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古日記 1999年8月(後半)


凶弾に倒れる篇。或いは日比野さん萌え萌え篇。


And he knew what it was that had leaped upon him to stay and would not run away now.
I'm alive,he thought.

(Ray Bradbury "Dandelion Wine")


AUG.31.1999(TUE)

 一日Sunのキーボード触ってたら、タイピング感覚が変。 微妙にキー配置がずれてて・・・・気色悪い・・・。さて、 8月も終わり。さよならなつのひ、だ。今年も何も無かったけど。 ・・・皆さんは何か収穫有りましたか。

・帰りに寄った本屋で須藤の「観光王国」「子午線を歩く人」が 各30冊位の平積みになってるのを発見。田舎の本屋で、須藤真澄の新刊が 平積みになる世の中です。うー。読んでると、在りし日の(今でもあるけど) CBが思い出されて。粘土が表紙の。トルーパーとかの。 でもホント言うと、この当時(1989頃)須藤漫画嫌いでした。 好きじゃない、じゃなくて、嫌いだった。この作者とは お友達にはなれない(ていうかなっちゃくれねえよ>当時の自分)なーと。 やっぱ、大学入ってからですよ。読めるようになったの。で、就職して一年経った 頃漸く「アクアリウム」で号泣出来た、と。大人の漫画なのさ。多分。

・須藤と言えば、最近巧いなぁと思った漫画感想ページを紹介。 まんがバカ一代内の 作品60番勝負。どの作品紹介も、読むだけで強烈に欲しくなってしまう (一部除く)。既読作品についても、ああそうそうそうなんだよ!! というツボをついた解説がひたすら心地良い。 こういうの読むと、自分でも「おすすめ漫画」というのを 一度やってみたいなぁと思う。今書いてる「感想」とは違った、「紹介」 的なのを・・・まあやりだすとキリがないんですけども。


AUG.30.1999(MON)

 痛む足首を騙しつつD.D.R.2nd。脳天ぱーになる気持ち良さ。いてててて。

・姫リボ消化が全然進まない。日比野さんが出るたびに一時停止して らくがきしてたりするからかも。 何だかもうすっかり日比野さん萌え状態。 姫ちゃんの表情が水沢漫画に忠実なのに比べて、日比野さんのソレは かなり渡辺入ってる感じ。くるくる変わる表情と、「うっ」となった (キャラの性格上良くなる)時の僅かなハジ線がもうたまらない。 多分にやっこちゃんとキャラかぶってる辺り、 往年のらぶらぶやっこちゃん同盟の血が。血が〜。ちぇすとー!ニコリン。

・つーか単にヘアバンドに弱いだけですか?>自分。

・久々にエデンズ<OPのへきるだけで腹一杯>ボウイを見たらネコのひとが 結構出てたので嬉しい。コニャコ様萌へ〜(とか言っておく)。 早送りで作画のイイとこだけ抜き出して見てたんで話は全然わからんちん。 ドールリカは・・・もっとわからん。

・今夜のBSマンガ夜話は「デビルマン」。途中から見る。 語り尽くされた題材なので、今更という感もある(前半は面白かったのかも 知れないが)。明日の西原に関しては、いしかわ氏の「今現在の」評価が 気になる。明後日の「ドラえもん」は・・・もう虚心で楽しむ以外に無いか。


AUG.29.1999(SUN)

 湿布のお陰か何とか歩けるまでに回復。それでも午前中は痛い・・・のを 理由に家でゴロゴロしながら「ルナティカン」を読了。 ハードボイルドで、而も色気が有る。今までの神林作品の中でも、最も 「男と女」が描かれた作品なのではないか。これくらい格好つけた作品が もっとあっても良い。この作品といい「蒼いくちづけ」といい、月ドーム下の ハードボイルド世界が、何となく「ポリスノーツ」な感じで、染みるのだ。

