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古日記 2001年1月(前半)


押し寄せる虚無篇。


「その痛みをいつまでも大事にするさ。少なくとも、痛みがあんたの記憶を よみがえらせてくれるだろう」

(マイク・レズニック「一角獣をさがせ!」)


JAN.15.2001(MON)

 23時頃帰宅。コンビニの肉団子と一昨日のパンとMaker's Mark。 って酒飲んでるし。いろいろあんだよ。酒が無きゃ眠れない様な事がな。

・最近 W32/Hybris感染者からと思しきメールが来がち。かなり頻繁に来てる。 タイトルも本文も差出人の情報も無くて、ただEXEだけが添付されてるというアレ。 流石に即ゴミ箱行きなんだけど、まあ実行しちゃう人も結構居るらしいん。 JCSAによると 「Wsock32.dllのファイルサイズが18で割ったとき必ず16余るサイズ」だと ヤバイらしい。

・例の 桜井智ニュース。まあそういうこともあるさ。堀江美都子は今でもミッチ だし。やめないでいて呉れれば。来週のサイキックが楽しみだ。


JAN.14.2001(SUN)

 デジモン(あまりにも「繋ぎ」)見てからまた寝てしまう。3時頃起きて、 久々に末広のゲーセン。 Ninja Assaultとか ゴルゴ13奇跡の弾道とかDDRとか。買い物してから某所で用事を済ませて 置く。何か思い通りにいかないことばっかりだが、それはまあそういうものだ。 自分の力を見誤らない、なんて事が出来た試しは無いのだ。

・いい加減正月モードから抜けないとなあと思うよ。特に酒。酒を抜こう。 とか言いつつ実はさっきもアサヒスーパードライを1500ml程摂取してしまったり。 何かこのままいったら一時期みたいに神経がズタボロになる気がするよ。今凄く そういう予感がする。・・・明日。明日から。明日からな。

ぼくらが選ぶ20世紀ベストアニメこういうのには投票しておいて損は無いと思う ・・・まだ動いてないのか?


JAN.13.2001(SAT)

 強烈な寒波。雲一つ無し。ただしんしんと冷えていく。見上げる深い空に 気分が上昇していくのを感じる。夜は雪になるだろう、という予報に、堪らなく 雪の中を走ってみたくなる。情動の構造がガキだなあとは思いつつ、日が暮れる 前に自転車をメンテナンスして、風が出てきた中を徳島へ向かって走る。 耳がちぎれそうな冷たさの感覚も懐かしい。空は濃紺のグラデーション。 山の向こうに残照を浴びて光る雲。

・一鴻で比類無きO氏、A氏、I氏と新年会。鶏鍋美味し。芳水旨し。 ダラダラと飲み食いしてダラダラと駄喋る。アサ芸等週間大衆雑誌ネタで 盛り上がる比類無きO氏とA氏。比類無い人は髪の毛にウェーブがかかって いて麗しい(でもアサ芸読者)。ダラダラ話してるといきなり轟音と 共に全身雪まみれのN川先生が高速回転しながら登場。あたりに雪玉を ばらまきつつ「悪い子はいねがー」等と奇声を発して店内を彷徨き回り、 客を片端から捕まえては激しく高校演劇論と教育論をブっていたが、 ふと遠い目をして「女子高生のふくらはぎ・・」と謎の言葉を残して消滅 (此位で良いですか>N川先生)。ていうか実は彼は慰安旅行で小豆島だったらし。 残念でした。舗を出ると横殴りの雪。思わず笑ってしまう。鍋は量が 有ったのでいつもの舗に流れるだけの余裕が胃袋に無し。取りあえず入った バーで時間を潰して、解散。雪は止んでいた。

・CALLで「鬼武者」のデモ版をプレイ。バイオのバッサリ版、というか。 斬って斬って斬りまくれ。ただちょっと読み込みが気になる。まあこれも 「バイオ」らしいといえば、らしいのだけど。


JAN.12.2001(FRI)

 愛が欲しい。

安井誠太朗氏のページ


JAN.11.2001(THU)

 信じるだけでは何も変わらない。


JAN.10.2001(WED)

 去年話題だった気がする ムースポッキー、近所の酒屋で大量入荷していたので買って食う。 ・・・普通?結局あの話題性は地域限定故か。今夜の晩飯はこれと賞味期限 切れのビーフジャーキーとコンビニ弁当と焼き鳥と安焼酎・・・等を咀嚼しつつ とうとう始まったパワーパフガールズを早速見て驚きと共に喜んでみる。 何が嬉しいって2カ国語放送が。解ってるねTV東京。いや日本語も悪く無い (バタやんはかなりイカス)けど、バブルスは、バブルスだけはッ!つーか 今回のは両方ともビデオ持ってて10回は見てるので、逆に違和感が有ったかも。 でも次回のは持って無いので楽しみ。楽しみすぎる。・・・あと人類月も 再放送見てしまった。こっちも繰り返し見てるのにやっぱり見てしまう。 某所から送られてきたコサキンサウンドを聴きつつ。世紀末が来るぜ。

