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古日記　２０１１年５月


ロケットブームと羊をめぐる冒険篇。

■ MAY.31.2011(TUE)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

・村上春樹「羊をめぐる冒険」を息子がどこかから掘り出してきたので読み始める。 ブックオフで買って、そのままどこかに埋もれていた模様。結構面白いなこれ。

■ MAY.30.2011(MON)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAY.29.2011(SUN)雨

　大雨の中、隣町のJAまで精米に出かけると、途中で川が氾濫しそうになっていた。 この川ってこんなに水かさ上がるのか、と妙に感心する。夕方、以前の職場の 後輩になんとなく電話。残党からいろんな噂は聞いていたけど、実際に中にいる 人間から聞くと、うーん。なんとも。でもまあ、その彼の持ち味であるところの 「とりあえず明るい」っていうのがあるからか、まあなんとかなるでしょ、と 思える。生きてればね。

■ MAY.28.2011(SAT)雨

　息子を耳鼻科に連れて行く。初めてチュービングしてる鼓膜の画像を見せられた。 思いのほかごついのが入っててビビる。こんなのがホントに勝手に押し出されてくる ものなのだろうか。午後は祖母の部屋の模様替えに合わせてテレビのレイアウトを 変えたり、アンテナを引きなおしたり。こういうことしてると心が落ち着く。 夜、息子が早めに寝てくれたので、酒を飲みつつなんとなく映画など見る。 何年かぶりに見た「トッツィー」がやっぱり面白いのだった。酔っ払って、眠る。

・映画といえば先日放送されたチョコレート工場を見てからというもの、 息子がウンパルンパの事ばかり話している。よっぽど気になるらしい。あと、 息子によれば、保育所にウンパルンパそっくりの子が居るそうだ。会ってみたい。

■ MAY.27.2011(FRI)雨

　仕事して帰ってきて寝た。

・朝、保育所で先生に「筋トレとかされるんですか」と聞かれる。聞けば息子が 保育所で筋トレのまねごとをしているらしい。腕立て伏せとか。わーこれがつまり 子は親の鏡というやつか。このセキュリティホール、ダダ漏れすぎる。

■ MAY.26.2011(THU)雨

　仕事して帰ってきて寝た。

・ さらば、愛しき鉤爪読了。共同経営者の死とか謎の美女とか探偵小説のド定番 展開を踏みながら、終始エンタティメントに徹した作品。ただ、これ、買ってから 読み終わるまでに10年近くかかってる。結局「人間社会でヒトの皮を被って生きている 恐竜」が居る世界を「そういうもの」として飲み込めなかった。一日中皮を被って 生きていくなんて出来るものなのか。そりゃまあ、自分も服は着ているけど。 美女／美恐竜の描写が必要以上に美しく艶めかしくて良かった。ラストの幸せな南の 日差しまで含めて、「良くできた」小説だった。ただ、当時の絶賛ぶりを思い出すと、 うーん、そこまでか？とは思う。

■ MAY.25.2011(WED)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAY.24.2011(TUE)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAY.23.2011(MON)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAY.22.2011(SUN)雨後晴

　終日子守。図書館に行ってロケットの図鑑などを物色。ロケット以外の絵本を 借りようとすると「それはちがうでしょ！もどしなさい！」と息子が大声で言うので 図書館は静かにするところだ、と言って聞かせる。なんとなく周りの空気を察した みたいで、急に恥ずかしそうに無口になった。だんだん理解力が上がっていくなあ。 夕方、先日来庭で父親が発作的に作り始めたパン焼き釜が完成したらしく、何かしら 料理を作ってたので、ご相伴にあずかる。ピザ焼くのが最終目標らしい。

・息子のロケット用語はかなり豊富になってきた、いとかわはかせ、とか、 さたーんはいぶ、とか。ロシアのA型ロケットを「そゆーず」と言うので 「ここからここまでがソユーズで」とか、どうせ分からないだろうと思いつつ 説明すると、あとで覚えていたりしてびびる。「ここがぱかっとわれて、 じんこうえいせいがでてくるのよ！」「これはほじょろけっと！」 「おーびたーだけがかえってくるのよ」「ふうせんがわれてろぼっとが でてくるのよ」「うちにもふうせんこないかなあ」などと。この調子で保育所でも 誰にも通じない話（えぬわんろけっとは大きすぎてとばなかったのよ、とか）を ずっとしてるんだと思うと泣けてくる。

■ MAY.21.2011(SAT)曇後晴

　終日子守。近所の公園に出撃して息子の暴走の限りにつきあう。シャボン玉をやって キャッキャウフフしてる女子の群れに自分のシャボン玉キットを掴んで突入していく あたりナイス度胸。

・ 魔法陣グルグル外伝 舞勇伝キタキタ(4) 。さよならくどいカオのネコ。amazonの ブックレビューにネコのことばっか書かれてるあたりにちょっと不安も感じつつ。 内容はいつもの通り。夜の蛾になったチキが好きすぎる。とにかく最後までちゃんと 笑わせてくれて満足。でも今巻はやっぱ巻末の作者自伝みたいなやつが興味深くて。 あーそういう感じの人だったのか、とか。芸歴（？）もいつしか長くなってるのに、 その画風もセンスも新鮮さを失わないのが凄い。山の上の下の穴よりあらわゆる 山の上のものめでたけれ。

