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古日記 1999年10月(後半)


柴野拓美講演会とか惑星ピスタチオとか篇。


言葉というのは目の粗い笊みたいなものだから、
気持なんて形のないようなものは全部笊の目から
こぼれ落ちる。言葉の笊のなかには何も残らない。

(赤瀬川原平「名画読本」p119)


OCT.31.1999(SUN)

 昼過ぎまで爆睡。この一週間の疲れがドッと来て身動きが出来ない。 ヒラノ先生から贈っていただいた「ノスタルギガンテス」を読み始めるも、 今の脳の状態ではとてもこの文章世界をかみ砕くことは出来ない。 早々にあきらめてぼーっと昨日買ってきた漫画を処理してると 隊長からTEL。シックス・センスを見に行かないか、という。 行こうかと思ってたんだけど、その時間に人を送って行かなきゃ ならなかったんでパス。悔しいのでこないだ録画した 「恋のためらい/フランキー&ジョニー」とかいう アル・パチーノ×ミッシェル・ファイファー(そういう書き方止めろ)の ラブロマンス映画をぼーっと見てたら腹が減った (N.Y.のレストランのコックとウェイトレスの話なん。ファイファーが 堅いビンのフタを開ける所が妙に好き。) んでベーコンエッグとか作ってケチャップで食う。実際ケチャップで 食うと何でも紐育風味だったり。そう言えばこないだTHEビッグオー でもネゴシエイターがスクランブルエッグ作ってたな〜とか思い出す。 あ、THEビッグオー(”ビ”にアクセント)見てますよ。 こないだのはちょっとアレだったけど、BGM、声、動き、キャラデザイン、 画面構成、etc.が全体として醸し出す「雰囲気」が妙に好きなん。 「Gロボ」あたりの横山マンガリスペクトな手法がここに来て もう一ひねり入った感じ。・・・あとはもちょっとマシな「物語」を希望。 キャラも物語も単純様式美でいいんだけど、その上で矢張り横山的 「頭のいい」展開を望むものである。あとどーでもいいがあの アンドロイド(額からライト)見てると無性にGS美神を読みたくなってきた。 ブックオフとかで全巻揃えるかのう。ってだからもう置き場所がないんだってば。 ・・・閑話休題。で、まああとは漫画読んだり本読んだり映画見たり アニメ見たりして時間を潰して終わったわけです。ああ、人生、所詮 死ぬまでの暇潰し・・・・せめて恋がしたいね・・・って部屋でビデオ 見てるだけで恋が生まれるわけもなく。こうしてまた日曜の夜は過ぎていく。

森岡浩之に「月と炎の戦記」感想追加。


OCT.30.1999(SAT)

 バスに乗って阪神方面へ出かける。 三宮駅前でどらんく兄貴と落ち合って大阪へ。 近鉄アートでクリフォード・コフィン写真展を見て、ポン橋で でじこ屋とか 「わ」とかを巡礼した後、三宮にとって返してハンズで ジャイログリップとかインクとか買い込んで 新神戸オリエンタルで 惑星ピスタチオ「白血球ライダー2000」観劇して バス乗って帰ってきたおわり。

・本日の収穫:穂月想多「弱虫2」/ サムシング吉松「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」/ 安永航一郎「火星人刑事2」/能田達規「おまかせ!ピース電器店15」/ 内藤泰弘「トライガン・マキシマム3」/諸星大二郎「諸怪志異(三)鬼市」。

・「わ」に行く度にその絞り込んだ品揃えにゾッとしてしまう。 と同時に、自分の嗜好は決して自分にユニークなものでも ないのだなあという妙な諦観も漂うのであった。ここには、 ワタシが今まさに欲しいもの、しかない。或いは、ワタシが 苦労して集めてきたマイナー作家の本が全て揃っていて、 定価さえ出せば買えてしまう。ある種のベクトルに沿って ギリギリまでそぎ落としたあの品揃え。なんでこんな本がこんなに平積みに!? みたいな。入り口に積んであるヤングキングアワーズの冊数だけでも、 徳島全県ではける冊数を凌駕しているのではないか。なんとも羨ましいが、 あんまり近所にこう云うのがあると金と本棚の空きスペースがあっという間に 無くなってしまうのは目に見えてるので、何事も善し悪しであろう。

