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古日記 2000年9月(後半)


世界との断絶篇。


私は みんななくしたと
砕けたいのだ いらだちたいのだ
苦しみ 逞しく 昏く

(立原道造「風のうたつた歌」(岩波文庫緑121-1 立原道造詩集・p308)


SEP.30.2000(SAT)

 昼頃木戸氏から電話。「ぽちょむきん」の深さについていろいろと考察を聞か された。言われてみれば確かに深読みを許す記号の多さには驚くべきものがある。 あそこが、ここが、と暫し二人漫画夜話状態。こういう徒な深読みって久々。 ガソリンを入れに行った序でに南の街へブラブラ出かける。帰宅する高校生が 雨に濡れて笑っている。虹が出ていた。酒を買って帰宅。日が暮れてからバスケ。 反省点多し。特に基礎の基礎が出来てない事を痛感する。もう一度ドリブルから やり直しだ。川内温泉−一番亭−M隊員宅。HJ片手にチョコエッグの動物を ずらりと並べて、2時過ぎまでだらだらと話し込んで帰った。


SEP.29.2000(FRI)

 ガス欠ランプが点きっぱなしのままびくびくしながら帰宅。帰り道でガスを 入れないのはスタンプを呉れる店で入れたいから。久し振りに緊張感あふれる ドライブだった。って別にスタンプためたって貰えるのはキッチンタオル位の ものなのだが。

・電話で友人と久し振り長電話。妙に露悪的になってしまって後で後悔。 もっとカッコつけろよ>自分。

・Believeのチケット届く。10/14(SAT)18:00〜。G列26/27番。


SEP.28.2000(THU)

「ぽちょむきん」「天トル」「でじたる小学校」の感想を追加。

パーソナルITテレビ“エアボード”。久々にどでかいのが来た感じ。 落とし所の巧さは流石。


SEP.27.2000(WED)

 9月もそろそろ終わろうとしている。郵便受けを覗くも、そろそろ届く筈の Believeのチケットがまだ来ていない。シャトナー日記を見てると丁度 発送中らし。TVを付けるとたかじん番組が始まっている。妙に見てしまう。 TVサイキックとでもいうか。いや昔あったけどねTVサイキック。それは それとして、何が良くて見てるのかって言うと、濱田マリ様。モダチョキの 信徒だった、というかいまだに月一回はモダチョキを聴いてる様な人間としては、 あの喋くりの雰囲気がもう実に心地良いのだった。あ、久しぶりに「ビバリー」 見たよ。ドナちゃんがドットコムを立ち上げててpalmとか出てきてなんか もう。つーか「残りもん」みたいな人達がうごうごしてて、何というか実にこう、 輝きがない。色あせてる。マジでビバリーヒルズ中年白書の勢い。辛い。もう 見たくない。誰か終わらせてやれよ。やっぱ最後は核爆弾でLAごと吹っ飛ばし て終わりみたいな。或いは全部ドナ(植物人間)の夢でした。そんな感じで ひとつ。実際、もうこの番組ドナちゃんの妄想だけだって噂だし。或いは突然 全員が好き勝手にキレまくって終わりとか。やってられっかドチクショー! みたいな。特にケリー。あーそろそろ「アリー」でも見るかなあ。我慢して。 そんな訳でメイ最終回はまた明日。寝ます。

・MobileGUNPEI:78000点到達。


SEP.26.2000(TUE)

 帰ってきたらオリオン座が全身を見せている。夜道運転して目が闇に慣れてた からか、車から降りて星空を見上げて、あまりの星の多さ/明るさにゾッとする。 あと運転用の眼鏡はちょっと度が強めなのでそれもあり。にしても今夜は 凄かった。10分程流れ星を待ったが、1個も見えず。いや見えた所で願いも 無いか。世界人類が平和でありますように・・・っていのったわ。天下国家の会?