グイン76感想殺竜事件感想ブルー・プラネット感想追加。 最近まともに文章が書けない。つーか推敲するだけの気力がないです。 駄目だな。もう。

名前調査で1位に「さくら」。カードキャプターの人の影響も有るだろうな。


JAN.09.2001(TUE)

地球防衛家族 サイコー。全身の毛穴から味噌汁が吹き出す程面白い。毛利キャラのイサミっ ぷりもイカスが、声優の豪華さ、そして何よりあの独特の動きのテイスト。 懐かしや1990年代前半というか。コレがアニメだ!という気合いに充ちている。 「導入」としてはほぼ満点の出来(まさか最後ヒキが有るとは思わなかった。 その辺はちょっと・・・)。5話位まで失速せずに続けばえらい傑作に なるかも知れず。神谷明のあの情けな声も懐かしい。万猫〜。見終わった後 冷静に思い出せば大した話でも無いんだけど、もう映像のリズムだけで ガッツンガッツン乗せられた。こういう「うおお!燃えるぜ!」って感覚、 久々に味わったよ。こういう感覚だった。嗚呼!

・「だぁ!3」クリスマスネタ。でも良い話。二人に内緒で クリスマスの飾り付けをした後、反応を楽しみにしてるワンニャーのワクワクに 満ちた瞳がたまらん。基本的に「集まってわいわいやる」話には弱いよ。 キャラの暴走だけでも十分引っ張れる、安定した良い作品。「ヒヲウ」は 相変わらずショタ方面まっしぐらの出来だがそれはそれとして今回のオチは 何か月影蘭のよーな。ロードムービーっつーか、道中モノで引っ張る気か。 今まで各話に何らかの「意味」が持たされた作品だっただけに、ちょっと 今回の「つなぎ」な感じは怖い。

・野田元帥のお薦めで何となく観ていた NEARだけど、何か もう燃料も切れるし突っ込ませとくかという。特攻は男の浪漫ですか。 激突直前の写真が!とか。なんか泣けるじゃないか。泣けない?あそ。


JAN.08.2001(MON)

 右肩が重い。何か悪い霊に乗っかられてるんじゃないか、とかふと思って しまうあたり「おそろしくて言えない」の影響大。脳内くわタン祭りみたいな 状態になってもう半月、今や世界すべてが桑田乃梨子フィルターを通して見える。 嗚呼今の目を持ったまま高校生に生まれ変わってみてー。なんかもうね、 「制服のいる風景」が切なくなる様じゃ歳だぜ兄貴。

・昨日のデジモン(正月過ぎてクリスマス話・・・)見て、ヤマトloveな空と、 その背中を押してやる太一、に悶絶。ていうか太一!良いのか?良いのかッ!? たいちイィィィ。あああ。アグモン曰く「大人んなったねェ・・」ってあああ。 クラリスの背中を見送るルパンの様なあの表情!あああああ!あああああ!! ・・・然しあの辺の演技の巧さ(声のトーンだけでその心情を語りまくる)は 流石藤田淑子。伊達に一休さん(超進化)やってた訳じゃないというか。 でも確かに太一って元々ああいうキャラだった様な。ステレオタイプの熱血元気 少年、じゃ無かった。ちょっと弱い所が有って、「いい人」度が高くて。 踏み出せないタイプと見たね。寅さんタイプか。然しやっぱ無印の頃の キャラって、良く出来てたなあとか思うよ。しみじみ。タケ×ヒカはやや 安定気味。この辺で矢張り一波乱有って欲しい(勝手なことを)。今後の展開も 匂わせつつ。前回がアレだっただけに、ちょっと安心。

・こないだBSでやってたメディアアート番組(去年やった関連番組の総集編 みたいの)をビデオで見ていたら、チェコアニメの現在に話が行って、トルンカ スタジオが出てた。あー、そういえば此処って日本人が居るんだよなー (SF大会のチェコアニメの部屋に来てたん。 裏モノ日記の2000年8月5日参照)とか思ってたらその本人が出てきたり。 前に見た時と変わらずシニカルな語り口でハラハラする。スタジオ内には 木工所や金工所があって、それぞれの工房でアニメーションの素材が作られて いるんだけど、この職人気質が実に伝統工芸な雰囲気。しかしこの「伝統芸能」も またCGの世界に移行しつつあるんだよ、みたいな内容で。あと番組中で紹介されて いたベクターベクターしたアニメの banjaを ちょっと試してみたけど、英語力の無さと何より回線の遅さで挫折。 面白いのだろーか?

