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古まった日記達・1998−6(前半)


薄い日々篇。


人間であるということは、とりもなおさず責任をもつことだ。
人間であるということは、自分には関係がないと思われるような不幸な出来事に対して忸怩たることだ。
人間であるということは、自分の僚友が勝ち得た勝利を誇りとすることだ。
人間であるということは、自分の石をそこに据えながら、世界の建設に荷担していると感じることだ。


JUN.15.1998(MON)眠い。

 妙に展開のはっきりした夢を見た−気がする。 例によって意識が覚醒した頃には、内容は忘却の彼方。 ただ何かしら、「最後のオチまで見切った」という快感だけが残っていた。 今朝はどうも目覚めの直前に、エンディングを観ることが出来た−らしい。 「あー、最後まで観たぞー・・」と云いながら目覚めたのだけど、 でも何を観たのか薩張りわかりゃしねえといいます。 ただ、今日は一日中「夢の世界」に未練が感じられて仕方なかった。夢の中に 忘れ物をしている様な。何観たかも覚えてないのに。

・漸くアウトロースターの「重力脱獄」の回を見た。モノポールがイイ。 ただ、あの小さい切片で10Gの重力から逃れようと言うのだから、 もう少しそれらしい描写−男二人の体重*10kg(1t以上)をあの小さな切片 (を握った手)が支える、と言った描写−が欲しかった。あれじゃ「飛行石」だ。 それとも僕の見落としか? 地核に吸い寄せられて沈んで行く反極側の切片、の描写が良かっただけに、 気になって。まぁ今回もエイシャが可愛かったので許すさ。 あーあの抱きしめたい程の可愛さはどうだ!んー。 これで先週分の未見の残りはCCさくらとプリンセスナインとはれぶたと ポケモンとYATとクレヨンとファーマシーとララとDS9だけだな。 って見られやしねえっす。ああ虚しい。

・今更ですが、 SFオンライン:SFまんが道・第5回「椎名高志」篇 が興味深かったです。実は「百貨店」死ぬ程好きでした。今でも好き。 あの身も蓋もない展開が好き。・・・GS美神はおキヌちゃんが 人間になった辺りから読んでません。ていうか買ってません。 ああッごめんなさいッ。


JUN.14.1998(SUN)アミーゴ。

 昼に起きて、買い物行。途中でM隊員と遭遇し、以下だらだらと。

・今日買った物。

S-Fマガジン臨時増刊「THE SF COMICS '87/1」/早川書房/1987/01/15
ヴァン・ヴォークト「原子の帝国」/東京創元社/1969/12/09
唐沢俊一・ソルボンヌK子「大猟奇 F脳天気」/ぶんか社/1996/12/06
栗本薫「夢魔の四つの扉」/早川書房/1998/06/15
安彦良和「マラヤ 1」/主婦の友社/1998/05/15
安彦良和「王道の狗 1」/講談社/1998/06/09
榎本俊二「えの素 2」/講談社/1998/05/22
岡田斗司夫「マジメな話」/アスキー/1998/04/11
ふくやまけいこ「ふくやまどうぶつ大百科」/マガジン・マガジン/1998/06/15
とり・みき「事件の地平線」/筑摩書房/1998/04/20
諸星大二郎「栞と紙魚子と青い馬」/朝日ソノラマ/1998/05/30

アニメージュ7月号

管野よう子「COWBOY BEBOP O.S.T.1」/ビクターエンタテインメント/1998/05/21
管野よう子「COWBOY BEBOP Vitaminless」/ビクターエンタテインメント/1998/06/03
鈴木慶一「THE SUZUKI'95」/METROTRON RECORDS

「慶応遊撃隊 活劇編」(新品)/ビクターエンタテインメント/1996/05/31

あとゲーセン代とガソリン代とリカー代で幾ら使ったか。そもそも 買った本をいつ読むというのか。あー。知らねえ。知らねえぞおりゃー。 ぬをりゃー。がー。・・・サッカー終わったし、酒飲んで寝ます。