・でじこ屋(じゃねえ)でトレカの現状をつぶさに見てみる。 ていうか客がほいほいと当たり前に買っていく商品が1箱5千円は する「カードのかたまり」という事実が既に解らない・・・いや、ホントに。 こればっかりは解りませんわ。 でじこ様の商品は思ったよりは少なめ。 にしてもコゲとんぼ 氏描くでじこ様の眼は確かに怖い。ビーム出るしな。にょ。


OCT.29.1999(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。RDも見ず。


OCT.28.1999(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

やめれ。って止めるわけにも行かないか。難しくなっていくのう。


OCT.27.1999(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。


OCT.26.1999(TUE)晴のち曇

 仕事して帰ってきて寝た。


OCT.25.1999(MON)

・メージュの黒田洋介インタヴューを(あああ毎度毎度今更ですいません) 読んでみる。近年「なんか面白れー。こういうのが最近の流行かなー」 と思って見ていたアニメが全部この人の脚本だったて事に初めて気づいたのは 実はつい最近だったり。プリサミとか大運動会とか、あの辺の 独特の感触は、それまでの「秋山ライン」じゃなくて、今思えば明らかに 「黒田ライン」だった。いや久々に「そうだったのか!」的感動が。 アニメファンになり立ての頃ってのは誰しも 「この作品のこの話数はこの人がやってたのか!うーん道理で!」 という感動にさらされるものだけど、うーん、またその 感動を感じることが出来ようとは。ていうか薄すぎでは>自分。 ・・・良いんだ。別にそれで食ってる訳じゃないし。って逃げてどうする。 すいません勉強不足でした。でもこういう人の話は実に面白い。 このシリーズ、ホント毎回楽しませてくれます。

・サイキック。癒し系の番組。塩鯖に醤油は確かに美味いんだ。 ああ、徳大生協ラウンジの鯖の味噌煮が死ぬ程食いたい。 あんなにうまい物他に無い。4年間食い続けたが、まだ食い足りない。 ・・・どっか美味い鯖の味噌煮食わせる定食屋知りませんか>在徳島の方。

壬生猫日記 (最近何かいろいろ難しい)から久々に辿った マンガLink 富沢ひとしの公式ページが追加されてた。3巻は11/11発売だそう。 秋田書店が全力で宣伝でもしてくれない限り本屋に平積みとかいう 状況はちょっと想像しにくいので、今から予約しといた方が良さそう。 「弱虫」の2巻も一緒に注文しておこう。


OCT.24.1999(SUN)

 昼から散財行。散髪−京屋家電−CALL−CITY−AWA− 南ブツ−新町と流れる。パラソルショップでそこそこの賑わいを見せる 水際公園では、晩秋の寒空の下ハワイアンバンドが演奏しているのだった。 その対岸では謎のボンゴ二人組がボンゴを連打していたという。 ボンゴってちょっと町中では見ない楽器だよな・・・流しのボンゴとか。 こないだは一心にケーナ吹いてる謎の紳士が居たし。あの辺どうなってるんだ。 ・・・そんな昼下がり、街にはパイプ椅子に座った人々が溢れ、 手に手にカウンターを持って道行く人を数えているのだった。 なんかそういう人出の一斉調査だったらしい。通り過ぎるたびに「かちっ」 とかカウントされるのが何か怖かったりして。

 買ったのは高橋幸宏の新作アルバム「THE DEAREST FOOL」、 リヴァイアスの主題歌シングル、今更の森岡「月と炎の戦記」、 あと来週の三宮までのチケットと、新町で天津甘栗。 あ、それに「蘭未ちゃんの大江戸すごろく」も買ったんだ。安かったから。 天津甘栗はいつものオプションとしても、ああ散財散財。

・「THE DEAREST FOOL」は良くも悪くもビートニクス。歌詞に「ReUp」つー ワードをちりばめてある辺りに相変わらずの鈴木慶一くすぐりが感じられて楽しい。 聴き込んだらまた。

・リヴァイアスのシングルCD、1,2曲目がTVサイズで、 3,4曲目がフルサイズという不思議な構成。OPはフルコーラスで 聴くと結構嫌な詩だったり。木戸氏も云ってたけど、取り敢えず TVサイズ作ってから無理矢理1,2番に分けたんじゃないのか。いや それはそれで良いんだけど。

・「大江戸すごろく」はいまいち。何がイヤって声がカンノミホじゃないじゃん (って今更)。駄目だッこんなの蘭未じゃねえッ。ていうか モノポリー系苦手なんです。相変わらずキャラデザのみが突出して 素晴らしい。実際 蘭未は一生モンだとは思う。 取り敢えずクロノアが終わったらやります。ガディウスとの対決までは 行ったんだがなー。明日こそ。