Xboxの筐体、 どうよ。なんか大味っつーか、大人しくなってしまって。初期の印象は 残ってるけど、でもあの最初のド迫力(床の間に飾れそうな)に 比べるとなー。

・例の 味の素のニュース、何か表面に見えてる(イスラム教徒が口にできない豚の 成分を基にした添加物を使って「味の素」を製造)のは事件のごく一部なんじゃ ないかなーという気がするがどうか。つまりこの事件の裏には・・・(こないだ 見た「蘇る金狼」調の妄想が頭の中で展開中)


JAN.07.2001(SUN)

 フェリーに乗って大阪に出かける。午前中は日本橋。午後は近鉄小劇場で 「 シャトナー研」 (ハムレット/感じわる大陸)。約6時間も連中のアドリブ劇に付き合って、 大いに笑ったが大いに疲れた。楽しい(特に伊藤えん魔氏のキャラクターは 素晴らしい)舞台ではあったが、もうピスタチオ時代の「想像したより3倍 はスゴイ」てな感動は無い。14時からの「ハムレット」は、正直全然こちらに 届くものが無かった。待ち時間の間「もー次の観るの止めてどっか遊びに行こう かなー」とか思った位。しかし我慢して観た18時半からの「感じわる大陸」は、 往年のピスタチオ作品として観てもおかしく無いくらいに良い出来(最後の 方の映画的演出とか実に「らしい」)で、シャトナー独特のペシミスティックな 感じもハマってて、これは気に入った。アドリブ部分の暴走(スエケンのツッコミ 能力の限界に挑戦する下りは、短パンメガネという女の子受け抜群のスタイル だったこともあってか大受け)も素直に笑えたし、このレベルなら。・・・ただ、 恐らく、もう彼等の舞台を見に行くことも無いだろう、という気に。 失望とかそういうのではなく、もう観る側に情熱が無くなったというか。とか 言いつつまた行くかもしれないけど、でももうそれぞれが各方面で活躍しつつ あるし、全部追いかけるのも無理になってきたし。嗚呼。兎に角「ピスタチオ」 時代の作品とのベクトルが違いすぎて。西田シャトナーが構築した、それだけで 胸を打つような「物語」を生かすために、各演者がそれぞれ「物語に求められる 理想的な演技」を追求していた(脚本・演出のシャトナーの下に一本化されて いた)時代の、あの「まるで映画を見ている様な見事な舞台」に出会って しまったが故か。勿論その統制の下に隠そうとしても隠しきれない各人の個性って 奴がモレ出して居て、それが「想像したより3倍スゴイ」感動に繋がってた(極論 すればそれが例えば腹筋のパワーマイムだったり)んじゃないかと思うんだけど。 まあ今更言っても年寄りの繰り言だし。今はもうビデオでしか観ることの出来ない 彼等の舞台を、然し出来れば何らかの方法で語り継いで行っても欲しいのだった。 ビデオで観ても十分圧倒される、あの腹筋の、佐々木の、保村の迫力を。

・ていうかその辺のことは <私印良品>で既にきっちり言及されて いたのでそっちの方読んだ方がわかり易いです。

・然し皆ギターが巧い。伊藤えん魔氏の華麗なテクには感動すら覚えた。 年に何回かやってくる「楽器何か一つでもイイから演奏できる様になりたい熱」が また高まる予感がしないでもない。でもすぐ冷めるんだけどね。いまだに リコーダーくらいしか吹けません。マジで。


JAN.06.2001(SAT)

 何かテキトーに買い物とかしてバスケ行って無茶やってファウル出しまくって 自己嫌悪に陥って帰ってきて寝た。死ね俺。

・アシッド映画館を聴いていて、不意にまた「遠い空の向こうに」が見たく なったり(ベスト1だったので)。間違いなくアレは昨年最高の映画だったよ。 というか、最高に泣けた。涙拭いながら劇場出たもんな。あと今年はボンちゃん によるともう「 ギャラクシークエスト」で決まりらしい(全国のトレッキーよ 立ち上がれ!とか言ってた)ので是非見て行きたい。いやー久々に聴くと やっぱボンちゃん節は良いね。輝いてるヨ。

〜ユニバソロジの世界観〜。「宇宙からの帰還」とか読んでると 宇宙行った人の話って何か神懸かり的な雰囲気が漂うんだけど、その辺も含めて ちょっと興味が無いでもない。ただ個人的にこの人とは気が合いそうに無い (ああいう明朗な感じの人は苦手。糞虫だから>自分)なあとは思う。


JAN.05.2001(FRI)

