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古日記 1999年3月(前半)


25回目の春篇。


君知らずや、人は魚の如し、暗らきに棲み、暗らきに迷ふて、寒むく、 食少なく世を送る者なり。(北村透谷)


MAR.15.1999(MON)まりんまりりん

 風邪がまだ治まらない。風邪薬で頭が飛ぶ飛ぶ家も飛ぶ。風邪薬飲んで 車運転しちゃだめな理由が解ったよ。 ・・・で、早めに帰ってきて半睡状態でボンヤリしてる所へ、 某比類無い人から電話。 半ば恒例となった飲み会をやりましょうぜというメールを先日出してて、 その辺の話とか。電話に出たときは弱気病人モードだったんだけど、 いつの間にやらいつもの大放談モードに突入。ワタシが如何にえのきづ萌え状態に 入っているかを語り尽くして受話器を置く。この時点で気分的には完全回復。 いや助かりました(なんとなく)>比類無い人。ああ、それにしても トモダチの気遣いってのは嬉しいものだよね・・・自分もああいう風で ありたいものだよ。最近一時期の連絡とりたがりモードが おさまってしまって駄目だ。こっちから踏み出さないと。

・「王道の狗」の3巻の感想を書こうと思って、下調べに「武田惣角」 「大東流柔術」で検索かけたら出るわ出るわ。合気道関連のページの 何と多いこと。しかもどのページも実に懇切丁寧に「合気道とは」を 語り尽くしていて汲めども尽きぬ泉の如し。 改めて格闘技ファンの情熱を思い知ったものである。でも「加納周助」じゃ 自分所しかひっかからないんだよな・・・で、感想は・・・ まだ書いてません。どうせ大した内容じゃないんですが。しかし こういう「史料」ページとかが充実していくと、ますますWebは有益に なっていくねえ。それにくらべてこのページは・・・あああ・・・

・でも時を経るにしたがって、この日記見たく全然関係ないのに サーチエンジンに引っかかる無駄玉まで増えて来るんだろうな・・・ まぁサーチの技術も上がってくるんでしょうが。


MAR.14.1999(SUN) まだ生きてるよ

 体中が猛烈にだるい。関節がビリビリする。一日ベッドの上でうなりつづける。 日が暮れてから多少マシになったので、ため込んでいたマンガの感想とかを 思いつくまま書いてみたり。ナガノとか わかつきとか能田とか グインとか他数冊。

・どうでも良いけど今月もメージュは読み応えがあることだよ。 このレベル(というかスタンス)が僕の高校生の頃に有ってくれればなあ。


MAR.13.1999(SAT)

 う゛〜。かぜをひいでしばいばじだ。ずず。頭も痛いけど、体中がダルダルです。 一日寝てたからかなぁ・・・そんなわけでネタは有りません。 アップし忘れてたカレカノ感想メモでも張り付けておきます。おやすみなさい。

■カレカノ「今までと違うお話」

前半は物語整理とは言え割と丁寧。
がっつんがっつん進むハイスピードな会話劇。
有馬が宮沢の手を離れて・・とか、ありきたりな演出が
せわしない展開に乗せてむりやり展開される。
力技で「宮沢&有馬の最終回」を演出仕切った、と言う感じ。
最終回に向けての助走、か。

で、後半はもう芝姫の久々の人語が嬉しくて嬉しくて。
せめて人間らしくッ。
原作の7巻みてるとホント芝姫って猛獣化してしまって。
是非また中心に据えた展開を望むものであるよ。


アニメ誌の情報によれば(ガイナックスに関してはこれが一番
信用ならないんだけど)最終話26話は十波と椿で−という
「原作にお戻しする形」になるという。
つまりは今回が「アニメ版彼氏彼女の事情最終回」だったという。

次回はまた外挿的な話になるみたいだけど・・・読み切りか何か?