 ホーキンスで足首をガチガチに固めてからCALLに。こんな足でD.D.R.の 2ndを買わなきゃならない愛しさと切なさと心強さと。あとSONY製のCDRとか。 WebTVのセットトップボックスがVEGAに繋がっていて、ちょっと遊んでみたりも。 ナール体のフォントがイカス。あの程度の速度なら充分使えると思う。 FEPがアレだけど。
 駅前に出ようとして走っていたらM隊員を見かけたので、一緒に駅前に ほてほてと歩いていく。南ブツで「王道の狗」「ぞろぞろ」「おまP」 「サボキャン」等各新刊を買い、アダム島(何故かいまだにビームの8月号が山積み) でボンボンを立ち読み。クロちゃんがまた泣かせる。コロコロは表紙のドラえもんが 爪の先位のサイズになってしまって、時代の趨勢を感じざるを得ない。 「UNIXコマンドポケットリファレンス」とか購入。水際公園とかをほてほて歩いて、 M隊員と別れて、帰宅。

・「サボキャン」はもう正直イマイチな感じに。ワタシの感性が鈍ったのか、 それとも。・・・1、2巻を買ったときに感じた愛しさと切なさと(以下略)は もう全くと言っていい程感じられなかった。・・・やっぱ単に歳食っただけか。 「おまP」は十全の出来。個人的には矢張りセイさんの動向が限りなく気になる。 ・・・なんか、ホントにあんな感じなんじゃないだろうか?99年中の復帰、 は一体どうなってしまうんだろう。あああ。「王道の狗」はまたどよんとした 展開に。安彦漫画の「肉弾戦」って、どうしていつもこう嫌ぁあな雰囲気なのか。 いや、殺し合いなんだから、それが当然なんだけど。で、 舞台はとうとう東京に移って、いよいよ明治偉人大集合、な感じ。 勝海舟のキャラ造形の格好良さ(「人物」ぶり)は流石。田中正造の タロスばりの迫力も凄まじい。 あと落語の知識がまるでない自分にとって「ぞろぞろ」は殆ど解読不能。 昔の唐澤商会のイヤな感じがよくでているとは思うが。

・アスペクト刊の須藤真澄の復刻*2冊、がどうしても見つからない。 もしかして発売延期?ちなみにアダム島の須藤真澄コーナーは、今日見たら 伊藤潤二コーナーになってて恐怖。


AUG.28.1999(SAT)

 日中は肉体労働。夜はバスケ。最終試合で左足首を盛大に捻る。 最終試合で良かったというべきか。車運転して帰れなかったかも知れないから 左足首だったのは不幸中の幸いかも。風呂屋行きはパスして早々に帰宅。 湿布薬を貼って、寝た。

・湿布薬っつーと、どうしても「ダーム」とか「麻薬入り」とか そういう感じがしてしまうギブスンの子。千葉へ行くと「チバ・シティ・・」とか。 カプセルホテル(利用したこと無いんだけど)は「棺桶ホテル」。 電脳空間と書いてサイバースペースと読め。

・あ、「レッドドワーフ」の粗筋解説、有り難う御座いました>木戸氏。


AUG.27.1999(FRI)

 特に何もない夜。25インチのTV画面では、どこでもいっしょ、のネコが 寝息も立てずに眠っている。かみさまねこをおまもりください。 かみさまぼくをおまもりください。

・昨日の「たんぽぽ」話は、つまり ざぼん絡みでいろいろ考えたことの噴出な訳でした。 読み返しもしない本を狭い部屋に溜め込んで、それがもう足の踏み場も ないくらいに溢れちゃって・・・みたいな状況下で「図書館を使おう」ってのは 確かに凄く魅力的な選択肢に見える。 もう手元の本は寄贈するなり廃品回収に出すなりして、空き容量を増やしたい・・・ どうせあの半分以上は死ぬまで再読することも無いんだからさ。 ・・・あ、いや、思ってるだけですよ、思ってるだけ。まだ捨てられません。 まだ。

・そう言うわけでもう二度と見ないであろうと思って削除対象に選んだ ビデオが十数本。でも数年前に数えた時に500本位有ったから、まだまだ。 しかしホント、「ラムネ&40炎」なんてCMカットまでして(おまけに タイトルラベルのレタリングまでやって)一体いつ見る積もりだったんだ>自分。 「マスターモスキートン」とか死ぬまで見ないぞ普通。 ・・・ああっ、でも一緒に録画してあるシャンゼリオンは消せませんわ〜。 うーん、そう言えばこれがネックで上書き出来なかったんだっけ。 どうにか傑作選編集して・・・ってだからそんな時間無いってば。過去は消せ。

