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古日記 1999年12月(前半)


無為は言ってみりゃボディーブロー篇。


「ええ、でも」とコランは言った。「ぼくたちのせいじゃないんです」
「ところで、あなたは生きていくのに何をしておられるのかな」と先生はきいた。
「いろんな物事を勉強しています」とコランは言った。「そしてクロエを愛しています」
「あなたの働きはお金にならないんかね」
「なりません。ぼくは世間で言うような意味での働きをしていないんです」

(ヴイアン「日々の泡」p196)


DEC.15.1999(WED)

 ダメージが蓄積中。ボロボロ。ロボロボ?あ、「ショートカッツ」のビデオ まだ終わりまで見てないんです。そのうち見よう。そのうち。

PEANUTS の作者、Charles Schulz氏が引退を宣言した。「休筆」じゃなく「引退」という 言葉の重みがずしんと来る。もう、来年のサマーキャンプはないのだ。 もう読めないんだよ。ザンボーニだってもう出てこない。 チャーリーがラグビーボールを蹴り損ねて後頭部を打つことももう二度とないし、 スパイクの新たなサボテンネタを楽しむことももう出来ない。 パティとマーシーの最高に可愛くて最高に下らない会話も、もう・・・ 永遠に続くと思っていた世界が終わりを告げる。何かが終わる、というのは おしなべて悲しいモノだ。全世界で何千万、何億、何十億人という人間が 胸を痛めているだろう。大げさじゃなく、本当に。Good Grief!

・ってまあワタシは毎朝読んでる様な熱心な(?)読者では無いんですけど。 それでもショックだったんだから、米国民の思いはさぞかしや。


DEC.14.1999(TUE)

 じわじわダメージ蓄積してる。精神的にも肉体的にも。それでも 一時に比べればマシか。ああ・・・でももう結構ボロボロです。 まあボロボロなのはいつものことですが。なんかねえ。 日々マンネリ気味で。マンネリってなんだろう。常春の国マンネリ。

・「じゃじゃ馬」が読めない。「敷居」が読めない。BSの「さくら」が 見られない。脳が、感情を揺らす様な作品を悉く拒む。怖いシーンになると 逃げ出す子供の様なものだ。「グイン」さえ読めない。何なんだろうこれは。 ・・・単に疲れてるだけなのか。

・最近「前田のクラッカー」に目覚めた。超ンマイ。俺がこんなに強いのも。 高カロリーで栄養価満点。みるみる体重が増えていくぜ。非常に厳しい。

・マンネリズム:一定の技法や形式が惰性的にくりかえされ、型にはまって独創性や新鮮みがなくなること。マンネリ。「―に陥る」 ▽mannerism(岩波国語辞典)

・mannerism:【名】1 【C】(話し方・身ぶり・動作などの)独特の[きざな]癖. 2 【U】マンネリズム,マンネリ《文学・芸術の表現手段が型にはまって 新鮮みがないこと》(研究社新和英)

・TVをつけたら「 信濃の国」という歌の生誕100周年特集をやっていた。 どっかで聞いた歌だなぁと思ったらやねこんのオープニングで歌われたやつだ。 ワタシも歌った。番組を見ていると、この歌は長野の内包する南北地域エゴを 吸収する(分県論が高まると歌われるとか)、強烈に「愛国心」を 鼓舞する歌らしい。アメリカに渡った長野県人達も歌い続けていたり。 こんな 事例も。地元民にとってはかけがえのない歌であることが良く解る。 歌うだけで、自分に「長野県民である」という自覚と誇りが・・・こういうの こそ「国歌」なんだよな・・・こういう自画自賛歌みたいのをSF大会でも 作らないか。歌うだけで自分がSFの民である事の誇りが蘇るような。 って駄目か。自虐の歌なら大好きなくせに。


DEC.13.1999(MON)

