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古日記 2012年7月


車の凹み修理とかトイ・ストーリーとか篇。


JUL.31.2012(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


JUL.30.2012(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。

・マクドでル・グラン ソーセージを食べてみた。普通に、まあ、美味しいんだけど、 うーん、印象に全く残らない。もっとドギツイ奴でないと。これはないわ!位ので 攻めて欲しい。その点ペプシの塩スイカはスゴイ。一口含んだ瞬間の、「うわっ……」 という海の香り、というより磯の臭気。確かに「夏」なんだけど、爽やかじゃなくて、 なんか淀んだ夏の香りがスゲー。開発者には敬意を表さずには居られない。最早これは ドリンクという形を取った、夏を歌った詩だとさえ思う。 この人ほど エンジョイはしてないけど、毎年楽しみにしております。


JUL.29.2012(SUN)

 サンドイッチ作って食べた。あと息子の絵を額装してIKEAで買ったまま 放置していた(こればっかり)ライトでライトアップしてみたり。 他に何も語るべきこと無し。

ボケて。 最近好きで好きで。


JUL.28.2012(SAT)不明

 奥さんが用事で出かけてて、オリンピックの開会式など見つつ子守。 OSXを山ライオンにしたり。

・息子と一緒に、 伊集院さんおすすめの「 1分間チャレンジ めざせ!100万ドル」を見てて、思わず色々とチャレンジ して(チャレンジせざるを得ない)キャーキャー言ってるうちに一日終わった。 この面白さをどう伝えたものか。伊集院さんがまとめてくれてるのでそれ以上 言うことは無い。兎に角面白い。この番組作ってる人たちは天才だと思う。


JUL.27.2012(FRI)不明

 仕事して帰ってきて寝た。


JUL.26.2012(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

・最近の楽しみは水曜どうでしょうClassic(今ジャングルリベンジ)位な訳ですが。 どうでしょう見てると、なんかすげーどうでしょうが好きだった東京時代の職場の アンチャンを思い出して懐かしくなる。育った世代も文化も全く違っていて、 価値観は殆どクロスしなかったけど、ことどうでしょうに関しては話が通じた。 最近暑いからか、東京での日々をやたらと思い出す。


JUL.25.2012(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。

イケてるしヤバい男。 なるほど。


JUL.24.2012(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。

みんなマイミク。これって一昔前なら「うわー」で結構disり祭りになって それなりに話題になったりしたんだろうけど、なんかネット上のアンチな(或いは 腐臭のする)話題を誰も面白がらなくなってきたというか、まあ正直どうでもよい。 マイミクマイミク。

・正直今のmixiのしっとりした感じは嫌いじゃない。FacebookとG+が「社会そのもの」 である以上、「ネットキャラ」を保った上でコミュニケーションを続けられる場は 此処しかない、という事に気づいている人も結構居る。僕は結構好きだ。 最早いい年したオッサンになった人達が、思い出したように書き込むポエムが。 表(Facebookとか)では絶対見せない痛々しい独白が。


JUL.23.2012(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。

・発見!固めに炊いたご飯にそうめんつゆをかけて食うとうまい!(ひどい


JUL.22.2012(SUN)

 先週に引き続き部屋の片付けなど。夕方近所のホームセンターに出かけた程度。 最近気づいたけど、息子はあんまり出かけたがらない。アイスクリームでも食べに マクドまでいくか?とか聞くと、「おうちで遊んでる方がいい」とハッキリ言う様に なった。家に居て親とテレビ見たり絵本読んだりしてる方が、どうも幸せな様だ。 ああ、確かに自分もそんなだった、気がする。色々連れ回すより、ゆっくり話を 聞いてやるべきだ、と(やや)反省する。だからといって子供の言うなりに引き 籠もっていたのでは結果的に良くない、という事も言えるので、まあ適当に。 夜、粗挽きの挽肉でハンバーグを作る。結構うまい。またやろう。

・同時期に転職した友人が最近自由人になったというので、時々メールでやりとりを している。最近はなんだか余裕を感じる内容になってきていて、羨ましくもあり。 人はどんな状況にでも慣れるな、と思う。慣れてないのは自分ばかりだ。


JUL.21.2012(SAT)

