白炭屋カウンターへ

古まった日記達・1998−2(後半)


BSマンガ夜話で明け暮れ篇。


自分に打ち勝つとか、馬鹿みたいに働くとか、自分を擦り切らすとかはもう結構だ。


FEB.28.1998(SAT)

 午後起床。暮れていく中、犬を連れ、自転車にスタックして那賀川町立図書館 まで南下。堤防の上からバイパスに出るルートを使い、強い追い風で 時速40〜50キロは出ていたんじゃないか。だがたどり着いた図書館は休刊日。 いや自慢じゃないが、行ってみたら休刊日だった、ていうのの率は誰にも負けない 拙者である。仕方ないので帰るのだが、今度はモロに向かい風で全然前に 進まない。斯う言うときこそ犬の牽引力をたのみたい所だが、全く駄目。 こっちの速度に合わせて歩調を緩めやがるのである。ガッデム。 オマケに雨は降ってくるわ日は暮れてくるわ。
 ふらふらになって帰宅。ビールを2本空けて昏倒。

 23時頃再起動。手元にあった石井式浄化槽の本など読みつつ昨日の「ご近所」 とビーダマンをチェックする。「ご近所」がもー。ああッ。バディ子可愛い。 可愛すぎる〜!あー俺ああいうのに弱かったのかとか今更。タイプ分析して 思い当たる節が無いでも無いのが哀しいのう。いや、ホントは、あのヘアバンドが ツボだったんじゃないかと。「あおいちゃん」以来ヘアバンドにはとことん弱い。 ピース則子とか。然し「ご近所」はいいよ。て原作読んだことすら無いんですが。 買うかな・・・
 えーと。石井式浄化槽てえのは、
石井勲・山田國廣「下水道革命−河川荒廃からの脱出」/新評論/1989
に詳しいんですが、えーと、例のヤクルト容器ビッシリ 入った(その表面にはバクテリアが居る。要は表面積を増やす為の構造)複数の 浄化槽で生活排水を段階的に浄化していくシステムです。 昔結構TVとかで紹介されてました。いや別にいきなりイシイ教徒になったわけ じゃなくて、ウチも入れたんですよイシイ式を。そんで興味が出たので。 実際綺麗になるですよ。稼働し始めてからまだそんなに経ってないのに さっき見たらもう透明度10mとか。流石に飲まないけどもさ。飲めるらしいけど。
 あ、田舎は下水道が無いから斯うやって個人が浄化槽を装備しなきゃ いけないんですよ。大変ですね。工事費も安くないぞ。


FEB.27.1998(FRI)曇。

 終業後、バスケ。昨夜からまともに寝ていない上、日中は部署の引越で 滅多に使わない筋力を極限まで消費しており、このままバスケは即死だな とか思ってたのだが思ったより体は軽かった。やっぱり体は常日頃動かしてないと 駄目てことかしらね。今週は立ち仕事や力仕事が多かったからなぁ。
 然し流石に暖かくなったのを感じる。前回はそれ程でもなかった汗が 今日は滝の如しであった。以後風呂−ガスト−M隊員宅という永遠パターン。 朝までケーブルテレビを見るなどして過ごすのだった。然しスタートレック のオリジナルシリーズって今見るとかなりアレだ。当時(5年前)はそうでも なかったのだが、流石に今見ると古い。朝4時頃解散。 嗚呼一体この時間を(以下略)

 然し考えてみれば、隊長、ドラムスキー氏、M隊員、木戸氏、拙者らの ツキアイも、高校時代から数えて9年目に突入してしまう訳で、時の流れるのは 斯くも速いのであるなぁと。あー然しその割には成長しないなぁ。拙者。 時間は夢を裏切らない−けど、その代わりこっちも時間を裏切らない様な努力を しろ、と松本先生は仰っている訳で。精神的成長促進剤とか売ってないのか。 いきなりオトナになれるクスリとかさ。もーどーやったらオトナになれるんだか わかりゃしねえ。ガキだなぁ。あああ。
・・・風虎から辿った 某あさりよしとお発言に少なからず痛手を受けている私でした。痛い。


