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古日記 2002年11月(後半)


追い込みと放棄、或は愛をください篇。



巨大な悪を前にして
わしの体が美しい

(ながいけん「神聖モテモテ王国6」p57)

NOV.30.2002(SAT)曇後雨

 目が覚めたら暗くなっていた。起き出して行くところが無いので家電屋へ。 バスケ行って、風呂入って、この日記をアップしたら、また寝るさ。


NOV.29.2002(FRI)

 仕事して帰ってきて持ち帰り仕事ちょっとしてビデオ見て夜明け前寝た。

・先日BSで再放送された「大胸騒ぎ」を視聴。何かが起こる、何かが起ころうと している、何か大変なことが。とっくに僕らの想像を超えたこの現実は、見えない ところでどんどん変化している。見えないけど、それが、不安で、胸騒ぎがする。 その胸騒ぎ、騒ぐ血、を信じろ。それだけが「本当」だ。今見ているここ、この 現実が、本来の「現実」なのか。実は今、死に際して、夢を見ているだけ、臨死 体験をしているだけなんじゃないのか。臨死体験、死に臨んでいるときだけは、 人には「荘厳さ」が備わる、と思う。死出の旅という奴が、人間に最後の幻想を 許していると思う。こんなにも「現実」に生きている僕らには、然し「死」という、 およそ「非現実的」な瞬間が与えられている。シャトナーがかつてそれを「利用」 しまくっていた事もあって、台本的な新鮮さはさほどでもなかったけど、でも全編 緊張感を保った、見事な舞台だった。ともかく各役者の達者さで見せたという感じ。 流石は南河内。あと客演西田シャトナーの、あのキャラクターがちゃんとオイシイ キャラとして生かされていたのがスゲーと思った。明らかに一人入れ込みすぎなん だけど、それがキャラクターとして機能している。勿論身体に演劇文法が染みついて いて、その「厚み」がただ事ではない、というシャトナー自身の存在感も大きいん だろうけど。内藤裕敬のキャラの強い台本にも惚れた。


NOV.28.2002(THU)

 仕事して帰ってきて餃子焼いて食って寝た。

・愛をくださいヲウヲウ愛をくださいズー。


NOV.27.2002(WED)

 蛍の光が流れる酒屋に滑り込んでイカ足を箱で買う。あとキリン氷結アップル とかゴロゴロと。店員が「こんなの入ったんだけど」って指し示す酒肴の商品名が 「焼小女」。怖くて買えませんでした。なんか大槻ケンヂな匂いが。或いは 会田誠。 ちょっとネタでしょう、とか言われたけど、アンタもしやこのページを読んで いるのか。帰って速攻で酔っぱらう。さーて スーパーミルクチャンでも見るかーってだから寝ろよ。

・やっと「ユリイカ」の高野文子特集号を読んだ。大友克洋との対談(討議)で 見せる、高野文子の舌鋒、その「熱さ」に尻込みしてしまう。あの熱を笑いながら 受け止められるのは、成程大友克洋しか居まい。「黄色い本」に対して曖昧に感じて いた事の全てが作者の意図であったことを知ると、流石に背筋が寒くなる。勿論、 脱衣所で3年かけて描かれた漫画を、読者が3年かけて読まなくてはならない、と いう理由は無い。が、それだけの「読み」を受け止める力を、作品に込めたのだ、 という自負は、痛いほど感じられた。「『るきさん』が「癒し系」みたいに言われて いて、わたし自身もそう思われているようなんですが、誤解だ!」対する大友も 負けては居ない。マンガを描くというのはどういう事なのか、その大友的スタンス をぶつけてくる。「どこかの週刊誌の増刊号か何かに載っていた短編一本を、 暴走族のアンちゃんかなんかが酒飲んで友達の家で寝ちゃって、朝起きてそこに あったのをチラッと見た時に変なマンガが載っていて、「面白いなこれ」っていう のが俺の理想」。自分の読者がどこで何をしているのか、に思いを馳せるという 大友に対し、「本を読むっていうことは、馬鹿を治すために読むものだ」「小説 だろうが何だろうがハウツーものとして読む」「この説に賛同してくれるのは 青木雄二くらい」とする高野文子。読書中という「道中」の楽しみではなく、 そこで語られる「テーマ」こそが命なのだと。まあ、殆どの人には「だから何?」 って世界の話だとは思う。あと、40年生きたら、2,30年前の事は資料無しでも 描けるのだ、という話にぐっと来たり。若手マンガ家の話もポンポン出てくるし (ビームとかも読んでるみたいだ)、お互い譲らないところは譲らないし、あー、 この人達はやっぱり「マンガの人」の中でも特別なんだなあ、と。

