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古まった日記達・1997−4月(前半)


ゴウザウラーで熱血最強篇。

APR.15.1997(TUE)

 おお。もう4月も半ば過ぎたか。蛙が鳴き出す。田植えの週が始まるのだ。
 A.M.2時起床。早朝というか深夜である。昨日の惰眠が祟って眠れない。 でも夢は見た。高校で文化祭をやっていた。正しくは、文化祭の、準備、である。 その「前夜祭」の高揚感が身体に残ったまま、目覚めた。夢の中に置き忘れたものの 大きさを思うと、目覚めてしまったことが心底悔やまれる。酷く哀しい。哀しいのは、 その文化祭、「前夜祭」を、本当は自分が体験することが無かったからだ。 面倒な事が嫌いで、いつも表面的な付き合いのみ、だった中高時代。
 美味しい所だけつまみ食いして来た積もりが、結局は一番美味しい所を−つまり その「夜の校舎」「蛍光灯に照らされた笑顔」(・・・)等を得る事無く、 「その時」を過ごしてしまった悔恨が・・・って悔恨の世紀な奴。いつもそうさ。
 ・・・駄文を捏ねる暇が有ったら、もっと贅肉をそぎ落とすべきですね。 最近この日記、贅肉付き過ぎです。解っては居るんですが、 推敲するだけの根性が無いです。無駄文を削ぐのは本当に心理的余裕が無いと 難しいものです。


APR.14.1997(MON)

 反省の月曜日。起きたのは7時20分。寝たのは早かったのだから、単に惰眠である。 ゴウザウラーを録画セットして、金魚に餌をやって、出掛ける。今日も 馬鹿になりそうな天気の良さだ。昨年の今頃、ちょうどこんな天気の日に、吉野川 河口の砂州の中程で、ぼーんやり空を見ていたのを思い出す。その前の春も、 実は同じ場所に居たのだ。今年も行かねばならぬな。来週・・・
 テープが切れたのでラジオを聴きつつ帰宅。宮崎被告、が死刑判決を受けたという。 あれから時は過ぎた・・・・本当に肩身の狭い思いをしたのだ。当時。ビデオいっぱい 持ってるってだけで。だからどう、というのではないが、何となく感慨。香山リカ氏の 反応が期待される。
 今朝のゴウザウラーも傑作。小学生だってみんな色々考えて生きてる。それが伝わる。 いいなあ。と言うことで一枚

 ではまた明日。


APR.13.1997(SUN)

 日曜である。陽春の風。桜が風に散って行く。豪勢な瞬間。 ただ樹の下の金魚池はすっかり桜の花びらで覆われてしまって汚いのだが。
 朝からオースン・スコット・カード「エンダーのゲーム」 を読み始める。読み始めたら止まらなくなって、貴重な(もうええて)時間を読書で 費やしてしまう。でもまだ半分位なんですが。遅読者なんです基本的に。集中力に欠ける。
 欠けてきたところで某☆師匠からお電話。「豪快な歌声」(知る人ぞ知る)を持って来いと言う。 てっちゃん先輩も居るというので嬉々として出掛ける。そこで行われた秘儀については 詳しくは触れないが、大爆笑有り危険な香り有りLED有り(謎)で相変わらず濃いのだった。
 有る危険な物を頂いて帰宅。帰宅した後、耕耘機のオプション装備などを手伝い、 さらに「エンダー」を読みふける。夕方の気持ちいい風と活字が思わず眠りを誘う。

 夕方に目覚める。M隊員の家にTEL。居る、という事なので風邪の快気祝いと 称して「ウテナ」と「ゴウザウラー」のビデオを見せにゆく。間もなくN (ドラムスキー)隊員も「ボイジャー」(スタートレックの)Tシャツとおフランスな時計を 装備して現れ、一緒にビデオ鑑賞会へ雪崩れ込むのであった。Macでお絵かきしたりした後、 10時半頃解散。来週は隊長のバイト先である喫茶店を襲撃する予定。

絵は結局描かず。そゆこと。ふ。


APR.12.1997(SAT)

