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古日記 2004年8月(後半)


仕事仕事SF大会仕事篇。



実加が実際に読むかどうか、それはどうでもよかった。それは実加の気持ちしだいだ。
が、とにかく書き残さなければ読みたくても読めないわけで、だから慧慈は書く。
もし実加が読むなら、自分のほんとうの気持ちをわかって欲しいと思いながら。

(神林長平「膚の下」)

AUG.31.2004(TUE)

 日付が変わるまで仕事。岸壁近くに新しくできたファミリーマートでシュー クリームとタルタルフィッシュロールを買って食う。あと酒も。気がつくと 氷結シャルドネを買ってる今日この頃。飲んで、鉄人28号を見て、眠る。

・正直このところ精神にガタが来ている感じ。疎まれない様に、嫌われない様に、 と逃げ続けたら袋小路だったといういつものやつ。結局頼まれ仕事を抱え込んで、 それが地雷になっている。明日あたりその地雷は僕によって踏まれる予定。 カチリ。サラバダショクン。いや死なないけど。休日出勤するさ。それでどうなる ものでもないけどね。

・グインの新刊読んだ。リンダがここに来て急激に輝きを増している。名台詞 多し。「私はだって、ただの何も知らない二十になるならずの世間知らずの未亡人 にすぎないんですのよ」(p89)。イカス。あとグインの記憶リセットは豹頭王の 花嫁への前哨なのか。何にしてもみんな集まってグインの事をあれこれ話してたり、 グインが野獣っぽかったり、あー、グイン・サーガ読んでる、って感じ。

・鉄人は黒部ダム建設にロボットを、とか何かプロジェクトXばりの展開を(嘘)。 とにかく迷走しているというか。正太郎に心の平安が訪れる日は来るのか。

・休み中に「スチームボーイ」を見たよ。確かにラストはスチーム城のロボット化を 期待してしまう。トニたけのマンガは正しい。マッドサイエンティストは死なず、 なオチは面白い。「背筋ゾー!」な映像も何度もあり、満足した。


AUG.23.2004(MON)雷雨

 雷雨。ヤベーまたモデムがー。でも無事だった。


AUG.22.2004(SUN)

 SF大会二日目。酔いの残りまくった身体を引きずって各企画を巡る。ほどなく 終了。エンディングの頃ようやく元気になるのはいつものパターン。皆で名古屋 まで出て矢場とんでみそカツ丼を 喰らう。激ウメー。いやほんまに。泣けてくる。名古屋の人はこんなにうまいモノ を朝昼晩食っているのか!流石は食のワンダーランド。土産物屋でいろんな ご当地進化 を遂げているモリゾーに出会う。関東方面の結社員の方々と別れ、中部 あたりの人たちと暫し夜の名古屋をふらつき、昔話に花が咲く。ああ、これ、 こういうのがやりたかった、のに、俺は昨日飲んだくれて!と後悔しきり。次 こそは……!あ、来年ももう申し込んじゃいました。ヨコハマ。そして再来年は ずんこん。この大会名を聴くたびに こう1さんが受けていた。で、まあ夜行バスにのって帰ったって訳です。

・ああ、ホント、いつもの事ながら、反省は残る。兎に角宿泊企画での超光速 酔っぱらいモード突入はどうにかしたい。酔いを調節するだけの自制心を持てよ。 酒が無くては人と話すことが出来ないってのもあるけどさ。いやホントに。 アルコールなんていつでも摂取できるじゃん。はー。


AUG.21.2004(SAT)

 午前5時半頃に名古屋に着く。名古屋はええて、メルサがあるがね、のメルサの 上、名鉄バスセンター。イナセなナナちゃんを見上げつつ早朝の名古屋をブラつき、 JRで岐阜へまったりと向かう。岐阜は何やら空の広い街で。駅前からして広々と しており、頭上の鰯雲なぞはいい感じに秋風味だ。路線バスに乗って街を行けば 路面電車とすれ違う。名高い長良川を渡って国際会議場へ。開場まではまだ数時間 ある。河原に出てツレと長電話していると速攻で携帯の電池が無くなる。充電器 忘れ。何やっとん。開場頃に会議場に戻り、一歩氏に挨拶などしてからディーラーズ の片隅に悪の秘密結社販売所を開く。京典さんと会って立ち話していると他の 結社員もぞろぞろとやってくる。今年は僕も含め悪の秘密結社からは11人が参加 していた。この時にしか会わない人達と、兎にも角にも一年生き延びて、またSFの 地で会えるこの喜びよ。ディーラーズでは白炭屋の名を知っていて話しかけて くれる人も。有難い。

・SF大会のレポートはまたそのうち。

・夜は宿で飲んだくれる。世界の名酒がゴロゴロと!アアッ30年モノの原酒が! バランタインが紙コップに!ハムもチーズもウメエ!などと。ビール日本酒焼酎 ウヰスキーでチャンポンもいいとこ。もっとゆっくりオタ語りの予定だった のに、光の速さでよっぱらいに(またか)。タダ酒に飛びつくのは止めようぜ 俺……出会いを大切にしようよ。あああ。なんか酒の話と、あと花ゆめとかも 語ってた記憶。


AUG.20.2004(FRI)

 夏休みを取ってSF大会に備える筈が(中略)気が動転してアワアワ。正直SF大会 とか行ってる場合じゃないよ俺、と思うけど行く。アドリブが利かない。ToDoは こなさなければ、と思ってしまう。仕事でもそう。その場の流れにあわせて スケジュールを動的に組み替えるってことが全然出来ない。それで数年前ひどい目 に遭ったけど、だからって人間そう簡単には変われない。目を閉ざし耳をふさぎ、 23時発の夜行バスに乗って一路名古屋へと向かう。


AUG.19.2004(THU)

 仕事して帰ってきて寝た。


AUG.18.2004(WED)

 仕事して帰ってきて寝た。


AUG.17.2004(TUE)雷雨

 何だか一日中雷鳴が響いていた。帰宅してWeb見ようと思ったら接続できない。 モデムのADSLランプが消えている。あっ、雷……


AUG.16.2004(MON)夜、雷雨

 SF大会直前会議を済ませてボンヤリしていると午前2時。外は雨か、と思いつつ眠り についたのも束の間、蛍光灯でも点いたのかという明るさと、空気がビリビリ震える 重低音。雷だ。光った瞬間に「カシャァツ」っという様な音がして、そのあと瞬時に ドオオーンと腹に響く重低音。うわ真上だ、このまま俺は雷に打たれて死ぬのか、 或いはマイナスイオン体質になって人を癒すのか、とか思いつつも眠気に助けられて 眠るのだった。

スタパデイズ の猫写真はいつみても素敵だと思いませんか。


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