■カレカノ「14DAYS・5」

今日は特に動かねえなあ・・・でも時間の使い方は相変わらず巧い。
音楽の力、を感じるね。今回は特に(頼りすぎ、と言いたいのか?>自分)。
・・有馬の中で何か「解決」が有ったみたいで良かった。
宮沢が自転車をこいで、その背中にもたれる有馬、という図式が
露骨に二人の力関係を示しているようにも見える。見える、が。

文化祭に向けて突っ走るヒトビト、なんだけど、
いまいち盛り上がりに欠ける。宮沢が仕切り巧すぎるのか。
脱線する余裕が有りすぎると言うか。

妹二人の「かま〜ん」がハモって気持ちいい。

さて次回・・・?



■カレカノ「14DAYS・4」

F組あさぴんにかけてるなぁ。クラス一丸となってディナーショウに!
・・・いや、それはそれで楽しいかも。

疎外感を味わいまくる有馬。
分かるけどね。巧くやれないんだよ。

「・・・大丈夫か?」
・・・ウッ。やおいの香りがッ。


MAR.11.1999(THU)

・わたくし知らなかったんですが、 Celeron搭載の98ってのが有ったんですね。何か・・・ MAG描くために買った、とか言う人が・・・居ないか・・・ いや、過去の遺産は凄いぞ。んー。MAGも暫く描いてない・・


MAR.10.1999(WED)

 デラックスCDプレーヤー(Win98のPLUS!に入っているCDプレーヤー) のタイトル入力にハマっている今日この頃。先月オーディオ機器を 部屋から無くした所為で、音楽鑑賞は専らパソコンでと言う感じになってる ですよ。いきおいタイトル入力モードになってしまうのは 其れ人の性と言えましょう。お陰でなんかもう激懐かしいCDとか、 買ってから一回しか聴いてない様なのとかをライナーノーツ読みながら 聴き返していたり。これはこれで後ろ向きに楽しい。 つーかここまでタイトル知らないでCD聴いてたのか俺は!みたいな。 全然歌詞間違えて聴いてたぞ!こんな歌詞だったのか!みたいな。 もう再発見の嵐。・・・CD買ったらせめて歌詞カード一回位は 読みましょう>俺。

・今日買った本:メージュ、彼氏彼女の事情7、王道の狗3、悟空道6。

・マンガ読んで、白鯨伝説だけ見て寝ます。BSマンガ夜話はまた後日。


MAR.09.1999(TUE)がらにん

・今夜もBSマンガ夜話を見逃す。ちびまるこは原作もアニメも駄目な口 (あのマンガが駄目な人間もこの世には居るのだ)なんで、 まぁいいか、と。つーか大槻ケンヂの出てないBSマンガ夜話は駄目だよ! みたいな。ただ昨夜のベルセルクは惜しかった。 いしかわ某があの絵をして下手と言ったかどうか、とか。あの絵って 今ワタシの中では「日本一上手い漫画絵」なんで。絵柄の普遍性と、 絵のもつパワーのどちらともを備えた画風。そのイヤさ/えっちさも含め。 ああああ早く結末を見せてくれ!!ていうのと、 でもまだまだ冒険は続くんだろうな・・という期待とがない交ぜになる 物語展開の巧さも他に類を見ない。まだ斯う言うマンガを描ける人達が 生まれ続けているのだ。マンガ王国日本はまだまだ進化し続ける・・・

トップらくがきを更新。

激打。今更タイプ練習も何だけど、かなり欲しげなり。

こういうのって他でもあるのかしらね。Cookieとか、もー常に受け入れ状態な ワタシですが。まー「こっそり」は良くないか。


MAR.08.1999(MON)日本兵

 24時半過ぎ帰宅。冷凍ピザとビールで晩飯にしてあとは寝るだけです。

・・・あっ、「犬」の最後の飼い主な黒い人は、アレは女性のつもりなんです〜。 もっと胸をぼいんぼいんに描くべきでしたかね。このキャラは最近良く勝手に 出てきてて。最近だと「結婚」ネタの時のアニカラ女とか。人間関係って 案外こんな風に広がるよね、という感じで一つ。って今更。


