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古日記 2012年5月


南山宏斯く語りき篇。


MAY.31.2012(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

・青春アドベンチャー「失われた地平線」聞き終わり。熊倉一雄を堪能する。しかし シャングリラの語源がこんな冒険小説だったと初めて知った。中国には シャングリラ県(香格里拉県)とかあるらしい。南セントレア市とか山形県米沢市 アルカディアみたいなものか。


MAY.30.2012(WED)

 朝4時半頃メンテナンス終わり。まっすぐ帰るのもナンなので、途中で港の講演に 立ち寄って、日の出を拝む。海面から太陽がぐんぐん昇ってくるのを見てると、 何となく天使のたまごを思い出す。暗いな。帰宅して夕方まで眠り、息子を保育所に 迎えに行って、なんとか日常を取り戻さんとす。

・古典に触れないとダメだなあと最近折に触れ思う。フィルタリングできないデータで あふれ、編集者不在の現在、もはや時間だけが信頼できる編集者と言える。洋の東西を 問わず、その面白さを歴史が保証する「古典」というやつをもっと読みたいと思う。


MAY.29.2012(TUE)

 寝苦しくて、気が付いたらソファで眠ってた。暑くなってきた。夜、いったん 帰宅して夜中にまた出社。朝までメンテナンス対応。


MAY.28.2012(MON)

 元同じ職場から転職してきてた人(あっちが全然上級職だったけど)が某システム屋に 転職するということを聞いて割とショック。そりゃまああんなにできる人が「上」を 目指さない手はないよな、とは思うけど、正直足元がぐらつく不安。うう。

・昨日の講演の余波で、なんか色々考えてしまう。まとまらないままメモを残す。 今の10代生まれるのが遅すぎた、とか思うことってあるだろうか。過去の熱い 「ムーブメント」を、たとえばアオイホノオなんかで読んで、ああ、あと20年早く 生まれていれば!とか思うだろうか。かつて自分が10代の頃、DAICON・ゼネプロの 盛り上がりを、その「祭り」から10年も後に見聞きして、ああ、あと10年早く生まれて いれば!と思ったものだけれど、今の15歳とかが、たとえばインターネット黎明期、 或いはオレ通AtoZを体感したかった!とか思うのだろうか。

・失われた時代への郷愁(たとえば1920年代のモダン都市)が必要だ。それが 嘘っぱちでも構わない。後の時代に、この時代はこんなに面白かった、あるいは 素敵だったんだぜ、ああ、俺もあの檸檬の時代に生きていたかった!」と思わせる様な 文字列を残し、後世の人間に羨ましがらせなければ、と思う。数千年後に残せるのは、 石造りの巨大建造物か、もしくは嘘っぱちのロマンだけだ。


MAY.27.2012(SUN)

 モーパイ見てたら昼になる。地味に面白い。奥さんがひたすら見続けているので 何が面白いのか聞いたら「ももクロがいい」ってそれOPだけじゃん。

・午後から北島創世ホールに出かけて 森優(南山宏)講演会「戦後SF第一世代の思い出 海野十三を追いかけた若者たちの伝説」 を聴く。創世ホールに来るのは柴野拓美講演会以来だなぁ、と思いつつ、後で 自分の日記を見て驚愕。なんとあれは 前世紀、13年も前の事だったのか。ついこの間の事の様だけど、うーん。 あの時点ですでに「全ては過ぎ去った」感はあったけど(はるか大昔の新井素子 ”ちゃん”のコスプレ写真とかすげー遠い目で見た記憶が)、それからさらに13年。 なんかいまさらあの当時の事を聞いてどうなろうものでもない。そういうのは 織り込み済みで、それでも出かけるのは、ムー民でもあった中学生時代の自分に ”生ける南山宏”を見せてやりたい、というそれだけの気持ち。参加者は自分を除けば 本当にお年を召した方ばかり、という印象。

・語られたのは宇宙塵初期〜1974年にSFマガジン編集長を辞めるまでの「青春」。 当時の臭い、熱さ(ヤバさ)、を、その中心に居た(しかも全く耄碌していない!) 人物の口から聞いたのは初めてで、宇宙塵メンバーの会合の空気感が生々しくて 印象深い。以下手元のメモより。聞き違いもあるかと思うけど、何となく 書き起こしておく。

