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古まった日記達・1998−8(後半)


生きて再び逢おう篇。


地球の涯の古物商からでも拾って来たようなギターを、毎日弾いていた


AUG.23.1998(SUN)さよなら夏の日

 故あってしばらく日記書きを休みます。・・・日記書き行為が 他の行為を圧迫する率が高く成りすぎたので、この辺でちょっとクールダウンちゅうか チルアウトちゅうか、しばらく。

・絵を描いたときは日記に書きますね。そういうわけで 一枚。それではまた。


AUG.21.1998(FRI)崩れていく何か

 彗星狩り[中]と戦旗2をゲット。例によって戦旗1の内容すっかり忘れてる拙者。 自分で書いた感想はこれまた例によって寸毫たりとも内容に触れてないゴミだし。 これから脳はどんどん老いて行くわけで、そろそろ感想に粗筋を書き加えるなどの 配慮が必要となろう。ってそれじゃ読書メモですか。老いたものだよ。

 帰宅してTVを点けたらアラビア周辺が騒がしい。 この無差別テロ行為に国民8割が賛同してるってのは情報操作っぽいけど、 でもアメリカ人なら賛同しかねないかもな、とも思う。個人的には艦砲射撃 (巡航ミサイルだけど)は陰惨なだけなのでちょっと。 最低でも爆撃機で爆撃してその映像持ち帰ってこそ。 まぁ久々に生きたカダフィ大佐(大佐じゃないのか)が見られたから良しとするか。 ・・・殺戮目標:ラディン、とハッキリしてるんだから賞金首にすればどうか。 トマホーク何十発も打つよりは安いだろうし巻き添えも出まい。600億$$でひとつ。

 昨夜BSでやってた「デジタルアニメ新世紀」とかいうのを見る。 全体的にショボイが、資料映像の組み合わせ (コンテ:夢クレ、彩色:コナン、撮影:イデオン)とかが 妙に濃かったので相殺。然し何故イデオン。 背景合成の所ではファーマシーの映像が出てたし。 ArtPadProIIをがしがし使ってばかばか拡縮しては色を塗っているのを見てると、 画像処理速度の速いマシンが欲しくなることであるよ。
 あとヒューマンコード・ジャパンの 立体フィギュア(仮想)をアニメ絵で表現しちゃうソフトは かなりすげえ感じでしたが。アニメの二次元文法を如何に立体化するか (特に鼻と睫毛)、というのがフィギュア道だった訳で、 その成果が再びアニメ界に還元されているというか。 拡大再生産なら良いんですが・・・・ そうそう、アニメにおける(労力軽減のための)CG利用といへば 「子鹿物語」の中割システムでしたよね当時は。即挫折したやつ。 そのへんNHKなんだから名指しでやりゃ良いのに。 で、10年の研究期間を経て、CGはセルトレス以降の段階で あっというまに浸透したという。 その仕上げの速さ、背景との合成の手軽さ/自然さを見てると、 セル画の時代が終わったてのを(今更ながら)実感するですよ。
 あと押井とか大友とかアメリカオタクとかディズニーとかDoGAとか。 DoGAの存在がNHKとかで紹介されたのって初めてじゃないですか? 事務所(?)初めて見ましたが、ガレージっぽくてイイ感じ。 パソ者の下宿ってみんな「ああ」でしょう。なんか懐かしくて。 そしてラストのたこ焼きは関西人を演出するサービスなのカッ? 然しスチームボーイの感覚を「新しい!」と言える程に僕等の感性は摩滅しちゃいない 訳でさ。スチームパンクは滅びたでしょう。随分前に。でも潜水艦の絵が 「悪魔の発明」(銅版画と実写の合成映画。物語はアレだが絵が凄い。)臭くて良。

 アニメにおけるCGの利用、てのは、現状ではあくまで「手段」の一つが 増えただけな訳で。将来的に第二第三の金田作画みたいのが出てこないことには 根本の所でのブレークスルーは無いでしょう。アニメは先ず絵が動いてナンボですから。 今だと西尾鉄也氏が「そう」なんじゃないかと思うんですけど、人狼、 噂聞きませんしね・・って 日誌は毎日更新されてるんだな・・・おお面白い。 所でホントに「毛の生えた拳銃」なんてタイトルの映画有るんですかね。 映画も見なきゃなぁ。ポケモン見に行かなきゃ。

・てゆっかー。技術じゃないんだ。萌えなんだよ!萌えさせてくれ!!