 漸く年賀状の返事を出す。夜になってニャッキ氏と木戸氏とで海辺で 焚き火。星が美しいのだった。

なぞの「石版」が一夜にして出現。流石は2001年。やっぱり怪音を 発するのか。

・ニュースサイトが一斉に取り上げる程に 風船おじさんが愛されていたとは。個人的にはとり・みきの描く ちょっとショボんだおじさんの造形が好きでした。

・3月に坂本真綾の新作アルバムという噂。これでまた暫く生きていける。

フバのバトルROYALE画像で数分笑う。レア過ぎ。そうだ今思い出した けど1月10日からの パワパフ、声が納得行かないよ。つーか原語で観れ!頼むから!あの バブルスの「だー」(肯定の意を示す)無くして何がパワパフかッ!

シベ超2情報インタビューとか シベリア超特急(完全版)も観てみたかった。


JAN.04.2001(THU)

 午前中 らくがきとか本読みとか。午後になってからこの週末に大阪に 行く予定だったことを思い出してその準備。久々にフェリーで行くか。 本屋で桑田漫画(まだ未読作があるのだ。素晴らしい)を買い、雑誌なんかも 買い、ホンダプリモでパンク修理他。ゆっくりやってもらったので 「美味しんぼ」の近巻が結構読めて充実した午後であった。コーヒーは 美味いし。帰宅して昼に作った炒飯を食べてどっちの料理ショー観つつ 酒飲んでこれから寝る所。

・たまたま観た今朝のTVOうる星再放送、が 「ダーリンが死んじゃう!?」と「みじめ!愛とさすらいの母!?」 だった。後者は中学生当時、ビューティフルドリーマーとかとセットで 無理矢理友達に貸したりしてたけど、今観るとあんまりだ。でも基本的に この辺の原作をいじり倒しまくった話数ってのは、今のアニメには 圧倒的に欠けている若さゆえの暴走に満ちていて、暇な時に見るには 最高のものでもある。ここから129話に向けてのぴえろ・押井時代の作品を、 暇を持て余していた頃どれだけ愛した事か。ただリアルタイムで観てた時は 完全に後期うる星派だった。叙情うる星こそ。


JAN.03.2001(WED)

 桑田乃梨子を読んで読んで読みまくる。この感触は・・・ッ。 ズガズガズガと胃にクる感じ。くー。勝とうぜ、って感じだ(わからねえ)。 あらぬ気持ちがムラムラと沸き上がってたまらん。それはそれとして 昼から防衛隊新年会。といっても行く所は温泉だったりする爺めいた我々。 キャンプ場でニャッキ氏のエアガンを撃ちまくったり。珈琲美学でだらだらと 時間を潰してから一鴻(鶏料理屋)で夕食。T氏の車を観に降りた地下駐車場では 徐にPalm端末を取り出し、その辺の赤外線源を調査する人々も。最近局所的に PDAが流行してて、住所録の交換とかしてるの観てるとスゲー欲しくなる。 小学生か>自分。然し今夜の最大のヒットはM隊員宅での「 パネルクイズアタック25」(いつでも気怠い日曜午後気分に) 及び「 北斗の拳」であった。特に前者はあまりの出来の良さに感動。 児玉清の挙動に腹を抱えて笑う。24時頃帰宅。

・今年の年賀状には間に合わなかったけど こんなのどうでしょ。 でも同ネタ多数、かもな・・・ワキ毛で育つ。


JAN.02.2001(TUE)

 昼まで寝てた。夜になってゴソゴソ動いたのが裏目に出て 凹む。今年はハナからケチがついて何とも。来年こそはいい 年にしたいです(二日目にしてもう今年は諦めたらしい)。

・午後ティーを牛乳で割ってレンジで温めて飲み続けていると クチの中がボロボロになりませんか?

・又聞きネタ。某地域最安値電器店の目玉商品を並んで買って、 その日の内にヤフオクにかけて月8〜10万位儲かるらしい。主婦層の 間でまことしやかに語られている様だ。公募ガイドとか好きな 手合いには良い儲けネタかもなーとか思った。


JAN.01.2001(MON)

 昼頃起き出してだらだらと。年賀状を貰って初めて今年は年賀状を 一枚も書いていなかった事に気付く有様。なんか考えよう。筑波博で出した ハガキが届いたりとか。夜になって防衛隊の面子と山の上まで星を見に行く。 星より闇夜に不意に鳴り出す公衆電話の方が印象的。つーか怖すぎ。死ぬかと。 ガストに行って駄喋ってから帰ろうとしたら、Logoの左後輪がパンクしてて ションボリ。思い切り釘踏んでるし。スペアに交換して帰った頃には4時を 回っていたといいます。


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