 やっと来た土曜日。だがまたしても無為に過ごすのであった。だらだらしたい〜♪ って古いな。どうも。あれはぶらぶら、か。兎も角。
 実際何もしなかった。貴重な時間、時間の貴重さ、か、それを痛感しているのに これだ。篠原も歌って居るではないか。「気づけば夕方ダメックス」。はあぁ。
 ・・・実は神林長平「ライトジーンの遺産」の最終章を読んでいたのだ。 2週間がかりで読了。神林作品をこんなに時間をかけて読んだのは初めてに近い。 殆どの作品は大抵一晩で読み終わってきたからだが、今となってはそうも行かぬ。 それでもこの「ライトジーン」は各話が連載の体で「第何話」という風に楽しめ、 こういう読み方がより相応しいのではないかと思われた。・・・・どんな状況下でも 心の持ちようで気分はどうとでもなる、という、こういった気持ちを主人公、コウには 教えられた。
 然し流石は神林作品である。読む事、その行為そのものが快感を 生む。字を追うことそのものが快感だった。主人公、コウ、もそう言えば読書を 趣味とした。詳しい感想はいずれ。未読の方は是非どうぞ。

 先日思う所有って、レコード針を新調した。換えてみて初めて今までの針が イッちゃってたってのが分かったり。兎に角良い音。粒立ちが良い、と言うのか、 ステレオ感が素晴らしい。それが嬉しくて、仕舞っていたLPを 発掘してはかける。誰が何と言おうとマイフェバリットなLP「NO SIDE」 (松任谷由実)をかけると、今まで聞こえなかったような音が聞こえてくる。 割れないで大きな音が出るのが感激で、難度も聴いてしまうのであった。 あとアニソンの数々。ふふ。

 深夜に、今は高校教員と成られたN川氏からTEL。愚痴だか自慢だか解らない話を 聞く。嫉妬混じりのワタシ。はあぁ。情けない。何を今更嫉妬など。 現状報告と各人の「その後」についての情報交換。の後、電話の展開が、 何故か過去の自分たちを肯定し、「我々の学年は凄かったんだよな」と 裏付けのない自己肯定をし合う方向に行ってしまって、我ながら気恥ずかしくなる。 屹度N川氏も虚しいと感じながら、しかしそうしてしまうのを 止められなかったのだろうが。比類無きO女史の過去などを話題に乗せつつ (>すまんO女史。結構話のネタにしてます。)長電話で時は過ぎるのだった。 日本東洋地域の連中だけで月一の飲み会をやらないか、という話になって 電話を切ったのは既に11時を回っていた様に思う。

結局絵を描かず。明日は。


APR.11.1997(FRI)

 今朝も早朝に起き出す。目覚まし3つ使用。が、完全に覚醒する前に何故か 腓返りを起こしてしまうのであった。懐かしい激痛。某運動部に所属していた頃は しょっちゅう起こしたものです。然し多分今回の原因は運動不足でしょう。 良く言われることですが、電車網の薄い地方(イナカ)の人間は兎に角歩かない。 自動車で何処までも行くですよ。車何処でも停められるし。夏はクーラー冬は暖房、 自然ひ弱になるのは避けられない運命です。特に足は火星人の如く弱まっていて、 東京とか行くと、別に何をして無くてもやたら歩いたなあ、と感じる位なのです。 気温の上下にも弱い・・・最近毎日毎日車で出勤、帰ってきたらビール飲んで寝る、 という絵に描いたような不幸な(不健康なというか)生活で、可成り身体に 祟りつつあるですよ。はあぁ。何だか。
 昨日のゴウザウラーを見る。グランザウラーの発現シーン(前後編の後編) である。いやもう熱い熱い。これがあるから毎日生きていける。ああ。あああ。
 熱いと言えば毎日のお出かけBGMはアニメタルマラソンだ。こんなに 回数聴くとは思わなかった。直ぐに飽きるかと思っていたのに、聴けば聴くほど 味わい深い。今直ぐにでもカラオケに行きたくなって体に悪い。
 体に悪いと言えば、最近めっきり描かなくなった。書いても居ないが、描くことは −エガクことはもう本当に無くなってしまった。一日数時間の自由はビデオ視聴で 費やされてしまう。危機感も無い。それが、怖い。最近困惑モードに入っている 某KZVのCGボード等見ていると、描くことを止めちゃだめだな、やめるわけにゃ いかないな・・と思う。やめるわけにゃいかないってのは、嘗ての自分に対して 申し訳が立たない・・・という気分からでもある。土日に描くか・・・ 描けるか・・・

