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古日記 2005年4月(後半)


エマさんに興奮/或いは結婚前夜の男共深夜のファミレス篇



Kiss me fight! 恋は生存競争
逃がした魚は幻の超巨大魚
さもありなん さもありなん

(《真夜中のシンデレラ》Bommy&Jommy)

APR.30.2005(SAT)

 寝倒す。明日友人の結婚式なので、ボサボサの頭を散髪に。「自然な感じで」 とかまた曖昧な注文をしたら、丸坊主にしたあと3ヶ月くらい伸びた、って感じの 自然さに。自然だ。あとパソ屋で新Macとかをいじったり。帰宅して掃除しつつ 「ガングレイヴ」を見る。ようやくビヨンドザグレイブが誕生。なんて長さだ。 ふひー。夜はバスケに行かず、明日結婚式の友人を囲んで風呂屋経由で夜のガスト へ。男共でワヤワヤと思い出話。絵に描いた様なアレだが、語られている内容が尋常 ならざる。キーワード:「おにぎり爆弾」「股ストーブ」「カラの弁当箱」 「はったい粉」「自転車」etc.特に自転車関連では初めて聴くおもしろ話に一同腹を よじって笑う。最高すぎる。そうかー、あのシャフトドライブの自転車にはそんな 秘密が!!


APR.29.2005(FRI)

 普通に仕事。帰ってきて寝た。


APR.28.2005(THU)

 SF大会がらみでリファが届いてる。夏が来るな。上司に「今年はいつものアレは いつなんよ?」とか聞かれて予定を組まれる始末。今年は都市型なので楽ですな、 移動が。ギアナ高地でやった時なんか大会の前後半年も有給申請したもんさ。SF 大会と言えば先日SFの偉いヒトが亡くなったらしい。総統が焼香に行ってきたよ、 と教えてくれた。言葉もなし。40代だというから、DAICON(3とか4とか)の 頃のど真ん中世代か。今でもこの辺の人達がコアな感じ。焼香には各界の著名人が、 みたいな話を聞いて、果たして自分が世を去るとき、どれだけの人が心に留めて くれるだろう、と思う。死ねばそれも無意味か。ま、死ねない以上、生きるしか ねえよ。そしてSF大会に行くしかねえのよ。文明が滅び、印刷技術が廃れ、肉筆 回覧しか存在しなくなったとしても。


APR.27.2005(WED)

 23時頃帰宅。そのままグイン100巻を読み始め、26時頃読み終わる。あっちう間。 記念すべき巻としては特に何が立つわけでもなく、まだ王様はウロウロとしている。 でもなんか光明は見えてきたね。あとはあのトンチキな歌うたいが無事に王様と 出会えれば良いんだけど。然しあんな森の奥で何やってんだヒゲ。あとがきの 充実感、ますますもって楽しみだ。


APR.26.2005(TUE)

 先のことを思うと心は重く沈む部分があるが、しかし世界は今春で、通勤中に 目に入る黄緑色の新緑には、意味もなく萌え萌えさせられる。あの頼もしさ。思わず フリッパーズギターなんか歌いながら窓を全開にしてしまう。「世界は僕のもの なのに!」って恥ずかしいなお前。今聴くと強烈に西尾維新的、戯言シリーズの テーマ曲な感じ。特に午前3時のオプ。片目にライトだけ眩しい。それだけ不遜 ってこと。センスは経験にまさる、と言い放てる瞬間。その美しさ、その一瞬。 ネコソギをチビチビと読んでいるけど、「現状維持に安心があるのは、より不幸に なることがないからだ。結果を出さずに、可能性と選択肢を最後まで残そうと するのも、より不幸になることがないからだ」ってフレーズが結構キシリと胸に 刻まれた感じで、そこを基点に虚ろな思考が現れては消える昨今。何というか、 ただ単に僕は変化を恐れているだけだ、という事は前から解っていて、その変化が どうあろうと、兎に角変化するのが嫌なのだ、と、その思考から逃れられないで いる。でも自分はじっとしてても周りは変わり続けるし、自分もまた経年変化で 変わらざるを得ない。感性の老化と摩滅は万人に平等に訪れる。能動的か受動的か、 責任を自分に置くか世間に置くか。でも自分の人生に対する責任だけは自分で 握ってないとあかん。ヒトの所為にするのもたいがいに。あと数日で31歳だろ、 おっさんよ。世の中すねてるトシでもないのさ。おっと、コレはあれか、一年ぶり の木の芽時のアレか?久々に来るのかアレが。それもまたよし。たまには自分と 対話すれ。