・東京で生まれ、疎開先の栃木で終戦を迎えた。東宝の美術部だった父が本好きで、 疎開先にも沢山本がある様な環境で育った。その中には セルパンなんかもあったとか。大学受験の頃、英語の勉強のためにという理由で 父について上京しては進駐軍払い下げの古本やでSFやミステリを買って読んでいた。 同時期にマンガ(手塚治虫)に入れ込んで、漫画少年にも投稿していた。毎回 名前が載る奴がいて、後にこの小野寺章太郎(石ノ森章太郎)にも仕事を頼むことに なる。大学は語学系に進学。ついに孤独なSFの魂が満たされる時が訪れる。

・スプートニクの頃、週刊宝石に柴野拓美の電話番号が載っていた。初めて宇宙塵の 例会に出たときの印象は「もっと若いと思ってたらみんなお年寄りだ……」特に 今日泊亜蘭なんかはお爺ちゃんに見えた、という。柴野さんだけが一人きちんと正座 していて、あとはざっくばらん。とにかく今日泊亜蘭が超格好良かった、らしい。 明治生まれ、30カ国語に通じ(英語、仏語は外国語ではないと言っていたそうだ)、 着流しで床柱に背を預け、べらんめェな江戸っ子口調、その語り口が星新一、 野田大元帥(九州出身なのにあの野田節は明らかに今日泊亜蘭の影響だ、というのは 成る程!と膝を打つ)に影響を与えた、とか。この後スライドはずっと今日泊亜蘭の 貴重なスーツ姿がうつされっぱなしで、なんとなく今日泊亜蘭ラブな講演になって いたと言える。

・当時住んでいたの大学寮は「運動」の巣、或いは酒と麻雀の巣となっていたが、 このSFの人たちは全くそうではなかった。いい年をした大人が集まって、酒も飲まず お茶だけで、話していることは超常現象、空想科学。ああ、都会はちがうなぁ!

・大学寮では4人部屋だった。運動にもかぶれたが、機動隊に肋をやられた事、また SFを積み上げていたら先輩に「そんなアメ帝の本はやめろ」と言われた事で、冷めた。 こんな楽しいものをやめられるものか!SFは相対、マルクス主義的な絶対観とはソリが 合わない。先輩は内ゲバに巻き込まれた。SFをやってて良かったと思う。

・野田大元帥は森氏の前々月に宇宙塵の同人となっていた。古本屋でポケットブックや 進駐軍払い下げのSF,ミステリ(背表紙にペンキでSFとか書いてあるのですぐ分かる) を買い漁っていた頃、店主に「 柳橋によく似た男が買いまくってる」という噂を聞いていて、紹介されたとき 「あっ!」と直ぐ分かったとか。たしかに眉毛似てる。コレクターとして付き合いが 始まり、当時高校生の伊藤典夫とSFコレクター三羽ガラスと呼ばれる様になる。 柴野さん、矢野さんが惜しげもなく海外のSF雑誌をタダでくれるのを奪い合っていた。 そう、あれは「仲良しクラブ」だったのだ。年齢は離れていたけど、皆でしょっちゅう 旅行に行き、今で言うタメ口でやりあった。その頃の森氏は結構攻撃的な性格だった そうで、ある夜、平井和正、豊田有恒、伊藤典夫と布団を並べて(酒ではなく ジュースで)朝まで語り合ってた時、そのことで「そんなんじゃ友達無くすぜ」と 言われて、それ以来気をつけているとか。

・SFを仕事にしたい、SFマガジンというのが始まったので、そこで働きたい、紹介して くれないか、と柴野氏に頼んでみたが「SFを出す様な出版社はすぐ潰れるからやめろ」 と言われ、一人で福島正実に電話をかけた。喫茶店に呼び出され、喫茶店で自分のSF観 を話し、採用。福島編集長と二人の編集部で、表紙や目次の写植をひたすら貼った。 まだ福島氏に色々と怒られる前、新人賞の下読みをしてて、「地には平和」という 短編が来て、トンでもなく面白くて、でもタイトルが弱いな、と思って「を」を 勝手に書き足して、Aランクの上を付けて提出した、とかの件の話も。小説のタイトル ひとつとっても、森氏と福島氏の間ではかなりの温度差があったらしく、 例えば「リラクタントヒーロー」を森氏は「いやいやながらの英雄」としてみたが、 福島氏は「英雄はごめんだ」とする。森氏は「翻訳物らしいタイトル」を志向していた そうだ。

・この後の 覆面座談会〜作家の対SFM断筆〜福島退社〜平井和正と半村良でSFM エンタメ路線〜退社、までのあたりはものすごい駆け足で、特に目新しい話も 無かったので省略(メモするのも疲れてメモってない。ただ覆面〜の件に関しては、 その後の質疑応答の中で、福島氏はファンダムの「仲良しクラブ」をとうとう 最後まで理解できなかったのではないか、またファンダム出身でない、ということが 福島氏の引け目としてあったのではないか、とのこと)。

