縦使有花兼有月
可堪無酒又無人
欲逐風波千萬里
未知何路至龍津
(李商隠「春日寄懐」より抜粋)
・おはスタの卒業式を見てちょっと涙ぐんだり。メグー!そんな訳で三月も 終わるのである。明日からはもう四月。学校を出てからもう四度目の春が やって来ようとしている。みんな今頃何してるだろ?つーか5月2日生まれの 私としてはあと31日で26歳になってしまうと言う恐怖におびえている 訳で。26歳っつーともうオトナですよオトナ。こんなにガキなのに! うわどうしよう。中学生の頃初めてパソ通のOFFに参加して、それまで タメ口で話していた26歳の人を見て「なんてオヤジなんだ!こんなオヤジ なのにアニメなんか見てて大丈夫なのかこの人は!?」とか本気で思ったのを 思い出す事である。ま、その後40近くになっても「萌え〜」とか言ってる 素晴らしい人達を山程見てきたし、そもそも拙者の駄目人間っぷりは 今に始まった事じゃ無いから諦めてる部分もあるけど、やっぱ年齢なんて 単なる数字だよね、とかホーストっぽく軽く言えない所にまだまだ人間としての 弱さが。気にしなさ過ぎるよりはちったあ弱い方が良いとはおもうけど、 いくら何でも「誰かと自分をくらべっこ」が過ぎるでしょ>俺様。 ・・・そう思うなら努力して見ろよ。駄目人間なら駄目人間なりにさ。
・取り敢えず酒の席で過剰な自己弁護話しない所から始めようと思う。 最近特にそういう傾向が強い・・・
・ミルクチャン。動きがいまいち・・・ハナゲの心の声は?
・そのうち見ようと思ってとってあったこないだの「世にも奇妙な・・」の上に 今夜の「お江戸でござる」を上書きしていた事が、見終わった後判明。 辛すぎる。でも実はそんな「見ようと思ってとってある」ビデオが20本以上 有ることは秘密秘密。ヴォイジャーなんかもう何十時間分位あるのか。
・有珠山が噴火しそう。火山というとますむらひろしを思いだし、そのまま 宮沢賢治をも思い出す。ETVを点けたら人間講座 「人間の顔をした科学を求めて」で丁度ブドリの解釈をやっていて、 ついつい見てしまうのだった。
・月影蘭。南蛮巨大娘。象に大はしゃぎ、かわいげありまくりの蘭姉さんが良い。 ダバ絵っぽいのがちょっと有って、そろそろ息切れか?みたいな。まあこっちは それを待ってるんだけど。然しミャオちゃんあんたすっかり財布代わりですな。
・「アニメスタイル」は主に作画話。綴じ込みで原寸の原画コピーとか、小黒氏 らしいと言えば小黒氏らしい作り。でも結局安彦良和という存在がアニメ界に 於いてどれだけ強烈な存在「だった」かと言うことの再発見の様な。読んでると、 死ぬほど「めぐりあい宇宙」が見たくなる。ビデオどこにやったかな。 アニメーターがイラストレーターや漫画家に転身していくのは、結局一枚 あたりの単価が全然違うからなんだろうけど、でもその「動き」「演技」は やっぱりアニメの中でしか見られないわけで・・・
・帰ってきて、期待の新作BSアニメ「だぁ!だぁ!だぁ!」を見たら 途中からノイズが増えて、中盤でブラックアウト。パラボラに豪雨があたって 電波が集められなかったみたい。よっぽどだったのだろう。で、見えた分だけ 見たけど、すげー桜井。桜井臭さ炸裂。「でじこ」全然見てないから( ゲーマーズの店頭では見たこと有るけど)ここまで直球の桜井空気って ホントに久々。これが毎週BSで!と思うと割と幸せ。大地が今やアレだから、 「この路線」はしばらく桜井氏に引っ張って貰うしか無いんだろうと思うんだ。
・今朝の「ののちゃん」、「天使のピース」って元ネタあり? 気になって眠れません。あ、朝日と言えば「折々」が都々逸に突入してますね。 面白げなり。全然素養が無いもんで、新鮮で。次は都々逸だな。