・だぁ!だぁ!だぁ!19話「未夢の実家は謎な家」。今回も密度高え。 ホントこれで30分かよ、と毎回思ってしまうこの凄さ。こんな作品何年ぶり だろう。アニメスタイル読んでから「アニメの面白さは情報量操作の巧さに (も)よる」ってのがだんだん見えてきて、ほほうー成る程・・・とか。情報量 操作は何も画面だけじゃないんだよな。で、内容には一切触れないんですか。 だって粗筋書いても意味無いもん。然し最近マジでワンニャー萌え。こないだ お姉さんが「家族にするならワンニャー!だって家に帰るのが楽しくなりそう」 とか思わず自分の孤独っぷりを暴露(裏読みし過ぎ)してしまった下りにも 深く頷いてみたり。

ストレンジドーン最終回。 全員逆切れでそのままエンディングというイカス展開。とはいえ音楽と止め絵と 透過光、挙げ句に「何か光る粒」が落ちてきてシメ、ってのはちょっと勘弁。 折角なのにこのお約束記号は無いよ。これじゃまるで最後の最後をシメきれずに、 壮大な音楽にのせて不明瞭なイメージだけを並べてうやむやに終わらせる凡百の 駄作と同じじゃないか・・・。いやー然しまさか逆ギレ暴走で終わるとは。 いやまあそれはそれで気持ち良かった。こういうヤクザな終わり方嫌いじゃない。 だからこそ、あのまま視聴者を放り出すくらいの事が有っても良かったんじゃないか。 これではまだまだエヴァのパイプ椅子にはかないませんな。ていうか争ってどうする。 でも、横手脚本がこういう「力技」を持っていたのは思わぬ発見だった。

・個人的には各キャラの抱えてる「問い」が明確に伝わらなかった分、スキッとした 「答え」が見えないままで消化不良な感じはどうしても有った。「こういう」作品 ならもっと解りやすく提示されるべき、とそう思ってしまう私がイケナイノカ。 まあ人生これからの高校生にそうそう大きな「問い」が立つ訳もなくて、ましてや 人生の答えなんざ出るはずも無いか。衣食住の保証された異世界で右往左往 しながら、でもまあ何とか自分達の「居場所」、つまり自分たちの戦場に、 「積極的に」帰ってやる!という意思が生まれた、それだけで良しとする・・・って とこか。兎に角その辺全然語ってないからなー。ただ「不快感」はなかった。 「今僕」に比べりゃ全然良かったよ。ああ勿論私はダールに感情移入して ましたとも。いつだって作品で一番不幸な奴に感情移入するのさ私ゃ。

・皮肉って知ってるか。まあマシュランボーよりは良かったかもな。そうそう、 マシュランは凄かったよ最後。感動的なまでの視聴者置いてけぼり。いっそ これくらい無茶な方が見てしまう。崩れた所に作り手の顔が見えるから。 その意味では「サクラ大戦」なんかよりは印象深いのよ。同時期の他のアニメは 忘れても、「ロストユニバース」のあの凄い作画だけは一生忘れない。 ガンドレスのDVDが「劇場公開版」収録をうたわなければならなかった由。


SEP.25.2000(MON)

 読売の日曜の記事(野村進「アジアン・ビート」)にタイの同人女子の話が 載っていて、あまりに「まんま」だったので笑うに笑えず。記事に曰く、タイ語の 会報の内容は「「バスの中なんかで、C級のコミックスを読んだりするなよ。ダサい」 「世界の男たちが全員ゲイになればいいのに」「私たちって、ちょっと変かも しれないけど、きれいだし、頭もいいよね」/文中には「バカ」「アホ」 「チクショー」といった罵倒語が、そこだけ日本語で頻出する」というものだそう。 日本が唯一世界に発信できる文化、といわれたものの正体はつまりこう言うものだ。 勿論男子にとってのオタク文化は言うまでも無しといったところか。オタクに 国境は無いのだ。あまりにも。

