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古日記 2005年8月(前半)


サルガッ荘に人生を見た篇。



「ややっ好みの子発見!!結婚しーよおっと!!」
「あーもう少し胸が大きければ恋人にしてあげてもいいかな…」
「次行こう次のページ」
「ちょっ!!ちょっ!!待てよ プロフィールまだ読んでねーよ!!」

(古賀亮一「ニニンがシノブ伝2」P81) )

AUG.15.2005(MON)

 なんか内蔵がもっちゃりと重い感じ。ウググ。なんかヘタッてきてる。 やべえ……やるべき事が山積しているのに、思わずHDDのデータ整理を始めて しまったり。データを右から左へ移動させてるだけであっという間に時間は 過ぎる。

・インターンで来てる娘ッコがてきぱきとしていて愛想が良い。周りの雰囲気が ヤケに和やかに。凄い。あと男ってホント単純だ。

間宮兄弟で佐々木蔵之介が中島みゆきの息子に。


AUG.14.2005(SUN)

 5時に起床して墓参り。家の井戸から汲んできた水で墓の水を入れ替え、墓石 に米を置いて祈る。帰宅してそのまま眠ってしまう。10時頃起き出してM隊員宅に 向かう。

・暫しM隊員の部屋でホビージャパンを読んだり積み箱の MGアッガイのパーツを見聞したりスパルタンXをしたりして時間を潰し、 全員揃った所で(というか隊長がスパルタンXをクリアした所で)出発。M隊員、 隊長、ニャッキ夫妻、K永夫妻と拙者とで鳴門の方まで昼飯を食いに出かけるの だった。最初巨大わかめ味噌汁で著名な びんび屋へ向かったのだけど、もうモレモレに駐車場が埋まっていて、 こりゃあかん、と味噌汁繋がりで あらしへ。 ここも満員で、炎天下の下待つこと一時間。やっと特選天麩羅セットにありつけた 時の感動。ていうか旨かったですよ……天麩羅はいいねえ。14時過ぎ解散。

・某所に送る荷物をクロネコヤマトに持って行って、発送した後で入れ忘れが あった事に気付いてガックリ。昨日某☆師匠がCALLに寄れ、と言っていたのを 思い出して、そのまま行ってみたらお盆営業中で早々に閉まっていた。悔しい のでダイソーに寄ってから帰宅。

・マイメロ:死霊召還とかクロミなにげに凄いな。女子達の水着(含ロミー)の 作画が妙に力入ってて良い感じだった。一緒に見たら生涯離れられなくなるという 流れ星を一緒に見ようとにじり寄ってくるマイメロの黒さが際だつ。しかしもう 並の黒さでは満足できないのだった。もっと毒を!バクの喋り、イントネーション が関西弁ぽいゾナ。気になるゾナ。

・シュガルン:フェンシングの回で、おっ、ラブ!?これは結構良い感じかも……! と思ってたけど、今週の魔界行きでまたちょっとわかんなくなってきた。つまり、 ショコラのキャラが。キャラ造形に微妙なブレを感じるよ……あとなんかこう、 子供なのに色々気にしすぎだよ君ら、と思う。見てて気が休まらない(いや 魔女ッコアニメ見て心穏やかな31歳男って問題あると思うけど)。


AUG.13.2005(SAT)

 モソモソと起き出し、「絶対少年」を見て気持ちを落ち着ける。落ち着くなー このアニメ。次回から横浜編かしら?

・県立図書館に本を返却に行き、21世紀館でやってた小学生〜高校生の描いた 人権ポスター展を見る。「人権」という、何だかとらえどころのないテーマで 子供達が描くのは、それぞれが思い描く「なかよし」のイメージで(高校生に なると「差別反対」的なイメージが挿入されてくるけど)。小学生の描く絵の あざといまでの「子供らしさ」(歯とか鼻の穴とかの描写に特徴があるアレ)が、 既にオヤジ化した脳に何やら活気を与えてくれる。そして何より「新鮮」だ。 美術館に飾ってある「収蔵品」とは全く違う、この新鮮さ。……うーん、あかん。 ホンマにオヤジやな、この感想。若さや純粋さや新鮮さをただ盲目的に賛美して オッケーとするなんざ……

