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古日記 2000年1月(後半)


じっと手をみる篇。


肉体的経験を積み重ねることが即ち生きることである。
非経験的なる観念を、先天的な真理と見做すことは幸福の獲得には繋がらない。

(京極夏彦「塗仏の宴 宴の支度」p535)


JAN.30.2000(SUN)


JAN.26.2000(WED)

 朝55号バイパスを走ってたら目前の山々が雪化粧でびっくり。 夜中に結構降ったらしい。まあ麓は時雨里は雨、だった訳ですが。 ああ白銀は招くよ。八甲田山?

・友人がVAIOノートを買ったんだけどマウスが無くて使いづらいとか言うので オプティカルテクノロジーなマウスを「鴨の上でも」「帰宅時の鍵穴探しに」 ((C)鴨家)とか 言って薦めてみる。でもちょっとチラチラ光りすぎですよねアレ。 なんか使ってるとイライラしそうで。駄目なんですよああ言う赤い光。 バーコード読み取りレジの赤い光も駄目。なんか気持ち悪くて。 つーかマウスの本体はあのローラーにこびり付いたゴミ!その他の ボールやボタンは単なるポインティングデバイスとす。 ・・・でも一度使い出すと止められないんだろうなあ・・・

・「風まかせ月影蘭」第一話:録画ミスりました。切腹。

ドラクエは5月末ですか。プレステ2出てるじゃん。いいのか・・・


JAN.25.2000(TUE)氷雨

 無性にD.D.R.がしたくなって深夜にどたばた。 アペンドの新しい奴買いに行こうかなぁ。にしてももうPSが立てても 寝かせてもまともに動かなくなってきてて駄目すぎる。音ゲーなのに 音飛びしてちゃどうしようもない。こうなってはもう プレステドミノにでも 使うしかないのか。そういやこないだ「サムシング吉松劇場を核にした インターネットマガジン発刊に向けてのアンケート」みたいのが来てて、 サムシング吉松先生を軸にしたらアカンやろ、とか一瞬思う。 雑誌の片隅で泥玉ぶつけるガキんちょだからこそ面白い訳で。 まあ個人的にはPS2が出てからの凋落→開き直りぶりに期待。 で、どたどたやりながら合間にICQで ANT師(お久しぶりです)と話したり。相変わらず本買いの日々らしい。 少女漫画の話とかしてたら「基本がなってない」とか言われる。そうなんですよ。 兎に角世の中で流行ってる(既に評価されている)漫画って全く読まない質で。 大衆に迎合したく無いっつーか。嘘。単に天の邪鬼なんです。ともあれまた 課題図書がどかんと増えて嬉しいやら。名前が挙がった本はメモって ボードに留めておく。

・パソ関連で従姉妹の姉の方から電話。何かどうしても敬語モードに 入ってしまう。どうも最近年上の友達とタメ口がきけなくなってて辛い。 いやワタシ的にはそれが楽なんだけど、それによって相手に与える印象を 考えると。竜堂家の次男とかそう言うキャラなら問題は無いんだけどな。 そう言うキャラじゃないからな。うーん。

2月の青アドは声優が濃いね。お話は日本一の寮美千子者 ヒラノ先生の頁あたりで参照されたい。そういやまだノギガの感想 書いてないよ。最近またたまってて。書こう。そのうち。


JAN.24.2000(MON)

 デジモンフィギュアの新シリーズが出ていて、パルモンゲット。 どうも形成色が明るすぎる。瞳もモールドはちゃんとしてるのに 塗りが甘い。塗り直すか・・・今シリーズは愛らしい系が多くてかなり 買わされそう・・・

・アフタヌーンで富沢ひとしの新作を読む。成る程こりゃエイリアン9だ。 あまりに同じなのもどうかとは思うけど、楽しませてもらえそう。 グルグル12、石神伝説3、クロノアイズ1、きゃらめるダイアリー他を購入。 グルグル最高。この歳で尚漫画読んで心底笑い転げる事ができるってのは本当に 嬉しい。昔はギャグ漫画読むたびに腹の皮よじれてたけど、いつの間にか あんまし笑えなくなってた。まあそれが歳をとると云うことなんだろうけど、 でもやっぱ笑いたい訳で。「踊る3人の変態」の畳み掛けには参った。 大笑い。でも多少絵柄が・・・ククリの造形がまた何か歪んできてる様な・・・ 面白いから良いんだけどさ。

