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古日記 2000年11月(後半)


銀河で二足歩行篇。


なんぢ、忠実なる、敏感なる、しかれどもまつたく孤独なる犬よ。
汝が吠えることにより、病児をもつた隣人のために銃をもつて撃たれるまで。

(萩原朔太郎「吠える犬」)


NOV.30.2000(THU)

 2時頃帰宅。脳がジンジンする。何か出てる様な。脳ん中でジャージャーと。 いや知らないけど。眠れない。酒。

DVDプレーヤー用リモコン付属の新型PS2。リモコンも単体売りするらしい (そしてPS2のファームウェアも書き換えられるらしい)ので買うかも。 ってDVD一枚ももってないのに買ってどうする。デジモン劇場版の DVDが買えたら・・・つーかPS2用のソフトさえ二つしか持ってませんよ? その辺どうなんだ?DDRばっかやってるけど。PS2と言えばエルゴが出す PS2用Webブラウザとかも。画面写真見る限りでは、ショボイ。ただ今後他 ジャンルのメーカーからこの手のソフトがガスガス出てくるだろうなとは思う。 PS2というプラットフォームに何とか食い込もうと皆色々やってる様な気配。 パソコン用アプリケーションソフトがパッケージで売れる時代は確実に終わりつつ あって(何せ「インターネットとメール」はマシンとOSさえ買えば出来るので)、 最後の砦がプレステとかのゲーム機市場なん。あとはもうASPに流れて行かざるを 得ない。それはMSでさえそうみたい(ゲームとASPに注力しまくり)。昨日の 常識がもう通用しない、ってのは昔はエキサイティングだと思ったけど・・・

・おじゃる「まちかど」大地コンテ。カメラ固定が印象的な演出。短時間だからこそ 出来る実験性が美しい。街角のショーウィンドーに飾られた赤いワンピースに 見とれる小町ちゃん。学校の行き帰りに見とれ、見とれている自分がちょっと 恥ずかしいのか、人が来ると隠れてみたり。日が暮れ街灯が灯るまで・・・ 西村ちなみの喋りが止まった風景に感情を上乗せしていく。「かわいー・・でも 大人用だからきっと大きいのよね・・」「あと10歳大人だったらな・・」 カメトメはあと100才若くてもぴったりではなかったと思います。売れてしまった ワンピースの事を思ってため息をついている小町ちゃんの横を、ワンピースを まとって颯爽と歩いていく素敵な女性。「ステキ・・やっぱりステキ・・ よかった・・・さよなら・・」オチが弱いかとも思ったけど、西岸漫画見たいな 味わいもあり。今回はしかし西村ちなみの演技の勝利だな。角っこで待ち伏せして て、カズマに飛びつくおじゃる(とまんざらでもなさそうなカズマ)がたまらん。

・今頃 山手線占いをやってみた(やらされた)。 西日暮里


NOV.29.2000(WED)

 眠い。もう流石に徹夜はキツイ。これで残業代が出れば今頃は、とか 思うけど出ないものは出ないのでしょうがない。これで居眠り運転で事故って 死んでも(或いは人を轢き殺しても)同情なんかして貰えないだろうなあ、何 やってんだろうなあ俺、とか。そう言えば昨日どうみても一人位死んでそうな 交通事故(4、5台を巻き込んで、1台は中央分離帯に乗り上げて前半分が ぐしゃぐしゃ。呆然と立ちすくむワカモノ達)を見たんだけど特に地元 ニュースにはなってなかった様だ。ていうかそれより こっちの方が。

・あんまり世の中で話題になってない気がするけどNHK教育のSF人形劇 「 ぼうけん!メカラッパ号」に今頃目覚めて悔しがってます。横山臭いデザイン が実にイイ。立体造形師ならではのディティール。汚い大人、真面目馬鹿、 健康優良不良少年、オヤジ、タコ宇宙人、等々。実に「わかった」作りは過去の NHK教育のSFモノが持つ過剰さを良く受け継いで、大きいお友達向け人形劇と でも言うべきものとなっている。関連サイトとして ここも。もの作りの中での「出会い」の風景に羨望。ああ俺も。

・おじゃる。ツッキーの角のアンバランス。あまりにもシュール。 ツッキーの角のあの妙な質感(やわらかそう)とか。オチの電ボ、怖!


