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古日記 2001年5月(前半)


劇場版クレしんとNHK視聴篇。


静かな日々の階段を

(DragonAsh)


MAY.15.2001(TUE)

 プロジェクトアームズを見てモミアゲを延ばしまくってる皆さんこんばんわ。 アームズと言えばやっと先週分まで見ましたよ。毎週シスプリの所で昏倒して しまって先に進めなかったんですが、諦めて飛ばして見る様に。そんでその後の 桑島ロボでまた昏倒。いや言いたかったのはつまりサンデーのCMにオンナスキー が出てる(と思うんだけど・・・)のはどうなんだ、と。モテモテ王国、再開 してるの?最近週刊誌全然読んでないワタシ。

・ハレグ:あーこれ読んだ記憶が。人格交換話。ギャグ薄し。これもう視聴者の 思い入れの有無で評価が全然違うんだろうなー。ハマってる人間的には 「超スゲー良い出来」だったけど。いやマジ。横手脚本の基礎力も有るけど、 演出巧いよ。保険医にされたハレが窓から外を見てる、何て事の無いシーンの、 あの空気感の描き出し。所詮思い込みと勘違い、ってやつか?あとハレになった 保険医の喋りが(愛河里花子の声なんだけど)ちゃんと保険医調だったのは 流石プロだと思った。

まバ 男の子のための少女まんがアンケート結果(100人分)を読み終わる。 無性にマンガ喫茶に向かいたくなる事だ。昔夜中にファンロード読みながら 「うわー俺の知らない(マンガ)世界がこんなに!」とか思ったのと同じ感触。 タイトルは知ってるけど読んだこと無いマンガ、の方がまだまだ多い。あー、 こんな下らない日記文章こねくり回してる暇があったら、もっと読まなきゃ。 新しいインプット無しで出力が続く筈もないのだ。


MAY.14.2001(MON)

 何気にもう5月も半ばですか。3月に立てたToDoがまだ終わってないという のに。4月なんてホントに有ったんですか。ダメダコリャ。そんな感じでハゲダの フローズンヨーグルト食べたらめっちゃ普通の味で肩すかしだった、とかそんな しょもない話しか出てこないので、ニュースサイトから時期落ちネタをC&P。

自宅サーバーにゲームボーイ用ソフトなどをアップロードした男性を逮捕。 何で佐賀の犯人を徳島東署が捕まえるのか。謎だ。おしえてえらいひと。

・ヴォイジャーの後番組、エンタープライズの新艦長ジョナサン役は「タイム マシーンにお願い」の、或いは「アメリカン・ビューティ」(見てない)の スコット・バクラに決定したらしい。あ、バクラは正しくは"BACK-you-la" バキュラ、と発音するらしい。その インタビューとか。しかしそうなると矢張り 安原義人(いい加減声声優)が声あてるんだろうか。ヴォイジャーが 必要以上に暗かった事もあるし、新シリーズは是非明るく「ありゃーまた失敗! アハハ・・(デッキクルーはみんな艦長を無視)ハハ・・・ハ。お、お、おま、 お前、お前!笑え!笑えよォ!」とか云う、うっかり艦長逆ギレ珍道中でどうか。 余計暗いな。どうしてもそういうイメージが。つーかまだ制作も始まってないのに。 でも安原声だとイイなあ。ブラジャーからミサイルまで何ンでもそろえて見せるぜ 艦長。そんでバークレー大尉がシェービングクリームむさぼり食いながら 「奇人?変人?だから何!?」とかそーゆー。いつも着ぐるみに入ってる副長は 毎回穴だらけの作戦を立案。メカの天才で金アクセを体中につけたクリンゴンが 仲間で、毎週小型シャトルに乗る度に大騒ぎしては鎖で縛られたり睡眠薬を 打たれたり。

弱虫3巻感想エンジェリックレイヤー4の感想もどきを追加。


MAY.13.2001(SUN)

