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古日記 2001年11月(後半)


ものいわぬ日々篇。


さいわい、天気が晴れだした。
十二時間のうち九時間しか雨が降らなかった。
ここ一カ月のうちには飛行機による救援をあてにできるだろう。
まだ三日分の食料がある。

(ヴィァン「蟻」)


NOV.30.2001(FRI)

 24時頃帰宅。何かホントにどんどん落ち込んでいく。仕事を持ち帰ってしまう。 ヤルキナシ。買い込んできた漫画の山を読み崩すだけの週末。その自分の姿が おぞましい。おぞましい、が、他に何もする事がない。逃避せずに居られない。 エヴァ7巻を読み、加持とミサトの生き方、に、言いようのない嫉妬というか、 嗚呼。「俺に撃たせろ!」「漫玉5」他。明日は散髪に行こう、と思いながら ズルズルと眠る。

・「俺に撃たせろ!」アルツ・ハマーに伝言、の単行本化。ギャグが有るように 見せかけて実は無い。火浦調ハードボイルド文体を堪能。

・「漫玉5」鬱な所は共感しないように気をつけつつ、笑いどころでは爆笑する。 バーミヤンのポイントカードの下りは何度読んでも味わい深い。知恵の輪の下り とか。あと4コマもな。

・感想たまりまくってる。でもアレ以来なーんかもー書く気がー。と言い訳。


NOV.29.2001(THU)

 23時頃帰宅。「彼らの週末」読んで以降、何か、久々に深刻な「俺ってこのままで いいのか」病を発症。何なんだこの不安感は。発作的に「純情クレイジーフルーツ」 やら「あおいちゃんパニック!」やら手元にある学園モノ(!)漫画をざらざらと めくってみたり。後ろ向きパワーで乗り越えたい!でも、あー、駄目だ。満たされ ねぇー。なんか、心に穴が空いてるんだけど、それを埋めるには、どーも漫画や 小説じゃ駄目みたいよ。ってそんなの最初から解ってるっつーか。穴を、埋めるの ではなく、穴を忘れる為に、その場しのぎ的に飲む酒の不味さ。漫画も同じ。

U-ki総統の01/11/24の末文をみてて、そうやって様々な人達の記憶から再構築 されたU-ki総統っていうのはまさに北野勇作世界の住人だろうと思った。友人の 結婚式とかに呼ばれても片隅でぼーっと拍手するか飯食うかしてるだけの男と しては、ただ羨ましい。


NOV.28.2001(WED)

 相変わらず灰色。何も浮かんでこない。ホワイトノイズに満たされた脳で北野 勇作「ザリガニマン」読了。亀VSザリガニの、ザリガニ側の視点、というか。 テーマはむしろクラゲに近いのか。バラバラにされた脳内情報がいびつに再構築 された時の、その思考世界の何とも言えない味わいが、どうもこの作者の味、と いうことになりそうだ。ただ、他の作品に比べると、フェーズがより「我々の宇宙」 に近いという感じがした。何となく舞台の脚本って気分で読んだ。主人公(の 記憶の残滓)に親近感を覚える。あと毎度毎度この人の作品に出てくる「彼女」は 素敵だなあとか。ホントに妄想?まー強烈に「沁みた」とだけ。

・今やトーノヒトシの曖昧な個我よりまだ曖昧な拙者の脳内世界。何が夢で何が 現実か。いや現実を見つめることの恐ろしさから逃げ続けてもな。アニメ見て 本読んで寝て仕事行って夜中まで働いて飯食って帰って風呂入ってアニメ見て 本読んで寝て仕事行って……の繰り返し。その恐怖。たまにその連環から離れて みると、もう一度そのループに自分をはめ込んでいく事の気色悪さに慄然と。でも、 これしか、ない、んだ。本当にそうか?ていうかあと半年位残業地獄が続くことが 決定した段階で、「ボーナス貰ったら取り敢えず仕事辞めて……」とか出来も しない妄想に逃げるのは止めたい。タチムカエ。

・無理デス。

安井誠太朗 氏は京都周辺に在住中らしい。京都がどんどん妖しくなっていくな……

・一年ぶりの 撃枯れ!!糞対談にゲラゲラ笑う。ゲラゲラ。

・それにしても 「 ラーメン刑事2」を見逃していたのは痛恨事だった。例の ラーメン刑事VS北海道のヒグマの死闘は作品に反映されてないとしても。 ヒグマ界では今や神田正輝かムツゴロウかと噂されているとかいないとか。

