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古まった日記達・1998−9


8月の残滓、壊れてゆく日々篇。


哀しいことはいつもある


SEP.30.1998(WED)大雨

 26時過ぎまでWebをうろうろ。最近斯う言う風に画像系HPを漫然と彷徨いて、 もういい加減寝ないと明日が辛すぎる、と無理矢理寝る、みたいな日々が続いています。 別に何か目的があるわけじゃなくて、ただただ「時間潰し」を続けているような。 明日になれば、もう思い出すことの出来ない夜。

・はれぶた最終回はたまちゃんの演技力にただただ涙。 松井菜桜子、かないみか、南央美、三石琴乃等々、(ちょっとオールド) 声優ファン泣かせな番組なのだったよ。 それにしてもキャラ萌え要素のつまった番組だった。黒矢玉、練れて良いキャラに なってきてたのになぁ。あの凹凸の明確なボディラインが好きでした。 浦沢・ナベシンコンビの次回作に期待しつつ。

・DS9。前後編の割にはショボイ終わり方。クリンゴンの戦士の威力重視・ 打撃中心の戦闘形態には問題がありそうな気がする。 せめてジェムハダー側は拳法系、とかの住み分けが欲しい今日この頃。 「今日は死ぬには良い日だッ」
 個人的にはガラックがどんどん「良い奴」になってきてるのが不満。 奴は最後の最後まで「裏の顔」を隠し持っている様な余裕をかましていて欲しい。 死ぬときも、方頬で笑いながら独りで死ぬ様な。 おかげでデュカットの格好良さが引き立つったら無い。ああいう冷徹さ (恒星を爆発させて、太陽系ごと(娘含)滅ぼしてしまっても平気)こそ。 あとドクターの態度があんなに違うのに気づかないオブライエンが良い感じ。 偽ウルトラマン並に「贋物」臭かったのに。


SEP.29.1998(TUE)人生は一瞬の連続なのだ。

 全く仕事に対する意欲がないまま毎日を過ごしている。給料泥棒というには 苦労してる感じはするが。目標感の喪失を託つ歳でもあるまいよ。 意欲がないのは仕事だけじゃない。生きること全てがそう。 「何もしないことを容認する言い訳」を求めて生きている様な。

 帰宅後、何となくタマキミを聴いていたら、何か来週で終わるらしい。 さもあらん。この番組が前回の改変期を乗り越えただけでも奇蹟だったわけで。 あー、ハガキもっと出せば良かったかなぁ。 でもハガキなんて全然読まないしなぁあの番組。 彼はまだ走り続けているというのに、拙者の足はとうに進むことを諦めてしまった。 誰の足だよあーん?手前の足だろ。

・それにしても今夜のCCさくらの作画は気持ち良い。目で受けとめる快楽。 立体感のあるキャラクター、しなやかで相応の体重を感じさせる動きは流石。 今回に限らず、基本的にCCさくらの作画は一定基準値を保っていて素晴らしいです。 少ない線で再構築されたあの美麗な世界観。原作が持つ華奢な感じを失わずに、 然し地に足のついた作画。思わずコマ送りで見てしまうですよ。 せらむんで言えば、伊藤郁子作画がずっと続いてる感じ、というか。 安藤作画もたまには欲しいよねというか。

似ねえ。


SEP.28.1998(MON)信じてるのは胸のドキドキだけ。

 ネタがありません。相撲とか空中浮遊とか裏ムツとかノストラダムスとか。 最近の情報源はもっぱら車の中で聴く「サイキック」と「ありがとう浜村○デス」だけなので。 えーと。そうだ、最近買ったCDの話とか。 筋肉少女帯の 「SAN FRANCISCO」はちょっと寂しかったです。 もう少し演出が欲しかった。出来れば哀しい系。 「アタゴオルは猫の森〜アタゴオルテイルスVol.2」は原作の「闇」を描けてないのが致命的。 あとヒデヨシの「あしとおみわっしせいえっ」とかがあんまりと言えばあんまりで。 確かに下手は下手なんだろうけど・・・うーん。 それでも相変わらずますむらひろしの歌声は心に沁みるよ。 然しこの人くらい「海外旅行で変わった」作家も珍しい・・・。 DragonAshの「BuzzSongs」はUnder Age's Songのアレンジがヘナヘナ。 あのベースが良さに惚れ込んだ訳でさ。まぁ好みは人それぞれですが。もう冷めた?

