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古日記 2003年6月(後半)


校長の死と不死身探偵オルロック篇。



なにか劇的な変化が起ころうとしているんだ。
やりたいことはいまのうちにやっておこう。
理屈をこねても時は止まらない。
未来はほうっておいてもやってくるけど、
現在はつかまえてないと感じられないものな。

(神林長平「あなたの魂に安らぎあれ」(p36))

JUN.30.2003(MON)

 調子に乗っておりました、と呻きつつ眠る。俺は馬鹿だ。調子に乗るな。 黙れ。消えろ。

・「いでじゅう!」の3巻を読んで、泣きそう。ベリ子とミウラは何となくもう一線 を越えている気がする。子供の顔のサイズがどっちかでbetしよう(泣きながら)。 あと「がじぇっと」1巻で更に泣きそうになる。衛藤ヒロユキのあのピュアさは何 なんだ。もうザクザクと胸に刺さる。やべえやべえ。フェイスガード虜でも読んで 心を鎮めよう。黄泉がえったんスよー

・縛られているプリンプリンの手首パーツが抜けていてちょっと怖い夜だ。


JUN.29.2003(SUN)

 梅雨の晴れ間だが全身の倦怠感に負けて引きこもる。不死身探偵オルロックを 延々読み返す。酒屋にトリスの角瓶を買いに行ったら、もうオマケのコースターが 無くなっていた。あと竹本泉の「ある日のツヴァイ」とか読んでた。これがあの 竹本泉?とびっくりする位「閉じた」感じ。ペット漫画って時々……。

・「俺ニュース」が無くなって以後、本当に外部ニュースへのアクセスをしなく なってしまって困る。いや困りはしないかもしれないけど、味気ない。ここ数年 「ブラウザの一機能」的な使い方してたんだよなあ、とつくづく。みんなどの サイトで代替したんだろうか。


JUN.28.2003(SAT)

 コインランドリーでチャンピオンとジャンプを3冊位精読してから電器屋・ 本屋。他に行くところも無い。日が暮れてバスケ。沖縄帰りのドラムスキー氏に いろいろ話を聞いたり、エロ事師Fに阿波踊り中にどうやって口説き落とすかの 作戦を聞かされたりしつつ、プレイは湿気と熱気で汗ダラダラ。やりすぎた ……明日は筋肉痛の予感。帰宅して風呂に入って寝た。


JUN.27.2003(FRI)

 久々に仕事がらみで飲む。飲むつもりで自転車。大して飲んだ訳じゃないのに、 結構酔った。そういう夜もある。部屋に戻ってきて、電話線の向こうの相手と 延々他愛の無いヲタ話をする。許されようと許されまいと。多分幸せなんだろう、 ただ気兼ねなく話す相手がいるというのは。

・週刊シャトナー研 ひとりシャトナー研「動物に喰われた男」。シャトナー一人だって。 見たい様な怖い様な。


JUN.26.2003(THU)

 日付が変わる頃帰宅。正直もうボロボロです。いや悪いのは僕なんですけどね。 いつも。くだらない現実より甘美な虚構を!

魔夜峰央インタビュー。ショック! メンタコ に意味は無かった!って今更。なんとおっしゃるクールメンタコそれならわたしと ホットメンタコ。このフレーズ今読んでも狂ってる。

軌道エレベータを造ろうという連中が。しかも2018年運行開始だって?どこまで 本気なのか。楽園の泉式に行くなら、静止軌道上から地上までの引っ張り強度に耐える 「最初の」ケーブルって、”カーボンナノチューブ”でクリアされるものなのか。 もう軌道エレベータすらロマンの対象ではなく、現実のモノとなってしまうのか。 夢が現実の形になるとき、また僕らは焦りを感じなくてはならない。次のビジョンは あるか?軌道エレベータを越えるSF的ビジョンは?軌道リングはまあ置くとして。 いやそりゃ勿論次は超光速航行であり”ワープ”なのだろう。あー早く宇宙人 来ねえかなー。


JUN.25.2003(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。生きているのか死んでいるのか。


JUN.24.2003(TUE)

 やること為すこと裏目に出す一日。情けなさと恥ずかしさ、自責の念で消え入る。 29にもなってこんなざまか……25時頃燃えないゴミを出して眠る。ゴミを出すとき いつもパードルの「燃えるゴミと燃えないゴミと(心強さと)!」を思い出す。 多分死ぬまで思い出し続けるだろう。


JUN.23.2003(MON)

 23時帰宅。週末に買った茄子とピーマンで麻婆茄子を作って食いつつ発泡酒片手に プリンプリンを見ていたら強烈な虚無感に襲われる。実際何もかも理不尽だ。随分 前のアエラで、団塊ジュニアは燃え尽きている云々という記事があった気がするけど (アエラのあの手の記事はホントに救いが無くて凄い)いやもう、去年の春辺りから 燃え尽きっぱなし。


JUN.22.2003(SUN)