・映画、指輪物語の 予告編をみた。まんま「指輪」だった。なんかもー全員そのまんま。エルフの 森のシーンとか、脳内映像そのまんま。あとは わんこ氏も語られていたけど、ガンダルフ登場のシーンで聞こえたあの ファンファーレ付きの感動を、映画で味わえるのかどうか。長編三部作。

・半年降り位にビューティフルドリーマー見た。なんか、違うな。最後に見るのは、 うーん、うーん。時間があったらもう一度「宝島」全部みて死のう。


NOV.27.2001(TUE)

 仕事して帰ってきて袋らーめん作って食って寝た。ホントにそれだけの一日。 なんとなくこの先6ヶ月位こんなモードかも。みんなどうやって仕事しながら 英会話学校行ったりデートしたり本読んだりしてるんだろう、とか思う。

・何となく灰色だ。手応えがない。自分でメリハリつけないと。早くも旅の印象が 薄れ始めている。取り敢えず彼の国での滞在経験のある某氏に電話して次第を話し、 バカにされてみる。週末、出来れば飲み会を。皆の顔をみて、安心したい。

・学園戦記ムリョウ 第25話「虚人、目覚める」。次回最終回、一気に謎解きにかかる。日常に覆い 隠されていた謎が一気に展開されるという。シングウはいわば「おとうさん」だった 訳か。カールビンソンの。独立空間騎兵隊。ここから先は多分理に落ちたキチッと した展開で締めるんだと思うけど(始が那由多を愛の力で!つーかこの期に及んで 振り向きシーンにムリョウと始を並べる那由多が歯痒くて)、いやー、今回も イロイロ震えたよ。ジルトーシュの巨大な姿とか。作品開始当初からの「約束事を きっちり押さえた少年ドラマ」を最後まで貫くか、或いは……こういうアニメは、 然し実際、小中学生の頃に「みんなで」見てて、学校で「昨日のムリョウ、見たか !?」「見た!」みたいな会話が出来たら、それが理想的な視聴スタイルなん だろうなー。とか思った。「だぁ!」に続き、地上波でもやって欲しい感じ。 それも、出来れば木曜あたりのゴールデンタイムで。それだけの価値はある。 高校生の頃、ナディアの最終回間際になって、それまでアニメなんかガキくさい、 って顔してた硬派な兄貴が「いや俺が思うにはなー」とかヲタ話の輪に入ってきて、 うお流石NHK、みんな見てるなー!とか思ったのを思い出したり。ミッシング リンクの定義とかイロイロ話した記憶が鮮明に。

・ヲタ話と言えばヒラコーの「彼らの週末」を読んで、色んな意味で背筋がゾゾッ と。読者としての立ち位置を迫られるよなー。多分間違いなく「あっち側」に 立ちそうな自分的に。rucola に感謝。アフタヌーン増刊、芦奈野ひとしとラブやんと蟲師だけ読んで捨てるとこ だったヨ。既に各所で語られているように、僕も「こういう終わり方、いいじゃ ないか!」と思う。ヤクザ映画好きが路地裏で刺されて死ぬ姿を理想とする様な。 自分の生き様に殉じていこう。という訳で、僕が人生最後に見るアニメは――と 考えて、暫く思考停止してしまう。最後に読む漫画は多分、品川KIDのKIDDYLAND specialだろう、ってのはもうこの数年変わらないけど。やっぱ、ビューティフル ドリーマーのLDの前面だけを延々と見ながら死ねたらな、とは思う。逃避も 極まれりという所だが、実際アニメは現実逃避の究極の麻薬だからな。

・路地裏で刺されて死ぬと言えばジェットマン、じゃなくて「探偵物語」の最終回を 初めて見た。90年代的風貌の引き籠もりっぽいバイト青年に、意味もなく刺されて 意味もなく死ぬ。そういう。この映像だけ見ると、ああいう不安感って奴は、20年 以上変化してないのかなーとか。コレでほぼコンプリートかしらん。


NOV.26.2001(MON)

