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古日記 2002年3月(前半)


木の芽時でショート篇。



SF大会に行きたがる人がどれだけいるというんですか?
SF大会にいきたいと思う!SFファンである!
そのことがすでに選ばれたということなんです!

(はしもとさちこ「SF少女エス子ちゃん」96年版・第18回)

MAR.15.2002(FRI)雨後晴

 花粉症の人の話を聞いていると、本当に大変そうだ。ガンバッテ。

・また仕事を持ち帰ってしまった。拙者もガンバロー。ダラダラと。

・先週の009(英雄の条件)見た。最後の最後、ジェットが頭上をかすめていくシーン で条件反射的に感動したけど、そんだけ。然し40年も。うう。そして次回から神々 が。なめんなよ神々!(ながいけん)←これが言いたかっただけ

・何となくたどり着いた 踊る上海亭の テキストが面白かった。他者の意見を「そうそう、そうだよなー」と頷きながら 読む楽しみ。僕はガノタでは無いのでガンダムネタはそこそこだったけど、パトレ 映画についての語りは爽快だった。書き手はどんな人なのだろーと想像するのも 楽しい。あと個人的には上海亭っていうとすいやせんねえチャーシューメン三つ 今出ましたから!の世代。

・先週のFMシアター 『気化しない蒸発』(映画監督になるのを夢見るパラサイトな青年が父親の蒸発を 機に現実との接点を見いだす)は結構痛い内容かと思いきや、割とサワヤカに未来に 向けて語り抜けてて拍子抜け。問題は「この後」なんだよボーイ。”夢を諦めない” 人間(自分の「本質」が別の所にある、と信じてる奴)が老いるに従い如何に醜く 変質していくか、それを語らずして!何なら実例を見せてやろうか!?

・Amazon、1500円に満たなかったので他の安い本と一緒に注文したら高い方が 品切れで安い方に送料が乗っかって送られてくるワナ、にハマる。ていうか高い方、 注文した次の日紀伊国屋で平積みだったよ!ああ何か悔しい。今度紀伊国屋に行って 売ってなかったらと思うと。

・某氏は丸氷でいろいろ楽しんでるみたいで(こぼしたり)、人生何事も楽しみ ようだなーと思うのだった。


MAR.12.2002(TUE)

 空を見上げるとすっかり夏の星に入れ替わっていた。いつの間に。帰ってきて 30分位絵チャって寝た。

・書き損ねてたグイン82の感想を追加。 コミュニケーション不全症候群、はあまりにも自分に当てはまりすぎて、大学生の 時に、読んでて死にそうになった。いやホント、「知り合い」と「それ以外」の 認識の差が、天と地程も有るよ>自分。せめてもっと「知り合い」を増やそう。 誰か友達になってー(惨めすぎる)。

今度の CLIEはキーボードのついた折りたたみ型。なんか微妙だな……買う買う光線が 多少弱まり気味。

・今月のあさりよしとお「るくるく」で反応してしまう。自分の中に「縦笛」属性 は全く無いな、と思っていただけに、まさかピアニカで反応しようとは。


MAR.11.2002(MON)

 山本正之の熱烈親睦ツアーハガキが届いた。徳島でもやるらしい。チケットは 3/21発売。フムン。

「永遠の森」の感想?を追加。

・mag→png一気変換ツールを見つけたので TOPに90年代の遺産を。


MAR.10.2002(SUN)

 特に何も無し。近所のダイソーに初めて行ってみた(暇を持て余しているさま)。 イマイチ購買意欲をそそられねえーとか思いつつ気が付くと1000円分位は買っていた という。鉛筆とかバインダーとか好き好き(魔女先生)。どこだったかの100均で 見た「シューベルトの胸像」を探すも見つからず。鉄パイプ仕込みてえ。どうでも いいけど竹本泉のまんがで「のれん棒」ってのが出てきて、ずっと「何で”のれん 棒”?」とか思ってたんだけど、ダイソーで死ぬほど売っててあーこういうヤツの ことか、とか思った。いや別にのれん棒売ってたからって死にはしないか。