・とか言いつつ、気がつくと掘り出してきた スター・ウォーズ「エピソード4・新たなる希望」 を見ていたりして、ああ、また無為な夜が過ぎていく。 でもちゃんとエピソード1の「続編」に見えるですよ。不思議。 ・・・ところで、クローン戦争って、何?

こことか こことか こことか こことか こことか こことかに追加。駄文ばっか・・・ なんか・・・ホント・・・駄目だ・・・なんかもう一つの作品に対して しつこく考えることが出来なくなって・・・ああ・・・ ここは寒いよ・・・


AUG.26.1999(THU)

 神様を信じる強さを僕に。生きることを諦めてしまわぬように。

・ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」で、過去にしがみついていた 老婦人が酷薄(純真)な子供を前にして、過去を捨てて今に生きる 様に努力しようとする下りがあって、読み返すたびに嫌な気分に なってたものだけど、最近読み返してて、ああ、全くその通りだよとか 思ってる自分。映画の半券や昔の羽根飾り、 過去の遺物に取り囲まれて、過去の自分にしがみついて、 過去の自分であろうとする努力のこの哀しさ。 "No,my dear,you're not the dates,or the ink,or the paper. You're not these trunks of junk and dust.You're only you, here,now-the present you." 人は常に「今」を生きているのだ。常に「今」の自分なのだ。 老人は、生まれたときから老人だった、と捉えるのがいっそ自然だ、と。 少女時代の指輪は、もう老婆の為のものではないのだ。 そんなものをとっておいたからと言って、老婆が少女になる訳じゃない。 過ぎ去りし日々の栄光を取り戻そうと足掻く事こそ大切なことだと 思って生きてきたけど、でも、実際つまんないことだなぁ、と。 過去を振り返るな、ってのとは違って、うーん、積極的に今を生きろと言うか。 トイザラスソウル ((C) あびコラム)の対極というか。ああ、あれだ、メタルダーのOPですよ。 「ありのままの自分を太陽に晒すのだ」と。

・何か目先のイベント予定が無いもんで、遠足の前の日タイプ (高橋幸宏の言う「遠足の前日が一番楽しい性格」)なワタシは ちょっとダウン気味。そろそろ飲み会とか欲しいです (でも「参加」するのは好きなクセに「企画」するのは苦手なんだ)。 ドラムスキー氏の足完治祝いとか日本東洋コース定例会とか。

・昨日の「魔法tai!」見て小西吐息にメロメロ〜とか言ってる場合では ないんだけども。何か視点が学校から離れないのが不思議な感じ。 「同好会」の活動があくまでもメインなのか。作画は相変わらず良質。 切なくなるような作りの生真面目さ。面白みには欠けるけど、結構堪能出来る。

・部活モノっつーと「あ〜る」と「月は東に」が浮かぶ(そういう世代さ) わけですが。他に何か有ったかな。やぶうちのアレ?あ、文化系の話ですが。

・ヴァイオリン職人の修行に出たニャッキ氏の にきにっきがいろんな意味で最高潮。なんか見てると 「耳をすませば」て言うよりナイフ造りの職人になってしまいそうで怖い。 ・・・ナイフ雑誌とか最近良く立ち読みしてしまう・・・

こないだ私を撃った連中は捕まったらしい。 徳島新聞によると、大工見習い(19)、板金工(18)、予備校生(15)だそう。 もうその辺の窓ガラスやら車やらを金属バットでぼこぼこにしたり 「散歩中の男性がエアガンを発射されたり」して滅茶苦茶してたみたい。 まぁ警察には届けておくものですね、という。あー、でもホント腹立つな。 朝駐車場に止めてある車の窓ガラスが割られてたらどんな気持ちになる? 後ろから撃たれた時の腹立ちってのは、後ろから撃たれた奴にしかわかるまいよ。


