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古日記　２０１１年４月


祖父の旅立ち篇。

■ APR.28.2011(THU)不明

　仕事して帰ってきて寝た。風邪治らず。息子が「パパかぜふいたいの？」という。

■ APR.27.2011(WED)曇・風強し

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.26.2011(TUE)曇

　仕事して帰ってきて寝た。

・息子の保育所で風邪が大流行との噂。ヤバイかなー、と思ってたら案の定風邪を うつされてしまった。午後からどんどん調子が悪くなる。早々に帰宅して寝込む。 子供経由の風邪はキツイとは聞いていたけど、これほどとは。

■ APR.25.2011(MON)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.24.2011(SUN)晴

　親戚の山に出かけて竹の子を掘る。実はタケノコ掘るの生まれて初めて。急峻な 斜面に這い蹲る様にしてタケノコをひたすら掘り出す。息子は転がり落ちそうな 斜面をぐんぐん登っていく。2時間位でタケノコ屋が開ける位になったので息子を 連れて帰宅。

・息子がお昼寝＆奥さんが美容院に出かけた今！前々からやってみたかった、 SC430のPCIx4スロットを削ってビデオカードを挿すのを大急ぎでやってみる。 ニッパーでパチンと切れ目を切れて、後は肥後守でコリコリ削って仕上げる。 ネット上で見てた限りでは結構苦労しそうな雰囲気だったけど、割とあっさり 仕上がった。手持ちのradeonカード挿してみて、入れっぱなしだったWindows7の エクスペリエンスが1.0→3.5になったのを確認して満足。別にこれで何かを しようというわけではない。ただやってみたかっただけ。息子が起きてきたので お遊び終了。

■ APR.23.2011(SAT)晴

　息子を連れて耳鼻科へ。色々と不安なことを聞かされてざわざわする。 医者の言うことを信じるしかないが。

・妹夫婦＆甥が遊びに来たので、子供の相手など。息子のロケットブームが とどまるところを知らないので、ロシアのA型っぽいロケットを ダンボール＆セロテープで作ってみたり。

■ APR.21.2011(THU)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.20.2011(WED)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

・息子中耳炎のチュービング手術。無事終わったらしい。はらはら。

■ APR.19.2011(TUE)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.18.2011(MON)曇後雨

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.17.2011(SUN)晴

　今日はダラダラするぞ！と思いつつ朝から古い写真を取り込んだりする。 祖父の若い頃の写真を見ると、「うわ、苦手なタイプ」と思わざるを得ない。 ジャイアン顔というか。家族をその背に背負った顔、なんだけど、正直怖い。 怖い人だった、とは聞かされていたけど、自分にとっては優しい祖父だったので、 いまさらながら、ああ〜こういうことか、と思う。あと祖父が通っていた 幼稚園がキリスト教系だったのとか面白い。写真に彫りの深い外人（神父さん？）が 結構写ってる。

・あとは終日「世界ふれあい街歩き」を見ながらだらだらする。よし。

■ APR.16.2011(SAT)曇

　奥さんが 緑のシェードをやりたい！というのでコーナンに行って瓢箪と朝顔の種を 買ってくる。ついでに芝生の目土を購入。そのまま上勝までドライブして、 いっきゅう茶屋で昼食。 なるほど400円でこれはすごい、うまい、と唸りつつ、帰りに射手座造船所に 立ち寄って、曇り空を眺めてみたり。しかし上勝は活気があるなあ。狭い通りの 商店街も、平地の郊外店に客を持っていかれて開店休業なそれとは違って、 ちゃんと機能してる感じ。たけいち笑店曰く「パンツからドンペリまで」。 かなり山の中なのに活気がある、人気がある、っていうのがなんか良いなあ。 ますむら・ひろしの世界みたい。帰宅して芝生の目土を入れて、お経を上げる。 毎晩やってる息子がカタコトで真言を唱えている。小僧習わぬ経を読む というやつか。

・iMovie'11で動画を編集しようと思って、久々にHDハンディカム（XR500V）から MacBookに動画を取り込んだところ、複数の動画でエラーが発生した。Winマシンに 繋いでチェックディスクとかかけてみたけど、現象変わらず。いろいろ調べた結果、 動画保存用の外付けHDDの容量不足が原因っぽいと判明した。やれやれ。で、 HDDの容量を500GB→2TBに変更して再度取り込みを行ったんだけど、このとき既に ビデオカメラの中に無い（Windowsマシンに「PMB」経由で取り込んだあと、 カメラから消してしまった）動画があって、これを書き戻すのにちょっと 手こずったので、そのメモを残す。

・ PMBに取り込んだデータをカメラに書き戻す。 
1)念のためにPMBの「データベースの再構築」を行っておく。問題なければすぐに終わる。
　取り込みをやった後でフォルダを移動したりしてると結構（1時間とか）かかる。
2)カメラに転送したいフォルダを選んで「画像の書き出し」を実行
　これもサイズによるけど、数時間かかる場合もある。寝る前に仕掛けておく感じ。
・そろそろMacBook（MB466J/A）のHDDも交換したいなぁ。160GBはいかにも少ない。 日立ブランドのHDDがなくなる前に 500GB（6,470円）か 750GB（7,270円）あたり買っておこうかなあ。