NOV.28.2000(TUE)虹・雨・曇

 なんかもういっぱいいっぱい。今世紀中に始末してしまいたいネタを かかえこんだまま、明日のために今日も寝るのです。

・出勤途中目の前に巨大な虹。暗雲を背景に、妙な存在感があった。虹を見るのも 久しぶりだけど、ここまでのものはなかなか出会えない。別にだからどう、という 事では無いのだけど、ただまあ、そういう事もあったのだと。

・深夜のコンビニでチョコエッグを回している青年発見。ああやると中身が 判るらしい、とは聞いていたけど。でも最近チョコの質が変わって微妙に 判り難くなってるとか。我々の知らない所で戦いは続いている。 殻のチョコレートも食えよ。 クッキングパパのレシピに従って。


NOV.27.2000(MON)

 23時過ぎ帰宅。弱音吐きてえ。絵描きてえ。本読みてえ。

偽キューブ。開き直り気味のコメントがイイ。


NOV.26.2000(SUN)

 デジモン02見て本読んで図書館行ってピアノ屋行ってだらだらして M隊員宅行ってだらだらして帰ってコロッケ肴に酒飲んで寝た。


NOV.25.2000(SAT)

 仕事してバスケして風呂屋行って一番亭行ってみそラーメン食べて帰って寝た。


NOV.24.2000(FRI)

 朝から落ち込み気味。別に何が有った訳じゃないんだけど、何も無かったが 故に。後輩が帰ってきているというので連絡を入れてみると、皆で星を見に 山に行っているのだという。今から来ないかとの誘いを、気分が乗らないから、 と断って帰る。今ちょっと後悔中。駄目だ。こう言うときはホントに 何やっても落ち込む。寝よう。どうせ明日も仕事だ。

・SONYの2足歩行ロボが妙に毛嫌いされている感じ。かく言う私も先日の 日記で「なーんか、イヤ」みたいな感じで書いてしまってて。でもよくよく 考えたら作ってる方針が全然違うんだから比べる方が間違ってるんだよな。 でも形がねえ。犬なら良いけど、人型なら真面目に働いて欲しい。そういう感じ。 パラパラ(のようなもの)を踊ったり、ボール蹴ったり(これがまた良い動きで) してるのを見ても、全然なんというか「カワイイ!」「イカス!」という感じには ならない。なーんか、遊んでる感じ。手前等遊んでんじゃねえ!ロボットの癖に! 働け働け!みたいな気分。それに比べてPシリーズやASIMOの、あの生真面目さ というか一生懸命さというかけなげさというか、ああいうのがむしろ 「カワイイ!」感じがするのだ。頭をなでてやりたくなる。やっぱ命令に従って 真面目に黙々と働く「便利な機械」=忠実な奴隷、というのが「ロボット」の 理想像なんだよな。

・三原則(あぶなくない、ちゃんと動く、こわれない)回路をキャンセルして そうな気がするよ>SONYの。特に最後の奴。代わりに保証期間過ぎたら・・・ っていう回路(ミソッカス回路)が組み込まれていたり。


NOV.23.2000(THU)

 仕事して帰ってきてコーヒー飲んで寝た。

同人誌版「猫の地球儀」情報アリ。エゴサーチしてて見つけた。 あー読みたい。読みたいようー。

N氏日記・ファシズム論を読んで複雑な気分になる。言っていることは解る。 気持ちも凄く伝わる。でも、それでも、僕が好んだ「彼等」の舞台は、結局 そういった(西田ファッショの下に有った)作品群だと思う。その後暫くの 「肩すかし」期間でつくづく感じたのは、僕が見たかったのは「西田シャトナーの 舞台」だったのだという事で。彼の演出が隅々まで伝わったときの、あの(とても 言葉では説明できない、映画やゲームや小説で得られる感動を数倍する)強烈な 感動。「力あるリーダーの下、みんなで何かを成し遂げる」気持ちよさは、否定 すべき事なんだろうか?枠があって初めて人は自由になるとも言うぜ。そりゃ ファシストになってしまう側は辛いだろうけれど。 シャト研 とか見てみたら、それが解るのかも。京都見に行った人の報告を求む。


NOV.22.2000(WED)

 五木ひろし版「SOUL of FIRE」が心に沁みる。そんな夜。 グイン75感想上田フリクリ感想を追加。

・あ、ちゃんと作って食べましたよカレー皿うどん。満足。


NOV.21.2000(TUE)

