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古日記　２００８年１２月（前半）


タワーリングインフルエンザ篇。

■ DEC.15.2008(MON)晴

　仕事して帰ってきてカレー食べて寝た。

・ Rebel (Starship) 。スターシップシリーズが何気にもう4冊も。向こうの評に よれば、相変わらずキャラ立ちまくりの内容らしい。4巻ラストはバトルが超格好いい！ とか。あーもー。酒飲みながらじわじわ読みてー。早く翻訳して！＞早川の人。 あと向こうのAmazonだとふつーにオーディオブックをおすすめしたりするのね。 バンパイアを追え！とか。14ドル95セントでなんと9時間40分！高いんだか 安いんだか。

■ DEC.14.2008(SUN)晴

　昼前隊長夫妻がお子さんを連れて来訪。息子さん、大きい！数ヶ月の違いで ここまで体格差があるものか、と衝撃を受ける。みんな元気そうでなにより。 午後ムスコを奥さんに預けて県立図書館へ。色々返して色々借りる。また公園に 捨て猫が増えてる気がする。ふわふわの子猫たちを見ながら、以前文化の森で やってた、捨て猫の末路の展示が思い出される。病気や怪我や餓えや寒さで 死んでいく、その命を思う。いや、家にはもう猫も犬も金魚も子供もいるので。 スーパーで買い物して帰宅。

・夜、ハンバーグとミネストローネもどき。スープに投入したセロリがうまい。 セロリを美味く感じる日が来ようとは。こればっかりは、一生食べられないと 思っていたが。年はとってみるものだ。

・かんなぎ：ナギとは何者なのか。自分が解らないと言うことが解らなかった。 いきなりシリアスに。えっ、次回で終わりなの。／インデックス：中二病には 慣れることがない、ということが解った。つまり痛すぎる。耐え難い。 だがそれがいい。／タイタニア：幼女殿下の活躍が物足りない。突っ込み所は 多いけど、それが全部「味」に昇華されてしまう感じ。ハマった。

・あともう一本、すごい充実した時間を過ごしたアニメがあった筈……なんだっけ、 と思って今思い出した。サンレッド。間宮くるみはいい。ただそれだけ。

・脱臭炭“炭祭”篇。 やっと見た。すごいな。

■ DEC.13.2008(SAT)晴

　奥さんが用事で一日居ないのでムスコの面倒を見る一日。あっという間に過ぎる。 育児疲れでノイローゼになる主婦の気分を少しだけ味わったり。

・景気の悪い話を色々聞いたり聞かなかったり。徳島のジャスコ潰れるらしい。 来年2月アタマまでとか。あー。ねー。確かに老朽化してたけど。子供の頃、 ジャスコに行く、っていうのはディズニーランドに行くのと同じ位の興奮だったよ。 オシャレで、洗練されていて、都会的だった、のだ。下妻物語的なそれになる以前、 ジャスコは「そういう」存在だった。少なくとも、自分の中では。あと、何気に 行きにくい場所（街外れ）にあるのが、滅多に行けない、特別な感じを醸し出して いた。今となっては単に行きにくい、というだけなんだけど。あー。

■ DEC.12.2008(FRI)晴

　インド人を右に。夜、新町川沿いの居酒屋で忘年会。昔から有るのは知ってたけど 初めて入った。こんな店だったのか……まあなんとか一年やり過ごしたよ、という。 去年偶々同じテーブルになって、オタ話で盛り上がった新人達は全員消えていた。 何で自分は生き残ってるのか。或いは逃げ損なってるのか。ともあれ、全ての人に 幸せな年末が訪れることを祈る。神を忘れて祈れよ。

・久々に徳島駅前に出た気がする。高校〜大学の間、ほぼ毎日ここを通っていたのが、 今となっては遠い昔、他人の人生のことの様だ。東京での2年間も、いつかそんな風に 思える様になるだろうか。もう1年、まだ1年、まだ生々しい。来週あたりあの店で シャツでも買うかな、と思っては、ああ、あれは錦糸町の店だ、とか思う。 いつでもアキバに行けそうな気がするけど、もう1年以上行ってない。