「エマ」5巻購入即読了。文通モードに突入か、おお加速度的に熱が!熱が 上がっていくよ!髪を!そんな所に!エロイ!おまえら!とか思いきや!もう! この熱に浮かされてフラフラと行動してしまう駄目さ加減が実に!後先考えてる フリしてその実考えてねえー!気がついたら会いに来てました的な。でもなあ、 やっぱ難しいと思うのよ。などと。時代が変わりつつある時期だから、それは それでアリなのだろうか。しかし障害あってこそ。しかし。いやしかし。コマを 使った間の取り方が意図的に調整されていて、それが結構「おっ」という感じで (p147のチューしてから「ドラマね!」とか)かなり好きだ。


APR.25.2005(MON)曇・雨

 色々ショックな一日。気持ちが落ち込むのを必死でこらえる。結構辛いぜ。 面倒は嫌いなんだよ……歯を食いしばって、平然とした顔をして、変化に慣れろ。 あー。また送別会の準備しなきゃな……たぶん、これが、最後の。

・テレビでは電車の脱線事故が放送されている。おかげで先日のシマンテックの 騒ぎはかき消されてしまった。あれだって一歩間違えば大災害だ。品質管理の 緩さ、仕事のゆるさがクリティカルな場所でも出現し始めている。みうらじゅんの 予言は正しくて、恐ろしい。もって他山の石とせよ。


APR.24.2005(SUN)

 帰り、眠気覚ましにサンボマスターを大声で歌いながら帰ってきたので喉が痛い。 これで!自由になったのだこれで!とか。目醒めるぜー。今を生きるぜッ。 本屋で グインの100巻と、あととうとう 「エマ」の4巻を買ってしまう。そして読んでしまう。そしてあのラスト。 あのシチュエーション。読んでて顔赤くなった。あのチス後のエマさんの顔!もう 死ぬかと思った。あと部屋着のシワとか。すごいですよもう。あー、しかし、恋は 障害があってこそ、というのをつくづく感じる。あーもうどうしてくれようこの 昂ぶり。いや寝るけどね!5巻も買おう……


APR.23.2005(SAT)

 ホンダプリモに行ってタイヤの交換など。4本換えてオイルとエレメントも交換 してもらう、その間に、店の本棚から「パチスロひとり旅」と「いつでも夢を」を 拾い読み。ここの本棚も何というか、ソリッドでいいスジをしている。交換後、走り に明らかな違いを感じる。キモチイー。つまりそれ程タイヤが減ってたって事。 なんか走りがぐらつくなー、と思ってみたらこれがもうスリップラインも削れる ほどに。いつの間に……いやもう、次元が出たね。「なんだよこのタイヤ丸坊主だよ」 セルフのガソリンスタンドに行く様になってから、オイルとかタイヤとかを (売らんかな、にせよ)注意して見てくれる人が居なくなってるんだ、ってことに 気付かんとあかん。以前は煩くオイル交換勧められたりして渋々交換したりしてた けど……車の健康のためには(自分で気を遣えない以上)有人スタンドに通う方が いい、んだろな……値段そんなかわんないし。

・あとはDVDを焼いては盤面印刷する一日。これで先日衝動買いした PIXUS MP770の全機能を漸く一通り試せた感じ。ま、しかしDVD盤面は プリンタブルメディアに筆ペンで書き込む方が手早いし気持ちいいね。あのインクの 吸い付き感がたまらん。

・BSでやっていた「千年女優」を見る。成程作画アニメ。特に「走り」が素晴ら しい。画面の手前から奥に向かう走りの自然さよ。だが正直心に響く何があった わけでもない。脚本だけ取れば、NHKFMのFMシアタークラス。可もなく不可もなし、 という。演技にはそれを裏付けるドラマが、もっと言えば「熱」が必要だ。あまり にも冷めている。あと星野之宣に八百比丘尼の話があった気がするけど、 どうしてもアレを思い浮かべてしまう。


APR.22.2005(FRI)

 仕事して帰ってきてアサヒ新生飲んで寝た。非常にビールっぽい。

・しばらくやめとこうと思ったのにまた「洞窟物語」を最初から始めてしまう。 前は何日もかかってた行程がノーミスで越えていけるのがヤケに嬉しい。気が つくと26時。ウワヤベー、と思いつつベッドに入り、枕元のグインサーガ99巻を 読み終えてから就寝。グインの記憶どーなんたんやろ。早く100巻を!