 「毎日毎日の繰り返しだ。昨日も明日もない。ただ生きている−」。

・帰りにコミックビーム1月号とじゃじゃ馬グルーミンUP21巻と グインサーガ69巻とTOKYO TRIBE2の3巻を買って帰ってくる。 あとレンタル屋でアースシェイカーの昔のやつとか。 じゃじゃ馬は痛くてまともに読めないので今夜はTRIBE2だけ。 相変わらずのドライブ感覚。相変わらずの背景の肌触り。 背景がここまでモノを言うマンガも無い。初期の「夜更かしとゲームと ジャンクフードとファミレスの日々」の怠惰な感触が失せて、妙に「頭良い」 展開になってきてるのも興味深い。メラの思惑とか、スカンクが どう料理されるかとか、今後が気になる。ビームは「てきぱき」の 完成度が高くてびっくり。あのオチはちょっと新境地な感じ。良い。


DEC.12.1999(SUN)

 昼まで爆睡。どらんく氏から借りっぱなしの舞ビデオを(今頃になって) 一気にチェック。面白すぎる。このえもいわれぬ独特なノリこそは 「自主制作8mm」だ。自主制作ノリでありながら、完成度は高いという。 戦隊ヒーロー特撮作ってるフランス人(がメージュに出ていたけど)にも 見せてやりたいものである。にしても竹下氏の鉄塔ぶりがたまらない。 ・・・なんか一気に時間が5、6年遡ってしまった。ああ。なんか 切ないなあ。切ない切ない。だいたい8mmの映像って、それだけで 妙に懐かしい気分になっちゃうんだよな。こういう感覚って、多分 世代的なもの(TVでフィルム映像が当たり前に流れていた時代を 知ってるかどうか)もあるんだろうけど。

・デジモン(関東より一周遅れなんですけど)は東京編の最後。 ウォーグレイモンのは兎も角メタルガルルモンの造形はちょっと。 「まだ戦えるよ」のパルモンとか、丈をよじのぼるゴマモンとか 結構ツボ押された。ああああ。一難去ってまた一難、はデジモンの 基本だけど、なんか「ああ、こいつらの冒険はまだまだ続くんだな・・・」とか ホッとしてる自分が。うーん。 ああそれにしてもますますドラマCDが気になる。荒木香恵者な るなぴー師匠なんか屹度買ってるだろうと思ったら買ってるし。 しかしこれでは買って良いのかわるいのか。うーん。

55555カウントありがとう。 あと今年も年末なので例によって未消化な時事ネタの 供養を。大晦日までに供養できるネタがどれくらいあるだろう。


DEC.11.1999(SAT)

 最近VHF波のうつりが悪いと思ったらエレメントが1/3くらい折れ飛んでいた。 ポールの軸受け部分の固定ネジ辺りが錆びて回転し放題になってるらしい。 ちょっとまずいかも・・・でもUが無事だった(TV大阪入る)からいいや。

・最近また「どこいつ」を再開していて、今またうさぎ。部屋には クリスマスツリー。ダルマストーブの青い炎、窓の外には雪。 久々に話すうさぎはすっかり通販マニアになっていて吃驚。 あと時代劇好きの性格がより顕著に。なんかキャラ違くない〜?みたいな。 言わねえか最近。みたいな、って。みたいな。ポタモス〜なんて言っても 今時の若いもんには解るまい。やっぱ声は三石だよな>うさぎ。みたいな。

・宙から出ている「ねこめ〜わく・・・とかいろいろ」を購入。 竹本泉の漫画が「総集編」で出るなんて、ああ、長生きはするものじゃよ。 そんなに生きてないけど。で、ああ・・・「ぴこぴこ」シリーズ、イイ! これだよこれなんだよあああああ!この適度なSF臭さといい。 出会い頭で始まるラブコメだしな〜。も最高。 やっぱ竹本泉ラブコメにはかないません。へなへなとなってしまう。 顔がにやけてしまう。駄目だ。くー。久々に「パイナップル」でも読もう。 ・・・でも総集編タイプは保存が難しいからなあ。紙質もアレだし。 そっと読もう。ブッカーで保護するのはちょっとためらわれるし。