 もードロドロ。日付が変わるまで。会話に余裕が無くなって、言葉の端々に 「何で俺ここまでやんなきゃいけないんだ」的ニュアンスが色濃く。冗談が 冗談にならない。やっぱこう言うときは夢のある仕事をしてたいと思う。 仕事と趣味を別の世界に求める場合、仕事は5時で終わってくれないと。 好きなことなら睡眠を削ってでもやるけど・・・等と思うのは昨日のアシモ (アトム型)に続いて発表された SONY製2足歩行ロボ(柔王丸型)のニュースを見たからで。このサイズだと 逆に簡単な部分(体重に比べてのアクチュエータのパワーとか)はあるんだろうな。 AIBOお得意の起きあがり動作とかもこのサイズなら。でもこのまま身体を 大きくしてアトムサイズに出来るかっていうと、それは簡単な話では無いだろうと (同様にホンダロボをそのままレイバーサイズには引き伸ばせまい)。しかし 仕様とか見てるとモジュール化、とか共通アーキテクチャ、とか いう文字に「やるなあSONY」とか思ってしまう。モジュール化がもてはやされた 時代を生きた人間としては。まーメモリースティック差し替えるだけで初代AIBOが 2足歩行出来る様になったら、それはそれで凄いと思うけど。機体のモジュール化 (頭だけAIBOにすげ替える、とかそういう)は是非促進して欲しい。上手く行けば パーツ交換ロボトルごっこが出来る。・・・でもアトムはまだ殻が出来かけている だけ。魂が入るのは陽電子脳が開発されるまでの数世紀を待つ必要があるのかも。 せめて魂要らずのレイバー/ガンダムを。宇宙世紀は、近い様でまだ遠い・・・

オ羽BBSを読んで漸く キリン21世紀 ビールのCMがウルトラネタ(黒部進:ハヤタ、森次晃嗣:モロボシダン、 団時朗:郷秀樹、篠田三郎:東光太郎。服装はタロウの時の対テンペラー星人戦の 時のイメージ)だと気付く。戦前(一年戦争)生まれでも ウルトラ世代では無い私。駄目だ。こう言う所でまだまだ修行の足り無さを 痛感する。特撮は中学時代に保留したまま・・・それにしても広末の飲む ラガーのCMは何故あんなに美味く無さそうなのか。

・読めば読むほど心に染みる 華麗なるビットカレーの世界。カレーファン必読。リンクも凄いが用語辞典の 微妙なバランスがあまりにも素晴らしい。明日はカレー皿うどんに挑戦だ。


NOV.20.2000(MON)

 23時まで仕事してサイキック(エルトン・ジョンが月2億4千万使う話とか) 聞きながら帰る道すがらローソンでダイエットペプシ(シールのコレクションを 始めてしまったのが運の尽き)を2本買って「じゃじゃ馬」最終巻も買って。 コーンとツナの缶詰を開けて摘みながら今朝のペリーヌ物語とうる星を見て 酒飲んで寝る。犬夜叉は親父の躯の巨大な描写が秀逸だったが印象は他に無し。

DDNより ASIMO。このサイズ・・・畜生やっぱりヤツラアトム作る気でいやがる。 名前が名前だけに三原則は組み込んで欲しい感じだ。ってまだオツムの方は これからなのかね。まだ動いてるのを見てないという向きにムービーは PCWで。まだ床にマークあるけど、でもやっぱり衝撃的・・・だと思う。 より「歩き」の魅力が強まった感じ。いや「ただ歩いてるだけ」なんだけど。 でも衝撃が。この動きをみて衝撃を受けない奴はいねえだろう・・・あ、でも P2の「歩き」がTVで流れたあの瞬間でさえ「・・・どこが凄いん?」とかいう 反応をしてる人居たしな。空が飛べるん?とか。ちょっと待てよ、良く見ろ、 歩いてるんだぞ!2本足で!階段上ったり降りたりしてるじゃないか! ・・・でもそのうち動歩行も「アタリマエ」の事になっちゃうんだろうなあ。 ASIMOシリーズのバージョン1ならASIMOV1とかになるのかしら。ヴォミーサ! それにしてもPCWの「今後、工事現場などの作業用として大型ロボットの開発 などを行なう意志があるかとホンダ関係者に」思わず聞いてしまう下りで頷く。 アトム世代なら兎も角、ガンダム以降の世代はみんな「それ」の答えを 待っているのだ。

・おじゃる「スクープ対おじゃる」怒濤の口車。「福神漬けは添え物。ときどき そーっと味わうもの」「小指が立っておる・・・信じられぬのう・・」「フツー しないよね」「即ちお主のスクープをとりたいスクープをとりたいという気持ちが」 どんどん追い込んでいく。「そうだったのか・・・」斯くて星野のUFOを見てさえ 心を動かされなくなった彼。スクープ人生は、終わった。