MAR.07.1999(SUN)はらいっぱい

 昼頃起き出して、お好み焼きを作ってもそもそと食う。あとはぼーっと 色塗りしたりして。ペインターの水彩しか使えないこの腕。時間かかるかかる。 今回アップした「犬」は、下描きが4年、色塗りは1月という 時間がかかっています。いくら何でも時間かけすぎで、もう内容もあやふやに。 MPSはその点偉大だったよな・・・とか。まあどうでも良いんですが。単に このまま埋もれさせるのが惜しかっただけです。

 締め切り間際にどうにかアニメグランプリの投票を済ませる。結局 アウトロースター縛りになってしまったのだけど、矢っ張り見てた作品が 少なかったから。劇場クレしんをもっと見ていれば或いは・・・とか思う。

 日が暮れてからガスト。 るなP氏の追い出しOFFに参加。電話参加のミワ氏を含め、 10名超の濃い面子が久々に大集合という感じで、ドリンクバー前の席は 妖しい波動に満ちていた。CALLの宣伝に丹下桜をとか、 昨今のアニメはとか、PS2の仕様云々とか、バイクとか車とか台湾パブとか ありがとうとかで23時過ぎまで話し込んで解散。 昔なら閉店ギリギリまでねばったものだがなあ、等と言っていたら、 ガストは4月1日より24H営業開始だそうで。内装も某☆師匠曰く 「安いホストクラブ」みたいな内装になってて、かなり雰囲気が違う。 ・・・ああ、また倒れるほどアニカラやった後、ガストでドリンクバー片手に 気分悪くなるまで山盛りポテトフライ食って、周りの眼を気にしつつアレな 同人誌を回し読みしたり、なかよしを机の上に積み上げたり、 ノートパソコン立ち上げて意味もなくヤバめな画像表示したり したいものだよ(いやもうそれは充分やったからいいか)。然しこれでまた一人、 徳島有数の豪の者が東京ヲタク界に融合合体して行く訳で、東京の濃度は日々 高まる一方である。そりゃ秋葉駅前にあかりの台詞付き立看が立つわいな、 というか。いずれ東京に遊びに行った折りに泊めていただく約束をして別れる。

。1枚目と4枚目の間に流れた実時間は4年。絵柄の違いをお楽しみ下さい。


MAR.06.1999(SAT)天気読み

 午後まで爆睡。部屋の掃除とかしつつ先週のETV名画劇場で上映された 「OK牧場の決闘」を見る。これがもう面白くて。場面転換の度に入る歌が何とも。 そんで日が暮れたあとはいつものバスケ−風呂屋−M隊員宅コンボ。 隊員宅のミニシアターで「タイタニック」の後編を見終わったのは朝の3時。 ・・・もう、こういうのって潮時だと思うよ>自分。「自分のための時間」が 取れない日々の中では。もう、大学生じゃないのだ。自分の力を高めなきゃ、 彼等にだって置いて行かれてしまう。一緒にいるのは楽しい。一緒に駄喋るのは 確かに楽しいさ、だけど・・・ってこの煩悶は、受験期の自分と 全く同じだと言うことに気がつく。あの部室で流れた膨大な時間を、当時の自分は たまらなく惜しく思ったものだ。「僕はこんな事やってる場合じゃない!」とか。 如何に自分が(自分に対しての認識という点で)成長していないかという。 そう思うなら、毎日をもっと大事に生きろ。他人の所為にするな。ガキが。 まずは自分だろ。

・タイタニックは大変面白う御座いました。


MAR.05.1999(FRI)出来るか出来ないかじゃない、やるかやらないかだ。

 仕事がもうかなりキてる日々。責任のなすりつけあい。 殴り合い一歩手前のやりとりが続く。 お互いが自分の身(立場)を守るので精一杯だ。思いやる余裕もない。 周りもそれを気遣う余裕がない。まぁプロジェクト末期はいつもそうだけど。 24時半まで昏い空気のまま仕事を続け、投げ出すように帰宅。 一日に受けた精神的ダメージは、例によって酒で紛らわされるのだった。 ああ、肝臓、許せ。

