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古日記 1999年1月(後半)


実録・手抜き人生篇。


読書思索観察の三事は小説をかくものゝ寸毫も怠りてはならぬものなり 読書と思索とは剣術使の毎日道場にて竹刀を持つが如く 観察は武者修行に出でて他流試合をなすが如し 読書思索のみに耽りて世の中人間実地の観察を怠るものは やがて古典に捉はれ感情の鋭敏をかくに至るべし 己が才をたのみて実地の観察一点張りにて行くものは その人非凡の天才ならぬ限り大抵は行き詰まつてしまふものなり (中略) 小説の価値は篇中人物の描写如何によりて定まる 作者いかほど高遠な理想を抱きたりとて人物の描写拙ければ 唯理論のみとなりて小説にはならず 人物の描写は筆先の仕事にあらず 実地の観察と空想の力とありて始めてなさるゝものなり (荷風「小説作法」より)


JAN.31.1999(SUN)腰痛

 目が覚めると昼。図書館−本屋−ゲーセンで終わる一日。

馬頭ちーめい彩花みんに追加。

・ステージドア「押井守”アニメ”を超えて」。聞き手:竹中直人。 なんというか・・・スタジオの雰囲気も有って、 独特の空気に満ちた対談だった。そう、インタヴューというよりは対談。 内容は日本アニメ史と押井守半生記、みたいな。特に突っ込んだ思想的な話は無し。 むしろ技術論とかに展開。例の「実写版パトレイバー」の映像が拝めただけで良し。 CGと実写の合成と言う点では目新しさは無いけど、 これは確かに実写映画じゃなくてアニメだ、と感じる部分があって驚く。 どこがどう、というのは説明しづらいけど・・・画面の作り? 水面下でホントいろいろやってんだね・・・水面下過ぎというか。 人狼の映像も流れてましたが。人狼って未公開? うう、いよいよ見てみてえ・・・

・昨夜木戸氏と話しているときに思いついた。カレカノから電柱が消えるのと 庵野色の薄まりの度合いは比例しているのでは。電柱、ホントに無くなったねえ。 一時はあさりよしとお描くところの4コマの如き電柱アニメだったのに。


JAN.30.1999(SAT)

 朝からいい天気。下のカレカノ感想を書いてから出かける。 今日から売り出しのCALLに寄って、処分品LDからせらむんSSと ガイキングを買ってみたり。あと予備が切れたガム電池とオーディオケーブルと Mr.DATAのCDR10枚。BMをちょっとやって某☆師匠と立ち話してから さらに北へ。
 石井町まで40分程。車がばかすか落ちることで有名な 吉野川の潜水橋のたもとに車を停める。見上げると抜けるような青空という奴。 潜水橋の真ん中から川底に飛び降りて、ぼんやり歩く。生えている樹は、 どれも頭の遙か上の高さにまでビニールを引っかけていて、増水時の様を物語る。 冬の低い日差しを浴び、枝に引っかかった白や黒のビニールが風にたなびいている。 そう言った樹が見渡す限り生えている様は、なかなか良い感じなのだ。 ライティングが実に良かった。デジカメの必要性を痛感する。
 水量が減って、取り残された水たまりの様な所で、中学生とおぼしき少年達が 釣りをしている。何とも平穏な光景。大きな鯉をつり上げて大騒ぎをしているのを 見ながら、木戸氏と電話で無駄話をしたり。で、徳島へとって返して、 本屋とCD屋のはしご。いろいろ(グイン63、星海の紋章ハンドブック、 アニメ批評創刊準備号、コミックゴン!4、COMIC CUE!5、天からトルテ!6、 電撃hp創刊号、THE SUZUKI meets GREAT SKIFFLE AUTREY あと他にもなんか買ったけど忘れた)買って散財。 ちょっと足をのばして東新町へも。東新町は今アーケードと敷石を改装中で、 実に何ともアレだ。もう少しどうにか出来なかったのか。 客足が遠のくこと間違いなしだ。リニューアル後にどれだけ客が戻ってくるか。 おまけにパラソルショップは服屋が一軒だけという有様。 あと、大根とかを並べて、秤の上に値段表を書いてあるという 無人販売所モードの店が一軒と。もう駄目なのか。或いは冬だから? 「徳島じゃ所詮この程度」で終わらないことを期待する。
 一旦帰宅して買った本を読んだりしていると夜。バスケに出かける。 荒い試合の後、Y岡女史(後輩)にまじめな顔で諭すように オフェンスファールの注意をされ、実際私が悪かったので結構落ち込む。 頭に血が上ってました。すいませんすいませんすいませんすいません すいませんすいません。で、後風呂−一番亭−コンビニ−M隊員宅。 M隊員はプロジェクターに続いてAVアンプを購入。 AVアンプの効果を確かめるべく、彼のLDライブラリから 「トップ・ガン」「ID4」「フェイス/オフ」「スピード2」などの 「サラウンドっぽい」場面を中心に見たりしているともう朝になるのだった。

