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古まった日記達・1997−11(前半)


無為な毎日に安住篇。


きょう、あなたは自分で自分の運命を決められるおとなに、かつまた自分の主人になった。
どんな運命になるのかあなたが決めたらいいのだし、運命がどこに向かうのか決めたらいい。
リモール、世界はあなたの望む形に形を変えられるの。

(イアン・マクドナルド「火星夜想曲」/早川書房 p201)


NOV.15.1997(SAT)曇天どどんて・雨がふりそなお天気じゃ・ん・か♪

 休日出勤。早朝から出かける−つもりが目が覚めたら昼。自己管理能力の無さに泣きながら仕事に出かける。 結局4時間ほど仕事(予定では8時間弱)してから、逃げるように退社。体育館に急ぐ。7時から久々のバスケだ。
 もうこれ無しでは生きていけない−て訳じゃないが、昨今防衛隊の面子と顔を合わせる機会が此処しかないので− 何は置いても出かけざるを得ない。バレーで燃えて、バスケの途中で既に燃え尽きる拙者。体力無さ過ぎ。 フリースロー入らないし。次回はゴール下からのシュートが課題だ・・・あとラフプレー禁止。美碧ちゃん御免なさい。 でも相変わらず妙な高揚感が有って良い。月に一、二度しかやらないから、飽きないんだ。 10時に解散、某あたけ温泉に行ったら定休日で、それならと久々に城東温泉(違う)へ向かう我々。
 風呂屋でいろいろ話し込む。木戸氏はいよいよ横浜行きが決定したらしく、少し以前とは随分ノリが違う。 良くも悪くもアグレッシヴで、去年の今頃の彼を思い出すのだった。こっちはもう仕事疲れでくるくるぱー状態だったので 否定的意見ばかりをぶつけてげんなりさせてしまった。御免。・・・だがこれは前哨戦に過ぎないのだった。
 例によって例の如くM隊員の家に集い、サンクスで買い込んできた弁当を貪りつつビバリーを見る。ブランドンの間の悪さ。 或いはスティーブの詰めの甘さと云うよりは不幸さがたまらない。が、それを横目で見つつ木戸氏とのトークバトルは 続くのだった。気がつけば7年近以上のつき合いだが、お互い根本の所では決して相容れない部分を持っている。 就職も決まって、やっと自分は駄目人間から抜け出せる、という様なことを云うので、それは違うやろ、と。 然し此処で内田春菊の「世間体という神」の話をすると「しかし世間体に阿らないで生きられるのは一部の 本当に才能有る人間だけだ」という返答が帰って来て、これにはこっちもキレてしまった。 だが、キレるのは図星を指されたからでもある。見たくないモノを見せつけられたからである。 ああ、自分はいつまで「こんなこと」を続けていくのだろう。

 深夜1時過ぎにカイシャに戻って、2時半頃まで仕事して、帰った。

 別に寛大を気取る訳じゃないが、友達が何かに属していない(プー)だからと云って、 それ即ち駄目人間だとは思わない訳で。木戸氏は決して駄目人間じゃなかったと思うのよ。それだけ。


NOV.14.1997(FRI)雨。

 脳が沸いてて何が何やらわからん状態。深呼吸の時。雨も良い。

 それにしても「大運動会」である。ここまで現実感薄い設定で、ここまで心臓鷲掴みにされるとは。 もう見てる間中完全に画面の迫力にのまれてしまっていた。いや、実際「ハマっちゃったらそれが最高」 って所は有ると思うんで客観的評価は出来難いけど、でもこりゃ凄いわ。本気で手に汗握った。 初めて此の作品の世界観を見たときは、もうなんちゅう下らない設定・・・とクラクラしたものだったが、 今の世でスポコンを真っ正面からやるためにこう設定したのだ、といわれると、成程と納得してしまうのだった。 然しそれにしてもあかりの性格設定の巧さよ。未熟さ故の可能性・・・兎に角今週中ではいっとう面白かった。


NOV.13.1997(THU)雨。

 カイシャでまたいろいろ・・・書いても詮無いことなので詳しくは置くが。 然し仲の良い同期社員を上司が糞味噌に云っているのに対し、 僕はどう相槌を打てばいいのか。ああここは軍隊か。あっでも根性論だし旧日本軍的かも。