中国・四国言語地図。 面白し。でも中四国の人しか楽しくないかも。実はワタシも 大学時代にこう云うのやりました。アンケートやって、集計やって、 色鉛筆で白地図塗って。方言分布ってどんどん変化しちゃうんだけど、 同じ語彙でもって何年もかけて調査・記録しておくと、その変化が アニメーションみたいに動いて見えて面白いのだ。 この手のアンケートは今後Webを使って半自動的に 行うことも可能かも知れない。


OCT.23.1999(SAT)

 例によって例のごとし、の週末。部屋でゴロゴロしてると日が暮れて。 バスケに出かけて一汗かいて、風呂屋コンビニM隊員宅コンボ。隊員宅で ここ3本分のヒゲを見せて貰う。やっぱ今現在ではこれが一番面白いわ。

 ガンダムが腕をだらんと前にのばして「水をくれぇ〜」とか 云いながら迫ってくる絵ってどうよ。思わず周りを見回してしまう。 筒井康隆(と小松左京)が怒ってきても知らないぞ。しかし つくづくこの作品のキャラクタ達の鷹揚さというか柔軟さ、 互いを認識する眼のしなやかさには驚かされる。 特に男と女のつながりのしっとりとした描き方はどうだ。 もうこの情感たっぷりの演技!なんかカップルが生まれると必ずどっちかが 死にそう(握りつぶされるとか踏みつぶされるとか頭を跳ばされるとか) な気がしてしょうがないんだけど。敵味方入り交じった 「戦争」という名の「生活」は、もう実に何というか、ザブングルだ。 確かに「イマ風」とも言えなくもないんだけど・・・・ 富野と云えば敵味方でエゴとエゴをぶつけ合う様に 慣れきっていた身としては、あの個々人の許容範囲の広さ(或いは 互いの深みに踏み込まないスタンス)が逆に不自然にさえも思える。 だが、実際人というのはそういうものだろう。 確固とした主義主張が有ってそれがぶつかり合う、なんて人間関係こそが 本来は異常な訳で。人はお互い許し合って生きているものだ。 むかつくからって、そいつを殺す理由にはならない。 アレクに云わせりゃ「そういうやつも居ていい」んである。でも、だから こそ他人に深入りしない、嘗ての仲間が裏切ろうが死のうがその瞬間だけの 感想しか無くて、あとを引かないってのはそれはそれで哀しい気もするが・・・ 或いは、それが戦争だ、と云うことなのかな。セ・ラ・ゲール。 ソシエ位なんだよな。過去を引きずってるの。ギャバンの死が一体 彼女にどれだけの影響を及ぼしたか・・・所でギャバンの前でソシエが 急にしとやか口調になるあたりの演出の細かさには流石に鳥肌が立った。 何気ないところで実に細かく「演出」をちりばめている。勿論その 「目印」を視聴者が気付ける程度に見せつつ、だ。この懐の深さよ。 ・・・しかし明確に死人が出ない描写は多少気にはなっている。 ギャバンは本当に死んだのか?或いは?うーん。ディアナ様の メトセラ的な描写も気になるな・・・(語り逃げ)。


OCT.22.1999(FRI)

・モンティパイソン見てたらレッドドワーフ見損ねた。

ddr3ddr4。 取り敢えず塗ったのでおいときます。あいかわらずよくわからん。


OCT.21.1999(THU)

DVDの画質問題。 こういう先人達の苦労(っつーか飽くなきこだわり)が品質向上につながるのだ。

・うわホントに 念力家族凄い。この妙な空気がたまらない。

・ポケステ、どこへやったのかと思っていたら鞄の底に転がっていた。 もうもちもち(猫)が出て行ってから5日以上経っていたという。 怖くて日記が見らんニャい・・・この辺が限界か。 暫く空き部屋状態が続くことになりそう。 ああ、一回くらいは見知らぬ人と電車の中で名刺交換してみたかったワン


OCT.20.1999(WED)

 こないだの講演会の影響でか、 今この瞬間さえが既に過ぎ去った思い出のよーな気がして仕方がない。 人は老いるのだよな。それもあっという間に。何十人もの上に流れた 15年の時の流れをまとめて見せつけられて、しみじみそう思うのだった。 ・・・物は壊れる人は死ぬ。そう言うわけさハニー。 拙者も15年後には40歳だ。死を前にして、一体残り時間で 何が出来るだろう、とか考える。誰しも、ある時期を過ぎると、 こうやって「カウントダウン」に入る、らしい。 拙者も例外ではなかった訳だ。そういうもの、なのだろう。 西門が言ってくれなければ気が付かなかったかも知れないけど。