・バスケ中に「裏モロモロ」の冬新刊を読ませていただく。 あか○り、○張、○宮・・・って今更なネタが多くてどうも。笑ったけど。 アキ○バラは仕方ないんだよもう。仕方なかったんだよ・・・。 何にしても、「みんなが思っている事」を喋っているだけ (「おたく」最大多数にウケるには当然の選択だが)なので、 そんなにダメージが有るとも思えないぞ>モロチュー。 次回は是非身内を切って欲しい者だ。無理か。

・名匠佐藤順一コンテ、大塚雅彦演出によるカレカノ18話「シン・カ」。 今作は庵野脚本の最終回でもある。
 −来るべきものが来た。夏休みだからねえ。 ・・いやそうじゃなくて、そう、放映が始まった頃から 「あそこまで放映できるのか?」と結構話題になっていたアレだ。 ・・・結果は「まぁこんなもんでしょう」と。よしよし。 「僕は宮沢を抱くかも知れない・・・抱きたいんだ。」 「宮沢が嫌なら絶対しない」「精神的なことなんだよね」 「躰はまだ触れていないのに、心は今、確かに触れている」・・・(中略)・・・ 「バス、来ないね」「・・・じゃ、うちへ来る・・・?」 あの有馬の思い詰めた声(演技の演出)が素晴らしい。 マンガの時は気づかなかった(白いコマに台詞だけ、という描写)けど、 ああいう声で喋っていたんじゃあ、バレバレだよな。 ・・・見つめ合って恥線で会話する二人。有馬の恥線を見て、 ちょっと微笑んで、恥線になる宮沢。 このタイミング。これが「アニメ化」の意義、アニメ演出の醍醐味というものだ。 ・・・・・・「頭が おかしくなりそう」。・・・・俺を殺す気か。 ていうかいっそ殺してくれ。
 幸せのリバウンドで苦しむ有馬。塞いでいた蓋が、 宮沢の存在によってこじ開けられる。だが、正面対決することでしか 超えられないものなのだ・・・という様な話で、まだまだ展開するカレカノ。 だがしかし原作のストックはどんどん無くなっていく。果たして!?

・ああ、それにしても先週を見逃したのが悔やまれる。


JAN.29.1999(FRI)

 今日もネタが出ません。

・そういう訳でまたおじゃるメモ。今週分。

■「牛 鹿になる」
「牛にも贈り物が届いたボゥ〜。」割と牛想いのおじゃる。 しかし・・牛、編み物が趣味なのね。「今頃雪が」って発言を見てると、 本来の放映時期とはちがってるのかも。・・毛糸の覆面・・・
■「貧乏神の底力」
うわ。季節がいきなり夏だ。本格的にずれてきてるのか? 「・・ああ・・・もうあかん・・・兄さんごめん!」 我慢できないにこぼうのキモチ解りすぎる。 「そちらとて裸であろう」「よけいなこというな!にこぼうが不幸になるッ」 ・・・新聞紙着てるし。「おやくにたてればさいわいです」 ああ、それにしてもびんちゃん萌え。斎藤彩夏ちゃん(小四)の あの消え入りそうな声がッ。マサルさんのナレーション以来 久々に聴いたけど、やっぱ凄い。その声の震え具合の完成度は、 全盛期の長沢彩以上かも知れない・・・
■「めでたいのう本田先生」
「やるわね」「やるなぁ」ハハハ・・・ぬう。流石だ。 「まっ、いいか、みんなが祝福してくれるんだから!」 「愛って、走ることなのね・・・」お幸せに・・・・
■「どのお茶いちばん?」
小林茶・・・あのカタツムリは元気にやっているだろうか。 今回もうすい氏の魅力が大炸裂と言ったところ。
■「キャプテン・アオベエ」
キスケって5歳なのね。アオベエは7歳・・・ 子鬼トリオはホント大変そうだ。 オニが握ったからオニギリ! 鬼のように追いかけるからおにごっこ! 「・・・そんなの昔からあるようっ」 教えてやりたすぎるカズマのキモチ解りすぎる。