 帰りにミワ氏宅へ電話を入れたが、もう遅いから、と言う。成る程尤もで、 どうも自分の体内時計が狂いまくっているらしい事を実感する。すいませんでした。 >ミワ氏。

 ガガガとこどちゃとスレTRYをチェックして、寝た。


APR.10.1997(THU)

 かしら、かしら〜
 ご存じかしら〜??

 という訳で今朝はどうにか5時に起きて昨日のウテナ、ライディーン、を見た。 ウテナ〜。凄いぞこれは。鼻血出そう。幾原やりたい放題だな!!とか。 同郷の(幾原監督は徳島県小松島市出身なの)人間としても一アニメファンとしても 狂喜乱舞の出来である。
 かしらかしら〜??って流行んないかなぁ。流行らんか。 で、それを見ながら書いた感想を含むテキストは此処。 しかし良くできたアニメ見てるとホントにそれだけで幸せ。安い男だ。安いかな?

 話は変わりますが、某所で某太郎8付録の「デジパレ」を使ったですよ。 これが結構いい感じ。伊達に開発期間が長かったわけでは無い。 操作感覚が古くさくてMPSライク。実際似てる部分が多い。 ・・・とゆう事で、取っ付きは非常に良い。MPSは取っ付きの良さでは 定評が有ったものね。マスクとかもHSV値だけでガンガン切るし (然もマスクパレットのウインドーが有る)、気合い入ってて良し。 然し所詮は・・・という気分では、あるです。でもまああの値段なら安いか。 少なくとも95の「ペイント」よりは断然良い。・・・いや、買わないけどね。 僕にはデイジーアートとゆー強い味方が・・・ああ。レイヤ。レイヤーっ。 何時になったら使えるのだ。あああ。ああ。学べよ>俺。


APR.9.1997(WED)

 雨は止んだが曇り空。朝早いうちに散歩でも、と思っていたのだけど、 昨夜ビール数缶開けつつゴウザウラー見てたのが祟って目覚めたのは7:25。 何も出来ない(掃除も)まま出掛ける。結局昨夜も掃除は出来なかったのだ。 いや、しなかったと言うべきか。何せ帰宅したのは狂ったような遅さだった。 毎日こうかと思うと流石にだるい。まだ水曜日だというのに。アレがしたい、 コレが読みたい、というのがたまっていく。
 然しゴウザウラーは良い。良すぎる。昨日の温泉行きの話、”オトコオンナ” しのぶのブラ(乳バンド〜)の話は、もー・・・成程「イサミ」の原型と 言われるのも頷ける。男の子っぽいけど、一番女の子っぽい、という・・
 帰りに「いけ美」の連中とボウリング、の積もりだったのだけど、研修が終わると 一目散に帰ってきてしまったです。帰宅してから「ああっ」って気がついて。 ミワ氏に電話入れてみたら8人も居るよ〜とのこと。しまった・・・行くべきだった・・ 最近パンピー化してて会話がつらいのだ。濃いヒトビトと会いたいよ・・・

 ・・・所で、昨日から眺めている「トマソン大図鑑」、が面白い。思わず笑ってしまう。 くすくすと、吹き出してしまう。見よ、口調まで何故か赤瀬川調ではないですか。 そうでもない?いやー、改めて数見せられると・・・くすす。

 今日も特にネタは出ません。風呂に入って寝ます。掃除は?また明日、さ。


APR.8.1997(TUE)

