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古日記 2013年10月


10年ぶりのぎっくり腰篇。


OCT.31.2013(THU)不明

 仕事して帰ってきて寝た。腰痛はかなりマシになっている。


OCT.30.2013(WED)不明

 仕事して帰ってきて寝た。


OCT.29.2013(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


OCT.28.2013(MON)

 目覚めて「あっ、これはもうだめだ」とわかる状態。腰がバキバキに固まっている。 腰に手を当てて痛みを押さえ込みながら、昨日買ったバンテリンの サポーター を腰にバシッと決めるとなんとなくスッと立てる。お、いけるんじゃね、と感じつつも 会社に遅刻の連絡を入れて、職場近くの総合病院に。1時間くらい運転して到着、 駐車場に華麗に降り立っ……立てない!動けない!猛烈な痛みと格闘しつつ、駐車場 から病院までのわずか10数メートルの無限とも思える距離をジリジリと移動。受付で 「あー整形外科ですね1時間以上待ちですけどいいですか」とか言われても、もう俺は ここからどこへも旅立てないもう戻れないもう帰れない太陽の牙ダグラム。おまけに 保険証が財布の中にない!!死ぬ!!奥さんに泣きを入れて保険証持ってきてもらう 間にレントゲン写真とか。曰く急性腰痛、つまりぎっくり腰。「加齢に伴う筋力低下。 (座り)仕事と体重を減らせ」とのこと。判で押したような診断。痛み止めと湿布を もらってそのまま夜中まで仕事。きつい。

NICT で開発した耐負荷・耐クラッキング・高精度・高信頼なハードウェア(FPGA)時刻同期サーバー 時刻サーバはNICT内に設置され、 日本標準時に直結しています(stratum 1)。 その時刻精度は日本標準時と10ナノ秒以内、 処理能力は毎秒100万リクエスト以上の 性能を有しています、とのこと。なんとなく遊び用のntpサーバにntp.nict.jp使うの 躊躇してたけど(”中央”に直接聴くのは失礼、みたいな感覚)、なんぼでも来いや! という事みたいなので安心。

・録画したままだったBS世界のドキュメンタリー アノニマス 〜“ハッカー”たちの生態〜を見る。ふたばクローンの4chanの/b/ (いわく「ニヒルでふざけた連中」から全てが始まったのだ、という語り。つまり 「アノニマス」は「としあき」であり、そもそもの根っこの部分は同じだった、のだ。 途中までは。そこから人種差別主義者のサイトをDDosで落とし、宅配ピザを送り つけることで差別主義者を表舞台から引きずり下ろしたあたりで、「アノニマス」と 「としあき」は決定的に生き方を変えてしまっている。サイエントロジー潰しに 燃え上がり、「我々は軍団だ」というビデオと、例のガイ・フォークスの面で 「ママが用意した地下室」のラジオシャックから路上に出たアノニマスの多くは、 そのデモを機に初めての性体験(!)をしている、とかいうのがもう象徴的で。 「あの活動がなければ、彼らはまだ童貞だったでしょう」。中東の独裁政権打倒の ために暗躍したり、ウィキリークスを支援したり、もうそこには「としあき」の 姿はない。これは、英語が事実上の世界共通語だから、ってのも大きいんじゃ ないかと思う。日本のとしあき達が必要以上に「活動」しないのは、その役割を 2chが担っていたこと以上に、言語が日本語という、極めて閉鎖的な環境(海外の 活性の高い連中の流入しない島国社会)が大きいんだろうな、と思う。にしても 一時期の虹裏、にじネタにあった「やばい」空気を今懐かしく思い出している。 あらゆるゲテモノが煮詰まった、ダメ人間のダメ人間によるダメ人間のための悪趣味の 限りを尽くした見世物の楽園が確かに有った。悪夢の様な天国だった、というか。 あの「場」の一種神聖さに近い、深遠な感じ。定時キャラが跳梁跋扈していた時代の 空気を、今説明するのは難しい。


