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古まった日記達・1998−11(前半)


愛ちゃん萌え萌え篇。


手紙の借と挨拶の借は借金とは反対に自殺的の負債なりと知るべし。


NOV.15.1998(SUN)

 まだ昨日の熱が冷めて居ない。ベッドから出ないで延々とF.S.S.を読んで昼。 流石にこのまま休日を終えるのはどうかと思い直して−−− 思い直して溜まったビデオの山を処理・・・何か虚しいなあ、と客観的に見たら そう言う状況なんだけど、「F.S.S.」再読のもたらした「充実感」は ちょっとした旅行並であって、正直そう云う自己憐憫みたいなのはあまり無い。 結局ひたすらその感動を反芻しつつ日を過ごしてしまったのだった。
 今はだからとても「切ない」キモチ。虚構世界に浸り続けられる休日は終わり、 また明日から現実世界での無味無感動な「日常」が始まるのかと思うと・・・・ こんな感覚も本当に久し振りだ。あー。ねえ。「物語」ってやっぱり凄いわ。 まだ暫く尾を引きそうな感じ・・・・


NOV.14.1998(SAT)ひとのおもさ

 予想通り「ポポロ」の夢を見て目覚める。後日談的なものだったが。
 以前より期していた「ファイブスター物語」1〜9一気再読を10時頃に開始。 日が暮れるまで読み続けてようやく7巻。内容をすっかり忘れ去っていたこともあって 無茶苦茶面白い。面白すぎる。失われていた記憶や理解できてなかったシーン等が 読み進むに従って連鎖的に繋がっていくこの快感は此の作品唯一無二の魅力だ。 兎に角手放しでただただ作品世界へ没入することの喜び。この快楽!
 扨今夜はバスケの後夜空の駐車場で鍋をつついたのだけど、 そんなことは最早二の次であり、「F.F.S.」の強烈な読者たるM隊員に ここぞとばかりに質問感想をぶつける私だった。 微に入り細に入った質問(それはもうMHのスペックからいちいちの台詞の解釈に至るまで) 全てに対して納得行く答えが返って来るその読込ぶりに打たれ、また こういう友人が居る事を神に深く感謝しつつ、もうひたすら「アレの親は?」 「ああそれは・・」「あれはこういうことだと思うんだけど」 「いやそうじゃなくて−」「あのキャラって?」「いやそれはあの時に」「ああそうか!」 みたいな会話を続ける。ここでも「なるほどそうだったのか!」という快感が私を支配していた。 もう周囲の状況などお構いなし。周りに嫌な顔をされていたのは解っていたのだが、 もうどうにも停まらなかった。鍋の後はM隊員から得た知識を今直ぐ読書に 反映させるべくさっさと帰宅。8、9巻を読んで、また1巻から再読しつつ眠るのだった。 幸せ・・・


NOV.13.1998(FRI)じぇいしょん〜

 27時頃「ポポロクロイス物語」終了。何とかエンディングを迎えた。 プレー期間は実に10ヶ月以上。扨次は何をしようか・・・・ 未処理のゲームはまだまだ結構有るんだけど・・・ファイヤーエムブレム(FC)とか。 電池切れてないかな?


NOV.12.1998(THU)さよなら×3

 今夜は早めに会社を出た。酒屋が開いている内にアルコールを 補給しなくてはならない。 本屋に寄ってメージュとグイン62巻を買い、ガソリンを入れ、閉店間際の リカーショップへ。 某シェリー樽仕上げのウヰスキーとアイスジンを買い、 序でにジャンクフードも山盛り買い込んで、ああ、これで暫く生きていける。
 ・・・アル中の人はそれと気付かずにアル中になっている事が多い様ですな。 ああ!俺もディラン・マッケイの様に飲んだくれた挙げ句ヤクに手を出して事故って 消えるのか!?・・つーか鏡見てものを言えと言う感じですね?いや、 次のシーズンからディラン復活するそうじゃないですか>ビバリー。 また小杉十郎太のシヴイ声が聴けるかと思うと・・・日本では再来年くらい?

・久保田が!などと言っていたら淀川長治氏死去。 早速マックスヘッドルーム化を行うべきであろう。 ・・・何はともあれ、ご冥福をお祈りいたします。


NOV.11.1998(WED)のう

 ミリオンナイツを聴きながら帰宅。しーちゃんの「幸せな」声が今は救いだ。 またこどちゃが見てえ・・・新作が・・・23時帰宅。 酒と肉と飯を胃に流し込みつつ、 「ああ、身体気遣ってない俺!!」みたいな感慨に耽る。 言い訳程度にヨーグルトを投入してみたりして。
 BSマンガ夜話をカイジ−ぼのぼの−編集王と立て続けに見て、 ラストの大槻ケンヂの「ロックスピリッツと商業主義」という、 昨今お馴染みのパンクロック激白を聴いて悦に入る。 ポリシーよりも彼女に服を!でも、その対立構造を真正面から信じてなきゃ あんな詩は書かないよな・・・タイアップ!兎に角熱くて素晴らしかった。 ロッカーは斯くありたい。大体あのリストバンド見た!?あの「こころいき」がもう!