・などと新聞の(しかも日曜版の)記事を鵜呑みにする拙者も拙者だが、でも これは殆どそのまんまなのではないかしらと思える。特にバスの中で云々、は まんレポ系の若さ苦さが良く出ていて味わい深い。

・それはそうと昨日見たフランケンハイマーの「フィクサー」って映画が酷い 映画で。ユダヤ人が身分を偽ってゲットーの外で生活したからてんで理不尽な 制裁を受けまくる話。周りの人間がここぞとばかりに嘘八百並べ立てて無実の 男を陥れていく。味方だった政府の偉い人も殺されたりして。最後は漸く裁判に こぎ着けるんだけど、肝心の「法によって悪が裁かれる」シーンは無し。 カタルシスが一切無いのだった。ただただ理不尽な虐めに「耐える」主人公。 虐め抜かれたからこそそこに政治的思想が生まれる、みたいな解釈が見えたけど、 それもどうかなあと。何か見てる間も見終わった後もイヤーな気分。然し何で こんな映画ばっか見たがるんだ>俺。「沈黙」(踏み絵映画)とか好きだもんな。 いや好きって訳じゃないんだけど、やってると見ちゃうという。うーん。 どうせならオータム・イン・ニューヨーク(の前半だけ)とか見るべきだよ。 って独りで?独りで。

・「マルコヴィッチの穴」は見てみたい。どうでもいいがポスター見てると どうしても「ジャパニーズジェントルメンスタンダップリーズ」とか「ここは ケイサツじゃないよー?」とかああいうのが思い出されてならない。ドゥー・ ユー・アンダスタン・ミスタ・オオヒラ・ドゥーユーアンダスタン?


SEP.24.2000(SUN)

 何をしていたか思い出せない。車の中で昨日のアシッドを聞いていた記憶は おぼろげにあるのだが。「クリスタル・シンガー」を半分くらい読んで 「もしかしてこれつまんない作品なのでは」という危惧が頭をもたげつつある。

・グルグル。絵は何だか凄いことになってるけど構成の巧さは相変わらず。 読み終わって「くー!やる!上手い〜!」とうなる漫画も最近はコレくらいに なってしまった気がするよ。「じゃじゃ馬」は、うーん、もう、どうでも。


SEP.23.2000(SAT)

 図書館に出かけて、序でに近美 で山本正道展を見る。作品はおおむね こんなの。軽飛行機の視点から見た地上、の様な世界。箱庭とは違う、 「風景」の感触。かさかさに乾いた魂に水が染み込んで、初めて自分が乾いていたの だと気付かされる様な。風景は砂ぼこりが立ちそうな乾いたものなんだけど、乾いた 風景だからこそ沁みたというか。風景の上を風が吹いていたよ・・・ってあー なんかセンシティブになってるなあ>自分、とか思いつつ。思い入れ語り すぎですな。すまんす。でもあの階段、好きだなあ。

 日が暮れてからバスケ。何か妙に疲れて、帰って風呂入って寝た。


SEP.22.2000(FRI)

 20年降り位に「パフェ」を食す。不思議な一日。それ以上はヒ・ミ・ツ (区切るな)。

・「神戸在住」「じゃじゃ馬25」「グルグル13」 「カジシンの躁宇宙+馬刺し編」等購入。「神戸在住」はあまりに「学生時代」 を思い出させて辛い。しくしくと痛む。もう取り戻せないのだ。あの時間は。 もう二度と。たとえ今から大学院なんかにもう一度入ったとしても、多分。 嗚呼、あの周囲の人間との独特の距離感。ああ、あああ、クソ。何で僕はこんなに 「あの日々」から遠ざかってしまったのか。何であんなに無意味に毎日をだらだら 消費してしまったのか。いつも気付くのは全てが過ぎ去った後だ。・・・昨日から どうしても考えが暗い方へ暗い方へと行ってしまう。過去にもしもはあり得ない。 後悔する位なら今もう一度始めろ。どうせそれしかないんだ。ベクトルが 間違ってたとしても、「何か」をやってる内は忘れられるだろう。