■ APR.15.2011(FRI)曇

　仕事して帰ってきて寝た。毎日22時より早くは帰れてないんだけど、49日までの 間、お経を上げられてないのが心苦しい。なんか対策を考えないと。

・正月映画の「ロッキー３」を漸く見終わる。一回くらいは見てるはずだけど、 完全に忘れてた。アポロがロッキーを鍛え直すシーンのみ微かに見覚えがあった 程度。なので、あのラストシーンの「マンガかよ！」みたいな劇的な格好良さに 心底震えた。なんだこりゃ！なんだこりゃ！！ご都合主義（目は！？）に ホモっぽい空気（海辺ではしゃぐムキムキ男子の抱キャッぷりたるや）、大統領でも ぶん殴ることでお馴染みのミスターTが可哀想なくらい適当な試合演出、でも あのラストの格好良さで全部「アリ」にできる。「うわー！！」となって、そのまま 劇場を出る感じ。スゲーなー。やっぱスゲーよ。そして 「ロッキーは1，2，ファイナルで見るのがベスト」説には頷く。これはまあ、 飼い犬になったゴジラみたいなものですよ。といいつつこの後ロッキー４を見る予定。 確か冬山で腹筋してた記憶。あとゴルビーのそっくりさんが出てた様な……

・ゴルビーのそっくりさんと言えば、今更だけどザンギエフってミスターＴなの？ ググると、そういうことになってるっぽい……この年になってもいろんな発見が あるなあ。

・ パソコン通信サービス「NIFTY-Serve(ニフティサーブ)」を体験していただけます。 うわー（言葉にならない何か）。なんていうか、これくらいの情報量でしか伝わらない 「濃さ」ってあったよな、とか思う。ムラとして閉じた空間でのみ醸成されるもの。 まあ、今となってはすべて霞の彼方だけど。

■ APR.14.2011(THU)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.13.2011(WED)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.12.2011(TUE)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

・息子の中耳炎が治らず、とうとうチューブを入れることになった。全身麻酔が 必要なので、今日は奥さんと検査に行っていた。がんばれ。

■ APR.11.2011(MON)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.10.2011(SUN)晴

　もみじ川温泉に花見に行く。 いい天気だった。アイス食べて帰りに南部健康運動公園に寄って滑り台三昧して帰宅。 夜は焼肉食べてお経上げて寝た。

■ APR.09.2011(SAT)曇

　こいのぼりを立てた。夕方、奥さんを徳島市内に送ってから、電器屋や ホームセンターに寄って帰宅。ホームセンターで息子が迷子になって、 ほんの数分のうちに、誘拐された！？駐車場に飛び出して車に轢かれた！？ とか最悪の想像が脳を支配する。店員に尋ねたり、名を呼びながら広い店内を 駆け回って、スポーツ用品売り場でボールの袋を開けている息子を保護。 本気で涙が出た。なんかもう……

■ APR.08.2011(FRI)雨

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.07.2011(THU)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.06.2011(WED)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.05.2011(TUE)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ APR.04.2011(MON)晴

　良い天気だった。葬儀は滞りなく進み、焼き場で骨の説明を受けたり。この 焼き場に行くのは物心ついてからは初めてだと思う。自分もいつかはここで 骨になるのかと思うと感慨深い。川端の「掌の小説」に焼き場の下りがあった 気がする。鼻血がどうとか。帰宅して、子供の相手をしながら、しばし沈む。 明日からまた仕事だ。そんなことが可能なのだろうか。

■ APR.03.2011(SUN)晴

　海辺の葬儀場に移動して、お通夜。末期の水をしながら、色々と思い出す。 息子が何度もひいじいちゃんにお水をあげるのだと葉っぱで水をあげようとする。 仕事で忙しさにかまけて、ほとんど見舞いにもいかなかった自分に比べれば、 ここしばらく毎日祖父の見舞いについて行っていたのだから、色々と 気になるのだろう。皆が帰った後、父と自分と祖父の3人で、葬儀場に泊まる。 ユニットバスなんかもついていて、殊の外快適だ。自分が使っている5枚場の 剃刀を父に貸すと、これはよく剃れるな！と感心していた。なんとなく、祖父にも 使わせたかったなあ、と思う。祖父が愛用していたプロテクターつきのやつは、 以前自分が使用していたもので、自分が家を出たときに、そのまま祖父のものと なったもの。思えば、仕事の指示以外では、あの剃刀の刃を買ってきてくれ、 といわれるくらいが祖父との会話らしい会話だった。

■ APR.02.2011(SAT)晴

　午前中、妻子を連れて病院まで祖父の見舞いに行く。息が苦しいのか、眠りながら うなっていた。毎晩苦しがって暴れて大変だ、と、ある意味その「元気っぷり」 を聞かされていたので、それほどでもないだろう、と思い、体をさすって、そのまま 農協に精米に出かけ、神社の猫と戯れる。一度帰宅し、さらに遠出して、息子に ロケットを見せたり、買い物したりして、さて帰ろうかとしていると母親から携帯に 着信。「今どこにいるの！？おじいさん亡くなったから、早く帰ってきなさい！ 事故しないように気をつけて。」背中にじわーんとしたものが走る。奥さんに 運転を任せて、じっと「何か」に耐える。。

　帰宅すると、母親や叔母が大掃除をしていた。自分も参加する。なにかしていないと 落ち着かない。もうこれ以上拭く所もないな、と思った頃に祖父の遺体が返ってきた。 顔も服もきれいに整えられており、そのごつい手は、まだ生きている様に暖かい。 親戚が集まってきて、ざわざわと。祖父の枕元に、病室から持ち帰ってきた果物や プリンをそなえる。息子がプリンとスプーンを枕元に一つずつならべて、食べろと 勧めるのが周囲の涙を誘う。

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