・紳士服店に行ってスーツを買う。店員のお兄さんが妙になつっこい感じの 人で、ついつい話し込んでしまう。前にこの店に来たときは、なんか威圧感の ある体育会系の人につかれて、ヘンに萎縮したものだけど。人それぞれか。 そのまま北に車を向け、ZOAまで行ってPCパーツを前に買うた止めた音頭を。 結局また買わず。この時間と心労を削減するにはパーツを衝動買いする しかない!だがしかし。

・帰りにPCデポに寄ってたら道端で某☆師匠と遭遇。降り出しそうな空の下、 ねっとりとした夏の空気の中でひとしきり雑談。かみちゅ良いッスよ!とか。 帰りに寄ってかないか、と言われるものの、この後予定が、と辞する。大粒の 雨が降ってきたので、ではまた、と別れる。隣の玩具屋で花火を大量に購入。 酒屋に寄ってズブロッカを購入、K戸氏に電話を入れると今山形をドライブ中 とのこと。なんだか楽しそうだ。一旦帰ってから海に向かう。

・夜には雨も上がった。K永夫妻、ニャッキ夫妻、M隊員、ドラムスキー氏と その連れ3名、拙者、で海岸に集合、いつものよーに発射台に並べたロケット 花火200発に同時着火して喜ぶ。でも正直イマイチやった。やっぱ笛のやつを 200発にしないと。笛は恐怖感が全然違うよな〜。とか。あともっと発射台に 工夫が必要やと思った。……でも発射直後は周りの花火グループは静まり かえってて、微妙にヤバい感じでもあった。なんやかやで1時間半くらい 花火した後ガストでだらだら。隊長もやってきて色々と。ちょっと衝撃の 事実が判明したりして、ああ。ああああ。ああ。つーかもういちいち深刻に ならないように>自分。最近ウロ来すぎ。友達だろ。


AUG.12.2005(FRI)

 暑い。ヒンズースクワットしてると見る間に床に汗が滴る。このまま床に汗が1cm たまるまで続けたい所だけどリッキーも居ない事だし。スポォツはアナボ!安永先生 最近どうしてらっしゃるのかしら。週末は有明あたりかしら。

ふぉくす子について 京典さん はどのような見解をもたれているのか。……なんとなく「ワーイ」とか言ってそうだ と思った。

語り継がれる「だめかも分からんね」。この記事読むまで原典知りません でした。でも言われてみれば「そういう」場面で使われてる言葉だ。この一言の 中に、発せられたシチュエーションまでが練り込まれている。

・うつのみやアクエリオンをようやくチェック。うつのみや臭……いいね! しかし自分でコンテ切ったのかこれ……あと噂のかみちゅ火星人編を見て ややゲンナリする。でも作画はおいしい。だって、これ、凄いぜ?あー。 アニメスタイルのインタビュー読むとまたおもしろさ倍増。
倉田 女子中学生の可愛い仕草というものを、最高のクオリティで残しておけないだろうかというね。
落越 「今、この瞬間」を。
倉田 「今」でもないけどね。妄想の中の人間だから。
舛成 それを若手の巧いアニメーターを使って、やらせてみる。
倉田 それでお金がもらえる、夢のような仕事じゃないかと。
この一言一言を強烈に裏付けてくれる、なんか言葉にならない「念」みたいのが みっしり詰まった作画。あんたら……最高さ!

・いやほんま、この愛らしさは異常。


AUG.11.2005(THU)

 仕事して帰ってきてねた。

・月アスのコラムで アブラムシとブフネラの共生話が載っていて面白かった。我々と ミトコンドリアとの関係の、よりプリミティブな姿、らしい。この手の万化して 極まりない生き物の生態を見てると、人間ってホントに神(だか何だか)の 気まぐれのひとつでしかないよな、と思う。いつか全ては解け合ってしまう、 のか。ミッシェル・マ・ベル。


AUG.10.2005(WED)

 仕事して帰ってきてねた。

ベルヴィル・ランデブーの付録「老婦人とハト」を見た。相変わらず 「不味そうな飯」の咀嚼音がマズそうでスゴイ。いうなれば バカボンのパパの咀嚼音の真逆とでもいうか。オチは(フランスなので 当然)皮肉なんだけど、それが皮肉止まりなのがほほえましい。