SEP.21.2000(THU)

 何の前触れもなく自分の生き様を見つめ返して見たりして。見つめ返す もんじゃないな。子供の頃自分がいずれ死ぬのだと実感した夜以来、時々 こういうどうしようもないやるせなさが胸を支配する。どうしたらいいのか 解らなくて、取りあえず閉店間際のゲーセンに駆け込んで、音の洪水に脳を 浸して漸く生き返る。ハーレー(セガのゲームね)で街中を走って、どうにか 落ち着く。答えは出ない。出る筈も無い。


SEP.20.2000(WED)

 バイオハザード(初代)終了。30時間。

・帰りに 風呂屋に寄ったら男湯と女湯の入れ替え(時々入れ替えてるらしいん だけど、ずっと同じ方にしか入ったこと無かった)にとうとう当たる。閉店間際 なので客もまばら。開いた屋根から寒いくらいの風が吹き込んで来て、ここが 川沿いの野っ原に有るんだってことを思い出させる。ふと気付くと流れてくる BGMがスワロウテイル(アイノウタ)だったりしてあまりに出来過ぎ。 露天風呂で何かを思い出しそうになって、でもそれが何か解らなくて、結局 時間切れ。最近思考のしっぽを捕まえられなことが多い。

・こないだ買ったCDが実はダブり買いだったことに気付く。とうとうやって しまった。本ならまだしもCDでダブるかー!もう自分が信じられない。 それもCDラックに納めるだんになって気付くという体たらく。嗚呼。

・以前話題になってた ちよちゃんクッション(おさげ脱着式)。成程。


SEP.19.2000(TUE)

 漸くおはスタD.D.R.を一通り。出来イマイチ。椎名誠で心を癒す。 バーボン飲みながら椎名誠読んでるともうどうでも良くなる。ぼらぼらした頭で 「5つの銅貨」を見てたら、あまりと言えばあまりにストレートな内容に一瞬酔いが 醒めてみたり。映画、というものの幅の広さを見たというか・・・レッド・ニコルス 本人を知らないからさー拙者。サッチモは知ってるけど。夜中ICQで話しかけて きたタイ人大学生とナショナリズム丸出しの会話を片言の英語で。そして 酒が脳に回って轟沈。

・だぁだぁだぁは夏祭り。途中久々に作画が無茶苦茶に。でも面白いからいいや。 相変わらず密度高くて、見終わって「あ、まだ20数分しか経ってないのか」と 驚く。こないだ漸く原作読んだけど、アニメは原作のイイノリを丁寧にアニメ化して いるなあと。少女漫画特有のきらきら(読み慣れないと辛い)を取り除いて見 やすくなってる感じ。

・そう言えば、今頃になって漸くS-VHS標準で録画してみてたんだ>5つの銅貨。 でも昔の粒子荒い映画だったので効果のほどはよくわかんないという。 一度ゲームの画面でもS入力で録画してみようかなあ・・・・と思うだけは思う。

・近所に 道の駅が出来ていた。しかもコンビニの向かい。意味もなく出かけてしまう俺を 笑いたければ笑え。お手軽旅行気分。そのさらに向かいは図書館だし。

・Sneaker10月号のガルディーン漸く読了。なんか手抜き臭いというか・・・ 無理矢理終わらせてませんか。前の回が良くできてただけに、どうも・・・ まあ単行本収録時には全然変わってしまってるんだろうけどさ。

・ヴォイジャー。人格乗っ取りもの。相変わらずこういう話好きだよな・・・ パトやんがX−MENにノーメイクで出るのはまあ良しとして(当然声は麦人 なんだろうな)、あのウルヴァリンの胸板の薄さはどうだ。カプコン的 ウルヴァリンに慣れてるとどうも・・・おお、サイクロプスはソックリだな! (あれじゃコスプレだよ)。


