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古日記 2013年11月


七五三と忘年会篇。


NOV.30.2013(SAT)

 子守の日。夜仕事から帰ってきた奥さんを連れて、スーパー銭湯へ。風呂あがりの 将棋で、息子の将棋力が上がっていることに衝撃を受ける。ゲームに鍛えられてる。 もうすぐ負けてしまいそうだ。


NOV.29.2013(FRI)

 坂村健と姜尚中に笑顔で追いつめられる夢を見た。つらい。

・奥さんと最近のSNS界隈の話をしていると、驚くほどかみ合わない。奥さん的には twitterはすっかり終わっててみんなFacebookでしょ、あと本音はまだまだmixi、と いう感じ。自分的にはtwitter最強、tumblrは相変わらず、Facebookは縁遠い人たちの 宴会画像が時々流れてくる謎のサービスであり、mixiはもう完全に誰もいないゴースト タウン、という感じ。人によって世界は全く違って見える。

・アイソン彗星こわれちゃったのかー。アイソン…… アイノウディスワールドイズキリングユー。それはアリソン。


NOV.28.2013(THU)

 車のヘッドライトが切れてたので大昔に買ったまま保管してたH4Uを、記憶を頼りに 掘り出して装着する朝。どこにしまったか、とか、覚えてるもんだなぁ。

・Evernoteから、先日流出したAdobeアカウントの一覧にあなたのアドレスがあったんで 連絡しましたよ、みたいなメールが来てた。世界が生体認証で満ちればいい。


NOV.27.2013(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。

・青春アドベンチャー 「シュレミールと小さな潜水艦」聴き終わる。かわいい話。意外性はなく、スッと終わる。 もう少し毒があっても、とは思う。原作は斉藤<ルドルフとイッパイアッテナ>洋なのね。 そりゃ猫もしゃべるか。


NOV.26.2013(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。

プ〜ねこの5巻が今月末発売と聞いて1巻から読み返している今日この頃。 ぽちょむきんとかもたまに読み返すけど、結局プ〜ねこばっかり読んでるなぁ。 スーパーで買い物するたびにサッカー列伝を思い出すクラスタ。


NOV.25.2013(MON)

 大雨。仕事して帰ってきて寝た。

・青春アドベンチャー 「僕たちの宇宙船」聴き終わる。あらすじ通りの展開、あらすじから想像できる 範囲の物語。でも、スゲー面白かった。面白かった、という言葉では伝わらない、 「すごいものに出会った」感。ここ数年の青アドの中で、最高といえる出来の良さ。 他の小説などからの「ドラマ化」ではなく、ラジオドラマのために書かれた脚本だろう と想像する。この、作品世界で閉じていながら、開けていく感じ、それでもやっぱり 強烈な箱庭感のある「完璧」な感じは、昔シャトナーの舞台を見てた時に感じた、 「崇高なもの」に近い、背筋がスーっとする様なものだった。


NOV.24.2013(SUN)

 地域の敬老イベントで息子がダンスをするというので連れて行く。前回踊れなかった こともあり、今回は「うまくできたらWiiのソフトを買ってやる」という約束で。 現金なもので、シャキシャキ踊って「やくそくだからね!」と結局マリオカートを 買うはめに。調べて知ったけど、中古も新品とほとんど値段かわんないのね> マリオカート。2008年のソフトだというのに。すごいな。阿南の古本屋で買って 帰って早速遊ぶ。奥さん曰く「あんたが欲しかったんでしょ」ご明察。

・昨日買った ブルームーン、ベルギービールっぽくて超うまい!んだけど、結構高かった。 調べたら市価よりかなり高めだったらしくて、うーん。でも良い物を知ったので、 これはこれでまた個人的に買ってみよう。

赤ずきんチャチャN 1、買わねば。


NOV.23.2013(SAT)