OCT.27.2013(SUN)

 腰痛去らず。むしろピークに達している。午前中はそれでもまだ息子の自転車と 競争できるくらいの痛みだったんだけど、買い出しに出た後、激しく悪化。車の中で 長時間窮屈な姿勢をとっていたせいか、腰を伸ばそうとするともう動けない。脳の半分 位が「痛みを軽減する姿勢」を維持することに使われて、世界を認識する能力が 思い切り低下、「痛みで頭が真っ白」というやつか。要はモノが考えられない状態に。 健康を失うとまともにモノも考えられなくなるのだ、と実感するとき、自分はどこまで 「自分」でいられるものかと思う。

衛藤ヒロユキ「魔法陣グルグル2 (1)」/スクウェア・エニックス/2013/7/22
「舞勇伝キタキタ」があったので10年ぶりの復活!という感じでもない。
お、君たちまた来たね、みたいな気分で読み始める。

正直自分の老い腐りきった感性でどこまで「ギャグファンタジー」を楽しめるものか、
何かを感じることができるだろうか、ととビクビクしながら読み始めたんだけど。

あっ……ヤバい、ヤバいぞなんか、と思いながらページをめくり、p107のククリの
心の声のくだりにガッツーーーンとやられる。恥ずかしさと誇らしさとドキドキと
ときめき、みたいなもの、もう失って久しい、「確かに思い出せるけど、もう二度と
感じることはできない」と思っていた感覚が、ぶわーーっと押し寄せてきて、
「ぐはっ」と呻いて突っ伏してしまう。突っ伏さざるを得ない。やっぱニケとククリの
コンビは強烈だ。あまりのことにクラクラしてしまう。

とにかくかわいい。
ククリの「女の子」の可愛さ表現はなんというか猛毒。致死量。
最終頁でみつあみを解いたククリの表情(その間!)に再度「ぐふっ」と突っ伏す。

あとがきで作者の言う「ネタをいろいろ用意してますので」は主に
「ククリのかわいい表現集」なんじゃないかと思うくらい。
とにかくやられた。「あいつら、やりやがった……」という満足感でいっぱい。

やっぱりこの作者の漫画は面白い。
末永く続いてくれることを祈る。

OCT.26.2013(SAT)台風一過の晴

 息子が朝起きるなり洗面台のところに走っていって、そこで倒れ込む。寝ぼけたの かと思ってベッドに連れて帰ったら「おえってなりそう……」という。昨日から殆ど 何も食べていないので吐くに吐けない模様。水を大量に飲ませて、漸くワーッと 嘔吐して、そのあとケロッとして「おなかがすいた!」食欲旺盛で大人二人分くらいを ぺろりと平らげてそのあと終日元気いっぱい。ルパン療法が働いているのを目の前で 見る。自分の方はなんか腰に違和感が、と思いつつ祖母の手伝いで農作業をしていた ところ、腰を本格的にいわしてしまう。この感覚には覚えがある。ぎっくり腰だ。 だんだんひどくなっていくのをどうにもできず、とにかく時間が解決してくれるのを 待つしかない。こないだの肩こりから続いてるんだろうなぁ。いやな予感はしてたけど、 対策が取れなかった。うーん。

・“ほとんどの人は、自分のやりたいことを断念することで、いい人間で あろうとする。”という箴言があって、なんか自分はそういう感じだなぁと思う。 そしてそれは何ら努力をしていない、ということも。結局他人任せ、言い訳のために 生きてる。生物は自己弁護するために生きているのだと古人も言っておったよ。


OCT.25.2013(FRI)雨(台風)

 息子が熱を出したというので、早めに上がって帰りにりんごやヨーグルトを買う。 いつも深夜にしか来ないスーパーに早い時間(と言っても20時くらいだけど)に来ると 惣菜が大量にあってびっくりする。客も多いし、ぜんぜん違う店みたいだ。自分が 生きてる時間の方が、ちょっと異常なのかなぁ、と寂しくなる。帰宅して、まだ 起きていた息子に「ヘレン・ケラー」の伝記を読み聞かせつつ眠る。