・最近なんか面白い本無いですか。私は無いです。・・・サンテグジュペリでも読むかねえ。

←信じられないかも知れませんが、 斯う言うことマジで考えたりしてる今日この頃。あんたは高校生か!!

デス○ッフィー。感動的なまでに素晴らしい。


SEP.27.1998(SUN)大脱走。

 半日寝て過ごす。ファンシーララ最終回見逃す。もうどうでもいい。 今週見たアニメ・・・見てないんですけど・・・(プリンセス9が無かったからねえ)。 夕方まで「ファイブスターストーリーズ 9」と「ああっ女神さまっ 17」を読んで過ごしたり。 あとグインとか。

 日暮れ前に南の図書館へ行って、創元社の「知の再発見」を適当に読んで時間をつぶして閉館時間。 帰り道にある薄明の野鳥公園に忍び込み、ぼーっと風に吹かれていると、 管理者の車らしき光が。暗闇の中をひたすら進入口に向かって激走。心臓ばくばく。 あとで考えたら別に出入り口が閉鎖されてた訳でも無し・・・でも何か見つかりたくない状況じゃないすか。 いやもう走った走った。昨日のバスケの疲労が抜けてないのに。・・・何やってんだろ俺様。


SEP.26.1998(SAT)混乱。

 徳島に出かけて用事を済ませてから駅前をぶらつく。ホントは映画を見るつもりだったのだけど、 例によってCD屋覗いて無印良品うろついて本屋に入ってゲーセンを回っているとあっという間にタイムリミット。 日没後の駅前は「青年会議所」の全国集会ということで「若年寄」みたいな感じの人が大量に発生。 街そのものが妙にお祭りモードに入っている。 ボードウォークの両端ではジャズバンドやギタリストがライブをやってた。 新町川沿いの仕掛け花火が輝くに至って、どうも今夜は普通じゃなかったみたい。 パラソルショップ(屋台みたいなものが川沿いに並んでいる感じ)で食い物など買って もっとだらだら〜とその空気に身を浸していたかったのだけど今夜はバスケ。
 バスケやってる体育館にお茶だけ持っていって一旦帰宅。慌ただしくいろいろの片づけをしてから バスケへとって返す。一日中精神状態が変だったのもあって、 美碧ちゃんのちょっとした言葉にキレてしまい、口汚くなじってしまう。 後で謝ったが時既に遅し。まぁ、それがつまり俺様と言うことさ。所詮。
 以後風呂→ガスト。25時過ぎ解散。帰宅後「探偵物語」を見つつ酒。


SEP.24.1998(THU)一番茶使用。

 悶々として眠れない。明日も早いというのに、またこんな駄文を綴ってみたりして。 考えているのはいつも同じ事。「このままで終わるのか?」だ。 昔日の幸福を思い返しながら鬱々と日々を過ごし、 二度と「今」を生きることなく死ぬだろう(●2点)。 今を生きる事の難しさ。ありのままの自分を見つめ、認め、その中で幸せを求めよ−と 言うのは簡単だが、体得することは恐ろしく困難な訳で。 愛が欲しければ誤解を恐れずにありのままの自分を太陽にさらすのだ。