・この手の昔話で興が乗ると飛び出す星語録については、今回かなりエグいのが 紹介されていて(大阪で不意に「ここで○○と言ったらどうなるかなぁ(ニヤニヤ)」 というフリに小松左京が青ざめて「それだけはやめてくれ!」となったとか)、うわ、 これは確かに伏せ字でも出せない(前後の文脈、面子、その場の雰囲気を読み 込まないと全く笑えない)なぁ、という感じ。星語録を出版しようという話はやはり 有ったらしく、でも結局上記の理由でこのまま失われていくしかなさそうだ。

・間近で見る森優氏は、正直怖い印象。でも最近こういう人良く見るな、と思って ああ、フリーのエンジニア(個人事業主でやってる系)の人とかと同じ”目”だな、 と気づく。オープンマインドなんだけど、常に相手を値踏みしている目、というか。 だからこそ76才(まったくそんな風には見えない。50代と言われても通るだろう)の 今も現役なんだろうけど。こういう人の前に出ると自分の小物さが浮き彫りに されて怖いのだった。

・60年代の日本SFシーンを今こうして聞くことにどんな意味があるのか。うーん。 聴衆の殆どにとってはリアルタイムの「あの頃」なのかもしれないけど…… 多分僕が聞きたかったのは南山<ムー>宏的に今何がアツい!のか、という所で あって、昔話ではなかった、の、かもしれない。ただ、自分は他人に語り得る青春を 持ちえたか、というと、ああ、「まだ」だなぁ、と思ったりもする。まだ旅立っても いない、俺の人生まだ始まってもいない感満載でお届けしております。

・半世紀位経って後、老いた俺の前にエマノンがあらわれて、「ああ、俺の人生は このためにあったのか!」とか思いながら火山の火口に落ちていく予定。


MAY.26.2012(SAT)

 息子を近所の公園に連れて行ったところ、簡単に脱げるからこの靴は駄目だ!的な 事を言って無理やり靴を脱いで不貞腐れて遊ばず。要するに今の靴が気に入らない。 まあもう靴底がはがれかけてるしなあ。奥さんは嫌がるだろうけど、瞬足でも買うか。 帰宅して「おさるのジョージ」「ハクション大魔王」を延々見る。

・家族が寝静まっているタイミングでニャル子の青いSAN瑚礁を見てなんか切ない 気持になる。ニャル子が可愛すぎて生きるのがつらい、でも間違いではない。自分の リアル青春にこんなシーン(海辺とか夏祭りとか)はカケラも無かったけど、 虚構の上では百万回は見てきた。なんかこう、昔の宇宙押しかけ女房ってこんなだったなぁ、みたいな切なさ。 AIC/天地/秋山全盛の頃にじめじめした青春を送った身としては、などと枯堂ソングを 口ずさみつつ来し方に思いをはせる。まったく、「わたしの彼はすし職人」は時代を 超えて狂ってるな。


MAY.25.2012(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。肩が超痛い。職場ではノートPCと24インチ液晶とで デュアルディスプレイしてるんだけど、ノートじゃない方のディスプレイに メインの画面出したまま首曲げて見つめ続けてたら、肩こりが嘗てない感じに。 ノートと液晶Disp.でデュアルをやるときは、ノートのキーボード使わずに キーボード別途持ち込んだ方が健康には良さそうだ。

炊飯器チーズケーキ。炊飯器クッキングは やらかしてしまった時の被害が甚大なので慎重にやりたいところ。


MAY.24.2012(THU)

 しらさぎ大橋ルートで初出勤。通勤時間短縮にはならない。が、気分転換にはなる。 なんとなく「この橋ができて交通渋滞が緩和される頃には、もうここでは働いてない 俺」像がずっと自分の中にあったので、いざそうなってみると、うーん。

・偉い人が来てて色々プレッシャーをかけられる。「年相応の働きを」と言われるのが 何よりつらい38歳(新人)。


MAY.23.2012(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。

巨娘2
やっと入手。案の定ずば抜けて面白い。
とにかく「彼ら」にまた会えた、ってのがただひたすらに嬉しい。

読んでると、なんだかわからないけどやり場のないやる気が
ムリムリと湧いてくる。なんだかわからないけどバリバリこなしたい!!
仕事でも家事でも、多少面倒でため込んだり後回しにしてしまったことを
ワーッと片っ端から「処理」仕切ってしまい!!(やらないけど)。