・・・・えーと。残暑お見舞い申し上げます


AUG.20.1998(THU)曇り

 昨夜の夜中更かしが祟ってボロボロの一日。ぼろきれのよーになって帰宅。 ビール2缶を開けて、3缶めに手を出しそうになって自制(してねえ)。 25分遅れの人間大学はキャプテン・フューチャー。はせさん治氏の「フューチャー」 (ヒューチャー、じゃない)という明解な発音が素晴らしかった。 ・・・自慢じゃないけど早川の文庫は殆ど揃えたですよ>C.F.。 揃えただけで、読み込んでないクズ野郎ですが。いや結構アレな作品も有って、 高校生当時読み進むのに苦労(レンズマン程じゃ無かったけど)した覚えが。 で、実はまだあと4冊位未読・・・いつ読めるんだか。 まぁ老後の楽しみと言うことでひとつ。
 しかしもうこうなるとどの辺が人間大学なんだか。 ただただ「ホラ面白いでせう?」と語り尽くしてるだけ。 見てる方は愉しいんですけど、そりゃC.F.とジェイムスン教授だけで 終わっちゃうよなぁ、という。NHKのアニメ資料は?いや別に見たか無いけど。 なんか簡素すぎる・・・

・今夜は結局「彗星狩り」の中巻も「戦旗」もゲット出来ず。 VSイマジネーターを読みつつ、寝ます。 BSでやってたデジタルアニメ特番の方は、明晩見る予定。


AUG.19.1998(WED)愛が全てさ

 零時過ぎ帰宅。プリ9のタイマーセット失敗に血涙 (絵的にはあなたが〜口ずさ〜む〜勇気の歌声〜♪の辺り) しつつ先週のはれぶたを漸く見る。 「変な少女」ネタもこの作品の一系統として分類できそう。 前にも書いたけど、シナリオが弱い時の方が全体的な出来は高い気がする。 でも、今回はシナリオが勝ってしまった感じ。 ピザとギャングとルネサンスと奇跡の少女。あと長靴とスパゲッティ。 このアバウトなイタリア感覚。流石だ。あーピザ食いてえ。でも私が住んでいるここは ピザ宅配の領域外なんですよね・・・激田舎。 朝日の日曜版にはさまれてる的某ハットのチラシ溜め込んじゃう気分、 分かるよはれぶた・・・・今度ストロベリーコーンでピザ買って帰ろう・・・

・「彗星狩り」上巻読了。今直ぐ続きを読みたいのに本屋はとっくに閉まってる。 あああ。ちゃんと全巻揃えてから読むべきだった。明日帰りに買って帰ろう・・・ いや、面白いです。いい本を紹介していただきました>ANT師。 ソノラマも読んではみるものですね。

・などと云っていたら戦旗の2巻が出るじゃないですか。 買わねば〜。ってまぁ急ぎゃしないですけど。グインも全然読み進んでないし。 然し何か日本モノばっか読んでると不安になってくるですよ、青背崇拝者としては。 久しぶりにディックでも読むかねえ。

iMAC、売れてる見たいですね。何か・・・たまごっち状態?


