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古日記 2003年8月(前半)


財布落としたけど拾ってもらった篇。



秘密を自分だけのものにしてしまおうなんて無理よ。
ねえ、私の中で秘密がどんどん膨れ上がるわ。
もう手に負えない。一緒に立ち向かう同士が必要だわ。
『私たちはここよ』

(平和堂ミラノ「レコンキスタ」)

AUG.15.2003(FRI)

 もう全く秋だ。梅雨が明けたら秋でした、って感じ。

・モリタイシ「いでじゅう!4」:前巻のヒキが嘘のよーな展開。っていうか やってみたかっただけなんちゃうんかと。いや然し相変わらずナチュラルにツボを 突いてくる。もう「キャラが勝手に喋ってる」状態なんだろうなあ、と思わせる この「活き」の良さ。みんな輝いてるよ……読んでると、自分も部室に居るみたい な気分。少年漫画はこうでなくては。こういうの読むと、マンガが描きたくなる。/ 志村貴子「放浪息子1」:相変わらずキャラが多くて、説明が少なくて、冒頭から がんがん絡んでいく。その人間関係のもつれっぷりが如何にも、だ。どうしても 絵の巧さに目がいくけど、このゆるいキャラ立ての巧さ(非劇画村塾的な)こそ がこの作者の魅力だと思う。あとこの人の作品は、必ずこっちに向かって(普通の 表情で)ナイフを突きつけてくる瞬間があるので、その辺楽しみにしていたい。 「敷居」とは微妙に違うこの絵柄は、まだちょっと慣れないけど。敷居サイコー。/ 唐沢なをき「さちことねこさま1」:さちこの造形に慣れない。この人の描く メガネっ娘は基本的に受難の人だと思う。どうしても柏木さん(必殺山本るりこ でひき肉になる人)を思い出す。今回下着姿もあるのにどうも哀れさが先に立つ。 この人特有の「単純な線で異常にえっち」という絵を期待しつつ。

・高校野球休止で久々にあった昨日のプリンプリンは水島裕に三ツ矢雄二で 豪華すぎ。ホントアイドルだよなーこの声は。艶やかで。あと「世界お金持ち クラブ」の歌も満喫。お金さえあればー!


AUG.14.2003(THU)

 仕事でトラブル。大いに凹む。帰って酒。外は雨。寒いくらいだ。

・頑張るしかねえよ。自分のケツくらい自分で拭け>俺。29だろ。

・東京のヲタ密度がぐんぐん上がってる所だろうな、と思いつつ。某氏に「貧血は 二日目」とか言われて、えっ貧血になったの!?とか思ったら貧血エレベーターが 二日目に出るよ、って事だったり。「Qコちゃん」の感想も書かないとなー。 これ読み返せば読み返すほど凄いマンガだよ。イヤマジで。


AUG.13.2003(WED)

 寝癖MAXの頭をむりやり梳かしてドアを開けると、いきなり秋風が吹いていた。胸を 突かれる様な思い。目にはさやかに見えねども、だ。何だろうなあこの感触は。どうせ 季節なんてもう日常の一部でしかないのに。それでもこの喪失感というか、まあ意地 汚い表現をすれば「夏を味わい尽くしてない勿体なさ」で一日妙にもの悲しい感じ。 物語の始まりにはちょうど良い季節、とかオザケンのフレーズを口ずさめ。

・お盆モードで職場に人が少ない、ので早々に退社するも、街は阿波踊りで大渋滞。 結局県庁を越えるまで、いつもなら20分程度の所が1.5時間程度。窓を開ければ風に 乗って街のざわめきが流れ込んでくるのだった。隊長宅経由でグラッツェガーデンズ。 隊長、M隊員、K永、ニャッキ氏の面子でメシと駄喋り。M隊員は隊長のバイオUで サウンドノベル(多分これだったと思うけど違うかも)をやっていた。話題は 近況等。あと最近のブログ話とか、昔の部員の話とか。9月頃にまたバーベキュー でも、みたいな話を振るだけ振っておく。

