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古日記 2007年1月(後半)


無為徒食篇。



いつからか いつからか
気づかずに ぼくたちは 住んでいた
さかさまの国 言葉にすれば
必ずそれは嘘に変わる

(「きみが壊れた」)

JAN.31.2007(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。


JAN.30.2007(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


JAN.29.2007(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。


JAN.28.2007(SUN)不明

 なんかボンヤリしてたら一日終わった。なんかもう枯れきっとる。 何をする気もなく。星新一じゃないけど「年を取ってなにもしていません。 住所が変わりました」的な。

銀河ヒッチハイクガイド見終わった。原作のテイストをうまくうまくすくっていて いい映画になってた。あの無駄に壮大な感じ(無駄な壮大さゆえの笑い)がちゃんと 映像になっているので笑う。


JAN.27.2007(SAT)不明

 なんかボンヤリしてたら一日終わった。


JAN.26.2007(FRU)

 仕事して帰ってきて寝た。


JAN.25.2007(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。


JAN.24.2007(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。

・奥さんが横でデコ電のサイトばっかり見てるので、負けじとデコチャリの サイトを見まくる。デコチャリを見るときに感じる、イデアに近づこうとする 人間の努力の美しさ、みたいな感動を、今夜も感じるのだった。芸術というなら、 これらはまさに芸術といえる。


JAN.23.2007(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。

・何となく「禅銃」を読み始める。ガン道みたいな話。違う。でも近い。amazon 書評ではさんざんな言われようだけど、どうなんかなー。翻訳の味わい深さは なかなか。あと星界はこの作品の影響下にある!と思ったら結構指摘がされてた。 やっぱそうなのか。


JAN.22.2007(MON)

 仕事してたら終電を逃したのでタクシーで帰って寝た。


JAN.21.2007(SUN)

 どこかへ出かけようか、といいつつどこにも出かけない様な一日。DVDを 見たり。 一年前に水漏れで押し入れに押し込んだコーヒーメーカーを、ふと思いついて メーカー修理に出してみる。果たして。日が暮れてからプリンタのインクを買いに アキバヨドバシへ。タンクにドリルで穴を開けてインクをつぎ足すタイプのを買って みる。結構面倒で、その面倒さが故に楽しい。インクを継ぎ足せた時の嬉しさよ。 ちょっとした事なんだけど、そういうのが人生の彩り、な自分。


JAN.20.2007(SAT)

 職場でトラブル。VNCでもできれば5分程度で片のつく内容のために結局職場 まで出向く。寒くてたまらん。身も心も。霙まで降ってきた。夜、K永夫妻と スペイン料理店で食事。 タコ美味し。イベリコ豚のピザが予想外に絶品。久々に美味い!と思うピザを 食べた。客いじりの上手いウェイターの存在感がすごい。わりと楽しいので 仲間同士での飲みとかにおすすめしたい。

・色々と重苦しい話もある。でも、ま、生きていればこそ。生きてるから腹も 減るし飯も食える。死なない程度に生きていこう。


JAN.19.2007(FRI)

 仕事してDVD借りて帰ってきて寝た。

・特に語ることなし。語れないというか。ううう。


JAN.18.2007(THU)

 仕事して買い物して帰ってきて寝た。朝妙に早起きしたのでヤケに眠いのだった。 HDDレコーダに残ってた 「 Shall we dance?」を見終わる。日本版もちゃんと見てないので何だけど、 こぢんまりしたいい映画。スーザンサランドン好きにはたまらん映画と言える。 リチャードギアを見る度に奥さんが「ダンディハウス……」と呟くのが謎。 検索したら これか。なるほど。

・オノ・ナツメ さらい屋五葉 1 をようよう読了。なんかスゲー評判悪い印象があって、それが故に 「面白いやんこれ」的な感想を持つ。確かに言葉遣いは怪しい気がするけど、その わざとらしい侍言葉が、見事にこの主人公の「ぎこちなさ」を表現している。自分の 立ち位置を決められず、不安定で不安な。もうかなりの勢いでホモくさい展開に なるんだろうと半ば覚悟して読んでいたけど、それもなく。

・何にせよ、絵だ。コマ絵の、紙と墨のカスレ、紙のマチエールが、乾いて冷たくて 気持ちいい冬空の肌合い。兎に角一つ一つの絵が強烈で、その魅力だけで。

・でもホントは LA QUINTA CAMERAみたいのがもっと読みてえ、とは思うのだけど。


JAN.17.2007(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。

・鉄腕バーディー14巻読了。結構話が複線になってきてて、平行していろいろ 走ってる感じが微妙。これが気持ちよくまとまっていってくれる(パトレイバーの 様に)のを期待するが……独特の緊張感が保たれているのは流石。


JAN.16.2007(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。

戸田誠二 「説得ゲーム」読了:表題作がかなりいけた。この懐かしい感じは何だろう。 NHKFMのFMシアター的な。ワンアイデアで一本描ける、というのは、 そのアイデアを生かすための「積み重ね」ページ/コマ/描込があってこそなのだと、 そんな風に思う作風。他人の人生をのぞき見する様な。地味だけど、地味だから こそ、じんわりとしみる。各作品のオチの「ありきたりさ」「優等生っぽさ」に やや痒くなる部分もなくはない(揚げ足を取りたくなるような)、が、それが作風と マッチしていて、決して嫌ではない。特に表題作の「説得ゲーム」は、なんというか、 こう、「呪い」を共有しているもの同士の、共闘感とでもいうか、「これしかない」 という言葉のかっこよさ、前向きさが、ああ、カッコイイ。

・読んでいて、なんか一種のすがすがしさを感じた。まっとうなモノに触れた 気持ちよさ。


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