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980407付けテキスト


衛藤ヒロユキ「魔法陣グルグル 10」/エニックス/1998/04/22

うひー。ジュジュ様萌え〜。
p60の「くそばか」が萌え〜。
いやあのハジ線がもう。
滅多に動揺しないからこういう顔されると嬉しいんだ。

しかしまぁ相変わらず激烈に面白いっすね。異常に、というか。
ここまで作品世界に引き込まれてしまう(作品トリップできる)
漫画ってなかなか無い。強烈な世界観。比類無き感性。

特に89章(歌って踊って大決戦!)〜90章(もういちど)
の(グルグル世界観的)完成度は異常に高く、
90章ラストのギップルでの完璧な「締め」は読む者の心を熱くする。
いやもう。くまたいようでしょう。やっぱり。くまたいよう。

・・・「歌って踊って」をかなり我慢して読んで
「もういちど」のラストのギップルが出たときは「来たッ!」という感じで
大喜びしてしまう私。最高。最近全編クサいんで、なかなか出番の無い
(一々突っ込んでたら話が進まない・・・)ギップルだが、
矢張りここぞと言う時に出てくる辺り、実に巧い。p147の3コマ目とかもー。

ギャグの走りもとことん走ってて問題なし。塔の主(ククリ)のツッコミセンス
(青・春ストラ〜イク!!とか)も実にイカシてる。
オヤジSは濃いし、ジュジュ様は絶妙なツッコミ入れるし。p140のさり気なく
落ちていくオヤジが凄い好き。


「これはハートを守るための戦い
 ハートを守るこどもの戦いなのよ」(p36)

でも「おっぱいの戦い」。うーん。しかしゴツイ伏線だな・・・何とも。
伏線・・・だったんだろうなぁ。「おっぱい」。



恋するハート、の下り(p15〜16)が、実にグルグル世界な感じで好き。
「女の子にはやさしくしてあげなきゃ」

・・・・・衛藤ヒロユキのこういう激クサイ所が、好きだ・・・・


読んでると思わずニヤついてしまう
@@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@
(980402)