ではまた明日。


JAN.28.1999(THU)あそびにきてね

 最近いよいよ駄目です。いや駄目なのは前からなんですけど、もういろいろと。 今週前半ちょっと踏ん張ってみたんですけど、やっぱ無理は続きませんな。 無理すると、そのツケは必ずどこかで払わなくちゃいけない訳で。 斯くして社会人としての生活はもう崩壊寸前なワタシです。
 だからといって「自分」の生活を放棄するのも出来ない相談。 どうしてもうちょっと巧く生きられないものか。どうにかもっと 楽しい生活は出来ないものか。 毎日毎晩夜遅くまで会社で密度低くボンヤリ過ごし膨大な時間をかけて 大した結果も出せずにチームの足を引っ張り上司や同僚には疎まれ 家に帰ってきても風呂に入って寝るだけ。でもなかなか眠れない。 で、寝不足の頭で会社に行って、またボンヤリして。 You weren't sleeping on the job,were you?ってこないだの 英会話のリストラネタですが、拙者は・・・・ご想像にお任せします。

・・・・・冗談めかしてもダメなものはダメ。睡眠時間は確実に。 そのうち居眠り運転で死ぬか殺すかするぞ。死ぬのは良いけど殺すのはダメだ。 十分な睡眠は運転手の、最低の義務だろう?一応、オトナなんだからさ・・・ 自己管理くらいしろよ>自分。

キャラクターとの距離感。確かに乾いた感じは有った。 異常と日常が地続きであること。成程・・・或いはそう言う見れば良かったのか。

・わかつき新刊情報ありがとうございます>かすがのかをる様。 ヨツジロさん関連かと思ってたら夏目さんでしたか>新刊。何にせよ楽しみです。


JAN.27.1999(WED)お前の話なんか興味ないね

 23時頃帰宅。帰宅してからずっとゲーム。そう言うわけで今夜もネタが出ません。 仕方ないので先週分のおじゃる丸の感想メモでも張り付けておきます。

73「ママ ママをさぼる」(1/15) ぬう!アイちゃんに対してその台詞!ど許せぬ! ていうか地球を救いたいですか>アイちゃん。
75「オニが山でリフレッシュ」(1/19) バッタ君街へ行く、か!?とか思ったら行かないのね。 小町ちゃんの魅力が結構前面に。
76「電ボモノマネをきわめる」(1/20) 電ボ・・・・「ガラ、ガラ、ガラ、ガラ・・・」 崩れたおじゃる表情が珍しい。端正な彼の顔が・・・ しかしおじゃるの手製のおにぎりを捨てるとは! で、モノマネが過ぎてデフォルトに戻せなくなるあたりはお約束。 「他人の真似をしすぎると、自分を失ってしまうので御座いますね・・・」
77「おじゃる地球を救う」(1/21) 「宇宙からやってきた石だから、こうして時々空を見せて上げてるんだよ・・」 電ボの鼻歌がいいねえ。で、話題の宇宙人。この声は・・・・山崎育三郎? 「アンテナ・・・」「ああッ、星野様傷つきやすい〜」 「じゃが、まろのシャクとて・・・どびし!・・・・・・・」 ああ、間がたまらない。この宇宙的な間が!えんどうてつやの攻撃的な演出が。 しかしこう、初対面の人間と直ぐに友達になって「またね〜」とか 言えるのって子供の特権だよね・・・
78「ツッキーの消えた町」(1/22) 郵便ポストって?とか教育番組的展開・・・かと思ったら早速土産にする奴。 ツッキーになめられるおじゃるのあの「ぞわっ」という動きが。 あの烏帽子、吸引力有るのな・・・内容物の質量をそれなりに反映するらしいし。 「ああ・・・ついてない・・・」 ツッキーの存在って、つまりそう言うことだったのね・・・