・兎に角濃い。各者各様の「解読」がなされていて、いや、高野文子のマンガは 安易にどう、と語れない様な気がしてきた。取りあえずこの本は押さえておいて、 という感じ。って高野文子語ったことないけど。まーそうやって無闇と有り難がる のは、ほどほどに。

・とりあえず、すがわらくにゆき「るきくん」には笑った。ぼんじょるのー


NOV.26.2002(TUE)

 赤石トンネルを市内に向けて抜けると、左手に山が見える。その中腹に多分寺が あって、その境内に大きな銀杏の樹が生えている(のだと思われる。その山に登った 事がないので不明)。この時期になると、赤黒い(常緑樹に交じって紅葉している ので黒っぽい)紅葉の中、その樹だけが真っ黄色になっていて、毎年見とれてしまう のだった。……この話去年もしましたっけ。いや、ただそれだけの話なんですけど。 しかしもう紅葉も終わりに近づいてますな。街路樹もあっという間に枝だけに。 毎年派手なイルミネーションで庭を飾る家が競い合う通りでは、既に戦いは中盤戦 に突入している様でもある。

・で、日付が変わって帰宅。自分リソース使い切った。もー何もやる気が出ない。 こんな時金田朋子声の女子に「やるき〜でろ〜」とか言われたら括りかねない。 貴様なんぞに俺の気持ちが!もーメイっぱいです。つーかこの不安感と乖離感と 口内炎と体重増(ベルトの穴が二つも広く!)と頭痛と吐き気と集中力の低下の 根本的な原因は寝不足であろ。うまい棒と缶ビールをしまって、寝れ。

98000円のキーボード。でもパンタグラフでキーは小さくてストローク浅い らしい。何となく高級キーボード=メカニカルで、夜中にチャットしてたら隣室 から怒鳴り込まれる位のタイプ音が、みたいのが「偉い」のかと思ってたけど、 最近は違うんですか。ていうかどーせ上から午後ティーこぼしちゃうんだからさー。 因みに今使ってるのは確か1000円でお釣りが来た。

名古屋はええよ!やっとかめ(flash)。このフラッシュで初めてこの曲を ちゃんと聞いたのでした。サビの部分がJ9、つーかオンセンガーでたまらない。 2番の歌詞は現代の名古屋人にも謎が多いらしく(銀の柱とか)謎解きページも あった。燃えよドラゴンズ的に、数年に一回位アップデートしてそうな気もする けど、どうなんでしょう。


NOV.25.2002(MON)

 仕事して帰ってきて寝た。

・なんか巡回先が次々と沈黙に入っていくなあ、と思ったらもうあと一月で冬コミ なんですね。ガンバッテ。然し書き手の人達はみんな凄いよ。どこからあんな元気が 出てくるんだろう。身体が勝手に(条件反射的に)元気になるんだ、みたいな事を 言ってる人も居たけど、そういうものなのか……何でも良いから今の弛みきった 日々にキックをかましたい昨今。久々にあの空気(ゲホゴホ)を吸っても見たい。 そーいや京フェスとやらにも行ってみたかったですよ。

