HAKUTANYA_DIARY_2007

古日記　２００７年３月（後半）

まだやってました篇。

■ MAR.31.2007(SAT)曇天

　仕事する夢見て目が覚める。目が覚めて仕事場からの電話に対応。なんか本気で今週後半は怒り任せに仕事してた感があって、落ち着いてお茶を啜りながらいろいろと反省する。感情で仕事をするな……

・昼頃花見の準備。出かける前にキュウリとシーチキンのサラダまがいを作ってたら時間が～。戸棚のクラッカーや冷蔵庫のチーズを鞄に放り込んで、用賀まで。コンビニでビールとつまみと紙皿とコップを買って、タカアキラ氏のナビでなんとか到着。オシャレな感じの老若男女に混じって、ゆるい格好（トレーナーとジーンズ）のオッサン（自分）……まあええわい、と例によって光の速さで酔っぱらう。そして。

・今思い出すと顔から火が出るよーな老頭児おたく語りをしてしまった感があって死にたいですすいませんいっそ殺してください。「こう見えても昔は」「あの頃は」とかそんなん言ってた気が。あと「俺はあの作家とも知り合いなんだぜ！」とか。とか。とか。やめて！やめて俺！今すぐ死んで！！と強烈な二日酔いの頭で思う。周りがアマチュアばっかりなら兎も角、（たぶん）業界の方々が集っている中で、俺は！！今大学生だという若者に「白炭屋さん、懐かしい、まだやってるんですか」みたいな感じの事をいわれて、しみじみと。まだやってるんです…… 勉強するしかねえ、力をつけるしかねえ、書くしかねえ。そういうこと。それしかねえ。いやホント、ごめんなさい……忘れて……

・珈琲屋でまったりと話し込み、解散。途中合流したどらんく氏と一緒に帰宅して BSのあしたのジョー祭りを力石の死まで一気に。疲れ果てた……

■ MAR.30.2007(FRI)晴

　仕事して帰ってきて寝た。語れることなし。やばすぎて。

・DARAO。これ全画面表示にしたときのUIが良くできてる。超ヒマな常態だったら一日見てしまう気がするな……とか言いつつ BSであしたのジョーばっかり見てる気が。

■ MAR.29.2007(THU)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAR.28.2007(WED)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAR.27.2007(TUE)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAR.26.2007(MON)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAR.25.2007(SUN)雨・曇

　奥さんと秋葉原へ。秋葉原ばっかり行ってますな。中古ノートＰＣを見て回る。富士通のB5ノートを34k円で購入。あとヨドバシで無線LANカードを買って、帰って電話でOSアクティベートしたりアップデートしたりインストールしたり。リカバリCDないからなー、という一抹の不安はあれど、まあ何とかなるでしょう。なんかこういう作業に全然燃え上がらない自分が悲しくもあり。

・あと前々から欲しかった、携帯電話のストラップにつけるボールペンを漸く入手。ライフハックだぜ！（今さら過ぎる）。しかしボンヤリしてたらホントに一瞬で一日が終わった感じだ。何だかなー。不安は常にある。勉強するしか、ないんじゃろう、か、なー。

■ MAR.24.2007(SAT)曇天

　全身が強烈に怠い。何もしてないのに。奥さんが起き出してくるまでの間に、溜めていた「風林火山」を一気に見る。千葉チャンの迫力。昼頃重たい体を引きずり引きずり駅まで。電車を乗り継いで某駅へ。おとなう先はいわば山の頂上。麓のコンビニでビールとおつまみを買い込んで、えっちらおっちら坂道を上っていく。温い風、湿った空気、曇り空。遠くから野球のかけ声。酒を下げて春の曇天の下を、地図を頼りに歩いたことが、今までに何度かあった。その記憶が斑に蘇っては消える。頂上にある某氏の部屋に集まって、アニメや演劇や映画やお笑いのDVDを肴にひたすら飲む会。昼の日中からワイン焼酎ビールワイン泡盛ワイン焼酎ビールみたいな勢いで飲みつつ、雲のむこう、約束の場所／惑星ピスタチオ・破壊ランナー／レモニー・スニケットの世にも不幸な物語／裸足のピクニック／ポツネンなどを見る。無論「破壊ランナー」は僕が持参したもの。今まで何十回となく見ていて尚、いちいち感動してしまう。まわりは初見の人ばかりで、新鮮な笑いと興奮を、今また一緒に味わえた喜び。それにしても「裸足のピクニック」は素晴らしく嫌な映画だった。酷すぎる（褒め言葉）。これはしかし大勢で見ないと結構ヤバイかもな……

・久々に良い酒といい肴といい面子な上映会。臆せずに（素性がばれるような）言葉を放てる環境の幸せさを思い知る。自分の生き様を肯定できる環境というか。 22時頃すっかり千鳥足で山を下り、帰宅して轟沈。

■ MAR.23.2007(FRI)晴

　仕事して帰ってきて寝た。久々に仕事場でじわり…とした（ヒコロウ的な）争い。机の上に指示書類積み上げておいたら勝手に処理が進んでいくと思ってるっぽい人たちに、この仕事一つにどれくらい時間がかかってるのか説明するも、「じゃあそれでいいからやってください」とかもう何、暖簾に腕押し豆腐に鎹糠に釘馬耳東風。おカネが出てるなら良いけど、それ単にサービスでしょ。タダ働きでしょ。止めませんかそういうの。的な。挙げ句この話が終わったところで「所で今日中にこのデータ作成してもらえます？」！！！