FEB.26.1998(THU)曇。

 昨夜に引き続き零時過ぎまで工場労働。頭痛がする。風邪かも。25時頃帰宅。 少し寝てから「お江戸」と「マンガ夜話」をチェック。 「お江戸」は居酒屋。居酒屋て響きも何だか懐かしい。飲みたいなァ。 いや仕事関係以外の人間と・・・
 マンガ夜話は岩館真理子。またも外している拙者。 全然読んでない・・・と思ったら妹が結構持っていた。ので、 多分何かしらは読んでいるのだろう。でも結局思い入れが全然無いので駄目でした。 これ以降も「マンガ夜話」が続くとしたら、少女漫画という「私の知らない世界」 の方向へ行くことも考えられるわけで、うう、勉強しなきゃな・・・ そう言えば恐怖/怪奇マンガは?・・・勿論その際のゲストは唐沢俊一という。
 しかしそうか、いしかわ氏があそこまで褒める(皮肉じゃないよなあれは)位だ、 岩館真理子を読んでみる価値は有ろう・・・さて明日はいよいよナニワ金融道。 予習すべきなのではないか>自分。でも明日もオンタイムでは見られないからなァ。 うーん。

・「解体屋外伝」を読了。矢張りこれを「空想小説」と受け取ってしまう自分は 現実認識が甘いのか。今や現実に「解体屋」は存在している・・という 香山リカによる巻末解説(文庫版)の文章が一番強烈だった。感想はいずれ。


FEB.25.1998(WED)雨。

 深夜まで肉体労働。昼間は部署の引越、夜は工場でライン作業。 仕事はフロッピーの箱詰めだ。いい加減ソフトの配信なんてネットワークを 使えば良いのに、と思う。ラインで流れてくる箱に黙々とフロッピーを詰めながら、 何だか馬鹿馬鹿しくなってしまった。同じ内容のフロッピーを一々デュプリしては 箱に詰めて郵送、ってホントに凄い無駄。いや、でもネットワーク配信すると 此のラインの存在意義もなくなって工場側の仕事は激減してしまうな・・・ でも、うーん・・・
 帰宅してから漸く今夜のBSマンガ夜話をチェック。無茶苦茶面白い。 久々に岡田斗司夫(作家)の岡田斗司夫らしい喋りが炸裂していた。 何せ SFだからなぁ。関西芸人の血が燃えている。 人には矢張りそれぞれの「専門分野」というのが 有る訳で。
 実際岡田の読解講座は見事に的を射ていて素晴らしかった。特に 「踏みとどまることの格好良さ」はこれ以降シロマサを語る上で何度も使われる タームとなっていくに違いない。いやもう流石は我らが岡田斗司夫、と言う感じで 拙者的には大満足。あーしかし考えてみれば岡田喋りがTVで家に 居ながらにして見ることが出来る様になったんだなぁ、と。 イカス世の中になったものだ。

 えと、今夜はあとこれだけ。いや、最近・・・


FEB.24.1998(TUE)雨。

 BSマンガ夜話、桜沢エリカ「メイキン・ハッピィ」。 私にとっての桜沢は「チェリー」と「ウーくん」(どっちも80年代中盤) で止まってる訳で、つまり何にも知らないんであり、今回はパス。 ・・・・然しサエキの口から「自販機本」という言葉が連発されてて。いいなぁ、と。 「あの頃は良かったねぇ」と懐かしめるのが羨ましいのよ。ああ。
 FAXが少ないというので、記憶だけで ウーくんとミンミンちゃんをマッキーで描いて送ったが、 Mマガ読者の人は気付いて呉れたろうか・・・・ 然しホント、オラにとって「ウーくん」は「都会」だっただよ。 都市生活の匂い。今でも結構「ありたい生活」の指針。 所謂「多大な影響を受けた」という奴でしょか。 「こういうのが都会だと誤解しちゃいけない」ってのは頭では解ってる 積りなんですが、感性に刷り込まれたものはなかなか消せないです。
 そゆわけでメイキンハッピィはまた今度読んでみます。最近どの本屋にも 桜沢エリカ/岡崎京子コーナーみたいのが有って(安野モヨコとか南Q太とか含有) 手に入りやすいみたいだし。うーん。でも、先に岡崎かな。揃えるのは。 桜沢エリカよりは、「信用」出来るというか・・・・(桜沢エリカが 「エリカちゃん」で、岡崎京子が「ヲカザキ」と呼称される辺りに、 作家性の違いが出ていると思う今日この頃。)