 本田ロボ参号機李鵬首相と握手をしていた。然もカメラ目線。 人物対比を見て初めて、その小ささに驚く。160センチは伊達じゃ無い。 これで弐号機みたいにさくさく歩く(のだろう)としたらもう・・・ああ・・・。 この技術を巨大化に向ける志向も有る筈。絶対有る。でも下手に作ると「巨大ロボット=戦闘用」 という公式が現れて世論の反発とかが予想される為、今は小型でノウハウを蓄積しているとかそういう 段階なのではないか。レイバー社会への移行期が「パトレイバー」では描かれていなかったが、 こうしてみるともうある日突然、工事現場に本田ロボの子孫・・レイバー達が はたらくくるま達に混じって稼働していてもおかしくない。
 あ、でもどっちかっていうと(今のところは)マジンガーじゃなくて鉄人かも。 矢っ張り乗って操縦したい訳ですよ、巨大ロボ。いや巨大ロボ以外にも操縦したいものは一杯有るけど・・・ ・・ところでこういう画像直接リンクとかって、まずいんでしょうかね・・こないだのアレを 見る限りでは・・・まずいかも・・・文書の引用については何となく解ったけど、 画像はどうだったかな・・・

遂に明かされるピカ汁の正体。 編集後記がまた楽しすぎる。流石です・・・


NOV.12.1997(WED)銀杏

 「火星夜想曲」を読了する。結局一月かかってるという。文庫一冊に一ヶ月・・・笑うよな・・。 取り敢えず今年最高の収穫ではあった。感想はまたいずれ。しかしこんな名作に対して、一体どんな感想が書けようか・・
 帰宅したのは12時前。日付が変わる前に帰れるこの幸せ。ポケモンとウテナをチェック。 ウテナが凄すぎて大笑い。ポケモンは相変わらずの出来の良さだが、思うにサトシって 「ポケモントレーナー」じゃないんじゃないか。なんか全然トレーニングしてねぇ。別の何か・・・ それが「ポケモンマスター」か?然しそれにしてもあのEDは素晴らしい。もう出てるんだっけか?にゃー。

先に取り込んで貼付てあったのをhtml化しました。


NOV.11.1997(TUE)

・11月11日、11111カウント地雷はミワ氏が踏まれたらしいです。暇が有れば絵の一つでも描くのですが。そのうち・・

 年末のスケジュール(出勤予定表)が発表された。 11月半ばから1月まで休日ゼロで組まれたスケジュールを見て唖然とする。その上徹夜予定が何日も・・・ 土日もクリスマスも(下手したら正月も)何も無い。スケジュールを決定してるヒトタチてのが カイシャに全人生を捧げてる(土日も泊まり込んでていつ帰ってるのか不明)ヒトタチなんで、むべなるかな。 労働力ってのが湯水の如くタダで使えるって発想があるのだろう。というか、残業手当固定なんだから、 働かした方が得、という。実際根性だけでソフト作ってます的。泥臭く、格好悪い。 だがこれが「福祉の最も充実した」と言われるソフト屋の現状という訳だ。実際この業界は何処もそういうものなのだろう。
 だが私の耳には、既に左肩の天使が「もういいだろう」と囁くのが聞こえている。

・今夜のテキスト


NOV.10.1997(MON)

 アスキーのバカ記事大全を購入。本当にバカで、久々に浸る。ガビン系の文章とスタパ以降のそれでは、アスキーのバカ文に 決定的違いがあるのでは−という予測を立てているのだけど、まだそれを確認するほど読んでない・・・ 読めない・・・バカ懐かし過ぎて。いちいち懐かしさに浸ってしまう・・・
 今夜も仕事終えたのが零時過ぎで、帰宅したら1時。たまってる本の感想とか書いてたらもう 2時は回っている・・・・やっぱもう少し効率良く生きなきゃなぁ。多分いろいろ無駄が有るんだと思う・・・ 解決法を探す努力をしなくては。
 ついでにメージュも買う。豊島ゆーさくのアフレコせんにゅー記が濃くて良。でも「ナノ」は物語的にはイマイチ・・・ SFなアイテムは濃いんだけど、バランスとしてはやっぱり一作目に限るぜ・・・
 あと大地監督のコラムでは、何でTOMOがばびっとやってんのかという疑問に対する答えが。 まさか紗南ちゃん役で話が行っていたとは。今明かされる衝撃の事実。 とすると、ばびっとは殆どこのTOMOの特異なキャラクターを生かす為にのみ生まれた訳か (その辺の詳しい話は来月・・か?)・・・で、これが見事にハマる辺りは流石の大地監督。 実際ばびっとの「声」の魅力は大きい・・・