・預金残高見て落ち込む。夏からこっち、増えてない。収入がガタ落ちしてるのを 忘れて、カードで本(まんが)買いすぎた。食費より、読みもしない本代が生活 (金もそうだけど生活空間も)を圧迫している。ネットで話題だと、ついつい考えも しないでAmazonで買ってしまう。そして積ん読へ。こないだ撤去作業してたら、 今夏以降の未読だけで段ボール箱2つが一杯に。何やってんだ拙者。とか言いつつ Mマガは予約注文するのだった。いや買うでしょう普通(普通は禁止)。

・まーあと友人の結婚式の祝儀とか敬老の日に贈ったノートPC代とか無線LAN環境 構築代とかDVD+CDRコンボドライブ代とか来年のSF大会代とか毎日のコンビニ代 とかやたら増えた酒代とか、計算すると、あー確かに使ってるよ、とか思った。 家計簿、つけようつけようと思いながら常に挫折する奴。大体食費の入力で挫折 する。早くユビキタス、もとい「どこでもコンピューター」社会になって、買い物 するだけで勝手に家計簿が更新される世の中にならないものか。ホント、レシート をCSVデータで直接受け取れる様にさえなれば。PDAとか携帯とかは取り出すのが 面倒だから、非接触式のICカードで。財布に入れておいて、レジの上にかざすだけ でデータ更新、とか。問題はレジ機械の更新(多分カードR/W部分の追加だけで 済むと思うけど)と商品ジャンルの(店舗間の)統一か。

・でも結局家計簿見た所で「あー今月もこんだけ使うたかー」とかしか思わない だろう>自分。●2点

・というか寧ろ蔵書管理に使いたい!今すぐ全ての本にミューチップを埋め込んで くれ!立て!坂村健!今は立て!

・でも今手持ちの本は結局自分で管理するしか無いのか。不可能だ。


NOV.24.2002(SUN)

 朝、起き出して、大安売りしてる家電屋に行ったら長蛇の列。これは「広告の品」 はもう無理だな、と判断して朝飯を食いに行って時間を潰し、もう一度行ったら 案の定全て売り切れていたという。仕方なく普通の値段のビデオテープとか買って 帰ったりして。

・今日が最終日のユトリロ展にも行ってきた。絵から受けるインパクトはあんまし 無かったんだけど、画集の評伝をざっと読んで、一人の男の人生を見た様な気分。 佐伯っぽい、というかその原典である所のユトリロ絵も(灰色な空が好きな人間と しては)美しいとは思えたんだけど、ユトリロの絵はがき的風景と、佐伯のポスター 絵とは、同じ風合いを持ちながら、全く別のモノだなあ、という印象。って当たり 前か。

・日が暮れる頃には、もう何かすっかり疲れてしまった。思考循環するだけの体力が もう無い。もうどうでもいい。なるようになれ、だ。結局投げ出してしまったか。 成程そこまでの男、という事だ。嗤え。

・枯堂夏子曰く「生きてる内が命の使い時」とやら。でも今の所肉弾幸を成し遂げる 敵も無し。まだ使い時じゃないんだろー。使わないまま老いて死ぬか。「ここは俺に まかせて、お前達は先に行け!」とか言いつつ膾斬りにされて死ぬ(或いは体内に めり込んだエネルギー弾の不発弾に引火)最期ばかり夢見ていた少年時代だったと いう。体中に矢を突き立てて、立ち往生できるだけの体力は温存しておきたい。 アグレッシブに後ろ向きで。ていうかそういうシチュエーションって普通の人生 送ってると出会えそうにないのが残念ではある。

・でも実際はプライベートライアン冒頭数秒で肉片になって魚と一緒に波打ち際で たゆたっちゃう奴らの中の一人でしか無いんだろう。そんなものだ。大体痛いの ヤなんだよなー(駄目すぎる)。

・そーやって僕が鬱鬱と街をさすらっている間、N川先生は女子高生と東京の空の 下、甘い午後を過ごしてたらしい。ヨカッタネ!(このN川先生に興味がある人 は多分一人も居ないと思いますが、書かないと本人が後々五月蠅いので仕方無く 書いてます。因みに全部実話。この変態教師(自称)は実在する!)