 然し明日シロマサか・・・仕事なけりゃFAXも送るんだが(嘘)。 「箸が立つくらい濃い話を」との岡田発言はいやがうえにも期待を高める。 明日のFAXは濃いだろうなぁ・・・然し久々(っても2ヶ月ぶり位)に攻殻 読み返して、流石に画面ディティールの味わえるところは味わい尽くした感じもする。 ただ、矢張り問答部分には「ああ、これは俺にはまだ100%理解できないな」 という部分がまだ大量に有る訳で・・・次はその辺かな。表面の技巧ばかりを 語るのではなく(この漫画はそういう観点だけでは決して語られないから)、 是非その問答部分についての深遠な論を期待する。無理か。

・戸川純はいまいちでしたね。


FEB.23.1998(MON)曇りのち雨。

 10時前には帰宅。BSマンガ夜話 を見つつ晩飯。今夜の御題は「伝染るんです」。ゲストはオーケン、濱田マリ、 飯星景子。冒頭トークの飯星が濃い。・・・えーと。吉田戦車は昔嫌いでした私。 そのくせ朝倉世界一は好きという。当時私にとって吉田戦車はマジで気持ち悪かった ですよ。何か。見たくないものだった。でも読んでましたが。 ・・・・実は今でもやっぱり今一つ「好き」にはなれないのでした。 割と好きだった「はまり道」も鮫島さんネタ以外はどうも・・ 凄さは認めるし、私はオーケンタイプなので「文学だ!」とか「SFだ!」とか そういう読み方で感動してはいましたが、「それ程」じゃなかったです。 やっぱり同時代だと朝倉世界一のオーイェースゥハーン(私は恋の狩人ッ!)とか 猿アシスタントとかあっちの方が・・・結局マイナー趣味なんですかね。 あ、今一番好きなのは新井理恵。あの痛々しさがたまらんです。 ・・・そう言えば感想書いたこと無いな「×−ペケ−」。 何かほら、ホントに好きな作品って、自分の中で「好き」が完成されてしまって、 外化して確かめる必要が無いから。感想書きは感動の外化−再確認作業なんですよね。 結局(これは言い訳)。話がそれた。
 談中「文法」という言葉が頻りに出てきていて、此の表現の浸透を感じますね。 ただ、便利な言葉だけにその実体(法則)が不明瞭なまま 感覚で「〜的文法」と語ってしまうのは一方で危険なことかも知れないなぁと。 自戒せよ。最近無闇と使い過ぎ>拙者。・・・それにしても岡田斗司夫の顔色の 悪さが気になって仕方がなかった私です。 いつものイヤラシい程のキレが無いのは、時期が時期だけに仕方ないのかしら。 両オオツキが走りっぱなしの中、どうも気になりましたね。 こんな事では最終日の北野誠を迎え撃つことなど出来はすまい。

 ・・えーと、聞く所によると、どうやら今回の真の本命は「ナニワ金融道」 (最終日)らしいんですが、私、不勉強にして未読でして。うーん。 読まねばならぬか。どっか全巻置いてあるラーメン屋とか無かったかしら・・・。 あ、そう言えば市内に漫画喫茶が出来てた記憶が。一度行ってみても良いか・・。
 そう言うわけで個人的に今回最も見物なのは水曜日、 士郎正宗「攻殻機動隊」な訳です。ゲストが一人も決定して居ないてのは、 屹度読んでる(語れる)人が見つからないんでしょうね。 実際どう語るんだか。アレを。まさか「読み解き」をするわけにも行かないでしょうし。 果たして。・・・あああ今からFAX絵描いて送る準備している人、日本中に いっぱい居るんだろうなぁ・・。
 で、明日は桜沢エリカ。ゲストはサエキけんぞうに準レギュラーの戸川純。 戸川の「ためてためて一気に出す」喋りに期待。 題材の選択に問題を感じないではないですが。桜沢エリカと 云えばウーくんとミンミンちゃんでしょうってそれは違うか。 「シッポ」とか・・・どうなんだ。