・CD屋でデジモンのドラマCD2枚を買おうかどうしようかしばし逡巡。 まだ買ってないけど、なんか、買いそうだよ・・・あ、あとメージュによると 今月は坂本真綾のシングルコレクションが出るらしい。買い買い。 メージュは秋番組の中盤解説に入っていて読み応え有り。今期は(まだ) わりとマジメに見てるしな。BWメタルスとか。うーん。ですます野郎の 恋の行方が気になる今日この頃でーす。デジモンもまだまだ続きそうだし。 メダロットもあるし。クロちゃんも漸くミーくんの声に慣れてきたし。 ガンダムは宇宙だし今僕はますます忍空だし。あとジャンヌが最近また熱くてなー。 ああ、久々に楽しい日々。いいのかそんなことで>自分。いいんだよ。 もういいんだ。

・バスケは例によって例の如し。何故か隊長/ドラムスキー/M隊員が揃って欠席。 何があったのか。その謎は後に明かされよう。


DEC.10.1999(FRI)

 仕事の帰りに体育館に寄ってみる。12月は金曜土曜とバスケをやっている らしいので。で、ちょっとだけ挨拶して帰ってきたのさ。明日もある。

 帰ってきてからニャッキ氏へプレゼントするブツ作成。 隊長の家庭訪問の時に一緒に持っていって貰う予定。こういうのやってる 時が一番楽しい。

能田先生がDCチャロンを激賞。つーかマジですか 秒間60フレーム通信対戦。背筋が震える。ああやりてえ!これはもう! ていうかDC買えよ>自分。ふー。

・なんかメージュ売ってない。どうしたんだ。


DEC.09.1999(THU)

 今日も今日とて駄目人間が駄目な生活を送っているこの駄目日記へようこそ。

 世の中全てに恨み言を言いたくなるときだってある。でも、恨み言なんてのは 自分がやるべき事をちゃんとやれてる人間にのみ許されることで。 駄目人間は、黙って己の駄目さを事故憐憫するしかないのさ。 俺の魂に安らぎあれ。

こことかここ とかこことか追加。だがどれ一つ満足に書けず。 もうなんか「取り敢えず書いた」だけ。一体俺は何をやってるんだ。


DEC.08.1999(WED)

 帰ってきて、昨日のアニコンとダイガードとさくらをざっと流して、 あ、あとビッグオー見たよ。BeckComesBack(あの声で)。 「わたしたちも恋に落ちるのかしら」のドロシーがもう。 たまらなく美ロボ。電磁石にくっつくとこなんか最高だ。矢島ボイスは リリーナ様というよりはしあわせうさぎの印象が強い。 あと大塚声に青野声。声優濃いよな、相変わらず。でも相変わらず物語はダスい。 モジリアニの瞳ってのは、やっぱり膨大な数の瞳のない肖像の中でこそ 光るわけで。何の話だ。あとメガデウスのレーザー反射描写はなんとなく ガイナックス動画(多分)。

・ダイガードはダイガード対国防ガー。メカの性能/操縦技能テストで 生卵移し替え、っていうのはバルキリー以前からやってたんだろうか。 しかし人間関係の描写になるとどうしてもパトレイバーが オーバーラップしてしまって駄目だ。最初からアレを超えなきゃいけない んだから辛い話ではある。リスキー/セフティはもう作画のかわいさと 岩坪声のかわいさだけですの。ごめんなさいですの。ボイス取り込み決定。 まあそれも良し。くるみはあのセピア色な時代背景描写の上にピンクの髪と マリンブルーのメイド服がどれくらいアレかという。解ってやってるんだろう けど、見てる方は辛すぎる。榎本の馬鹿演技も雪姉マニアのワタシには辛い。 さくらは超激ラブラブな10巻を読んだ後なので妙に感情移入が。 でもまあいつものレベルか。リヴァイアスとかはまた今度。

・K氏(ヘル・カー)と久々に電話で話す。冬コミで押さえて欲しい本の話とか。 よもぎやのアボンリー新刊をなんとしても。でもすぐ仕事の話。 業務中に会社の回線で延々Webチャットしてる社員をどうしてやろうかとか 言うので、むかつくならログつきつけてクビにしてもらえば良いし、クビに されないのなら会社に居させる理由が有るんだろうから仕方ない。 そういうもんだろう、とか言ってみる。そうなのか?ていうか全然他人事じゃ ないのでビクビク。氏の下で働くような事があったら即刻クビにされるだろう >自分。あと菅野よう子の音の元ネタとか。