・ゲームの方はクロノアは一休みしてファイナルファンタジー7開始。 ・・うーん・・・なんとなく・・・やっぱ、このスクエア特有の 「若い」ノリについていけてないところがあるワタシ。 操作系もイマイチ不自然な感じ。コントロールがいつ戻ってきたのかも分かり難いし。 台詞ウィンドウを閉じるのがまた面倒で。あーもー全部オートで物語が進んで、 台詞も声優が喋ってくれればなぁ。とか。 流れ作業で50時間程度と聞いているので、一日30分として100日か。 ・・・長い旅になりそうだ・・・

データ少佐インタビュー。読むときは仙道(iMACCMの蠅男でも可)の声で読むこと。

ライカー副長インタビュー


JAN.26.1999(TUE)ぱらみゅう

・Painter5.5(日本語版)のアップグレード案内が来た。 Painter5からだと15.750円。高え。畜生足下見やがって的。 そもそも拙者、クラッシック程度の機能しか使って(使えて)ないですよ。 まさに宝の持ち腐れという奴だな・・・全く。

・「風のクロノア」(namco/1997/12)やってます。結構楽しい。流石はnamcoというか。 「良く出来てる」ゲームは、矢っ張りやってて気持ち良いです。 キャラの動作や画面の演出に、制作側の「愛」が感じられる良作。早速 壁紙もクロノア仕様にしてみたり。これでワタシもわふらーですか。 ・・・しかし、こういうソフト作る制作現場ってどんな感じなんだろう。

あ、 パーコレイションもう出てたんですか。買ってない・・・急がないと また買い逃してしまうな・・

衛藤ヒロユキ伊藤伸平に追加。漫画ばっかり・・・


JAN.25.1999(MON)濃霧

 21時頃、家に向かっていると凄まじい霧。19世紀末倫敦でも ここまでじゃなかったろうという位の濃度。どれくらい濃いかというと、 ゲイルレーサーの雨ステージ位。ええと、光ってるマクドの看板が、 かなり近くまでこないと見えてこないと言う。前の車のテールランプが 滲んで見える位。街路樹なんかいきなり霧の中からずぼっと言う感じで 現れるのだった。信号の光も、店の灯りも、全部が解け合って ぼや〜っとした光景は、なかなか見られる物ではなかった。 霧というと本能的にその向こうに巨大な大都市とかを想像してしまう ありがちな蒸気SF脳味噌の私。結構ワクワクしてみたりして。 昔はそんなことばっかり考えてたっすよ。 いや、まだまだお子様な空想で遊べるなぁ、とか。

 BGMはレンタル屋で借りてきた マリ姉の「My Best Friend」。昨年の今頃に出た、いわゆるベスト版。 その昔(・・・もう3年前の話になるのか)ラジオで流れた「Happy!Happy!Happy!」の テープを、その「癒しの効力」が欠片もなくなるまで聴いて聴いて聴き倒して どうにかその日を過ごしていたりした記憶が蘇る。 久々にちゃんと聴いてみて、ああ、矢っ張りこの曲のパワーは凄いわ、と。 なんか励起されるもんねえ。 ただ、今聴くと「癒される」と言うよりはただもう懐かしい感じが強いか。 聴いてて思い出すのは、「これ猫」〜「なぞドリ」(MBSのアニラジ)全盛期。 マリ姉とかおりんが相乗効果でガンガンドライブかけていた頃。 大将が寿司握って。深夜の公園で街頭インタビューして。 ゲストも豊富で。いや、ホントありゃいい番組でした。各コーナーに無理がなかったし、 ハガキ職人も良く育ってて。何より善の属性に満ちていて、 悪の属性での権化あるところのサイキックと併せて聴くと最高のバランスで。 ・・・うううう。当時の、あの徹夜明けのどろどろした眠気と無意味な ハイテンションまでが蘇ってきて気分が悪くなったり。ああもう寝よう。 また明日も辛い一日だ。戦って戦って戦い抜いて。後に何が残る?