・今夜の「日本人の質問」、「や便」は基本。結構オシャレで、 復刻などで読むと(現代用語辞典なんだけど)面白いですよ。

普段サッカーとか見ないんですが。 何にせよ、今一盛り上がらない感じ・・・・まぁ、肴にして 酒が飲めりゃそれで。


JUN.13.1998(SAT)味噌。

 夕方まで爆睡してから犬を連れて散歩。海へ向けて走ってて、 何となく今まで行ったことの無い方向へ自転車を向けてみる。 大昔に那賀川が運んできた砂山だったという高台、 今は隆々とした樹木が生い茂り、遠目にも「森」の印象が有ったが、 その「森」へと足を踏み込んだ。何というか・・・森というか、 まるで「山」。で、その森を突っ切ったところに、 海は開けていたのだった。自分の身の回りにも、まだまだ「踏み込んだ」 事のない領域は存在する。たとえば他人の家とか。

 その後例によってバスケ→風呂→一番亭→解散。バスケは今夜も イマイチ。全然走れてない。駄目駄目駄目だ。 解散後、帰宅してあにめシャワー見てグリーンホーネット見て就寝。 グリーンホーネット面白すぎ。 ミスター・カトー役のブルース・リー(と言う名前の東洋人。 ドラゴンな人とは別人)が結構カンフー使いなのが判明。 名前は伊達じゃない。ガイガーカウンターっぽい音がする 水爆の点火スイッチが変で良かった。


JUN.12.1998(FRI)生き地獄

 日中は何も語るべきこと無し。反省の日々。兎に角帰宅。 帰宅後はヤマトを見つつビールで脳を軟化させ、 カウボーイビバップで泣き笑いになり、而して夜明けとともに 就寝。ところで某AX誌で「あの放映形態はVDT/LDを売らんかな、の 作戦では決してない!」とか語られていたけれど、制作者側の意図は どうあれ「売る」側はその「効果」を考えに入れてない訳は無い。 と−思う。 ・・・もしVDT/LDを発売する前に全話放映を改めてやってくれる、 というのならなら・・・・あー。まだVも出てないし、 やっぱ考えすぎですかね。憶測でモノを言うべきではありませんでした。

餃子を腹一杯食べると幸せになれるか...?


JUN.11.1998(THU)

 今夜も眠い。おまけに暑い。だりい。虫が多い。ぬがー。脳の芯が痺れる。 何が辛いって「コメディーお江戸でござる」を録画しそこねた辛さよ。 杉浦先生のあの笑顔無くして私の木曜は無いというのに。あー。もー。

・コミックビームからメールが。9月号より、いよいよブレイク−エイジの 完結編がスタートするらしい。「ゲーム雑誌派生のマンガ雑誌」としての 最後の良心が・・・全く「B−A」こそは、アスコミという形態無くしては 生まれ得ない傑作だった。ゲームと漫画の関係がここまで理想的だった作品は 空前にして、恐らく絶後だろう。ああ、これはもうどうあっても ドリームキャスト使ってD.P.始動してもらわないと。 出来るでしょう、現行の技術でも。

・ネットワークジャングル第4回は駄喋り大会。 でもこういうのってリアルタイムで見ないと面白さ半減かも。 まだ「企画」がこなれていない感じもするですよ。もっとこう「やらせ」 を多用した方が良いかも知れない。素人は所詮素人だしさ・・・

風虎日記0609を 読んでからというもの、オタ話がした過ぎる。「角が」「角が」。


JUN.10.1998(WED)白鳥なぎさ

 ひたすら眠い。どうにか今週のレッツ&ゴーMAXとサイレントメビウス チェックできたんで、もう今夜は寝ます。しかし相変わらずどっちも 「処理対象」としてしか見られないのが何とも。 ってまだCCさくらとプリンセスナインも見てないんですが。 あーでも今週は時間帯移動も無かった様で良かったです。 いや、先週は大変でしたね。至る所で「打倒国会!」「国会粉砕!」とかの叫び声が。 打倒将棋中継ってのも有り。でもあんまり粉砕してると、製作が間に合わなく なったり・・・って、間に合わないときは何をやっても間に合わないか。 いやさ「白鯨」。結局今アレどうなってるのかしら?