OCT.24.2013(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

・ユニコーンの「すばらしい日々」の矢野顕子版を聞いて、改めて歌詞のささくれに ひっかかるなど。ネットを見るとまぁ、そうだろうな、という解釈はあるんだけど、 しっくり来るものがない。忘れられたら”すぐに”会いにいける、ってあたりに ドンピシャな”回答”がある様な気がして、気になる。


OCT.23.2013(WED)

 仕事して帰ってきてOSXをマーヴェリクスにして遊んで寝た。

・ついでにexFATにしてたデータ共有領域をNTFSに。OSXから参照するとディスクが おかしくなる(Windowsでデータの書き込みができなくなるなど。スキャンディスク すると直る)ことが頻発したので、これは使えないなぁと。NTFSにしてもOSXから (書き込めないけど)参照はできるし、クラスタサイズが小さくなったからか ディスクの空き容量も結構増えた。うむむ。


OCT.22.2013(TUE)晴後曇

 仕事して帰ってきて「レべリオン」(初ガン=カタ)観ながらビール飲んで寝た。 低予算っぽさがたまらん。あとシナリオの古典SFっぽさとか。当時どんな風に評価 されたのか気になる。あとガン=カタっていうとどうしてもu-ki総統が思い出される。


OCT.21.2013(MON)曇後晴

 仕事して帰ってきて寝た。


OCT.20.2013(SUN)

 「ベッドかざりとほうき」を横目で見ながら持ち帰り仕事など。午後近所の写真館に 七五三の写真の予約など。七五三がどういう行事なのか判然としないけど、多分 撮影会。

・大分前からなんとなく武装島田倉庫を読み返してたけど、首の痛みで寝込んでいる 間に読み終わってしまった。結構忘れてて面白かった。アド・バードも読み返したい。 掘り出さないと。

ル・ブルジェ航空宇宙博物館訪問記。いってみたい!なんだかしらんがやたらと かっこいい写真にメロメロになる。

・上の記事見てて不意に思い出したけど、ホビージャパンの バンダイの完全変形(何度目だ)バルキリー称揚記事を読んだ後で Amazonの怒り満載レビュー読んで、なんか「ああ日本は平和で良かった」と 思ったりしたのだった。バルキリーはタカトクバルキリーで決め打ちな気がする。 昔友達の家で散々遊ばせてもらったけど、とても親に買ってと言える値段では 無かった記憶。それでもとにかく何か欲しくて、玩具屋にマクロスのプラモデルを 買いに行ったらリガードしか売ってなかった悲しい思い出。あと(脱げない) アーマードバルキリー。初バルキリー単体は、夏祭りの夜にもらったお小遣いを 駄菓子とかに使わないで、お祭り会場からちょっと離れた模型屋に駆け込んで 買ったミリア機。それしかなかった。形成色が赤なのに上からホビーカラーで 真っ青に塗りなおしてマックス機にした思い出。そのあと1500円の変形するやつとか 700円のとかたぶんバルキリーだけで5,6個は作ったはずだけど、一個も残ってない。 結局タカトク(あるいはその復刻)のはその後一度も触ってないけど、 また触ってみたい。あのラチェット感。


OCT.19.2013(SAT)曇後雨

 痛み去らず。身動き取れず。奥さんが良くいく整体に連れて行ってもらう。整体とか 指圧とか「マッサージ」系には全く縁のない人生を送ってきたけど、これが 初按摩といえる。痛みを探ってもみほぐしていく「おお、おおお!」という 感じが結構驚き。自分では全く分からなかった痛みのポイントを「ここでしょ」と 見つけていく感じはさすがプロと感心する。全身ボロボロ、すぐには治らない、とは 言われたけど、終わった後首の可動範囲が増えて、明らかにその前とは違うのだった。 うーむ。恐るべし。

・午後、奥さんの獅子奮迅の働きにより色々と料理を取り揃えて息子の誕生日会。 自分たちが整体に行っている間、祖父母に玩具屋に連れて行ってもらっていた息子は、 仮面ライダー鎧武の 無双セイバーを買ってもらってご機嫌。しかしロックシードが 「メロン!」と叫ぶたびにどうしても吹き出してしまう。メロン!