・経済番組で潰れたガソリンスタンドの跡地利用特集をやっていた。 この不況のおり、ガソリンスタンドもどんどん潰れていってるらしい。 更地にするには大体800万円かかるらしいので、寧ろ建物をそのまま再利用 したいという様な話。そのまま事務所に、とかラーメン屋に、とかの事例が あって、後は市民ホールに、とかの案も。地下タンクを掘り返す費用を国が 出すので、それを利用して地下施設を云々、とか。で、実はガソリンスタンドの 地下タンクって、何となく四角いプールみたいなのを想像してたんだけど、 掘り返してるの見ると、それほど大きくない円筒が何本か埋まってる、て 感じだったん。タンクローリーのタンク部分がそのまま埋まってる様な。 っていや、それだけなんですけど、友人にこの話をしたら 「俺もプールみたいなんだと思ってた」っていうから。ええ、 円筒らしいんですよ。
・「E.G.コンバット2nd」読了。決して壮大な世界の話でもないし (カメラは訓練基地から殆ど外に出ない)設定はやっぱりメカと少女 (美少女、とまでは言い難い。最早「そう言う」モノではないのだ)と 軍隊なんだけど、何かもうホントにぐんぐん読ませる。 後半の同行演習の状況がじわじわと明らかになっていく下りと、ラストに 向かってのスピード感溢れる(マッハ7位)展開の凄さは徒者ではない。 あとSF的な快感で言うと、これ当たり前なのかも知れないけど、 各戦闘機体の腕や足やミサイルポッドにpingを当てて戻りを確認する下り とか妙に好き。パソをやってない人はちょっと解りにくいかも知れないけど。 巻末に原作となったマンガが存在する旨描かれていたが、それも読んでみたい。 人工知能のけなげさとか、泣けるポイントではちゃんと泣かせるし、何より 友情・努力・勝利ってのはやっぱり快感な訳で。ホントこれこそ「当たり」。 取り敢えず、次は3rdか。
・桜玉吉「なげやり1」安彦良和「王道の狗6」山口貴由「悟空道11」 竹本泉「いろ2もの」安永航一郎「火星人刑事3」杉浦日向子「YASUJI東京」 とかをがーっと読んでみたり。あ、グインも読了。なんかどんどんどんどん 収束してきてますね>グイン。解り易くなったと言うか。でもナリス旗色悪いぞ。 どうする。「なげやり」は改めて読むと痛い。己の将来を思うとそれだけで 絶望しそうになるワタクシとしては、せめて「ゴールの見えた」年齢になった時 語るべき過去を持っていたいものだとか思うのだった。「王道」はまあ こんなもんでしょう、と。歴史物だと大きな嘘がつけない分、こうやって 終わるしかないんだよな・・・あ、でも今フラッパーでやってるのが凄く 若くて良い感じ。この人ホント創作意欲が尽きること無いのだろうか。 でもまあこれだけ絵が巧けりゃ・・・
・ 小松原一男氏死去。最近はアニメーターが死んでも訃報記事が載るのな。
・ ブラックホール。おお。吸い込んでいる。
世に言う「シアタードラマシティのロビーの香り」(いやホントにいい匂い するんだ。何か知らないけど)を嗅ぎつつ、もしかしたらもう当分ここに来る こともないのかもなとか思う。さて舞台は始まり、夢とも現実ともつかない 霧深い空間を我々は彷徨い、空を飛び、孤島の屋敷に招かれ、大統領にされ、 そしてふと気がつくと夕日の朱に染まった何処までも続く草原に帰ってきていて、 墓堀は墓穴を掘っていた。・・・何かを見たような気がするが、 あまりに言葉にし難い感覚で、まだうまく整理が付いていない。正直言うと、 もう一回、出来れば脚本を読んでから見てみたい。だがそれもかなうまい。 自分が嗅ぎ取った答えだけ、そのうちまたここに 追加することもあるでしょう。・・・正直こんなに「平穏」な終わり方をするとは 思わなかったものだから。「世の中なんて結局自分の生き様次第でどうにでもなる」 「でも”本当に”そうかな?」という様な「ありがち」解釈でこの場合は 正しかったんだとは思ってるけど。エンディングのスタッフロールを終わりまで見て、 UDA・MAPを堪能して−全ては終わった。落ち合う人と落ち合って かっぱ横町で食事。22時過ぎまで呑んだり食ったり喋ったり。 なんか色々いらん事言うた気がするけど忘れた。そゆ事にしてください。 スイマセンいい歳して。解散後迷いつつも何とか某所に到着。そこから また2時過ぎまで酒酒酒の宴会状態は続くのだが割愛。
