白炭屋カウンターへ

古まった日記達・1997−5(前半)


うだうだ日記は続く篇。

MAY.15.1997(THU)霧。

 暑い。湿気て暑い。疲労が募る。昨日も結局何もできないままだったし、 恐らくは今日もだ。毎日毎日一体何をしているのだろう?
 ビデオでチェックする「けろちゃ」が、今回も予想以上の出来であり、 それはそれで嬉しいことなのだけど、何かしら疲れが取れない。 リープの「ハーブ茶」でそのまま天国へ行ってしまいたい気分である。 でもリープはいいなぁ。何か。好きだ・・・
 そう言えば、今夜は久々にWC/jに顔を出した。一時は(と言っても せいぜい2ヶ月前だが)これなくしては生きることもままならない状態だったのに、 気がつくと二月近く無沙汰をしていた。うーん。そういえばもうすぐこのWC/jも 「2」に移行しちゃうんだっけなぁ。早く移行手続きをしないと・・・ とか思いながら回遊していると、なぜか今夜に限って懐かしい面子と 至る所で出会ってしまう。ありゃお久しぶり〜というと、相手も 今日久々に来たのさ〜という。偶然というのは、やっぱりあるな。 結局20分ほど立ち話してお互い落ちた。次に逢うのはいつの日か・・・
 然しアレだ。脳を活性化させねば。一日数分で良いから、脳を安らがせるというか 賦活するというか・・・斯うして日記を書くだけではない、何か・・・

 と、思いつつも今夜はまた寝るのだ。明日も長い一日になる。


Come sta,TOKIO?元気?


MAY.14.1997(WED)雨。

 自分の無知蒙昧さを痛感する日であった。オマケに今朝覗いたわんこ師の日記で プログラマ氏が「今年の新人」の事を愚痴っている描写があり、 その「今年の新人」であるところの私は、心底寒くなるのであった。 いや似た様なこと言われてるんだろうなぁ、と思い当たる節が有りまくるからである。 ああ。
 大体今朝は起きたのが7:39であり、慌ててゴウザウラー用のビデオをセットして 家を飛び出した。然し最近タイマーセットがいい加減になっており、実際昨日の 「新・天地!」も「ポケモン」も録画できていない。観たい〜。 でも実は先週のを観たのが一昨日だったり。ああ。そう言えば昨夜のDS9だって観てないじゃないか。 くっそう。などと言っていたら今日もまた「白鯨伝説」を録り逃すという シャレにならないミスをしてしまって。ああ。勘弁してくれい。 LDとかで観るのと、毎週心待ちにして観るのとでは、数万倍も「違う」のに・・・ッ・・・
 ああ悔しい。悔しい悔しい悔しいッ。あああああああ。こんなに悔しいことは無いッ。 死んでも来週は録画だッ。畜生誰か録画してないかなぁ・・・

 仕方なく「ウテナ」「ライディーン」を観て寝るのだ。明日も早い。 ・・・とはいえマヂで面白いぞライディーン。こんな作品になるとはねぇ。

ではまた。


MAY.13.1997(TUE)雨。

 5/13はMayStormという。らしい。五月の嵐。 そうかもうヴァレンタインデーから3ヶ月過ぎたか。嵐も吹くさ。
 昨夜のN川氏との電話からの落ち込みモードが続いている。 自分はこのままでいいのか。 新たな道を見いだす努力をしていないだけなのではないか・・ そんな思いが心を支配する。思い切りアンダーである。全く23にもなって 何をほざいているかこの男は。もう自分に許された蜜月時代は終わったのだよ。 未練たらしくしがみつくのは止めるが良い・・・。
 ふくやまけいこの言う「私は先生の様な人になりたかったんだ」と言うアレは、 真実だが同時に言い訳臭い。兎も角その言葉に頼り今日も生きる−生きてる?
 未練が有るのは当然過去を満足行くように過ごさなかったという 「後悔」があるからである。後悔一代男。ああああ。 今を生きなきゃ、明日には同じ事だぜ。と、思うけどさ。
 話は変わる。というか変えるべきである。とはいえ最近本当にネタが無くて。 困ったな。ってじゃあ書かなきゃいいのだ。長文日記は止めるって言ってたし。 ・・・あ、そう言えば、先日キノクニヤに注文した例の本群、予想を遙かに上回る− というか下回るというべきか、結局来たのは一冊だけという有様であった。 何だか笑ってしまう。結局は本屋に通って自分の手でゲットしないと駄目か・・・

 雨がひどい。風も。
斯う言う日は、町外れに佇むカップ自販機のコーヒーが尋常ではなく美味かったものだ。
だがもうそこまで走る気力はなく、 また飲んでみた所で以前ほどは美味くないのも分かり切った事である。
もう、あの豊かな夜は遠くなった。

 あ、そう言えば「夜の豊かさ」とか書いたテキストがあるのだった。えーと・・ これ。いやー、結構マイってますな。

 そゆわけで、ネタも尽きましたのでこの辺で。


忘れるならヒューマノイドであることを。


MAY.12.1997(MON)