OCT.18.2013(FRI)

 朝から首・肩が痛くて呻きながら一日を過ごす。例によって週末エンドレス 残業に突入する流れだったけど、これはヤバい、と思って若手に任せて早々に退社。 首が横に向けられない様な状態で車を運転して帰宅。無事に帰れてよかった。 呻きつつ横になるも、痛すぎて眠れない。夜中に何度も「ぎゃっ」と悲鳴を上げて 起きる。俺はもう死ぬのか、と思いつつ夜明けを迎える。


OCT.17.2013(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。過去の自分の仕事について疑いの目を向けられて カーッとなって一日火消しに回る。俺は悪くない!俺は悪くない!悪いのは…… お客様……いえ、なんでも……


OCT.16.2013(WED)台風一過の快晴

 仕事して帰ってきて子供に偉人伝「パスツール」を読み聞かせて寝た。彼の微生物 研究や、低温殺菌等の発明がなければ我々の平均寿命は今ほどではなかったろう と思うと、パスツールの偉大さはちょっと他の偉人とはケタ違いだと思える。


OCT.15.2013(TUE)曇後雨

 仕事して帰ってきて寝た。関東ではえらい台風だったそうだけど、こちらでは、 まあ、普通の。


OCT.14.2013(MON)

 体育の日。急に寒くなってきたので息子の秋冬服を買いに西松屋まで。去年の服は もうまったく着られない。成長著しい。昼は妹が子どもたちを連れてきて親父が ピザを焼いてで、例によって大騒ぎ。息子はいつのまにかすっかり補助輪 (阿波弁でいうところの”ごま”)なしで自転車にスイスイと乗れる様になっていて、 従兄弟たちと「ジャンプ台」を作って自転車で突進して破壊している。早いなぁ。 自分は確か小学校に上がる前の春休み頃に、近所の大きい子に特訓されて乗れる様に なった記憶。墓場の近くで派手に転んだんだよなー。その日の天気まで覚えてる。 もらいもののコストコのクッキー(一枚で一食分のカロリーありそう)を「うわー クッキークリッカーのアレそっくり!」とか思いつつ貪り、アド街銀座コリドー通りを 見るなど。夕方買い出しに行って一日終了。

・子供が遊んでくれている間に、なんとなく録画されていた 「ルビー&カンタン」 を観る。何ともユルいフランス映画。全く予備知識なく映画を見て「そこそこ面白い」 というのが好き。いやー、ユルい映画はいい。フランス映画って、そう、こういう感じ だったよな、と。久々にいい気分。


OCT.13.2013(SUN)

 一夏かけて2Fの窓まで覆い尽くしたゴーヤのグリーンカーテンが枯れてきたので えいやっと撤去。伸び放題でほったらかしにしていた芝生も刈りこんでサッパリ。 夜、ニャッキ氏親子とえびすの湯で集合。駐車場の片隅で望遠鏡をセッティングして 月を見るなど。子供たちは月面よりもニャッキ氏の持ってきていたレーザーポインタ (星座指示用)に夢中。銭湯のホットベンチで息子のおしりにできたできものを 見ていると、いかついオッチャンに物凄い近距離でガンつけられる。ええっ、と 思ったら、どうも自分の娘(うちの息子と同じくらい)の尻を見知らぬおっさんが 撫でまわしている!と勘違いしたらしく。なんか「あっ、」みたいな顔をして去って 行ったけど、なんか怖かった……!というか銭湯では色々気を付けたいですね。 うーむ。