・あ、ちょっとだけ。スエケンが格好良くて演技も巧くて声も通ってて兎に角 良かった。今まで見た中で最高のスエケン。最高に「ピスタチオ的役者」に なっていた。惜しい。惜しすぎる。と思ったら何か5月ぐらいに 「飛龍☆小学校パワード」を宇田と保村といっしょに再演するらしい。 純粋エンタティメントとしての脚本の良さは折り紙付きなので、是非もう一度 見てみたい。・・・腹筋の「真面目口パチオVS不知火」のパワーマイムが 見られない(のか?)のは残念の極みだが。腹筋は今後何処に活躍の場を 見出すのか?たった一人の男が舞台の上で巻き起こす宇宙を股にかけた大戦闘と 転生に至る数億年。その笑いと涙と感動。あの驚きをもう一度。
・ こんなニュースが。次から次へとまあ話題に事欠かないな。 その辺は流石というか。
・あ、あと来週も大阪に行くですよ。 DASACON。拙者なんかが行って良いのかという恐怖も有り。 でも勢いで申し込んだんだし、行くさ。
・たまたま点けたラジオから坂本真綾のハミングが。 青アドの 「これは王国のかぎ」って奴らしい。Cカップの胸が透けて見える(っていう 下りがあったの)奴隷娘(でも実は・・)で坂本真綾声。一瞬クラクラしてしまう。 あの(笠原弘子を筆頭とする劇団こまわり、じゃねえひまわり声優特有の) 感情のこもらない演技がたまらん。
・にしてもスーパーミルクチャンがすげー。回によってテンションが全然違うのな。 あの眼の中の影何よ。基本フォーマットさえ守ってれば後は何やっても良いのか。 AIBO動いてるし。あの微妙な動きっぷり(しっぽだけ、とか首だけ、とか) がリアル。他にも受話器大根だしテツコの液体黒いしファービーはヒゲだし キューちゃんはチョーシューだし。でもやっぱ今回は眼かね。兎に角全編異常な 緊張感。いや、今回はホント凄かったダス。これが「ミルクチャン」なんだ。
・ シャープとソニー、小型高密度光磁気ディスクを共同開発。 なんかTVで見たのとカタチが違う様な。TVで見たのはスケルトンで MDの弟みたいな感じだった。1G−2Gってのは今となっては 微妙な容量かもなとか思うのは贅沢すぎますか。まあこのサイズなら。 個人的にはちょっと使ってみたい。
・つーか「天からトルテ!」とか「彼氏彼女の事情」とか 「おまかせ!ピース電器店」とか「じゃじゃ馬グルーミンUP!」とか 「カードキャプターさくら」とか「エンジェリックレイヤー」とか 「グイン・サーガ」とかの新刊をまとめて買って帰ってきた勢いでもって グイン以外全部読んだりしてて他に何が出来るっていうのさ。いやそれにしても 「カレカノ」と「じゃじゃ馬」が双方きついキツイ。特にカレカノ。 じゃじゃ馬はまあそれなり。いや我慢できなくてサンデー読んじゃってたんだ この辺は。エンジェリックレイヤーはマンガそのものの暴走列車ぶりが見事。 ダバ絵の勢いを生かしまくったアクションがたまらん。「うおおお!!! みさきちー!!!結婚してー!!!」は稀代の名台詞だと思ったね。
・Odigoはメッセージに関しては問題らしい問題を感じない(むしろ近年の ICQよりは日本語化の手間が無いだけ快適)けど、ファイルの送受信が 出来ないっぽいのはちょっと。あとレーダーに誰も映りません。誰か試しに 入れてみられ。
・これ ずいぶん前からCALLで売ってませんでしたか。
・最近掲示板で人生が語られていたり。春だからな。まー確かに世の中には ウツクシクて楽しい事がたくさん有るよ。ありったけのゆーめをーかきあつめー 捜し物さーがしーにーゆくのーさー。皆々それぞれの夢を追い求めて 大海原にこぎ出してくれい。それぞれがそれぞれにトビウオのアーチをくぐって 宝島にたどり着けることを星に願っているよ。
・という訳で イリジウムの衛星達が大気圏に再突入する日っていつなんでしょう。日本でも 見えるんだろか。最大66回祈るチャンスが有るとして・・・あんまし願い事も無いな。 取り敢えず世界人類が平和でありますように。願い事をなさい。願い事を。
・あああああ。さくら録画ミスってる!ていうか今日月曜じゃなかった!!