・朝日新聞が公式見解を出したことで、 再びネット上での著作権論争に火がつきそうな昨今。18禁サイトも取り締まられて行きそうな気配だし、 段々この世界も住み難くなっていくぜ・・・やっぱ最後は草の根BBSしか無いのかも。別に18禁サイトがどうこう、じゃなくて これじゃまるで現実世界と同じじゃん、と。仮想世界だからこそ許された地下世界、アングラな空気が・・・ まあそう簡単には無くならないか・・・姿を変え名前を変えて・・・
・久々にアニメ関連で検索−放浪をしてたら、IGのサイトを発見した。最近一番気になる作画マン、 西尾鉄也氏のインタヴューが のってて興味深い。但し最終更新は随分前だが。ああいう絵に至るまでの作品履歴なんかも欲しいところだ。 自分で研究するのはかったりいので、誰か代わりにやって下さい的。


NOV.7.1997(SUN)晴れ。

 くれよん王国をちょっとだけ見て寝る。昼頃起床。犬を連れて海へ行き、ぼんやり海を眺めてから一旦帰宅。 飯を食った後、休刊日の図書館に行って一月も借りてて全然読んでない本の山をブックポストに放り込む。 休刊日の図書館は閑かで良い感じ。芝生も枯れ色で良い。しばし和むヲレ。
 その足で近場のゲーセンへ。セガの筐体モノの新作2作をプレイ。 どっちも割と「・・・」。特に某RAIDはどう考えてもマンクスTTに戻した方が良いぞ。とか言うのは私くらいのもので、 見てると高校生くらいのカップルがお互いをどつきあいした挙げ句(バイクに乗ってどつきあいするゲームなの) ゲームオーバーになったらいやーんとか言ってバイク筐体の上で抱き合ってたりして微笑ましい(殺意含)のだった。 3tbを暫く対戦したのだけど、こっちのキャラ構成がちょっと拙くて相手に嫌がられてしまった。 やっぱサラ*3は拙いよなと反省。あ、でもこれでも負ける私は弱さ大爆発ですが。

 帰宅してからビデオの山をチェック。気が着くともう24時を回っているのだった。ああ、今夜ももう寝なくては。 それではまた来週。

今夜の一枚。


NOV.8.1997(SAT)秋空

 休日出勤。帰宅は23時半。完全週休二日制の完全ってのは何処にかかるのかのう。しかも法定休日じゃないので特別残業手当は無しだ。 何故にみんなそんなに働く。単に俺が駄目人間なだけなのか?そういうものなのか?・・・仕事場から隊長にTEL。 「今夜は何かやってる?」「サッカーでそれどころじゃ無い。」成程。 ヤマログ本が出たらしいことを聞き驚喜する。小学生時代の補完のためにも早速買わねば。でも何処で売ってるんだろう・・・
 ・・・とにかくビバリーが始まるまでには帰宅できたので良しとする。でも来週はタイマーセットしないとな・・・ バスケ行けるんだろうか<無理か。で、そのビバリーは今週も絶好調。 ストーンズのライブと噛ませてしまうとは。でも裁判劇はもう少し重くても良かったかも(他人事)。 それでもまだ今回は落ち着いた展開だった・・・というよりこの数回が重すぎたのか。 今はただいらんことしいのヴァレリーが、またなんかしないことを祈るのみだ。するんだろうけど。

 初めて「化けぷら」をプレイ。でも直ぐに飽きてWC/J。超久々の人に会って嬉しかったんだけど、にぎやかな部屋に入ってしまって 秘話(ぼそぼそ喋り)ばっかになってしまった。いかんなぁ。然しいい加減飽きないかね>WC/J。 無駄な時間は一秒も無い筈だぜ?何が無駄で何が無駄でないかを考えなくては・・・
 これでネットゲームなんかに手を出した日には・・・あ、そう言えばSW(スター・ウォーズ)のモノポリー、のWin版が出るらしい。 TVで見てる限りでは、動きが(駒がルークとかダースベイダーとかで、ちゃんと取り込みで動く)無茶苦茶そそるのだが。 50ドルとか・・・ネット対戦が出来るらしいので、モノポリーで破滅したい人は是非どうぞ。

 明日の予定も特になし。寝て過ごすであろう。月曜日のことを考えると何もする気が起きない。嗚呼、気分転換の下手さよ。 仮面ライダーでもみて寝るか。


NOV.7.1997(FRI)歌う大竜宮城

 こどちゃがもう。もう。もー。良すぎ。ふーかが可愛くてならんぞ。と思ったら桜井&大地作品かい。 そりゃ巧いわな。・・・「無かったはず」のN.Y.編もきっちり次回でリンクして来るみたいだし(・・シシル?) 相変わらず最強である。ラストの紗南の微妙な表情がもう巧くて。台詞劇の巧さは流石桜井。
 大運動会がまた面白い。冷静になってしまうとどうも設定がイカレてるのが気になるんだけど、 ハマったら勝ち。こりゃいける。今回は思わず泣いてしまったよ。こんな作品作れるまでに成長してたのね>AIC。 秋山世界が発展していくことを祈りつつ。