・ビデオを掘ってたら「今僕」の最終回が出てきたので見る。 悪の軍団(こぢんまりとした)の崩壊と人民の再出発までを見届けて 「元の世界」に帰ってくる。成る程こーいうラストか。 光瀬龍の少年SFみたいな。元々「これ」を意図していたんだろうな。 この感触は懐かしい。夕ばえ作戦っつーか。然しあれだけの酷い展開を それなりに納得させておさめてしまう辺り、流石と云えば流石。 まあ随所に「いいのか?」という部分は有ったにせよ、 「少年ドラマシリーズ」として見れば、悪のボスの造形も狂気じみてて 良かったし、うーん、評価変わっちゃうなあ。終わりよければ、という事か。

・漸く年賀状の お年玉チェック。全滅。残りは懸賞にでも使うとするか。

・うーん。成る程 このスペックで実売10万円後半なら買うかも・・・でも1024×768は やっぱり欲しいしな・・・


JAN.23.2000(SUN)

 なんかたき火とかしながらほえっとしてたら一日終わってました。

・恥ずかしながらSFM2月号で初めて「たんぽぽ娘」を読んだワタシ。 長年夢見続けていた作品を読む喜び、という奴。で、感想は 「うわ何か凄えカジシンみてえ」。逆だ逆。でもそんな感じ。 当時のカジシン少年が如何にこの作品に(水玉調に云うなら) 「一生を台無しにされた」かが解ろうという。そういう「台無し」の 原点になる様な作品に特有の「本物」らしさがちゃんと備わっていて、 流石に語り継がれるだけのものではあるのだ。「時尼」をSFMで読んだ夜の 感動が蘇ったり。ってだから逆だよ。いやいいのか。しかしこういう号読むと 「ああ自分の中にはまだSFの血が(かろうじて)流れてたんだなぁ。」とか しみじみとしてしまうのだったよ。

・デジモンは(だから関西は一週遅れなんですってば) ここで 読んでいた通り、「俺を踏み台にしたぁ!」が。しかし踏み台にしたのが リリモンだったとは予想外であったよ。リリモンもっと喋ればいいのに。然し 今週もなんかみんなの表情が暗くていたたまれないよ。うがー。 次回は話題の劇場版第二作目とのリンクかしら。

・あと魔法陣グルグルの再アニメ化については個人的に万歳三唱を 唱えるものである。にしても売ってねえよ12巻。どうなってんだ。

・そんな訳で住民投票は55%近くまで行ったみたいですね> 吉野川河口堰改築計画問題。みんな行くなあ。 まあ然しどっちにしても「現状のまま」ってのはあり得ない訳だし、フム。


JAN.22.2000(SAT)

 朝から起き出してあちこち走り回ってたら超かったりくなってたので バスケはお休み。空いた時間でため込んだビデオを一気にチェック。 そんな訳で今夜もアニメの感想日記です。

・ダイ・ガード。ちょっといい話。相変わらずボコボコ穴は有るけど。

・リヴァイアス16話「ゆがむせかい」。モブシーンが良いね。 キャラ多いけどそれを何とかこなしている・・・結局ツヴァイは「優等生」 グループなのな。で、「そうじゃない」昂治は何となくいたたまれない。 何かが明らかに間違っているのだ、だが「何もしないで批判することの方が 卑怯よ」とか云われてしまうとぐっと詰まってしまう。この決めつけ女の 台詞はいちいち痛くて凄い。「違うわ、あなたは違う・・」母親的存在 という訳か。「自分の立ち位置が解らない」昂治の気持ちは解る。 こういうテンションの中で、昂治という落とし所をちゃんと作ってある巧さ。 視聴者は否応なく昂治にシンクロするというものだ。「革命」のもと、 ブルーのグループは制圧され、男はボコられて女は・・・。 リーダーのブルーはバンダナを残し、姿を消す。ブルーへの想いに気付く ユイリィの「女」臭さが大爆発。女過ぎる。「女を守れ」というイクミの 男臭い台詞(守るべき特定の女が居る奴の台詞だよな斯う言うの)とかも。 こういうのが黒田節なのかねえ。ネーヤが絡みだしたものの、また姿を 消したり。ツヴァイはそれなりに動きを再開し、組織として 再起動する。組織を動かす快楽ってのは麻薬だ・・・それを後ろに ヴァイタル・ガーダーに移る昂治。弟との対立。「けどな、俺はここへ 自分の意志で来た。自分の意志で来たんだ。たとえそれが逃避であったとしても、 それは、俺の意志だから。」・・・逃避と認めて尚、それを自分の意志の 現れだと言い切る。逃げの歌を歌い続けてエレキギターで感電死した少年が 居たよな・・・自分で居続けるためには、逃げ続けるしかないのか。 日和見で、自分自身とさえ争うことを避ける「逃げ」一辺倒の人間が どこまで行けるのか。