・ICQが繋がらなくなって久しい。何とかならんかと思って ICQ道場の門を叩いたら、 他でも同様の問題が発生していて、解決策も示されていた。取り敢えずの 対応らしいけど、これでまた復帰できました。ありがたや。そんなわけで また突発らくがきをICQsendするので心当たりは覚悟してください。


DEC.07.1999(TUE)

 今夜もなにもないです。生きているのか死んでいるのか。

・スキャットマン・ジョン死去。57歳。そういえば イ・パクサは今頃どうしてるだろう、とかふと思う。


DEC.06.1999(MON)

 コンビニでジョジョの第6部とヒカルの碁を立ち読みしてから帰宅。 何もない夜。

・Painter6のアップグレードのお知らせが来ていた。レイヤー周りが フォトショップに歩み寄った感じで、アップグレード価格は26,250円 (5.0以前)。5.0の機能の1/65535位しか使えてない人間が買っていい 値段じゃ無い。レイヤーの使い方いまだにわかんないしな。


DEC.05.1999(SUN)

 今朝のデジモンは要所のショタ臭が強過ぎてちょっとアレ。つーか そう言う風にしか見えない私の目が腐ってるのか。男の友情は男の友情 なんだからさー。ううむ。お姉ちゃん達は大喜びだったんでしょうけど。 エンジェウーモンはコスプレイヤー向きと見た。 図書館に行って調べものとか。ロケット関連の本をいくつか借りてきてみた。 読めるかどうかは不明。・・・・あ、そーいや MPLは どうなったんでしょうねえ。また火星人に墜とされたか。続報は・・・ やっぱりここか。

・なんか力入れて K−1見てたんで(ただでさえ昨日のバスケの疲れがあるのに) 体中だるだるに。にしても、ああ、ミルコ<クロコップ>フィリポビッチ のあのラフファイトぶりにゾクゾクした。大人しい顔と裏腹なラフさが魅力。 なんかこー、悪い方のニコラス・ケイジみたいな。この人もそうだけど ホーストの驚異的な復活ぶりも大方の 予想外だったろう。ホーストの好調の前にはフグさえも為す術なしといった 感じだったし。あと話題のレ・バンナの腕の太さは伊達じゃなかったという。 アーツ目いっちゃってたもんな。うーん。しかしTVで見てるだけでもこれだけ 燃えるんだから、リングサイドとかで見てる奴等はさぞかしや。でも別に 「各界の有名人が来てる」からってそればっか映すこともないとは思うぞ (やっかみ含)。あー、やっぱK−1は良いねえ。いちいち美しい。

・美しいと言えば賛否両論激しかったJRAのコマーシャルがキムタクじゃ 無くなるとか。とするとあの「競馬〜競馬〜美し〜い〜ヒャッホー!」てのは やっぱ無くなっちゃうのか。うう。わりかし辛いなあ。楽しみだったのに。

・面白CMで思い出したけど、最近(関西ローカルか知らんけど) 大阪が日本から独立して、ニュースもアナウンサーが「まいど」とか関西弁で やってる、っていうCMがあって、これが妙に懐かしくて良い。 昔は大阪はしょっちゅう日本から独立してたもんだよ。 いや、CMとしての出来もなかなか。なんか、間の掴み方が良い感じなのだ。

・ひかわきょうこ「彼方から10」/山口貴由「悟空道10」/ CLAMP「カードキャプターさくら10」/真斗「ポケットモンスターSPECIAL6」 /いがらしみきお「ぼのぼの18」/他購入。


DEC.04.1999(SAT)

 朝から起きだしてうろうろ買い物。なんか週末になると買い物ばっかり してる気がする。ただでさえ狭い部屋はもう限界だ。 CALLでも防滴ラジオとか買っちゃうし。ううう。あと関係筋からの 情報によると、例のアレは24日リリースとの噂>木戸氏。