・ふと「ドミニオンC1」を読んでみたり。以前読んだ時と全く違う印象を受けて驚く。 まるで別の作品を読んでいる様だった。特に上司部下の関係辺り。 彼等の言動・情動が(マイナス感情も含め)我が事の様に感じられる(気がする)。 全てのコマに等しくシロマサの持つ「確かさ」が存在している事を実感。 読み手のレベルに応じてどんどんその深みを増していく。 ORIONなんか、まだまだ読み解けてない部分が多いんだろうな・・・ 結局「体験」してみないと分からない事って多い。頭の中だけでいくら考えたって休むに似たり、だ。 だからって外世界を漫遊してるだけでも駄目で。光有るところに影がある。全ては陰と陽。


SEP.23.1998(WED)手紙書き。

 帰ってきたら、部屋が懐かしいニオイ。プラモ用接着剤がこぼれてすぐ拭いたのだけど、 実にこう、シンナー臭い。嘗てこのニオイに満ちていた小学生時代の部屋の映像が 今の部屋に重なっては消える。 ああ、ここにMSXがあって、ここにSANYOのサラウンドラジカセがあって、 ここに本棚があって、その本棚には・・・と暫くぼー・・っと感慨に耽る。 思えば遠くへ来たものだ。その頃の友人とか、家族とか。 失ったことばかりが見える。これからも多分失い続ける毎日なんだろう。 失うことを恐れてもな。
 夜の道を墓参りに。若くして死んだ祖父の弟の墓の前でいろいろと考える。 大陸で、戦車乗りとして死んだそうだ。 彼の趣味は写真で、そのアルバムは今でもきれいに残っている。 知っているのはその写真を通じてだけ。人は死ぬが作品は残る。 その作品もいずれは。ものは壊れる人は死ぬ。そういう訳さ。
 今やこの世界に心ときめく何も無い。終わり無き日常。 「神秘と幻想」への憧れは今でも強いが、 それらは全て死のメタファーだとして、そうすると「死ぬこと」だけが 最後にして最大の喜びかもしれない・・・イヤ別に今すぐ死ぬつもりはなくて、 ただ死ぬと言うことに対してもう少し考えを進めればもう一度「神秘と幻想」を 取り戻せるかもしれないなぁ・・・とかさ。

 ”眠りたくない・死にたくない・・・・・


SEP.22.1998(TUE)台風通過。

 様々な煩雑な用事を済ませて漸くゆっくり晩飯を食おうとしていた所に、 8月末に事故った相手からもうこれで何度めかのTEL。 兎に角直接家に来て話がしたい、近くまで来ているので!というので 取り敢えず保険屋に相談。○万円払えば(保険屋経由で)示談に応じてくれそう、 という(これはもう何度も話し合った事だったが、全くすれ違いが続いていた)ので 払うことにする。最初は「全部保険の範囲内で済む」筈だったのだけど。 ここに至るまでの怒りと挫折の数週間の経緯を長々と説明する気力はもう今の僕には無いです。
 何故ここまで当事者同士がねちねちと話し合わなければ(というか一方的に 下品な怒声を聞かされなければ)ならないの・・・ いったい保険屋は何処に介在したのだ・・・いや、兎も角、胃に穴のあきそうな数週間、 もう限界な訳です。もう理不尽だろうと何だろうと、金を払うしかこの地獄から逃れるすべは無い・・・ という感じ。示談後、それでもまだ請求してくるようなら脅迫として訴えるつもりだけど ・・・いや、「会社に電話するよ」とか、既に脅迫だとは思うんですけどもね。 あー、もういっそ人身事故としてしまえば良かったかと思う。 病院での診察の結果はオールグリーンだったそうだけど・・・その時によって 首が痛くなったり何ともなかったりする。交通事故は被害者にしかなった事がない、 と言ったその口で昔人身事故を起こした相手の所へ自分は毎日通ったものだが 君には全く誠意が感じられない、等と言う。 二言目には「誠意を示して欲しい」。・・・つまりそういう相手。
 つらいものです。交通事故だけはお気をつけください。 相手次第によっては、人間不信度合いが跳ね上がります。 人間、というより、自分が生きているこの世界そのものに不安感が・・・・ 世の中はゲッティング・ベター、な筈だったのに。

 いや、すべての始まりは僕の不注意から始まったことです。他人を批判する権利なんて欠片も無い。 それでも、今夜ばかりは、このまま眠れない感じなので。だって、相手に「保険屋さんはとてもいい人」とか 言われてる保険屋って、どう思います?


