常備される前に食べつくしてしまうよなぁ、と、食べつくしてから 思う。食べつくしたのでまた豚コマを買ってきて作るのだった。
息子が「坂本ですが？」を延々と見ている。坂本君すごい！みたいな感じ。あと ジョジョも見てる模様。こういう「怖いやつ」ももう平気で見るようになったなぁ。 トニオの店より 薬菜飯店に行きたい派。青娘は兎も角黒い液体をドバドバ出したい。
なんか怠い。季節の変わり目というやつかそれとも湿気か。
今日もいい天気。仕事して帰ってきて寝た。特記事項としては昼食に食べた ファミマのカレーパンが何事かっていう位外れだったことくらい。安い油の味。
msiの ランドセルPC見てるとホゲマンを思い出さずにはいられない。ホゲマン （歩行ゲームマシン）、であぁアレね、ってなる人どれくらいいるんだろう。
仕事して帰ってきて寝た。やたらと眠い。
・Windows10強制アップグレード問題については「そういうことが巷の話題になる」 こと自体、PCってもう”みんなのもの”なんだよなぁと。80年代パソコン少年と しては、あのキラキラしてた（はずの）未来が既にここにある、という事に焦りを 感じる。次の”キラキラした未来”がどこにあるのか。できれば体力・気力が 残っているうちにシンギュラリって欲しいものだけど。
雨。こんな日は片付けだ、と、床に積みあがった漫画本を片付けるべく、久々に いれと庫を コーナン（ホームセンター）に買い出しに行く。このいれと庫、1個800〜1000円と100均 プラ商品感覚からするとかなり高いんだけど、この手の商品の中では珍しく、もう10年位 形状が変わらないで売られ続けているのが信頼性高くて、つい買ってしまう。何個も 買い込んで帰宅してどんどんしまっちゃうのだった。
・Nスぺ大アマゾン「 第３集 緑の魔境に幻の巨大ザルを追う」モノス！つっかい棒！あふれんばかりの UMA感！これだ！！この水曜スペシャルフォーマット！深い意味もなく洞窟に入ったり、 ”取材班”が全身虫に刺されたり、結局肝心の巨大猿は見つからないけど珍しい動物の 撮影に成功したり、もう徹頭徹尾”本気の水曜スペシャル”。松田龍平のナレーションも 本気度が高くて素晴らしい。ノリは水曜スペシャルなのに映像は本物とか大変ズルい。 ヒゲサキという衝撃のアルベルトみたいな髪型の猿がおしゃれ。いやー、しかしこの面白さ、 オッサン世代以外に伝わるのだろうか。とにかくメタに素晴らしかった。モノス （モノ・グランデ）の猿流円月殺法を確認するため思わず 唐沢なをきの幻獣事典を掘り出してしまうレベル。
車の保険更新。22万キロ超えてまだ乗るか＞Logo。乗ります。息子の体操服を 買ったり、ニトリでホワイトボードを買ったり。そのまま勢いでゆめタウンまで行って ユニクロで服買って帰りに焼肉きんぐで食べ放題。うーん、確かにおなか一杯には なったけど……という感じ。賑やかなのはいいんだけど、周囲の兄貴たちの迫力に ちょっと圧倒されてしまった。前々から一度行ってみたかったので、個人的には満足。
・行帰りの車の中で、息子がひたすらマインクラフトのMODの話（Youtubeで見たと 思われる。一時ひどかったのでYoutubeは禁止したのだけど、隠れて親父のPCとかで 観ている模様）を延々していて、結構キツめに「つまらん！お前の話はつまらん！」と 秀治的にやってしまって後悔しきり。自分がかつて親に「このアニメがすごい！」 みたいな話をして「うるさい、そんなことより勉強しろ」と返されていた理由が 今になってわかる。あー。
仕事して帰ってきて皿洗って寝た。なんかやる気が出ない。
仕事して帰ってきて「ドリフターズ５」読んで寝た。 ドリフはこの新刊のために１〜４を読み返した所だったのだけど、やっぱ面白いね。 期待通り、期待以上に面白い。あぁ、マンガ読むの楽しい、と思える。今回のメイン キャラあんま知らないんだけど、それでも。
仕事して帰ってきて寝た。TBSラジオクラウド、正直困ったねこれ……という感じ。 Podcastの便利さに慣れ切っていた。
徹夜で仕事して昼過ぎまで。力尽きて帰ってきてちょっと寝て夕方起きて息子を 塾に送って行って市役所に行って長らく放置していたマイナンバーカードをゲット。 雨上がりの夕方、結構派手な虹が出ていて、陸橋の上でしばし見とれる。
久々に徹夜仕事。病み上がりにはちときつい。わたわたと。
・ “解凍”と呼ぶのはおっさんだけ？ Twitterで“解凍”派と“展開”派の争いが勃発。 えー、今時解凍なんて使わないよねー、展開だよねー、などと思いながらメールで 「解凍してご確認ください」とか打っている自分に本気で恐怖する。ああ、解凍だめか。 解凍はあかんのか。またこうして対自分言葉狩りが始まる。了解、じゃなくて、承知 いたしました。
まだ体中痛くてたまらない。カバネリは例のアニサマ登場まで。なんかまたこういう やつ出てきたな、的な。手長足長的なカバネ戦法は今後の組み合わせに期待。
全身のビリビリがひどくて終日寝込む。寝たり起きたりを繰り返し、何をする気力も 沸いてこない、まさに病人の一日、という感じだった。
・神林長平「 だれの息子でもない」読了。うーん、何だろう、ほのぼの親子ドラマ。 アバターと呼ばれるネット上の疑似人格、死後も生き続ける親父の仮想人格、とか 自体は帝王の殻（PUB）から変わらぬ感じだけど、より「ありそう」な感じにも 思える。アバター人格とリアル人格の行ったり来たりは映像的には面白いけど 正直ピンとは来なかった。ただひたすらに酒と温泉。安曇平の観光気分はなかなかで、 しゃくなげ荘 には一度行ってみなければ、と思ったほど。いつか行く。そして ビタミンちくわ を食う。あと上司のぽっちゃりで可愛らしい感じには正直打たれた。なんか 描写がやたらかわいい。花柄のワンピースとか。神林ヒロインにここまで魅力を 感じたのは初めてかもしれない。もう火星まではいけなくても、おっさんにはこの ぐらいがちょうどいい。いい塩梅だった。ホント、いつか安曇野を旅してみたい。 ボンヤリと。長野はSF大会で行ったよなー。これが歌えないと長野では生きて いけないと、いきなり信濃の国を覚えるまで歌わされた記憶。今でも少し歌えるよ。
なんとか出社。なんか汗がドバドバ出る。口内炎もひどい。はー。
結局また39度の熱にうなされて一日のたうち回る羽目に。もう一度医者に行って やっぱり「治りかけの風邪」と診断されて薬で追い払われる。寝るしかない。
なんとか出社。月初の請求処理などを力の限り。早々に力尽きて死にそうに なったので這いずって帰宅して食べて寝た。夜再び39度の発熱。散歩コースにある 神社に封じられていた邪神をよみがえらせてしまったような予感に震える。 寝ながら諸星大二郎とか魔法使いの娘とか読んじゃだめだな。