 暑い日。息子をプールに浸しておく。芝生が伸び放題になっていたのを刈る。 暑さで何も思考できず。ただ「暑い」という刺激に脳を焼いて一日が終わる。


JUL.20.2012(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。

・「氷菓」見てると、どうしても「菫画報」が脳裏をチラチラする。放課後部室探偵 (探偵脳)モノならごまんとあるのに、どうしても菫画報なんだよなー。そんな訳で 菫画報を掘り出して読み返してる昨今。成る程、世界は謎解きに満ちている。

・菫画報は昔から人には勧められてて、でもこの絵はなぁ、と思って読んでなくて、 奥さんの実家の蔵書整理の段に自分の手元に来たんだけど、結果折に触れて 読み返す漫画になった。繰返される表現(生存戦略!気になります!)でシーズンの 共通言語になって、終われば直ぐに忘れ去られる作品群(大量に消費され、後を 引かない、良い商品)ばかりの中で、自分の本棚にはこういう答えの出ない、 カテゴライズするならかつてのビーム・アフタヌーン的な漫画ばっかり残っていく。 それもいずれは消えてしまうモノなのだろうけど。


JUL.19.2012(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

・家の裏にあったイチゴ栽培用のビニールハウスがここ数日で撤去されてしまった。 聞けば体調を悪くしてしまって、ビニールハウスがあると仕事をしたくなって困るので 思い切って解体したのだとか。ここ数年、それまでずっとあったものが気付かないうちに スッと無くなっていくのを目の当たりにして来て、うーん、このままじゃまずいなぁ、 とボンヤリ思う。「仕事して帰ってきて寝た」に依存しているうちにも時間はどんどん 過ぎ去っている。息子はみるみる成長し、理解力を備え、このあいだ生まれたばかりの 甥っ子はもう歩きだそうとしている。去年の冬はまだ元気だった祖父も今はなく、 祖父が死の間際に手入れしていたブドウは昨年は全く実をつけなかったのに、今年は 大量に実をつけている。時間はどんどん過ぎ去っていく。鏡を見る度に、えっ、と 目を疑う程白髪が増えている。このままいくのか。このまま40才を迎えるのか。 このまま無為に生きて死ぬのか。


JUL.18.2012(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。


JUL.17.2012(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


JUL.16.2012(MON)

 天気予報では絶賛曇天、のはずなんだけど、超晴れてる。家族で近所の海に出かけて わーっと泳いでさっと帰る。体力が無い。息子と奥さんが昼寝に突入したところで 図書館に行ったりハードオフに行ったりホームセンターに行ったり。夏の休日の午後の ハードオフの雰囲気に暫し陶然となる。この感じ……この気だるい雰囲気……。 夜パッタイ焼きそばを作って辛さにヒーヒー言いながら食べて、港祭りの花火を見て、 眠るのだった。


JUL.15.2012(SUN)

 曇。海は明日にお預け。浮き輪を膨らませてやったら、息子が浮き輪を転がし ながら「たいーやまるぜん、たいやまるぜん」と 例のCMのマネをし出して、不意を突かれて息が止まるくらい笑う。

・忙しさにかまけてほったらかしになっていたモノゴト(IKEAで買い込んだ家具の 取り付けとか、冬物の片付け(!)とか)をワーっとやって肩の荷が下りる。 思いのほかこの肩の荷という奴が重かったのだなぁ、と下ろしてみて気づく。 片付け重要だ。


JUL.14.2012(SAT)

 蒸し暑い!夕方になるまで動けず。日が傾いてからゆめタウンに出かけて ぼんやり買い物したり、帰りにハンバーグ屋に寄ってぼんやり食べてみたり。 兎に角蒸し暑くて思考が焦点を結ばないまま眠りに落ちる感じ。

・「トイ・ストーリー」の1作目を見る。初見。「たぶんこんな話」と思ってたのとは 大分印象が違っていて面白い。特ににウッディはもっと正義の味方的なキャラだと 思ってたけど、あまりにも唐沢寿明キャラ(ダークサイド方面で)で大いに笑う。 ネタ画像で良く見るあの笑顔、なるほどこのキャラなら。

・ちょっと用事があって Windows Azure 90 日間の無料評価版を試したメモ。 AmazonEC2よりは圧倒的に敷居が低い。
※クレジットカード、請求書送付先の住所氏名電話番号の入力が必要(試用なのに!)
※料金については各料金の詳細情報が英語で不安。