・大都社の品川KID「DOUBT!」は徳間版に比べておまけ収録作品数が減っているのは 何故か。徳間版では削られた未収録作が全部収録されてるものと期待しまくって 買ったのに。原稿不明?それとも恥ずかしい?僕は「あの頃の」品川KID作品が 読み読み読み読みたいのに!!でもその分徳間版には収録されてなかった作品が 入ってたので買わざるを得ず。名作なので未読者は是非。/わかつきめぐみ 「ソコツネ・ポルカ」うーん。いや良いんだけど。衒学系は苦手ですわー。何か 痒くて。好きな人も居るんだろうけどさ。/古賀亮一「ニニンがシノブ伝 1」 話題なので買ってみた。サスケ達の「本気オタ会話」が泣かせて泣かせて悶え死ぬ。 「女の子天使説を唱えている私としては」タマラネェー。あー深夜のファミレスで 気が遠くなるまでこういう会話してえー。ゲノムも途中で買うの止めてた けど、残り買わねば。/「アタゴオルは猫の森3」買い損ねてた。時王出てる じゃん。毎度同じパターンのオチ、なんだろうけど、その度に笑ったり感動したり している自分。いやそれだけ「地力」がしっかりしてるって事なん。いやホント。 /「大合作」アフタヌーンのアレ。取り敢えず買うだけ買っとくか、という。 アフタヌーン捨てるために。読みもしないのに買うのどうなんだろう。

・ラーゼフォン5話:冒頭がエヴァっぽい。でも中身は良い感じ。主人公のキャラ がしっかりしてるのが好感度高い。今後どう展開するかはまだまだ謎だけど…… あの赤い綾波(メージュではあわやパンチラまでしたのにキンクマ賞の千尋に 表紙の座を奪われた)が今後どこまで綾波っぷりを発揮するかで評価も変わろう。 兎に角「この瞬間やろうとしていること」がちゃんと画面の中に見える(演出意図 が見える)のは流石。背景美術も作画も(まだ)良い仕事続けている。

・忘れてたけど、NTのDVDに入ってた「雪風」の予告映像は凄かった。自分の 貧弱な脳内映像を越えた部分が結構有って、等と今さら言ってみる。いやマジで 今回初めて動いてるのを見たもので。キャラも悪くない。というかピッタリに 思えるし。何よりスーパーシルフのあのゾッとするような美しさ/恐ろしさ。 フェアリイの風景も「そうそうこんな感じ」だし。

・アシッドは「 少林サッカー」と「 ミスター・ルーキー」「ブレード・オブ・ザ・サン」を押していた。先の指輪 物語誤読記事で各方面から「もう駄目だな」「終わったな」と言われまくっている 先生だが、果たして再起なるか。つーかまだ指輪見に行ってません。久々に原作 読んでから、とか思ってたら公開終わっちゃうよ。2chの評判では、行くんだったら 吹き替え版、だそうだ。


MAR.09.2002(SAT)

 特に何も無し。バスケ(今日のBGMは結構イイ感じだった、と思ったら、 何だラブラブかよ!)して風呂屋行ってM隊員宅で24時間放送中のバビロン5 観たり(「池田憲章出るぜ」とか。)ゲームしたり。某氏から借りたパワパフの 格ゲー(パワーストーンみたい、とはM隊員の評)を漸くプレイできた。 モデリングが結構良くできてて、イイ感じだった。あとNTの付録DVDを鑑賞。 ミニパトのOP観て異常な懐かしさに襲われる。川井&兵藤の歌はあまりにも 懐かしく響く。曲調は御先祖様的。ああ。ああああ。あとピクミンを売り払って アニマルの森を買ったというドラムスキー氏はやっぱりTVに映りまくっていた らしい。全国ニュースにも映ってたそうで、一連の事件の取材苦労話をいろいろ 聞いた。隊長は新しく 手に入れた ニュー携帯がいたくお気に入りの様だった。確かにメチャカッコイイ。 でも着信音はゼビウス。ナムコの子だなー。

・「素顔のおんぷ」をやっと観た。それでいいのか。チャイドルファンを なめんなー!みたいな事はないのか。いや僕はどうでも。成程如何にも山内 っぽい画面作り。ももの活躍が結構立ってた気がするがどうか。/おねてぃは また「悔しいけど認めざるを得ない」黒田節にハマりつつあり。読み換えが効く シナリオってのは卑怯だよなと思いながら、「停滞」したまま生きる自分 (然も僕は彼等と違って姿形は老いていく!)の無精髭面を鏡に見て力無く 笑ってみたり。

・はせさん治氏が亡くなったそうだ。僕個人としてはひどく懐かしい声だけど 何のキャラで馴染んだのか定かでない。人形劇か秀念か。兎に角悪役になり きれないヒネ者のイメージ。好きな声でした。ご冥福をお祈りします。 ここ で知ったんだけど、一条輝やってた息子さんも既に亡くなっているんですね……