AUG.09.2005(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。会議に出ると、ああ、もう次の会議でこの面子とも、 とかそんな益体もないことで妙に沈んでしまう。昼飯を普段食べない人と一緒に 食べてみたり。あからさまだけど、まあ、そういう気分さ。

・スペースシャトル「ディスカバリー」の無事帰還を聞き胸をなで下ろす。 一時期、国産有人ロケット計画方面から有翼再利用型有人宇宙船の無理無駄さを 叩き込まれてしまって、スペースシャトル?そんな時代遅れなシステムは…… とか思いがちだったけど、でもこうして(あんな翼で)大気を掴んで静かに滑空 して来る様を見ると、心が震えるのを感じる。滑空するスペースシャトルは美しい。 そのたたずまいには「宇宙」への説得力がある(子供時代に学研学習まんが 「宇宙生活・スペースシャトルのひみつ」(巻末の未来年表が犯罪的)で洗脳 されてるから)。今後、ISSの完成に向けて、安全・確実な使い捨てロケットの 時代に一旦は戻ったとしても、いずれはもっと美しく、もっとエレガントに、 何てこと無く往復できる時代が必ず来るだろう。でも、この機体(オービター) の存在は、忘れられそうにもない。残り3機、あと何回あの滑空の姿を見る ことが出来るだろうか。

・夢が無くては生きていけない。それは、個人も、種としての人も。


AUG.08.2005(MON)

 就職以来8.5年勤めた職場を離れ、10月より東京に長期出向することに なりました。出向とは言え全く別業種で、今までの蓄積は一度リセットして、 一からやり直し、って感じです。色んな人に「裏切り者!」とか「考え直せ!」 とか「ここまで育てられたのに!もったいない!」とか言われてウロが 来てます。なんか、ああ、多少は存在感があったのね、と自覚できて嬉しいん だけど、切ないもんですね……色んな人に良くして貰って、今の自分がある、 という聞き慣れた言葉を、綺麗事じゃなく実感(或いは誤解)して、感動と いうよりは、震えが来た感じ。僕はこの仕事も職場も好きだったなー、とか。 いつの間にか執着してた。ここまで育てて貰って、その恩返しも出来ないままに 居なくなるのは、本当につらい。果たしてこの環境を捨ててまで向かう必要が あるのか……一度決めたことをくよくよ考えてしまうクセは、31になっても 相変わらずだ。男が一度決めたことをくよくよするんじゃないよ。

・ここまでの道は平坦ではなかった。この日記を読み返せば、いつでもあの 泥沼の日々が蘇る。チクショウ、漸く楽に仕事がドライブ出来るようになった ところでリセットか。よくよく貧乏に出来てる>拙者。

・と思って97,8年頃のとか読みかえしたらえらい楽しそうでやんの。防衛隊 全盛期。まだこのころは言葉が走ってる。夜を徹して遊んでて平気だった。 失敗して死ぬほど恥じ入って反省してても翌日にはケロッとしてる。ナルホド 僕も若かった。

・さて今後この日記をどう扱っていくか。特に今までと変わらずやっていくか、 それとも大幅に変更、あるいは停止、或いは削除してしまうか。悩ましい。 完全匿名でない以上、そろそろ閉じる時期なのかも、というのは結構前から ずっと有って。はてさて。まあなるようになるさ(結局それか)……


AUG.04.2005(THU)

 この先の予定がいろいろ詳細に出てきて、判断を迫る。今まで自分で何かを 決めたことがあっただろうか、と思う位に動揺している。昨日と同じ今日を 憎んでいたくせに、今日と違う明日を前に怯んでいる。


AUG.03.2005(WED)

 自分で自分の首を絞める今日この頃。でもたまには絞めとかないとな。 ゆるゆるではあかん。身の丈に合っただけの仕事と責任を。あと半歩前に。 ちゃんとしようぜボーイ……