 いい天気でしたのでフラフラと出歩いたり部屋に籠もったりして居りますと 一日が終わりましたとさ。どうせ一緒に遊びに行くツレもイナーイヨ↓。夕刻 広島方面から「弱虫」(立原あゆみではなく)の3巻が出てたヨというメールが 届いたので速攻で買いに出かける。平積みされてて人気の程が伺えるのだった。 ああこのまま世界が「弱虫」の世界の様なのどかさに包まれればいいのに。とか 言いながら一緒に西川魯介を買う奴。あとガシャポンですいんぐあずまんがの ちよ+忠吉とよみをゲット。そんな感じ。

「NHKスペシャル 被曝治療 83日間の記録〜東海村臨界事故」を見る。痛ましい、の一言。新聞記事 読むだけで震えていた内容が、実際の動画なり写真なりで具体的に示される。 生き乍らにして崩壊していく身体。DNAはズタズタになり、設計図を失った 細胞はもう再生しない。ただ壊れていくのみ。その「身体」を維持し、生かし 続けようとする医療スタッフ。もう何を生かそうとしているのか、何をやって いるのか解らない、ベッドの上に横たわっている「モノ」は一体何なのだと 思った、云々と言った感想が生々しい。番組を見ての感想は人それぞれだと 思うけど(安全神話は神話だからしょうがない、「神話」だもんな、と あさりよしとおの言葉が強烈に立ち上がって見たり)、個人的には、人は 死に行くどこかの段階で「モノ」になるんだな、と至極普通の感想を抱いた。 人の形をしていても、構成部品が同じでも、ああやって「生かされて」さえ いても、「モノ」に見えてくる。家族にとってはどうだったろうか。 生と死の閾値はそのヒトに対する愛の深さでどうにでも変わるか・・・それに しても痛ましすぎた。今回これを公開させた家族及び医療スタッフの勇気。

・拙者の生きてる内には機械化人化手術は無理そうだ。つまりいずれ死ぬ。 死を思おう。


MAY.12.2001(SAT)

 陽気に誘われてフラフラと出かけてしまう。図書館とか本屋とか。そして クロノア2の攻略本を立ち読みして漸く最後のモメットドールをゲット。次は クリスタルかー。キツイよ150個は。あとクロノアソング(わふわふ言ってる だけだがちゃんと意味がある)の意味は大体想像していた通りで笑う。 つーかいい天気なのに結局引き籠もってますな。つーか行くところが本屋 /図書館しかないのは哀しいですな。つーかToDoから逃げてるだけですが。 日が暮れてからバスケ。最後の最後で左足がツる。右足もやばかったので そのまま帰った。

・サイエンスアイ 火山ガス噴出を防げ〜1700人の命を奪ったニオス湖・謎のメカニズム〜 が面白かった。15年前にカメルーン・ニオス湖畔で、二酸化炭素ガスに よって1700人が窒息死した(この事故はかなり克明に覚えている)。調査の 結果、火口湖底に火山由来の炭酸水がたまっていて、熱帯下で対流が無いので どんどん二酸化炭素濃度が上がっていき、一定値を超えて泡が発生し出すと、 後はラムネの栓を抜いたみたいに一気に気化する、というのが事故の原因 と判明。そうやって調査を続けて、最後は「ガス抜き」にまで至るあたり、 ちょっとしたプロジェクトX。でもああいう田口トモロヲ的「泣き」は 入らないで、研究者達が地道に仕事を処理。あくまでもプロの仕事、という 感じ。ガス抜きシーンもずばーんと吹き上がる水柱が巨大な化学実験みたいで 爽快。ガスリフト(湖とか海の底の方までパイプを入れて、コンプレッサー でパイプ内に泡を発生させると、泡の上昇と一緒に底の水が吸い上げられて いく。これがガスリフト。この湖の場合、底の炭酸水がある程度上がって くると水圧が下がって二酸化炭素は気化し出すので、上の方では噴水の様に 吹き上がる。後は放って置いてもストローの原理で水が吸い上げられ続ける) なんて初めて知った。偶には早く帰ってくるものだ。

・ICQでニャッキ氏とだらだらお話。氏お勧めの Hatten ar dinを聞きながら「じじいがー!迫ってくるじじいがー!」 とか。仕事中とかに脳内ヘビーローテーション決定みたいな。然し 和訳 されてもサッパリだ。