 帰宅したら、久々に旧い友人からFAXが届いていた。年齢の限界に言及した 内容で、「あきらめ」を語る内容。近年、こういう愚痴FAXのやりとりが、 年に数枚のスパンで行われている。同じ悩みを抱える者が他にいるという、 それだけで救われるのも、ああ、なんだかなぁ・・

・そんな気分の中、らくがきノートに 自己言及まんがを勢いに任せて5、6ページ描いて、 そのあまりの情けなさに悶絶する。情けないというか・・・・ヤバイ感じ。 客観視しかねる。いややっぱし年齢の圧力ってのは凄いですね。25だぜ。もう。 25なのに・・・・ああ、ホントに後が無い、このままじゃヤバイ、 何とかしなきゃ、こんなはずじゃなかった!・・・ 全てを捨てて何処か知らない街にでも旅立とうか、とか。 なんでそれを(そう思いながら)断行できないのか。そんなにも弱いのか僕は。 ・・・弱いんですよ。弱いというか・・・未練?昨日と同じ今日を 繰り返していればなんとかなる怠惰な毎日に対する未練か。 会社が潰れないなら、僕自身が出て行くしかないでしょう。 でもその先は?何も考えてないのか?何も考えてません。 本当に、ただ「春だから」そう思ってるのかも知れないけど、 「新しい生活」に限りない憧れを感じる。斯う言うタイミングって、 逃したらマズイんじゃないか?

・ただ、対極の指向として、「踏みとどまって戦い続ける努力」 っていうのもあるんですけどね。青い鳥は身近に居るんだよ、と、 それは予め「知識」で知ってるだけで、「解って」るわけじゃないんだけど。 一度は、探求の旅に出るべきなのかも知れない。いや出るべきなのだ。 それ無くしては、人としては永遠に未完成だ・・・

・人生にやり直しは無い。もう一度学生生活を、と思っても、 それはもう無理な話だ。トウがたってしまった。高校生の頃思い描いていた 「東京の大学に行って、留年しながらだらだらと安下宿で青春を無意味に浪費する」 事はもう永遠に(!)出来ないのだ。それが「解った」のはつい最近の事。 与えられた時間は、一人に一つずつで、止まらない。 みんな何かしらを「やり残して」歳を重ねていく。 ヨコハマ買い出し紀行の「時間」の概念は、ホントに染みる。

・まぁ、今夜はそんな気分なんですよ。また月曜になれば 全て忘れて仕舞うんでしょうけど。全くチャーリィ・ゴードンだぜ・・・


MAR.04.1999(THU)モツ

 24時過ぎ帰宅。今夜も何も出来ずに寝ます。

・ピークあけの3/20〜24を春休みに。でも有休が全然潰れてません。 一週間分はドブの予感。でも何も予定はないよ。寝て過ごすかねえ。 ってそれはヤバイでしょ。経験的に。無理から予定入れなきゃ。 ・・・取り敢えず自転車を買おう。


MAR.03.1999(WED)あ、あの歌ね

 あかりをつけましょばくだんに/おはなをあげましょぶたのはな・・・ この先が思い出せない。今日は楽しいお葬式。桃栗三年柿八年。 妹が二人居て、夜の客間は毎年不気味だったものだよ。 で、 イカデビル総統の読書日記を読んでいて、何となく「時かけ」を見たくなる。 見ないけど。没入する暇がねえよ。仕事がもうピークでピークで。 24時前にガソリンスタンド経由で漸く帰宅。吐きそうだ。

・そんな中、漸く「ヨコハマ買い出し紀行」の6巻を入手。 絵柄が変わったなぁ、という印象が強い。雑誌で立ち読みしちゃう度No.1の 作品なので、全部読んだことあるというのが辛いところ。これから暫く 読むの止めようかしらんと思う。今巻を通じての最高は、 裏表紙にも描かれた茶屋の話。これぞ「ヨコハマ」。こういう 「作品世界観光」は大好き。ましてやそこにSFマインドがあれば。