ぽけすて発売。ドラムスキー氏は早速購入されていた様ですが。 デジキューブが狙い目らしいですよ。うーん。拙者も買おうかなあ。 何せメモリブロック足りなくて。

漫画棚:岡野史佳に駄文を追加。

・岡野史佳関連サイト>> 岡野史佳エンサイクロペディア。激豪。愛を感じる・・・


JAN.24.1999(SUN)何も知らない十代半ばのぼくは

 目が覚めたら午後でした。おしまい。


JAN.23.1999(SAT)ミッドナイトエッグ!

 だいたい先週と同じ土曜日。図書館→買い物→バスケ→風呂屋→M隊員宅。 バスケで突き指。遠いリバウンドに手を出したのが運の尽き。 やってる間は痛くなかったんだけど、帰ってきてから痛え痛え。あああ。

・M隊員宅から山の様にプレステのソフトを借りて返ってくる。 何年遊べるだろう・・・。取り敢えずクロノアでもやるかのう。わふう。


JAN.22.1999(FRI)夜中の2時まで

 ・・・何か知らんがカレカノのタイマーセットミスってました。うあああ。 もう今夜はカウボーイビバップ見て寝るさ!


JAN.21.1999(THU)卵と共に

 今夜も遅い。車から降りると、星が美しいのだった。

・数日間ひねり回した挙げ句、どうにもまとまらなくなった 「ブギーポップ」2〜4の感想をここに 書き捨て状態でUP。カキステキングとでも読んで呉れ。


JAN.20.1999(WED)何とか

 晩飯を食いながら見ていた人間大学の「群れる・離れるの動物学」が 何気に面白い。猫の模様があんなに明確な遺伝形質だったとは。 仔猫の模様で親を特定するスクリ・・・・

 ・・・うう。眠い。駄目だ。ここんとこ帰宅が遅くなって来てて、 いきおい睡眠時間半時間位ずつ削ってる様な日々。ああ、 寝ないで生活できたらどれだけか人生有意義だろう、とか のび太みたいなことを考えてみる。 或いは”なんでも超すばやくする学校”的発想。 ・・・で、睡眠時間削って何やってるかというと、WEB巡回以外 何にもやってないのだけれど。大体半時間延長で何が出来ますか。 カップ麺10個作れますな。一気に作って悶絶食い!!って 「えの素」ですが。「えの素」も毎回死ぬ程笑って読んでますけど、 感想書いてませんね。今度書きます。今度。 そうやっていつまでも書かずに積んで置いて、結局諦めてしまうと言うのが 最近のパターンです。我が人生大凡斯くの如し。 ・・・このままで「何とかなる」なんて思ってんじゃないだろうな? あーん?調子に乗るな馬鹿野郎!ホントに後がないんだよ!! 世の中なめてんじゃねえ。

・そんな訳で リアルタイム財政赤字カウンタ。冗談半分としても、何とかなるのかこれ。

・夢を見なきゃ駄目だぜ。忘れた訳じゃないさ。ただ忙しくて そっちばっかり向いてられなくなって・・・嗚呼、 叶えるのが難しいなら努力すればいいじゃないか。 夢を見続けなきゃ駄目だ。見失ったが最後、二度と その背中をさえ追いかけることが出来なくなる。 誰の足だよ?ああん?手前の足だろ!?拙者は、俺は、僕は!

・・・・・いやまだ屋久島ツアーに出かける程じゃないとは思いますが・・ 或いはそれも時間の問題かも知れません・・・


JAN.19.1999(TUE)黄色い液体

 BGMは相も変わらずスチャダラパー。これでティーンのハートもバッチリだ。 然し「アニ」と聴くとどうしても 猫星の 兄が思い出されてならない。あにィ゛〜。

 ・・・虚ろな日々は続く。ホントにこのままじゃどうしようもない。 一体僕は何のために生きているのか。「僕」は何処へ行ってしまったのか。 或いは元々そんなものなど居なかったのか。 ATフィールドがゆるゆるになっていて、もう今にも黄色い水に戻ってしまいそうだ。 日々の苦労の代償としての喜びが薄い。週末にあるのは只開放感のみ。 「自分じゃなくても出来る仕事」を延々と続けている。僕があの職場で ディスプレイに向かい続けている必然性は、実は何一つ無い。 悔しくて、惨めで、情けない。
 空虚な毎日が恐ろしい。何かをしたい。何かを残したい。 せめて「生きた」実感を持って死にたい。今の僕は生きていながら死んでいる。 言わばリビングデッド。