NOV.19.2000(SUN)

 クウガとどれみとデジモン02をボンヤリ見てからだらだら出かける。気がつくと みずしな孝之サイン会は終わってしまっていた。一度その実物を見てみたかった ものだが。隊長、M隊員、I上氏と 月ケ谷温泉へ。30Km程走ると周りはすっかり山で、外気は驚くほど冷たく なる。初めて行ったのだけど結構当たりだった。今度また行こう。ニキ妹氏 オススメのしいたけ定食は食わずに結局ガスト。体重が減っていたのに気を良くして ダブルハンバーグのラージとかをガツガツ食ったら+1kgで帰宅という有様。 隊長とM隊員はえんえんチョコエッグ動物の情報交換をしていた。ハマってるな・・ 帰宅途中に寄った本屋で「あずまんが大王2」の平積みを発見。終わり無き探索の 日々にピリオドを打つ。サボキャンは無し。ビームも買って帰る。夜某教諭と 電話。今日も生徒の引率だったそう。教師の仕事は大変だ。実際働き過ぎだぜ。 ちったあ休め。だから休みの日にライブ行ってちゃ元も子も。倒れるなよ。 とはいえこっちも負けずに愚痴トーク。余裕無え。

・「あずまんが大王2」読む。数々の謎が氷解する。そうかあれがお父さんか。 にゃものエロトークには興味あり。おおさかああいうの好きそうだな。絵の完成度は ますます高まる。一人髪の毛の伸びていくバカが居るがあれは何か、あらしの歯 (電脳なをさん)みたいなものか。最後は反っくり返る。なんだかわからないが またまた髪がのびたぜ!

・「ビーム」は安井誠太郎新作が読めただけで御の字。あの手触り。

大槻ケンヂ「散歩マン旅マン」感想追加。

ネスケの6は付録待ちか。どうせ使わないし。

・これが 落水荘か。そんでタリアセンは こんな感じらしい。(エンディミオン関係)

D.D.R.でアーティストオーディション。正直どんなのが出て来るのか 楽しみではある。熟練より勢い。新しい血。DDRには個人的にこーやって延命を 続けて貰いたいのだ。結局好きなんこのゲーム(のセンス)。もっとアペンドを!

「リアリティTV」(MSNのコラムより)。これって「電波少年」とか 「未来日記」とかああいう。流行ってるらしい。で、刑務所実験のフィリップ・ ジンバードに解説を。コラム末、ヒーローについての実験を、という下りなどは 「MONSTER」を彷彿させて結構興味を惹かれる。勿論自分が被験者になるのは 勘弁願いたいが。


NOV.18.2000(SAT)

 風邪気味。今週分の疲労が全部出た様な。目が覚めると起きあがる気力が失せて いた。96年頃に90年代前半を総括したいとうせいこうの本を読んだり、オーケンの エッセイを読んだりしてひたぶるにうらがなし。ああ何かまた後ろ向きだぜ。 胃袋に炭水化物を押し込んで今日開通した国道バイパスの延長部分を走りに出かける。 他にすること無いし。図書館で本を返して借りて、道の駅で缶茶を買ってから南下。 だだっ広い平野を貫いて伸びる黒々としたアスファルトが、低い夕方の太陽に 照らされて美しい。いつか話した「癒しの本屋」が延長末端から20分位の所に 在って、久しぶりに行って癒されてみる。相変わらず店内の雰囲気は痒くなる 直前の「そっけない善良さ」バランスを保っていて、クリスマスソングが賑やかに 流れている。日常生活の中では決して手に取ることのない様な癒し系人生の秘訣本 (例えば 松本えつをとか)を立ち読みして深く心に刻みつけたり。買わなかったけど。 本気でこういう本を求め読んでいた頃の心情が蘇って来る。最近時々思うんだけど、 学生時代に抱えていた悩み(人生如何に生くべきか?)の類を「今更」「言わず もがなでしょ」と思考領域に上らせる事が無くなって久しいけど、もう一回悩み なおして見るべきなのではないか、と。その手の「青い悩み」に答えを出さない まま、何となく悩む事に倦み疲れてしまって、悩む時間も集中力も無くなって、 放棄してしまってたというのが実際。別に進んで悩みたいとかでもないけど、 「如何に生くべきか?」「どうしたらハッピーな気分になれるのか」てな青臭い 悩みは実の所永遠のテーマだし、それを悩み続ける事は今の自分にとって(まだ) 必要なのでは無いかしら、と。妙に中途半端なところで投げ出して、さも悟った (諦めた)様な体を装って「今更」なんて言ってたけど、何というかそれじゃ 「進歩」というか展開が無い。ほんとうのこと、は大抵青臭くて分かり切った事で 今更で言わずもがななのだ。十代の頃「発見」した人生の秘訣は、結局言葉だけで 終わっている。そんなに簡単じゃない。シンプルな言葉程難しいものも無い。 「真面目に生きろ」「努力する過程にしか幸せは無い」。暗闇に沈むバイパスを 逆に辿ってそのままバスケ。足は完治していないが多少無理をしないと固まって しまう感じが怖かったので。ただ無理はせず。風呂屋には行かずに帰宅。疲れが ぶり返して轟沈。