SEP.21.1998(MON)曇天。

 明け方、海から帰還。体中が焚き火臭い。雨が降りそうで降らない。わかつきめぐみを読んで過ごす。
 長期休暇の最後の数日。反省は多いが、それもいつものこと。 「取り返しのつかない」事に対する煩悶を死ぬまで繰り返す。

「人生所詮死ぬまでの暇つぶし」

980921付けテキストなど


SEP.19.1998(SAT)曇天。

 昨夜会社の同僚の送別会で大失敗。泣きながら帰ってきて、 朝まで酒におぼれていたので今最悪の状態。 うう。身体が酒くせえ。

実はまだ続いていたという。


言い残したことはないか?


SEP.15.1998(TUE)敬老してない日。

 台風5号通過。ここまで海の波の音が聞こえてくるですよ。

・久方ぶりに 蒸気駆動舎電網公司の雑文を読んで、やっぱり打ちのめされる。 凄まじい敗北感、というか・・・・自分が如何にとるに足らない人間か、を思い知るのだよ。 しかしこの人もムサシノクニ行きとは。・・・俺様は?
 ましかし、所詮格が違いすぎる。あの感性/文章は一朝一夕に出来るものではないし。 そもそも人としての在りようが違いすぎるさ。 低き易きに流れたくないが故に日記書きを止めてみれば、結局何もしない日々。 再開してみれば相も変わらぬ駄文の嵐。俺様ネットの上で生きてる価値無しだよ!いっそ止めちまえ!と 読者の私は思うわけで。それでもだらだらと続けてしまうのが・・・・あー、人生ですか。人生ですね。 もう少し生き急ぐ必要は、ある・・・時間を大切に。

木星らしいです。


SEP.14.1998(MON)代休

 代休。一日寝て過ごす。日が暮れてから犬をつれて海へ。他に語るべきことなし。 今現在のBGVはスワロウテイル。なんかテープ棚片づけてたら見始めてしまうといういつものパターン。 この映画ってでもサントラ一枚の方が遙かに「イマジネーションのカンフル剤」だぜ。 サントラおすすめです。・・・CHARAのアルバムを買おうかな、と思いながら既に数年・・・・

・CGI掲示板はたちゃな師の手によって改修されました。またかきこんでってくださいね。

・あ、おたウィ更新されてる・・・


SEP.13.1998(SUN)怠惰

 あまり人様に言えるような事では無い事で一日動いたりする。実に怠い。

・cgi掲示板が変です。少々お待ちください。連絡はメールにて。

謎の三角


SEP.12.1998(SAT)ガンダム

 昼過ぎ起床。シーアルファに行ってパラレルポートを受け取る。これでスキャナが使える・・。 他いろいろと面倒(本当に)な用事を済ませた後、遅れてバスケ。
 バスケは試合を明日に控えての猛特訓の様相を呈して・・・はいなかった。 いつも通りの展開。ただひたすら暑かった。汗が止まらない。以後風呂屋−コンビニ−M隊員宅。 M隊員宅の80インチプロジェクターでガンダム「めぐりあい宇宙」の前半を鑑賞。 ひたすら作画の良さにしびれる。くだらない会話(「ホワイトベースの中で誰がニュータイプなの?」 「ブライト以外は全部」「ひでー」とかそいういう)をしつつ前半を終了。後半はまた後日。


