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古まった日記達・1998−8(前半)


ジュブナイルで一晩中篇。


わたしはなんでもいい、とにかく”対決”したかったのだ。

(上遠野浩平「ブギーポップは笑わない」p104)


AUG.15.1998(SAT)呪詛の言葉

 終日仕事。酒飲んで寝るさ。

・まあそう言うわけでご多分に漏れず須藤真澄せんせえの「実は2年前から 人妻」カミングアウトに腰を抜かしたりしている私ですが。 いやマヂでショミミでした。相方が編集者、ってのがもう如何にも。


AUG.14.1998(FRI)夕陽が沈む並木の散歩道〜♪

 「彗星狩り」に向けて、先ずは「星のパイロット」を読了。 この作者の本を読むのは実に約10年ぶりで、でも(だからこそ、か)結構面白い。 然しソノラマ文庫久々に読んで、やっぱり「もう少しイラスト入れりゃ良いのに」と 思ってしまったですよ。(この内容でなら)もっとイラスト入れて然るべき。 上限決められてるのかなぁ。 その分ラストにまとめてバン・バン・バンと持って来るあたりは 「をを、計算してんぢゃん」て感じで良かったですけども。 例えば「リフティング・ボディ」1つにしたって「胴体で揚力を云々」て 活字による解説以前に、その特異なスタイルを絵で見せてこそ。
 まあそれはそれとして、淡々と「仕事」を積み重ねていく展開は、 「お勉強」効果の持つ推進力でぐんぐん読ませてくれた。 いや、面白かったです。キャラの魅力も有ったけど、 それ以前にやっぱりヒコーキ/ロケットは良いっすね、という。 飛行機ってやっぱり他の乗り物とは根本的に違う属性の魅力が有るですね・・・

・飛行機の魅力と云えば神林。 ねことねごと見てたら、 また光文社版神林の文庫をゲットされたらしい。流石だ。当然拙者未読。悔しすぎる。 ていうか欲しい本が有る限りは、古本屋通いは続けなきゃね・・・ 今年の星雲賞には「ライトジーン」を推します。ええ。実は既に5回くらい読んでる。 キーウィ・ソングのあたりが好きで好きで。

・何か昨日今日と「SFは絵だ」的志向になってますが、ここ暫く 大元帥の影響下におかれてしまっているので−その辺ご了承下さい。


AUG.13.1998(THU)交わす笑顔の放射能・アツいゴジラとアンギラス〜♪

 帰宅して人間大学。巷では「亜人間大学」とか言われてるアレ。 「今こそ私の言葉で話してあげるわ、いとしいかた!」 (これは野田訳版。1972年刊の仁賀版の訳は 「やっと、わたしの言葉でお話できますのね。ああ、愛しいお方!」である。 好みは分かれよう)を大元帥の口から直に聞くことになろうとは。 その「シャンブロウ」の朗読が、しかし多少きつい。 大体アレは松本イラストが有って初めて意味をなす (言い切るか)のであって。ノースウェストスミスシリーズはあの表紙 (及びイラスト)に魅かれて買ってこそ。 因みにDUNEも石森イラストに魅かれて買ったという。DUNEは好きでした。 特に初期は今でも好きです。妙な用語がツボにハマって。 砂漠の神皇帝読んでる途中に挫折したっきりですが。 理由:イラストが石森じゃないから。あの点描無くして何がDUNEか!

・そう言う意味で「星界」が赤井絵じゃなくなった場合はもう多分全然駄目だろう、と。 アニメは大丈夫なのか?


AUG.12.1998(WED)バラがなくちゃ生きて行けない

 小山田いくを読まざるを得ない不幸、というか。落ち込むと読んでしまう。 気が付くとウッド・ノート再読してる私。何で読んじゃうんだ。 もっと好きな作家の作品でもこんなに繰り返しては読まない・・・。 結局「好き」な作品=「癒し」の作品、では無いという話か。 その意味では、小山田いくの(昔の)作品の持つ「懐かしさ」は 尋常では無いから・・・それはそうとこのウッド・ノート、 未だに7巻が入手できてない。あー。7巻どっかで見かけたらLet me know.