サルガッ荘 5 サマー/タイム/トラベラー2コッペとBB団  その1を購入。取りあえずサルガッ荘最終巻のみ読了。うわかなり正面から 来たな、という印象。ちゃんと説明してくれた。ここまできっちり説明してくれる とは正直思ってなかった。読者もがっつり受け止めて聞き漏らすまい読み漏らすまい。 しかしこの卑近な感じ、ドメスティックな空気の作り方は何というか、妙に ”腑に落ちる”。そう感じるのは、でも僕がもうコドモでは無いからかもしれない けど。読み手(の年代)によってこの最終巻の感想は随分変わってくる様に思う。 僕は非常に「満足」した。驚きや新鮮さとはまた違う、満ち足りた感触。いや、 TAGRO氏、お見事。キャラそれぞれがそれぞれに「自分らしく」「真剣に」生きている、 しっかりしたいいマンガでした。/「コッペとBB団」ははしもとしん氏のイラスト のみ舐めるように鑑賞して満足。いいものだ……

・しかしこう、魔法の国が消えていく、じゃないけど、「代償があれば何かができる」 っていう、言うところの「等価交換」が「SFだ」、って感じてしまうのは、不思議な 気もする。それが人の命だろうと、乳のサイズだろうと。

・やじうまWatchより 匠の異名ジェネレーター。微オモロ。しかし「かつて流行した番組」て> やじうま。流行は既に過去形なの。確かにもう何ヶ月も見てないな……

・キムポッシブルのロケットフェアの回を見る。猿がロケットに乗って宇宙に 行ったり、宇宙ステーションにブレーキ音立てて着艦したり。どうなんよ。 アメリカってまだこのレベルな……いやそういうことじゃないのか。にしても。 いやしかし。道理でロンが活躍できない訳だ。しかしポッシブル家には家族愛が ある。親戚づきあいとか近所づきあいとかに関する描写が洋の東西を問わない (むしろ日本よりも重要視されている様だ)のも面白い。


AUG.02.2005(TUE)

 ネタがない。時間がない。気力がない。

・話してて モスバーガー ナンタコスが無性に食べたくなる。特にフルーツは結構イケル らしいですよ?港近くに緑モスがあるので 匠味バーガーなんぞ も食べてみたい。

・BSで映画 「キー・ラーゴ」を遂に最後まで見通した。ボギー祭りみたいな映画。何て 言うことのない映画だけど、ハードボイルドがハードボイルドで許された時代 (男の口から出る台詞は皮肉や批判や軽口や否定だけど、最初誤解してたヒロイン は、やがて男心の不器用な優しさを見抜く……アンド惚れる)ってステキだわ……! とか思う。1949年。国外追放から帰ってきた禁酒法時代のギャング、ロッコの造形が 凄い。E・G・ロビンソンのギャング顔だけで映画が保ってる。手下に髭を剃らせる シーンは正直ヒロインのアップより目を引きつける。以前は嵐が去るところまで 見て見終わった気でいたので、その後のアクション(今にして見ればもったり してるけど)はやや驚きだった。全編蒸し暑そうな感じが良く出てて、夏の夜に 見るには結構いいんじゃないかと思う。


AUG.01.2005(MON)

 仕事して帰ってきて発作的にFedoraCore4環境を作ってみる。Tomcat5とかApache2 とかそういうのを触らねば……こないだ焼いたDVDでさくりと全部入り完成。何も 設定しないままでFirefoxとか動くぜ。Web見て満足して眠る。いや、そこで寝たら あかんがな……

・先月のやじうまWatchより ProjectC-90。延々90分のカセットテープの画像 が並ぶロシアサイト。あーなんか見てると胸がキュウキュウするぞ。うぐぐ。これは たまらん。ホンマにたまらん。イテテテ。もうなんか痛いくらいだ。ノスタルジイの スイッチがこういうのでバチーンと入るタイプ。AXIAのハーフを見てると、それだけ で何だか頼もしい気持ちになったり。やっぱ耐久性ではAXIAがダントツだったなぁ。 あのころは「いいテープ=FUJI」だったものさ。そしてその信頼を最後まで裏切ら なかった。過去形にしてしまうのは寂しいけど。

・マイメロ。高速化できたらイイナ!チャージ……!お父さんうらやましい!ああ。 あああ。高速化(時間の流れが変わる)で色々面白描写があったけど、どうせ やるなら 恐竜惑星みたく酸素ボンベ描写も欲しかった所。あとマイメロ一族は婆さんも 黒いことが判明。奴等を敵に回したら駄目だ。そして次回のクロミ様の黒水着。 大変だ。


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