APR.21.2005(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。遠い国に旅立つ人に電話して、無事を祈る。


APR.20.2005(WED)

 久々に暴風雨。暖かい。春だ。

・WBSとかで聞く「第三のビール」って何なんだ。まだ飲んだことない気がする。 えーと、 「 ドラフトワン」 「 スーパーブルー」 「のどごし生」 「アサヒ新生」 あっ、飲んだこと有るわ。ドラフトワン。あれがそうだったのか。いやそもそも 最近ビール全然飲んでなかった。寒かったしねえ。主にワインとかウヰスキー とか。そうか、またビールの季節か。飲むぜ!(ほどほどに


APR.19.2005(TUE)

 終日仕事。帰宅したら某所よりサンプルDVDが送られてきていた。見て、感想 メールをしたためる。原作まんが付きアニメの難しさ。最近は作画レベルの向上 もあって、マンガの絵柄をほぼそのままで動かすことができる様になってきている けど、ちょっと前はこう、大胆に絵柄を変えてしまう事ってよくあった。つまり、 そういう感じ。ただ、それを絵柄が突出した魅力となっている作品でやるっていう のは、ちと違う感じ。物語だけでお腹いっぱいだから、って云われてしまえば、 そうなのかも、とは思うけど。

・昼休み、本屋からの帰り道、不意にコーヒーカラーの「 Good-Bye Everyday」がラジオから流れてきた。聴き入ってしまう。この人 (達?)の魅力は8割方発声だよなーと思う。一聴してわかるあの歌声。ほやん ほやんとした音程の入り抜き。あくまで「伴奏」的な音。他の曲も聴いてみたい。


APR.18.2005(MON)

 何か色々しんどい。無知故に。勉強するしかないよな。勉強しよう。明日から。 等と云いつつなにげに 洞窟物語クリアしてしまう。そうか先に○○達を倒せばよかったのか……いや、 なんか可哀相でさ。避けてました。で、ラストのキャラ絵にゾクゾク。ドット絵が 絶妙にいいんよなー。会話シーンのとか。個人的には「くっ!」ってなってる時の ミザリー萌え。たまらん。主人公は何となくもっとロボロボしいやつだと思って いたけど、ちゃんと表情とかあるのね。あとあのロボ子はもっと幸せな分岐が あるっぽい。あとスー(ミミガーの)はえろい。設定資料欲しい。しかし、あー、 おもしろかった。こんな達成感のあるエンディング何年ぶりだろう。兎に角 バランス絶妙、の一言に尽きる。一回ではクリアできないけど、アクション下手な 拙者でも2,3日やってればクリアできる様になってる(その間何回コントローラー 投げつけたか)。アクションゲームはバランスよな、と改めて。然しコレで漸く 攻略サイトが読める…よ……やっぱまだ全然解ききってなかったのネ。そんな こったろうと思ったよ(嬉しそうに。

・くしゃみよりひどいのが「おしゃみ」ってネタは小学生の頃聴いた記憶がある。 あれ普遍的なものだったのか。


APR.17.2005(SUN)

 夕方頃PCデポのMAC館あたりをフラフラしてたら、如何にも「陽気のせいで おかしくなっちゃいました〜」的なお兄ちゃんが宇宙語をシャウト(デタラメの 一歩向こうの罪深えシャウト)しながら入り口の自動ドアをガンガン蹴っていた。 ああ、春だなあ。もっと他のモノ見て季節感じろ>拙者。店員がせまって いったら逃げてた。あとパーツコーナーでどう見ても60歳は行ってそうな 「おじいちゃん」風の二人連れが、ビデオカードの棚を前に濃い会話をしていて ビビった。ハッカー爺予備軍か!逸材はどこにでもいる。そういや老人Z、BSで やるみたいね。

・夜「MASK」見る。なんか既に懐かしい。この世界の箱庭的狭さがたまらん。 見ながら「黄色いジャケットの探偵が出てくる映画、何つったっけ…」と 一人悩んでしまう。ディックトレイシーだった。


APR.16.2005(SAT)

 朝起きて昼ブラブラして夜寝た。バスケ休む。


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