・BWメタルス「ぶくぶくっ」。時代劇でお馴染み壷とか巻物とかを取り合う 奪い合い劇。随所にサーカス的アクション満載。所で新OPってどうも 馴染めない・・・パワーが足りない気しない?EDは堀江美都子の華麗な 声がもっと表に出ないと駄目だ。リミックス希望。水中に沈んだ旧基地から シールド発生プログラムを回収する為にクモ女の作った潜水艇は、音が出ない とか云ってシロマサみてー。サイズ上乗り込むのはネズミ。 水中の表現は前回にも増して巧い。ホント凄いよこのCG。当たり前にやってる けど、水中を漂うゴミの表現とか、泡の動きとか。「ラットル愛のテーマだよ。 作曲は坂本龍一さんでちょっと癒しが入ってるの。」嘘だけど。BGMが トランシーバにまで流れるギャグは何処までが原作(向こう)のネタなのか。 昔の基地を水中に沈めたデータの美し。身動き出来ないラットルをいたぶる ランページと、助けに来るデプスチャージ。「イートーマキマキ」「ちょっと 恥ずかしそうな語り口が魅力☆」ランページのミサイルって核? 「兎はね、寂しくなると死んじゃうんデース」ワスピーダの「ブゥーん」が 聞き放題だったのは嬉しいが、ナビ子ちゃんの声が聞けなかったのは残念。 「おいらも一応電気ネズミなんだよね」「あの番組はアメリカでも大ヒット らしいのう。わしらとどこが違うんじゃ?」「あいつらかわいいごっつんこ」 以下略。

・メダロット。先週の荒木声関西弁お下げそばかす眼鏡っ娘(やりすぎ) のたこ焼き屋のショックから立ち直れないまま今週。取り敢えずおやびんの 魅力のみ。小学生は雪の日でも半袖短パンですか?

・今僕。録り逃したらしい・・・マイガッ。

・クロちゃん。クリスマスネタを今やるあたり、原作の消化しか考えてないのが 見え見えでどうにも。猫のケンカにサイボーグとかパワーショベルとか。 原作で読んだときも酷い話だと思ったが、土曜の朝のさわやかな 時間帯に見るとよりその凶悪さが目立つ。まさか自分がこんな事云うとは思って 無かったが、「子供にこんなの見せていいのか!?」的。簡単に死ぬしな。 「正義の弾丸撃ちまくり」。うーん。あとナナの声に馴染めねー。 もっとパワー欲しいよ。何つっても「アタイ」だよ「アタイ」。

・すいませんちょっと書きすぎました。誰も読んでませんね良いんです 自己満足だから。常に。


JAN.21.2000(FRI)晴のち雪

 最低気温がマイナスの朝。鉢の水が分厚く凍っていたので蹴り割ったら そのまま踏み抜いて靴下まで濡れた。小学生か>自分。

 朝3時頃までBS2のモンティ・パイソン見てたので一日眠い。10−13。 「あれだろ、つんつん」という字幕があって「広川太一郎の口からつんつん」 という諺を思い出すワタシであった。然し、なんつーか、 どのネタも65535回ぐらいひねってあって、どっかいっちゃってる。 ブレーンストーミングが過ぎて、テンション上がり過ぎて訳わかんなく なってる様な。強烈にアナーキーな感じ。ちょっと怖くなる。 解りやすいネタは笑えるんだけど、どうやっても笑えないのも有ったり。 でもスパムは永遠の名作だ。スパムスパムスパムスパムスパムスパム スパムスパムスパムスパムスパムスパムスパムスパムスパムスパム スパムスパムスパムスパムスパムスパムスパムラヴリスパァーム。歌うな。 13回目は女王陛下のモンティパイソン。女王陛下がチャンネルを合わせる 度に起立する。イギリスのTVがみんなこんなだと笑える。

・空調の効いたフロアでSPARCとかULTRAとかに囲まれてType5cとかType6とかの キーボードをぽちぽち打ち続けていると、どこからともなく砂の妖精が・・・ はッ、いかんいかん、みたいな。サミアどんですか? 月明かりバルコニーで真夜中のパーティタイムですか? あの人の家は高いビルの影ですか?なぜわしは疑問形ですか?