リヴァイアスを見てて妙に切なくなる。多少稚拙な感じもありながら、 でもこういう直球勝負の「15少年漂流SF」には条件反射的に弱いらしい。 サンライズがやりゃ何だってSFになるかっていうと、そうじゃないんだよな。 矢っ張り作り手側に(全体意識として)「SF魂」(えすえふ・だま)が あるかどうかという。ロボットが出たり蒸気機関だったりスチームパンクを うたったりして失笑を浴びた某作品の様に、部品だけ揃えたって SFにはならないんだ。その辺難しいんだけど。

・・・カラオケを強く意識したというだけ有ってつい口ずさんでしまうところの OPは、「光をあた〜え〜て〜」の所の絵で何かもうグッと来てしまう。 バイファムにどハマリしてた頃の気持がこの歳になって蘇って来るとは。 スコットの歳になってしまったと言っては嘆き、ブライトを越えたと言っては 落胆していたが、クレーク博士の歳を越えるのもそう遠い話では無い。 「大人には責任ってもんがあるんだよ」とか言いながら、子供達に 血路を開いてやって死んでいく「その他大勢の大人」の歳なんだよなー>自分。 それにしても「ゲドゥルト・フェノメーン」がまさに「宇宙の海」だったって 辺り、銀英伝以来の「艦隊戦」(どっちかっていうと潜水艦戦?)を 描こうという意思が見えてこれまた燃えるのである。やっぱ高圧下とかの 極限領域での息詰まる艦隊戦こそは「宇宙戦艦」の醍醐味でしょう。

・少年でSFと言や今月の「なつのロケット」。あのラスト1ページには 心底胸を打たれた。思い出すだけで背中から首筋、頬から頭頂にかけて じわーんと走るものがある。一体何が起こっているのか明確には 解らなくても、そのインパクトだけはちゃんと伝わる。 何か今とんでもないことが起こってるんだ!というあの原初的な感動。 今まで読んできたあさりよしとお作品の中で、最も魂の深いところに 届いた一コマ。胸が熱くなる。これだから漫画読みは止められないのだ。

・メタルスはコンボイの「良い子のみんな!ひさしぶり! みんなァ、ノってるかい?私はぁ、ノリノリだ!!」にただ感激。 この台詞を爽やかさ満点に吐けるあたり流石子安。「壁が好き〜!」とか。 「目指せ視聴率50%!追いつけ追い越せ紅白だッ!」・・・ こんなに幸せで良いのか。ワスピーダの「ぶぅーん」が 再び聞けただけでも幸せだというのに。ラットルとダイノボットの 「タクシーと客の会話」も秀逸。いやー、ホント毎週良い芸見せて貰ってます。

・メモ:明晩モンティパイソン有り。

・エクセル2話の、火星人の光線兵器が「デスっぽく進化するっス」とか 言ってたけどあれ何なんですか。誰か教えて。

・「Jコミック」って、どうなんだ。


OCT.19.1999(TUE)

 強靱な精神力と高潔な魂、疲れを知らぬ鋼の肉体・・・が欲しい。 今の弛みきったぶよぶよの生活の先には、何もない。 ある日突然左手から銃が出てきて冷蔵庫からアーマロイド・レディが 出てきたりしない限り、今のこの無力感というか無気力は 永遠に続くような気がする(って小学生の妄想か>自分)。 何でも良いから体内の血が沸き立つ様な展開が欲しい。 ああ、何でも良い、燃えさせてくれ。・・・ディックなんか読んでる 場合じゃ無いぜ・・・あ、そういや「トータル・リコール」の続編 (というかその前の話)が上映されたって記事を読んだ記憶があるけど、 どうなんだ。

・近頃 この掲示板読むのが楽しくて仕方がない。声優ネタが絶品。 一連のカーナビネタは押し流される前に是非。 然しこんなに郷里大輔フィーチャーしたとこ見たこと無いよ。 あのゴロゴロした声(ウガイ声?)がラヴリーなんだよな。


OCT.18.1999(MON)