・メージュの河森アルジュナインタビューは「正体が分からない」という 点でbk1のモノと大差なし。何となくああいう風にやたらと「開眼」したり 「目覚め」たりする人って、微妙に恐い気がします。偏見だろか。親父も 開眼真夏の海岸。脱洗脳されて見て、初めて自分(及び社会)がどれだけ情報 汚染されてるかが解るんダヨ、そしてそれはとてもとてもキモチが良いこと なんだヨ!センスオブワンダーなんだヨ!みんなも目覚めよう!みたいな。 いやまあ確かにSOWには違いないか。うーん。拙者も3年間アニメ断ちをしよう かしら。その間自然農法でも試すか。無農薬でマジックマッシュルームを栽培。 やっぱ世紀末はヤクでレイブでゴーゴーゴーゴーゴーゴー。世紀末?


MAY.11.2001(FRI)

 帰りの車の中、「調子にのっておりました」( 枯堂夏子詞)を泣きながら歌う。落ち込めば落ち込む程、ミスればミスる程、 痛さが増す。最早拙者の人生のテーマ曲は決定づけられたと言えよう。 やだなーそれ。帰宅して青アド今週分(小川一水「イカロスの誕生日」再放送) 一気聴き150分。超人類対悪の巨大組織、という図式は流石に痒い。桑島声が 無ければ終わりまで聴かなかったかも。原作読んで無いのでドラマ化に関しては 評価不能。ドラマよりは面白かったヨ、という話は聞いてるので、まあ機会が 有れば読んでみるかしらん。然しあの羽音(ばさっばさっという羽毛系の)は 無いだろう。だって宇宙空間飛んでるし。あー夜が明ける。寝よう。

・話題の アルジュナ河森インタビュー。もの凄く自覚的。ハリウッドエンタティメント 的「刺激と反応」をただ繰り返すのではなく、行間から見える「雰囲気」を。 過度なエコ描写は「良くも悪くも歯ごたえのあるものを作りたかった」から。主人公 が云ってる事が「正しいこと」とは限らないのヨ、と。要するにアレか、「煽り」か。 周到に逃げ道(良い意味で)を用意しつつ視聴者のミスリードを誘う手口は流石。 でも実際あのハンバーガーの下りはショッキングだった(けどアレよりもパンチラ の方が罪深いとするテレ東サイドにも再ショック)よ。ショッキングだからこそ 意味がある。たとえそれが不快感や怒りであっても、視聴者に激しい反応を起こさせ ないと、昨今のヌルさ一辺倒なアニメの泥濘に埋没してしまう。「エコ過ぎる!」 とか云う拒否反応の下、その過度なエコ傾倒と流麗な作画に惹かれて批判的に見ていた 積もりだったのが、その実ハメられていた、と。結果、作品の「空気」が放っていた 「違和感」によって意識下に打ち込まれた反ケミカル思想が、今ボディーブローの 様に効いている・・・とか云いながらビッグマック200円に飛びつく拙者・・・いや そういう単純なオチじゃ駄目か。

・実際このインタビューでは河森の「正体」が全く暴かれないまま終わってる。彼が エコ的に何を云いたかったのか(視聴者の思考に何を植え付けたかったのか)が欠け 落ちている(言説を避けられている)。その辺が、まあ、まだまだイカガナモノカ、 というスタンスを崩せない所。やっても無駄、やらなくても無駄、全てが無駄、 という様な所からスタートして云々、の下りは結構説得力があって、危うく説得 されかけたり。あー危ない危ない。頭の良い奴の云う事は信用しない事。ただまあ、 一人一人の無意識レベルでの怠慢が積み重なって「取り返しの付かない事態」に 向かっているのを、斯うして「正論」でもって(自信を持って)警告する人がいて、 それに反発するなり惹かれるなりして「反応」してみる・・・のは悪くないさ、と。 うーん。やっぱエコ思想の面からもう一回見返してみたい。欠番にツッコミ入れる 為にも、DVD・・・レンタルに入らないかのう。