純血のマリア3。作者の嗜好(絵柄というか、描きたいもの)とテーマが 合ってるんだろうなぁ、というのがひしひしと伝わる。こういうの描いてると ホント生き生きしてる。神と人との対峙を描きつつ、作者の描こうとしている「答え」 が堂々と、ハッキリしてるのが清々しくて、なんかこう、いい映画を見終わった気分。 ここまで引っ張ってきた分、説得力も十分あった。駆け足だったなぁ、とは思うけど、 で、まあ、そういう外面的な部分を差っ引いて素直な感想を語ると、うーん、神とか よくわかんないんだよね。ホントわかんない。最近カーネギーの「道は開ける」読んでて 悩んだときは神に祈ったらいいよ、的なところで全くついていけなかったり、あと 中国激動 "さまよえる" 人民のこころ見ててやっぱり激しく首をひねったりしてたのもあり。自分には祈る べき(或いは対峙すべき)神ってやつを、見失ってるのかなぁ、という欠落感。 この先どう転ぶかはわかんないけどね。神に祈る日々を送る様になった時、もう一回 くらい読んでは見たい。


OCT.12.2013(SAT)

 息子の幼稚園で、老人会向けの運動会。母と祖母に見に来てもらって、奥さんと 自分が交互に息子と参戦。一子に4人の大人、というのが如何にも少子化っぽい。 ぼーっと見てると話しかけてくる男性が。息子がいつも仲良くしてる友達のお父さん、 というよりは小学校時代の同級生で、中学に入るまでは結構仲の良かったK君。 前から「あー、たぶんあれはK君……」とは思っていたのだけど(顔つきが全く 変わっていない)、中学時代以降殆ど話すこともなくなって(主に自分がアニメと パソコンの事しか興味がなくなったことにより)、気が付けば20年以上ぶりに 会話、という事になったのだけど、なんか「久しぶりやねー」「なんか話しかけ にくくてねぇ」「そうそう」みたいに会話が始まって、普通にお父さんトーク (互いの子供褒め)を繰り広げる。その勢いで、もう一人同級生であろう、と思ってた 人に「F君でしょ?」と話しかけて「ええっ!もしかして○○ちゃん!?(昔のアダ名) うわー!ひさしぶり!!」みたいな。この人の「わーびっくりした!」みたいな反応も 小学校の時と変わってなくて面白い。で、まあ、もともとそんなに濃密な”仲良し”でも なかったので「ひさしぶりやねー」「またよろしくねー」で別れたのだけど。 なんか不思議な一瞬だった。

・あんまり天気がいいので、体力の有り余っている息子を連れて、阿南の公園に 連れて行ってひたすら遊ばせる。日が暮れてくるとさすがに寒くなってきて、帰宅。 秋だ。


OCT.11.2013(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。


OCT.10.2013(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

Will it Blend? iPhone 5s and 5c楽しそうだな。なんかこういう「アメリカ」が 好きだ。彼の国の奥深さに心底痺れる。深みというか厚みというか。最近だと お宝ガチンコSHOW を見てるときがこの上なく幸せ。


OCT.09.2013(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。

・あさりよしとお 小惑星に挑む読了。「はやぶさ物語」に泣ける人だけ読めばいい。 驚くほど捻りのない内容で、正直「読みきった」という満足感以外は何も 残らない感じだった。掲載誌の「楽園」がどういう雑誌なのか知らないので その中での立ち位置とかあったのかもしれないけど……連載が開始されたのが 2010年10月で、あの熱狂のなかから始まった漫画とは思えない「冷たい」漫画 という印象。冷たい、っていうのはつまり冷たい方程式というか。基本真っ暗な 背景にキャラ2名のたんたんとした会話が続くだけ、なので、結構つらい。宇宙の どうしようもなく物理的な感じは貫かれていて、そこに徒に「熱」を持ち込んで 居ないのは作者の正直さゆえなのかもしれない。とはいえ。世の「ロケット好き」 達の「俺は宇宙開発のこういうところが面白いんだ!」という主張を、もっと 人に伝わる様に展開してくれればなぁと思うのだった。