・漸く買ったコミック・ファン05。田丸浩史×ゆうきまさみ対談は 特に得るモノ無し。「男寝りに寝る」位か。いやでもキャプテンの 「単行本の部数は本誌の1〜10倍」っつーのが何とも。 サンデーも似たようなもんらしい。ビームなんかどうなんだろう (因みにビームは創刊号から全部残してる私・・・でも、もう限界・・・ すぐ潰れると思ったのになあ)。 で、まあそれはそれとして矢張り強烈だったのは浦沢直樹インタビュー。 自己満足のために描かれたという学生時代の作品群の、凄まじい完成度。 なんかもう、今直ぐ漫画絵描くのやめたくなるよな・・・ホントに。 練習有るのみ、か・・・(っつーか浦沢直樹に自分を比してしまう この厚顔無恥さよ)

宝象国・中編。 中規模イベントと言ったところか。これもTVで観た記憶が。 いや三蔵が虎になる下りは無かったか。逃げキャラとしての八戒も キャラが立ってて良。悟浄は影が薄いねどうも。そう言えば あの頭蓋骨のアクセサリーは三蔵の頭蓋骨なんだって京極堂が言ってましたが。 それにしても黄袍と姫の関係が何とも言えず。中国版美女と野獣。 でも多分エンディングは全く違うんだろうけど。黄袍に感情移入度高し。 彼は常に不安で仕方ないのではないか。愛する人を信用できない事ほど 哀しいこともない。


MAR.02.1999(TUE)ぼくらはニュジェネレイショーン♪

 いやまあ今夜の話題と言えば何と言っても プレステ2の仕様公開な訳ですが。曰くポリゴン7500万個/秒、 メディアはDVD/CD−ROM、ポートはIEEE1394とUSB、 下位互換はプレステ旧世代との命令コードレベルでの互換性という 至れり尽くせりの仕様。特に グラフィックシンセサイザは(よくわかんないけど) 阿呆の様にパワフルらしい。 問題の「ネットワーク」から距離を置いた(様に見える)のは如何にも、 という感想。ドリキャスの動向見? 何にしても、発売前からデファクトスタンダードの匂いがプンプンする。
 まーしかし問題はソフトよ、てのはいつの世も同じ話で。 開発側が肥大化していく中で、どうやって作家性を持ったソフトを 出し続けていくか・・・先の「サクラ」がらみでのごちゃごちゃなんか見てると、 もはや「作家性」は必要ないのかもなぁ、とか。 数千万の人々にアピールするには、徹底したマーケティングと トータルとしての完成度が高ければそれで良い・・・ と、これはオーケンの語るところの音楽業界と同じね。

・それでも最初期のソフトには森田の将棋とか家族麻雀とかが有って欲しい。

・まあそう言うわけで、まだドリキャスも買ってないですよ。 欲しいソフトが無いんで買う気がしないと言うのが正直。 今更VF3もやらないでしょう。まあ例によって ゲームアーツが ドット絵(ポリゴン不可)の竹本泉ゲームを出したら買うことにします。 ええ(グランディアまだやってませんすいません)。 でもいやホント、ソフトですよ。結局。メガドライブがこの世に生まれたのは 「ゆみみみっくす」の為だったし、サターン持ってて「だいな☆あいらん」 やってない人間はどうかしてると思うし。勿論プレステは「ルプ☆さらだ」 の為に存在します。

・ゲーム業界にはすっかり置いてけぼり食らってます。 最近の寝る前ゲームはレイジレーサー。これが良く出来てて・・・って これも一世代前ね。クロノアも停めてるし。FFVIIはまだ1枚目だし。 ああ、火星物語はようやく1話を終えました。あーもー1日の睡眠時間4時間 にまで切りつめてもこの程度。如何に時間の使い方が甘いかという。 いやまあ今夜はヴォイジャー終わりまで見ちゃったのが夜更かしの原因なんですが。 これがまた面白くなくて。もーこの土着風習ネタ止めてくれ・・・DS9よ再び。

ぷりめ 氏の所がなにげにリニューアル。・・・日記!