・スイマセン寝ながら書いてるので何を言ってるか薩張りですね。薩張りです。

『コスモウォーリアー零』制作発表会。制作のベガエンタテイメントは週刊 ストーリーランドとかハムスター倶楽部とか独特のカラーが有って気になっている。 特にハム倶楽は、如何にも日アニの分家(という話だが)らしい、味わいギャグ 路線だったのが印象深い。で、零。13話でどこまで行けるか気になるけど、この 妙な立ち位置(今更ゲームの宣伝でも無いし、かといって今後の展開が有る訳でも 無さそうだし)が逆に傑作に繋がる予感がある・・・あー、でも「メーテル・ レジェンド」見てないんだよな。レンタル屋で探そう。CXとテレ東深夜枠、か・・・ テレ東深夜枠は関西では怪しいんだけど。かなり見てみたい。

フバ(最近の個人的アニメ評価基準点)によるとPPGは時間帯変更とか。 それも又良し。

・ええ、シスプリを通して見る事さえ出来ない駄目男なんですよ僕は。どうしても 早送りしてしまう。もう駄目です。勘弁してください。寝ます。


MAY.10.2001(THU)

 10日だが財布の中に350円しかなかったのでアニメ誌買わずに帰宅。ホントに 社会人か。まーガイナックスの社長もたこ焼きが買えなかったっていうしな。 そーいやそのたこ焼きが買えなかった社長が監督するまほろさん、原作1巻で 挫折して続き買って無いんだよ。買うか。いやまて、アニメ化記念の腰巻きが 付くのを待つ手も。ガイナックスと云や例の綾波育成ゲーの レビュー記事読んでると、綾波人工無能とか、なんかスゲー真面目に作り 込んであるみたいで、なんつーか、キリキリと痛い感じもする。ぬるくない。 フルボイスによる林原の超絶演技(感情値ゼロから感情有る台詞回しへの グラデーション)とかが楽しめるみたいだし。他人事ながら、売れてくれ、と願う。 いや拙者は多分買わないと思うけど。

・アロエリーナのCMを初めて見た。ああいう曲だったのか。


MAY.09.2001(WED)

 着メロ喫茶ジェロニモ、とかソビエト団地妻、とかいうどうでも良いフレーズが 脳から離れない今日この頃。皆様如何お過ごしですか。拙者は相変わらず仕事して 帰ってきて酒飲んで風呂入って吐露メール読んでPPG見て寝るとこですが。 キーボードの左Ctrlキーが死んでてイライラする事この上なし。

・パワパフ。ファジー市長:勢いだけの脚本。何の説明もしない展開が凄い。 個人的にはガールズのおさんどん風景とかカントリースタイルとかに萌えてみたり した。にしてもアメリカ人がカントリースタイルを馬鹿にするときの描写って (吹き替えだと)昔っからあの訛りだけど、アレって誰が最初にやったんだろう。 /門限:ガールズを窓から放り出すユートニウムに爆笑。あんまりだ。あと職員室 呼び出しとかってそんなに恐いものか。あの緊張感描写は巧い。/全体的にもう ダレ気味。いや視聴者として。見たいけど見えない、という渇望状態がどれだけ 作品のスパイスになるか、を思い知ったというか。嘗て毎週この時間に電波境界の 山の上まで行ってエヴァを見ていた連中と、地上でのほほんと見ていた連中との 「論争」時の温度差、とかいう話が有って。取りあえずシャーマンキングが 終わったらまた2ndシリーズとかでやってくれれば、みたいな。つーかまだ1.5ヶ月 あるよ/下火になる前にキディランドで買い込むか。グッズを。

20年内に火星へ。ゴールディン長官の「我々は地球周回軌道に縛り付けられた 期間が長すぎた」云々がちょっと熱い感じ。重力に魂を引かれている様では!! 「近未来SF」には月基地や火星基地が当たり前の様に出てくるのに、実際はまだ ドーム一つさえ作ってない。大林組(昔月基地の予想図とか出してた)は何を やってるのか。