 扨、今や徳島は阿波踊りのぞめきが渦を巻いている。らしい。筈だ。知らぬ存ぜぬ。 ただ仕事帰りに踊り系のequipmentに身を固めた人々を見かけたり、 異常な台数の観光バスとすれ違ったりする位で。 大体拙者踊れないですよ阿波踊り。徳島県民なのに。非県民!的。 いやそりゃ小学校の体育の授業に阿波踊り習ったですけど、 教師に「一番下手」とか(昔の教師はセメントで物を云った)云われて以来、 一度も(本当に)阿波踊りだけは踊っていないといいます。 ああなんて分かりやすいトラウマ!然し斯う言うのって一度クリアすると タガが外れるですよ。経験上。ってそれは単なる脳機能の普遍的法則に過ぎないか。

・今気づいたけど、こんなところで運を使い果たしていたのか


AUG.11.1998(TUE)睡魔

 帰宅したら日付が(以下略)。眠いはずなのに全然眠れない。TVを点けると ジョーンズ博士が出ていた。JRT(四国放送)は、阿波踊り期間中恒例の 洋画特集に突入している。一瞬、同じ「最後の聖戦」を ぼー・・・と見てた数年前の夏が蘇ったり。ビールと深夜TVだけを 友にして鬱々と長い夜を送っていた無為の時代。って今もそうぢゃん。あー。
 昼の日差しが傾き、いよいよ夏も終わりに向けて加速し出す。時の流れの速さよ。 意識してアンカーを打ち込まなければ、あっというまに流されていってしまう。 人間としてあるべき「魂」に至らないまま、膜の掛かった自意識で、 己の身の不幸を慨嘆しているだけの下らない男・・・

・MO上にDOS環境を構築。何故かATOKが動かないが、取り敢えずMPSが 動く様になったので良し。

ユキチャンネル様、リンク光栄です。 早速こちらからも相互リンクさせていただきました。


AUG.10.1998(MON)落雷

 BGMは何故か久々に フリッパーズ・ギター。しー・ざでぃすたん・くらうづ。 久々に聴くと胸に迫るものがあるですね。いろいろと。 何せ1990年だもの。全く時間の速さというのは。 「予備校ブギ」のOPで「恋とマシンガン」を聴きながら 「これから何かが始まるんだ」的な印象を(勝手に)感じてた90年代初頭。 でも実際には何も始まらなくて、ただただ昨日と同じ(或いは少し不幸な) 今日が続いているだけなのだった。そして明日も。
 「21世紀」は目の前(何せ2.3年後だ)だけど、多分その頃でも ゲンジツは今の延長線上をだらだらと流れ続けているのだぜ。 勿論「変わらないものなんて無い」んだけど、そう言う事じゃなくて・・・

 早朝、凄まじい雷の音で目が覚める。光った直後、叩きつける様な轟音。 真上で鳴っているとゆード迫力。一時停電状態になったが、直ぐ復活した。
 で、今さっき帰ってきたら、TAのACTランプが点滅してる。 所謂「回線使用中・着信中」モードで、嫌な感じ。案の定電話が全く使えない。 パソ立ち上げて設定やり直してみたり、電源入れ直してみたり、電池変えたり、 ディップスイッチいじったり、いろいろやってみたのだけど、全然駄目。 もしかしたらISDN交換機の方が逝っちゃってるのかも知れない。 明日NTTに電話入れておこう・・・と言うわけで、 この日記がUPされていれば問題ないって話ですが。

 そう言うわけで今夜は何もチェックしてません。VSイマジネーター読んで寝ます。

・「新世界5th」も読んでますけど、最終巻なのにやっぱり良く解らない。 5thを読み終えた時点でまとめて感想を、とか思ってたけど、こりゃ生半可では無理だわ。 もう一度、彼等の生態系というか性体系を整理して、メモでも取りながら読まないと。