・A prompt.で 大紹介されていた所の Odigo 2.0導入 してみる。まだ使い込んでないので感想はそのうち。
・某氏の熱烈な推薦を受けて大倉らいた「ハッピィサルベージ」を読んでみる。 ・・・痒い。何つーか「どんな顔してこんなの(失礼)読んでるんだろう」的 気分に。やっぱ人に本を薦める/薦められるのって難しいよな・・・でも 作者の言う「根っからの悪人のいない云々」のスタイルを貫いている様なのは 成程。そういう視点で見れば、出来は決して悪くない・・・・が。
・口直し(・・・)にと前々から読み返しかけてた神林の「プリズム」を通して 読んだら、これが全然面白く感じられなくて愕然とする。何が面白かったんだろう? 何処に感動したんだ?あんなに興奮した(その記憶は残っている)のに、その興奮の 回路がもう脳内に全く残ってないらしい。ラストのディック的な空気だけが 印象に残るのみ。もう神林の読み方さえ忘れてしまったのか。
・推薦と言えばそんなに面白いですか加納朋子『魔法飛行』。丁度私が密かに 崇拝して止まない 蒸気駆動舎電網公司 でも絶賛されていたし、うーん。探してみるか。
日が暮れてからバスケ。今回が最後、今夜旅立つ、という人も居たり。 去年もそんな感じだったなあとか。ワタシはいつまで居続けるつもりなのか。 陽の当たるステーション〜ワタシも〜たびだちた〜い〜。春になるとどうしても 「ようこそようこ」のソング集を聞いてしまう。DVD買うしかないのか。 バスケ後は風呂屋→コンビニ→M隊員宅コンボ。また帰ってきているK永に ブツを渡したり。俺より社会人歴長いくせに買えよな。大体その日の15時過ぎに メールしてきて読んでもらえると思うな。「でも読んでるじゃん」うるせえ。 どうせ俺は暇人だよ!悪かったな!あとはファミ通をめくりながらだらだらと 話して25時過ぎ辞去。
・二足歩行、モノアイにCCDカメラ、ザクマシンガンでBB弾発射可能、の ザク。 有る意味「男の究極の夢」がここに。ガンダムやガンタンクも出す予定とか。 まーガンタンクは簡単そうだしな・・・・ガンダムなんてホントに歩けるのか。 二足歩行は静歩行っぽいんだけど(っていうかこのサイズで動歩行されたら ホンダロボの立場は)、何よりこのCCDカメラがそそる。見えない場所で 作戦行動中のザクの目からの映像が!そしてそのザクを操作している俺!みたいな。 いずれは格闘戦も出来るような時代が来るのかもしれない。古くはプラレス、 今ならエンジェリック・レイヤーか。でもああいうのに至るまでには、まだまだ 夢と技術と情熱が必要なんだろうけど。でもいずれは。
・「SFjapan」の梶尾真治「あしびきデイドリーム」(鶴田謙二のイラストが 凄い。九州へ向かうフェリーの中で、彼女に出会った時の感触が蘇る。この迫力 というかオーラが「エマノン」なんだよな)、主人公の布川輝良、って 「クロノス・ジョウンターの伝説」の布川輝良と関係あるんだろうか? なんか「そう言う」描写が絡むかなーとか思って読んだんだけど、うーん。 単なる同姓同名?
・ZDNNの 東京おもちゃショーレポを見る。プリミティブさが逆にサイバーだった ワンダーボーグがなんかおもちゃっぽくなってちと寂しくもあり。 どうせ蟲の殻をかぶせるならもっとこうシロマサっぽく。しかしまあ ロボ犬は大人気ですな。プライド?何それ?みたいな?あー?新聞の通販広告で メガバイトロボ犬とか見てて恥ずかしくなるの拙者だけ?でも BN−1は割と欲しいかも。なんかピース電器的で。