JAN.20.2000(THU)

 日中は雪。結構降ってたみたい。

・明日に備えて∀のダビング編集を済ませてしまう。ハイム家の お嬢さん方がお風呂で溺れる下りはガンダムの伝統なのか。ミライ・・・ とか思ってたら明日は∀お休みでしたか。こんなことならもっと ゆっくり見たのに。まあ話はボンボンで確認するとしても。しかし、うーん。 (悪意の無い)嘘や裏切りを内包する人間関係ってのは、まあ現実 多分に存在する訳ですが、でもこういう状況でも「そう」なって しまえるものなのか、人間というのは!?とか富野口調にもなったりする。 そういう人間関係を当然として許してしまう、その中に自分を置いても たじろがない。このしたたかさというか鈍感さというか。こういう骨太な 人間になりたいものだよ。酒樽に入って大気圏突入みたいな。 いや見た目は骨太なんですが>自分。・・・声優陣の存在感ある味わいも 流石で、矢張り富野作品は「違う」んだ、と痛感する毎日。

・ここ数日読んでいたアーサー・C・クラーク「楽園の泉」を読了する。 小説として無茶苦茶面白かったざんす。クラークってこんなに面白かったか。 ただ、まあ読む時期を得ていたというのは有るかも知れない。 「ヤッカガラ」こと シーギリヤの映像は丁度TVの「世界遺産」で見た後だったし、 ザック・トレーガーの描写のお陰で、バカみたいにでかい塔のイメージも掴めたし。 や、最近軌道エレベーターものに出会う機会が多くて、というのも 石原藤夫・金子隆一共著「軌道エレベータ−宇宙へ架ける橋−」/裳華社/1997/07/25 を読んだからなんだけど。これも面白かった。オススメです。

SNKが。フムン・・・いや、どう転がるかなんてそんな事。 奴等元気に転がってますよ。


JAN.19.2000(WED)

 帰ってきてテレビをつけたら立花隆が出ていてロボット話をやってた。 ・・・早稲田のWAのつくロボットってのはどうしてこう・・・ いやいや、言うまい。出てたAIBOは立花先生が飼ってる様で、相変わらず 著名人にはちゃんと配ってたんだなあとか思う。あゆぼとか。 そういやセガがパチモンみたいの出してましたね。いいけど。

・ビッグオー(第一部?)最終回。ラストの滑り込んでくるドロシーを 10回位見てしまう。たまらん。これでこそ。

・ほう。噂には聞いてましたが そんなに酷いんですか> ビブリボン。ファミ通の点数も凄かったけど、でもCMで動いてるの 見たときは結構「これだ!」っていう感じで、かなりイカしてたと思うんですが ・・・やっぱアイデアだけでは駄目なんでしょうねえ。 そこからどうやってユーザビリティ(っていうのか)を上げていくのか。 所謂品質管理って奴?でも品質管理が作品そのもののトゲを殺すことも 良くある話で。てな訳で ビブリラヴ な人のページもリンクしておきましょう。 取り敢えずCALLでワゴンセール500円位になったら 買うとしましょうかねえ(買うんかい)。

・ではまた。


JAN.18.2000(TUE)

 SONYのCMやラジオでMIHOの「Life」を聴く度に、何だかんだ言っても 奴(降谷)の作る「メジャーシーン狙いの作品」の力には抗し得ない自分に気付く。 最早言葉じゃなく、音そのものに感情をドライブされる。何と言ったら 良いのか、「目が覚めた」様な感触。今までの「生活」がまるで 眠りの中の事の様に感じられる。今初めて目覚めたが如き。或いは曖昧模糊な ゲンジツ生活の中に、クリアな虚構が与えられたと言うだけの事なのかも 知れないが。歳を取るにつれて(当たり前の話だけど)年下の人間の作った 「作品」に心を動かされる事が多くなる。若さこそが何物にも勝るこの世界で、 一体僕は何処まで行けるだろう。シングル「Life」は・・・あれ、 SCDの方はまだ発売してなかったのか。02/02発売。