 怠いぜ怠いぜ怠くて死ぬぜ。偏った食生活(ポテチと炭酸飲料)で 土日を乗り切ったツケが体中に。なんかもう体内に疲労成分満点。 つかれゼリー抽出して水で薄めるとカルピスに((C)新谷明弘)。 そんな感じ。ううう。然し津野裕子は相変わらずイイなあ。っていうのは これの話ですが。あ、新谷作品は今月のビームでも読めるので良い感じ。 ・・・ビームといえば桜玉吉がバツイチである旨が明言されていて、 この週末割と話題だった。薬が先か離婚が先か、とか。どっちもどっちか。

・右手の中指にプレステだこを作ってまで「クロノア」 (すいませんまだ終わってませんでした)をプレーしている昨今。 もうヴィジョン6に入って10日位経つ。んだけど、兎に角落ちて落ちて落ちまくってる。 あと少し!っつー所で足が滑る。高所恐怖症の人はやらない方が 良いかもです。手に汗握るっつーか心臓停まるわもう。ううう。 一日1.5時間くらいは確実にやってるん。何とか今週中に エンディングを・・・。然し良くできてるわこのゲーム。失敗を繰り返しても 殆ど「徒労感」が無い。キャラクターを動かしているだけで楽しい。 ・・・まぁ、今更だけどさ。やっぱ ナム子さんが居ると居ないとでは大違いだよなーとつくづく思う。

・ずいぶん前に何かとぶつかって面倒だったのでアンインストールした ReGetを入れ直してみた。・・・なんか随分印象変わってる。でもいい感じ。 これでまたmpeg落としまくるゼ!でも最近「そういう」サイト減ったよね・・・ って単にワタシがそこまでたどり着けてないだけか。薄薄。


OCT.17.1999(SUN)

 昼から北島町創世ホールにて柴野拓美講演会。題して 「日本SFを築いた人たち・SF同人誌『宇宙塵』40年の軌跡」。 なんだか尻切れトンボな内容だったけど、聴衆は満足してたみたい。 どだい90分でシェリー夫人あたりからのSFの創世記から現代までを語れる訳も無く。 まあタダで見せて貰ってるんだからというのは有るけど、「SFとは何か」とか 「SF作家とSFファンとは」とかもう正直「何が何やら」という。「日本SF」が 全然話題に出てこない。本人が云われた様に、もっと「想い出話」に終始して 下さっても良かったのに。今更SFの啓蒙なんて必要ないさ、というか、 やっぱり「SF界」っていうのは(いつまで経っても)一般人には 説明し難いものなんだ。・・うーん、もう少しどうにか・・・まぁ、いいか。 ただ15年前あたりのSF作家のスライド(昔ワールドコンで使ったやつらしい) が次から次へと上映されたのは興味深かった。みんな若いんだもんな・・・ 新井素子七変化のスライドとか今見ると流石に引く。あんな映像(・・・) が今になって地方で上映されていようとは新井素子も知るまいが。 東京や大阪から結構濃い衆が来て同窓会みたいに大騒ぎしてたのが ちょっと鼻についたりもした。どうも私は「あっち方面」とは肌が合わないと云うか。 ファングループに属した事のない人間なので、ホントはSF大会に行くのもどうかと 思ってるんだけど。まだSF大会はその辺(それ程)酷くはないから・・・

 北島町を昼間に訪れるのは初めて(昔友人が住んでいたので夜中襲撃とかしてた)で 結構楽しかった。傾いて黄色い陽光が切ない。なんかもうノスタルジーな気分が 心地よくてふらふら。あとは帰宅して爆睡。昨日から殆ど寝てなかったので。 さっき目が覚めて、この日記を書いているというわけです。さてまた一週間。ふぅ。


OCT.16.1999(SAT)

 駅前に出て買い物とか。帰宅して買い込んできた漫画本を読んでいたら日が暮れる。 そんでバスケして風呂屋行ってM隊員宅でだらだら。今夜は ニャッキ氏も来ていた。2時頃に辞したが、その後ゴールデンアイとかやってた模様。

・BWメタルス。ぶぅーん。行けぇ下の口ッ!ぎっちょん。ごっつんこッ。ああ幸せ。 テレ東バカ和訳はやっぱ落ち着くなあ。「やー、若いって良いねえ・・・」ナビ子ちゃんも 相変わらずイカス。ロールキャベツを所望ッ。あとやっぱダイノボットって哲学者。 カメラワークも格段にオシャレになってるし、緊張感も見事だし。 ホント良いわ。男子必見。

・最近久々にディックとか読んでる。高校時代の末期に買いまくって、全部読む前に 大学に入ったら、自分の中のSFブームが終わっちゃったんで、結構未読のまま 眠ってたんだけど・・・いいなあ。もっと早く読んでおけば良かった。


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