SEP.18.2000(MON)

 今更だが北村薫の「スキップ」「ターン」をだらっと読み終える。 強烈な脱力感。これは小説ですらない。全く受け入れられない。吐き気がする。 他人の作品を此処まで否定する資格が私に有ろうとは思えないが、それでも 今は否定の言葉しか出てこない。気分を害されても許されたい。「スキップ」は 詩情のない、冗長な大島弓子(そんなものは存在しない筈)、「ターン」は思考 パターンに個性の欠片も無い新井素子(これも存在しえない)という感じ。 無個性、というかあまりに薄っぺらで恐怖さえ感じる。そうだ、恐ろしい。 こんな薄っぺらな世界を描けてしまう人、それを出版してしまう人、そしてそれが 受け入れられた世界。どんなに嫌いな作家でも、虚構にはそれなりの深みや背景が 感じられるものなのに、ここには本当に何もない。ただただ画面が流れていくだけ。 時々TVドラマやCMを見ていて感じる「こんなん誰が面白いと思ってるんだ?」 てな空虚さに似ていなくもない。姿無き「大衆」の価値観って奴?兎に角恐ろしい。 こんなにも空虚なのかこの世界は。あれだけ社会的に評価され、また本読みの人 にも勧められて(あなたなら屹度気に入りますよ!)きた本なのかコレが。或いは 何か読み落としたのかもしれない。誤読があったのかも?でも、でもねえ・・・。 正直怒りの他何もない様な気分で本を閉じる。一日嫌な気分で過ごす。 これはもう呪いだ。呪いの書。何で僕が呪われなければいけないのだ。

・これ読んで面白かった、素敵だった、生き方を見つめ直させられた、あなたも 是非読むべきだ!っていう人が私の知人友人にも居たのは確かなのだ。既に 世の中がこの作品を高く評価してしまっている事への天の邪鬼的な感想もあるの かもしれないけれど・・・でも、いや、違う、根本的に受け入れられないよこれは。 普通つまんなかったなら「つまんなかった」で済ませられるんだけど、これはもう つまんないを通り越して怒りが。怒りまぎれに幾らでも否定の言葉が出てくる様な。 駄目だよ。駄目過ぎる。ああ、でもいまだに腹が立つ。或いはこれもトンデモ本 として読むべきだったのか?ろくでもない本を読んでしまった、という気分で また暗くなる。世界が信じられなくなる位の「嫌」さ。狂人(或いはボクタチと 住む世界の違うヒトタチ)の妄想に引き込まれた様な。口直しにイカレた青背でも 読もう。

・でもなー、確かあの ヒラノ氏とこでも結構ニギヤカに取り上げてたし・・・屹度面白かったん だろう・・・とか思って漸く 書評を読んでみたら、2年前のヒラノ氏は見事に苦悶していた。2年の 時を越えて激しく同感する。でもホント、周りから見てると 嫌よ嫌よも好きのうち、だよな。拙者すっかり「ヒラノ氏=北村薫ファン」 だと。いやもう。私も深入りには気をつけよう。

・ゲートキーパーズ最終回。「ゲートォ・・おやぶーん!」許す。あと 作画が馬鹿みたいに良かったのでそれも許す。このラストならまあ。 個人的には先週のHANDMAIDメイのほうがよっぽど。


SEP.17.2000(SUN)