・リスキーセフティ。漸く馴染んできた。「浮気すんなよ」「がんばってね」 成る程「こういう」作品だったんだ。どうもデジタル調のっぺりの画面だと 「味わい」って奴に欠けるきらいが有って。・・・でも味わいだけじゃ どうしようもないってのも有るわな。ここから更に半歩踏み出せるかどうか・・・ 感動は日常の中にしかないが、だからといってただ日常を描いているだけじゃ 読者はついてこない・・・自戒せよ。くるみは相変わらず神社仏閣文化財を 破壊したい放題。もうちょっとぢみな所で戦え。 制作側の「意図」が全然見えないのはいっそ恐ろしくもある。空虚だ。


JAN.17.2000(MON)

 今夜も何もない。ただ生きているだけ。トロトロと仕事して、帰ってきて、 また明日仕事するためのエネルギーを回復するために、眠る。他に何もない。 求めるのは、ただ眠りだけだ。ああ、金が欲しい。自由が欲しい。何もしたくない。

・とか言いつつ今夜も∀を4本くらい一気に見てしまう。今週分まであと2本。 この辺全然見てなかったんで、止められない。やっぱ巧えわ。ヒキが。 SFだし。軌道エレベータだし。「ディアナ・ソレルからディアナ・ソレルへ」 「キエル・ハイムからキエル・ハイムへ」背筋がゾクゾクする。 この奇妙なバランスの上に築かれた人間関係が面白すぎる。一見すると 薄っぺらいんだけど、なんていうか、運命共同体としての、目に見えない つながりの確かさ、みたいなのが確かに有る。「ガンダム」「イデオン」のそれ。 やっぱ「船」が出てくるとね。あ、でも作画が所々で凄いことになってるぞ。 特に手。手が描けない原画が居るみたいで、顔はちゃんとしてるのに、 手だけファーザーの手見たいな。まあおおむね作画は良いんだけど、だからこそ 気になるっつーか。

・高知でピスタチオの シークレットライブがあるらしいですよ。


JAN.16.2000(SUN)

 薄暗い雨の中を那賀川町立図書館へ。ここ暫く枯れていた中庭の池に 水が溜まっていて印象深いのだった。10冊ほど借りて帰る。 さて何冊読めるやら。

・∀オールナイト。見飛ばしていた回(泣き虫ポゥとか)が見られて嬉しい。 この作品の「人と人の交感」みたいなのが心に沁みる。カプルが∀の肩に 手を回す、さり気ない仕草の愛しさには思わず胸を突かれた。MSがここまで 情感のある演技をするとは。「戦争がなかったら出会わなかった」。 社会変動の中で奇跡的に出会う少年と少女。交わされる言葉は少なくても、 人と人はそれなりに通じ合える。或いは、そう信じさせてくれる。 こういう感じ、久しく味わっていない・・・投げ出すような会話でも通じ合う、 あの感触。言葉以外の部分で確かに繋がっている、あの。

・デジモンはタケルの成長に戸惑うヤマト。「ボクお荷物だった・・?」 「ねえ!そんなに心配しないで!ボク自分のことくらい一人で出来るんだから!」 斯う言うの如何にもデジモンだよな。ピノッキモンにいじわるするタケルの 性根のたくましさっつーか意地悪さが光る。こいつ割とこういう性格だよな。 前から。空やミミの人形を「見せて見せて☆」とか言うパルモンとピヨモンは かなりツボ。出番こそ少なかったけど。こういう各キャラでの細かい演技を 疎かにしないのが嬉しい。しかしなー。流石にこの 「仲間同士のいさかい〜和解」パターンは繰り返しすぎの感も有り。

・こないだの「今僕」を漸く見終わる。村人惨殺。子供同士で撃ち合うし。 痛辛過ぎ。ホントに、どうやってこれ「終わる」んだ?

・こないだのエクセルも見る。テコ入れの割に作画があまりにも貧相。 今時珍しい程のゆかい作画。吃驚するようなレイアウト。直線で描かれた腕。 いっそ「へっぽこ実験」と称して原作のコマそのまま使った方がマシかも。


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