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古日記 2004年12月(後半)


忘年会忘年会結婚式忘年会忘年会篇。



真夜中に流れるラジオからのスティーリー・ダン
遠い街の物語話してる

(小沢健二「天使たちのシーン」(1993))

DEC.31.2004(FRI)

 買い物したり初詣したり。


DEC.30.2004(THU)

 雪国に向かう。


DEC.29.2004(WED)

 朝東京に着く。外はみぞれ雨。昼頃には本格的な雪となった。早朝の入場待ちより 企業ブース行列が地獄であったという。定宿に荷物を置いてどらんく兄貴のニュー 部屋にお邪魔する。これがもーいい部屋で。快適環境。暫しネット戦争を楽しむ。あと ピス惑DVD他を受け取って代金を渡す。ホクホク。ああもう。ああもう。死ぬまで 楽しめそうだ。夜、連れを伴って新宿で悪の秘密結社の納会に参加。ノッケからド 濃い展開で飲めや歌えや。ツバゼリアイノオットガーナーガーレールジーンセイー。 もうかなりカオスのまま終わる。


DEC.28.2004(TUE)

 仕事して風呂屋に行ってバスに乗って東京へ。


DEC.27.2004(MON)

 日付が変わる頃帰ってきて明日の準備だけして寝た。インドネシア沖地震は 大変な被害になっているようだ。「未曾有の」という言葉が使われていた。 被害に遭われた方には、心底お悔やみ申し上げます。コンビニの募金箱に 小銭を入れる程度の事しかできませんが。

・小銭と言えば、昼休みに銀行のATMで並んでたら、カウンターの上にドサリと ビニール袋を置くお姉さんがいて、中身はギッシリ少額硬貨。貯めたのねー。僕も あれくらい貯めてたことあるよ。でも、そう、最近はコンビニの募金箱に 入れてるかなー。

・なんか全然年末気分じゃない。年々そういう感じが強くなっていく。いつもと 変わらない一日。なんていうか以前は12月24以降ってもう非日常だった訳ですよ。 就職してからも暫くはそうだった。浮き足立ってたっていうか。年末年始の集まり に振り回されながら大掃除したり、テレビ雑誌にマーカー入れつつビデオテープ 準備したり、こう、「冬ごもり」気分があったって言うか。


DEC.26.2004(SUN)

 高校演劇を見に行くはずの日曜。でもなんか結局引き籠もってしまう。天気 良かったのになあ……色々やるべき事があるはずなんだけど、ToDoを管理できない。 コンフリクトして結局は「暇を持て余す」感じになってしまう。なんか飯食って ボンヤリしてるだけ、みたいな。何もしていない。海まで走ってって、歩いて帰って きた。そんだけさ。思考停止のままHDDにたまってたレジェンズを消化する。 どんどんなりふり構わない大地節に。どんな状況でも「風が吹いてる」という描写 一つで画面のイメージが「開放感」側に抜けていくのは面白いなーと思う。大気の 存在を常に感じさせる作品。はっと気付くと夜。また無為な一日を。負け惜しみに 近くのショッピングモールに出かけ、閉店間際のユニクロで親の敵のよーに安服を 買う。持って帰って着てみて笑う。うはー何このハラ!ポッコリ過ぎ。12月後半は 忘年会忘年会結婚式忘年会、みたいな感じやったしな。体脂肪率が曾てない値に。 年末年始も食い倒れそうだし。ああ。来年こそは痩せたいです。

・夜インドネシア沖での津波の報。南のリゾート地故か、笑顔で波から逃げてる 様な、のんきな映像が映る。時間と共に被害が明らかになってきた。どうやら 桁違いの被害になりそうだ。「災」と名付けられた一年の締めくくりがこれか。 いや、まだあと5日ある。気を緩めまい。


DEC.25.2004(SAT)

 好天也。各所のサンタ画像を眺めていたら一日終わったようなものだ。夕方、 赤十字病院に祖父の見舞いに行き、病室の窓から紅葉の山を眺める。病室へ行く 途中で耳鼻科の前を通りかかり、ひとしきり懐かしがる。小学生の頃、何年間か ここの耳鼻科に通っていた。もう20年位前だ。だというのに、エレベーターの 円いボタン、地下の売店を示す看板、待合いの椅子、何もかもがあの頃と全く 同じ……に見える。いや、多分同じだ。ただ、全てが小さく狭くなってはいるが。 思わず地下の売店に降りてみる。今日は休日なので売店は閉まっていたが、でかい 製氷器はあの頃のままの様に思う。ここの自動販売機で昔「グレープフルーツ ジュース」を買ったら、全然グレープの味じゃなくて苦くて哀しかった。そんな事 も思い出す。病院向かいの本屋でポプラ社のルパンやホームズを買って貰っては ここで座って読んでいた。そういう時期が自分の上にあったことを、忘れていた。 CALLに寄ったりOAシステムプラザに寄ったりしてから帰る。帰り道でAVANTIを 聞いてたら、取手さんと南さんの間に決着が!?みたいな。オチもいい。

・夜「来週は女子が沢山来るヨ!」と言われていたけど結局バスケには行かず。 なんか気持ちしんどいねん。あかんよな……明日は筋トレでもしよう。BSで スケッチショウ+坂本龍一。案の定途轍もなく眠い。サケノメ!サカモト!なんか みんな若返っててビックリした。特に教授の若返り様は謎だ。

ポップンの いろはをバシバシやってる着物姿の女子を見たい。バブルバスガール 好きなんよー。CDシングル買ったもんなー。

・なんかQコちゃん2巻まだ送ってこないよアマゾン。どういうことッ。もう 各所の爆発ぶりを見てると、早く、はやく読ませれ!とソワソワしてならない。 今年最後にして最強の爆弾との噂……