NOV.23.2002(SAT)

 また車でウロウロと。ウロ(虚)が来る、っていうけど、思考がループしてる時 って、ホント当て所もなくウロウロしちゃう。同じ事をグルグルグルグルと考えて いて、答えなんかもうずっと前に出てるのに、その答えを肯定する「理由」が見つ からないのだ。ただやりたいことをやるのに理由が要るのか。要るよなー。まず 自分を説得しないといけない。面倒だ……あーでもない、こーでもない、と考える のに、車の中は割と向いている様でもある。馬上、枕上、厠上とかいうし。個人的 にはトイレで考え事をしたことはないのだった。ズッコケ三人組でそんな奴居た よーな。

・夜バスケ。無感覚にただ走り回る。気が付いたら汗で髪がぐっしょりとなっていた。 レンタル屋で「Gロボ」をラストまで借りてきて、見ながら眠る。好きな十傑集は 素晴らしきフィッツカラルド。あの人望の無さが好きだ。あと激動たるカワラザキの 8マン走りもいい。


NOV.22.2002(FRI)

 熱量を使い切って抜け殻のよーだ。でもまだ土日は彷徨くのか。逃げても逃げても 追いかけてくる。逃げてる限りはな。自分の手で、自分の足で、世界とキッチリ 対峙する為に、まだ暫くは彷徨き続けそうだ。まーそのうち忘れられるだろー。 それが出来ないなら、結局はそこまでの男という訳で、まあそれならそれで、無理を することもない。自分の限界を痛みと共に思い知れ。

・ブルドッグショウのチケット届く。12/07_14:00-_G列20番。

・ちょっとねえ、みたいな評判だったので躊躇してたんだけど、 ここ読むだにキリンジ 新作が聞きたすぎる。何か今年は音楽的にはキリンジばっかり聞いてた年と 言えよう。照らせよ金星!

・N川<女子高生とか!好きだから!>先生は明日から女子高生同伴で東京小旅行 だそうだ。その女子高生を実家に連れ込んだ所とか一くさり語られて、ボクは トテモ感動したよ。


NOV.21.2002(THU)

 仕事して帰ってきてAmazonから届いた シャンゼリオンの ムック読んで泣いた。何か周りでみんな買ってるのよ。随分音沙汰の無かった知人 からいきなりFAXが来て、何かと思ったら「シャンゼンバイブル買った!?」とか そういう。読んでると、大学時代が走馬燈の様に……うううう。とゆー様な後ろ向き 感想以外特に語ることも無い。適当に作ったカクテルで酩酊。リキュールも買いだめが 底をついてきた。夏の終わりにはまだ1箱あったビールも、とうに消費し尽くした。 酒量が増している。その金と時間をもっと創造的な方向に回せないものか。

・フバの掲示板より、 成恵の世界アニメ化の噂。なんかこう、手当たり次第に「原作」をアニメ化しては 13話で消費し尽くす、三光作戦みたいな現今のアニメ制作状況の中、この作品もまた。 でもライブは確かに微妙だ。キャラデザインをダイアポロン尊師がやってたら また違うインパクトが有るんだろうけど。放送局は不明?個人的に成恵と言えば ぱんつなので、その辺テレ東コード回避なるか。然し こことか見てると、アニメは週に65本もやってるらしい。今ちゃんと見てるの 「ふぉうちゅん」だけかも。土日モノは殆どHDDの肥やしにしてます……

「ハンバーガーで肥満に」訴訟。時々思うんだけど、アメリカ人のこういう 訴えって、それ自体がネタなんじゃないかなー。超巨大企業ならクレームに対して 多少の金を払うかも、とかの「あわよくば」という部分も勿論有るんだろうけど (コカコーラはその手の歴史の宝庫らしい)、「訴訟好きのアメリカ人」を演じる (報じる)事で、ステレオタイプな国民性に殉じる快感があるのではなかろーか、 とか思ったりする。日本人が意味もなく国際的な卑下発言をして安心するのと 同じ様に。