・ 人が見ている画像を脳活動から再現。脳血流パターンから映像化してるそう。 凄すぎる。一刻も早く夢動画（多分マイノリティリポート的な感じ）を見て いきたい。

■ DEC.11.2008(THU)晴

　「繰り返す」に繋がる言葉は「ポリリズム」ではなく「過ち」だと思う今日この頃。 何か凹み気味。昨日の地味なショックが地味に効いてる。朝の夢見が悪かった。何故か 昔の客先のパワハラ超大好きっぽい人の下で、まったく畑違いの仕事（営業）を することになって、興味ないのに商品情報とか一生懸命勉強、しても全然頭に 入らなくて、あー、もー、死ぬな俺……仕事で死ぬなんて馬鹿だ、もう辞めちゃおう、 とか思って辞めて家族は路頭に迷う、みたいな夢だった。あとリアル仕事でも色々。 加えて帰りに聞いた深夜の馬鹿力がやれ安室がステキだっただの、やれロールケーキが おいしかっただの、病気のプードル橇が雲みたいだの、面白半分にカナリヤを殺す ケーキ屋の彼女だのといったポジティブな話題ばっかりで（後半違う気もするが） 追い打ちを。豊かな生活をしなくては。貧しいんですよ、心が。多分アニメ見てない からだと思いますが。萌え〜！とか言ってないからだと思いますが。タイタニアの姫 だけが救い。あのアホ毛を留めてる斬新さが。帰宅してムスコをあやしながら バレットモンク見てナニワ金融道とか読んで寝た。連帯保証人にはなるな！

・バレットモンク、色々酷すぎる。衝撃的なまでの酷さ。だがそれがいい。

■ DEC.10.2008(WED)晴

　10日。アニメ−ジュは……もう買わなくて良いんだった。そうだった。そんな感じ。 帰り際に上司と今後について色々。なんというか、汗がドバドバ出る内容。 新しいことやるのは嫌いじゃないけど、失敗したときのフォローが無いのが見えてる （今はどこもそうだろうけど）ので、慎重に微笑み返し。そりゃ上の命令なら 聞きますけども。23時頃帰宅。タイタニア（幼女殿下が人質に。なんかじわじわ 面白くなってきた）を見て燃えるゴミすてて寝た。月が明るかった。なんかこういう 暇な日記を書くとどうしてもグルグルの突っ込みを思い出す。衛藤ヒロユキ最近 どうなんですかね。 あとで読む。

・あとで見る。いつか。

■ DEC.09.2008(TUE)晴後雨

　暖かい。今日は11度か。仕事して帰ってきてムスコを風呂に入れて眠る。

・昨日リッター110円で入れたガソリンがリッター108円とか106円とかになってる。 この勢いで行くと年内に100円切るんじゃないだろうか。満タンにして4000円切る もんなー。ありがてえとは言い条、ガソリンスタンドの閉鎖がまた増えるんじゃ、と いう懸念も。浮いた金で洗車でもしよう。あとガソリン価格が下落すると目に見えて 燃費が悪くなった。アクセルワークが粗雑になってるのだろう。わかりやすいなー 自分、という。

・安いと言えばこないだZOAでWDの1TBHDD、7980円とかでした。やべーやべー。 もう意味もなく買いたくなる。 この夏に同じ価格帯で500GB買って全然使い切ってないのを理由になんとか 踏みとどまってますが。大容量ストレージの値崩れまでは着手見送り、と安心してた ビデオテープのキャプチャーが始められてしまいそうだ。カセットテープであんなに 苦労したのに、ビデオはな……どうする俺。そのニヤニヤ顔を止めろ！

・そういや最近カセットテープの使い勝手良さに開眼した。ラジオ番組 タイマーセットで録音してカーステで聞くのが最強。電源切っても再生位置を 覚えてるのとか素晴らしい。長時間テープばんばん捨てたけど、もうちょっと 残しておけばよかった。

■ DEC.08.2008(MON)晴

　寒い！なんか１度とか。久々に「寒さ」を味わった感じ。なんか小学生の頃を 思い出すなー。強烈な寒さとかひどい空腹とかを味わうと、小学生の頃を思い出す。 色々と欠乏していた小学生だったらしい（その割には丸々と太ってたけど）。 仕事帰りにマルナカでキューブ型粉ミルクを買って帰る。便利なんだけど粉末の 奴に比べると割高なのだった。でも便利。あとやっぱサイバーだし。キューブだぜ。 ムスコにミルクをやりつつかんなぎ＠カラオケを見る。「オタクなめんなー！」の 下りで「ぎゃああー」と思わずムスコの頭をぐりぐりしながら悶絶。ああもう。 カラオケという「場」（様々な価値観がスベり合い、スルーし合う赦しの空間）の 再現度の高さに興奮する。

・ 謎の彼女Ｘ　４（植芝理一）：
いい。いいね、女の子は可愛いね、とは思う。中高生の頃、多分こういう感じの子が 好きだった。ボサボサ感とか、目つきとか、不思議ちゃんな感じとか。けど、うーん。 突き抜けてない感じ。いや、キャラ造形が、だけではなく、お話そのものが。 どーしてもディスコミの頃の魔術的な感じを期待してしまう。化けるか、このままか。 ただ胸のドキドキだけを語り続けるだけなのか。