・イリヤを読み終えたので各所の感想を読んで回る。 U-ki総統の感想が一番ハマる。やっぱ素直に言おう。駄目だ。こんなラストで誰 が満足するかって。このラストしかなかった、だからイリヤの萌え描写をどんどん 削っていったんだろう、読者の反感を買わないために、所詮は最終兵器だし、とか いろいろエクスキューズを勝手に考えてしまうくらいにこの作者を僕は好きなん だけど、でも、それはそれとして。いや然し。少なくとも前巻までは必ずあった 「背中ゾクゾク」なシーンは一つも無かった、って事で。痛くするならもっと痛く。 悲しくするならもっと悲しく。それを僕は期待していた、のか。……結局まだこの ラストについては結論が出ていない。読み返す必要がありそうだ。

・あっ 村上勉のふみの日切手


AUG.12.2003(TUE)

 なんか血の巡りが悪い感じ。ハッこれが噂に聞くドロドロ血液!?鮫油飲ま なきゃ!ていうか三食揚げ物とラーメン、みたいな生活を改めるべきだと思われ。 野菜ジュースでも飲もう。

ネットで呼びかけ集団いたずら。何処にでもこういう連中はいるのだ、という話。 要するに吉牛オフみたいなものですか。駅前マトリックスごっこみたいな。向こうじゃ 「フラッシュ・モブ」っていうらしい。いいネーミングセンスだ。

日々是魚を蹴る よりstrandbeest。動画が凄い。 skeletons which are able to walk on the wind、だそうだ。最初ゼンマイ駆動 かと思った。ぞわぞわする。

・財布の件ですっかり忘れていたけど、日曜に 徳島の作家・没後20年 中原淳一展を見に行ってきたのだった。某比類無い人が 「徳島に生まれたのにどうしてああいう感性を持ってしまったのか」とか絶賛していた ので見に行ったら、普通の企画展の数倍の入りで、しかも9割は女性だった。リアル タイムでひまわり社世代だったっぽい奥様方のグループが、なんて言うかこう、華やか な雰囲気で盛り上がって居られた。昭和の一時期、確かにこういう「少女」達は実在 したのだろう、と彼女たちを見ていて思う。たとえオバサンになっても、「ジュニア それいゆ」なんかを見てウットリと往事を語り合っている彼女たちには、充分その 面影があった。各展示物には中原の美的センスが溢れていて圧倒される。個人的には 晩年の人形の異常なまでの格好良さに惹かれた。爆笑一歩手前の格好良さ。

・イリヤ最終巻読了。いろいろネタフリだけされて描かれてない部分があるけど、どう なんだろう、最初からそう言う積もりだったのかしら。子犬作戦かー。そう、だった んだなあ。榎本の気持ちや如何ばかりか。結局主人公はこのオヤジじゃん。このオヤジ の振れ幅こそがこの物語の全てな訳でさ。世の中には表も裏もある。多層のレイヤーを 抱えて、それでも作戦は、「仕事」は、粛々と展開された。こんな作戦まともな頭で できる事じゃない。でも僕らは桜花とか回天とか設計した国の直系の子孫な訳で。 愛する者を守るため傷つくこともあるだろう。あなたなら特攻するとき誰の名を叫ぶ? っていうか、まあ、ホントに好きな人ができたら特攻なんざ出来ねえー。だから、 まあ、彼女は今も空に居る、と。[よ]マークはオカエリナサイだと思って。スイマセン 甘くて。そうでも思わないとヤッテランネー。鬼か!感想書く時は真面目に書きます。 多分。


AUG.11.2003(MON)

 財布が交番に届けられたとのこと。夜警察署まで取りに行く。なんか色々諭された けど、この宿直の人は必要以上に威圧的で(まるで僕が暴走か何かで捕まったみたい な感じだった)何だか疲れた。礼を言って帰る。拾い主の方に電話して、また改めて お礼に伺う旨を伝える。喜んで然るべきだけど、警察での一件が妙に重くて、気持ちは 沈みっぱなし。他には何もない一日。袋ラーメン食ってビール飲んで寝た。

ピースピット 第三弾「グルービーデイズ・マリオ」。ダブルキャストで宇田尚純氏が出る らしい。狙って見に行くか。そういえばスエケン氏の まんとなく日記 でもミラノ氏の死について触れられていた。「僕にこれからなにができるのかは わからない。ただ、僕とあなたとみんなが幸せな気分でいられるように日々を重ねて いきたいと思う。」彼の言葉はいつも強靱だ。