NOV.20.2002(WED)

 仕事して帰ってきてキングゲイナー見て寝た。

・キングゲイナーを取り敢えず3話まで見て興奮気味。勿体なくて続きが見れない。 何かもう、何だこれは、という位に「元気づけられる」。どういう作品だこれは。 ああ、何か、”ちゃんと”生きてみたい。明日死んでも良いから、心の底から 「人間として生きてる事」を実感してみたいよ。「社会」の中で、自分の居場所を 見つけて、そこで「存在感を示す」存在でありたい、とか、何かそんな風に思う。 昨日までの鬱っぽさが馬鹿馬鹿しくなってきた。何でも来いや、という気分になる。 無駄に元気になってしまって、夜中の三時にこのやり場のない「元気」をどうしろと、 みたいな気分。仕方がないのでモンキーダンスして寝たのだった。


NOV.19.2002(TUE)

 悩みが別の悩みにすり替わっている罠。気をつけて欲しい。世の中には罠が一杯 なのだ。それはそれとして今日も残業してないはずだけど深夜帰宅。なんかもー どーなのよこの毎日。何か気が付いたら夢とか希望とか全然見あたらないんですけど、 みたいな。明日のために今日も寝るのだ。

・ハレグDXの3本目を漸く借りられたので見てみた。うーん。なんかTVシリーズと ホントにテンションかわんないねえ。いや「良くも悪くも」、って感じ。個人的に 過度な期待を持って望んだ「スキスキおじいさん狂戦士」、ダマの動きは18話の方が 遙かに良かった(良かった?)、というか方向性違うわな。前のがやりすぎじゃよ。 それでもあのEDを見ると妙に幸せな気分で眠れるのだった。

・思わずフラフラと昔のPC名でgoogleを回してみたりする。そして懐かしさに泣く。 ああ、あの頃は良かったナァ……てな具合。あの頃のPCに感じたワクワク感とか、 そういうのは未だに身体に染みついている。もう一度あの頃へ、は還れないだろう けど、同じ様なワクワクは、まだ今も在る筈なんだ。出会ってないだけで。 出会うための努力をしよう。


NOV.18.2002(MON)

 仕事して帰ってきてer見て寝た。いろいろあって今かなり溢れ気味。また自分を 過信して、やっちまった、って感じ。いっつもそうだけど。一度公言した決断を覆す のは、余りに恐ろしい。それが故に、誤りと気付いてもつんのめるまで突っ走る。 これが大人のすることかよ(富野口調で)。その辺の最終的な損益に対する見通し、 ってのは、やっぱ「上」のレベルに上がらないとわかんないものなのか。つーか 寝不足過ぎなんだよ毎日。TV見てないで寝ろ。

・「そうしろとささやくのよ あたしのゴーストが」ってのは便利な言い訳だ なぁと思う今日この頃。或いは「俺のDNAが満足しねェんだよォ!」とかさ。 でも実際そうだよな。自分が満足するかどうか、だよ。自分が楽しんでるかどうか。 それが一番難しい。未来の為に今は耐えるのだ、とか思ってたら耐えてばっかりで 一生終わりました、って事は良くある話で。かといって世の中で「やりたいこと」 をやって生きている連中がどの程度存在するかというと……

胸の警官バッジで命拾い。ホントにあるんだねえこういう事。あと エルビスの頭髪、1200万円。クローンでも作るのか。

・erは何か怪我人視点の多い回だった。グリーン先生の脳しゅじゅちゅがあっさり 終わったので拍子抜けする。また引っぱるのかとも思うけど。カーター壊れっぱ だし。そーいや昨日「ミニパト」を借りてきて見てたんだけど(なんかアレ商品と して単体販売していいのか……)、エリザベスの語りってまんましのぶさんです よね。雰囲気とかそのまま。元々 この人、声の幅ってあんまし無いのかも。というか、余りにも「あの雰囲気」 が強すぎるのか。怒りとか哀しみとか毅然とした感じとか。いつも100%幸せじゃ なさそうな。醒めているようでボンヤリ、明晰な様で曖昧、踏み込めない「女」の 迫力。ギャグだけはやらない気がするけど、やってるのかなー。