・ところで「むじんくん」の新作CM(懐かし玩具編とプロデュース編)はどっちも傑作。殆どHALLS並の笑え様だ。 いや借りないけどね。でもあのCMは受けてしまう・・・


NOV.6.1997(THU)趣味

 先日宮崎駿氏のナウシカ関連の水彩画集(徳間書店)を観て受けたショックがいまだに響いている。 イラスト一つで此処まで「世界」が描けるものか。然も適当な設定段階の絵で有りながら、この存在感。 プロっぽい・・・というか素人臭さの無い、悪い意味での子供っぽさの全くない「漫画映画の企画」ってのがショックで。 やっぱこの人は違うわ。ナウシカ連載時、マンガを描くために(普通は24時過ぎまで仕事してるのに) 23時にはテレコムから帰らなくてはならなくて、それが辛くて・・・ とか言うのを見て、これもショックだった。勤労時間的には今の私とそう変わらない、いやそれ以上。 だが勤労の質が違うか・・・
 職業に貴賤はないさ、そりゃ。ただそれに対する人の取り組み様な訳で。 いろいろ考えちゃったよな。多分昔なら絶対そんなところに気付かなかっただろうけど。 アンダルシアの人だって俺よりはまだ真面目に仕事するよ的最近。不真面目って訳じゃないと思うけど なんかもう仕事に対する情熱が・・・仕事場はかなり駄目な感じ。駄目なりに毎日「我慢」して生きてるけど、やっぱなぁ。 いつまでも逃げてられないし、ああ、この心臓がせめて止まってしまえば。

「せめて許されて生きるつもりなんだねぇ?」
 竹宮惠子が24、5歳の時に描いた「真夏の夜の夢」という作品がある。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが。 あれは全く社会不適応社の歌だ。羽を汚さないでいたいのならば、もう死ぬしかない。

 「おまえは逃げた 逃げたあげく
   ワナにはまったんだよ

  すべてはおまえが悪い おまえが矛盾やら不幸やら
    世のくさるのをみてみぬふりしたからさ・・・」

 社会不適応社は選民ではない。単なる無抵抗の無為な存在だ。人間が社会的生物である以上 彼らは死ぬしかない。あるいは適応したフリをして生きて行くしかないのだ。 などと考える僕の羽はとうに汚れてしまっているさ。ただそれさえも見て見ぬフリをしている。 それだけのこと・・・

 ・・・などと気取っている俺は何者?


NOV.5.1997(WED)林檎

 0時過ぎに帰宅。タイマーセットしてあった「白鯨伝説」を見ようとしたら、お姉さんが「製作会社の都合で」とか云ってて、 見てるとリトルツインズが始まったり。子供番組で「製作会社の都合」なんて言葉が出るとはねぇ。でも流石に再放映ばっかでは 誤魔化しきれなくなったのか・・・OVAならまだしも(あっそう言えばGロボまだ見てないんだ・・)、一応TVだし・・・。
 ウテナは相変わらず薩張り。某所で某美碧ちゃんに貰ったレスを読みながら「あーやっぱわかんねぇ〜」と。 適当に書いたテキスト等

・gooで「宇宙船サジタリウス」で検索かけたら130件以上も・・と思ったら殆ど ここだったという。 流石に充実している・・・特に即興歌リストがいい感じ。

 goo検索をしていてふと思うのは、これは「東大オタク学講座」の塵拾い(第九講)の雰囲気に非常に良く似ているな、と。 僕は正直、あのゴミ箱から得られる情報を元に世界を見る、と言うのにひどく感動してしまって・・・ 見立ての才、と言うか、妄想の力というか・・・夜の闇の魅力・・・・
 田舎じゃ大して情報を含んだゴミも無いし・・・でも、代わりにWWWが、検索エンジンが有る訳で。 適当な検索語彙を入力して、現れてきた頁を辿り始める。もし今僕に無限の自由時間が許されるなら、このリンクを それこそ倒れるまで延々と辿り続けているんじゃないかしら。見も知らぬ人達の個人ページを、そのリンクに従って うろうろしていると、「自分以外の人間、自分の知っている以外の世界」が確実に存在していることを認識させられる。 現実認識道具としてのWWW・・・