・明後日より通常業務に加えてオプションで定時後の工場夜勤(懐かしのライン作業) が決定。思う存分箱詰めが出来るというものです。嗚呼漸く取り戻した静かな夜の 時間も束の間だった訳で。ふふふ。ふぅぅ。まぁこの不景気、 忙しいのは良い事だ・・と。あー週末バスケどうなるやら。くそう。


FEB.22.1998(SUN)

 昼起きて、「大切なバカンス」のチケット予約を済ませる。 4/25の2時からの分をどうにか予約完了。でも左右シートだし 列はかなり後ろの方・・・これでS席料金払うのは辛いかも。 まぁ寝過ごした自分が悪いわけで。あああ。然し神戸までの交通費+チケットで 14Kは要る。これだけ出してまで見に行くカイが有ればよいのだが。
 扨今日は久々のOFF・・・の筈だったが、諸事情により行けなくなってしまい。 ・・ここんとこ失敗続きでどうにもならない。雪達磨式の失敗というか・・・ 時間が経つにつれてどんどん膨らんでいく。もうどうしようもないのか。 投げ出すこともそう簡単ではないし・・・ホント、ままならぬものだな・・・、だ。 自分の愚鈍さに涙が出る。愚かで、鈍い。全くだ。生きる意味も価値も無い。 社会的な無価値。非生産者。自分が何を為すべきか考えろ。 考えることを止めてはならぬ・・・此処で斯うして安逸にただ日を 過ごしているだけでは、前へ進むことは出来ない・・・前へ・・・

・万能文化猫娘とビーストウォーズとこどちゃと大運動会を見る。 最近この4つしか見てない感じ。テレ東深夜枠見てないし。 一番面白かったのがビーストウォーズだってのは然し問題だな。だなだな。 千葉繁の見事な演技力。これに尽きる。「さー帰ってピアノのお稽古しなきゃー」 どの辺までが台本なのか。「ざまぁカンカン」なんて今の子供に 解る言い回しとは思えない・・。毎度毎度のラットルのヤバイ台詞、 スコルボスの「・・・オラ」とかいう肯い(爆笑。好きだ〜)等々、 妙な面白さに満ちている。
 「大運動会」(21話「ラストダンスは私に」 脚本:鈴木利正・コンテ:石山タカ明・演出:倉田英之)も傑作と呼んでしまう。 だってホラSFじゃん。という。ビギナーズとかさ・・・・ 然し今回のツボは何と言っても 「電源の落ちた自動ドアを手で押し開ける」描写であろう。これに尽きた。 (作画も良かった。ドアの重さ(モーターの粘り)まで伝わる作画の妙! 斯う言う何でもない動きがゾクゾクさせるのだ。) ・・ああ・・SFの血が識域下で騒ぐ・・・ もっと「SF」を前面に押し出しても充分勝負できそうな懐の深さ。 これは「SFっぽい美少女アニメ」じゃなく、「SF美少女アニメ」だぜ。 いやそれが駄目なら「SF」だ。と。然しホント作画良いね。感動する。 「絵面」が巧い上に、あの動きの感覚の鋭さ・・・演出面でも カット間のタイミングに一切無駄が無かったし・・・かなり気持ち良く見たですよ。 ・・・ただモノガタリ自体は別にどうと言うことは無かったのでしたが。何かね。 「閉じて」る感じが。ターニャの使い方は巧かったけど。脚本レベルの問題か・・。 兎に角次週。今週と同じスタッフ構成で贈る 22話「さようなら、こんにちは」をみんなで観よう。