登録後、ポータルを見てみると、初期状態ではVMが使えない。
https://account.windowsazure.com/PreviewFeatures から「Virtual Machines & Virtual Networks」の[try it now]→「3ヶ月無料評価版」を選択。 →ポータルで「Virtual Machines」が選択できる様になった。

■VM作成(とりあえずCentOS)
[create a virtual machine]で作成ウィザード開始。QUICK CREATEだとWindowsサーバーのみ →FROM GALLERY にCentOS6.2があるのでこれを選択。ssh接続できることまで確認。

→My ImagesとかMyDiSKSとかの検証はまだ。

じん feat. IA「日本橋高架下R計画」 最近たんぶら界隈でチラチラ見てたのはこれだったのか。


JUL.13.2012(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。

木尾士目「げんしけん 二代目の参(12)」/講談社/2012/06/22
斑目の現状に激しい既視感を(いつもの様に)重ねつつ、読み終わる。
でも、それから数日、自分の中にわだかまっているのは、
斑目ではなく矢島の「恋バナ」の下り。

異性に声かけられたことが数回ありました、おしまい、という様な。

まあ一見”かわいそうな非モテ青春”の類型としてオトしてる感じなんだけど、
それにしてはなんか、こう、ひっかかる。

その「ひっかかり」をきっかけに、自分の中の(例によって)見ない様に
していたアレがむりむりむりむりと湧きだしてきて、ちょっとびっくりするほど
抑えられなくなってしまった。

あんな感じだったよ俺の”学園生活”は。
虚構がらみの記憶ではなく、リアルな空間での「自分」の記憶を
掘り返したときに出てくる、「青春」の思い出の驚くべき矮小さ。
忘れてるつもりだったけどなぁ。

矢島にはげんしけんの仲間が、或いは吉武がいる(少なくとも、今は)。
吉武が矢島を引っ張っているうちは、どんどん「良い方向」に転がるだろう。
そうあってほしい。マンガなんだから。


僕には吉武は居なかった。そもそもサークルに入ってさえ居なかった。
矢島の地味な高校生活の延長がそのまま10年間くらい続いた。
その事に気づいて以来この数日、その「なにも無かった」日々について、
ずーっと考えてる。延々と、考えてる。考えることを止められない。

日記に何も書くことが無い、誰も遊ぶ相手のいない「夏休み」みたいなものが、
ずっと続いてた。何かに抵抗していたわけでもなく、ただじりじりとした
苛立ちと不安をかかえたまま、何もしないで、膨大な月日を過ごした。
(そしてその「あの夏」には、めんまは登場しなかった。誰も。)

あの日々は何だったのか。「何か」であり得たのか。
欠片でも意味が見出せないものか。

ゼロについて何をどう考えてもゼロな訳だし、過去に戻れるわけでもない。
大体もう結婚して子供も居て40歳に手が届こうというのに、いまさら
「なにも無かった青春」を供養しようという、それ自体全く無意味だ、と
脳の表面では分かっているんだ、けど。

ジャンクフードの食いすぎで自堕落に太りまくり、服装も髪の毛も気にせず、
ただ「自分はオタである」という一点にしがみついて他者を見下そうと試みて失敗し、
自分が寄って立つはずのマンガはド下手というか、そもそも一回もちゃんとマンガを
描いたことがない。
変にマジメ&常識人ぶってるけどその実キャパが無くハジけることができないだけで、
自由に日々を楽しむ連中が許せず、結果いつもムッとしてるような言動をしてしまう。

ああ…………矢島、お前はサークルに入って、吉武がいて、良かった、
ホントに良かったな。




斑目は斑目で、やっぱり気にはなる。

就職、転職、実家帰り、結婚が決まり、学生時代から住んでいた狭い部屋の、
透明衣装ケースに詰め込んだ(すでに一世代前の)膨大な同人誌を前に
「形見分け」をさてどうするか、悩んでる「俺たち」を、何度も見てきた。

それでも他の生き方ができるわけでもなく、やっぱり”この界隈”を薄く消費
しながら、漂っていくのか。11巻でのコミフェスを前に全然盛り上がらない
自分に愕然としてしまう感じとか、わかるぜ……