 朝から近所の神社で息子の七五三参り。一旦帰宅して着替えてから、昨日開店したと いう、競輪場近くのパン屋、 小麦屋に行って、こぶりなパンをいくつかと、レバーのパテのサンドイッチや ホットドッグなどを買って、小松島港でやってたうまいもん祭の会場に。ご当地 ヒーローショーの音をBGMに海を眺めながらぱくつく。レバーのパテの塩気と旨味に 一瞬時を忘れる。超うまい。また絶対買う。屋台の珈琲も美味なり。息子を 「ポンスター」のバルーンで遊ばせてから、奥さんの希望で大麻比古神社へ。境内を ウロウロしてからゆめタウンでユニクロの安売りに参戦しようと思ったけど、 レジ待ちの列が日劇七回り半の勢いで伸びていたので諦める。奥さんが買いまわり している間、息子とゲームセンターで時間をつぶす。いつの間にかレースゲーム (マリオカートのアーケード台)を普通にプレイできる様になっていて驚く。

・夜、両国橋近くの飲み屋で昔の会社の忘年会。先日製造系の部署も閉鎖になり、 親会社のホームページの関連会社一覧からも名前は消え、「完全に」つぶれた。 その製造系の人達も交えた大忘年会となった。大学生の終わり頃(この日記の 最初の頃)製造系の部署で一瞬だけアルバイトをしていたのだけど、その頃の面子が 自分のことを覚えてくれていて、色々と懐かしがってくれる。自分も懐かしくて、 わー皆さんお元気そうで!!と盛り上がる。嬉しいは嬉しいんだけど、妙な気持ち。 アルバイトしてたのはせいぜい数週間。なのに「その後」の十数年が、まるで空白の 時間みたいに思える。結局正社員として入社してから会社が潰れるまで、「派遣先」で 仕事してたわけで、一緒に仕事した上司も部下も、結局はよその会社の人だった。 あー、「派遣」だったんだなぁ、自分の帰属意識はあの製造ラインにあったんだなぁ、 と今更ながらに思う。

・文系大学生(ほぼ引きこもり)という軟弱そのものの状態から、いきなり見知らぬ 土地の掘っ立て小屋みたいな工場(実際その後速攻で更地になった)での立ちっぱなし ライン作業、それも毎日深夜まで。怒鳴られ、どやされ、クズ扱いされて (実際クズだったのでしょうがない。例えばラインが止まってる時にこれみよがしに ハードカバーの本を読んでる、とか)ああ、これが一生続くのか、もう辞める、 ここはダメだ(そのころブラックという言葉はなかった)、いまならまだ間に合う、 やめよう、でも辞めても仕事は見つからないし……とか暗澹たる気持ちでばびっとの 「DAIJO-BU」を百万回くらい聞いていたのを昨日のことの様に思い出す、んだけど、 ああ、記憶の防衛機制というのは本当に恐ろしいものだ。

・当時めっちゃ怖い(体育会系的に)先輩社員だった某氏に一番に挨拶に行って、 ビビらずに話が出来て、ああ、俺、成長した、成長したよ!と思ったりは、したね。 それでよし、ということにするよ。

・もちろん製造系だけじゃなくて情報系の人たちも沢山来てた。若手のスマホアプリ屋 (を自称する人)と飲んでいて、えっ、アプリのランキングなんて操作できるの? とビックリされてビックリ。所謂ブーストについて説明したけど、そもそもリワード 広告とかの概念が伝わらない。というか、あからさまに怪しんでる。確かに自分も 最初聞いたときは「どうなのそれ!」と思ったけども。とりあえずポイントアプリを いくつか紹介しておく。もう全盛期は過ぎているという噂で、リワード広告業界も 以前のヤクザ感は薄れて、「まとも」になった様に見える。たぶんこの仕組みを 考えた人たちは、「次」をもう試したりしてるんだろうなぁ。 効率良いブースト広告での上位の狙い方とか、まあいろいろ。ていうかもう自分は それどころではなく0.5秒に1回位の頻度でヘイ・デイを起動しては麦を刈り取ったり 豚をベーコンにしたりしているわけですが。クラッシュオブクランズで人生を破壊 されて「もうだめだ!」とアプリをアンインストールした過去をもう忘れたのか。 忘れました。もうだめだ。


NOV.22.2013(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.21.2013(THU)

 仕事して帰ってきて深夜まで仕事して寝た。


NOV.20.2013(WED)