・怒りにまかせて作業を週明けの自分に投げつけ、22時過ぎの夜を自転車で走りながら、でも、ああ、なんか言い過ぎたな……と思い悩んでしまう小心者。どうせやるしかないんだから、ニコニコしながらやりゃいいのだ。もう一年以上この環境で過ごしゃ解るでしょ。

・なんかホンマに耐えられない感じだったので奥さんを呼び出して錦糸町の万豚記で腹がはち切れる位中華を喰らう。旨いものを食べると、それだけで自分の中のしこりが消えていく。単純なのだ。

■ MAR.22.2007(THU)晴

　仕事して帰ってきて録画してあった風林火山見て寝た。

・こないだの電脳空間カウボーイズでの、ケイス氏の「結局の所誰も助けてくれない」という発言がずーっと心にのしかかって重い。方や日経の「私の履歴書」はねむの木学園開園中。人と接する時、どんな気持ちで接するか。気がつけば自分も全ての価値を「稼げるのかどうか」以外で判断できなくなっている。比喩的なものでなく、本当に。カネになるのか、と。それだけ。そのことが自分をどんどん貧しくして行っている。なんとかせねば、なんとか……結局世界が狭いんだろうなあ。もっと色んな価値観に触れて、もっと自分の振れ幅を大きくしないと。放っておくとあっという間に狭量になる自分の価値観。

・苦労を知ることで人は優しくなれるか。小人はただあの苦労をもう一度する位なら他人に辛い目を見てもらいたい、なぜなら自分はもうあんなに苦労をしたのだから、とか思ってしまうのだ。

・夢が無くてはな。成し遂げるべき目的があれば。今完全に見失って辛い。

■ MAR.21.2007(WED)晴

　なんか休日。奥さんはミーティング。ヒマなので秋葉原に出て、中古ノートPCなぞ眺めて、道行くメイドを眺めて、うーん。何も出てこない。何か自分の中からふつふつと沸くもの、を求めて昔よく通った幡ヶ谷6号通り商店街をぶらついてみることにする。なんか……何にも無いな。最後に来てから1年半以上にはなるはず。地下鉄階段途中にある本屋も潰れたりしてて……でも何の感慨もない。もっとノスタルジイの引き金になると期待していたんだけど。商店街を歩き、何度も行った本屋にも行ってみて、うーん、特に何もないな。松屋で食べた牛丼が妙に体調を狂わせる。このまま帰るのも癪だったので、途中の駅で降りてスターバックスへ。ノートをひろげて、でも、何も。ホントに何も出てこない。変な汗ばかり。いささか驚く。こんなにも虚ろだっただろうか。これは本気でヤバイのでは。自分の名前すら出てこない様な気持ち。

・コッペWeb連載してるのね。読もう。

・BSでyoutubeの可能性とかいろいろやっててフムフムと見る。戦争のナマ映像（ナマじゃないけど）とか見てると、日本人が見てるソレと米国人が見てるソレとは大分違うなー、という印象。日本人が、というか、僕が、というか。何にしてもyoutube的な、と言われるほどyoutubeはスタンダードなのね。

■ MAR.20.2007(TUE)晴

　昨日の余波で仕事進まず。これも仕事、とはいえ。

・なんか色々考える。この仕事（IT土方、と言えるほどITでもない）で生きていけるのだろーか。今実際の所「食えて」るんだろーか。自分は何のために仕事してるのだろうか。仕事で自己実現て奴にだけは縁がない。思えば就職活動は趣味の時間を守るための、隠れ蓑としての世間体、それが今や生活のほぼ全てを捧げてもまだ足りないと。一体自分は何になりたいのか。モチベーションねーのよ。やりたいこと無いから。コマッタネ。

・やりたいことが見つからないときはとりあえず金を貯めろ、と昔誰かに言われた気がする。頑張って金を貯めよう。

■ MAR.19.2007(MON)晴

　東京に戻ってきて、風呂に入ってから職場へ。一日走り回る。色々と深刻なトラブルが多重発生。トラブル対応してるときにトイレに入って自分の顔を見ると、ホントに土気色だったりして面白い。ていうかヒゲのそり残しが。まあ結局の所走り回れば何とかなるのであり走り回るだけは走り回るのだった。

■ MAR.18.2007(SUN)晴

　なんかぼんやり空いてしまった一日。噂の饂飩屋にうどんを食べに行こうと思って行ってみたら日曜休業。マジか！仕方ないのであてどもなくフラフラとドライブ。昨日話題に出ていた東新町の現状でも観察しよう、と行ってみたら、前にも増して閑散の一言。なんつーか、寒さが身に染みる。悲しいゲンジツだ。寒さに震えながらチャチャハウスの出店のコーヒーを啜る。帰宅して、ボンヤリ時間を潰して、帰りのバスに。でもこないだみたいな、やたらとした寂しさはない感じ。なんつーか、やっかいなものですな、「気分」というやつは。等と。

■ MAR.17.2007(SAT)晴

　朝徳島駅に迎えに来てくれたのは奥さんの運転する自動車。奥さんも徳島の道に大分慣れた模様。日本一運転マナーが悪いと言われるこの徳島の運転を「甘いな……」と見切るあたり雪国で長年運転していた人は違う、気がする。

・色々用事を片付ける。割とサクリと用事は済んでしまったけれど。

■ MAR.16.2007(FRI)晴

　仕事して帰ってきてメシ食って浜松町へ。夜行バスで徳島にちょっととんぼ返りな帰省。いよいよ徳島帰還の準備を始めようと言うところ。

・でも僕の方は8月末まで東京なんですけどね……

・メール下さい。：tamajun■gmail.com（■をアットマークに読み替えてください）

古日記 ２００７年３月（後半）

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