「パワフル」であること、「大人」として「パワフル」であることは
こういうことだ、と思う。こういう生き方も(巻き込まれる方は覚悟が必要だが)
なかなか良さそうに思える。

読んでて思うのは、マンガって「キャラ」大事だなあ、という当たり前のこと。

彼ら(ジョーさんだけでなく、ポン子も含め)の言動に接していると、なんか
わからんがうれしくなる。虚構のキャラクターとはいえ、その存在感は
確かなもので、「自分の知らないところで、確かに生きている人たちが居るのだ」
という実感は、世界の豊かさを再認識させてくれる。

この人なら確かにこう言いそう、こいつなら確かにこういう反応しそう、
あるいは、なるほどこの人こんな過去があったから今の性格なのね、とか。

キャラががっちり立ってるから、ただその言動を見ているだけで
うれしい。そんな感じ。

ジョーさんには世界はどんな風に見えているのだろう。
俺はどんな風に見えるだろう。

あの半眼でこの俺の駄目な生きざまをボコボコに、ザクザクと、ズタズタに
踏みにじってほしい、と思うのはマゾすぎか>自分。

いつか、どこかで、死の間際に追い詰められた時、
「宝島」のグレーの如く、俺は呟くだろう。

「ジョーさん…あんたならこんな時、どう切り抜ける?」


MAY.22.2012(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


MAY.21.2012(MON)

 金環食見て仕事して帰ってきて寝た。

・金環食時は曇りで、日食観測グラスを使うより雲を通してみた方が良く見えた。 輪になったときはさすがに周りが暗くなっていた、けど、特にカラスが騒いだりとか 畏怖を感じたりとかはなく。やっぱ皆既日食とかにならないとダメなのか。 このサイト によれば、次の皆既日食は2012年11月13日、オーストラリア北部・南太平洋、 だそう。


MAY.20.2012(SUN)

 何をしていたのかいまいち思い出せない。夕方、奥さんが王蟲ライスを作って 息子喜ぶ。


MAY.19.2012(SAT)

 デミオを修理に持って行ってから、 移転したメーアコルン(パン屋)に行って焼きたてのパンを大量に買い込み、 文化の森の円形劇場でモリモリ食べる。山上の公園で息子を遊ばせていたら、 円形劇場の方からブラスバンドの音。警察音楽隊の迫力ある演奏をしばし聴いた後、 図書館で色々借りて、21世紀館でやっていた漂着物の展示を見る。漂着物は 味わい深かったけどいかんせん磯臭い。息子が「ここはくさい!」とあわてて 飛び出すレベル。帰宅して野良仕事。祖父が死の間際まで世話をしていた葡萄の樹が、 今年は驚くほど花を咲かせている。去年は一つも実を付けなかったけど、 今年は期待してもよさそう。玉ねぎを山ほどいれたカレーを作って食す。

・最近の息子はナイトメアビフォアクリスマスがお気に入りで「ジャックの クリスマスのやつを見る!」といってはひたすら見ている。もう100回位 見てるんじゃないか。あとこないだのナウシカも気に入ったらしく、 「おおきい、目がいっぱいあるむしが出てくるやつ」を見たがる。「走るときは 目が赤くなる!」とか。


MAY.18.2012(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。


MAY.17.2012(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

・本屋でボーっと ハニカムの5巻(気が付くと自分、もしくは奥さんが1〜4を繰り返し読んでいる) を探していたら、なんとなく買いそびれていた 石黒正数短編集 2 「ポジティブ先生」があったのでこれまたなんとなく購入。

うーん、何て言うか、読後感が全部同じなんだよなぁ。
全部同じ温度で終わっている。
正直に言うと、どれ一つピンとくるもの、心に引っかかるものがなかった。

それがまた「それ町」のバランスが如何に奇跡的なものであるか、を
感じさせてもくれる。

短編が弱い、というのは、逆に言うと魅力的なキャラクターが動いてさえいれば
この作者の「お話」への志向は読者に(少なくとも自分には)ヤケに受け入れられる、
ということでもある。マンガってのは、やっぱキャラクターがあって初めて
成功するのだなぁ、と当たり前のことを思う。

ストーリー、構成だけじゃどうにもならないんだよなぁ。
つまりはさ、可愛い女の子。のパンチラ。それでいいんだ。(ひどい)
そういう意味ではデーモンナイツのミルダ参謀はいい、とても良いと思います。
・で、結局「ハニカム」は無かったので仕方なくAmazonに注文したという。


MAY.16.2012(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。


MAY.15.2012(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


MAY.14.2012(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。


MAY.13.2012(SUN)