AUG.9.1998(SUN)曇り空

 昼過ぎに起きだして、本屋−ガソリンスタンド−図書館。図書館は休館日。 本を返しに行っただけだからそれは別に良いのだ。人気のない図書館の周りを ぶらぶら散歩すると、静かな午後の空気が漂うですよ。空はおあつらえ向きの曇り空。 母娘連れが図書館前庭の芝生でぽつんと遊んでいたりして。 何処からともなく、「天使たちのシーン」が聞こえてきそうな空気。 揺るぎない力、揺るぎない何か、そう言うものを久しぶりに垣間見た気分。 ・・・加速的に「現実感」が薄くなっていく昨今、 地に足をつける為の努力を怠りがちで、「ぼんやりとした不安」が自分を最終局面へと 引っ張り込みつつあるのを感じる。さようならみなさんさようなら。

 暫しの肉体労働の後、深夜に至って妙にしんみり状態。 今夜こそためにためた漫画類の感想書きをする−つもりだったのだけど、 ギャグ系のが全然書けなくて挫折。 しんみりした感情でエクセル・サーガの感想を書くことになろうとは。 ていうか溜めちゃいかんですね感想は。

・KTBBS用オフ書きツール、 なこりる32を導入したのをきっかけに、 もうDOSには帰れない的気分が一気に高まる。可成り使いやすくなってたのだ>なこりる。 で、さようならFD、とか思ったのだけど、MPSが。MPSが!


AUG.8.1998(SAT)花びらが揺れた

 仕事して、バスケして、ガストでうだうだして、M隊員宅でうだうだして、 夜2時解散。帰りにアルコール検問されつつ帰宅して探偵物語みて。

・肛司さん、なぜそこまで後方不敗情報を求めますか? 久しぶりにアナルマン読み返してしまったですよ。


AUG.7.1998(FRI)少し眠たそうに

 帰宅したら先ずクーラーのスイッチを入れる。 しぼみかけたポケモン風船がクーラーの吸入口に吸われてどこからともなく浮かび上がり、 天井を回るのであった。風船がしぼむのって何かもの哀しい感じ。 「終わること」は何にしても哀しい。

 今週分のはれぶたとロードス島をチェック。はれぶた53話、は可成り出来が良い。 浦沢脚本の暴走具合が「程良い」感じ。どうも脚本があんまり暴走した回ってのは、 演出・作画側が「遊び」を入れにくいみたいで、その辺バランスがムヅカシイ。 個人的にはあのラスト、足下から火を噴いて去っていく人々の描写が 限りなくツボだった。何度見ても「イイ感じ」・・・いや、はれぶたは 通して2回見るのが基本でしょう。投げやりな水着コンテストの かないみか声も有り、結構お勧めの回。でも丸頭のCDは買わないと思うな。 それより和子先生(びゅりほるるるるるるるる)のCDが 凄いことになってるらしいので、そっちが期待大だ。 となるとたまちゃんのCDも出るに違いない。買うしか。 ロードス島19話は作画が所々無茶苦茶巧い。 スタッフロールに作監・北爪の名前を見て納得。そんだけ。
 で、JRTにチャンネルを変えてナデシコ。ルリサーガ未見の回を漸くチェック。 然し声がどーしても丸頭少年を彷彿とさせて辛かったといいます。 さていよいよ明日ですな。いやワタシは仕事なので並びませんが。

・Boogiepop Returns VSImaginater 1・2巻を買う。 カウンターに持っていく間、 「これから2冊もあの上遠野調子が読めるなんて!」という 期待というかワクワク感が全身を包むのだった。 こんな感覚何年ぶりだか・・・・如何に最近惰性(と義務感)だけで本 (SFとか)を読んでたか分かろうという。いや、まぁ、まだ読み終わってないんで 何とも言えませんが。でも、割と、イイ・・・


AUG.6.1998(THU)風はただ明るい

 語ること何も無し。そんな一日さ。人間大学(火星)は面白かったです。


AUG.5.1998(WED)音の無い真昼

暑中お見舞い申し上げます。

・所で、カプリコンのプログレスとか全然送って来ないんですけど、 その辺どうなってるんでしょう。まぁ送ってこられたところで 行ける確率日々減少中な訳ですが。

・昨日のリンク先からQT拾って見てみたんですけど・・・成る程ダメダコリャ的。 一見して駄目臭いぜ!うーん。


AUG.4.1998(TUE)