■ MAY.20.2011(FRI)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

・ 希望難民ご一行様　ピースボートと「承認の共同体」幻想。東京に居た頃やたら 目についたあの世界一周ポスターの秘密はだいたい理解できた。しかし、う〜〜〜ん。 これいつ面白くなるの、と思いつつずるずると。本人の方が1000倍面白い。

■ MAY.19.2011(THU)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

・息子がご飯に海苔を巻いて食べていたら、海苔が無くなった。動きが止まったな、 と思っていたら、ぽつりと「さみしくなっちゃった。」とか言う。

■ MAY.18.2011(WED)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAY.17.2011(TUE)晴・雹

　仕事して帰ってきて寝た。にっちもさっちもいかない。もうだめだ。

■ MAY.16.2011(MON)晴

　仕事して帰ってきて寝た。

■ MAY.15.2011(SUN)晴

　祖父母の部屋から祖父のベッドが無くなって、ますますガランとしてしまった。 子供の頃から見慣れた風景が変わると、あー、もう帰ってこないんだなあ、と しみじみ思う。祖父の遺影を、曽祖父母の写真の横に飾る。

・奥さんの買い物に付き合って町をうろうろ。晴れてはいたけど、寒い日だった。

■ MAY.14.2011(SAT)晴

　祖父の四十九日の法要。お骨をもって墓地へ。どうやって入れるのかと思ってたら 驚く様な場所が外れて、生まれて初めて曾祖父母の骨と対面することに。いずれ 自分もここに入るのか、いや、いつか銀河の果てで。

・葬式の時もそうだったけど、今日もいい天気だった。青空が目に痛い。 近所の店で会食して解散。祭壇の無くなった客間はガランとしている。

■ MAY.13.2011(FRI)曇

　牛角にて送別会。男子チームは色々とキッツい話が出てて肉が喉を通らない。 でもまあ、そうだよね、うーん。

■ MAY.12.2011(THU)雨

　鼻水止まらず。漢方は効かない。親父の年代もののPCが調子悪くなってきたので （たぶんメモリが逝ってる）、こないだPCIスロット削ったSC430用にビデオカード＋ Win7のセットを購入して設置、あと手持ちのサウンドカードとか手持ちのDVDドライブ とか手持ちのHDDとか色々載せてでっちあげる。WinXPだとあれだけ苦労するSC430への インストールが、一発で成功。Win7凄いな。あとXPからの移行ツールも、そんなに 期待してなかったのに複数アカウントのデスクトップとかデータとかを綺麗に コピーしてくれて驚いた。やるなマイクロソフト。

■ MAY.11.2011(WED)曇

　仕事して帰ってきて、なんかくさくさしてたので冷蔵庫の酒を開けたら、 これが奥さんの秘蔵の逸品で、滅茶苦茶怒られる。すまん。寝た。

■ MAY.19.2011(TUE)曇

　体調悪し。頭痛がひどく、鼻水でいっぱいの目覚め。マイケル･ジャクソンの 葬式に出る夢を見た。マイケルの遺体が磔の様になっていて、ぐったりとなっている。 何かの危ない感じの集団が、その遺体に火炎放射器をもって迫る。騒ぎのどさくさで、 マイケルの遺体の傍に近寄る。マイケルは死体になっても美しかった。

■ MAY.09.2011(MON)晴

　体調悪し。頭痛と鼻水。23時過ぎ帰宅。寝た。

■ MAY.08.2011(SUN)晴

　母の日なのでケーキと花を贈ったり。4/26からひきっぱなしの風邪はまだ治らず。 鼻水と頭痛。イブクイックが効く。

・ 竹本泉「ねこめ〜わく７」：ねこかわいいよねー、位の感覚で読むのがベストか。 流石に十何年（最初のねこめ単行本が1993年だから、18年！）も読んでると、色々 シンプルには読めない……音盤のシナリオが入ってたりして懐かしい。

・ 芦奈野ひとし「カブのイサキ４」：まだ掴めない。好きな作家のマンガだから 読んじゃうんだけど、まだ作者の目指す面白さみたいなのがこっちに掴めてない感じ。 背景世界の設定を楽しめてない（土地勘が無いから）のも大きいかなー。読んでて のんびりは出来るけど、なんていうか、思考／実生活への影響度合いでいうと、 やっぱヨコハマの強烈さには今一歩。

・ 諸星大二郎「闇の鶯」：「それは時には少女となりて」「人魚の記憶」 「描き損じのある妖怪絵巻」「闇の鶯」「涸れ川」を収録。「涸れ川」はどこかで 読んだ記憶があるけど、後は初読のもの。どれもなかなか味わい深い。闇の鶯の山姥の エロティックさは諸星大二郎エロスの頂点な気がする。

■ MAY.01.2011(SUN)晴

　高松までドライブ。まちのシューレで昼食。高松市美術館を覗いてから帰宅。 息子は大暴れで、こりゃしばらく美術館は無理だな、と思う。帰り道、高速道路が 事故で大渋滞。全面通行止めになってたりして、マイッタ。

・風邪の調子良くならず。一度風邪を引くと長引く様になってきたなー。

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