 何してたかいまいち思い出せない。体調が悪くて倒れていた。気が付いたら夜 だった、という感じ。


MAY.12.2012(SAT)

 ゆめタウンに買い物に行ったり。フードコートでハンバーガー食べてると、なんか 自分はどこで何をしているんだろう、みたいな気持になる。


MAY.11.2012(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。


MAY.10.2012(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。

・社外の人と会うので、久々にスーツを着て一日過ごした。帰りに寄ったコンビニの 窓に映ったネクタイ姿の自分を見て、なんか無性に懐かしい気持ちになる。

・なんか色々と哀しい気持ちになる。永遠に続くものなんてない。


MAY.09.2012(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。


MAY.08.2012(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


MAY.07.2012(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。

・人生は、時にはコーヒー一杯の温かさの問題なのだ/リチャード・ブローティガン。 意味は良く分からない。「船を建てる」を読み返さざるを得ない心境。

・とにかく「夢」を見ないとだめだ。夢を、目標を立てて、WBS書いて、 こなしていくしかない。金があっても(無いけど)欲しいもの、やりたいことが ないなら意味がない。目標を立てる能力ってどんな修行したら会得できるんだろう。


MAY.06.2012(SUN)

 連休も終わり。正直疲れた。ぐったり。

・息子に録画されていた「ウォーリー」を見せる。ウォーリーが壊れてしまう所で 涙目になっている息子を見て、ああ、成長してるなあ、と思う。


MAY.05.2012(SAT)

 親父が庭の池の掃除を完了したので、そこに投入するために息子と「たまや」に 金魚を買いに行ったり。今は金魚屋だけど、昔は玩具屋だった。マクロスの プラモデルを買いに行って、バルキリーがアーマードバルキリーしかなくて、 泣く泣く買ってもらった記憶がある。アーマードバルキリーってゆっても、 アーマーが取れないやつ。なんか色々思い出すわー。VF-1Sが欲しいのに、自分の 足でいける距離にある模型屋にはVF-1Jのしかもミリア機しかなくて、無理矢理 上から青を塗ってマックス機にしたりとかしたなー。しかしあの頃は自転車で 行ける場所に玩具屋が何件もあったりして、思えば豊かな時代だった、様な気がする。 今はAmazonがあるけどさ。やっぱプラモ屋で箱のフタ空けて部品欠けチェックとか したいじゃん……

・去年片づけたばかりの様な気もするが、またグリーンカーテン用のネットを 2Fの窓から吊るす。今年は無難にゴーヤの予定。去年の瓢箪はとにかく むしむし大行進であっという間に丸裸になってしまった。作業のBGMは NHK-FMのコミックソング三昧、くだらなすぎてしばらく茫然となる。 なんとなく遠い空でミワ氏が喜んでるだろうなーとか思う。小松政夫の喋りを 久々に聞いた。やっぱキレがちがう。


MAY.04.2012(FRI)

 ピザを焼いたり、近所で油絵展やってたので見に行ったり。あとはブランコの 修理をしたり、手近な材料で TORE!の鉄球の試練( ロンドローロもどき)を作ったり、鍵(アンク)を蒲鉾板で作ってみたり。糸鋸とか 使うの久々で楽しい。


MAY.03.2012(THU)

 夜、小松島ガストに防衛隊(隊長、ドラムスキー氏、ニャッキ氏、ヘル・カー) 集合。枝豆とドリンクバーで日付が変わる頃までだらだらと語り合った後、駐車場で 天体観測したり。ニャッキ氏の新アイピースの実力を見る。土星の輪も久々に見た。 入れたと思ってもあっという間に視界から消える土星。地球の自転の速度を体験する。


MAY.02.2012(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。午後より体調すこぶる悪し。20時過ぎには椅子から 立ち上がれなくなる程の状況に。喉と頭の痛みに加え、全身脂汗と痺れ。つまり これは風邪だ。残る若手にもにょもにょと事後の依頼をして21時頃には退出。 なんとか帰宅して倒れ込む。奥さんに「肩から上がガチガチで痛くてどうにもならない」 と訴えたところ、ピップエレキバンを張られた。人生初ピップ。

・あっはい、38歳になりました。


MAY.01.2012(TUE)

 旅行疲れを全身にみなぎらせて仕事。ああ。あああ。あああああああ。 のどいたい。風邪引いた。

・なんかTWG teaを飲む夢を見た。 人生で一度しか飲んだことがないのに、今でも口の中にあの香りを思い出せる。 その香りのあまりの芳醇さに、空袋が捨てられずにその臭いを嗅ぎ続けていた という……通販サイト 見つけたけど15袋で6600円とか。無理だ……


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