 早朝(4時頃)起床。相変わらず汚い部屋に閉口しつつ(割れたガラスコップがそのまま 転がってる部屋ってのは矢っ張りアレだ、掃除しなきゃ・・・小人さんでも居ないものか。 ミルクでも置いておくか。)久々にWC/Jに顔を出す。出す、も、流石に朝で人は少ない。 人を捜して彷徨いて、やっと立ち話をしている二人(オリアバ)を見つけ、挨拶をする。 その返答が此処には書けないような悪口雑言。こんな奴がまた現れるようになるとは、 もうWC/Jも移行時期なのかも知れないな、と思う。ある部屋(此処は友好的)で 一時間ほど話し込んで、消えた。

 赤瀬川原平編「トマソン大図鑑 無の巻」/ちくま文庫/1996/12/5
 赤瀬川原平編「トマソン大図鑑 空の巻」/ちくま文庫/1996/12/5

を読み始める。読む、と言うか眺める、と言うか。一時の熱狂からはるかに時は流れ、 24年間に及ぶ発見・採集の結果が斯うして分類、収集されている。何故か静かだ。 その無機的なまでに静かな空気は、時の流れを経てなお、「そこにそうしてある」 トマソンという「建築物に付随する物件」そのものの持つ雰囲気と呼応する。 そういった「そこにそうしてあるもの」を「発見」するオモシロサは、しかし 厳然として存在するのですが。・・・解説の赤瀬川氏の独特の口調が素晴らしい。 「上に猫がいるよ」。流石だ(何が)。ゆっくり読むさ。

 そろそろまた新作絵を描かないと。折角のソフトがすたるぜ。腕もなまる。 なまる、ってのは結構アレな響きですな・・・情熱だよな。パッションだよキミィ。 という。ふぅ。


APR.7.1997(MON)

 最近強度の朝方だったのだけど、今朝はいきなり7時30分起き。せっかく苦労して 設定変更したのにまたかい。融通のきかない身体。仕方なく大急ぎで出掛ける。 ・・終わったのは例によって9時を軽く回ってからである。それでも一番早く帰らせて 貰ったというのだから全く。
 久々にわんぱくこぞうへ行ってみる。「ぱっくんぽっけ」を見なくなって もう何ヶ月になるだろう。確か去年の春以来だからもう一年以上。探してみるけど 矢っ張り、無い。これは本気で定期購読をしなくては成らないな。と思うだけは思う。 誰か「ぱっくんぽっけ」のバックナンバー揃えておられる方、ご一報ください。 馬頭ち−めい氏の漫画が読みたいです・・・うう・・・
 ビデオで今朝の「熱血最強ゴウザウラー」を見て思わず胸を打たれた。 その感想は−−と例によってリンクしようと思ったけど面倒だから張り付けちゃう。 以下がそれ。

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最近の毎朝の幸せ。
熱血!最強!ゴウザウラー。その再放映ONテレビ大阪。

実はこの再放映が初観なのですが。「ガンバルガー」で離れてしまって・・・
本放映の時観ておけば良かった・・・勿論今観ても十分面白いのだけど。

今朝の夏休みの話は切なくて素晴らしかった。
夏休みは楽しいけど、でも分かれ分かれになってしまう
切なさ、寂しさ・・・久々に会う友達との会話、がたまらない。
もう「夏休み(本当の)」が遠くなった人間には切なすぎた。

「・・・なんか今年の夏休みって、いつもと違う気がしねえか?」

ゆかは可愛いし・・・・

「・・小学生最後の夏休みなんだもん。
 もっとみんなと一緒にいても良いのかもね。」

巧過ぎる。殺人的に。切なさ大爆発だ。


成程なあ。
これが「ライジンオー」と並んで語り伝えられるゴウザウラー、なのだな。
ライジンオーは高校時代、友達から毎週ビデオを借りては
むさぼる様に観たものだった。あの一話を観たときの衝撃は忘れられない。
・・・それ並みにクるのだ。それ以上かも知れない。

「こうありたかった小学6年生」・・・

何かゴウザウラーの良いムック(って言わないのかな最近は)有ったら
お教え下さい。

その後の「りりか」は丁度この辺からハマって観始めていたので、
特に感慨は無い・・・・で、早送り。矢っ張りサントラが凄すぎて
音楽に押しつぶされそうだ。本当に凄い。ただ毎朝となると重さが過ぎて
かったるいの・・好きな人ごめんなさい・・・