・演劇をやっている連中、「芸術」をやっている連中に対する根拠のない憧れは、 子供の頃にサーカス団員に憧れたのとさして変わらない。彼等の楽しそうな顔にのみ 惹かれ、その裏面の苦悩には気付かない。気付かせないのは彼等が演技のプロだから。 「屹度彼等は僕なんかとは全然違う、しがらみのない、自由でキラキラした毎日を 生きているに違いない」と、そう思うことで、そういう世界があると信じる事で、 僕はこの退屈で窮屈で無意味な毎日に耐えられる。仮託ってやつかな。でも、やっぱ 「そういう」世界は存在していて欲しい。80年代のユーミンの様な、Yes Coke Yes! 〜I feel Cokeの頃のコカコーラのCMの様な、シュガーベイブの歌の様な、ますむら ひろしの描く世界の様な。

・週末はバッティングセンターにでも行こう。憂さ晴らしだ。

・メモ:きまぐれクソオタ 出戻り紀行の「ギアナ高地のあたりからアメ版声優もこのお話がどういった 話か解ってきたようですんげーテンション高く演技を」が面白かった。王様の 声!


AUG.10.2003(SUN)

 セルフのガソリンスタンドで財布を出した後、財布が行方不明。置き忘れた様だ。 探しに戻るも見あたらず。n万円入ってた。あと各種カード類。ヘコム。各クレジット カード会社にカード停止の電話かけまくり。VISAとか大手の対応は凄くプロっぽくて 明るくて安心感高し。それに比べると某カードは……やっぱりクレジットカードは (持つなら)大手に絞って持つべきだなーと思った。あと大金は持たないこと。財布 は小分けにする。とか海外旅行の心得みたいな事を考えてしまう。

・いやもーホント凹んだー。でも交番の人とか、レンタルビデオ屋(借り捨てされると 気持ち悪いのでビデオ屋にもカード止めに行った)の店員とか、みんな妙に親身に なってくれて、正直ビックリした。世の中にはこんなにも(見知らぬ)隣人に対する 情けがあったのか。或いは僕がそれだけ哀れな顔をしてたって事か。

・しかし自分のドジっ子ぶりもとうとうここまで来たか。財布だけは無くしたこと 無かったのになあ。自分の耄碌っぷりを痛感する良い機会だったかも。


AUG.09.2003(SAT)

 超眠い。寝てた。夕方バスケ行って、また動けないのに無茶をして嫌がられる。 すんまそん。フロ屋行って、帰りにみんなでニャッキ氏宅を訪問。雲の切れ間を狙って、 庭で火星観測。極冠が見えていい感じ。でも蚊に食われまくった……

・ヒトクイマジカル読了。この空虚さは凄い。語り手が実は一番理解の埒外に居る、と いうのは相変わらず強烈だ。いや、寧ろ非常に理解できる。できるから、嫌なのだ。 この異常さ、この曖昧さ、この一貫性のなさ。若さ故云々、ではない、こういう奴は、 居るものだ。「駄目で居続けること」にどれだけ力があるのか。全てを破壊し尽くす 「駄目さ」。主人公は実際、非常に「嫌な奴」なのだ。みいこさんの叱責の言葉が 全部こちらに突き刺さる。もたれかかる玖渚の圧力。突き抜けた弱者。全ては戯言で、 (蔑視的な意味での)マンガで、でも、この先どんな爆弾が控えているのか解らない 不気味さを常に抱えている。要するにエキセントリックなのだ。奇矯なのだ。当前。 そのショーを楽しむさ。やっぱクビシメのショックが大きかったかなー。

・否定的な感想に見えるだろうけど、もの凄く面白かったのよ。表紙カバーも凄いイイ 仕事だし。是非買いの一冊。


AUG.08.2003(FRI)台風

 台風直撃。仕事して帰って、さて寝るかー、とか思ってたら夜半に押入から滴音。 雨漏りだ!大あわてで押入に詰め込んであった本をどかす。間一髪セーフ。思いの 外本が大量で、気がついたら夜明けだった……あああ。あとバカなので直撃中に 近くの自販機まで(わざと)コーラを買いに行ったりした。いい年して、でもこう いうことは止められない……やー吹き飛ばされそうになったよ。たまらん。 もーあっという間にずぶ濡れ。うははー