OCT.08.2013(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。

・「死にたくないんですけど」関連でいまさら オーブリー・デグレイの話をチラ見している。とりあえず TEDから。


OCT.07.2013(MON)

 仕事して帰ってきて「キルラキル」見てNスぺ見て寝た。キルラキルは すしお+今石+中島というなんというグレンラガン、な感じだけど、うーん、絵は 想定以上に面白いけど、もうちっと丁寧に持って行ってくれてもいいのでは、と すっかり振り落とされつつ思ったり。

・NHKスペシャル「NHKスペシャル”中国激動 空前の農民大移住”」を見てなんだか 言いようのない気持ちになる。内容については 直截ないいまとめがあったので。 NHK的にはこの、膨大な数の農民から土地も住居も剥奪し、有無を言わさず巨大な 集合住宅「安置房」へ強制移住させる、という様を、哀れな農民たち、みたいに 描こうとしているっぽかったんだけど、TVに映る彼らの顔つきの軽快さ、したたかさ、 「政府」が描く「未来」に乗ってやろう、なんだか楽しそうだしな!みたいなノリが 見えて、あー、やっぱこの人たちは違う、日本人とは違う、とつくづく思う。 こんな事態になったら、(今の)日本人なら自分が如何に弱者・被害者であるか、を 声高に叫んで(あるいは愚痴って)、こんなひどい目にあわされる私はかわいそう! こんな政策はだめだ!と持っていきそうなものだけど、テレビに映る中国の人たちの、 そのチャンスに乗って貧乏脱出、これからは(年金・社会保障で)楽しい都市生活だ! 的に、あっけらかんと(老人でさえもが)生き方を切り替えられる”若々しい”態度に、 なんだか置いてけぼりを食った様な気持ちになった。彼らの「したたかさ」はどうも 根本的に「違う」気がして、正直怖い。勝てる気がしない。たぶん、彼らは圧倒的に 「今」と「これから」しかないのだ。素直に、うらやましい。

・高度成長期の日本人ってこんな感じだったのかなぁ。日本だって戦後の農村→都市 への人口集中はこんな勢いだっただろうと思える。 昔の日本との比較を してる人も居て、うーん、みんな通ってきた道(そして戻れない道)なのかと。 他所の国の心配より先に、自国の耕作放棄地を見ろというか。


OCT.06.2013(SUN)

 昨日の修理(でもない)熱が冷めやらず、最近ずーっと修理しなきゃなー、と 思っていたMusic Carry(ラジオをMP3タイマー録音できるラジカセみたいなやつ) のAMアンテナ端子の半田浮きを修理せんとす。息子が寝静まっている早朝を狙って バラバラにしているところに息子が「おはよー」と起きてきて大惨事に!と思いきや 手を出さずに様子を見ている。曰く「やっぱり、おとなは、すごい!」そうだろう そうだろう。ものすごいイモ半田になったけどまあ当初の目的は果たしたのでよしと する。これで安心して毎週「深夜の馬鹿力」がクリアな音質で録音できるというもの。 このところずーっと雑音だらけだったのだ。

・午後奥さんのメガネを取りにゆめタウンに。無印でウロウロしてると欲しいものが ありすぎて何も買えなくなる。結局またラムネ菓子だけ買ったり。あー、紅茶買うの 忘れた。ハロッズのNo25/ダージリンとかAmazonで変えないものか。あれはうまい。 帰宅したら親類がパンを大量に持ってきてくれていて、パン屋が開けそうなほど。 息子は「そうだ!これでパン屋さんを開こう!」と意気込んでいる。

・オリンピックにかこつけて「7年後の自分はどうなっていると思いますか」とか、 正直それは”東京”の都合だろ、と冷めている自分が居る。自分の周りを見る限り、 結構みんなそんな感じだ。徳島は関西で一度フィルタされるだけに、テレビの語る 「7年後」は、なんだか薄っぺらく、よその国のことの様だ。この枯れた感じは、 でも、ほんとはあんましよくないんだろうなぁと思う。未来のことを心に持つのは、 いいことだと思うよ。自分は7年後、うーん、まだこの日記続けてるんだろうか。 生きてたら、続けてるかもなぁ。他になにもしてないし。