・昨日木戸氏から返して貰ったエクセル・サーガを読み返していて、 ふとキャラ名の由来を調べたくなったので「イルパラッツォ」とか「エクセル」 とかで検索したら、福岡のホテル(でかいやつ)名だったという。有名な話? ホテル・イルパラッツォとかエクセルホテル東急とかアクロス福岡とか。 うーん。 そういうことだったのね。九州の人間は殊更に地元色を濃くしたがる 傾向が有る気がするが。気のせいか。いやー、然し、成る程安永の血だなぁ。 在九州の漫画家ってみんなそうなのか?でもイルパラッツォ(アルド・ロッシ設計) は行ってみたいぞ。かなり凄そう。
 読み返しているうちにその面白さがじわじわと。これもしかして面白いんじゃ? 何かもうずっと読み返してます。ていうかエクセルが可愛いんだよー・・・


FEB.21.1998(SAT)Grey

 曇り空。暖かい南風。春の予感がするぞなもし。ぞなぞな。((C)後藤寿庵) 日中は久々に洗車をしたりして過ごす。もうすぐ150,000qの大台に乗る CIVICで、流石にその肌の衰えは隠せない。いや中身は大丈夫らしいんですが。 運転は下手だわ手入れを全くしないわでもう至る所錆・傷・剥だらけ。 でも車には全く疎いので、新車が欲しい、とか全然思わないしな・・・ 動いてるならいいや別に。でも毎日毎日往復60qを走り続ける過酷な通勤状況の中、 この車の中で過ごす時間は一日の中で大きな割合を占めている訳で・・・ もう少し気を配った方が良いのかも・・・ぞなぞな。
 フィギュアのエキシビション(これだけは見てしまうな・・)を見たりしていると 日が暮れる。何かこう「銀のロマンティック」を思い出して(TV画面とは 関係ないところで)涙が出てきてしまうのだった。折に触れ、川原泉作品には 心を震わせられる。

 夜になって隊長から電話。M隊員宅に集合せよとの事。はいイルパラッツォ様、 と云う感じで向かう。隊長は今日発売の ポケットカメラ(ゲームボーイ用のカメラ)及びポケットプリンタ を早速購入されており、そのお披露目会なのであった。
 然し先ずは皆で佐古のエンゼルに行き、ビートマニア三昧。 隊長の一人2Pプレイはなかなかにイカスのだった。 M隊員にルリルリを取って貰って感涙。 然しルリルリ三部作をまだちゃんと見てない私。誰か貸して・・・
 再びM隊員宅でポケットカメラ。首すげ替え合成などして遊ぶ。 モノクロ4階調と言うのが実はミソで、かなりいい加減にやっても自然に合成が 出来てしまうのだ。これがフルカラーとかだと違和感でまくりで大変 (一度首すげ替えヌードなど作ってみると解るぞ。いや俺はしてへんけどな!) なのだが。バットマンや仮面ライダーの首と隊員の首をすげ替えては爆笑の渦。 また斯う言うとき職人肌を見せるM隊員がこれに見事なレタッチを加えてみたりして (勿論入力デバイスは十字キーだ)かなり「参考出力例」みたいな出来の作品が多数。 然しかなり遊べるぞ。これで¥5,500(CAMERA)+5,800(PRINTER)= 11,300(税別)は安いかも。特にプリンタは安く感じるなぁ。 後はこのデータをPC上で活用出来るようなデバイスが出れば。出るかな? 或いはバッ活の改造を待つか。