NOV.4.1997(TUE)はふ

 帰宅して、晩飯を食っていたら丁度DS9が始まった。前回の続き。もう無茶苦茶面白い。 ああ、ガラックもDS9のアットホームさに少し鈍ったか?或いはそれさえも「振り」か? ガラックの底の知れ無さというのは本当にブラックホール並である。オドーが苦しんでいる(こないだの ドクターの老化特撮と言い、無茶苦茶巧い!)のを見て自分も苦しくなる・・・様な描写を見ていると、 これも演技なのでは?と疑われる・・・何せ「嘘をつく天才」だ。(但しオドーもその道では負けず劣らずだしな・・・ 「まさか私を拷問にかける気か!?」あの皮肉!)
 然し笑ったのはあのオチ。やっぱ流動体生命は何でもありだよなぁ・・・。それにしても流石に頭良いわ。 言わばオーバーロードな訳で・・・「これで敵はクリンゴンと連邦だけ」結局最後に強いのはこの二つか。
 ・・・・ラスト、オドーの「一緒に朝食を」の申し出を聞いたときのがラックの表情が変で読めなかったがアレは・・・

・おたく系モノカキの云う事がどれ位興味本位で且つ信用ならないかという 好例。 然も斯う言ういい加減な情報を鵜呑みにして、またさも自分が見てきたように二次利用してしまった男>私。 自分で確証が得られない様な情報を、面白いからと言って事実の如く喋ってしまう・・・ああ、反省せよ・・・


NOV.3rd.1997(MON)狸。

 文化の日。昼まで寝る。昼から眼鏡屋に眼鏡を取りに行く。道すがら、例のやたら偶然出会う友人K田に偶然会う。 普通会わないような所で会うんだ・・・一頻りギャザリングの話をして別れる。 寺島令子の「墜落日誌 ペンティアム篇」がいつまで経っても読み終わらないよ〜とか。
 某アミコの眼鏡屋で眼鏡を受け取った後、その辺をうろうろする。狸祭り(という結構大きな市民イベント)の人出で 駅前はどこも一杯。某吉田書店で例によって仕事の愚痴を垂れ流したり新刊の情報を仕入れたり(古本屋で新刊情報仕入れる 様になったらオシマイだな)して南ブツへ。「夢かもしんない」の5巻を立ち読みしてて、思わず涙目に・・・巧い。 くわ〜・・・やられた・・・。あのラストはなぁ・・・然しこのシリーズ、全巻立ち読みで読み終えてしまったよ。 星里作品って何回も読み返したりしないってのが解ってるから・・・何か、好きじゃないんだ・・・好きなんだけど、 好きじゃない・・・あんびばれんつ・・・泣けるけど、でも何度も読めない・・でも「泣ける」マンガって最近無いじゃないですか。 その意味では貴重・・・
 結局SUEZENの「マリンカラー4」、だけを買って帰った。

今夜のらくがき。


NOV.2nd.1997(SUN)晴れ。

 日曜。昼まで寝る。またクレヨン王国を見逃す。
 本の山を片づけ、未読も含めて書庫に放り込む。これで暫くまた本が買える。 ・・・・なんか買うばっかりで読まないのって、着もしないのに高い服とかばかばか買って カード破産とかしてる人とかわらんな・・・本は安いから良いけど。

 特に何をするでもなく日を過ごす。しっかりしなきゃ・・・

今夜のテキスト。


NOV.1st.1997(SAT)蟹。

 休日出勤。出かける前に某師匠宅へ立ち寄って川本真琴のアルバムを借りる。あと噂のハイパーマシンを拝む。 スペック観ただけで「一体何をしようというのか」的衝撃に襲われるという。 相変わらず妥協と言うことを知らないその求道精神に感動する。矢っ張り「師匠」だよなぁ・・・ その決断力と行動力。あと謎の人脈。人として・・・

 仕事の後、久々(N.Y.に行く前に会ったから、それでも二月ぶりか・・)に会った妹と、昆虫の話で盛り上がる。 暁の四世代とか、生物の成長ホルモンの実験の話(芋虫縛ったら上半身だけ蛹になる奴。生物やってた人ならおなじみのアレ)とか。 何で昆虫かというと・・・何でやったっけ。忘れた。さなぎの間は身体がドロドロってのがイカスよなぁ、とか・・・。
 昆虫は本気で研究するとハマるやろなぁ。実際深すぎる。ていうか別の生き物過ぎる。 蟻とか蜂とか。昔シマックの「都市」で、蟻塚に屋根と充分な餌を与え続けたら、いつの間にか文明を築いていく ・・・というのがあったけど。それでなくても十分「文明」的だと思う・・・。 虫とかキノコかにハマるってのは何か解る・・・。士郎正宗の影響も大きいけど。

 今週分のビデオをチェックして、寝た。


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