永野のりこ「電波オデッセイ 2」/アスキー/1998/03/09 痛てて。イテテテテテテ。あーっ。死ぬーっ(水木調)。 キタモリ・・・・ −20.あの夏− このさすらいぶり。 魂を突き刺す。もうぐすぐすと突き刺さる。作者の人は昔男でしたか的。 何故そんなに俺様の痛い過去をリアルに蘇らせますか。あああああ。 素敵な人の家の周りをうろうろしてしまうこのリアリティ。 でも心はとてもロンリー。僕は蠅になって君の〜家の周りぐるぐるまわる〜 「まるで夏をがまんしてるみたい」っての、わかるさー! ていういか今でもそうなんですけど>俺様。 「エンリョしながら生きて」るも、この歳になっても。 ・・・・でも、さ。キタモリは救われたじゃん。野川さんノートに。 この天国と地獄行ったり来たり、ってのはまさに「あの感覚」だ。 「恋ね」 然しその「オデッセイ化」によってますます野川さんに 「手が出せなく」なっていくキタモリ・・・哀れよの。 この章で一応キタモリ&野川さん編が一旦落ち着いて、いよいよ チカボンの登場である。此処から始まる原V.S.チカボンの構図がこれまた 何とも強烈である。今月号、力技でラブコメモードに持ち込んだ原の寝技勝ち・・ と思えるが、まだまだ予断を許さない状況ではある。 まぁお互いの「思いやり」が「思いこみ」ですれ違ってしまうのは 中学生の運命だよな。仕方無か。あの原の表情の一枚一枚がまた微妙で・・・ ラストのクケダイちゃんのアナロジーはなかなか・・・ 然し巻末の「お言葉」を見ていると、漫画家は原稿料のみにて 生くるにあらず、だなぁと。 所謂ファンレターが作者をどれだけ支えているか・・ 実際この作品なんかは「おち天」時代の投稿等の山が その根底となって居るであろう事は容易に想像できる。 ・・・たまにはファンレターなど書いてみるも・・・ 昔安井誠太郎氏にファンレターを書いていた @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (980407)
竹本泉「世の中なまほう」/宙出版/1998/04/10 「魔法使いなきっかけ」 「世の中なバランス」 「魔法使いはねぼけてる」 「夜明けのゴースト」 「世の中な圧力」 「魔法少女はウインク」 を収録。 何が良いって巻末の「魔法少女はウインク」でしょう。 アップルミステリー誌で読んでて(立ち読みだけど・・・) もう思い切りハマった。やっぱラブコメでしょう。竹本泉はラブコメ・・・ あおばさんの魅力も堪能できるし。 シャルペローの初登場の時のなつかないぶり−というか あの小さい体全体でミーミー鳴いているのを見てると、 昔飼ってた猫が小さかった時の事を思い出す。 ああいうのはしつけないと一生あんな感じ(態度でかい)だったりするので 気をつけよう。 丘の上シリーズも割と変で良い。「犬の圧力は高い」高いよな・・・ 設定がまずあって、でも設定自体は至って普通だったり。 まぁ温室でウィル・オー・ウィスプ飼ったりするくらいで。 ただ「丘の上」というだけで(ほんとにそれだけ)話を描けてしまうっていうのは やっぱり竹本先生ならでは。こういう「なんということのない話」って初読の時は 「ふーん」という感じで読んでても、読み返していくうちにどんどん 好きになっていったりする。実は好きです。 ・・・しかしやっぱり井戸は無理なんでは・・・何となく・・・ あと善美ちゃんのキャラ造形は・・・その・・・萌えない。 なんかこう、グッと来ないですよ。もちっと等身低くないと。150cm台が理想。 いや、拙者早川あおいとかきいちごちまりとか岡田ひとみとかが好きなんで。 アイスクリームの表現(*)が好き。 @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (980407)
はれぶた36話。 矢玉1号!2号!3号! 下校時の歌がもう。 はれぶたの「ぶゆ!」てな合いの手が快感。 「丸顔フルパワー!!」 「落ちたね10円安。主人公失格だね。」 「すっげー。マダムの水着姿が見られるなんてごきげんですね。」 「冗談じゃ無いぞ!天然子供向け番組の中で中年中華女の水着姿なんて  見せられませんよ!」 ああもう最初の5分で悶絶。以下もう筆記する体力無し。 「パネルクイズどうしたらクロブタ」この暴走ぶり! 声優も作画も、脚本の暴走と一緒に大激走。 ・・・ああ、幸せ。心底笑えるアニメ。これで明日も生きていける。 @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (980407)
火曜日第一話達。 カードキャプターさくら第一話。 いや、良くできてると思う。非常にオーソドックスな作り。 こういうオーソドックスな「第一話」ってやっぱり気持ち良いよね。 勿論オーソドックスにやるってのはそれだけ底力がいる訳だけど・・・ 原作の第一話が何だかダイジェスト版みたいだったから余計。 作画が(スタッフの少なさに比して)丁寧で見てて気持ち良い。 インラインスケートの体重の移動の仕方とか、 飯かっこんでる動きとか。 ケロちゃんの肌がつやつやだったのは違和感有るけど。 矢っ張りアニメにはアニメの魅力がある− 「アニメ化」ってのは原作ファンにとって悪いことばっかりじゃない、と そう思える「そこそこ」さ。 でもやっぱケロちゃん=いっちゃんに聞こえてしまうな・・・。 たこやきマントマン第一話。 浦沢義雄に鍋島修・・・のわりには・・・・あんまりなんでは・・・ これって持ち込み企画なのでは?何となく。 あのぴえろが企画してコレだとは思いたくない・・・ 浦沢脚本の変さってのは、作画や声優のレベルがあって初めて生きるものだと再認。 そうでないT場合、「単に変な作品」になってしまうという。 でも浦沢なのである。気を許すことはゆめゆめすまい。 サイレントメビウス第一話 川崎ヒロユキならそう外れることもあるまい。 傑作が2、3本は有るんじゃないか、と。まぁそれなり。 視聴対象も絞れてるし、名の通った原作だし・・・ 第一話としては実に古臭い(オーソドックス、と言うのとは違う) 手垢の付きまくった演出ではあった。全体的にいなたい。 触手でイヤボーンじゃなぁ。仕方ないけど。 後透過光魔法陣の演出は(この作品が描かれた頃はそうでもなかったのだが) 今となってはもう古くて古くて。そろそろ次の「絵」を探した方が良いのでは。 私的には殆どはれぶたの前座状態。然し或いは化ける可能性も・・・ 声優は豪華。松井菜桜子はやっぱり良いぞ。10円安のママ。 作画が兎に角薄くて辛い。多分労力が全然足りてないんだろうな・・・予算も。 この手のアニメは何より先に「絵」あってこそだ。SFを歌うなら。 ・クリィーマミLDBOX、あの声太田貴子の新録!?うあああああ。 @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (980407)


ああああああ。


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