「ぼくがここでしていることは、なんの役にも立たない」
と私は告げた。「いっさいの希望はあだごとなんだ」
(ウィンダム「トリフィド時代」p220)
・ 柊あおい『「お母さん」の時間』の巻末対談を読んでいて、姫リボの連載 途中に二人目の子供を出産していた水沢めぐみ、という事実に暫し愕然と。 昔須藤真澄が結婚してるって知った時と同じ位のショックが。いや全然知りません でしたヨ。周知の事実だったんだろうか。水沢・柊両者とも確固とした作風が有る だけに、いやまあ別にそれはそれでええねんけどな、とは思うけど。
・結婚と言えば まバの谷口様が!全然不思議な話じゃないのに何か思いの外ショックだ。 何故だ。
・まん森 永野のり子インタビュー。この人は初手から「子供背負って持ち込み」という 伝説が尾ひれ付きだったからショックは無いものの、初めて読んだ時は絶対男性 だと思っていた。竹本泉を男性だと知った時のショックとか。ああなんか今夜は 混乱気味だ。でも他人の幸せ波動を受けて惨めな気分になるのって良いよな (マゾだから)。
・それはそうと ”Rez”凄そうだよ。スペチャン5でも大概危ない臭いがしてたけど・・・ またゲームが楽しみになってきた。嗚呼そうやって俺は一生アニメとSFとゲームに 埋もれて暮らすのだ。こないだ結婚した知人に「お前は人生の楽しみの半分以上を 知らないで生きている」とか断言されたしな。そんなこた分かってるよ。今の僕が 少しでも幸せそうに見えるか?
・ってもう今日は何かアレですね。何を見ても「その話」になりがち。あー確かに 冒頭で書いた爆睡芋蔓思考効果が出ているのかも。どうしようもない事を考えても どうしようもないので忘れよう。酒飲んで。
・この鬱屈を創作に転化出来ればなあ。酒じゃなく。
・パワパフ。人格入れ替えの巻。ぼーっと見てたけど良く考えたら危ない話。 タイツをはくのに苦労するバブルス萌え。でも中身は市長だけど。カミソリまけの 博士(中身はバタカップ)は屹度アレだ、髭の剃り方がわかんなかったんだろう。 そう言う説明されない細かさが好きだ。然しあんなマッドサイエンティストが 住んでる町にはあんまり住みたくない気もする。PPG最大の謎とされている「何故 博士は女の子を作ろうとしたのか」という部分を突き詰めると物凄く恐い事に なりそうだし。あの人も心に闇を飼ってるよなー時々。プロフェッサーなのに 「ハカセ」っていうのも謎。次回は7月1日。忘れちゃだめだ。
・7/3、18:00-ヨンデンプラザ徳島で四国大学演劇クラブが「ロボロボ」やる らしい。割と見てー。っていうか平日じゃろ。いい話シリーズ。
・例の社民党 CM。まー何つーか・・・こういうの嫌いじゃない。
・空調の効いたビルに戻って、仕事して、ふと外を見るともう夜だった。嘗て ジョン・シルバーが夕陽が嫌いだと言った理由が分かる気もする。いまだに 夏や週末を前にすると、何か楽しい事が始まりそうで、条件反射的に尻尾を振って しまうんだけど、根拠のない期待はいつも裏切られるだけ。肉と飯を食って プロジェクトXの後ろの方だけ見てBSアニメ他チェックして寝た。