・ きのう何食べた？ ２（よしながふみ）：
前巻に比してレシピ部分が格段に増えた様な……品数を増やす意味とか手間の意味とか 色々「意味」を付加しながらやると、できあがりの達成感が違いますな。なんにしても 読めば自炊したくなる漫画。自炊してるけど、なんか「とりあえず」の作業になってた 身にとっては、こう、いろいろ新鮮なのだった。食材を無駄なく使い切る、という 快感、達成感。……こないだ勢いで買ったセロリの残り、どーすっかなー。駄目に する前になんとかせねば。前巻に比べるとゲイ描写により踏み込んでいるけど、 その辺は割と脳がマスクしてる感じ……読みが浅いかしら。まあ自分的には料理本 （料理する気にさせる本）という扱いで。

・ ３４歳☆無職さん。なんかもう、うまい。空気が。

■ DEC.07.2008(SUN)晴

　いい天気。先日酒飲み友人達から送られたオンブキットでムスコを腹にマウント して近所をぶらぶら散歩する。道中真新しいウィルコムのアンテナを見つけて興奮。 なんでアンテナでそんな興奮してしまうんだろう。謎だ。夕方アピカ（南の方にある ショッピングモール）にでかけて紙オムツとか買う。いつの間にか 附屋（本屋）が入っていた。売り場面積は 広くないが、なかなか勘所を押さえた品揃え……雑誌コーナーを見てギクリとする。 目立つ場所にSFマガジンが2冊も。この店、長くないんじゃないか……いやいや。 SFMはギブスン特集。高校生の頃以来17年ぶりくらいで読んでいる身には、奇妙な シンクロニシティを感じる。

・Let's downsize。 よくよく吟味してコメントしなくては、と思いつつも脊髄反射的に「ですよねー」と 頷きたくなるもの。ただ、頭では「そうなんだよ！」と思ってみても、身体はついて 行かない、という現実。「浪費すること」を「ケチる」という、「貧乏くさい行為」が いけないこと、駄目なことだ、と思ってしまう。これがメディアの刷り込みなのか。 本当に「生活水準を下げて＋尊厳を持って生きていく」事が可能なのか。 豊かな生活とは。それは消費行動（購買およびサービス）と切り離せるか。

■ DEC.06.2008(SAT)晴

　土曜日。散髪と買い物。いつもの安床屋で「刈り上げですか？」に頷いてしまう。 結果首筋が寒くてヤバイ現在。ビーフシチューを作るために近所の肉屋で豪勢に バラ／モモ肉を買う。圧力鍋を使いこなしたい。夜になって頭痛。後頭部の寒さが 尋常ならざる。冬場に刈り上げはやめとこう……じわじわと調子が悪くなっていく 中、レシピ通りに作った（ら6人前だった事に後から気付いた）ビーフシチューを 食べて、眠る。

・ネタがない。あ、こないだBSでやってた「タワーリングインフェルノ」を見た。 初見。「ビル火災で屋上の給水タンクを壊して消火」という所だけは知っていた （出典：るんるんカンパニー）けど、成る程こういう映画だったか。色々予言的な 事が語られていて、911の時にどれだけの人がこの台詞を引用したのかなー、とか 思ったりする。非常にシンプルな内容（火事が起きた→様々な脱出劇→消火）に、 これまたステレオタイプなキャラ達が配されている。どっちかっていうと 「ビル火災」の表現がメインなんだろうなー。いや面白かったけど。あと消防隊の 隊長の名前が「オハラハン」で、なんとなく「小原はん」な感じ。

■ DEC.05.2008(FRI)晴

　代休消化。午頃に近所の病院に行ってインフルエンザの予防接種を受ける。これが 結構痛い。そして今丸く腫れている。インフルエンザの予防接種って最後に受けたの いつだろう。中学生の時？帰ってきて、ムスコの世話をしつつ、鶏肉をオーブンで 焼いて、食べて、寝た。

・こうして書くとボンヤリゆったりと休日を過ごした様に見えるけど、実際は 隙間時間を殆ど全てパソコン／Webブラウジングに注ぎ込んでいる。「つまらない、 くだらないこと」で一日を必死で埋めている感じ。チープな刺激で脳を埋めても、 満たされることはない。何でこんな事してるんだろう。ウロボロスな感じだ。 断片化した時間をデフラグして、本を読んだり映画を見たり、そういう事をもっと やりたいのだけど。あああ〜小市民〜

■ DEC.04.2008(THU)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ DEC.03.2008(WED)晴