 旅行から帰還。特に語ること無し。さてまた仕事の毎日だ。

・「永久帰還装置」読了。神林長平の描く恋愛モノ。「正義とは、愛だ」みたいな。 相変わらずのメタSFなんだけど、筋の通し方と終わらせ方でちゃんと「読み終わった」 感触を与えてくれる。「猶予」とかに比べると難度は低い。ていうか恋愛恋愛してて 一体どうしたんだー!とか思える程。うう。ううううう。

・PPG:リス。特に何と言うことはない話。取りあえずケミカルX飲ませて見る バブルスは危険。モジョの武装準備っぷりがオチを予感させる盛り上げ方なのに ちょっと拍子抜けというか。粘着プレイ(違う)は確かに。どうでもいいけど 中国のカートゥーンネットワークでダイナモの回をみたけど、ツインテール回転 時とか、ポケモン処理してなかったよ。声はそこそこ。あと路上の露天で先の粗悪 ガールズみたいなのがちゃんと売られてて怖かった。色違いとか。

・バンパイヤン1話。パパの声が超大御所声優っぽい安定感なのに聴いたこと無い 声だなーと思ったら愛川欽也だった。あーこれが話題になっていたキンキンの凄さ って奴か、と心底ビビって見た。スーの声は回を追う毎に良くなっているという 話なので、もう少し様子見。兎に角完成度の高い作品。作画方面で見続ける予定。

料理少年 「地球は狙われていた。しかも、思わぬ方法で。これから始まる番組は、全宇宙に 中継されている!」宇宙の料理対決番組『宇宙料理戦・プラネットボンバー』 「レディースアンドジェントルマンあんどオトッツァンあんどオッカサン!」 「サーァ皆さんお待ちかね!」「好きな料理を作って審査員が審査!チャンプが 勝てば!スイッチオン!挑戦者の星はダダダダ大・爆・破!!!」「食べて比べて 負けたらドカーン!」×4。ボンバー・チャーム「爆発したいの」。 「視聴者が望んでいるのは大爆発!」「私たち第二階級の者はこれしか食べられ ないの」「自分で作った料理を、私は一度も口にしたことはない」「全地球45億人 の命」「憎しみのこもった味言うのは、どんな味がするのかな」「分析!?」 「食べる人を考えな、何作ってええかわからん」「まず、毎日遊んで暮らしてる」 「その為に、何を犠牲にしても気にしない」「自分たちでは何も産み出さない」 「食べるのは好きだけど」「自分で料理をしたことが、無い!」「私、料理を作る のが好き」「階級なんか関係ない、料理から離れたくない!」「それや!ジョワ!」 その頃オーナー一郎は暴走。あつくるしいゼを屋外ステージで!せり上がっていく ステージ!「何でお好みかー!?」「さーて今日も大爆発!」「ええか、あいつらは 料理せえへん、せやから滅多に食べられへん料理言うたら、自分たちがその手を使う 料理」「お好みは宇宙一のエンタテイメント料理や!!」チーズの黴で全員ノリノリ に。細菌兵器だよ。「焼こう焼こう焼こ焼こ焼こう」「いーじゃんいーじゃん、 どっちも勝ーち!今日は僕ちゃん、大・爆・発ーーーー!!!!」もう誰も止められ ない。「なんでいきなり現れたあなたに、こんな事が出来てしまうの……?」 「はぁ?二枚目のつもり?」「焼こーうー焼こーうー浪速の味ー」全てに於いて 過剰の一言。製作陣全員の気が(同じベクトルで)狂っているとしか思えない。 今世紀始まって以来の狂気番組。奇跡以外の何物でもない。見損なった人は何らかの 方法で見ること。「Kタローの思わぬ働きで地球は救われた、しかし皆さん、今日 御覧になった出来事は、果たして遠い星の出来事と言い切れるだろうか。文明を享受 する先進国と、資源や食料を供出する発展途上国との関係は、今まさに、地球上で 続いているのだ」全てに於いて自覚的。45億云々にしても、この締めにしても。


NOV.20.2001(TUE)