 あ、はれぶたは、体力知力気力が万全の時でないと十全に楽しめないので 今夜はパス。

・ネットワークジャングル第3回。セキュリティと電子マネー。 電子マネーって矢っ張り情報だけじゃ不安で。 ギブスンの「与信(クレジット)チップ」って、個人的にはICカードじゃなくて 黒い−金属製の−消しゴム大の−「モノ」な絵が浮かんでたんですけど、 そういうのを身につける(首から下げる、体内に埋め込む、etc.)ってのが 「モノ」と「情報」の折衷案としては妥当なんじゃ無いかしらと思うですよ。 ただ、チップにはID情報とかも入っているので、 逃亡生活者にはその居場所がばれてしまうため使えない−とかの デメリットも有るには有った。クレジットを失うとアウトローへまっしぐら・・ というお約束の展開も有るし。・・・あー。何故か今「奴の名はゴールド」を 思い出した。懐かしすぎる。あれってそう言う話だっけか。小説の方。
 モノに依存しない「金」を個人単位で扱うことになった場合、何を置いても セキュリティは強化されなければならないわけで。でも 「万引きのない百貨店が無いのと同様に、侵入されないコンピュータは無い。」 のだそうだから、「鼬ごっこ」と云われるセキュリティV.S.クラッカーの戦い、の 図式は、まだ暫く続くのであろう。あー、然しやっぱ未来の通貨単位は 「クレジット」なのかねえ。・・・個人的には「アイユー」が良いな。 「GOLD」は何となくイヤ。

挫折


JUN.09.1998(TUE)

 帰宅したら23時。青春アドベンチャーの編集しつつ(夕方の再放送と 夜の本放送をタイマーで録って、後で編集してる)ビデオのチェックもしつつ ダンベル振って我が身の体力減退を嘆きつつ後はWeb巡回して 風呂に入って寝るだけという。あーもう。

・ネットワークジャングル、第二回はタイトル忘れたけど、要するに メーリングリストとビジネス。MLとかって斯うやって使うのね。 これでもか!とOUTLOOKなメールダイアログが出てて、あー矢っ張り この分野でも結局MSの一人勝ちなんじゃ・・とか思ってしまう。 在宅勤務に関しては、賛否両論どちらとも。最大のネックは矢っ張り 「公私の切り分けが出来ない」って事でしょうかね。まぁしかしそれ以前に 自己管理がきっちり出来る人でないと不可能な通勤形態ではある・・・

・「スーチーパイ+スーチーパイ2+ドキドキナイトメア」が フルセット1パックで出る−という噂はホントなのかしら。 何か最近妙に ジャレコのゲームが欲しくて。先の水玉本舗読んでから無性に。 あー。この際ゲー天でも可。


JUN.08.1998(MON)太陽

 夢を見る。ひどく暑い昼下がり。 耳がジーンとなる程の蝉の合唱の中、ただ立ちつくしている。 ああ・・・夏だ・・・・
目覚めたら、目覚ましが鳴っていたといいます。

 奇跡的に早く抜け出して帰宅。でもBSでやってた 「ベスト・キッド」を思わず観てしまい、挙げ句その後のデジタル特集に はまりこんでしまい−−敢え無くタイムアウト。 グインの感想は無理矢理書いたけど・・・書けば良いってもんじゃなかろ。 あー。

・いや、なんかベスト・キッド好きなんですよ。思わず見てしまう。 次はがんばれベアーズか・・・ううー。また見てしまう・・

・BSのデジタル特集”ネットワークジャングル”、第一回は 「ゲームソフトの最前線」。最前線なのに(なのにって事は無い) 飯野氏がクローズアップされてて何か笑う。いや笑っちゃイカン。 でもSEGA&D食2の宣伝番組かと思った。 何せSONYのエスの字も出やしねえ、という。意図的? ・・・ローラ嬢の造形を元にポリゴン云々の蘊蓄が有って−でも実際、 手間とセンスなのであろうなぁ。ポリゴン女性は。 リアルにするか、マンガにするか(鼻の穴をつけるか否か)の葛藤、ってのは 確かに有るだろうな・・・うーん。個人的な好みとしては、絵は思い切り デフォルメしてあって、仕草(演技)を細かくつけてる、ていうのがツボです。 横山えいじなキャラで、でも仕草が可愛い、とか。あー、そりゃ「京美」。


JUN.07.1998(SUN)疲労

 変革の時、などと書いておきながら、結局日曜はただただだらだらと 過ごすのだった。だらだらしつつ漸くグインの60巻を読了。 もうどうでもいいや的気分に。あー。感想書かなきゃなぁ。 溜まってる溜まってる。明日早めに仕事終えて−とか 思うだけは思う−けど・・・

