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古まった日記達・1998−7(後半)


月面賛歌で大四畳半で98激震篇。


酒場の外へでると、頭の上に瓦斯灯のような満月が出ていた。
さて、僕は、どちらへ歩いていったらいいものであろうか。

(久野豊彦「あの花!この花!」モダン東京輪舞曲・昭和5年)


JULY.31.1998(FRI)読書

 なぜか突発的に「あおいちゃんパニック!」を再読中。オモシロイ。 久々に読むと駄目だ。面白すぎる。うああああ。 やっぱりこのマンガは凄いよ。ホントに・・・

 


JULY.30.1998(THU)会話

 23時前には帰宅。晩飯を食いつつICQしつつ 「WC/j3」をダウンロードしつつ人間大学を途中から見る。 ガーンズバックの未来予測話など。野田大元帥絶好調という感じで愉しい。 ・・・日本で「ラルフ」をちゃんと読んでる人ってどれくらい居るんだろう? 斯く云うワタシも、読んだこと無いんですけどね。 最近SF読んでないなぁ。青背全然読んでない。分厚い青背に手を出したいものです。 リングワールドの続きとか、ブーダイーンの続きとか、その辺。

 ・・・・今日も今日とて駄目な一日。この悪循環の輪を断ち切るには、 逃げるか、対決するか、そのどっちかなのだけど・・・対決して勝ち目はないし、 逃げ出すには根性がないし。生殺し、とか、中途半端、とか、そう言う毎日。 いつまでも生きられる訳じゃなし、短い人生、ましてや短い24の夏。 こんなことでは、なぁ。


JULY.29.1998(WED)しんきらり

 やまだ紫を読んでいる。 何とも言えない気分。特に「しんきらり」は、読めば読む程心の底に 澱のようにたまっていく何かを感じる。 此の感覚は、大部分ノスタルジィに起因するものではあろう。 この作品の描かれた頃、僕も又あの様な世界にいたから・・・ 母親の庇護の元で生きるのは、母親の一部として生きている様なものだ。 そういう感覚。嘗てそうだった頃の感触が蘇る。
 巧く言葉で言い表せない・・・その辺の感触が、懐かしくて、重たい。 ・・・重たくて、切ない。思い出の中の曇り空−の様な感じ。

・あ〜僕は〜いつ頃〜オトナになるんだろう〜♪


JULY.28.1998(TUE)末期の水

 死の商人に死を一個所望。

銀座風景を追加。


JULY.27.1998(MON)末期的

 何か、駄目さ。駄目駄目だよ!

 ってそれは前からそうなんですけれども。何かもう毎日毎日少しずつ 駄目さの度合いが高まっていく感じ。シナプスが益々緩んでくる。 何のために生きるのか、とか、何がしたいのか、とか、そう言うことを 考えなくても変化のない毎日毎日をだらだら生きてりゃ死ぬまでは生きられる と云う寸法なのか〜ッ!?終わり無き日常を生きろ的。
 兎に角「駄目だあー!」とオンナスキーの如く叫ぶ日々の続くことであるよ。

・漸くBBS環境が復活してきたので某秘密結社に繋いだら総統からメールが。 「貴様はまだこの期に及んでSF大会の申し込みをしておらぬ様だが、 申込用紙その他は手元にあるので今直ぐ記入事項を転送する様に」との内容。 渡りに船というか。全く持つべきものは総統というか。 否も応も無い。ただただ有り難い事である。ていうか一体何様のつもりよ>俺様。


JULY.26.1998(SUN)ハワイ

 ファンシーララを見てて、なんかもう限りなくクリィーミーマミな気分。 「往年の」魔法少女モノなテイストがたまらなく、イイ。素晴らしい。ああ。
 昼から県立図書館へ。借りるだけ借り出して、序でに美術館の所蔵品点も 見てから、9821V10・HDD喚装作戦のため、HDDを買いに。最近そのオモテの姿を このDOS/V屋の店員に窶している某☆師匠からは 「バックアップはちゃんと取らなきゃ駄目だぜ」とか言われて冷や汗が。 ここ読んでます!?的。挙げ句店内を彷徨いていると、いつの間にか 税抜き20万円以下で組める300MHzマシンの見積書が作成されていたといいます。
 だらだらしてると、いつの間にか店内には入院しているはずのNADIA氏、 その付き添いのassamiya氏、濃度に引かれてやって来てしまった美碧ちゃん等 常連客がいつもの如く集結して来て以下略。 で、ワタシは取り敢えずHDDだけ買って帰るのだったよ。4.3GのHDDを22Kで購入。 某☆師匠には「クッ・・・無駄な足掻きを・・・」とか嗤われる始末。 ああ嗤うがいいさ。とか言ったら前出の人々が皆声を揃えて俺を嗤うのであった。
 帰り際に「ぼくなんさい?」とか問われたので「8ちゃい」とか答えたら ポケモン風船呉れたよ。ヘリウム吸って嫌な声出さないとな。 所でヘリウム風船が何故直ぐにしぼんじゃうかのというと−いや此の話は 前にしたような気がするので止めます。