で、もう一つの本命が「楽しいムーミン一家」。
技術と手間が豪華なアニメ。観ていてぞっとするほど動きが良い時がある。
手抜きの時もあるけど。何より話の展開がたまらない。行き詰まると
ニョロニョロが出てきてスナフキンが解説して終わりという・・・

いい感じ。
ああ。また朝が来る。
タイマーセットして、オジサンは仕事に出掛けるさ。
「ゴウザウラー」見てるときの気分は、すっかり小学生なのになあ。
いつの間にこんなに年を食ってしまったのだろう・・・・
@@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@
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少年で居たい。居たかった。もう彼らから見ればオジサンな私だが−・・ こういうのって、どうしようもないんでしょうね。だからこそ切ない。 まあ、前を見ないでは躓いちゃうし、ただでさえ蹉跌してる私としては、 もう少し前を見たいな、と・・・思う。のさ。

 


APR.6.1997(SUN)

 雨ですな。こうも続くと高校野球が延びるだけではなく気分も沈みがち。 せっかくの桜の土日も、何となく室内モードの私でした。 カブタック(忍者)見てメガレンジャー(独走と友情)見て花より男子(眼鏡と変身) 見てTO−Yの再読して。ああ。一瞬の晴れ間を見つけて久々に一人バスケ。 少し走っただけで上がる息。はあぁ。
 雨の中、法事に行く祖母を送って、その実家まで行く。考えてみれば車で10分ほど の距離でありながら、来たのは彼此五年ぶりでした。懐かしい。 昔は割と来たものでしたが。 その辺を走ってみると、小さな社や小学校や墓場やいろいろ、が懐かしく目に入るのでした。
 で、夕方まで部屋でごろごろ。せっかく掃除した部屋もあっという間にまた元の木阿弥 ゴミの山。冬物を思い切って押入に仕舞ってみたり、未見のビデオを見たり。 そう言えば今週は新番組ラッシュで結構嬉しいのです。 でもチェックできてないのも幾つか有るですが・・・ああ。体力。 またまとめて新番組の感想書かないと。しかしケロちゃはいいねぇ。ていうか 良く成ってきてる。世界観が好ましいです。1,2話で見放さないで良かった。

 夕方、ふと思い立って(暇を持て余して)隣の町の町立図書館まで本を返しに。 雨の中でも快適なpolo(親の車)。やっぱり良い車に乗りたいと思うですよ。 図書館に入ると何やら古書市体のものをやってる。しかしいつ来ても何か知らやってるな。 元気である。要は家にある要らない本を持ってきて、欲しい人に持ってってもらう、 というものらしい。だから殆どは資源ごみの様なものなのだけど、その中に 早川の一昔前のJAシリ−ズがごっそりあるのを発見。ラッキー、とか思って片っ端から チェック入れてたら、何と

 草上仁「無重力でも快適」/早川書房/1989/2/15

が有ったのだ。狂喜乱舞する。スタパ系ヤンキー調に云うと イーヤッハァ!という気分である。 本を見つけてここまで嬉しい思いをしたのは久方ぶり。何せ探し続けて彼此 6年になろうという本なのだ。いわば夢にまで見た単行本! ああ!情報通貨の単位が「アイユー」だ!!懐かしい!!でも忙しさにかまけて 読むのはこの次の休みになりそう・・・

 晩飯の後、数ヶ月前にBSでやってたのを録画して、そのままにしてあった 「黄金」という映画を見る。金鉱堀の山師の物語。黒白で味わい深い。 ボギーが良い味を出しているが、悲しい役だった。それを見て、ラストの風の鮮烈さに 自分まで風に吹かれるようでソクっとした。・・・そう言えば舞台がメキシコで会話が エスパニョルで、なんだか「明日に向かって撃て!」を見ているみたいだったな・・

・最近のテキスト。大したもんじゃないです。ネタが 無くて。うう。


APR.5.1997(SAT)