MAR.01.1999(MON)春三月

 すっかり春めいてきましたな。1999年の春。 大カタストロフまであと数ヶ月を残すのみだというのに、 私は今夜も残業まみれ。こんな事で良いのか。 核の炎から逃れても、その後には金は意味を無くし、力有る者のみが 生き残ることの出来るバイオレンスな時代が訪れると言うではないか (北斗の拳他参照)。 ああ、だというのに唯々としてちんたらと日常を繰り返しているこのワタシ。 しかしだからといって平凡で平穏な空気に包まれた世紀末なんてもってのほか! ああ、クソ、どっちでもいい。早く引導をわたしてくれい・・・ 等と言いつつ「火星物語」をプレイ開始。いやこれがもうかなり投げ出したい出来で。 ファミ通点付けすぎでしょう。おまけに途中で止めたくても (噂通り)セーブポイントが全く出てこない!何処が家族に優しいんだ・・・

・「ギニャーズ」は買いましたが・・・なんつーかアレです。 「海堂くん」はかなり好きなんですけどね。でもこれは・・何というか・・ 近親憎悪的なイヤさが。アマ臭いというか・・・青臭い。 いや他人のこと言えないのは百も承知ですが。でも金出して、 時間さいてまで読む様なもんじゃないよ。とか個人的には思う。 あと花Qの「月光」は巻末の「すげえ歩き」以外に見るべきもの無し。 いや買ったけど。そりゃ買うでしょう。でもねえ・・・・ ああ、新刊と言えば「ヨコハマ」が何処にもなくて・・うう・・・

・昨夜BSでやっていた 「キリング・フィールド」ちう 映画 を見た。ポルポト共産時代のカンボジアが如何に乾いた恐怖で 埋め尽くされていたかという・・・見渡す限り人骨の埋まった泥池、とか・・・ 「電波オデッセイ」じゃないけど、人間ってするよね、こういうこと、みたいな。 東南アジアの紛争地域を写した報道写真とかで見たままの、 あの妙に人の死に対して無慈悲というか無感動というか・・な 空気が再現されていて強烈。 人間の尊厳なんてのは、その個人の人格など無視して、環境によって幾らでも 踏みにじられるものなのだ。 あと印象深かったのは、爆撃されるコカコーラ倉庫。以前読んだコーラ本の、 アメリカ人はありとあらゆる戦場へコーラを持ち込んだという記述を 絵で見せられた感じ。淡々として描かれた良品。かなり面白かった。 ・・・ただ、やっぱり「それに比べて平和で清潔な西欧文明社会はすばらしいなあ」 という様な臭い(ラストのイマジンとかね)が拭い切れてない気がしたですよ。 この辺は、確かに難しいんですが。搾取する側される側・・・シーソーの原理は どこででも働いている・・・。

・アジアと言えばY2Kに対応できないアジアはまた経済危機に逆戻り という記事があった。「よのなか」にY2Kクライシスネタが浸透してきてる感じ。 そろそろ「本気でヤバイっすよ!」という論調が噴出してくるのではないか・・とか。 食糧備蓄に走る米国民や海外渡航を保証しないと言う宣言を出しまくる政府。 そして或日突然全てが止まる。「夜来たる」。 等と無責任に騒ぐも良し。でも確かに危機管理は必要か。多かれ少なかれ パニックは起きるだろうし。やっぱこれから半年、どこまでそれを利用して 稼げるだろうか・・・とか考えてる奴が居るんだろうな・・・ 奥さん、発電器の株買うなら今ですよ。

電話滑鼠。王様のアイデア的。妙な可笑しみが美しい。


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