・だぁ!:たれワンニャー。千葉の魅力爆発。実にタレ切ったイイ声だった。お団子 作ってるクリスちゃんの作画が妙に可愛くて良し/ムリョウ:面白すぎる。各キャラ の扱い方が実に巧い。その点についてはただ絶賛のみ。これでオチさえちゃんと やってくれれば。/ハレグ:やっと1話冒頭シーンの意味とかOPの回転鼻血メイドの 正体とかが明らかに。詳細は次回。基本的に「よりヘンな人」が登場するときのグゥ は妙に可愛い気がする。根底からボケキャラなんで、ハレが他の変な人に突っ込ん でる間は何か手持ち無沙汰そう。爆笑問題を彷彿とさせる。話単体としてのグレード はそこそこ。/ヴォイジャー:クリンゴンの死生観がやや面白い。所詮は人間 ドラマとは言え。
・漸く「星界の戦旗」の3巻を読んでみる。世の噂に違わず実に何というか・・・ ぱっとしない。萌えが無いってのもあるかなー。ラフィールの肩抱き寄せるジント にもイマイチ感情移入が出来ないし。でもこのレベルでイイからもっとぽんぽん 続刊を出して欲しいとは思う。作品「世界」に浸りたいってのが有るん。
・ 米映画芸術科学アカデミーは「長編アニメーション部門」の設立を検討中。 アトランティスって向こうじゃもうやってるのか。割とヒットしてるらしい。 国内公開の暁には某K氏にガー様のコスプレさせて観客をアジって頂きたい気も。いや、何かもう既にうやむやになってる感じはする。 結局どうなんよ、という。どうなん。
・ 哈爾濱の大学生、二足歩行ロボットを開発。・・・いや、かわいいけど。
・あ、ゴメン、 例のアパート改造トレッキーはアメリカ人じゃなくてイギリス人でした。 設計士のM隊員曰く「改装費140万は安い」という。
・日が暮れてからバスケ。行ってみると何やら空気が違う。どうも全国大会に向けて 強化練習を始めたらしい。初期の、パソ通で知り合った文系プレイヤー達は姿を消し、 代わりに筋金入りの経験者達が入ってきてて、正直僕なんかは完全にはみ出しっ子 というか、おまけの様な存在になっていたのだけど、うーん、そろそろここにも 居られないかなー、という感じではある。老兵は死なずただ立ち去るのみという。
・とまあ割と悲壮な気分でプレーしたので最終試合では呼吸困難で意識が飛んだ。 気が付くと身体が勝手に走ってたという。こんな経験久々。湿気はキツイし気温は 下がらないし。嗚呼。後は例によって風呂屋−ガスト。風呂屋で体重を量ったら 2キロ落ちていた。何となく体脂肪計つきの体重計が欲しくなる。法事で帰省していた 木戸氏から「 ぷにぷに☆ぽぇみぃ」のDVDを借りたり。
・等と言いつつシスプリ見てますスイマセン。「お兄さまオイル塗ってくださる?」 成程ビューティフルドリーマーリスペクト。見続けていると情が移るもので、何か 2001年のアニメの記憶として確定しそうな勢い。
・あ、 はしくれ工房様は随分前にある人から教えて貰って、読んでました。 実は。てゆうかファンです。笑いのセンスに憧れる・・・
・ 手塚治虫ワールド、実現に動き出す。中心にはジグラットが?或いは18時 以降は こんな感じなのだろーか。当時非常にウケたが、今読んでも傑作過ぎる。 でもやっぱフォントの使い方が時代。
・「蟲師1」と グイン79巻と 「魔法を信じるかい?2」と 「NATURAL 10」の感想を追加。乱文・・・
・ 出生数のグラフを見ていて思い出すのは丙午の話で。随分長い事勘違いしてて、 恥をかいた結果真実?を知ったのは最近だったり。生命の根本的欲求さえ抑えて しまう、迷信というモノの恐ろしさ。でもホントに「そんな理由」だけでこんなに がくんと落ちるもの?という疑問はまだ有る。今に伝わっていない、何か他の理由が 有ったんじゃないか?