MAR.06.2002(WED)晴・寒

 風と光があなたに恵むように。ぱぱらっぱ、ぱぱらっぱ、ぱぱらっぱぱーらー らーらー。何か結局一番「無難」な曲が気に入ってるな……<Eclectic

・でも眠い。年がら年中眠いんだけど(PJ並)、カーステでEclecticは危険過ぎ。 速攻で夢の世界へご案内される。結局眠気を覚ますにはアニソンしか無いあたり 身体の芯からオタクで出来てるなあという感じ。然も古い奴。テープの山から 一掴み、今日行き帰りはナディアの「ByeByeBlueWater」で、もーなんか駄目。 何が駄目ってラストのガヤがフェードアウトしていく中で、ここぞという タイミングで入る「では諸君さらばだ、フハハハハ…」の清川元夢。美味し過ぎ。 流石はテム・レイ。最近ポケモンで「らしい」役やってるらしいけど、うーん。 見てえー。季節柄卒業系の曲を聴きたがる脳をどんどん甘やかしてみる。 「たびだちのうた」(ナディア)「元気でね」(トップ)「アディオス・DE・ ガンダム」(SDガンダムこちらマッケンジー探偵社)だめだー。だめすぎる。 だって旅立ってないし>自分。結局あの頃からずーっと同じ所に立ち止まってる。 その痛みと、あの頃の、何の根拠もないけど何となく明るい未来が待っていそうな 気分がない交ぜになって、ううう。ここで「心をゆらして」(宇宙開拓史)を 入れないところがギリギリ。ああ僕はいつごろ大人になるんだろう。

・悩み多き人生とは言え、さっきまで例の「 アフガン航空相撲殺される」関連の馬鹿馬鹿しさに転がり回って爆笑してたり。 アフガン航空相撲だと…知っているのか雷電!?ゲラゲラ。悩み無えなぁ(詳しくは サワスペあたりから)。 いやーホント世の中力のあるバカが一杯いてわしゃあ嬉しいよ。


MAR.05.2002(TUE)

 キリンの 極生は押しの弱い缶デザインで損してると思う(周りがくどすぎる)。 泡が細かい感じ(あくまで感じ、ですが)で好ましい。

・CLIE欲しいよーんよーんという話は、でも結局「それで管理しなきゃならない スケジュールなんて何もないやん……」というオチにたどり着く。そうだよな…… でもToDo作るの「だけ」は好きな人間(夏休みの計画表作るのだけは熱心な感じ) としては、結構良いオモチャになりそうな気はするん……物欲をどうにか正当化 しようとしているな……ムネーモシュネーとリンク出来ない身であれば、外部 記憶装置の欲しいお年頃なのか。

お笑いパソコン日記から 百年の孤独。前に上海の友誼商店(笑う所)で買った「 百年乃孤独」は、味は兎も角パッケージのパクリ度合いが凄かった。 中身はふつーの白酒(こうりゃん系)でした。不味くはなかった。 実はまだホンモノを飲んだことがありません。

・「だぁ!」は榎本温子のベストチョイス。榎本って結構背高いのな。あと顔が 成長してた……個人的にもあのお出かけの話はスゲー好き。あやちゃんと三太の 関係とかいろいろ妄想したな。作画も異常に良いし。然しまーホントに毎週毎週 密度の濃いアニメだったよ。という訳で実は最終回を見逃してしまいました私。 再放送で観るか。


MAR.04.2002(MON)

 帰ってきたら県知事が逮捕されていた。ほー、とか思って観ていたら、県庁前 で知事の後を追っかけていったカメラマンの頭に見覚えが。徳島県立文学書道館 (瀬戸内寂聴記念館みたいなもん)には新居格の関連書も入るハズだったらしい けど、うーん、最初からケチついてしまったな。ちなみに贈賄側の出身高校は我が 母校。うーん。「 おーい日本」で徳島県やった昨日の今日でコレってのは、皮肉なのか何 なのか。そう言えばその同校出身の竹宮恵子氏は番組中吉野川の話になった時、 (学生の頃はお金がなかったから)中州の丈高い草むらの中で彼氏とハァハァ してたものヨ、ってのをにこやかに話されてて、周りがどうにかして話を健全な 方向に持っていこうとしていたのが印象的だった。流石は。

・メージュのアニメグランプリ投票に悩む。書き出すまでは「ムリョウ」縛り だろうと思っていたけど、結局「だぁ!だぁ!だぁ!」に。ムリョウは終わりが スッキリしすぎてて、自分の中では「終わった」作品になってしまっている感じ。 執着があんまり無い。ベストサブタイは地球防衛家族の1話。何かスゴイアニメが 始まる!という予感に満ちた1話だった。後が酷かった(方向を見失った)だけに、 余計印象が強い。ベストキャラはだぁ!縛り。この投票するたびに思うけど、消去 法の結果自分の予想とは全然違う投票内容になる。ひとことは亞里亞。