 23時帰宅。帰りに何となくABROADなんか買ってきたりして。 ほう最近はモロッコが流行ですか。スペイン辺りから南下作戦は確かにいいかもにゃー。 などと考えるだけは考える。何にせよ、予習とか全然しないんで旅先への情熱もクソも。 昨年の予習無し紐育行で多少懲りた部分もあり(それはそれで今では笑える思い出だが)。 予習無くして勝利無しというか。 ・・・スペイン、で今とっさに思い浮かぶのは「京美対京美」と 「アンダルシア姫」だけという情けなさ。むーちゃすぐらしやす。うーぬ。 でも「旅情」は知識とはまた別物だし・・とか・・・いや、空港とか飛行機の中とか、 そういう「気分」が味わいたいんですよね。何せもう一年も何処にも行ってないんだ!

・今日のTVは取り敢えずCCさくらだけチェック。相変わらず作画方面出来が良くて。 BGMはずっとDragon Ash。しかしそうか19歳ですか・・・ 19歳の詞に泣かされてる様じゃあ、なぁ・・・ らくがきをICQ強制配布とかしつつ、今夜も終わるのだ。

・見えないとなると妙に気になる DTエイトロン。Dragon Ashを OPに使ってるってだけで何か「イイ」んじゃないかとか勝手に思い込んでる私。 木戸氏によれば「駄目」らしいのだけど・・・駄目っすかね>見てる方々。

アミノテツロー監督インタビューで語られてる「アニメにおける「演出家」の意味」とか。


AUG.3rd.1998(MON)

 23時過ぎ帰宅。「人間大学(再)」を見て、MAICOを見て、 ネオランガを見て・・・な月曜の夜。然しMAICO、面白いのかこれ? なんか見てしまうけど、「面白い」っていうのとは、違うような・・・ 結構敷居は高いような気がする。
 ネオランガはますます解らない。変な方言は目を瞑るとして、 相変わらずクォリティは安定している。安定しては居るんだけど・・・解らん。 親戚のおばさん達が代々祀ってきた「死んだ神」がゾンビ化して大暴れ! した挙げ句解けて消滅したりして、でも矢っ張り相容れない親戚同士、とか。 「一体何が云いたい訳!?」的不安感をそそる展開がもう。 しかも神谷監督は執拗にこの作品を「コメディ」と説明し続けるし (いや確かに先週のはアレだったにしても、だ)・・・ 「バランス」が極端に偏っている気がしてならない。 云わば「いびつ」な作品。それが何とも言えない「味」を 出しているのは否定しないが・・・。
 まぁ、何にしても夕姫萌えということでひとつ。

ネオランガに関しての解説ページ。結構読み応えがあって良いです。

・夏休みは9月の第3週あたりを申請中。代休もたまってるし。今のところ何の予定もないので、 恐らく自堕落生活の寝たきり休日となるであろうよ。それも又良し。 ・・・で、問題は今夏のSF大会なんですが。どうもやっぱり間に合いそうにない。 一週間が二週間、二週間が一ヶ月と延びに延びたFIXは、最後の最後まで もつれ込みそうな勢い。店頭発売ン日前に最終防衛線が敷かれていて、 これが9月の半ばという。ああ・・・行けないかも・・・オーマイゴッシュ。


AUG.2nd.1998(SUN)今際

 昼まで爆睡。目が覚めて、犬を連れて海へ行く。未読の本を処理するつもり だったが、結局泳いで帰ってきてしまった。体中がクタクタ。 隊長から夕食のお誘いが有ったのだけど、もうとても動く気力が無くパス させてもらう。ビールを3本飲んで、アニメ誌を読んで、ドラムスキー氏に借りた こないだのDS9のVを見て(これがもう最高に良く出来てた。 ドリームワークスか!?的)、後は寝るだけの今。