 帰宅後、早速イカレてたHDDと交換し、フォーマット−インストール。 ・・・全然止まること無し。一回こっきりでインストール完了。・・・ううむ。 つまりそう言うことだったらしい。然し4ギガは広いね。 基本システム大概放り込んだけど、まだガラガラだ。然しこの上これでまた クラッシュした日にゃもう。大体4ギガのバックアップなんてどうやって取れと?


JULY.25.1998(SAT)青はクールなエンジニア

 休日出勤してました。

 新人が、ワタシが2ヶ月かけてやっている仕事をワタシから引き継いだ途端、 2日で終えてしまったのを目の前で見せつけられて声も出ない。 これがつまり「効率」という事か。そりゃ上司も呆れるはずさ! 新人の30倍の遅さではな・・・ていうか回避率低すぎじゃん。

 てな訳で、何かもう一言も喋れません。口を開くと愚痴というか 焦りというか・・・呪詛の言葉が止まらない気がして。呪われるべきは僕自身。 或いは既に呪われているのかも。僕はもしかしたら随分前から 狂っていて、みんな僕にあわせてくれているだけなのでは? 自ら死を望む者ではないが、然し死ねば楽だろうな・・・などと。
 隊長達と合流すべく電話をいれたもののM隊員宅近くで連絡がとれなくなり、 気分も最悪直前だったのでそのまま帰宅することにした。久々に阿波富田駅の ホームを歩いたりして(M隊員宅近くの公衆電話は、公演横とこの駅にしか無いのだ) 今夜はもう癒しモードに突入せざるを得ないことを感じる。
 あまりに気分がメタクタだったため、とても家まで真っ直ぐ帰ることが 出来ない。夜の田舎道をあてもなく走っていると、何となく癒された気分になる。 夜闇に浮かぶ古い饂飩屋の風情が目に焼き付いて離れない。夜は良い。 田舎の道の上にわだかまる闇は、いまだその魔力を失っていない・・・


JULY.24.1998(FRI)サイバーブルー

 駄目だー。もう駄目だ。いや98様がさ。もう考える限りの手は尽くした。 諦めの境地に達するまであと1ミリ秒と言ったところ。早い?いやでもほら、 僕の考える億万時間は君の考える一瞬♪というアレで。後は野となれ的。 ではどうするか。明後日Cαでも行って考えるとしましょう。ええ。

 明日は仕事なんでもう寝ます。ぐすん。


JULY.23.1998(THU)いつでもブルー

 22:30。漸く仕事がFIXして帰り支度をしていたら上司が呼び止めた。 「キミ悪いがコピーをあと100枚」って違う。かなり嫌な雰囲気。 何かいろいろいろいろ腹に据えかねていたらしい。 以後1時間強、説教というか、嫌味というか、兎に角・・えーと、そう、 「小言」をねちねちねちねちと言われてこっちもブチ切れ寸前に。
 納期を間近に控えて時間が無くて焦るのは解る。そういう目の前で 遅々として仕事の進まない、一向に仕事を覚えない人間が 毎日だらだら生きてたらそりゃ腹も立つだろUSA。けどだからって 内容の無い揚げ足取りみたいな小言を甘んじて24時近くまで 受けなきゃならない方の身にもなってくれ的気分になり、 思わず皮肉な言葉を吐いてしまう俺。途端に切れる上司。 「もう知らん。勝手にしろ、この仕事はみんな任せた。」 「いや、それはちょっと」「だって色々言われるの嫌なんだろ!?」 ・・・21時には帰る筈の予定が開発方面の引っ張りで延々足止めを食らって 挙げ句24時を目の前にしてねちねち嫌味言われてりゃ嫌にもなりますが。 かなり決裂モードのまま帰宅。潮時かもね・・・・とか言いながら 結局明日も会社には行くのであろう。 その辺り、おいどんは大山昇太には程遠い訳で。