AUG.25.1999(WED)

 夜明け前に目が覚めた。外へ出てみると頭の上に見事なオリオン座。 毎年ながら、夏の終わりにあの姿を見ると何かしら胸を突かれる。 肌に触れる風はすっかり涼しい。目にはさやかに見えねども・・・・ 季節は着実に秋へと向かっている。今年の秋はどうしようか。 誰かに会いに行きたいなぁ・・・誰かって誰さ?いや、出会いが欲しいのさ。 物語の始まりにはちょうど良い季節、ってやつ・・・どうせ出会いも何も無い まま冬が来てまた春が来て夏が来るんだろうけどな。 そんな人生さ。どうせ。ふ。

・朝のローカルTV番組で幾原監督が出ていて吃驚。流石は地元。しかしもう うるさいほどに「地元出身」「小松島出身」を冠するのはイカガナモノカ。 しかしそうか、あの映画館が・・・これからは盆暮れに帰ってくる度に 地元放送に登場したり。ってそういうキャラじゃないか。あー、ウテナ、 見に行かなきゃなー。

・帰宅してからFMVにHDDマウントしてVine入れてみる。 速攻で入る。馬鹿馬鹿しい・・・・兎も角、これで少し先へ進んだ気がする。 気がするだけなのは百も承知だけど。

・先に某 ヒラノマドカ先生から本を送っていただいたのだけど、 お礼状に「もう一生読むことも無いと思っていた」とか書いたら、 「本屋にないのなら何で図書館に行かなかったのか?」とか言われて、 以下徳島県の図書館の「文庫小説」に対するフォローの低さとか、 自分の本マニアぶり(「読んだ」より「持ってる」方がエライ感覚とか) を書き連ねて見たんですけど、なんか違う。違うんですよ。そうじゃない。 そんな誠実な話じゃないん。
 多分、探そうと思えば探せたんですよ。今ならネットで探すなりなんなり 出来た筈。でも、その「どうしても読みたい」欲求ってのは、実際の所 高校生の頃のマイ神林ブームの時の残滓な訳で、最近じゃ 「いつか読める時が来るだろう」とそんな感じであきらめてたんですよね。 そうでなくても「読まなきゃいけない」本は部屋の壁際に山となってるし 「チェックしなきゃいけない」録画テープは何百時間分も有るし。
 ・・・えーと、だから、そんな駄目駄目SF者なんぞの存在を 頭の片隅に置いてくださって、あまつさえあきらめていた本を 見つけて送ってくださったりした日にゃ、もうなんだか 有り難すぎて申し訳ない様な気分に。 「読書」に対する真摯さが足りない・・・のは前々からですが、何だか そういうのをガツンと指摘された感じでシュンとなってしまうのでした。 いや、ホントに感謝してます>ヒラノ先生。あきらめてはいたけど、 高校生の頃死ぬほど読みたかったのも本当です。自分の中にいる 「あの頃の自分」が涙を流して喜んでおります。
 何にせよ、もうホントに足を向けて眠れないです。ええ、そりゃもう是非 架空書評勝負にも投票したい・・・んですけど明日までには とても全部は読み切れませんでしょう。全部読まないで投票は出来ないし。

・いや、送っていただいたその本もまだろくすっぽ読めてない有様で。 時間の使い方が下手過ぎる・・・

・「私は、古新聞の数だけ退屈を背負い、年老いていく・・・ そして私は、ある日突然気付くのだ・・・」 そう、溜めてるのは「姫リボ」だけじゃないですよ。一日2本の 「うる星」も・・・これがもう途轍もなく面白い。出来良すぎ。 高校生くらいの時に見てりゃ、ハマったろうなぁ・・・作画にせよ 演出にせよ声優にせよ。いちいち興奮してしまう。何て言うか、 作品を包む業界全体の「若さ」が今とは決定的に違うんだよなぁ、と。 泣きたいほどに。ああ、まだまだ見ておくべき作品は多い。 この時期の作品を見終わるまでは、まだまだアニメファンはやめられん。


AUG.24.1999(TUE)