斑目にとって(とりあえずの)ハッピーエンドは、咲ちゃんが白馬の王子様よろしく
駆け寄って抱き上げてくれること、ではなく「同じ目をした仲間」と居酒屋で
下らないヲタ談義を(こんなんばっか作っててこのメーカー大丈夫なのか、とか
無責任な感じで)ワイワイやれる、その「場」がまた現れる事なんだろうかなあ、
とぼんやり思う。

オッサンになって、ゲンジツに両手両足がっちり食いつかれてても、年に数回は
「地の言葉で」存分に語り合えれば、それはそれで「楽しくやってる」と言える。
そうやってタコツボの中で死ぬまで楽しく、という「解決法」を見いだした連中は
実在する。そして、斑目は「それ」ができるタイプだと思う。

それでいいんだ、生きて行くんだ、と腹をくくれれば、ああ、人生
楽なんだろうけどなぁ……

とりとめもないままに。

JUL.12.2012(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

入江亜季「乱と灰色の世界 4」/エンターブレイン/2012/07/26
冒頭の19話「逃げろ逃げろ日比くん」が「らしい」話
(なんか昭和の教育テレビ(notEテレ)の道徳チャンネルみたい!)
だったのに、だんだん展開が足早になっていって、後半もうなんだか
訳も分からず振り落とされてしまう感じ。

作者が自分の中の溢れる引き出しを、吹きこぼれるままに
任せてざくざくと描いている、という感じはちゃんと残ってるので、
多分パワーバランスの問題だと思うんだけど。多分次巻では色々と
回収されるのだろう、と期待しつつ。

このまま足早に終わっちゃうんじゃないかと、それだけが心配。
毎回楽しみにしてるんで……。

JUL.11.2012(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。

速水螺旋人「靴ずれ戦線 1」/徳間書店/2012/1/1
正直万人にはお勧めできない。でも買いたくなるし、読みたくなる。
そういう魅力(魔力)がこの人の作品にはある。この「完成度の高さ」。

戦争(それも独ソ戦、民間人を含めると独ソ合計3〜4000万人!の死者を出している)
をかわいらしい絵柄(ポロリもあるよ!)とファンタジック(情緒満載)な内容で
切っちゃって良いのかとも思うけど……

実際違和感はある。もっと「残酷でない」話も読みたいもの。
芯からファンタジーなものを描いて欲しいなぁ、という気持ちはあるけど、
うーん。
ナチス魔女のかわいらしさと「熊嵐」の一見愛らしいコマ(くまちゃんに
抱きつかれてる的な絵柄だけどその実……)とか、うわーっと脳が混乱する。

(良い意味で)読者の方に媚びてない、描きたいもの(俺はこれが面白いと思う!)
があって、それを描きたいように描いている、というタイプの人なんだと思う。
後はもう受け手の問題、というか。

リュウの復刊のおかげで連載も再開された様で何より。
また続きが読める(むしろ「買って本棚に並べられる」)ヨロコビ。

自分の中ではまだ落ち着きどころの無い作者なんだけど、
もう少し追いかけたいのだった。

JUL.10.2012(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


JUL.09.2012(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。


JUL.08.2012(SUN)

 息子の水着を買い出しに行って一日終わる。息子がアイスバー型の製氷器を 欲しがって、奥さんが「それは前に買って、夏になったら出そうとしまっておいた のがあるから」と制止する。「もう夏だよ!」というツッコミを自分より先に 息子が入れているのを見るに付け、成長してるなあ、となんだかちょっと哀しく なってしまう。


JUL.07.2012(SAT)

 奥さんが息子を連れて出かけたので久々に一人で休日を過ごす。窓を全開にして 布団に寝っ転がって古賀亮一を読む快楽……と思ってたらパクマンさんの面白発言 を10個も味わわないうちに気を失い、気がついたらすっかり日が暮れていた。 なんかこの感じ、懐かしい。睡眠不足が続いた後、気を失う様に眠って、気がついたら 疲れが取れていた、という体験、何年ぶりだろう。一日無駄にした様な、でも 充実した一日。


JUL.06.2012(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。東京から来た人にお土産でスカイツリーチョコを貰う。 うまい。なんか美味しいチョコレートをちょっとだけ食べた後に猛烈に安い チョコレートを長靴いっぱい食べたくなるのは何なのか。


JUL.05.2012(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

・夜、息子が寝言混じりに「パパってともだち少ないの?」とか聞いてくる。 聞けば「ぼくはともだち多くて数え切れないよ!」という。良いことだ。


JUL.04.2012(WED)