・メールボックスを開けたらMLで「歌手久保田利伸さん、NYにて自動車事故死」というメールが。 どうでもいいけど、何故久保田?


NOV.10.1998(TUE)ゆうぞらはれて

しし座流星群到来間近。カメラの準備はOKですか。

・本棚、漫画関係いろいろ更新(というかメンテナンス)しました。須藤真澄とか能田達規とか切り出し。


NOV.09.1998(MON)テレタビーズ

 24時頃帰宅。帰宅と同時にマシンに灯を入れて、そのままICQだらだら チャットモードへ移行。着替えたり風呂入ったりビール飲んだりしながら、 落書き送りつけたり、ファイル送りつけたりといういつものパターンに突入中。

次世代プレステ。 矢張り時代はネットワークなのかしら?データ配信サービスなんて転送速度とか インフラ整備とか考えたら果たして何処まで損益分岐できてるのか・・・てのはANT氏の受け売りですが。 で、まあドリキャスにぶつけてくるのは当然のこととして、 問題はせがた亡き後これに対抗すべくSEGACMを引き継ぐのは誰か、という。 ・・・やっぱ風見志郎でしょうかねえ。日本じゃ二番目?併しあの本郷の 「切り捨て方」っていうのが如何にもSEGAらしくてどうにもイカス。 あのCMを見たときは思わず感涙してしまったものです。 血も涙もない悪の掟、みたいな臭いがたまりません。湯川専務もワル顔だし。

IE5βインプレス。「Webページをまとめてローカルに保存する機能」 っていうのがいい感じですね。どれだけ使えるか知らないけど。

・最近やたらとgooが変 (お詫び状まで出てる始末)だと思ったら、これまた NTとIISの所為らしい。うーん・・・それでも使ってるんですけどね。ぐー。


NOV.08.1998(SUN)

 目覚めると昼。例によってぼへっと過ごす。本屋とゲーセンで時間を潰し、 犬と遊んで日も暮れる。ああ無為な休日。死ね俺。チクショウ。世界遺産は見損ねるし。 来週のポンペイだけは何としても。

・ご存じでしょうが、明日からまた 「BSマンガ夜話」ですな。併しラインナップは相変わらず「読めない」 ことこの上無し。さっきサイキックで北野誠氏が「あの番組はマンガの 絵の部分しか語らない」と訴えていたが、確かに最近語りがマニアックに なりすぎている気はする。まあ所詮そう言う番組だと言ってしまえば それまでなんだけど。難しいよね・・・中道・・・特にヲタク系は。 ええ。私青年誌に疎いもんで、今回も外してます。ああああ。 実は未だにナニワ金融道未読。流石にあれは買えないですよ。 あの絵を本棚に置くことは出来ない私。まだまだ修行が足りません。 女犯坊なら大丈夫なのになあ。


NOV.07.1998(SAT)

 何故か朝から目が覚めてしまい、だらだらと部屋の掃除などして過ごす。 あとグイン外伝「ホータン最後の日」を読了。久々に心底面白かったです。 感想はこちら。つーかさっさと62巻 買ってこいて話ですが。いや実はまだ買ってもいないという。申し訳ない。
 ・・・夕方までMAG絵を描いて過ごす。ほえっと仕上げてほえほえっと 送りつける。 MAGは良い。楽で。楽というか・・・ 諦めがつけやすいと言うか。何にしても洗練されたソフトだは。 これがあるから98DOS環境は捨てられない・・・
 日が暮れてからバスケ。判定に関していろいろ険悪な感じもあったが、 それはそれ、各個人がプレーに真摯であるからこそ。 拙者見たく身体動かすことが目的でスキルアップは二の次、みたいな奴ばっかだと、 今頃とっくに解散してるだろうしな。で、まあそれなりにプレーして、 風呂屋−一番亭−M隊員宅のお定まりコンボ。何故か2時頃から 「スターシップ・トルーパーズ」上映会となり、「虫が出ねえ」「虫はまだか」 とぼやきつつ、件の「粗悪な青春映画」を見る。虫が出たところでお開き。 朝4時半ごろ帰宅。メールチェックしたら久々にML以外の人からメールが。 S原先生からのメールであった。中身は激怪しいネタ。うーん・・・ 地球防衛軍系の人かも?>金券ショップのオヤジ。


NOV.06.1998(FRI)あの素晴らしい愛をもう一度

 またカレカノ録画し損ねた〜・・・うううう。駄目だ駄目だ駄目駄目だッ。 このクズ野郎!貴様それでも日本男児かッ。歯を食いしばれッ。 グラウンド4096周!腕立て伏せ65536回!! 嗚呼彼等との毎週の逢瀬を此程楽しみにしていたのか俺は!!みたいな気分にもなり。 あの甘酸っぱい時間を俺に!今直ぐ!あああ!