・・・ていうかそれ以前にデジカメを買いたいです。やっぱり。 今は何が良いんでしょうかね。

・然し今週のファミ通は びとらちゃんのめくりに尽きるかと。於ドラネコ。最近出来が良い。

・「ねりちゃぎ」って何だったか思い出せなくて気持ち悪い。多分スト2用語。


FEB.20.1998(FRI)雨のち曇り。

 幹事モード。お祝いなどで結構な出費。うーん・・・ 金の話で思い出したが、先日「家計簿をつけてない」と同僚に言ったら、 引いて居た。どうやらオトナになると、皆その類はつけているものらしい。 考るに拙者、金が溜まらないのは無計画に金を使いすぎるからなのだろう。 ちゃんと自分の財布くらい管理しなくてはな・・・とか思ったのだった。 が、今日まですっかり忘れていた。いかんいかん。 いや一度大学の頃にやっていたのだけれど、直ぐに挫折してしまったのだったよ。 うーん。もう一度やってみるべきかな・・・表計算ソフト持ってないけど。 あ、Lotusとか有ったなぁ。アンインストールしちゃったけど。 皆さんはつけてらっしゃいます?家計簿。

 カラオケで日付が変わるまで騒ぎ、漸く帰宅。車に乗る様になると 酒が飲めないので、こういうのはホントは辛い。アニソン歌えないしね。 日曜に某ネットのお別れOFFが有るので、それで憂さを晴らすか・・・ 然しそれも何か違う気がするけれどな・・・


星はいつも空にある
いまもそこにある
いつかあたしの星を手に入れる


FEB.19.1998(THU)曇。

 無為。カップ焼きそばを主食に残り少ないNEW OLDを阿呆の様に流し込んで、 現在酩酊中。もう何もする気が起きない。これはこれで結構幸せだが、 屹度明日朝は地獄だろう。後悔するのが解っていても・・・ 解っちゃいるけどやめられない。のだぜ。糞。馬鹿過ぎ。 木戸氏から依頼を受けているモルダイバーのCGを描きかけて、挫折。明日こそ。 最近絵もまともに描いていない・・・落描きばっかりだ・・・

 BGMは大江千里。We are travellin'♪(古すぎ)・・・ そう言えば昨日某モウラ(悪の古本屋)でレッドモンキー・モノローグの函入りが 500円で売られているのを見つけてしまったのだったですよ。 いやー、見る目有るよな、モウラ。 一見稀覯本っぽい装丁だけど、中身は・・・という。文庫版買って、読むの途中で 止めてもう何年経つのだろうか・・・まぁ本当のところは世に流れている 価格リストに合わせているだけなのだろうけれどな。 然しそれにしても「青猫島」が2100円ってのはボリ過ぎだぞ畜生。 欲しすぎる。あー、また奴らの手にからめ取られていくのか・・・

 テイ・トウワばりのドラムスキー氏からメール。 ビートマニアファンのHPアドレスを教えていただく。 掲示板が熱い。やっぱすげえ・・・次は19曲?一人2Pがデフォルト?ひぃ。 巧くなる秘訣は「他人のプレイを見ながら自分でも指を動かすこと」だそうで 成る程それもそうである。怪しくない程度に・・・