AUG.18.1998(TUE)頭痛

 寝不足が祟って、眼底辺りから頭全体に締め付けられる感じが酷い。 焦点を合わせようとするとズキズキ来るぜ。ぬあー。眠いのねん。という様な状況の中、 何故私は日記を書きますか。誰も読んじゃいねえのにな!あー。

 寝不足の原因は主に深夜のNHK。NHK特集一晩に何本も放映したりするな! 目が冴えて眠れやしない。おまけにDS9は面白いし。勘弁して・・・ あ、BSマンガ夜話、 今夏は24日〜27日ですか。急いで「バビル二世」と「エロイカより愛をこめて」と 「悪魔くん千年王国」の予習しとかなきゃ。って「北斗の拳」以外全滅ですか>拙者。 すいません横山光輝は三国志と水滸伝以外読んだこと無いんです実は。 エロイカは豪華本古本屋で買って、数頁読んで挫折した記憶が・・・押入の奥? 斯う言うとき、まんが喫茶って便利なんだろうな・・・いや、ホント まんがには疎い私です。一番読んでおくべき小中高時代は、 アニメと特撮見るので精一杯でした。何が面白くてウルトラQ何十回も見てたんだか。

・ていうか谷川史子をエンドレスリピートする事でどうにか今日を生きている拙者に 青池保子を読めと言うのは酷な話ではありますまいか。

・あと こんなページも。


AUG.17.1998(MON)眠い

 朝こどちゃの再放映を見てから出てきたもんで、 紗南ちゃんの顔しか浮かばない小田靜枝様(と山中崇志)の ミリオンナイツを聞きつつ帰宅。君に脱毛!!とか。 これでウクレレとばびっとが出てくればモア・ベタアなんだが。 惜しい。そう言えば大地監督の新作の絵もちらっと見たけど、 似た様なノリが期待出来そうで何より。

 星雲賞の投票用紙を発掘し、ようよう書く。「ライトジーン」 「火星夜想曲」は外せないとして、問題は短編部門。 いつもの事ながらSFMオンリーなノミネート作品群。 拙者、ノミネートされた海外短編はどれもまともに読んでない上に、 読んだ感想はいずれもクズSFだったという。国内短編も・・・ううう。 面白かったからノミネートされてるんだろうけど・・・面白かった?これが?みたいな。 「SFの人達」とは志向がずれてきてるのかなぁ、と思いつつ「その他」で記入。 コミックスも例外ではなくて、伊藤伸平がノミネートされてない、 草g琢仁がノミネートされてない。うーん。だって上海丐人族ってSFでしょう?

 来年だと「彗星」に入れるフリしてブギーポップかも。 何ブギーポップはSFじゃない?いやアレはSFさ。その魂が。 ・・・海外長編が困ったな・・・何も読んでないよ・・・


AUG.16.1998(SUN)思えば短かすぎた春

 昼過ぎから3時頃までかけてOSをWin95+IE4環境からWin98にアップグレード。 FAT16→32の変更まで一気に行ったけど、全然問題なし。変化も無し。 アップグレードの面白みがまるで無いという。うーん。 一緒に入れたPlus!98がまた酷くて。ゴミか!的。 前のPlus!は欲しいテーマが満載(そうでもない?)だったけど、今度のは 正直アレですな。使う気しない・・例のデラックスCDプレイヤーも タイトルデータベースがまだまだみたいだし。何だかにゃあ ・・・まぁいいか。UIゴシックが綺麗だから許す。

 アップグレード作業しながら朝買ってきた谷川史子を読む。 ふはー。イイなあ。イイ・・・この作家が好きな理由が1つ分かった。 この人、冬に燃えるタイプらしいんですよね(「ごきげんな日々」の1/4によると)。 いやワタシも冬になると妙に精神が高揚するタイプで。 そのかし、夏はてんで駄目なんですけども。ただうだるのみ、という。

 夜、水神様の花火をビール片手にだらーっと見て、無為な一日を終えるのだった。

・ビーム9月号。待望の「B−A」が再開になった・・・割には 「予定されていた続き」でしかない辺り、クールというか何というか。 この作品が終了した後もD.P.世界の物語は続いていくみたいで、その辺ちょっと安心。 竹本泉は「変」一辺倒で何とも。ラブコメを希望。で、今月の一押しは「砂ぼうず」。 結構面白い。世界観が統一されてて、「地に足のついた」感じの作品。レベルは高い。 ていうか小砂萌え・・・あ、テレカ当たってら。


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