 で、帰宅後安ワインを1本とウヰスキーを3杯位あおって どうにか安定を取り戻してから98のセットアップを−失敗してふて寝。


JULY.22.1998(WED)

 23時過ぎ帰宅。この間掃除したばっかりの筈の部屋だが、パソのボードやら 取説やらフロッピーやらが散乱し、スキャナの上に載せてあった本の山が 崩れ落ちたままになっており、脱ぎ捨てた服が床を覆い・・・ともう わやくちゃの状態。そんな中木戸氏のすすめ通り差してあったボード類を 全て引っこ抜き、モデムや何かも取り外し、取り敢えず動いている (と思われる)方のHDを1台だけの状態にしてインストールを再開。 今夜こそ何となく巧く行く予感が・・・したのも束の間、 やっぱり再起動後の設定で止まってしまうのだった。 再起動して「修復セットアップ」で実行しても「プラグアンドプレイ機器を設定中」 で停止してしまうし・・・ううう。あと抜くとしたらメモリ位・・・ 兎に角この「設定中」のまま放っておけ、と思ったら、ハング画面が出てきて もうどうしようも無し。うぬー・・・明日はメモリも抜いて試してみるか。

・旅行したい。・・・突発的に襲ってくるですよこの手の欲求は。 国内じゃなく海外を希望。昨年失敗したN.Y.に再挑戦するも良し・・ 何かでも気分的には地中海。スペインとか・・・取り敢えず 名古屋で手を打つか。・・・実はまだ申し込んでないですよ >CAPRICON。何かWEBサイトアクセスできないしさ。 7月末まででしたっけ。やばいじゃん。あああ。駄目だあー。

・「月面賛歌」割と毎日聴いてます。車に搭載してるので、朝夕1回ずつ位。 予想通りどんどん「良く」なってくる。馴染む、ちうのか−。 一聴した時はそれ程とは思わないアルバムが、聴いている内にどんどん (自分の中で)凄い事になっていく・・・とかいうのは、ホント 映画と漫画と音楽にだけ許される事だなーとか思うわけです。 繰り返しの比較的容易なメディアでしょう。それに比べると TVアニメや小説はなかなかリピートする事が出来なくて、殆ど一期一会状態。 イカンですな。「繰り返して視聴する事」の意味っていうのは確かにあって・・・
 そう言う意味で、作品が「難解」であることはとても大切だと思うですよ。 解らないモノを解ろうと努力して、何度も聴いている内に解る様になる (気がする)というあの感動。作品(の作り手)の文法が自分の中に 新たな価値観を構築した瞬間の喜び。とまあその辺はUGSの受け売りですが、 何となくそんなこと考えたりする、そんな夜。


JULY.21.1998(TUE)夏・・・

 昼休み、以前から約束していた'86年の「宝島」(ケラのインタビュー有り) と某テープを漸く発送。そう言えばS原先生(拙者のトモダチには 先生が結構居ることだよ・・・)にも嫌なテープを送りつける約束が有ったのだった。 大体2年くらい前に約束してそれっきりという。今思い出した。すまんす。

 22時頃帰宅。兎に角FDに待避してあった日記(2つ目のHDからサルベージ) をFMVからアップして、メールもチェック。全然問題なし。 ていうか環境的にはこっちの方が上なんだよな・・・何かもうこのままでもイイや 的だけど、描画環境が全滅なのは矢っ張りアレなので、再び気を取り直して 再構築を。BGVはCCさくら。
 何となく外してあったHDDをためしにもう一度つけてみる。 ・・・何かブート画面出てるんですけど・・・あ、駄目か。やっぱりアクセスが 始まると飛んでいってしまう。でもFDISKで領域解放は出来た。出来たけど 領域確保が出来ない。帰ってこない。うあー。と言うわけで今夜は一晩中 (と言っても3時間弱)FDISKしてただけでした。