 虚無イデスネ。

・あ、毎度どうも。 然し「東京爆発娘」に「1」がついてるって事は、「2」以降も出すよ、という事?謎。 何にしても伊藤伸平は「パードル」以上の作品に未だ出会えていない感じなんで、 その辺新刊には期待もしてしまうのだけどな。ていうか「少年漫画」描いてくれよう。 あと高橋葉介漫画はソノラマのでかい全集の醸し出す独特の「不安感」が良いのであって、 文庫(多分巻末には解説とかついてるのであろう。何故漫画文庫(秋田以来)には 必ずどうでも良いような解説が付くのか?)であの味わいが出せるかどうか・・・ とか云いつつ、でも欠けが結構あるから、買っちゃうんだろうな・・・ うーん。でも注文したらまだ在庫は有りそうだし・・・「夢幻」(ギャグのほう)は 意地でも徳間版で揃えたいけど、ホントに絶版みたいで。あー。 あ、初期の(文字通り)ドロドロ系の高橋葉介はホントに良いですよ。 未読の方はこの機会に是非。1920-30年代、モダン都市の周縁に潜む闇、に、 あの銜え煙草のシルエット程似合うものは有るまい。 ・・・そう言えばあの「ブギーポップ」だって、本当は夢幻だったんじゃ無かろうか?


AUG.1st.1998(SAT)人間

 ・・・今はただDragon Ashのリズムが辛うじて自分を支えているに過ぎない。 「強くなれ、もっと高く飛べ」と、「そこ」で踏みとどまって 戦うことを歌う彼らの声を、もう正面から受け取れない年齢と立場と心理。 それでも。それでも、だ。それでも、今のところ自分が自分であることを 取り戻させてくれる貴重なアイテム。いつまでそれが保つかどうかは解らないけど。 或いはそれさえも「勘違い」なのか。

 散髪に行った他は、日が暮れるまで部屋で悶々として過ごす。 外はいい天気だったが。日が暮れる頃に車を出してCD屋へ。 漸くDragon Ashの「Under Age's song」を買った。 あとアウトロースターのサントラとかも。勢いってのは全く。で、その足で ヴィレッジカキハラへ。最近森永が出してる(製造は小山コーヒーシステム とかいう 丸紅食料品部門傘下の会社みたい)オレンジ色のパッケージの レギュラーコーヒーが気に入っていて、でも他であんまり見ないので 結局ここに買いに行ってしまう。買い物を済ませて外に出ると、 紫色の空が広がっていて可成り凄かった。カメラを車に載せていないことを 一瞬後悔する。駐車場の奥に遣われなくなって久しい野外ステージが有って、 そこの椅子でぼんやり空を見上げたりして。いつの間にか夏も終わるらしい。 店内にはすでに秋に向けての商品レイアウトが始まっていた。

 そのままバスケ−風呂−一番亭−M隊員宅。へきるのコンサートのために 大阪まで帰ってきていた木戸氏が合流。疲れているはずの木戸氏に向かって またぞろカイシャでの不満というか自分がいかに情けないヤツかを 語ってしまい、周りに呆れられること甚し。木戸氏は建設的な意見を いろいろ言ってくれるが、そうじゃないのさ。言うでしょ、ホラ、 「愚痴るヤツに必要なのは、解決策じゃなくて同情だ」ってさ。ハ。

 隊長が帰った後、M隊員に「ブレンパワード」のスペシャルを 見せて貰って皆で興奮する。何と云うか・・・激烈に富野臭い。 12話の冒頭なんてもうザンボット臭くてたまらん。 洗練されたいのまたキャラがすいとん無銭飲食して皿洗ってたり 買い出しに行ってネギ背負ってたりするのは、もう何とも言えないものがある。 OPの「あの」作りと云い(話に聴いては居たが・・・)、 エゴむき出しの台詞回しと云い、「イデオン」にどハマリしていた頃が 蘇ってくる出来だ。やっぱ凄いわ。面白い。で、しかしこれでWOWWOWに 加入したくなるかというと・・・「イデオン」の時見たいに、 ビデオで一気に全話鑑賞、が向いている作品の様な気がしてその辺はいまいち。 矢張り「加入したい!」と思わせるには、富野じゃなくて萌え萌え系で釣るべきでは。 秋山系のキャラ萌え作品でひとつ。

 ・・・木戸氏とドラムスキー氏を送って、夜明け直前に帰宅。 陽はまたのぼりくりかえす・・・

・「Boogiepop and Others」を読了。感想書きました


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