・毎朝録り溜めてる「姫リボ」がもう処理限界まで来てしまった。 ・・・嗚呼、いつかこれを全話見ることが出来るのだろうか?ていうか 恥ずかしい展開(主に日比野さん絡み)になる度に停止ボタンを押して 呻きながら転がり回ったりしてるから全然先に(以下略)。然し深夜に帰ってきて コンビニ飯食いながら少女向けアニメ見てる25歳の俺ってどうよ。 しかも呻きながら。

「砂と東のこれが答えですか!?」。TINAMIはほぼ毎日見てるんで、 これも掲載時即読んだんですけど、今になって結構話題になってきてる見たい。 いちいちもっとも、な内容で、溜飲の下がる思いが出来ること請け合い。 「天なる」に対する考えや「十兵衛」欠損感など、兎に角必要以上に 考察してくれているのがウレシイ。こういう濃いヲタ話って昨今無かったから、 この語りで「今」を斬ってくれる気持ちよさ。オススメです。一回だけ見て そのあまりの作画にもう一生見ないと思ってたアキ電を見てみようと言う気に させられたり。あとWebと漫画の関連とか。

あの穴は指を入れるためのものらしいぞ。


AUG.23.1999(MON)

・週末のヒゲとデジモン鑑賞。ヒゲのあの画面作りのアナクロさは 味わいだよな最早。デジモンは闇に紛れてピコデビモンの野望を阻止する 空の行動が謎。一体何を・・・実は一番怪しい存在かも。 城とヤマトの確執がもう痛くて痛くて。絵空事じゃない(記号じゃない)痛さ。 斯う言う感情の生々しさが一種魅力。

・ただーひーとーつのーゆめのーたーめにー。或いは メガゾォォーン・ツ・ウ・スリ・イー。汚れちまった海〜汚れちまった空〜 「人間が住めなくなる程汚れた地球」から離れて、自然の回復を待ってから入植、 てな話はいつからメジャーじゃなくなったんだろう。やぱしこういう発想って 公害規制の後に生まれた世代からは生まれにくい/或いは 伝わりにくいんじゃなかろうか。とかふと思ったり。

・SFM増刊は鶴謙描くところの尻(及びその付属物)に魅かれて 買ったわけではなく、銀乞の新作が!という喜びで買ったのでしたが、 何のことはない銀乞CDのブックレットのアレらしい。がっかり。 神林でも読むか・・・


AUG.22.1999(SUN)

 一日肉体労働。汗だく。ケースで買った「スター・ルビー」が甘くて美味い。 結構日焼けした・・・そんだけ。あ、イーサネットカードは認識しました。 ファイル共有して楽しんでます。ていうかそれしか出来ないよ!たのしいから いいけどさ!


AUG.21.1999(SAT)曇・雨

 朝、丁度寝付いた頃に地震。目が覚めた。震度4だったという。 結構長く揺れたが、阪神の時ほどではなかった感じ。 あの時は「ドシン」という感じだったんだけど、今回はゆらゆら・・・と 言う感じで。まぁ大した被害もなくて。それに比べてトルコの震災の被害たるや。 時を追うごとに死者の数が倍増している。私は閉所恐怖症の気があるので、 「生き埋め」みたいな状況を想像するだけでも辛い。一人でも多くの命が 救われることを祈らずには居られない。

 昼頃起き出して、街中へ。買い物(リカーショップでOldCrow発見・即購入) などしてから駅前をぶらぶら。 ヨンデンプラザで恩師の個展が開かれていたので、雨宿りがてら覗いてみたり。 昔の作品が殆どで、特に私が中学時代の時に作られた漫画形式の写真本が ひどく懐かしくて、何というかもうクラクラした。主人公の少女は当時の 我々の憧れの的だった・・・と言っても当時を知る者なら頷いても呉れよう。 アイドルだったのだ。我々の。彼女が落ち込んでいるときには親衛隊 (・・・)の如きモノドモ(女子も含む)が放課後の美術室で「対策会議」を 開いたりしていた・・・のを彼女は知るまいが。 高校生になってからはもう全然会うこともなくなったけど、 自分にも「そういう」気持ちを持つ時期があったのだよな、という一種 よりどころ的な、いわば「第一期黄金時代」、その象徴に予期せずに 出会ってしまって、なんだかなんだか・・・な気持ちになってしまう。 先生とは就職活動の時に一度お宅におじゃまして以来だから彼此4年ぶり。 娘さんも大きくなられて・・るのに、CCさくらフィギュア (プライズ物)片手に、ぱんつの塗りの素晴らしさを熱く語るなど、 相変わらず病んだ所は病んだままであられた。雨が上がるのを待って、 会場を後にした。