SEP.11.1998(FRI)夜光虫

 一旦帰宅した後、倉庫からバーベキューのセットを掘り出して車に搭載し、M隊員宅へ向かう。 M隊員宅に到着すると、すでに隊長、ドラムスキー氏、ニキータ氏、ナベ氏、M隊員が揃っており、 正月以来久々の防衛隊(ほぼ)全員集合の様相を呈していた。 花きゃべつ(コンビニ)、ローソン等で買い物をした後、某海岸のキャンプ場へ。
 コンロの準備をしていると、後ろではさくさくとニキータ隊員のテントが組み上がっていく。 炭をバーナーで起こして(こういう時ゴトクがあると便利)後はひたすら食う。 喰い終わったら駄喋る。駄喋ってるとニキータ隊員所有のゴムボートが月夜の海に漕ぎ出していくという有様。 実際、ボートは秀逸なアイテムだった。夜の海、という恐怖を身体の下に感じつつも、 静かな海面をだらだらと漂う快楽。オールを漕ぐ度に光る夜光虫が美しいのだった。
 その後公園−展望台(この展望台がまたセンスの良い代物で・・・)を経巡ってから 海岸のテントに戻って更に駄喋り、夜明け前にようよう解散したのだった。

・上等な肉を食らいつつ、「これでビールがあれば!」と何度も思ったものだが、 酒が無くてもここまでお馬鹿な集団なので、酒が入るとどうなることやら。


SEP.10.1998(THU)山猫刑事

 昼休みにATMから自動車屋に132万振り込む。 手にすることなく増えて減った数字の列。あとこれに保険更新とかで数万、 更に先日買い求めたAT互換機(まだ名前付けてないです)代が来月引かれるとして・・・ あああああ。何か・・・SIMCITYで、初期にインフラ整備しすぎて、 住民が住み出す前に金がなくなった時の感触。 年間予算5$、コーヒーも飲めやしない、とかいうアレ。SIM俺、というか。 いやこれはシミュレーションじゃなくてゲンジツだったよ。現実感無いけど。 まぁ、それでもどうにか生きてます的。しばらく身動きとれないな・・・
 帰宅して人間大学。黎明期の日本SF。ヨコジュン、やっぱり若いっすね。 もっと年寄りの印象があったんですけど。「時間がないんでどんどん行きましょう!!」 「すげぇなぁ・・・・」の繰り返し。もー無茶苦茶せわしない人間大学。爆笑。

・マグワイアの所為でNYkersの再放送が中止に。 ・・これだけが楽しみで生きてる人間も居るんだよう・・こないだのスペシャルも見損ねたし・・

・明晩「コメディの王様」枠で「空飛ぶモンティ・パイソン」有り。未見の方は是非一度。

・比類なきO女史よりCDが届く。ゴミみたいなジャンク音楽ばっか聞いてないでケルト音楽をお聞き! ということらしい。ありがたく拝聴してます。いずれお礼はさせていただくとして。


