日記最新号へ
白炭屋カウンターへ

古日記 2006年11月(前半)


ディズニーシーとコミティア篇。



いや待て!!…これは…そう!!祭り開始の合図だ!!

(古賀亮一「ニニンがシノブ伝2」(p27))

NOV.15.2006(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。

4秒のVistaサウンドにかけた長い道のり。Win95の起動音がどうしても 思い出せない。XPのソレとは違った記憶。どっかに転がってないモノか。


NOV.14.2006(TUE)

 いつもの様に休憩室で弁当を食べようと思って、ふと窓の外を見たら良い天気。 隣の公園で、強い風に舞い散る落ち葉を眺めつつ弁当を食べてみる。この桜の樹が 落ち葉を飛ばすのを見るのはこれで2度目。東京に来てから1年。本当にあっという 間だった。自分の力の足り無さを痛感する日々。結構いけるんじゃないの、と 思っていたけど、一歩外に出てみれば、無能一歩手前みたいな状態で。で、 それから成長したかっていうと……してねえのよな……

・仕事はいつもの如く。泥沼。


NOV.13.2006(MON)

 割と死にそう。体力不足。気力も不足。集中力も。こんな時に限って×××な 仕事を背負ってしまってまた辛いがなこれ。一つ背負うも二つ背負うも一緒か。 なーんか最近脳の中の鉛成分がずんずん領域をひろげてる気がする……外からの 情報が鉛で一杯の脳の表面ではじかれている。論理的思考のススメ的な本でも読むか。 自分がダメな奴だってのをつい忘れがち。ダメなんだぜ。世間的に見れば。

・道々たけくまラジオを聞く。オタクとは何か、とか久々に昔の記憶を掘り返して みたり。群れてこそおたく。やっぱ(本来の意味での)おたくを知らない人に おたくを説明するには「おたくのビデオ」を見せるのが一番な気がする。意図的にか 「非リアル」な所があって、その辺「リアル」を知るものには「いかがなものか」 的な感想を抱かせるところもあった。でもあの「群れてる」感じこそがマニア ならぬ「おたく」であり、その「群れ」に憧れたものだった。結局群れることは できなかったけど。「げんしけん」とは違う、もっとピュアなもの。


NOV.12.2006(SUN)

 コミティアに行ってきた。いっつもティアズマガジン売り切れてから行ってたから 800円は高いぜ〜、的な気になる。なんか良い匂いがするなーと思ったらメロンパン。 なんか焼きたてメロンパン売ってた。知り合いの所で駄喋ったりしつつざーっと みて廻る。壁際に長蛇の列ができててどこの壁サークルかと思ったらメロンパン。 はしもとさんの所で色の変わる不思議に恐いボールを触らせて貰ったり。きしょい! だがそれがいい。あとでんでんさんに初めましてといったら初めましてじゃ なかった!すいません!あんまりイケメンなのでどうしても氏の自画像と脳内 マッチングできないんです。いやマジで。

・本も少しだけ買った。最近気になっている ロボいぬの本とか。個人的にははねむすの2巻が嬉しい感じ。やっぱりマンガは 紙で読むとひと味違うなーと思う。新作の情報もあり。楽しみだ……あと前に見て気に なっていたロボット残党兵/ロボット残党兵2を購入。絵は後者が圧倒的に上手い けど、お話的には初巻が素晴らしい。こういうの好きさ……


NOV.11.2006(SAT)

 奥さんが髪を切りに行くというのでお供で笹塚まで行ってみた。生憎の雨。 笹塚の駅前をブラブラしたり、キノクニヤで立ち読みしたりしてたら3時間位 潰れた。そのまま新宿に出て、冬物の上着を購入。奥さんが化粧品デスクで 盛り上がっているので、その間ボンヤリと道行く人をウォッチングする。 新宿は面白い感じの人が多くて、見ていて飽きない。その人の上にある人生とか ぼんやり見えてくる気がするよ。帰宅してそのままダウン。


NOV.10.2006(FRI)