 久し振りにあてもなく車を走らせる。それで一日が終わってみたり。窓全開に して走る秋風の気持ちよさ。バイクならもっとだろう。ただ走るだけならバイク にはかなわないなあと 壬生猫氏の日記を見ながら今思う。帰りに立ち寄ったCALLで例の CLIEの 現物が有ったのでいじってみる。カクい印象。悪くない。MP3が再生できれば 即買いかもなーととも思うが口に出すと言葉巧みおたくに届けるFlowでホントに 買わされるので言わない。ていうかその手のフリーウェアが既に有りそうな 気もする。店内の巨大ハイビジョンでデジタルBSのオリンピック中継を 眺めて豪勢な気分に。MDとおはレボを買う。あと本屋でビームと赤チャ最終巻 なんかを買って帰宅。

・ふと思い立ってICQ2000化 してみる。あとPlus用のスキンとかいろいろ入れた挙げ句重いのでデフォルトに 戻したりとか。あ、Odigoは結局使ってません。そう言えば随分前にIMの 統合がどうとかいうニュースがあったんだけどアレどうなったんだろう。

・メダ&キョロ情報は全てここから仕入れている フバの円盤日記から メダ魂に関するある事実を知る。薄々感づいては居たものの、何となく 「まーそのうちまた・・・」と淡い期待を抱いていたのだが。そうなのか。 そうなのか・・・・ッ!!あのCMとかどうなのよ。合意と見てよろしいです ねッ!?ってまだやってるじゃん。どうなのよ。ねえ!?「もうこの作品は邪な 目以外で観られることはない」全くその通り。遅かれ早かれ。っていうか もう其程気合い入れて見てる奴なんてそんなには居ないのか。 嗚呼


SEP.16.2000(SAT)

 目覚めると素晴らしい夕焼け。って夕方かい。怠惰ここに極まれり。 配達されたままの朝日を開いてののちゃんのお婆さんの台詞に笑ったり弘兼氏の 日本チームのマントへのコメント(オリンピックの入場の話ね。私はイイと思った けどどうなんだろう。個人的にはどっかの国の中世ヨーロッパの結婚式みたいな コスプレが一番格好良かったなあ。モンゴル相撲もイカシたけど)に引いたり しつつ溜め込んでいたTodoを一気に潰して(やればできるものだ)急いでバスケ。 すげー強いチームに入って楽ちんの極致。でも全然シュート入らず。最近練習怠って るのと集中力がまるでないのと・・・風呂屋コンビニM隊員宅コンボ。久々に だらだらと声が枯れるまで語る。何を語ったかは秘密だが想像すれば当たる。

・今更だけど何度読んでも 大富豪同人物語3話の出来は素晴らしすぎる。 そうは思わないか諸君。一分の隙もない。完璧だ。

・それに比べて(漸く読み切った)グイン74巻の出来はどうだ!ってまあ今更 言う様な事でもないんだろうけど・・・「いまの聖王宮のなかがどうなっている のかは、もう誰にもわからぬことであったから、その内部がじっさいにはどの ように動いているのかは、誰にもわからなかった」(p226)とかスゲーよもう。 凄すぎる。ナリスのモノローグが地の文の語り口と同じレベルになってきてる (「ひとつのどこそこの勢力、なになに大公軍・・」(p229)ナリスが「どこそこ」 「なになに」なんて言うのか。グインの「なんか」以来久々のショック)のも 凄いけど。何て言うか、「終わりよければ」っていう言葉があるけど・・・ いや言うまい。また復調してくれるだろう。そう信じる。どれだけ「イヤー! リギアはこんな場面で「ちゃんちゃらおかしい」なんて言わないヨー!」とか 読者が悶えた(謎爆)所でこの物語の先を語れるのはこのセンセイしかいない のだからなあ。「私がこの愛情と情熱をもって一冊一冊築いてゆくこの世界が そうして皆さんを裏切ることがあろうとは、私には想像力不足にして想像する ことができないのですね(笑)」(笑)って言われてもなあ。どうしたらいいん だろうボクタチは。どうすることもできないのか(爆)。

・まだ各キャラの愛憎、性格の激変に関しては「まあこういうことも有るかも しれない」とギリギリまで行けるんですけど・・・ねえ・・・


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