噂の朝日投書画像。いやネタだろうこれは。「モップヘア」にいちびりが 感じられる。

ノート版Mac五段重ね。みにちたんの造形はシンプルすぎてちょっと。スタイル シート使いまくってシンプル画面サイト作ってる人たちには受けそうね、と思った。

・Ctrlキーは今キーボードを机に叩き付けたら動くようになりました。


MAY.08.2001(TUE)

 リカーショップで買った100円のオツマミが予想以上に美味かった。そんな事が 今日唯一の幸せだったり。あ、カツも買ったよ。これで暫くカツには困らない ((C)ニャッキ氏)。でもあのカツ、パン粉の味しかしないヨ。

「真夏のホーリーナイト」の感想を追加。

・ハレグゥ。笑いは少ないが、何か妙に染みる。ハレのぐるぐるした思考が、 子供の頃の自分を強く思い出させる。つーか今でも焦ったらあんな感じになるよ >拙者。オープニングの時代劇作画は誰?原画陣を見ても知らない名前ばかりで どうも・・・最近めっきり疎く。うーん。

・パワパフ6月で終わっちゃうの?そんなー。

メール読みアイボ。気になるのは矢っ張り声質。スゲー機械声(PC6601系の) だとイイ。ボコーダー声っつーか。若しくは若山源蔵声。大塚周夫でもいいな。 でもあの口あけてぽかんとしてる顔からすると八奈見声かも。メール内のコマンドで いろいろやってくれるらしいし。タグ表記に反応するんだろうか。<子安武人> ぽん酢のぽんって何さ</子安武人>とか。旅行に行ってきたよメールとかには <肝付兼太>タグが有効であろう。


MAY.07.2001(MON)

 うまい棒?の水戸納豆味を貰って食う。強烈な納豆臭。スゲー。手がまだ納豆臭い。 納豆、食えない訳じゃないけど、あの臭いを「美味い」とは感じられないなー。 そういえば塩辛とかしょっつるとかくさやとかああいう「臭い(らしい)食い物」 って実はあんまり食べたことが無い。因みに今でもセロリは食えません。吐きます。

・テイマー:モーマンターイな奴はもっと喋って呉れ。やっぱりあのチビは悪属性 だったか。召還シーンとかに、漸く作品の「闇」が見えてきた感じもする。 引き締まった感じ。・・・でもまだキャラデザには慣れない。/ 寿蘭:ブクロ番長はどんどんコミカル方面で味わいを。このまま富樫系(或いは 虎丸系)に?然し拙者ですら「時代とのズレ」を感じてしまうのに、リアル少女達に とってこれはどうよ、と。それでも見てしまうだけの魅力(定型通りの”少女漫画” の魅力)は有る。有るから、辛い。30年後位に見たら泣けるかも。水着は萌えず。 /コメットさん:脚本に所々穴を感じるのだが(誰かが集めた流木を勝手に持って いってしまう”自称”流木芸術家とか)、コメットさんの低いトーンの喋りで 全てが許されてしまうという。限りない善良性。今後登場する「輝いてる人」って のがどういう種類の人なのか、その辺に脚本家の資質が出て来よう。/ エンジェリックレイヤー:結局「萌え路線」じゃなくて「わかりやすい路線」を 採った、てことなんだろうな。あのアレンジの大胆さは。つーか別物として楽しむ しか楽しみ様が無い。あと音声をOFFにして見ると結構楽しめる(結局声か)。 /水戸黄門:流石にご老公が異常に強いという設定に批判が出たのか、ちゃんと 手下が代わりに戦う様になった。と同時に面白味激減。次回は走れメロスみたいな 話らしい。タイムリミットまでに江戸へ戻れ!