・「匪歌集」を発行した当時のメンバーの方からメールを頂く。 サーチエンジンで引っかかったのだそうだ。 何でも書いてはみるものである(下手な事は書けないが)。 しかしたった200部しか出ていなかった、と言うのは驚きだった。 大会で合唱した覚えがあるけどなぁ。ヤマトとか。 やっぱあれですかね、パソ通での流布。ていうか自分 メックの「大日本」記事を勝手に転載した過去が。 もうそのネット無いから許して。当時中学生だし。駄目?
 ・・・アニカラ慣れした皆様には解るまい。田舎の片隅で メック片手に一人で「大日本」を歌っていたガキにとって、 まや丸の中で繰り広げられた200人による「大日本」大合唱が どれ位衝撃的だったか。今思うと、あの時の 「僕は一人じゃなかったんだなぁ」的感動が、 最後の一段を踏み外させたのかも知れぬ。あー。あああああ。 合宿したい。下らないこと駄喋りながら、ボロボロになって朝を迎えたい。 くそ。やっぱ、行かなきゃな・・・

某所に寄進する予定の絵。


JUN.06.1998(SAT)死に体

 夜、バスケ。の前にバレー。最近バレーの占める割合がどんどん 大きくなっていて、個人的には焦りを感じている。何せ私、 バスケ以上にバレーが下手なのだス。小中高大と、バレーとは 無縁の生活を送っていたので、ルールもまともに知らないという。 基礎からやらないと駄目だなこりゃ。バスケはバスケで 参加者の人数上1チーム四人という編成になったのだけど、 これが如何にも少なくて、カット&カウンターの嵐。 なんかもうずっと走ってた気がする。 夕方に食ったバーベキューの鮑他が出てきそうだった。 いやしさのあまり、高い魚介類ばっかり食ってたのが裏目に。 ・・・他人に焼かせて自分は食ってばかり居た心地ぞする。 申し訳ない。所で斯う言うとき思わず口をついてしまう 「アナタ焼くヒト、ワタシ食べるヒト」てアレ、出典は何だ。

 バレー−バスケが終わった後、前回我らの4つ先輩であると判明した 方から当時の地学部の様子をうかがったりする。 ・・・部室でたまっては、お茶やらコーヒーやら。 屋上でバレーして先生の車の上にボールを落として怒られたり。 動物園臭い311教室の窓から公園の観覧車の回転速度を計測したり。 ってなんかまんま同じ事やってたんですけど。 いや何かもう凄い「先輩〜」って感じがして、妙に嬉しいのだった。 ていうか事実先輩なのだけれども。大学入ってからこっち、 「先輩」って居なかったですよ拙者。サークル参加しなかったし。 職場のソレは「先輩」じゃないでしょ。いや少なくとも拙者の場合は。 −で、気分はすっかり「月は東に」だったという。なーんか、妙に嬉しい。

 以後風呂屋−コンビニ−M隊員宅のコンボ。 だが今夜は「電波少年」を見た後即解散する私たち。 何となく、次回からも斯う言う展開になる予感。 隊長は常時忙しい人だし、M隊員は目の前に2級建築士の試験を、 ドラムスキー氏も公務員試験をひかえている。その辺新たな波の訪れを 感じたりもする。そう言えばバスケ終わった後、Y氏やI氏とも (今まで触れることの無かった)職場の話をしたりして。 じわりじわりと変化の波は押し寄せている。−今となっては、変化もそう 恐ろしくはないけどもさ。何せ(個人的には)今より酷い状況なんて そうそう有りはしなかったからな。フム。固定化しつつあった バスケコンボも、そろそろ変革の時か・・・・

 楽しいことでも
 毎日続いたら
 それと気付かずに
 退屈と変わらないね

・・・という話でした。

・カウボーイビバップ。今週のシナリオも、何だかなぁ、という感じ。でも 結局エドの為に見てしまう。「うきゃあああ〜」と言うあの声に悶絶。 所で例の「TANK!」、何処にも売ってない−ってのは、 どうも全国的な現象らしいですね。あー、しまった。 やっぱり発売日に即ゲットすべきだった。くそう。重版いつかかるのかなぁ。 売れるの最初から解ってたんだから、もっとプレス数増やしゃいいのに。 無いとなると欲しくなる。そう言えば坂本嬢の新アルバムも製作決定らしいですね。 9月辺り発売とか。9月というと「星界」の新刊も出るそうだし(ホントか?)、 せめてそれまでは生きていたいと思うわけですが。