 ・・・併しそれにしてもネタが無いことであるよ。浅倉久志先生じゃないけど 「インプットはゼロ。もうだめですね」的。いや併しあのインタビュウ(SFM7月号の奴ね) を読むと、卒論担当教官のH水先生が「年を取ると本を読む集中力が無くなってねえ」とか 「君も就職したら本なんて読めなくなるよ」とか仰有っていたのが今更ながらに 身に凍みて思い出されるのであった。ホント最近雑誌すら読んでないもんなあ。 その現状に恐怖しない自分がまた。ホントにこれで良いのか?>俺様

 取り敢えずビバップ見て、寝るのだ。全てはまた明日に持ち越し。


NOV.05.1998(THU)月にむら雲

 今夜も24時過ぎ帰宅。おじゃる丸は愛ちゃんが出てこないので寂しい限り。 「好きなものが何もない」ケンさんの苦悩は併し痛いほど伝わって来てアレだ。 拙者も自分探しの旅に出たいもの也・・・いやもう何か知らないけど 口内炎が大量発生していて、もう口の中写真にとって張り付けてやりたいくらい。 暴飲暴食と寝不足の結果だなこりゃ。自律しろよ>自分。 でもあの職場にいる限りは・・・
 いつまで彼処であの仕事を続けるつもり?定年まで? ・・定年まであの会社が存続するというのは先ず有り得ない。 転職先を探すにしたって、手に職は無いし・・・いやホント、 決断は早くあれ、というか。大体此処でこのまま終わってしまうってのは 割と侘びしい感じもするしさ。護りに入ったらオシマイだと思う。 つーか、今までの人生がずっと護りの人生だった訳でさ。 既得権を手放したくないばかりに、新しい世界に目を向けない・・・ 身体は一つしかない。手は2本しかない。捨てなければ持てない。 安住したく無い・・・特に今の状態では。
 もっと自分に向いている、自分を生かせる何かが有るんじゃないか・・・ ってのは、結局幻想なんでしょうかね。まぁ実現しないなら幻想か。 そんな夢なら見るのはやめてしまえ(バジル)、みたいな。

あにむしQ な部屋 。 最近ETVもチェックだだ漏れで駄目駄目だった私ですが、おじゃる丸の お陰でまた天てれとかたまに見る様になりまして。やっぱ面白いわETV。 で、その中でも嘗て愛してやまない番組だったのが”むしQ”でした。 あー、CD買っときゃ良かった・・・今探すの結構大変・・・


NOV.04.1998(WED)風邪気味です。喉に来てます。

 仕事エンドレスモード。逃げ出す様にして24時帰宅。 脳味噌がぞろりと融けだして、耳目から流れ出そうだ。 疲労困憊。嗚呼色気のない人生・・・ おじゃる丸だけが明日の命を繋ぐ・・・ああ愛ちゃん・・・ッ・・ 等と枕に顔を埋めて呻きつつ倒れるように眠るのだ。
 それはそうと何となく藤子SF(劇場版ドラえもん含)再読中。 何年か降りに「未来の想い出」を読んで、 その主人公の職業=漫画家を見つめる眼の冷徹さに心底ゾッとする。 普遍的な漫画家の隆盛と凋落の図式だが、それを描いているのが 事実漫画家本人(しかもあのフジコフジオが!)であるというこの恐ろしさ。 初読の時は流石にこのオチはイカガナモノカと思ったものだった (それは今でもそうだけど)けど、それ以前にこの単行本の持つ本来の 「凄さ」に今更気付いて背筋が寒くなるのだった。凄すぎる。
 然し最近ドラえもんて見てない。下手すると1年位見てないんじゃないかしら。 最後に見た劇場版は何だろう?VHF波のアニメってホント見なくなった。 こんな事ではな・・・・

・暫く前の壬生猫日記の 「リンクとはなんぞや」的な内容を見てて、はた、と自分のリンクページを見るに 成程最近全然変化無し。つーか、新しいページを探索しようとしてないですよ最近。 「見に来てね」とかメール貰って漸く出かけて行く、とかそう言う・・・爺モード。 HPのデザインもオープン以来全く変更してないし。もう狭い世界で巡回しちゃってて。 まだ見ぬ世界の多さ・・・そう言う意味でも、矢っ張りリンクページは大事ですね。 この人がリンクするページはオモシロイに違いない、という意識で見に行くから・・

・そんな訳で 今月もお世話になります。今月の買いは・・・って なんか殆ど買わなきゃいけないんですけど・・・ガイバーは買わないか。 大体その「火星人刑事」って何よ。全然知らなかった。読みた過ぎる!今直ぐ!