まんが棚に作家別ページを追加したんですが、何か 段々見辛くなってきた・・・どうしよう。やっぱベタテキストでは限界が? セルとか使った方が良いかな・・・

・・・あー、なんか口調がだぜとかけどなとかイカれた感じで良いですな。 良い酔い。スイマセンホント。


FEB.18.1998(WED)晴。

 会社を抜け出して新町方面へ。「ザ・ハウス・オブ・デッド」巡りである。 (斯様にハマっている私)あー、成る程有るねぇ。 でも東京で見た筐体はプロジェクター筐体だったんだ。うう画面が狭い。 シビアなアキラシー。思わず研究員を撃ち殺してしまう。
 然し久々にアポロとか行ったけど、やっぱテーブル筐体は格好いい。 ・・・いつ頃から観なくなったんだか・・・ ファンタジーゾーンとか源平とかはテーブルでやった記憶があるが。 ゲームとわたし、の関係が一番幸せだった頃だ・・・しみじみ・・・
 しみじみ・・と、いや、 「こみっく★さ〜ふぃん」(佐藤元氏編集の、同世代業界人のインタビュー集 というかエッセイ集見たいの)が出てて、いや買ってないんですが、 立ち読みしまして。永野のりこ氏(相変わらず挙げてくる例が的確で凄い。)の言う パソコンサンデー時代のパソコンの匂い、あの夢の未来を感じさせる空気が やっぱり体に染み着いてるわけですよ。ああ・・パソコンサンデー 友達に録画して貰って見てたなぁ・・山下章とか・・ MSX(PV−7・RAM8K!)でプロポシェの一画面プログラムばっかり 打ってた時代・・・ああ斯うして書いても字面が懐かしい。 影さんとつぐ美さんが夫婦らしいって噂を何年も前に聴いた気がするが 実際どうなのか。OFばっかり読んでてさぁ・・・ムギポカとか。 コーラ牛乳とか。もっとプログラムとか勉強すりゃ良かったのに。
 この本ではあとSUEZEN氏との対談が結構「業界人」してて格好良かったす。 もうあの苦しいアニメスタジオ時代には戻れないけれど−、でも懐かしいね− というあたりがもう泣けて泣けて。 佐藤元氏の現在の人脈の深さというか人付き合いの巧さの秘密なんかも出てた (これはナガノ氏との対談だったか)が、「青シン」(すげえ影響受けた)からの 読者としては、あの青年が如何にして人脈王となっていったかという過程を 垣間見ることが出来て「成る程・・・・」という感じ。 でも誤解等で疎まれて孤独になるのが怖いのはみんな同じだと思うですよ。 それを「だから友達を作るのだ」という風に転換して行けるっていうのが、 実際「ぼくらの元センセ」だなぁ、と思うのだった。ファンです〜。 でも実は持ってるのはロボカンとサイボーイとヒロシにおまかせとファミ探だけです。 って駄目駄目やんか。考えたら少女隊のイメージって佐藤元のそれしか無い拙者。 「今は声優」。

 ・・・やっぱ買うかな・・・今月一寸書籍に金突っ込みすぎで・・・ 斯う言うときは警戒しないと直ぐに何万も消えてしまう。 大枚はたいて未読の山を築くみっともなさ・・・あああ。


FEB.17.1998(TUE)晴。

 日曜の日記を読んだドラムスキー氏からメールが。 ザ・ハウス・オブ・デッドは徳島にも無慮大数存在していたことが判明。 ていうか図らずも如何にこの数ヶ月徳島市街のゲーセンに顔を出してなかったか というのが浮き彫りに・・・みんな何ヶ月も前にクリアしてんの。 あーもー浦島太郎状態なわし。でも近場のハイテクランドセガには 入ってなかったんだよな・・・。
 金曜のこどちゃと大運動会を急いでダビング編集しつつ見る。 いや猫娘&BW用のテープなんで明日上書きしちゃうから・・・ こどちゃはイカス大王氏宅で一度見て、既に二人して悶絶しているのだが、 又しても悶絶する。志村さん(字違う?)変すぎ。いじるなぁ大地監督。 流石だぜ。大運動会はちょっとニュータイプ入ってしまって良く解らん。 肉体的な限界を努力と根性&特訓で超える辺りは燃えるとしても、 その次の魂の世界に入られてしまうとどうにも・・・ 但し作画は可成り良い。内腿の作画がすげえよなぁ、と某氏が話していたのを 思い出させる。どう凄いかは氏の書き込みを見た者だけが知っている。成る程。

 某所でのパップラドンカルメの話を読んで、思わず昔のテープを掘り返して 聞いてしまう。ドラネコロックの「のこいのこ」氏の熱い歌声が素晴らしい。 当時にしては音も厚いし・・・MOJOも昔からこの歌い方なんだなぁ・・・ 然し子供の頃に買って貰ったテープ/LPの半分でも残ってればなぁ。 コロムビアのベスト版とかグレンダイザーのドラマLPとか・・・・ LPなんか片っ端から割ってしまって。馬鹿なガキ時代の拙者。 でもあの頃は本当に室内嫌いのアウトドア野生児だったのだ。 歌なんか興味なかったんだろう。日常生活の中に草野球とかキックベースとか ビー玉とか剣玉とか陣取りとか駄菓子屋とか そういうのが大きな割合を占めてた時代。 ウチじゃTVは即悪だったからTVも見てないし・・・なのに今じゃこうだぜ。 いつ「この道」を歩き出したのか。水玉調に言うと、何時道を踏み外したのか。 あの頃の自分も心の中には居るのだけどその感じ方はまるで別人の様でもある。 何にせよ、もう帰れない・・・太陽の牙ダグラム・・・