 日が暮れてからバスケ。脳内麻薬の命じるままにに無茶をやって、例によって 後で酷く落ち込むというパターン。なんでこう・・・ってそりゃ 練習しないで試合ばっかしてるからだよ。練習すれ。

・風呂屋の後コンビニで菓子を大量に買い込んでみたり。でもイマイチ 面白いのは無い。やっぱりスーパーじゃないと駄目か。アイスガイの ビターが復活していて、驚喜して買い込む。如何にもカロリー馬鹿 高そうなあのねっとりこってりした味わいがたまらない。 M隊員宅でジョジョの第3部を読んだりして解散。


DEC.03.1999(FRI)

・「絡新婦の理」読了。冒頭で犯人と謎解き役が最後の会話を交わすというあたりで 何となくコロンボが浮かんだり。仕込みは些か諄いが、それもクライマックスでの 「解体」ぶりの心地良さに繋がっているのか。実際、ここを読むためだけに 作品を読んでいる様な所もあるから、いや、作品そのものがこの「解体」を 語るために用意された「手順」なのだから、これはこれで良いのか。さて次は・・

ああっ。 なんかまた・・・ううむ 成程。読んでたはずなんですけど、今あらためて読むと結構キますね。 でもこれが「SF大会の真実」な訳で・・・うーん。勿論それに参加している ワタシも決して例外ではないという。びろーん、だるーんと夏を過ごしてます。 初参加ん時は、徹夜のアニソン大会も、ナマ唐沢商会の喋りも、トンデモ本も、 兎に角心底面白くて、あああなんて凄いイベントなんだろう!!とか 思ったもんだけど。・・・なんか人生のイベントイベントが全部惰性に置換 されていく今日この頃です。あああ。歳を取るってそう言うことなのかねえ。

・そーゆー新鮮な驚きを持って参加してくれるであろう「若い血」は今でも 結構潜在的に居ると思うんで、もしこの現状を打破したい(10代を増やしたい) と思うなら、告知をそっち方面(アニメ誌、ゲーム漫画雑誌、そういうやつ)に 打つだけで全然違うと思うんだ。それをしないで「若さが足りない」って 嘆くのも何だ。まあこの手の話は今までに何度と無く繰り返されてきては 居るんでしょうけど。馬鹿(若さ故の)な参加者が増えすぎて困る、とか いろいろあるんですかね。ただ「そっち方面」に告知してたガイナ祭なんか、 参加者はみんな強烈に若かった気がする(当時のSF大会は既に今とあんまし かわんなかった)。なんか高校卒業したてみたいなのも結構居たし、専門学校生 とかの「業界目指して走ってる」ギラギラした眼(男女問わず)が結構有った。 ってだからそれはGAINAX(それもエヴァ直前の)だったからで。兎も角。 でもまあ敢えてあたら将来のある若者をだまくらかしてまで「あんな」 びろーんでだるーんな世界に落とし込むような事もないか。 10代参加者はそのうち親子連れの子供の年齢が上がってくるから 大丈夫でしょう(なんか世代型宇宙船みたい)。 まあ言うても年一回の集まりですわ。それ以上でもそれ以下でも無し。 楽しければそれで良しだ。・・・楽しい?わりとね。


DEC.02.1999(THU)雨後曇

 なにもなし。最近ICQが全然繋がらない。どうなってるんでしょう。

猫兄の気持ちが気になる今日この頃、 ピンキーは 密かなヒットらしいですね。何かこの手の「遊び」のある菓子って 買わなくなって久しい様な。チョコボールとかは買うけど・・・食玩(おまけ) 目当て、ってのともちょっと違う、菓子を食べる行為そのものに遊びがあるやつ。 ペッツとか。「わたし、ペッツを上手に入れられるんです」ってあれは 太田虎一郎だったか坂本真綾だったか・・・で、菓子を食べる行為そのものに 遊びがある、と言えば何と言ってもベルフーズ、いや今は カネボウフーズか、 が頭に浮かぶわけですが、ああ、最初にむくむくソーダを食ったのは いつだったか。水入れて発泡させて、でも泡しか食うところがないという サイバー極まりない菓子。 筑波大ベル研 ベルフーズリストを眺めていると、無性に「あの味」が思い出されるのだった。 いや、全くこの会社、この分野では他社の追随を許さない所があるですな。 現今のサイバー菓子業界はどうなっているんだろう・・・今度スーパーにでも 行って調査してみよう。なんか面白いのがあったら後日報告します。 無かったら黙殺。バナナはおやつに入りません。