日本橋 VS. ヨドバカ。ポン橋周辺は確かに最近寂れ気味だな・・・と いう感じはしてる。「電気街」としての集客力は、実際減衰してるのではないか。 確かにでじこ屋とかとらとか同人ショップが進出してきては居るけど、入ってみれば 何気に閑散としてる印象。秋葉の持ってる強烈な猥雑さ、無国籍な怪しさ、毒々しい 看板に踊るオタ文字列の数々、それを中和する駅前の公園の妙な祭日的空気(おまけ にそのうち第2東京タワーが建つという)、といった祝祭空間的な「雰囲気」が 日本橋には無い感じ。ポン橋はちょっと裏道に入ると日常空間が有る。「わ」の前で 屯ってると、駐車場向かいのアパートで絵に描いたような痴話喧嘩が繰り広げられて たり。その妙な「落ち着き」具合が味わいと云えば味わいか。でじこ屋も裏道だし。 のほほん。でも人は減ってきてるという。「他より安いから」って理由だけで電気街 に行く訳じゃない、その空気にこそ魅力があるのだ、とすれば、客を奪われじわじわと 閑散化していく事がどれだけ致命的か。とはいえ、もう個人的には「電気街」に用が ある訳じゃ無いん。昔程は。今でも東京に行くと必ず秋葉には行くけど、でもそれに 理由が有る訳じゃない。ただ、高校生の頃に「そういうものだ」と刷り込まれた、 それだけの事で。夏や冬に有明に行かないとイケナイ気がするのと同じ。秋葉は〜 僕らの〜心の故郷だ〜(山本調で)確かに、行くと「ほっとする」んだけどさ。/ 大列車強盗のボスが帰国へ。NHKでも「死ぬ前にパブでビールを飲みたい」とか 云う帰国理由付きで紹介されていて、何か全体的に不思議なニュース。 大体「列車強盗」っていう語彙がアラビアのロレンスとか明日に向かって撃てとか そういう世界でしか存在しないモノだと思ってた。こんな事件があったんだねえ。 あとブラジルに逃げ込んで子供作ったらOKというのも良く分からない。そういう モノなのか。/ 小泉内閣メールマガジンとか云ってるけど、メルマガってあんまし 読まない感じ・・・・フォルダわけされて自動分別されてポイ、になる 可能性もある。ていうか多分そうする。内容にもよるけど。Webページよりはマシ だろうけど、矢っ張りテレビの影響力にはかなわないと思うよ。受動的国民は テレビの垂れ流しの前にこそ存在する。/毎朝一個、国から「今日のきまり」が 届くというのはどうだ。国民全員が義務として行わなければならない。国民は 体験を共有することで一体感を強める。そんなSF有ったな。せーの、で手を叩く奴。 / 携帯電話でアウトラン。あんまりだ。

竹本泉に感想を追加。


MAY.06.2001(SUN)

 辛い。ヤバい。無理矢理 月見台落書きを仕上げてみたけど全然ノらない。

本棚・漫画の入り口だけちょっと整理。 リンクミス指摘アリガトウゴザイマシタ>松田様。まだあるかも。発見したら 教えてください<自分で確認しろよ。

・また漫画の感想も書きます。溜めまくり。


MAY.05.2001(SAT)

 一日机に向かう。作業進まず。自分の夢(妄執)に”見切りをつける薬”を 誰か発明してくれ。もうダメなのは解ってるんだ。解ってるのに。未練か。結局。 これでもう5度目になる散髪屋に行って、「お客さん、東京とかから帰省?」 とか。やっぱり覚えて貰えてない。それはそれで楽しいが。

・日が暮れてバスケ。荒れる。荒れるだけ荒れて、もう逃げるように帰ってくる。 ビールのロング缶4本空けて、5本目を飲みかけて記憶を失う。GWも最後になって 漸く黒い奴が追いついてきたらしい。これから暫く、辛い感じ。


MAY.04.2001(FRI)

 体調悪し。N川先生に昨日あれだけ「飲もうゼ!!」とか誘っておきながら 断りを入れる奴。斯う言うことを繰り返して対人関係を悪化させていくのだ俺は。 なんかイロイロたまってる感じだ・・・でも例によって連休前に「やりたいこと」 リストを作ってたのが「やらなきゃならないこと」リストに化けてて「あとn時間 しか無いのに何やってんだお前!?」と責め立てる。読むべき本(読みたい本) 、描くべき絵(描きたかった絵)、見るべきビデオ(見たかったビデオ)、 聴かなきゃいけないCD(聴きたかったCD)、等々。ボクってバカなのかなー、と バカっ面をしてボンヤリと。つーかボンヤリしてる暇があったら!でもなー、 と、その繰り返し。夜木戸氏と電話。ティアの報告とか聞く。

・やりたいこと、を「やりたいうちにやる」のって、難しくない?ハマってる?