・大方の予想通り、最近のワタシは「外はいい天気だよ」でへろへろ状態ですが。 うをー。切ねー。

・CCさくら15話「さくらとケロの大げんか」金子二郎脚本・片渕須直コンテ。 ケロちゃんの毛並みが初めて白日の下に! ・・・矢っ張り表面は毛で覆われているのだな。いやアニメ版のOPで ほっぺた光ってたからさ。で、次回はまた原作ネタか。然し下手すると 原作より構成が巧いかも知れん。原作とアニメとで2度美味しい。 そう言えば明日のプリンセスナイン、略してプリ9(プリキューと呼称するのが正統) も先週えらい展開だっただけに、全く楽しみでならぬ。恐るべしBS2。 一歩間違えば無茶苦茶寒くなる展開を押さえ込む「NHK」という舞台もまだ 有意に働いている(NHKでこの展開するか!的)と言えよう。 あ、そう言えば夏休みのアニメスペシャルは・・ってどこか紹介サイトは無いものか・・・


JULY.20.1998(MON)無為

 朝、目覚めたら9時20分。大急ぎで車を出し、赤石駅に向かう。 駅まで来られていたN川先生にビデオを渡し、ついでに徳島方面まで 出かける事にした。−というのはタテマエ、他に何も出来なかったので せめて徳島まで送り届けよう、と。それだけ。城東高校近くで氏を降ろし、 そのまま帰宅。部屋に入り、いつもの様にPC-9821V10の電源を入れた瞬間、 悲劇は起こった。

 ハードディスクがガリガリと音をたて、Windowsの起動画面が途中で停止。 リセットで再起動すると、もうブートセレクトの画面も出てこない。 FD起動してFDISK立ち上げると「ディスクがありません」と来た。本格的にヤバイ! と思ったときには後の祭り。メールのログも、作成途中の画像も、 パソ通のログも、何も彼もパア。まさに「クラッシュ」である。 因みに最後にメールのバックアップを取ったのは、昨年のこと・・・ かなり目の前真っ暗状態のまま、兎に角再構築を開始する。
 内蔵二つのHDのうち、2台目の方は動いている様なので、 取り敢えず1台目(700M)を外し、3つにパーティションを切った(DOS5仕様) 2台目(1.5G)だけで動作させる。FDISK様も何とか装置を認識。 この2台目の方には大したデータは入れてない (最近MOに待避させたところだった)為、これを領域確保し直し、 1.5GフルのHDにして再フォーマット、Windowsを再インストール開始。 ところが、ファイルのコピーが終了し、再起動し、環境の設定・・ 表示が出ている所(「スタート」メニューの設定、のところ)で ハングしてしまう。何回やっても!時間はどんどん過ぎていく。 貴重な休日をこんな事で・・・と半泣きになりながらそれでもフォーマット、 再インストールを繰り返す、が、駄目。何故!?
 ・・・そう言うわけで、今、親父のFMVで書いてます。IMEが使いにくくて死ぬ。 で、もしこういう現象の解決法に心当たりのある方、一行掲示板にご一報下さい。 メールは読めるかどうか分かんないです。かなり本気でまいってます。 9821の再インストールって複雑だったっけ?んんー。HD本体の ディップスイッチいじったのがまずいのかなぁ。取説無くてさー(最低)。

・斯う言うとき、嘗てなら何処からともなく某☆師匠が現れて、がすがすっと セットアップやり直して下すったものだが、今はもうそうも行かない。 いや別にG細胞に侵されたとかでは無くて。どうにか自力で立ち直らねば・・・ 師匠、見てて下さい。見て無えかこんな所。 ていうかこうなるとやっぱ新マシン組みたい感じで。その折りはまた宜敷です。 無知な者で。

・教訓、教訓。クラッシュは誰にでも必ず起こります。バックアップはこまめにね〜。
 ・・・・とか多田葵チャンが言うボイスを希望>テック。


JULY.19.1998(SUN)無為

 一日中「男おいどん」を読んで過ごす。70年代前半の瘴気にあてられて、 何かもう脳がくちゃくちゃなのであった。

 夜中にN川先生からTEL。秋の文化祭で惑星ピスタチオの「ホントに?」を 上演するという。ピスタチオを観たことのない生徒にビデオをみせてやりたい− というので「破壊ランナー」を渡すことにする。久々に観たけどやっぱ良いわ。 すたんぷぺったんすたんぷぺったんらららららららららら〜♪ 然し噂ではいちいりえ氏に続き、平和堂ミラノ氏、佐々木蔵之助氏までが 退団したという。次のピスタチオ公演が一体どんな形になるのか、 実は楽しみでもある。「終わることは哀しい」が、終わりはまた始まりでもある。
 以下暫く「自分の中に無い物を理解するとき、本当の「感動」が有るのでは無いか」 とか言う当たり前の話を1時間程して切る。