 水玉で思い出したが、今月の某モアイ誌で水玉氏の挿し絵入りで 松本侑子のモバイルエッセイ「移動通信体Yuko」が開始。 短期集中らしいのでチェックだ。こんな所でもゼクスが王子様役で出てたりして 相変わらず場所を選ばないなぁ、いやそうじゃなく、今月のSFMの「SFまで」が 兎に角良かったという話で。二度と得られない「出逢った頃のときめき」 (これを「センス・オブ・ワンダー」という)を求めて一生を生きている 哀れな生き物なんだよぅSF者ってのは。わかっちゃいるけどやめられない、と。

・「解体屋外伝」を半分ほど読んだ。かなり「小説」。 ノーライフやワールズエンドに比べると可成り「創り」が見えて 「違う」感覚は強い。でも「感想」はまだ読み終わってないんで保留。

今日付けのテキスト


FEB.16.1998(MON)晴。

 漸くおたウィ2/10号を読んだ。唐沢俊一の星新一ネタで泣く。 見事だ。短い文章ながら、引用の巧さと云い論点の明確さと云い 実に無駄がない。星作品の「卒業されてしまう不幸」等も語り尽くされている。 この人こういう綺麗な構造の文章も巧いんだよな・・・ いつもだと事象の枝葉にどんどん入り込んでいって「オチ」の無い迷宮に 読者を引きずり込んで終わる事が多いと思うのだけど (唐沢と云えば、商会の「ガラダマ天国」を漸く買いました。TVぴ派じゃないのに (買うとしたらBros.)殆ど読んでて何とも。実際殆ど欠かさず読んでいたのだなぁ。 於深夜の某青いコンビニ。勿論オーケンのエッセイも併読)。
 星作品の「本当の力」が解るには矢張り20年は必要らしい。 大人の作品、なのだ。余りに技が美しいためにその技にばかり目が行ってしまうが、 その奥に潜む偉大な魂を感じられる様になれば・・・ コラム中で出てきた別冊新評星新一の世界、は持っていた気がするが、 何処へやったのだったか。兎も角再読が必要だな・・・
 みんだ氏の浦沢脚本ネタについては特撮側での検証が結構進んでいたと記憶する。 はれぶたのキレ具合はまたひと味違っていて好きなのだ。みんだ氏の云う 「全然筋は通ってないのに説得力はある」てのは真に至言。 然し考えたら「浦沢脚本だから見る」的に、割とブランドネームとして 認識して来た割には、この人がどんな人なのか良く知らない拙者。 どっかアニメ誌で特集組まないものか。アニメと特撮は根は同じなんだし。 ・・・少なくとも昔はそうだった・・・メージュにSFX-TVコーナーがあった頃は なぁ(以下ぢぢいの繰り言)

 すけ氏の所にまたジャンクを送りつけ、ICQでだらだらとチャットをして、メールに レスをつけているとおおもう25時だ。時間はいくらあっても足りないぜ。 ていうか自己研鑽にもっと時間を回せよな>拙者。

・あ、昨日書き忘れてましたが、「ラブ&ポップ」見たんですけど、感想は無いです。 全く無い。と言うか・・・ありゃあ一寸安易な感想は書けない。書かせない。 「語る」には情報が少ないし、先ず咀嚼するべきは村上先生の原作から、か。 でもあんまり好きじゃないんですよね村上作品。さあ困った。

・「解体屋外伝」を読み始める。冒頭から物凄い吸引力。目が活字から離せない。


日記最新号へ
白炭屋カウンターへ


tamajun■gmail.com(■をアットマークに読み替えてください) inserted by FC2 system