プールが恋しい・・・


JUN.05.1998(FRI)

 最近眠りが浅い。夢ネタで一席ぶつつもりだったが、その体力も無し。

・以下またぞろ阿呆な泥テキストを書いて、然る後、抹消。

また来週。


JUN.3rd.1998(WED)

 疲労を抱えて帰宅。昨夜「ヒーローは眠らない」内で放映された 「あしたのジョー2」の最終2話を続けて見た。 何度も見たり読んだりしていたラストにもかかわらず、 何ともいわく言い難い気分になってしまう。 悲しみも、爽快感も、何もない。見終わった後の感想が何も出てこない。 いや、非常に感じ入った部分は有るのだけれど、何かこう・・言葉に出来ない。
 ただ、「終わった」という事実だけが画面を通して伝わってくるという。 「燃え尽きた」という言葉と完璧に呼応する空気。 放送の後、視聴者の心に残されるのは、真っ白な灰だけだ。 成程この物語は、この終わり方しかなかったろう。 他にどんな終わり様が有ろうか。
 「終わる」と言うことは、つまり斯う言うことだったのだ。 これが「終わる」感覚なのだ。長いこと、忘れていた・・・

・次週からの「ヒーローは眠らない」は、「タッチ」。えーと。全101話。 現行の2話/週として50週・・約一年。 ガッチャマン(全105話)の時みたく、前後編で割ったりして。 ・・・まぁ、暫く寝不足からは解放されそうだけども。 どうせなら「H2」やってくんねえか。もっかい見たいんだ・・・。

・先日の木戸氏からの電話以後、寝る前に少しずつ「ヨコハマ買い出し紀行」を 再読していた。物語のベースに、「いつか明かされる謎」が ちゃんと組み込まれているのに今更気付いたり。 以前は「『過去』の謎解きなど無意味だ。この世界の歴史は、 思い出の為にのみ存在している」とかそんな話をしたこともあったげな。 でも、こうして読み込んでみると、ちゃんと「謎解きしても良いっすよ」 という作者の「仕掛け」が見えたりして何とも。
 一体、僕はあの世界に何処まで近づけるだろうか?30年後、40年後、 それまで長らえていたとして、果たして・・・

某所によると今月はモテモテの4巻が。策士溺れる。

何となく。


JUN.2nd.1998(TUE)

<この日の日記はあまりにアレだったので削除されました。>

・死にたくなるほどの屈辱とか、そういうもの。まぁ、いろいろあるのさ。 UGSの「がんばったけれどだーめだったよー」が頭の中をぐるぐる。 然し、「発作的自殺」って、あり得るぜ。昔は自殺する奴の気持ちなんて 薩張り解らなかったものだけど・・・今は、それが、解る気がする。

昨年描いたもの


JUN.1st.1998(MON)

 カレンダーをめくって、その祝日の無さにうんざりする6月である。 本当に時の流れるのは速い。嘗て自分が時の流れの淀みで ぐるぐると出口を探し続けていたことをぼんやりと思い出すが、 その記憶も押し流されていく。全ては夢幻の如くなり。 「このままでいいのか?」「このままで終わるのか?「終われるのか?」 ・・良くは、ないさ。このままでは終えられない、等と思うだけは、 思う。
 実際時の濁流に流されていると、今の身を守るので精一杯、という 部分は有る。鹿はその跳躍の瞬間に鹿たり得る訳だが、 だとすると私は今まさに人たり得て・・は、いないよな。 ただ流されてるだけじゃね。立ち上がってこそ。立ち向かってこそ。 ・・・・・先ず己の怠惰さから何とかせねばなぁ。

 何が欲しい、何がしたい、何処へ行きたい−って、あの歌は、 全くココロに突き刺さるぞな。死ぬる。 己の血をたぎらせることなく終える事の恐怖。 ネオランガじゃないけど、せめてもう一度、お祭り騒ぎをやってから 死にたいものだ。もう一度、文化祭前夜の高揚感を・・・

・すいません、昨夜読み終わった「デンデケデケデケ」が あんまりにも痛かったので、まだ抜け切れてないんです。 あの文化祭前夜の、一秒一秒を文字に変換した様な「雰囲気」が あまりに見事で、あまりに切なかった。

「姉弟」


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