DEC.24.2004(FRI)

 1時過ぎまで仕事。流石に疲れた。バタンキュー。


DEC.23.2004(THU)

 天皇誕生日。一日だらだら過ごす。あかんすぎる。

グインの外伝感想だけ追加。


DEC.22.2004(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。


DEC.21.2004(TUE)

 哀しみを繰り返し僕らはどこへ行くのだろう。しらん。仕事して帰ってきて 寝るだけ。

iserenity。癒し系。


DEC.20.2004(MON)

 あっもうあと11日しか無いですよ。マジですか。あかんがな。年頭に立てた目標が どれ一つとして達成されていないという。ちょっと凹む。仕事して遊んで仕事して 遊んで仕事して気がついたら354日も経ってたって事……達成したのは三十路に突入 することくらいかな(放っておいても達成できます)。


DEC.19.2004(SUN)

 早朝から起き出して、剣豪青犬を見つつ筋トレなど。気がつくと日が陰る。また 月曜が来るなあ……なんか。あ、明日から青アドが藤井青銅だ。それを楽しみに 生き抜くぜ。一日ヒキコモリもアレなので(例によって)近所のケーズデンキにフラフラと。 Skypeで使ってるマイクをもう少し高音質のものに(あとヘッドセットは頭が締め 付けられてツライので)、と思ってAIWAのモノラルマイク CM-TM25を買ってみる。結構いいみたい。Skypeの高音質っぷりにつられてPC マイク周りの音質向上が流行るんじゃないか……と思ってるんだけど、まだその 兆しはなさそうネエ。

第44回日本SF大会 HAMACON2オープニングアニメコンテスト。ここ数年来の有様を見ていると、 まあ、確かにこれはアリかなあと思う。


DEC.18.2004(SAT)

 比類無きO女史の結婚式。シックなドレスが似合う。相手の方は宇宙物理学者。 浪速大学の名誉教授の祝辞、考古学会の重鎮の笑顔。若手研究者から大先生まで、 その面子だけで圧倒される。老先生方含め出席者の全員が二人に対し、愛情だけ でない一種の敬意を感じているのがわかる。それだけの仕事をしているのだ、二人 とも。尊敬され愛される連中の結婚式に出た後で感じる「それに比べてこの俺は どうだ……」感はすさまじく、正直ちょっとこたえる。身がすくむ様な思いだ。 二次会に出てもその気持ちは変わらず。天文サークルの若者達が賑やかに華やいで いる中、場違いな二人(N川先生含む)は壁の隅の方で「あの娘かわいいなー」 「高熱源体過ぎる」「俺あの娘となら結婚してあげてもいいな」とかモテトーク。 結局そのまま会が終わるまで男二人で話し込むだけという有様。敗北感にまみれて 夜の街をふらつく。「俺たちってダメだよな!」「お前と一緒にするな!」COPAに なだれ込み、先日の詫びを入れつつ飲む。結局また男のカラオケでシメ。立ち上がり 拳を振り上げ「ヨイトマケの歌」〜さだまさし「関白失脚」を涙ながらに熱唱する N川先生に輝きを見た。


DEC.17.2004(FRI)

 定時ダッシュでちゃんこ鍋屋へ。幹事グループから抜けたくて抜けられず、また なんかやらされてる自分。そんでやっぱりなんかいろいろいじられて終わる。 30にもなっていじられ役かよ。はー。切なすぎる。日頃人と接しないからこういう 目に遭うのかな。あかんよな。とりあえず昨日の包みは何の注目も浴びず、 ものの数秒で破り取られていて、それが唯一救いだった。せめて前向きに。

・しかしいい加減この状況から卒業しないと。望んでしんどい役回りをやってる 訳じゃない。ていうかもうやる気のない忘年会なんかしなくていいよ。俺は楽しく 飲みてえんだ。


DEC.16.2004(THU)

 仕事して帰ってきて、用意していたダイソーのラッピング用紙で明日のビンゴ の商品(マウス)をラッピング(通販で買ったので包装できてないのだった) ……できない……しまった僕は不器用なんだった。忘れてた。「ラッピング屋 ―――!!」(中略)「安しぃー!」(えの素)的な展開が望めない以上、 自助努力あるのみ。試行錯誤の結果、完成したのは何となくタコ焼きの包み ライクな形状。ワハーイ。ホロリ。ちょっと本気で泣けてきた。出来ると 思ってたことが出来ないことの情けなさ。やってみたら出来なかった、という あの哀しさは、ちょっと小学生チックな気分だ。明日のどんな業務より このタコ焼きの包みモドキが人目にさらされる事の方が恐い。恐いが、もう、 寝る。どうせ数秒で破かれるものだ、と言い聞かせて。なんでこんなに恐い のか。

・眺めてるとホントに心臓バクバクしてくる。何かトラウマでもあるのか。 あるんですよ実は。手作りのプレゼント目の前でポイ捨て事件が。不器用さと 思いこみでは高岡りら(桑田乃梨子「豪放ライラック」参照)にも負け なかったけど立ち直りの力で負けているという。

昨日のホンダロボ画像とか。いいね……。

劇場版AIRの予告編が 非常に出崎。ここまでギラギラしいとは。

五十路のドラクエ8。ドラクエってこういうゲームなんだなあ、と実感 させてくれる。そりゃ売れるわ、と。ちなみにうちの親は「TVゲーム」した こと、ないんじゃないかなあ。Webは使ってるけど。


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