 「人として」生きた実感を持って死にたい。 死ぬときはひとりぼっちでも、ひとりでは生きては行けない・・・ 等という「人としてあるべき人生」に切ない憧れを燃やしているのは、 先程先週のカレカノ(16話「永遠の点綴」)を漸く見終わったからでもある。 原作を読んでいたので、アニメを見るのは屹度辛い事になるだろうと 思っては居たのだけど、これが予想以上に「来て」しまって。 涙こそ流さないけど心の中は号泣状態。 自分の人生軌道修正しなきゃ駄目だ駄目だ駄目駄目だ!!! 手前解ってんのかコラ!いいや解っちゃいねえ!歯を食いしばれ!!みたいな気分に。 ああいう、「人生の軌跡」を圧縮した作品にはとことん弱い私。 「アクアリウム」とかさ。 あとエンディングの猫映像も自分の中に潜んでいた猫愛感覚を呼び覚まして これまた切ないのだった。
 ・・・いや、まぁ、これも所詮虚構の話なんですけどね。と。 技法的に今回特にこれと言った所は無し、回想シーンの映写機演出や ワイド画面対応など撮影技術には相変わらずのこだわりが見えるが、 基本的には原作の持つ味わいを損なうことなく淡々と「アニメおこし」した 感じ。勿論それは簡単なことではない。漫画とアニメは全く別の媒体だから。 誰の演出がどう、という以前に、漫画原作を「忠実に」アニメ化するこの作品は、 オリジナル要素が少ないという点でも「アニメと漫画の対比」にはもってこいだ。

・で、話題の「監督」は「あんのひであき/佐藤裕紀」。 この作品は名実共に「佐藤作品」という事になるか。 基本的にプロデューサーと監督は近しいってのがこの国のアニメ世界だものね。

・・・・すいません。私もご多分に漏れず カレカノウォッチ意識しすぎてるとは思います。なんか、妙な感じですね。


JAN.18.1999(MON)

 深夜帰宅。体中から気合いが抜けてしまった感じ。風呂に入ろうとしたら ボイラーの灯油タンクが空。寒空の下ドラム缶から灯油を移していると、 昔の記憶が色々と蘇る。今でこそエアコンの便利さに甘えきっているけど、 ファンヒーター使ってた頃はこんな風に夜中に灯油を入れに行ったものだった。
 灯油をポリタンクに移している間、ぼーっと星空を見上げていた・・・ あれは中学生の頃か・・・とか、そういう何でもない夜の何でもないシーンの記憶が ふと蘇ってみたりする。脳ってのはホント、思い出さないだけで 何でも覚えてるもんだなぁとか思う。今こうして夜空を見上げているシーンを いつかまた斯う言う形で思い出す瞬間があるのだろうか、とか。


JAN.17.1999(SUN)すくすく

 目覚めたら昼。図書館に行って雑誌をメインに10冊ほど借りてくる。 ゲーセンに行ってすくすく犬福を連コインしていると日が暮れるのだった。 隣の本屋でFRの今月号を発見。でももうFR買うの止めようと先月心に決めた私。 もうあまりにも乖離してしまった感じが強くて。 ・・・でも宮塚かばお漫画がある時だけは買おう・・・とか思って 中身を見たら遠山拓磨の新作がッ!! 買う他に何が出来るというのか。帰宅して読んで悶絶。「おめでたいマンガ」で こう来るか。やっぱすげえ。感動してしまう。 そう言えば昔恐怖の悶々黙示録の感想書いたっけな、と昔のMOを掘り出してみたり。 そのうちどこかにアップしておきます。


JAN.16.1999(SAT)過食

 部屋の掃除をして過ごす。先日の模様替えの仕上げ。後は何もせずだらだらと日暮れを待つ。 日が暮れてからバスケ。巧い人が来ていて、相乗効果でみんな無茶苦茶テンション高い動きを。 わたしゃついていけません。ぼーっとしてたら終わってしまった感じ。んで風呂行って M隊員宅。PSの逆襲のシャアをエンディングまで一気に見せられつつ 朝までキン肉マンの王位争奪戦あたりを読んで帰宅。


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