OCT.05.2013(SAT)

 雨模様で寒く、薄暗い一日。Intuos2(タブレット)の線がゆがむ、というか波打つ ことが増えてきて、こりゃもうだめかなー、と思ってたけど、グリップの下にある 筆圧検知?ダイヤルをいじったら直るかもよ、という情報を得て、ちょっと いじってみたら覿面に直った。よしよし。こういうときはホント、情報を残してくれた 人に感謝する。自分もそういうの(バッドノウハウかも、という恐れを超えて、 とりあえず)残していかないとなぁ、と思うのだった。電子レンジでiPhone充電とか そういうのは時間がフィルタリングしてくれると信じて。昼食にインスタントラーメン。 夕食はミスドのハロウィンっぽいドーナツ。そしてワインで酩酊。なんかダメダメな 食生活。ああー。

・Nexux7LTE購入にどうしても踏み切れない昨今。買い替えたい最大の理由である所の MyTracksは相変わらず「パッケージファイルに正しく署名されていません」で インストールできない状態で、どうも現状のOSバージョンでは解決出来なさそう (解決するつもりがGoogle側になさそう)なので、古いバージョンのapkがあれば…… と探してたらここ で「My Tracks_2012.09.27の」(バージョン2.0.2だった。ファイル名 my-tracks-es-en-br-fr-de-it-cn-jp-ru-nl-pl-cz-dk-fi-gr-kr-no-se-tr-android.apk) っていうのでひとまず目的は果たせそうなのだった。誰だか知らないけど残して くれててありがとう!しかしNexus7を買う理由がまた一つ減ってしまった様な……


OCT.04.2013(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。

・母から「この間からAppleTVの写真が見れなくなったので使うのをやめた」 的なことを言われて調べたら、自動アップデートで TS4425 Apple TVをアップデートした後,iCloud利用条件を同意しますをクリック しても,その画面から進みません(理由:アップデートすると勝手に 設定>>一般>>書式 がアメリカ合衆国になる。単なる考慮不足だ)というわりと あるあるネタらしかった。手元のスマホで調べて対応してみせると、 「やっぱり私にはこういうのは向かないわ、無理だわ」とかなりイラっときている 模様。多分一日中格闘していたのだろう。なんだか申し訳ない感じ。頼むぜApple。 あとiOS7にしてからなにげに手元のiPodTouchから写真が自動でiCloudに同期されて いないんだけど、そのへんもどうにかしてくれよジョナサン。


OCT.03.2013(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

・DropBox乞食としてMailboxを入れてるんだけど、iPodTouchにスパムのいやらしさ 満載の文字列が「ぽーん」という音とともに通知されるのでドキドキする。


OCT.02.2013(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。

この歌詞はなんというか 確かにひどい。確かに泣けるが、弱者の立場で暴力を振るってる感じに嫌味を 感じざるを得ない。脊髄反射的に「やめろ!やめて!!」と思う。まあしかし有線は 例のアングラ楽曲「黄色い風船」を延々流し続けてるという謎の一面も持ち合わせて いるので話題性でしかないのかもしれないけど。いやー、久々にえぐられたわい、と、 やーえぐられたえぐられた、やれやれ、で終わってはいかんよな。せめてコンビニで 恵まれない子供のためにお釣りを募金しよう。その程度の生き様。

・例の大阪2児餓死事件のことを時々思う。時々思って泣く。泣くだけではどうにも ならないとは思うが。


OCT.01.2013(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。

・「ほぼ日手帳」オリジナルの本体を注文する。月曜始まり。毎年「ちと高いな」と 躊躇するんだけど、でもまあ、他にこれと言って特別欲しい手帳があるわけでも ないので。


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