・ジェッターズとかMRRとか消化。後ウラ関根TVと。ホントに下らない。あり 得ないくだらなさだ。最後はムリョウの再来週放映分あたりまで見て寝落ち。


AUG.07.2003(THU)晴後雨

 怠いぜ怠いぜ怠くて死ぬぜ。何となくまたモンティパイソンアンドナウとか 見て寝た。カミさんいるのー?僕いないのー。

・「 ユニクロで買った服を着て、またそのユニクロに買い物に行くぐらい」 恥ずかしい、という表現を見て頷くと同時に、しかし最早それが避けられない 現実としてある事に沈痛な面持ちで。トンパ文字Tシャツだけは買いません。買い ませんとも。つーかウチから歩いて直ぐの距離にあるのがいかん。所でユニクロ の店員はなぜか はなちゃんっぽい人が多いような気がする。雰囲気が。


AUG.06.2003(WED)

 全身だるぅい。ハンパねー。マジやるきねー。昨日の深夜枠のチェックでもする かーと思ってビデオを回したら地上波デジタル放送との干渉実験?な テスト映像 だった。仕方ないので「大地の子」見ながら焼酎かっくらって寝る。

「ジム・ビーム」貯蔵庫出火、300万リットル焼失。良く燃えるぜ (樽に入ってる奴は度数が高いんで)。

・あっそういえば今年もそろそろじゃないか、夏の BSマンガ夜話、とか思って 調べたら、今年は8/25から。今回個人的に「シェイプアップ乱」に注目したい。 徳弘正也を技術的な切り口で語った論ってあまり見ない気がするので。狂四郎 2030とか普通に面白いけど、やっぱあの「乱」が最初に登場したときの衝撃って のは忘れがたい。小学生のピュアな魂をもの凄い勢いで染めていったあの一連の 感性。「下品」で括ってしまえない、異常な情念の様な……真剣さというか、 真摯さというか。読者に対していつも手を抜いてない感じがある。あの独特の 絵をいしかわじゅんはどう評価するのか。あと杉浦茂回のゲストみなもと太郎も 気になる。


AUG.05.2003(TUE)

 終日仕事。帰って即席麺食ってビデオ見て寝た。暑くもなく寒くもなくいわば 虚無い。筒井康隆を読み返したい気分。「僕」はもう一度「俺」にならなくては ならない。

ミラノさんが亡くなった のを知ったのは最近の事で。このところ某氏とピスタチオ時代の作品の話をする ことがあって、今頃になって漸く実感というか、喪失感がぞわぞわと沸いてきた。 「大切なバカンス」の描いた風景を、忘れない。あの、舞台でしか絶対に味わえ ないミラノ世界の「美しさ」に触れる事ができた、それは一生の思い出だ。 ああ、しかし、噂屋!38だぜ!いくら何でも!

・ジェッターズ42話「ムジョー、男の塩ラーメン」(吉田玲子脚本)をやっと見た。 モモちゃんの動きがたまらねえー。爺達の青春話にシャウトの「バカみたい」って バッサリ切捨ても無視して男泣きに泣くムジョーの気持ちもわかるのだった。ああ 男の純情。ていうか麦人に高校生の声をやらせるのも凄いと思った……MA0とMAXの 関係とか、兎に角この過不足なく収束する設定消化が美しくて巧い。早く次のも 見てキャッチアップしないと。あと新主題歌は激しく 一歩氏を 思い出させるのだった。一歩!