原子力を携帯バッテリに「米コーネル大学の研究チームは先月、放射性物質に 蓄えられたエネルギーを機械の動きに直接変換し、小型マシンの部品を稼動させて 発電するデバイスを発表した」。まさに原子力。


NOV.17.2002(SUN)

 一日車に乗って走り回る。いやもう、朝から日暮れまで。途中CALLで立ち話 した以外はホントにもう。SONYの新しいベガを色々。プラズマ欲しェー。 プロジェクター欲しェー。ヤベー財布ゆるみがちー。しかしアレだ。もう今日 一杯で止めてえ。ガソリン徒に消費したって。時間だけが。いつまでやってても 仕方ない。またアニメ見て引き籠もる日々に帰るのだ。それが一番安全だ。涙は 無い涙は無い明日に微笑みあるだけ。

・やっと先週のふぉうちゅんドッグすを見た。すれ違いの巻。これこれ!これ でんがなー。目の前ですれ違い!夕焼け!挿入歌で切なさアップ!閉まる列車の 扉!もう「母をたずねて三千里」もかくやのすれ違いっぷりに興奮する。そして シーナの涙で次回に繋げる、まさに完璧な仕事と言える。そして大道芸人なアリス さんのキャラにかなりハマり気味。何気ないキャラなのに、厚みがあるよ…… 続けて20話、犬と人間、引き裂かれる恋人(犬)達!みたいな。これはこれで。 シバタの決断の甘さとか、男の方がヌルいのは犬も同じなのかー。このアニメ、 ホントに凄いよ。当たり前の事を当たり前に出来る、その力を思い知る。20話は 19話に比べるとオーソドックスな演出だけに、ダイレクトなインパクトを持って いる。アリスがやってくる時のアンチな音楽とか、でもアリスにとってシバタは 別れた恋人の思い出だったり、もう濃いんだよ、脚本が。「新しい”こんにちは” のためには”さよなら”が必要な時もある」ぐわー惚れまくり。そしてダメ押し する水島裕!シバタの決断は!?もー目が離せない。何事だ。「ねぇシバタ、 アタシの事好き?」「好きに決まってるじゃないか」「でもね、アタシ今の シバタ嫌い!」「シバタなんか大ッ嫌いッ!」「……ありがとう」あのシーナの 表情!(妄想)これで泣かなきゃ嘘だ。そしてオチに使われる水島裕。 前回と対比して、夕日の駅でちゃんと出会える二人。完璧だ!「でもシーナは どうなるの?」「どうして?」「ボク全然わかんないよ……」オレもだ(号泣) !「いつかアナタも屹度素敵なラブを見つけられるわ……」ウウッ……流石は 小林三男コンテ。手練れの業だ……

・どれみも「良くできて」た。最終回へ向けての関弘美の「本気」を感じる。 青山充渾身の作画も良し。


NOV.16.2002(SAT)晴・寒

 なんか歯を食いしばって車に乗って一日中走り回っていた。歯ァカミ過ぎでアゴ ガタガタ。こんな事はもう今日限りにしたい。夜中、吹っ切ってバスケ。吹っ切れ ず。意図せずファウルがち。何かいたたまれない……明日のサイクリングの誘いを 断る。どうせ楽しめやしねえのだ。結局明日も車に乗って走り回る事になる。帰り にレンタル屋でGロボを借りて、帰ってきて久々に見たりした。

宇宙船レッド・ドワーフDVD初回特典グッズ・アンケート。個人的には 「猫から人間への進化の図」が一番欲しい。壁に貼るよ。



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