・こーゆーの、 ニャッキ氏とか詳しそうだな・・・いや何となく。根拠はありませんが。


DEC.01.1999(WED)

 そんな訳でダールの 「チョコレート工場の秘密」を十数年ぶりに読み返す。 ・・・もっと長い話だと思ってた。ネタとネタの間の密度が高いんだよな。 「キョロっと見回す四角いお菓子」とか一瞬じゃん。もっと何か有った様な 気がしたが。あとなんか皮肉が効きすぎで読んでて多少、いや結構不快だった。 貧乏だが正直な子供が幸せになる話、だと思ってたら、自分の後継者を 育成するために、運のいい、従順で無垢な子供を選別する試験だった訳だ。 オチではワンカ氏の自己中心的いやらしさが目立つとゆー、割とろくでもない 話なのだった。うーん。

やねこんの アフターレポートが届く。・・・・ぐああ。原寸か〜。 恥ずかしさに転がり回る。何て言うか・・・ サイズもさることながらあの内容。あれじゃ何が何だか・・・ ああもっとちゃんと「レポート」すれば良かったとただただ反省。 何かもう「場の空気が全然読めてないイタイ奴」だよあれじゃ。 ってその通りなのか。ハヅカシクテハヅカシクテ穴があったら埋めたいです。 ・・・それにつけても参加者年齢グラフが(毎度ながら)衝撃的。 10代が8人(男6女2)。ワタシ初参加したときは19歳でしたが、 あの時はまだ結構18歳とか19歳とか居た気がするぞ。 何にしても、いい大会でした。スタッフの方々は本当にご苦労さまでした。 さて来年は、どうでしょうか。取り敢えず申し込みはしたけど、 もう行ってもしょうがない、ってのはあるんですよね・・・ 「ついていけてない」のをひしひしと感じてる。そんなに「濃くない」んだ。 もう参加することに意義がある、とかそういうレベル。だいたい年に10冊以上 洋モノSF単行本を読んでない人間がSF大会行っちゃ駄目だよな。 今年は・・・ああやばい。あと一月で冊数稼がないと。ってそうじゃなく。

・リヴァイアス9「ヴァイタル・ガーダー」。何かどんどん富野台詞っぽいのが 出てて気になる。「気になるの?」「そんなんじゃないって!」 ヴァイタル・ガーダーのあのキラキラはレーザーの光(エネルギーの 転送とか)かと思ってたらあやつり糸だったという。「ロボットだよ・・」 「はは・・・マジかよ・・・」大勢で動かす巨大ロボ、ってのも興味深い。 然し、読めないなぁ実際。あとチャーリーはむかつくので殺せ。

・BWメタルス。チータスとラットルの歌声がもー。流行ってるのか? 今回はトランスミューテートの話。ポッドのバグによるミュータント。 神聖なる不具。何かヤバイっつーか・・・池澤春菜の演技が怖すぎる。 デザイン的には未来忍者を思い出す。にしてもランページ良い奴。任侠の心あり。

・ビッグオー8「MissingCat」ユージーン・グラントが何となく 「御先祖様万々歳」。ホントにこれってウルトラQだよな。いっそ もっと安っぽい作りだと良いのに。「ね、この歌は誰のメモリーだと思う・・? 私の中の」「いや、誰のものでもない。それは君だけの歌だ」あともう一押し欲しい。 あともう一押しで何かが変わる気がする。何かって何。

・でじこ様のOPを見ていて、原作「コゲとんぼ」じゃなくて 「 コゲどんぼ」先生だった事に漸く気が付く。うーん。どうでも良いが 「・・・・より〜自分〜の〜夢〜」の「・・・・」の所が聞き取れない。 そのうちマサルさんみたく歌詞が出てくるんだろうか。


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