 ま、いろいろあるさ、長い人生。そんな夜。

「それ街」の2巻を読み返してみた。初読の時は全体的にあんまりピンと 来なかったんだけど、読み返すと結構沁みる。どれもいいけど、個人的に 「あんたは今昨日と今日の境目を越えたんだ」の下りが本当にじわ……っと響いた。 「コンビニの外が真っくろだ」、とか、ああ、そう、そう感じたよ……あの何とも 言えない独特の興奮、「夜の風景」というものが存在するのだと知った時のえも いわれぬ感触……!自分が初めてその境を越えたときのことを、この作者は覚えて いたのだろうか。或いは、自分にもこれくらい年の離れた(仲の良い)兄弟がいたら、 こんな風に彼らの目を借りて、その感動を追体験していたかも。うーん。 何にしてもこれはこれだけで傑作。次点は婆ちゃんの「……ああ 毎日居るから そういう形のイスかと思ったよ」とそれに対する椅子達のリアクション。 美しい。あと、巻末の「たまごやき」の2ページに込められた時間にただただ うっとりとなったりも。サンドイッチの上にのっけられたたまごやきよ。


NOV.09.2006(THU)

 あかん、これはあと7時間はかかる……と思ってたら2時間足らずで終わったので なんか何かを成し遂げた気分。単に便利なツールを教わっただけ。便利なツールが 一つあるだけでこんなにも作業効率がアップする。開発力があれば、こんな事も できるのに。自分の開発力の無さが悔しくて情けない。みんなどうやって勉強 してるんだろう。いやもう、今さらだけど……。


NOV.08.2006(WED)

 久々に22時前には上がれた。ので帰りに本屋に寄ってみる。仕事帰りに本屋に 寄れるという贅沢! not simple購入。表紙に負けた。表紙見た瞬間に「これは買わなくてはならない! なぜなら絶対面白いから!」と思わせる。読みながら帰宅。痛々しく重い。帰宅して 机の上を見ると同じ本が。奥さんも「表紙に負けて」買ったのだとか。うーん。 今日携帯忘れていったからなー。なんかダブり買いする予感はしてた……。ここ数日 奥さんは「大神」に夢中なので、それを後ろで眺めつつ、一緒に買った ○本の住人 1を読む。こちらはただ楽しい。オタクな兄とツッコミの妹、と いうと、ひぐちきみこ「ぼくらはいんきなあそびにん」を強烈に思い出す。

・NHK「あの歌がきこえる」の マンガが竹本泉。語り手の入れ込みがちょっと痛い感じの話。でも竹本泉の(昔の) 作風にはこういう雰囲気もあった気がする。一時期、竹本泉、という文字列を見る だけで体温がちょっと上がるくらい竹本泉に心酔していた、と過去形で話して しまうのも切ないけど、でもやっぱり好きは好き。「一番好きな漫画家は」と 問われれば迷わず竹本泉の名を挙げる。生涯で一番好きな漫画は、と問われれば、 「あおいちゃんパニック!」と答える。この先よっぽどの事がない限り、死ぬまで そうなんだろうと思う。初読の時の興奮こそ薄れたけど、今でも脳内で適当な ページの適当な台詞を思い出して和む。かきピーは地球原産です。


NOV.07.2006(TUE)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.06.2006(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.05.2006(SUN)

 奥さんの家族と一緒に東京ディズニーシーに行ってきた。シー初体験。 アトラクションが見やすくていい。風景もいちいち美しい。ただ見て回るだけで 十分モトがとれる勢いだ。この辺ランドとは大分違う。なにより(まだ)真新しい 感じなのがいい。ストームライダーていう乗り物があって、ああ、 あれねと思ったら違った。久々に歩いたら疲れた……

・イクスピアリも久々に行ったけど、前に行って超イカス!と思ってた マッシュマニアが、なんか全体的に コワモテ超になっててうーん。イクスピアリは白色LEDのツリーが凄い。去年一昨年 あたりの青色LED満載のツリーはなんだったのか。この白色LEDのツリーは美しい。 これは流行るのでは……もう流行ってる?


NOV.04.2006(SAT)

 昼前に起き出して下北沢へ。昼休みの奥さんと落ち合って茶なぞ啜り居る。 久々に下北沢をぶらぶらしてからアキバ経由で帰宅。一日が終わるのが 早くてビックリする。

積極-愛のうた読了。久々に 感想テキストを書いてみた。


NOV.03.2006(FRI)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.02.2006(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。


NOV.01.2006(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。うわもう11月か……時間無さすぎ。やばすぎ。 死ぬる。

中島らも「ガダラの豚」読了。最初の数ページを読むのに何年もかかっていたけど、 読み始めたらもの凄い牽引力で一気に持って行かれた感じ。実に「読ませる」。 ラスト周辺はちょっと腑に落ちない部分もあったけど……冷静になると「??」 的な所も出てくるけど、読んでる間はホンマにグイグイひっぱられた。マンガ的 ではあるけど、何というか「真に迫っている」感じ。


・メール下さい。:tamajun■gmail.com(■をアットマークに読み替えてください) inserted by FC2 system