 奥さん調子悪いとのことで早めに上がる。帰りに10何年かぶりのスーパーに寄って 買物。地元民みたいな顔で普通に買い物しながら、見知らぬ他人の生活ごっこ、 みたいなのをちょっと楽しむ。オルタナティブな人生、をいつも求めてる気がする。


NOV.19.2013(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.18.2013(MON)

 久々によく寝たからか、世界が鮮やかに見えて困る一日。正直気が散って仕事に ならない程。いつもくらいのボンクラ状態がいい。今はもうボンクラなので大丈夫。

ゲーム業界各社決算まとめ - 2013年秋信長のくだりが好き。そして相変わらず キレたいいまとめ。この「なんかわかった気持ちになる」のが楽しい。


NOV.17.2013(SUN)晴後曇

 西松屋で子供の服を買って、モスバでライスバーガー鯖味噌を食べて鯖味噌煮定食 の方が満足度高いよな……と当たり前のことを思うなど。遊びに来た甥っ子たちと 息子を公園で遊ばせてたら、雨が降ってきたので慌てて帰宅。あとはもう大騒ぎ。

・tumblrで見た模造紙の由来、というのが面白かった。 名称の由来は"Simili Japanese vellum"(意味:日本の上質皮紙を模した紙)。 ”すでに何かの真似ではないにもかかわらず名前は以前のまま「模造」紙と 呼称している。”とかいう話。知らなかったなー。個人的には、模型とかを作る ための紙、かと思ってた。


NOV.16.2013(SAT)

 息子の七五三の写真を撮りに近所の写真館へ。一生懸命笑わせてくれて、いい感じの 写真が撮れたとは思うけど、3時間近い長丁場で家族一同ヘロヘロ。買い出しする体力も なくて帰宅してありあわせの食材で夕食。ぐったり……

3DMark生誕15周年で3DMark99以降の全バージョンが公開に。こっちが 特設サイト。 なつい。


NOV.15.2013(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.14.2013(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.13.2013(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.12.2013(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.11.2013(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.10.2013(SUN)

 午前中は持ち帰りの仕事を片付けるなど。午後買い出しに出て一日終了。ちょっと どうなの、という週末だったけど、まあ、近頃の週末ってのはそんなもの。

「DHC」とは「大学翻訳センター(Daigaku Honyaku Center)」のことである。 そうなんだ〜へぇ〜的な。面白いな。


NOV.09.2013(SAT)

 早朝に目が覚めて某氏のブログに反応しようと古典のテキストを掘り返すも 該当の記述が見つからず。息子を連れて近所の公園に行ったり電気屋に行って裸電球を 買ったり。ケーズデンキで、普通の白熱球がものすごい隅っこに数個だけ置いてある、 という状態にちょっとビビる。あとは全部蛍光電球かLED電球。wikipediaによれば 白熱電球の生産は法律で禁止されていくトレンドだそう。全然知らなかった。 「裸電球」がなくなる前に買っといたほうがいいのかもなぁ。あとは 時間つぶしにHDDに録画されてた「おさるのジョージ」を久々に連続で見てたけど、 新作が増えててうれしい。面白いんだよね。あとこれも久々にPS2を掘り出して 遊んでみたら、どのソフトでも一定時間経過するとハングする様になっててがっくり。 知らないうちにソニータイマー発症してた感。PSのソフトは安定して動くので、 もはやPS専用機として余生を過ごすしかないのか。そんなことを考えつつ 息子の自転車遊びにつきあったりして一日終わるのだった。


NOV.08.2013(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.07.2013(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

小川麻衣子「ひとりぼっちの地球侵略 4」読了。
このか細い、かそけき幸福。

地方都市のさらに奥、誰にも踏み込めない空き地に放置された廃バスの、その
秘密基地の中で、宇宙人(今は女の子の姿をしている)と少年が静かに
笑っている様な。

一読してわかるのは、この漫画はまず「大鳥先輩」という、
”わりと一人ぼっち気味なカワイイ不思議ちゃん”の「破天荒女子」キャラありき、で
そのキャラをどこまで愛でられるか、を主眼にキャラと物語が配置されているな、
ということ。

