「そうなんだ。だからひどく失望してんのさ。人間、何ごとでも失望できるのさ。
取り返しがつかないんだ。間違いなく、致命的なんだ」
(ボリス・ヴィアン「赤い草」p149)
・なんかバークリーが復活するかも、とか言うニュースを聞いて膝が震えてみたり。 寺尾も(今日負けたにしても)あの動きあの身体。斯う言うの見てると、嗚呼 オレも鍛エナクテハ!みたいな気分になって堪らない。その気になりゃあ、 まだまだ飛べるんだ!みたいな。居たんだよ、オレのシルバーが!みたいな (わからねえ)。例によって「春になると何かを始めたくなる病」が発病して いるものと思われる。でも今週来週と平日は帰ってきたら寝るだけな感じ。 駄目過ぎ。
・朝の55号線には細かい紙切れが無数に散らばっていた。最初煙草の吸い殻かと 思ったんだけど、それにしては余りにも多すぎて。何だったんだろう。気候の 所為もあって、なんか桜の花びらの様でもあり。
・パワパフ。誕生日。ケーキターイム!シッダーン!ノーシーング!!激しい。 プレゼントの包みを開けるときは出来るだけ派手に破くのが作法らしい。「彼」 のダメフォローぶりが結構ツボ。あとよくバブルスが「べぇー!」って舌を 出すけど、英語だと「ブー」って感じの効果音なん。日本語だと「べろべろべー」 とか声が充てられる。そういう差違が面白い。二本目の、電球交換までガールズに 頼ってしまうタウンズビル市民の駄目まりっぷりが過剰。ユートニアムのダレっ ぷりは寧ろ天晴れな程だ。椅子の上のリモコンすら取れないという。そういう 甘えた市民に対して、ザンボットの様に悩む事は決して無い。市民が自分達の力に 目覚めるまで、怪獣が出てきて暴れようが、それによって街がどうなろうが、 放ったらかし。市民死にまくってるし。怪獣を高圧電線に絡ませるのは日本の 伝統芸だけど、絡むだけでは駄目な辺りがアメリカン。愚昧な市民を何とか 「教育」しようとするブロッサムの、例え話の持って行き方が如何にも優等生、 な感じで性格が良く出ていた。でも途中で諦めて答えを言っちゃうんだよな。 ああいう弱さもブロッサム「らしい」。
・昨日のアルジュナについては らじ氏がぱきぱきと突っ込まれているので参照されたい。この上は高千穂氏 の痛快無比な突っ込み(というより一刀両断)が見たいところだけど、 視聴中止 だそうなので(身内だから、という事では無く?)。嗚呼。
・地球少女 #10 「かえらざる日」。「本気」らしいと解ってからも作画面に惹かれて見て いるのだけど、どうしてもお話に反応してしまう。CGを当たり前の様に馴染ませた 板野監修アクション作画は実際素晴らしい。作品の雰囲気を見事にコントロール している岸田デザインも「時代の子」という感じで。個人的にはキャラ作画を データ化して、漫画描くときのポーズ参考集を作りたいレベル。でもお話の方は 「私の身体をこんなにした化学薬品漬けの”現代社会”という敵を倒すッッ!!」 みたいな。「早く気づかないと手後れになってからでは遅いのよ!」みたいな。 「私たちが飲んでる薬も、土地に撒かれている化学肥料も、元は毒なのよ!」 みたいな。でも言ってることは正しい・・・んじゃないか、と思えている自分が 此処に。ああ言う事(高次の「森を守るために割り箸を使わない運動」)を 正面切って言えなくなっちゃった感じの昨今だけど、60年代の公害問題の頃から、 「環境破壊」のベクトルは基本的に変わって居ない訳でさ。語るべきなのかも。 今こそ。とか・・・洗脳されてる?暫くはトンデモとして突っ込みつつ、という 方向で見て行くだろうけど、気がついたら自然教徒になってるかも。
・地球防衛 #10「ハチ公前、夜8時」。なんか疲れてるよな全体的に。大すらも。 元気なのはハミ出し者の先生位。「何をやろうとしているのか」ってのは見える んだけど、結局それを受け入れられないというか。興味がない、というべきか。 作画は相変わらずやりすぎな位毛利色なんだけど、うーん。いっそアルジュナの 「言いたいこと」の方がソウルフルだし受け入れやすい感じ。この家族に関しては、 もう「爽やかな解決」は無いのだろうなと思わせる。ある種の諦めと、日常化した 防衛活動に、ただ危うい連帯感で繋がれた家族が磨り減らされていくのみ。