・「やっぱ牛乳でしょ」のCM曲に妙に心が震える。弱ってるな俺。


NOV.17.2000(FRI)

 生後2ヶ月の赤ん坊と遭遇する。甘い匂い。両親を前から知っている場合、 赤ん坊を見る目って変わるかと思ったけど、それはそれ、だ。赤ん坊に罪は無い。 ってべつに両親にも罪があった訳じゃないけど。いやん。っていやん。じゃねえ。 手前(中略)だろうが解ってんのかコラ。っていうかそのせいもあって ストリート ファイター見損ねました。嘘ですビデオで今見てます。初見なんですけど こんな内容だったとは。見所たっぷり。後半まで全然格闘しないで銃撃戦に持って 行っちゃう所なんて最高。リュウちゃんケンちゃんチンピラ・・・ガイル大佐の 演説は素晴らしく心に響くことだよ。ベガ・・・じゃないバイソン様(内海声)も 強烈にカッコイイなあ。ザンギの似っぷりも。所でこの映画最大の見所と 記憶していたキャプテンサワダのハラキリ(63214P)は?金ロだからカット されたのかなー。GT3のCMは可愛くて良いセンス。

・ゲヅバデビビギビデギスブゲビリゲロギバギショグサギゾゴゴセデゲンジョグ ビボグゼギグス。ザセドジャブゴブゾバパギデギスパベゼロバギ。

・マサユキストET氏から プロバイダ・ハイホー。 の情報。うう無茶苦茶山本調。ところでアニメの方、何か須藤氏の ニオイがするんだけど・・・誰の?


NOV.16.2000(THU)

 世界を革命する力を。あと夏物を片付けてクローゼットを整頓する気力を。

・エンディミオン読了。物語のための世界設定、を強く感じる。テテュス河下りの 物語、という「流れ」の太さ。何というか、シュークリームのでかいのを食べて いる様な感触だった。甘くてこっくりしたカスタードクリームが大量に。甘いけど、 でもうまいもんはうまい。持ち出された世界観だけで満腹。あとアイネイアー萌え。 幼い姿に似つかわしくない知識とか、悟っている様でその実弱い子供な所とか、もー そのアンバランスさが。デ・ソヤ神父の描写は痛いし。こんな高速航法見たこと 無い。あとネメスはどうしてもセブンオブナインに見えてしまったり。 ホーキング絨毯やリボルバー、古い時代の宇宙船といった歴史遺物(失われて しまった技術とか)への憧憬が好きだ。まとめた感想は(書ければ)「覚醒」後。 書ければ。

・「だぁ!」(25話「夜星星矢からの知らせ」日色如夏・桜井弘明コンテ) 作画いまいち。つーか似てない。展開は最終回を予感させる?久々の 桜井(結婚 オメデトウゴザイマス、と言っておく)コンテもイマイチ感じられず。 「ヒヲウ」(4話「勝つか負けるか!アラシ対ヒヲウ」アミノテツローコンテ)は シシの軌道修正に一安心。「今僕」みたいな展開にならなくて良かった。 漸く逢坂キャラデザの味わいに慣れてきた感じ。あの泣き顔はいっそエロティック でさえある。次回は泣きまくりみたいだし。超小型スチームエンジンは良いと して、燃料は何だ?蒸気、ゼンマイ、双方のからくりにコマンドを与える描写は 秀逸。こういうのが欲しかった。「これならあり得る」と思わせる。時代考証も かなり踏み込んでいる感じがして好感。果たしてどう転がるのか・・・まだ物語 そのものには牽引力を感じない。歴史の傍流の物語で終わられると辛い。


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