 土曜日。やっと来た休み。でも雨。
 ビデオを見て過ごす。久々に「オネアミスの翼」を通して見る。 雨の日に何となく相応しい。もう10年以上前の作品。流石に絵柄が古く感じられる。 が、背景美術と音楽、そしてその物語世界は、今だに私の心を揺さぶるのである。 リイクニのテーマ、が雨の臭い。
 そう言えばMacな方々はご存じ無いかもしれませんがWin95にはサンプルとして goodtime、というビデオクリップが入っていまして、えーと、 「あの」ネコネコ氏が謎のドイツ人ステファンさんと踊ったという噂のアレですが、 ああいう「雨」「雨上がり」のイメージって良いなあ、と思うのです。 乾いた感じの・・・今日の雨は湿気て日本そのもの、という感じでした。 ・・・ねこねこ氏といえばここ数日わんこ氏の日記が停止してて寂しい限りですが、早く お帰りにならないかしらん。ふうぅ。巫研所長の日記はオトナだしさ・・・なんか 自分の泥吐き日記がみっともないっす。はあぁ。

        


APR.4.1997(FRI)

 雨。庭の桜数本がいつの間にか咲いている。金魚と犬に餌をやって、出かける。 今日から研修が本格化して、結局終わったのは夜9時超えてからである。此から少なくとも 一月はこんな感じらしい。しかし・・・
 初対面の仲間と、気を使ったり使われたり。失敗したり気に病んだり。 慣れないというのは其れだけで疲れるもの。精神的に疲労困憊する。 所で困憊って何?えーと・・困も憊も「疲れ切る」という意味らしい。成る程。いやその。
 ・・・・いや本当に辛くなってしまって。久方ぶりの不安な感覚。何もしたくない、 只もう布団にもぐり込みたいという感覚が付きまとう。だがそうも行かないのね。 斯う言うときに限って教職員団体から教員試験模試のお知らせ、とかが来てワタシを誘うのだった。 教員か〜・・・まあ友人が高校の教員になったので、そのへん状況を聴いてみて・・・ 楽な仕事なんてな無いよな。と思おう。今は。でも「やりがい有る仕事」はある筈・・
 帰宅後、もそもそと飯を食っているとM女史から電話。消費税が上がる前にと思って 電気屋(量販店)に行ってパソコンを買って来た、通信したいけどよくわかんない、と言う。 98V16よ〜♪と言うのでふーん・・と聴いていると、今ゲームしかしてないの〜 バーチャロン〜ってちょっと待て。MMXマシンか!流石だ。兎も角モデムをお買い、と アドバイス(になって無い・・・)。また出かけてってセッティングしようかしらん。
 しかし考えればこの人とも長いつき合いで、もう彼此10年になる。 師匠ズの一人でアンジェリーク系。昔は随分キツイ(濃い)感じの人だったが、 最近ではすっかり良いお姉さんである。見た目は、だが。 然し22、3にもなって、お互い足が洗えてないのが哀しい。

リビングインザライフ、だぜ・・・・


APR.3.1997(THU)

 今日も雨。霧の様な雨は、春雨というアレですか。街灯の光が朧で美しい。 ホテル暮らしの知人を送った後、ミワ氏宅へ。テープ類を返し、テープを借りる。 コサキンの新しい奴。一時間ほど駄喋って、辞す。テープは直ぐ聴くのが勿体ないので −−それに「そういう気分」じゃなかったので−−ムーンライダーズを聴きつつ帰る。
 昨日買った古本の類を読む。上條淳士「TO−Y」(小学館)全巻買ってきたのをちびちびと 読む。面白い。懐かしくて。昔OVAで有ったのを見たですよ。それしか知らなかった。 だから懐かしいと言っても多分コレが初読。しかし何ですな、時代の子というか時代の匂いが プンプンして凄いわ・・・
 他にも桜沢エリカや伊藤伸平やたがみよしひさや、いろいろ読んで、寝ました。

 


APR.2.1997(WED)