 昼頃までボンヤリ。アバレはアバレキラー零號機登場。暴走したら首都圏壊滅の 迷惑超人。アバレられねえ……アングルの違う1話回想シーンは無駄に力が入って いて良い感じ。キャラ的にはちょっとヘビの人と弁護士の人を思い出したりもした。 立て方にソツがなさすぎてちょっと物足りない気もする。アバレなんだからこう、 もっとエキセントリックに!もっと!あとジャンヌはグラっと来てんじゃねえー。 メシ食いに行ったり駅前に出て変な芸人モドキの芸を見たりバスのチケットを 買ったり本を買ったり晩飯買ったりそんな感じの一日だった。あと某ジョイメイト のソフト売り場で、店員をつかまえて、店内に響く大声で某県産ソフトを延々クサす オジサンを見かけたりした。M社のWなら簡単に出来ることがJ社のIじゃ全然出来ない んだよ!……いやそれは基本機能ですよ、とか教えてあげたかった。

・今頃漸く今月号のメージュを買った。ガンダムトランプは当時の奴まだ持ってる のだった。「この人話」は金春智子氏。その為人をよく示す内容で興味深い。あと ビデオラボで天地無用の新 シリーズの話が出ていて微妙に楽しみになる。阿重霞20歳、って当時(92年) 随分年上に思えたけど、今や20歳なんてなー。しかし相変わらず岸健久の イラストは的確だ。

・「愛の負け戦」がカラオケに入ってたら確かに楽しい気がする。今聞くと結局 男同士でつるんで遊んでる方が楽しいノネ、って歌なのかもなあ、と……いや やっぱ違うか。


JUN.21.2003(SAT)

 昼頃起床。創業セール中のCALLまで出かけてSケーブルを買い、紅白饅頭を貰う。 文化の森まで出かけて高校演劇をチラっと見たり。某先生の所の舞台は残念ながら 見られなかったけど、講評できっちりダメ出しをされていた。でも嬉しそうにしてる 辺り、彼は真性のMであろう。丸々見たのはJ東の舞台だけ。園児服やランドセル 背負った女子高生達が乱舞するイカレタ内容で素晴らしかった。おぱんつ見せまくり (そういう舞台ではありません)。どこも転校ネタばっかりじゃないか、高校生に とってのドラマの究極は所詮「転校」程度なのか、という講師の呆れ混じりの言及は、 然し成程と思う。ホットチョコがいかんのかな……某先生には是非藤井青銅バリの 脳天気エキセントリックバカ元気な脚本を下ろしてもらいたい所。日が暮れて、 バスケは行かず。七面倒くさい仕事をコリコリと。結局何ほども進まず。バスケ 行くべきだったよ……

作家の オーウェル、情報機関に「隠れ共産主義者」リスト。「リストを政府側に 渡したのは「美しい女性への恋ゆえだった」と政治史学者は分析している」。 結局どんなに頑張っても男なんてのは女性の下僕に過ぎない。曰く世界の支配者は 女であると云々。


JUN.20.2003(FRI)

 仕事して銭湯寄って帰ってきて寝た。なんかもー、グダグダな一週間だったよ。 真面目に生きろ……

・ところで矢っ張りドーンブリカの姫ってマイヨーかなー。顔の作りから 言って。はべれーけーはべれーけーはべれーけれーえーえー

「獣たちの夜」感想追加。


JUN.19.2003(THU)

 台風の余波か、雨風強し。だが、夕方には止んでいた。あまりに夕日が美しいので、 フラフラと外に出てみた。赤と濃紺のグラデーションをバックに、強い風に揺れる 街路樹が墨の様に黒い。空は驚く程澄んでいて、然し肌に感じる空気は蒸し風呂の 様だった。ここは一体どこだ。で、まあ仕事して帰ってきてにくとめし食って寝た訳 だけど。


JUN.18.2003(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。駄目なときは何をしても駄目だ。無意識に奥歯を 噛み締めているのか、一日が終わると顎が怠くてならない。

・何が欲しい何がしたい何処へ行きたい?夢はあれから何処へ行ったのか。いや、 そもそも夢って何だっけ。確か昔あった筈、なのだが。


JUN.17.2003(TUE)

 数時間の<休憩>を計上してからタイムカードを挿し、帰ってきて菓子パン食って 酒飲んでプリンプリンとモンティパイソン(下からモソモソっと)アンドナウと DS9と狼雨を見て寝る。何だか、全く現実感が無い。現実に此処に斯うして存在する のか俺は?何と言うか、最近「現実」からのエコーが感じ取れない感じ。僕は今も 世界の片隅で、生きている、筈だ。だが、本当に?

・まあ、要するに仕事で心底煮詰まってる、って事で。どう考えてもその枠内じゃ 無理だ。で、サービスサービス。


JUN.16.2003(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。炊飯器の中身が一日で大変なことに。冷蔵を怠ると 恐ろしい季節になった。明日が燃えるゴミの日でたすかったー(ミルクチャン談)。 然し毎日毎日何やってんだろーなー拙者。何とかしよう。あ、あとねねこ ねここちゃんのご主人様である所の やちよさんの日記で独身カレーの出典に言及があったので速攻Amazonに注文 したりした一日だった様だ。

春風亭柳昇(春風高校校長)が亡くなったそうだ。合掌。落語家としての 「柳昇」に対しての喪失感ではなく、「やなぎ・のぼる」のモデルとしての存在に。 つまりそれだけ僕が「光画部」に薫陶を 受けて育ってきたのだ、という事だ。

・アニソン10選は出すだけ出してみてくださいネー。適当に!やってみると案外 面白かったりするし。などと言っていたらもうあと1月ですよ。東京行きのバス チケット予約しなきゃ。今年の夏休みもSF大会中心に。こんな人生……



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