JULY.18.1998(SAT)

 コンビニで切手と朝飯を買い、犬を連れてニュータウンのポストまで行く。 早くも暑さにうだる夏の朝である。

 午後、チベットへ向かう妹を徳島駅前のバスターミナルまで送り、 ついでにに買い物行。AWAで待望の「月面賛歌」をゲット。 吉田書店で講談社漫画文庫版の「男おいどん」を全巻1800円で売っていたので 何の気無しに買う。16時頃帰宅。
 19時よりバスケ。参加人数が少なく、今一つ楽しさに欠けた。 今夜は女性が二人居たのだけれど、試合後その二人に「女の子にパスするの嫌い?」 とかつめよられて(無意識にせよ、確かにパスを回してなかった)、 どうにも情けない気分。「後ろから蹴飛ばしてやろうかと思った」とまで言われては 返す言葉もない。男女混成で楽しむにはそれなりの気遣いが必要なのだ・・・
 で、風呂屋−一番亭−M隊員宅、で解散。某BBSの人達にカラオケに 誘われたのだけど、ちょっと精神的にダメージを抱えたまま アニカラ行く気力が無かったのでパス。 でも近い内に歌いに行きたいです・・・X2K。

・「月面賛歌」を初聴した感じは・・・・そこそこ。 曲のインパクトは薄い。矢っ張り「マニア・マニエラ」を 超えるアルバムはもう二度と出ないのかも・・・アレを聴くと、今でも 血が騒いで仕方がない。薔薇が無くちゃ生きてけない!ホントにそうだよ。 人間、そうでなきゃ生きる意味なんて無い。嗚呼願わくは もう一度モダン都市文学の海へ・・・


JULY.17.1998(FRI)

 深夜帰宅。荒れ果てた部屋を片付けようかな・・・と一瞬頭のすみで考えるも その気力無し。久々に帰ってきた妹と深夜番組を見つつ、だらだらと話す。 大学3回生にしての長期旅行は本人も結構悩むところが有ったらしいが、 周りが皆「これが最後の夏休みだから」という理由で旅立っていくのを見ると 居ても立っても居られなかった、というのも有ったらしい。 拙者の大学3回生の夏・・・は、集中講義とSF大会とガイナ祭で 終わった様な気がする。もっと旅をしておけばにゃー。 ていうか今夏のSF大会の申し込み、まだしてないんですが。 実は8月一杯身動きとれそうに無くて・・・
 メールの未読処理やBBSへの書き込みをやってから、昏倒する如く眠る。

・何か新世界の5thが出てるらしいですね。買わないと。


JULY.16.1998(THU) 夏が過ぎて行く。

 最近妙に涼しいんですよね。年中一定の気温に保たれた室内で 過ごしてたりするんで、ただでさえ薄い季節感覚がもうどんどんズレてしまって。 世の中は夏だというのに、僕のココロは(以下略)。
 そう言えば夏の間に何かしようとかいう話だったんですよね。 河原でバーベキューでもしたいことだよ。どうでしょう>防衛関係者。 バーベキューコンロなどは一揃い有ります。人さえ集まれば。

・MoonRidersの夜on「真夜中の王国」。 「40代も半ばを過ぎて」いながら尚もvividで在り続ける彼等は凄いね! という以上に特にこれと言った感慨は無し。 作者と作品は別物、かも・・・とか思う。話の内容もそんな感じだった。 誰がどういう意図で作ったか、は問題ではないのだ。 最終的な出力として「感動」が有れば・・・・とか言いつつ 無茶苦茶濃い「作家性」を発信し続けるのだから油断がならない訳で。

この記事観て 「星街ポスター」思い出した。ますむらひろしの世界が現実のものに・・・ 「鉱物本なら発破屋だよ」。あ、声が出ないか・・・

宇宙・・・それは最後のフロンティア・・・的記事が。斯う言う 40年も前から言い続けられている様な事を、いまだに斯うして 言い続けなければならない程に、我々人類は宇宙開拓に対して慎重−というか ヤル気が無い。勿論40年前とでは宇宙の「怖さ」は桁違いに跳ね上がった訳で、 Tシャツ一枚で原子炉に飛び込めと言われて飛び込む奴は居ない、という話。 やっぱアーヴみたいな種族を作って「探検」を代替させるしかないか?


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