・ PPG(←デカっ)妹:なんか根本的なトコロで凄く酷い話。先週があの 素晴らしさだっただけに(結局一週間で6回見返した)何とも「いつもの」 調子が辛い。「おさとう・スパイス・すてきなものいっぱい」(バタカップの パンチは何度見てもステキだ)及び例のアレ投入シーンは可愛くて良かった。 然しあの光りっぷりは何となくヤバイ気が>ケミカルX。バニーが力余って 爆散するシーン(体内から透過光が漏れだした後、カメラが引いて、ビルを 飲み込む球体状の爆発)は実に日本アニメの伝統的手法。/パワー:これも 頭のネジがどっか抜けてる感じの脚本。個人的にくつぎけんいちの漫画を 思い出した(マシュマロで空飛ぶやつ)。いっつも思うんだけど、ケミカルX 飲めよ自分で>モジョ。やっぱヤバイのか?/次回予告:ゲシャシャシャシャー。 次はバタやんですか>博士。スネ毛と腕毛と髭がステキ。
・BSの「ナバロンの要塞」を見た。長い・・・こないだ亡くなった(と記憶) アンソニー・クインがザンパノより若々しい(「道」は'54年、ナバロンは'61年) キャラで出ていて何か不思議。いい女に惚れて居残りを選ぶシーンのあの何とも 言えない充足した男の顔!あの顔とあの独特の体付きは矢張り印象的だ。登山家 役(且つリーダー役)のグレゴリー・ペックの影の薄さが哀れ。周りが濃すぎ。 あの砲台は架空のものらしいんだけど、そういう「設定」も含めて、嵐の海を 突いての上陸とか、断崖よじ登りとか、もー男の子好きする冒険の嵐と言える。 今見ると絵的には多少ショボいけど。あとドイツ兵の間抜けっぷりは流石に ちょっとどうかと。弾全然当たらないしな。
・パラッパの アニメ、こっちじゃやってないんだけど、こないだサイコウユ鬼が出てたって ホント?見てー
・ 「サーバーエラーで失ったリニージ城を返してほしい」訴訟。UOやEQに 人生を埋めている人も多い事だし、こういうのは結構有りそうだなと思った。
・サワスペ経由でFRANKENの とどのつまり・・・に関する押井インタビュー。「そういう」状況であの 原作は描かれたのか、と感慨深い。成程あの作品には(いやあの頃の押井作品には) 強烈な「夏の倦怠」のイメージがある。当時ビデオも無く映画を見に行く金もなく、 押井守という存在を知るのはあの漫画が唯一だった。何度も何度も繰り返し読んだ ものだ。今でも、だから押井と言えば、まずこの漫画。
・ジョン・ウィンダム著/井上勇訳「トリフィド時代」読了。小学生の頃 「怪奇植物トリフィドの侵略」(あかね書房の少年少女世界SF文学全集、らしい) という抄訳を読んだ記憶があって、以来「トリュフ」というのがどうしてもあの 三本足の植物に思えて仕方が無い人生を歩んできたワタシ(絵のイメージは藤子F の植物宇宙人。円形脱毛症に効くからって人間を黒焼きにして食う奴。タイトル 忘れた)。雰囲気は昔読んだそのままの印象。でもこんなに「SF」だったかなー、 と。怪奇植物、があんまし怪奇じゃないのよ、この本だと。ロシア製の何だか良く 分からない人工植物。まー良くある(あった)「我々は何と恐ろしいものを作って しまったのか!」みたいな。昔読んだ時はもっと恐かった気がする。それにもっと 古い作品の様に思っていたけど、1951年作品なのね。・・・にしてもつくづく 構成が巧いなー、と。展開の密度のバランスが良くて、キャラクターの配置も 巧妙、読み終わった時の手応えはちょっと無い程だった。起承転結がかっちり していて、そのくせ謎解きのタイミングがずらしてあって、何か「おお、そう 言う事か!」「うう、巧え!」等と唸らされてしまった。名作たる所以。
・グインの79巻も半分位読んだ。やっぱケイロニアサイコー。グインで 「おお!」 とかいう強調フォントを見たのは初めてな気がするけど、でも全然違和感無いヨ。 奴らの素直な生き様がステキ過ぎる。あとシルヴィアが無性に可愛いく思えるのは 拙者だけ?あーもーこんな時俺がグインなら、あーもあろこーもあろ、とか思った。 いや、「俺がグインなら」なんて思ったの、初めてだよ。
・それにしてもきなこシャーベットはヒットでした。