 蒸し暑くて寝不足。仕事して帰ってきて寝た。

・「銃・病原菌・鉄」の病原菌の下りに突入。スペイン人と共にやってきた病原菌が その後の200年で原住民の95%を死に至らしめている事を知るにつけ、火星人が地球の 病原菌にあっさり全滅させられた(ネタバレ)のも宜なるかなという気持ちになる。 ウェルズは歴史学者でお馴染みな訳で、そういう意味では突飛なアイデアでは 無かった、のかも。家畜が居ない(新大陸には馬とか牛が居なかった)事が病原菌の 培養に貢献しなかった上に車輪の発明にも影響を与えていた(車輪は発明されたが、 引っ張る動物が居なかったので実用化されていない)とか面白い。


JUL.03.2012(TUE)

 仕事して24時過ぎに帰ってきて寝た。

・今年はオリンピックイヤーらしい。オリンピックで思い出すのは84年のロサンゼルス オリンピックで、父親がどこかからか(多分本屋とかで) イーグルサムの シールをもらってきてくれたのがきっかけで、自分の中でオリンピック熱が 突如燃え上がったのだった。 ジョン・ウィリアムズのあのイントロを聞くと、今でもあの時の、ドカーンと 青空が脳内に抜けていく様な感触がありありと思いだせる。大変なことが始まる! 世紀の祭典が!スクラップブックを買ってもらい、新聞のオリンピック記事を ひたすら切り抜いては貼りつけていた……んだけど、わりとすぐに飽きて (新聞のあらゆるページがオリンピックで、切り抜き切れなかった)しまって、 気が付くとイーグルサムの模写だけが上手くなっていたという。

・「国際政治」の匂い(今思えば「東西両陣営」の存在は、世界の多様さ、豊かさの 象徴だった)初めての商業五輪でスポンサー企業のCMが誇らしく輝いてたり、とにかく 「オリンピックが始まるぞ!」という高揚感は、当時10歳の自分には抗いようの ないものだったその後「バブル」でくくられてしまう、「祭りの日々」の号砲。 ビューティフルドリーマーとマクロスとナウシカが劇場で上映され、ビッグブラザーは ユーをウォッチングしてた。そんな時代。東京オリンピックを知らないし、大阪万博を 知らないけど、ロサンゼルスオリンピックとつくば科学博は知っている。 そういう世代。


JUL.02.2012(MON)

 早朝に起き出して磨いたパテの上から油脂落とし→下地→ボディカラー →ぼかし剤→クリアコートを一気にかけてたら垂れまくる。まあいいか(適当) 仕事して帰ってきて寝た。

どんぐり共和国。この人の絵を 最初にpixivで見た時の衝撃は忘れ難い。こんなにも「あの頃」の絵を (その後の世の流れに影響されないまま)描き続けている人が居るのか……! みたいな興奮から、実は今まだ大学生で、「あの頃」をリアルタイムで受け取って 居たわけではないと知った時の更なる衝撃。一体何がどうなってここに たどり着いたのか。兎に角一見の価値はあり。正直「疲れた団塊ジュニアの胸キュン」 というニッチを狙っているのだとすれば、これは強力な武器とも言える。

サトウサンペイのページが。 自分が子供の頃は地元紙と朝日の二本立てで取ってたので、フジ三太郎は 毎日読んでた気がする。ドタンバのマナーとか今でも思い出す。


JUL.01.2012(SUN)

 暑い。庭にビニールプールを出して息子を浸しておく。横で「銃・病原菌・鉄」を 亀の歩みで読み進める。暑い。言わば融けかけたアスファルトに己が足跡を刻印 しつつ歩く、感じ。ひどく暑い。

・午後、Youtubeで車修理動画を3本程見て「ぼくにもできそう!」感(DIY魂)が むりむりと湧いて出て気が付けばコーナンでパテやらスプレーやらを8k円程買い込んで しまってもう戻れないもう帰れない太陽の牙ダグオン。望月演出に疑問を 持ち始めたのは思えばあれが。だいたいママぽよ見てたしな。勇者指令の 話は兎も角、削ってパテ盛って削ってたら日が暮れた。成程Youtubeの修理動画で 枕詞として必ず「時間はかかりますが」「時間さえかければ」ってのがついてたのは こういうことか。塗りは明日にして息子を風呂に入れたりして眠る。


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