・虚構にはせめて「正しいドラマ」を求めたい。その意味ジェッターズは 理想的だ。

・プリンプリン:さらばピテカンドロップオシモサクのオシモサク。ランカーのノリ ツッコミっぷりはなかなか。ピテカーンドーロオップー、オシモーサクー。結局2番 は完成しなかったのネ。そして地球へ。

ブレア首相夫人の歌声、クラブで大ヒット。それはムネオハウスみたいな ものかと思った。向こうにも2chみたいのはあるのかなあ。

カダフィ氏が米テレビ局に出演。なんか「おお元気でやってたのか」みたいな。 だから何って事はないんですが。


AUG.04.2003(MON)

 23時までサービスサービスー。深夜営業のスーパーで肉と野菜買って帰ってきて、 メール読んで寂しくなる。いろいろあるのだろうさ。豚コマとピーマンの炒め物を 作って肴に、酒をくらって眠る。この生活もそろそろ潮時だろう。何もなくなった ところから、また始めたい。その為の今年後半だと思え。

・最近ホントにヤバイんだ。変になってるのは自分でも解ってる。でもそれを 立て直さなきゃ!っていう意識が全然沸いてこない。まあ取りあえず眠ろう。 夢でも見よう。明日のために今日も寝る、のだ。明日の星、停車時間は二日間。 ( 停車駅案内)。そーいや昔MASLで「おいどん、大いに語る」っていうのが ありましたね。とかそんな昔話しか出てきません。

・そろそろ求道の果て は再開しないんだろうか。壬生猫さんの 所ミスナビも なにげに止まってるみたいだ。まあウチも似たようなもんか。生きてるのか 死んでるのか。テープレコーダーに自分の声を入れて土の中に埋めるのだ。21世紀 の虚ろな夜に。

・プリンプリン:ピテカンドロップオシモサクもう終わりか!折角のSFを! (SF?)


AUG.03.2003(SUN)

 起き出してぼーっと彷徨く。気がつくと昼。某氏と電話してたらデパ地下に行き たくなった、ので、そごうまで自転車で出かけた。吉田書店(そごう下の古本屋) の奥様に「あら白くなったわねえ!」とか言われて凹む。いや白いんですよ実際。 日の光を浴びない生活が長いんで。「日に当たらないと白くなるのねえー。やっぱり 紫外線浴びないのが一番ねえ」この人斯う云うところが魅力だと思う。昔の文化部の 先輩女子にこういう人居たよ。ステキだ。SF大会の土産話などしつつ適当に青背を 見繕ってからデパ地下へ。目の保養ーとか思いつつ夕飯のおかずなど買ってみるの だった。

・夕方M隊員と一緒に「茄子  アンダルシアの夏」を見に行ってきた。個人的には1000円どころか3000円級の 出来だと思う。原作の力も大きいとは思うけど、原作に似て非なる作品に仕上がって いて、でも僕はどちらも好きだ。原作の、感情移入を拒むハードボイルドさ、乾いた、 茫漠な諦めの中にチラリと見える「生命の真実」みたいな、あれはあれでホントに 好きなんだけど、アニメの(いかにもジブリ的な)視聴者に踏み込ませるキャラの 作り方も心地良い。特に「お前か」のシーンは卑怯な程巧いなあと思うのだ。 自転車特有の(クルマとは違う)スピード感もリアルだし、乾いた「何もない」風景 も美しかった。惜しむらくはナスの漬物が最後まで不味そうだったって事で。あと あの据わりの悪い地歌はなんとかならなかったか。あんだるーしーあー。あんだぁー るしぃーぃぁあー。キヨシロのエンディングは個人的には結構良かった。

・フジグラン(シネコンの入っているショッピングモール)の玩具屋が異常拡大して いて見応えがあった。555グッズとかアバレグッズとかナージャグッズとかミルモ グッズとかその物量に圧倒される。スゲー。555玩具の「高い奴」と「安い奴」の 差違に涙してみたり。大体この「安い奴」(ケータイ部分のボタンがモールドじゃ なくてシールとか)を買い与えられるんだよなー。あのみじめさを思い出したり する。ていうかファイズアクセルの出来が良くて欲しすぎた。あと最近の栄光の 十人ライダーはもう良くわからない布陣だと思った。

・あとはN川先生の買い物に付き合ったりした一日だった様だ。

・古本屋で買ってきたハインラインの「スターマン・ジョーンズ」が面白くて ならない。コレは、アレだ、21エモンだ(多分)


AUG.02.2003(SAT)

 起き出して、また眠る。また起きてまた眠る。午後何とかシャワーを浴びて起動。 洗濯と買い出し。無為なり。


AUG.01.2003(FRI)

 もうホントに駄目。寝る前のチャットだけが救い。依存してるな…… 仕方ないけど。


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