NOV.03.1998(TUE)今夜君は僕の物

 久々に一日自由時間。暗い部屋でビデオ見たり、ベッドで寝転がって 本読んだりのだらだらヲタク的休日を満喫する。三一書房の「近代庶民生活誌」を 斜め読みしてはアニメ誌を読み、また「生活誌」を読んでは小説を読み。 この非生産的行動の悦楽たるや。
 午後になってCαで買い物。広辞苑の電子ブックリーダーを買い込んで帰宅。 暫し使い込んだ後、犬を連れてニュータウンをぐるりと歩くと日が暮れる。 たばこ屋のポストにアンケートハガキとかを投函して、 海沿いのルートを通って帰る。

 夜になって、急に孤独感にさいなまれる。隣に誰も居ない恐怖。 自分の孤独さがどんどん背中にのしかかってくる− 一生こんな感じで終わっちゃうんじゃ−といういつもの奴。 こんな時は古馴染に電話して馬鹿話するに限る。 久々に電話するので、いろいろ話すネタを考えながら、 でも電話をかけてみたら留守電。 「また連絡します」とか入れたが、いつ連絡するのか不明。

・千葉大の学祭に行ってた(坂本真綾)木戸氏からTEL。 千葉大のアニ研は凄い!とか。学祭かー・・・いいなぁ・・・ あとウェアーズサイトの現状とか、声優デスクトップを何処まで作り込むか、とか。


NOV.02.1998(MON)

 お元気ですか。幸せですか。シアワセ?

 ・・・・このままじゃ駄目でしょう。このままじゃ何にしても。 毎日毎日、ただ時間が過ぎ去って行くだけ・・・・ このままあっという間に年を越してしまって、1999年に突入してしまう予感。 何も得ることのない毎日。得ようとしない自分・・・ 鍛えよ/学べよ克つために、という心持ちが帰宅の途上一瞬だけ 思考の表面に浮かび上がるが、直ぐにWebと酒精の海に沈んで消えてしまう。 学ぼうとしなければ何も学べない。学ばなくても生きていけるからだ。
 基礎学力をもっと付けなければ話にならない・・・今更新しい分野に 手を出しても処理しきれないしな・・・やるべき事/やりたい事は こんなにあるのに、一日は何でこんなにも短いのだ。 ああこの本も読みたい、あの映画も見たい・・・ 実際こんな風にパソに向かって時間を浪費してる場合じゃないのだ!

 だからってレンタルしてきたマサルさん爆笑しながら見てる場合でもないが。 ウォンチュ。


NOV.01.1998(SUN)11月

 そう言うわけで朝から防衛隊withIG氏のメンバーで高松へ。正直身体はもうボロボロで、 日曜はひたすら寝ていたいモードの私なのだったが、動かなかったら動かなかったで 後悔するのは目に見えている(勿論動いても後悔するのだ)ので、無理矢理動く。 目的地は香川県木田群三木町(琴電長尾線白山駅となり)、 白山 という山の麓の 「サンピアさぬき」なる香川厚生年金健康福祉センターである。 冬の傾いた陽の光が黄色く照らす町をひたすら北に向かう。
 「サンピアさぬき」 のスケートリンクは結構立派な施設で、ドラムスキー氏などは昨年既に 何度も来ていたらしい。昨日オープンと言うだけ有って、人出はそこそこ。 そこここで「今年もよろしく」的な挨拶が交わされているのが面白かった。

 で。久々に滑るスケートは・・・やっぱり足の裏が痛え。 どうやっても足の裏の筋肉が耐えきれないくらい痛くなる。 多分立ち方とかに問題が有るんだろうけど・・ ぐるぐる回った後は、個人的にひたすらバックの練習。見知らぬスケーター (ワイシャツにスラックス姿でスピンを決めていた)の方に教えてもらったりしながら どうにかこうにか後ろに進むようになったのは、 滑り始めてから3時間後の事であったという。

 へとへとになってそのまま徳島に帰還、途中、マルナカに寄って買い物したりしつつ、 M隊員宅に再び溜まって、だらだらだらだらと残り少ない日曜の夕方を終えるのだった。

今日付けのテキストとか。今日付け?

・今夜のサイキックが非常に辛かった私。何処がとは言わないけどね。 やっぱ異常ですか?つーか捨てられるものなら今直ぐにでも!


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