・なんかいつもギリギリになって見てる「だぁ!」はどうも今週から再放送 シーズンに突入(一月ぐらい)らしい。ヒヲウ溜めちゃったから今の内に 見てしまおう。因みに先週の「だぁ!」はクリスちゃんが暴走していて良かった です<結局ピンク髪かよオイ。
・案の定 THE AIRPUFFGIRLSは完売だった。買えず。血の涙を流す。
・ 製造中止の音楽アルバムをCD-Rで受注販売 日本コロムビアが実験。 色々有りそうだな。サルベージ対象。
・無性に胡麻擂り用の擂り鉢が欲しくなってDIYな店まで出掛けたが、一鉢3700円 (+擂り粉木2500円)だったので何か勢いが無くなってしまう。そんな日曜。
・「7〜モールモースの騎兵隊〜」終了。すかさず「アルメセラ年代記」に突入。 今までの「物語」は、ゲーム本体の「システム解説」に過ぎなかったという事か。 この後は終わり無き戦いの日々。続けるか投げ出すか。「物語」部分の醸し出す 雰囲気の虜になって買った身としては、うーん、どうかなー。うーん。 「・・・どうしても続きが欲しいのなら、今度は自分で物語を紡いで 行かなくてはね。」
・僕が読んだ それのタイトルは「走れ、走路」だった。あとダサ5に関してはほぼ同じ状況。 ていうか最近あの辺で話題の本読んでないからなー。読んでるの中途半端に古いの ばっかよ。
・駅前本屋に出て本をまとめ買い。然しこーゆーまとめ買いの場合、駐車料金を 払う事を考えると送料300円程度のネット本屋を利用した方が確実だし安いのでは。 とか思いつつ。店員との無駄話とか週刊誌立ち読みとかそういうオプションを 望む場合はまた別としても。某書店で貰ったなかよし3月号付録の彩花みんの 漫画「男だらけ!?」に爆笑する。どう考えたってあのオチは無いだろう。 凄すぎる。読者の予想を裏切るとか裏切らないとかそういうレベルを遙かに 超えていた。あとグイン新刊を読んでいてどうも話が飛んでるなーと思ったら、 前の巻買ってませんでした。しまった。また買いに行くのは面倒だ・・(近所の 本屋にはハヤカワの棚そのものが無かったりするよ)・・ネット利用するか。 あッamazonてば3/1から送料要るのかよー。あああ。
・幻のペンフレンド2001。わからねー。見損ねた回があって想像で埋めてるん だけど、てんでカンチガイしたまま見てたりするし。誰か今までの粗筋をまとめ てるサイト知らないっすか。それにしても青いひさうちみちおがあんなに怖い存在 だったとは。バスコロ のひさうち氏とは別人の様だよ。
・夜はバスケ。M隊員も来ていたけど、明日も仕事だという。大変だ。ニャッキ氏 も合流して風呂屋−ガストコンボ。久々にハンバーグ系を食ったけど、矢張りどうも 合わない。昔は好きだったんだが。M隊員の持ってきたジョジョのガシャポンを いじりつつダラダラと。ふと気がつくと隣席に高校時代のクラスメート(懐かしい 響き)が。ドラムスキー氏が話しかけようとするも、女の子連れで何となく話しかけ ないで呉れ波動を出していた様で話しかけられず。26時頃解散。
・トロメール、適当具合がいい。
・パワパフ。うっふんむらむら大作戦。ていうかあのキスが単にスーパーパワー だったら恐ろしいよ。死の接吻。らんま?やっぱああいう話はバタやんが如何に 嫌がるか、が勝負所と言えよう。今週も原語と聞き比べしたけど、どんどん差違が 無くなっていくのは流石。原語版に忠実、を指向してるらしいのが嬉しい。 この上は、バブルスのあの舌っ足らずな雰囲気をもう少し前面に。
・しまったベルばらの上に人類月上書きしてる。あー。
・ 20世紀を代表する米国の音楽1位は「オーバー・ザ・レインボー」。 色んなシーンのバックでこの曲が流れるのを聴いてきたけど、この先余程の作品が 出ない限り、この曲から思い浮かべるのは黄色い煉瓦の道ではなく、砂嵐の中に 踏み込んでいく巡礼達の姿。