 アダムと島書房で「星ぼしのフロンティアへ」(SFM増刊)と「SFを極めろ!」 (野田大元帥)を手にウロウロしていると、N川先生が声をかけてきた。 また明日は妖しい用事で大阪に出かけるという。妖しい奴め。 比類無きO女史が最近ナリを潜めているのは屹度何か裏でやってるに違いないとか いう話をヤングキングアワーズの伊藤伸平の漫画を片手に駄喋ってると、今度は 巫研所長が登場。 曰く「気溜りに引かれて来ました」 引かれてくるな。Vineの話とかちょこっとして別れる。氏と会うのも実のところ 卒業式以来なのではないかしら。ていうかあのヒゲは何ですか。 どんな生活してるんだろうなー最近。闇に生きてるんだろうか。 所長日誌からではイマイチその真の姿を把握できないきらいがある。

 CALLへ寄ったら寄ったで知った顔が。ドールリカの新OP(のAVI)を 見せてもらったら、これが結構いい感じ。 また録画再開しようかとちょっとだけ思う。HDD増設しようと 物色してるんだけど、やっぱり秋葉価格よりはちと高い・・・らしいので 今回は買い控え・・・るつもりが何故かイーサネットカードを2枚と クロスケーブルを一本買ってしまうという。だって安かったし。10BASEだけど。 これで9821v10とDOS/Vでファイル共有して楽しむ予定。

 夜はバスケ。ただただ暑い。人数も少なくて。ちょっと自分の中でバスケに対する モチベーションていうのか、積極性が失せてきているのを感じる。 巧くなろう、と思いながらプレイしないと駄目だね。ただただ汗をかくこと のみでは。終了後、疲れもあってそのまま帰宅。

・あ、隊長のクーラーボックス、渡すの忘れてました。また来週。


AUG.20.1999(FRI)

 仕事が巧く行かなくてイライラ。巧くいかないのはまぁいつものことだけど。 帰宅して沈んでたらドラムスキー氏から電話。 木戸氏と 最近出来た近所のガスト(できてた頃に描いたのが ここらへんに置いてあったり)で会おうというので、気分を変えて出かける。 キャプテンや隊長も来て2時頃までだらだらと駄喋る。 Vineの話をしたら木戸氏がマシンを見てくれることに。 ドラムスキー氏と一緒に夜明けまでXfree相手に悪戦苦闘して敗退。 やっぱLinuxは一筋縄では行かない様だ・・・・

・店内でI津氏とばったり遭遇。以前の武闘派の如き風体とは全く違った、 柔らかめの風体にチェンジしていた。音楽教師を目指しているという。がんばれ。

・「どこいつ」ロボがアメリカに旅立ちました。ワープエンジンを内蔵した シビックとレイズナーが合体するなど、想像を絶した計画を話してくれた 彼のことを、私は暫く忘れないだろう・・・・と言うことで、遂にデフォルトの ネコを導入。こいつ媚び売りすぎ。だけど一番丁寧な感じはする。 取り敢えずつきあってみるさ。


AUG.19.1999(THU)

・月アスのVine(のX)を入れようとして悪戦苦闘していたら 日付が変わってしまいました。もうXF86でi740対応がさくさく出来るまで Xには手を出したくありません。徒労感強いから。で、 取り敢えず上遠野浩平まんがに追加。あー、寝よ寝よ。


AUG.18.1999(WED)