栞と紙魚子と夜の魚の感想を追加。


MAR.03.2002(SUN)

 朝まで絵チャってたので以下略。CALLに行って200年生きたロボット映画観たり 新しいCLIE (デモのアラーム音がかなりカッコイイ。駅内サウンドっぽい)触ったり 任意ラジオを聞かされて 頭クラクラしてみたりした。ホントに行くとこ無いんだな>自分。散髪行ったり 新店舗に移転したフジレコを覗いたり酒屋行ったりしてたら一日終わった。 ぐんにょり。いや、でも、新CLIEかなり良い感じっすな。実物初めて触った けど、何かもー、あの手触りが。うーん、悩ましい。

・特撮だけ観た。破裏拳:TV局の外って結構閑散としてるな。3話にして既に マンネリだってのは……とかいうと不味いのか。これはこれで様式美なんだろうし。 ホモ満載で過剰な女子向けサービスに走った前作に比べれば、今作はまだ それなりに見所はあろう(男子として)。 /龍騎:なんか勢いが削がれていくよーな……ライダー(と言ってしまうことに 最早違和感は無い)同士の馴れ合い&殴り合いでは世界は狭まっていくばかりだ。 大体カニバサミ……ただ、物語自体は結構吸引力が強いというか、観てしまう。 あとあのメガネっ娘の存在は矢張りその筋向けのメッセージと取ってよろしいか! よろしいな!ミンミンゼミ……そこはかとなく。

・木戸氏から借りたビデオで ラーゼフォンを観てみる。2話と3話。作画が高レベルで安定している印象。 キャラクターも何だか良い感じ。山田キャラが安彦っぽい洗練をした様な。木星が 首都を覆ってさよならジュピター&首都消失か。小松映画ポスターはあざと過ぎる 様に感じたが、それで喜ぶ世代をターゲットにしている(高校生とかのマニアな ヤツ……って今でも生き残っているのか)のかも、と思った。或いは穿った見方を すれば、「そういう現実(首都が木星様のモノに覆われている、という現実)」に 対して、周辺住民のSF者が皮肉で貼ったポスターなのかも、とか。主題歌は確かに 歌いにくそうだ……兎も角かなり「イイ出来」という印象。実際出渕氏って ポテンシャル高い人だよなーとか思う。地に足のついた展開を臨むものなり。 続きが観たい。

・サワスペより: タイニーゼビウスの松島徹氏は当時小中学生だったという。

・昨日のAVANTIは、とうとう南さんが離婚を。取手氏のはしゃぎっぷりが、半分は 「素」だとしても、うーむ。何なんだ最近のこのドラマ濃度は。

・アシッドでは「エネミー・ライン」を褒めちぎっていたので観てみたい。指輪 は客が減ってからにするよ……どうせ一人やし……いや映画は一人で観るもんさ。 そうだろブラザー&シスター。


MAR.02.2002(SAT)

 朝まで絵チャってたので午まで寝てた。凄かったよ。モーほんとに。久々に 新たな地平を観た。バブルスカー萌え。絵も凄かったけど会話の馬鹿さ加減が 天井知らずで、人間は何処までバカになれるかの挑戦かと思った。夜はバスケ。 行ったら試合だという。阿南中学の体育館で試合。ここんとこ酒とゲロの週末を 送っていた身体にいきなり全力試合はきつかった。2試合終えたらフトモモと 足の裏が悲鳴を。0時までやるというのを聞いて、すいません、逃げました。 夜中また絵チャ。終わることの無い祝祭の様な。皆才気に溢れていて、信じ られない程デッサン力と色のセンスがあって、朝から晩まで絵を描いていれば 幸せな連中。かなわねえ、と思う。或いは己を恥じるか。自己に問い続けつつ、 でも眠気に負けて眠る。


MAR.01.2002(FRI)

 何か情緒不安定さ。週末にまた同期が結婚するのよ。波状攻撃っつーか、ああ。 トリスと小沢健二の「Eclectic」で暫し。彼の新作は何というか、アダルトな感じ。 「作者」の「経年変化」がそのまま作品に出てくる様な。熱っぽい青年期の「犬」、 恋愛の爆発の中の「LIFE」、生活と人間関係の中の「球体」、そして、今作。 何というか、凄く「ありがち」なテイストなんだけど、その「型に納まった」感じが 如何にも「成長したオザケン」という感じで、妙に納得してしまうのだった。 但し「音の良さ」はちょっと凄い。コンポの音質が2段階位上がった様に感じる。 ウチのコンポこんな音出るんだなー、みたいな。かなり染み込む。 もう少し聞いていよう。



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