SEP.09.1998(WED)一度きりのキスで分かることって世界にいくつ有るんだろう

 NYkersに間に合わなかったがどうにか日付が変わる前に帰宅。仕方がないのでド暗いビバリーを 途中から見つつ、食糧補給。ビバリーって久々に見たけど、知らないキャラが多くてどうにも。 ブランドンってあんなに女々しい・・・というか・・・ああいうキャラだったっけ? ヴァレリーは相変わらず不幸を招き込む天才だし。あああ。
 今日の分のプリンセスナインをチェック。死ぬほど面白い。先週今週と凄まじい密度。 大体2週続けてキャプテンの下着姿&裸が!むしろマネージャーの(必然性のない)水着姿が! いやむしろ中学生時代の制服が!・・・中学時代最優秀選手賞を受けたユキは、それが元で イジメに遭い、心を閉ざしてしまった。彼女を支えていたのはフィーフィーちゃんという 人形(18光年彼方のユーカラ星からやってきた宇宙人、らしい)だけだったのだが、 その人形を無くしてしまい、もう立ち上がる力も無くしてしまう。(BGMは川澄綾子(ユキ役)の歌う 「化石の街で」。CD収録の予定はないというから、この話のために録り下ろした訳で・・・) フィーフィーちゃんが居なくては野球が出来ないと言うユキに腹を立てたいずみさんは、 いきなり階下からバルコニーのユキに向かって強烈なライナーを打ち込む!(爆笑しつつここでアイキャッチ) それを思わず捕ってしまうユキ。フィーフィーちゃんが居なくても野球は出来る! 「・・また転んじゃうかもしれない。そしたらまたみんなに迷惑かけちゃう・・・」というユキに、 何のために9人居るのだ、と仲間宣言をするナイン。そこへ光り輝く「何か」が。 「さよなら・・・」斯くしてユキは立ち直るのだった。 もー豪快な展開で感涙しつつ大爆笑。特にここ数回のいずみさんの ドロドロした行動は素晴らしいの一言だ。 これだけの話をしておきながら、裏では高杉君を挟んだ三角関係をこじれさせ (先週はお約束の「突然の雨に降られて山小屋に駆け込み、 服を脱いで毛布にくるまる少女と上半身裸の青年」だった。「お約束」の効果抜群。素晴らしい)、 さらにOPの熱いテーマをBGMにしてユキが立ち直った描写を入れ、 地区予選の抽選会までの展開を一気に進めてしまう辺りはほんとに職人芸。 初戦の相手がまた絵に描いたような「暴力野球チーム」という・・・口になんか棒くわえてる 巨大で下品な高校生登場。わはは〜!爆笑しながらそれでも何処かで燃えてしまう。 ラストで夜食を買いに出てきたユキの描写とか、こういう何気ない所までもオイシイし、ホント無駄がない。 魔法少女にUFOとか宇宙人まで出てくる女子校野球漫画。お勧めです。

・BSといや最近さくらにも激萌えな私なんですけど、周りの少女漫画読みには今一つ受けが良くない。 まー、確かにあれは「少女漫画」ではないかもですけど。商品展開もバリバリにあるらしいし。 ・・・漫画は兎も角、アニメは良いですよ。ホント良質。


SEP.08.1998(TUE)夢も希望も

 毎日毎日、不安と疲労が蓄積されていく。やっぱり拙者は以下略な奴なのだよ (そんなことはハナから分かっていたはずだけど)。 ゲンジツ世界との、目に見えない微細なズレが溜まってきていて、気が付くともう戻れない、という。 睡眠不足と精神的な飢餓感。「このままで良いのか」と考える余裕さえもない。 ・・・或いは、単に老いただけなのか。常に「このままでは!」と焦り続けることも無くなって久しい。 ここ数日、奇跡的に自分の時間が取れていて、何となくそんな事をまた考えてみたりもするけれど。 「このままでいいのか?」
 でも、実際自分はあまりに無力だ。無力、というか無能というか。 ・・・・誰でも最初から出来る訳じゃない、毎日の積み重ねによって、 自分を少しずつ変えていく・・・と、でも僕はその「積み重ね」を 怠り続けているから成長しない訳で。がー。24だぜ、もう。 「いますぐやんなきゃ大人になってもそのまま」てスチャダラの言葉が痛くて。 理想とゲンジツの間隙がどんどん開いてくる。 着実に、一歩一歩、の時期に来ているにもかかわらず、まだ後戻りしてでも 分岐をやり直した方が良いんじゃないか・・・なんて考えている今日この頃。 やり直せるわけないじゃん。時間は還らない。後ろ向き人生では、 これから先も躓き続けること必至。痛くても首を進行方向にねじ曲げるしか、無い。

 えー、そう言うわけで、泥沼日記再開の兆し。我慢のない子だとお笑い下さい。


SEP.01.1998(MON)裏切りの夜。


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