 久々に駅前商店街をブラブラ。平日の昼間の長閑さというのは、何だかクラクラ する様だ。然しちょっと見ないウチに随分様変わりしていた所もあって、時の流れに 思いを馳せる。神林長平の「永久帰還装置」を購入。あとコーネリアスの「POINT」 とDROPのシングルも。特撮の3rdもよっぽど買おうかと思ったけど諦めた。また次の 機会に。吉田書店のマダムと有閑な会話。徳島に於いて「そうね、〜かしらね」 「〜だわね。」「そうなのかしら?」とか日常語で使う古本屋のマダムはそうは 居ないだろー。可憐だ。帰りの車の中で「POINT」聴く。うーんアンビエントォー (テツコの声で)。いや、メッチャかっこいいけど、ドライブ中は。寝る……

・流星雨にはGTN氏も孔明を連想したという。斯う言うところはやっぱり心の友と いう感じ。どんなに上塗りしてもその出自は隠せない、という事を諺で何と言った かな。

キャラミル研究所。タイプ8。 「私は私、ヒトはヒト。自分だけの世界観を持つ人です」……なんか、うーん、 落ち込んで良いのかどうなのか。もっと人付き合いをしよう、ということか。


NOV.19.2001(MON)

 夏休み。目覚めて失明してなかったことを喜びに思う。まだ行ってなかった 科学館に行ってみる。 お姉さんが児童対応でいろいろ説明してくれるのが気恥ずかしい。ていうかかなり 恥ずかしい。そっとしておいてくれ!俺に変な機械を体感させるな!後ろで爆笑 しながら見てるぞ女子中学生が!ぎゃー!。子供が多いからか、機材が片っ端から 壊れてるのが哀れ。紅葉は美しく空は青く雲は白く。世界が美しければ美しいほど、 何だか惨めになる。何故だ。何処へだって一人で行けた自分だが。

・大型霧箱が置いてあって、静かに宇宙線の軌跡が雲になって消えていく。もう 眺めているだけでウットリ。昨日の流れ星に匹敵する美しさ。つーかコレ欲しい! 欲しいよ!と思って検索したら 霧箱を作ろう。 作れるのか……

・疲れた。帰ってきて寝た。眠すぎ。

つきのはしずく。 前々から見ようと思っていて、やっと見た。なんか、いいわーこれ。


NOV.18.2001(SUN)雨・曇

 小雨の中を徳島市役所まで。市のサイクリング部のみかん狩りに参加。往復42km のサイクリング。最近時々参加しているサイクリングのチームに誘われて行ったん だけど、行ってみたら我々のチーム(男4女2)を除くと殆ど爺さんばかり(何故か 女性は少ない)。小雨の降る中、一時間遅れでスタートして、だらだら走る。走り ながら次のお話でも考えようかと思っていたんだけど、いざ自転車を漕ぎだして みると、全く何も考えられない状態に。昼頃到着。ひたすらみかんを食うも、直ぐに ギブアップ。普通立て続けに15個も食えません。手の色黄色なるよ。皆で河原に でて小魚みたり公園のジャングルジムに登ったり(平均年齢多分30近い)野良猫を なでたり。山の上の八幡神社に参ってからビンゴゲームして帰途に。すっかり 晴れて、山の紅葉が目にしみるのだった。最近ちゃんと青空をみたのはいつだった か。このあとライブやんだけど来ないか、という誘いを、申し訳ないがと断って 昼寝に帰る。今夜は流星群だ。

・という訳で流星。2時から3時のピークはただもう「凄かった」としか。大気に 突っ込んで、ばんっと光って、スーーーっと流星痕を残して消えていく。ってまー 普通の流れ星なんだけど、それが立て続けに5,6コ来ると、それだけで笑ってしまう。 気分は三国志というか。「巨星墜つ!!」みたいな。孔明先生みたいな。寒さに 絶えかねて直ぐに引っ込んでは出て、引っ込んでは出てを繰り返したんだけど、 あー、ちゃんと重装備して南の方にでも出かければ良かった。某女史は海辺で仲間 達と野宿したとか。あーこんな所でも俺は負けている!負け人生!まーいいけど。

・PPG:ともだちになりたい。ガールズの家の隣に引っ越してきた一家には小さい 女の子・ロビン(「間違って出来ちゃった子」はちょっと痛いけど、でも家族には 愛されてそうだ)がいて、その子と遊ぶのに夢中になるガールズ。「女の子の遊び」 の文化描写が面白い。でもガールズはスーパーパワーの持ち主で、街の平和を守ら なくてはならない。置いて行かれるロビン。その心の孤独につけ込むプリンセス。 ロビンに万引きを教唆して……久々にほのぼの。かくあれかし。