　123。イチニサン、というとプレステを思い出す。1994年12月3日発売。なんと あれが14年も前なのか。14年……それはそれとして最近買った漫画の感想など。

・ 蟲師 １０（漆原友紀）： これで最終巻、ということらしい。10巻もあると、流石に「それは蟲の仕業ですな」 展開がワンパターンに見えてこなくもなかったけど、水戸黄門の如く永遠に続ける ことができる世界でもあった。何ら巧むことなく、最後まで「らしさ」を失わずに、 そのままスッと終わってくれたことを、喜ばしく思う。さよなら、という感じでは ない。何度でも読める、何年後でも読める、そういう終わり方。善き哉。

・ 冷食捜査官 1（とり・みき）：「１」ってあるけど「２」出るの。てりぶる少年団の 例もあるしな……。冷食捜査官シリーズがこうしてまとまるのは初めてらしい。なんか 色んな所で読んでた気がするけど、未読作も多くてホクホク。なんていうか、ああ、この 人はホント「わかってる」よなー、と。一コマ毎に、脳にカシン、カシン、という感じで ネタと仕掛けがはまり込んでいく快感。台詞の選び方。背景の能弁さ、美しさ。詰め 込まれたギャグ、絵も世界設定も話もコマ運びも、言っては何だが「全盛期」を思わせる。 兎に角、この作者のここ数年の単行本の中では（個人的に）最も高品位と思えるもの。 買って損無し。

・ まんが　くわがたツマミ（あさりよしとお）： 見所はママ。の水着。そこしかない。キャラ設定の面白さは全部原作依存だし…… なんでこんなことになっちゃったのか、的な感は強い。ある意味レアと思われるので、 あさりよしとおファンは黙って買うべし。

・あっ、 この人がケイス淀橋なのか。とすると この二人がシン石丸とリック九十九ということか。フムン。

・conceptships。

■ DEC.02.2008(TUE)晴

　帰宅したらＫさんが来ていて、家族が依頼したペットの檻がヤフオクで売れたので 梱包に来たという。「捨てればゴミ、売ればエコとお金よ！」全くだ。

・巌窟王最終回。結局伯爵はあれっきりなのか……結局エドモンの物語ではなかった、 という事。アルベールは伯爵の「やむを得ぬ」復讐という、どうにも止められない 災害に巻き込まれ、最愛の（！）友を失いつつも何とか生き延びた、ただ、 それだけ……なんか色々勿体ない。勿体ないなあー、と思いつつ、Fin。様々な困難を 体当たりで生き延びたアルベールは、でもその体験が元で歪んだりすることもなく そのまんま成長していて、あー、こいつはそういう奴なんだなー、このまま真っ直ぐ 生きてくれ、とか思う。ラスト、彼が向かった先に居るのは、果たしてユージェニー なのか。そして今回の問題の中心人物たるメルセデスはいつまであんな美しいのか。 「待て、しかして希望せよ」、今となってはそのエドモンの手紙の脳天気さが 虚ろに悲しく響く。

・あー、やっぱ伯爵（ニート）とエデ（内職）が四畳半とかで二人つましく生活してる （そして何かと理由を見つけては遊びに来て疎まれるアルベール）ラストとか 見たかった。矢島晶子の薄幸声はたまらん。ああ、このラストは俺内宇宙で展開する ことにしよう。

・ なんちゃってオレンジ。エビアンのペットボトルホルダーが流行った頃に 伊集院さんがやってたという、醤油のボトルに麦茶を入れて首からつるして、電車の 中で失笑を浴びた後、おもむろに一気飲みして周りをドン引きさせる、という遊びを 思い出したので。

・グインキャラデザ。 何だろうこの感じ……銀英伝のキャラ絵を初めて見たときの感覚に近い。所謂 「まあ、こんなもんでしょう」的な。ここへ落とし込むしか無かった、のだろう。 BS2だし。

・ナオコさん２出るみたい。 またいろいろおまけついてんのね……

■ DEC.01.2008(MON)晴

　なんかブルー。ブルーブルーフィクサー。体調悪い。脂汗が全身をコーティング。 早々に帰宅して寝込む。あと昨日あたりから脳内BGMがずっとバルディオス。 オトナアニメのウエダハジメコラム読んだからか。バルディオス、例の最終回以外 見たことないんですが。劇場版とか見ておいた方が良いのかなー。

・見ておいた方が……と言えばAmazonの ヨイコノミライ完全版の感想を読むにつけ、コレは読んでおいた方がいい、 のだろう、けど、わざわざ金出してまで痛さに身もだえしたいのかお前は、という 気にもなったりする今日この頃。いや、嫌いじゃないぜ、痛い身もだえ。 かんなぎの緩い腐女子解説とか聞いてる場合じゃない、のかも。

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