MAY.03.2001(THU)曇・雨

 午後始動。下関からのミワ氏を迎えてCALL。集まった面子5名で末広ボウリング。 久々に自分のボウリングセンスの無さを思い知る。後キャプテンでアニカラ。 日付が変わって解散。一番亭でラーメン。「昔なら3レーン占めてさー」 「カラオケルーム2つでも入り切らなくてさー」みたいな事は言わない。今更。

・ミワ氏からは半年分位のコサキン録音MDを。これでまた暫く生きていける。

・昨日のクレしん感想については ヒラノ氏の「うーん・・」な部分に深く共感する。郷愁だけじゃ、結局 共感出来ないのだよな・・・「おセンチになれいない」のが結局「あと一歩」 だった訳。

・シスプリ:辛い。/・アームズ:キック気持ち良し。/・ドロレス:一つ一つの 場面を大切にして欲しい・・・


MAY.02.2001(WED)

 5日間伸び放題の髭を剃って顔を洗う。徹夜気味の淀んだ顔。今日27歳になった。 27にもなって劇場版クレヨンしんちゃんの映画を見てるとか親が知ったらどんな 顔するだろうな、と思いつつ劇場に向かう。

・クレしん「 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」。ラストの疾走、音楽/作画双方の 形振り構わない強烈な盛り上げは「卑怯だー!」と思いながら涙腺が緩むのを 感じる。ただ、あと一押し。あと一押しが足りない気がした。何というか、 「時代の匂い」云々、がもう(作り手に取って)あまり「リアルな郷愁」になり きって無いんじゃないかと。服装とか流行語とかに70年代的記号が非常に少ない のは意図的なのかどうなのか(やろうと思えばいくらでも「70年代的ファッション 記号」はぶちこめた筈だ)。ただそれが為に肝心の「20世紀の匂い」が今ひとつ 掴めない・・・何かケンちゃんチャコちゃんに思い入れが薄いままで終わられて しまって。僕は1970年代に郷愁を感じる(そして家族や家を持つ)「大人」でも 無ければ、みさえの尻の大きさに爆笑する(周りの子供は爆笑していた)子供でも ない。結局ターゲット外である、という事を考えれば仕方がないのかも。 基本的には良い出来だった。「良い出来」止まり。

・コサキンネタは「まんま」過ぎてくすぐりになってない。然し鍛えすぎだろう あの身体は。劇場大スクリーンでの「ケレル!」には笑ったけど。飲み屋での ねねちゃんのチィママぶりには涙。あとオカマが出てこないというのはクレしん 映画としてどうかと思った。劇場版の基本だろう、オカマ。あと隠れてるときに サラウンドで足音が周囲をぐるっと回るのは実に効果的。こういうのをもっと やってくれてイイ。宮崎映画(つーかカリ城)リスペクトは、何となく非クレしん 的で面白かった。

・しんのすけが「家族」と切り離された「主人公」になれない限り「ヘンダーランド」 を越えるトラウマ作になることはあるまい。SFとしては「雲黒斎」があるしなあ。

・PPG:転校生。更正プログラムの無意味さ。駄目な奴は教育してもダメなんだよ、 という話。/イマジナリーフレンド。イマジナリーフレンドって西洋では良く 有るらしいんだけど、どうも馴染めない。オチの乱暴さは毎度ながら強烈。あと スペリングって幼稚園からやるんだねえ。dookieってどういう意味なんだ?


MAY.01.2001(TUE)

 ガンダムハウスから帰ってきてビデオをチェックしたらハレグゥが途中で 切れていた。発狂寸前。オマケに裏録の「だぁ!」と「ヒヲウ」も録画ミス。 最終回だっつーの。死ぬ。

・ヴォイジャー。放射性廃棄物を「遠い海」に捨てるなヨ!という話を、もう 3回は見ている気がする。何なのだ。

・スヌーピーのボトルキャップで漸くペパミント・パティをゲット。


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