・だぁ!:「かぼちゃ割って皮むいて種とって種まく機」VS「ゆで卵殻むき機」。 わるわる団久々に活躍。ドリアン姉ちゃん萌え。然しホント毎回毎回密度高いっ つーか。オチまでの体感時間が通常の3倍位。何より作画に愛が有るよ。……て ゆーか心に余裕があるとアニメって面白いねぇ、としみじみ。レイディ達の置い てけぼり感もそれはそれで。暴走したクリスちゃんにも萌え。

・ムリョウ:「 さだむるもの、ここに」「ついでだから、ぱーっとやっちゃいましょうよ!」 「そんなことだろうと思ったよ」「……お前ら守り人じゃねえだろうが!」 「私だけじゃないのだよ?」静かに盛り上がっていくBGM。ググググググ。 グググググググググググググ。泣く泣く。ホントに涙出るわ。酒入ってないのに。 なんかもうたまらん。「眠れる”彼”、シングウ本人です」「この星は存続するに 値するのか、どうか」「これから起こることに関して、宇宙連邦と銀河連盟は、 一切を判定者に委ねます」判定者、ジルトーシュ……「大好きな、みんなを!」 あー、息詰まる。手に汗握る。「文化祭準備」という盛り上がりと、人類の危機と いう緊張感の相乗効果。こんな作品、前にあったろうか?

・タイム・トラベラー最終話。泣けねえー。でも良くできてる。個人的にあの 「スタジオで撮った屋外風景」の懐かしさにホロリと来た。ホリゾントの夕日。 ユタはまた今度。


NOV.17.2001(SAT)

 日が暮れてからN川先生改めGTN氏と飲み。最近悪い遊びばっかりやってると 言いながら煙草をくゆらせる氏の、尋常ならざる爛れた日常をイロイロ聴く。 頑張ってるなーという印象。痩せてから女の子と結構遊んでる、オシャレにも なった云々、「俺はもうここまで来た!お前はどうするんだ!?」みたいな。 ぼくにはとてもできない。ていうか昔からこういう人だったのかも。考えてみれば この人のことを(本当の所は)よく知らないのだ。まー、別に、知りたいとも、 思わない(森本レオ)けど。多分もう昔みたいにオタクレイヤーで話して盛り 上がることはないだろう。それは然しそういうものだ。誰しもみな「卒業」して いく。遅かれ早かれ。幸あれかし。

・久々に完全に近い酩酊で帰宅。酒臭い匂いで列車に乗るのも久し振りだった。

・すいませんもうちょっと面白おかしく描写するつもりだったんですが、自分的に 「あー負けたー!」っていう気分が強くてヒネてます。まーこんな事を気にする GTN氏では無いだろうとはおもうけど。


NOV.16.2001(FRI)

 掲示板で非難されてますが。いや、もう、ご指摘の通り。ケチをつけるだけの 感想ほど面白くないものは無い。解ってるんです。解ってるんですが―やって しまう。でも最近はそうでもないでしょ?と思って見てみたら結構ケチつけてて。 自分何様、とか思ったり。出来るだけ「そう」ならないように努力はしているん ですが、結局これが僕の持って生まれた性格、という事なんでしょうか。自分の 感想に嘘をついてもしょうがないし。僕の目には、つまり世界はこういう風に 見えてる訳です。

・つまり「くだらない、つまらない」ってのは、僕自身の事をそのまま言われ ているのだと。何を見てもケチばかりつけて生きてる。その結果がこの愚にも つかない文章群。それについては反論のしようもなし。文句があるなら書いて 見ろ、と言われればそれまで。全ての作品にチャームポイントを見つけることが 出来るヨドチョーみたいな人になれれば幸せなんですが。

・矢っ張り、「面白かった本の感想だけ書く」っていうスタイルが良いんで しょうね。

エスケイネット、「MonsterTV」をアップデート。一時に比べるとマシに なったという噂だけど。以前に比べるとチューナボード購入熱が冷めてるので、 まだ暫く様子見。


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