 午後から雨の日。帰りにボウリング場へ寄ってみる。毎週恒例の「いけ美」ボウリングは 今週は行われてない模様。仕方なく下階のゲーセンで「バーチャファイター」(初代)をプレイ。 COMのウルフに負ける。感覚忘れてる・・・近くのモスバで夕飯。やっとスタンプをためた。 ので、マグカップを貰ったのだった。ふふ。・・・夕方のモスバは良いです。ぢょしこーせー多いし。 でも照り焼きチキンは頂けない。モスバ特有の汁気の多いアレ、とは随分雰囲気が違う。 どうでもいいか。別に。そういえばモスバのHPとかって有るのかしら。探してみようかな。 古本屋でまたぞろ4千円ほど漫画の類を購入。だからいつ読むのか。本屋で例の「にゃんたじい」 が載ってるとゆう雑誌を探すつもりで、忘れた。また明日。
新・天地無用!の第一話をやっと見る。ああ〜・・何か絵柄(&作画タイミング)が エルハザードでアレですが、でも声優劇という点では如何にも「天地」。 しかし天地ともつき合い長いですねぇ>アニメファン諸氏。こうつき合いが長くなると、 出来不出来は兎も角、古い友人が今日も元気でやってら、的親しみが沸いて来るという物です。 最初のOVAシリーズ見てたときはもう、何て狙いすぎの企画だ、とゲップが出た物でしたが、 それが今や親近感の対象なのだから全く継続は力。違うか。魎呼さん〜好きだ〜ていうか。
 最近日記リンクもいいなあ、とか思っている私。日記書きの方々のリンク集とか有るのかしら。 チャットより日記の方が深くて、面白いわ・・・のぞき見趣味・・・。また追々・・・

 ・・・・・今日は特に画像も無し。眠いので寝ます。ではまた。


APR.1.1997(TUE)

 四月です。春ですな。
 桜は咲く。風は無い。いや、有る、が、僅かにそよぐ程度。夕方の空は青い。 その蒼穹を貫く飛行機雲。風が無いので雲が散らないで、山の彼方から向かいの水平線へと、 夕日に輝く弧を大空に描き切って飛行機は消えて行く。 そして日が沈めば西の空には彗星、という訳だ。春宵一刻・・・と言う奴で、 いや全く其れを肌で感じる。
 ここんとこアラン・ヒューストンが振るわなかった(サイカリーとユーイングは流石・・) ニックスVSハーダウエイの光るマジック。をBSでぼんやり見つつ、脳を癒す。サイカリーが 片手で(!)リバウンドを取ったりして凄い。いやサイカリーのスティールの美しさったら無いな。 地味なルックスが好感度高い・・・ブルズがダントツの現在、二位以下の争いが見物。・・・ しかし、ダンク、ダンク!ゴリラダーンク、なユーイングを見ていると、何故か 笑ってしまうのだった。フェイダウエイも良いし・・・でも正直ユーイングは苦手。 何か性格的に。誰が好きかと聞かれれば、やはりバークリー。
 ・・・最近某氏とオハナシをしていないなあ、とかふと思う。 向こうはコッチのことなどどうでも良いのだろうが、聞く方はあの軽妙な語り口に 久々に触れたいと思うのだ。あんなに話の上手い人はそうは居ない。 あと一年で居なくなってしまう、と思うと居ても立っても居られないと言うか・・・また カラオケ−ガスト、という不健康な路線を踏んでみたいと思う私です。
 うーん。まとまったネタがでません。明日も早いので風呂入って寝ます。昨日の烈&豪見てから。 コーチと成った沖田カイの苦悩。「これじゃ嘗ての僕と同じだ・・・」サバンナソルジャーズの、 勝つことに対する執着・・・レースでの勝利と、心の勝利は違う・・・ 「マシンに愛情をそそげばマシンは速くなる」カイがこんな事を言うようになるとは。 彼はダーティーレーサーから心を伝えるコーチへと脱皮したか。いい話だ。 あー。しかし。サイクロンマグナムTRFどーすっかな・・・最近レースやってないんで イマイチ勢いが・・・・

先日の絵に色を塗ってみました。さて次はどうするか・・・


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