・ヒカ碁11。正直なんかもう熱が冷めつつある拙者。何で昔からジャンプが苦手 だったかっていうと、結局「勝負もの」が苦手なん。全てを勝負変換してしまうあの 感性が苦手。人生で「勝負」になりそうな場面をひたすら避け続けて来たチキンな 私としては。「成長」は良いんだよ。でも「勝ち負け」は苦手。チキンだ・・・
・先週の「だぁ!」だけ見る。密度高え、変過ぎるキャラ、過剰な作画への要求・・・ と思えば桜井か。クリスちゃんの妄想暴走空間は、アレだ、腹筋の”パワーマイム” みたいなものだ。最早。正直今電波に乗ってるアニメの中では一番「しっくりくる」 「どーすりゃいいのさ猿と私」「見てわっしょい」・・・好きだ。
・ガオ。おおインビジブル。技術は確実に底上げされてますな。それだけじゃなく 基本的に画面の絵作りが良いですよ。工場の雰囲気とか、その後ろに見える高層ビル とか。でも「日常」部分がスカスカっていうか、何も考えて無い感じ。「ダイ」 「カクレ」「カー」の頃の、生活感からリアリティを引き出す方向をもう一度・・・ あとツエツエ様はもう少し露出してくれてもいいのでは。アギトは相変わらずロー テンションな感じ。ツカミが要らない分、どうもスタートダッシュの気合いを感じない ですよ。あのお子さまは多少萌えたけど。デジ02はミヤコさんのチェックのスカートが 萌えます。ていうかデジタル彩色ならでは。あの細かいチェック模様をそのまま動作 させられるんだからな。画面奥から手前に走ってくるシーン、ちゃんと模様がシンクロ して大きくなっている(・・・様な気がする)。次回回想篇か。
・「歴史感覚があり、世界の輪郭がはっきりしている人間は、自分の位置を確認し やすい。それを手がかりに、自分の役割を定め、美意識、ひいては自分なりの倫理観を 積み上げてゆくこともできる。/ 逆に、世界の輪郭があやふやで自分の位置が不明瞭 な人間は、誰かと出会ったときに、まず「仲間」か「仲間でないか」を定める。社会的 地位、性別、年齢、日本人か否か、どの組織に属しているか、などで人を見る。」 (大原まり子 「日本SF論争史」p370)・・・いや、何となく。自分は明らかに後者 だなーと。好きな言葉は「君も同じ目をしているじゃないか!」。話の合う奴としか 話をしない。出来ない。ヒキコモリ野郎だからな。出掛けても行き先は本屋とCD屋と 電器屋とゲーセンだけだし。はぁぁ。生き方って、変えられないよな。簡単には。
・トロメール。楽しみニャ。 ボクと魔王は イラストとポリゴンの差違が結構辛い感じですが。クロノア2は買うんだろう なー>自分。そんでまた1年くらいはまる。あ、でもモールモースがまだ 終わってないデスヨ。
・SFOL、 キッズ向けアニメとSF<キョロの本郷みつるインタビュー。キョロは無理に SFと読むとチョト違ウ。あれは、もう、「ああいうもの」でせう。曰く 「他のチャンネルに変えても似ている作品はない」全く。終わっちゃうのは残念だ。 キョロちゃんの独特の精神構造の秘密についても語られたり。未見の回も多い。 余裕が有れば見たいモノです。
・ベルばら今週分を見てアンドレの死のあっけなさっぷりが妙に沁みる。然し作画、 気合い入りまくりだな。オスカル隊長の「ガッ」と目を据えた表情の何たる気迫。 何たる美麗さ。作画レベルが底上げされた昨今のアニメに慣れた目にも、この一枚の 美しさは際だって見える。荒木・姫野系の優美な線で作られた強烈な気迫。いやホント 凄い。オボロゲな記憶で、10年くらい前に関東地方で再放映があって、一気にベルばら 熱が燃え上がった時期があって、そんなに凄いモンかなーとか思ってたんだけど、 10年の歳月を超えて納得だ。当時のあのレベルの作画の中で、このアニメがどれだけ 輝いて見えたか想像に難くない。きみは〜ひかり〜ぼくはかげ〜はなれ〜られない〜。 あー何か久々にコブラ見たくなったなー。見るか。然し今TVでやってる宝塚の ベルばら公演CM、フェルゼンとオスカルしか出てないのは何故?しかもフェルゼン めっちゃ居るし。