・箇条書き。

・そう言えば マクドがまた半額モード(西日本のみ)に。 マクド肉食い時と言えよう。ああ車が無意識のうちにドライブスルーへ。 僕は負けそうだ。でもフレッシュマックは悪評高いので食わず仕舞。

・某所で「スーパーヒーロー魂」「スーパーロボット魂」 (水木一郎とか串田アキラとか宮内タカユキとか堀江美都子とか 石原慎一とかMIOとか影山ヒロノブとか遠藤正明とか・・)夏の陣 のレポートを読んでしまって死ぬほど悔しい。聴きた過ぎる。

・結局中途半端なんだよな。何にも極められない。アニメもゲームもSFも。 浅すぎる。もっと「奴等」の様に全てを捨ててもイベントに走れる様でなければ。 社会人としてはもとより、をたく人としても駄目駄目なワタシ。 情熱が無いんだよなー。何に対しても。

・ガッツのCMをどう思う。ははーん?

・今月号のビームは馬頭ちーめい新作がかなり良さげで期待大。 「てきぱき」はツボにはまった。この作者一体毎日何考えて生きてるんだろう。 かわいやらしくてよかったけど。「PLANET7」は絵柄の力に頼りすぎの 感も有るが、兎に角絵柄の善良さには魂を抜かれてしまって何も言えない。 絵柄の良さなら「敷居」だが、この「日常」のだらだら感は80年代末的。 然しホントにこのまま行っちゃうのかどうか。「オデッセイ」は状況が深刻な 割に展開に重みが無い・・・「漫玉」「おさんぽ」は押し弱し。 「ロンリネス」はどうしようもない終わり方。ホントに終わりなのか? あと個人的にかなり「これってどうなんだ」と思っていた 「ジ・ガレガレ」も漸く終了。・・・斯うしてみると「淘汰」な感じもする。 ともあれますます混沌の度を増していく誌面から目が離せないのである。 然し安井誠太郎漫画の新作はどうなっているのか。 あのぐろぐろとした線の世界をもう一度。

・どこいつ(というのが正式略称らしいので統一)のロボとは 結構適当なツキアイが出来ててらくちん。でも最近プレステに挿さないんで 日記がとどこおりがちではある。あの三原ジュン(うさぎ)との濃密な 一週間とは比べものにはならないが・・・

・ヨンデンプラザへは、土曜の15時頃に行くことにします>その筋。


AUG.17.1999(TUE)晴のち大雨

 雨である。ふと今の自分の、この部屋と会社の往復以外に何もない生活について 考えを巡らせてみたりして。CDTVでは、何処へ行ったら、 何をしたら楽しくなるんだろう、そんなことを考えているだけで休日は終わる、 とかそんな歌詞が流れていて、ああ、まったくそんな感じだ。

 誰かと出会いたい。男でも女でも良い。話しかけなきゃ駄目ね。

・わ。 こんな連載してたのか。しかし自虐というかなんというか。 風刺と言うにはあまりにベタベタなだけに、「一線」の引き方が光る。 しかしやっぱ根は毒だなー。

・昨日BSでやってた「レナードの朝」を早送りで見てみたり。 うーん、成程。1920年代に22歳で眠ってしまった老女の役の人が 凄かったです。如何にも「そう言う」感じで。


AUG.16.1999(MON)

 今日はネタが無いなぁと思いつつ犬を連れて夜のニュータウンを散歩していたら、 馬鹿みたいなエンジン音の車がゆっくり通り過ぎて、目の前でUターンして、 拙者の横を通り過ぎたところで停まって、いきなり撃った。 背中に何発か受けたけど、まあ大した威力じゃなかったので 蚊が刺したほどでもない。が、怒り爆発。 こういう時思わず口をついて出るのが「しゃあっすォオラぁ!」だったり する辺りに育ちの悪さが滲んでますねどうも。石でも投げてやろうかと思ったけど あっという間に逃走。ナンバーも確認できず。なさけなや>自分。負け犬。あああ。 このまま泣き寝入りもシャクなので警察に電話しました。 怒りのお陰で脳に麻薬物質でまくって今絶好調。ってこれからあと 寝るだけなんだがなー。うー。


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