作者のインタビュー
を読むと、それはかなり意図されたものであり、大鳥先輩を「女の子」のままで
保管するために、ボーイ・ミーツ・ガールの少年は年下の生真面目な男子を配置して
恋愛には発展させないようにしている、また(ハルヒにおけるキョンの様に)
「やれやれ」で付き合う男子でもダメだ、と言っていたのが結構印象的だった。
なるほど。

キャラクター達がキャッキャ動いているのが好きな向きには
結構強くおすすめしたい。

ただ、正直、おっさんとなった身には、彼らの日々は、まぶしすぎる……
自分に向けて描かれた漫画ではないな、という感じ。
自己を投影するキャラが居ないので、世界に踏み込めない(この世界に
ダメ人間は居ない)。

それはもう、単に、年をとったから、というだけのことなんだろうけども。

最近こんな感想(面白い、けど、これは俺向けではないな……)
しか持てない気がする。なんというか、切ないものだ。

NOV.06.2013(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.05.2013(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.04.2013(MON)

 奥さん勉強会につき、息子と文化の森の化石展を見たり(アンケート用紙に 「あんもないと」と一生懸命書いていた)ショッピングモールの子供遊園地みたいな ところで遊んだりして帰宅。夜息子がどうしても銭湯に行きたい、という。聞けば 「きょうはいい日だから!」という。自分の望みがなんでも叶う日なのだ、今日は 特別なのだ、という意味の様で、昨日強く叱った手前、ムチに対するアメとしては いささか過ぎる気もしたけど、脳内に槇原敬之の Happy Endingが流れ出してきてもうダメ。これまで行こう行こうとおもって 行かなかった某所の銭湯に連れて行って、一日は終わった。息子は 「今日はいい日だった」としきりに言っていた。なら、よし。


NOV.03.2013(SUN)雨・曇

 地元商店街の祭りで息子がダンスを発表するというので連れて行く。途中まで 友達とキャーキャー遊んでいたのに、いざステージに上がる、という段になって 「はずかしい〜」と。自意識が芽生えてきたのか。自分も同じ性格だった(今も)ので 人前でダンスとか絶対ありえない!というその気持はよく分かる。わかるが、そこを 押してなんとか踊りきるという経験を経ないと一生そのままだぞ!と言い聞かせるも、 全くダメ。これは結構重症だ。でもここで甘えさせるのはダメだな、と思って、 ちょっと強めに(久々にギャン泣きするまで)叱る。子供を叱るのはつらい。

・午後はまた妹家族が遊びに来たので、息子は従兄弟たちと遊んでケロッとしている。 やれやれ。12ヶ月点検に出していた車を引き取って、その足でユニクロに行って いろいろ買い出し。本屋で「ひとりぼっちの地球侵略」4巻まで買い込む。 大鳥先輩の「謎のお姉さん」というキャラ造形に太刀打ちできる男子がいるとは 到底思えない。あと大奥10巻は表紙がいきなり大団円みたいなので完結したのかと 思ったり。

・夜、ニコニコ生放送の舞台版銀英伝を「うわーピスタチオみてぇ〜」と楽しむ。 でも途中から複雑な物語展開(を舞台でやる無理やりさ)にどうしても気持ちがついて いかなくて、退場。劇場で見たら、また全然違ったんだろうけど。


NOV.02.2013(SAT)

 色々と空回りの日。それでもいい。腰が痛くない、というそれだけで、どんな曇天も どんな段取りミスも全く響かない。世界は輝きに満ちている。それだけこの一週間は 暗闇の中だった、ということでもある。夜、浮かれ気分の余勢をかって秘蔵の酒を 並べて「ポリスアカデミー」を見る。初見。「ポリアカもの」と称される小説は結構 読んできたけど、その根っこを見るのはこれが初めて。そのくだらなさに笑うよりは、 ただひたすらに「やっと出会えた」という気持ちが大きい。あえて自分から見ようと 思う映画ではないので、たまたま映画ジャンルで録画されていたのを見る、という 出会いが最近妙に面白い。横で奥さんがゲラゲラ笑ってたので、今でもツボな人には ツボなんだろう。昔のアメリカ映画ってこんなだったよなぁ。


NOV.01.2013(FRI)

 仕事して飲み会に出てしこたま飲んで帰ってきて寝た。


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