 いえー。またもやってきたブラックマンデー。弱音吐くぜ〜。 仕事場では、昨日の夜更かしが祟って眠い眠い。空調はこんな日に限って妙に効きが悪いし ラウンジの飯が美味くて思わず腹一杯食っちゃうしで、もう最悪。 おまけに土曜のバスケの筋肉痛が続いていて、だるいことこの上無し。 いやー、やっぱ健全に生きないと駄目だわ。シャカイジンだもん。何会社人? わはは。兎も角、だ。熱く生きようぜ、と。
 帰宅後N川氏へTEL。相変わらず羨ましい事この上ない生活を送っている。 本人はどう思っているか知らないが、人間の三大快楽の一つが「人に物を教えること」で あるのは間違いない。然し教員とは、まさに彼の天職だ。・・・私には見果てぬ夢だったが。 等と電話口で妬んでみるのも又いつものパターンである。「世界」は限りなく平等である。 努力する者には成果を与える。そういうものだ。 それに後一年早く気付いていれば。今考えると何であんなに「甘い」考えで居られたのか 不思議になる。勿論其の瞬間は自分なりに一生懸命悩んでいたのだが、それでも甘かった。 夢を見られたものだ。夢を見られなくなった時、何かが終わる。・・・とまあ、 一生こういう風に後悔しながら生きていくのさ。俺は。そゆ性格。
 敗因は「子供だから」であり、然もその子供っぽさ、は今のところ消えるどころか 益々露わになってきている。いつも不安そうな表情をした、そのくせお喋りで厚かましくて 目立ちたがる、身体だけは大きなガキだ。アダルトチルドレンなんて生易しいもんじゃなくて。 恐らくは、いつまでも。情けない。今自分に自信が皆無で。誰かに信じて欲しい。誰かに尊敬して欲しい。 誰かに褒めて貰いたい。誰かに愛して貰いたい。そゆ感じ。甘えたいんだ要するに。
 負けるのは嫌だが、このままでも負けている様なものだ。「勝つ」或いは「克つ」為には 一体どうしたらいいのだろう?

 ・・・・うわ。なんかまたどろどろになっちゃったな。こんなん書いても誰も読んでくれないぜ。 ・・・誰か読んでます?あああ。こんな筈じゃなかったのに。オモシロオカシイ事を(嘘でも) 書かないと。


MAY.11.1997(SUN)

 折角の日曜日であったが、昨日に引き続き昼まで爆睡。 部屋の掃除をやるつもりだったが全く出来ず。今も塵溜の様である。 体が重い。昨日のバスケの疲れが出ているのか、足腰背中が猛烈にだるい。 ぼんやりと昨日買ってきた雑誌類を読んだりしていると、長くなってきた日もすぐ暮れる。
 7時頃に某う☆師匠((C)美碧様)に電話してみると、カラオケをやっているというので 歌いに出かける。既に7〜8人が集結しており(セガカラ)、歌いまくっていた。 聞けば5時半頃からやっているのだという。早速ここ数日の 念願であったところの熱血最強ゴウザウラーのOPを打ち込むワタシ。 結局ゴウザウラー、せらむん、そしてこれも念願だった「ムサシ!BUGEI伝!!」を 一通り歌い上げたのだった。満足。特に「ムサシ」には一度挑戦して破れており、 CDを聞き込んでの再トライだっただけに、なかなか快感なのだった。 いや実際詩も曲も熱い事この上なしで。出来ればEDも希望>セガカラ。
 アニカラも曲数が増えたとはいえ、実際まだまだ足りない。 「痒いところにしか手が届かない」セガカラなんぞは、挿入歌しかない ミスター味っ子、とかもうかなりアレなのである。もっと曲数を!。 せめてヤマトタケルの二代目ED「Twilight Song」は入れて欲しい・・・ って入らんか流石に。
 それから一時間半ほど歌って終了。近くのマクドで駄喋って(ダブルバーガーがまた美味くて) 10:30に解散したのであった。
 帰宅後掃除を再開するも全く捗らず。「世界遺産」をBGVに、又 サイキック青年団をBGMにして、うろうろと足掻く。だが結局何も出来ず。 明日の仕事のこともあるし、寝なくてはな。という所で、ある小さな発見が有ったのだけど それはまたいつかの機会に。


MAY.10.1997(SAT)

 昼まで爆睡。起床後、思う所有って「太陽の王子ホルスの大冒険」を観る。矢張り素晴らしい。 胸が打ち震える。今までのパターンだと、この後「白蛇伝」とか「長猫」とか「パンコパ」とか 「ど宝」とか・・・「そういう」作品鑑賞に流れていたのだが、今回は其の後今週放映分の(再放映) 「熱血最強ゴウザウラー」をチェックするのだった。最終回まであと5話程を残すのみであり、 熱い展開は今最高潮を迎えている。たまらない。
 金曜日に放映された46話「拳一はロボット人間!?」で、 身体が動かない拳一の膝の上に座って、 代わりにゴウザウラーを動かすしのぶ。その時の表情といいタイミングといい・・・ああああ。 もうこれを観ただけで死んでも良いとか思うのであった。いや死なないけどさ。 何かもう居ても立っても居られなくて放映当時のアニメ雑誌をひっくり返す。資料は少ない・・・ WWWではどうかとgooしてみる。然し引っかかるには引っかかるんだけど、どうも「違う」。 ああああ。せめて良いムックは無いものか。
 ちなみにゴウザウラーのサブタイトルリストのページは結構有りますが、 ここなんかはどですかね。あ、あと今日描いた落描きも添付。 16色はやっぱ描きやすいなぁ。とか。いかん。

 午後6時頃に徳島へ出動。M隊員宅へ到着するも、不在。待っていると直ぐに帰ってきた。 聞くと家族で中華を食べに出かけていたらしい。車に乗って貰って、今度は国道を南下。 津田の体育館で恒例のバスケの会なのであった。以前からお誘いは頂いていたのだけど、 実際に顔を出したのは今日が始めて。総勢20人程の参加者は結構壮観だが、 一体どういう関連の集まりなのか不明だ(因みに防衛隊からは隊長、ドラムスキー氏、M隊員、私)。 口コミかな?
 バスケットどころか身体を動かすのも久々なので、直ぐに息が上がる。ドラムスキー氏によれば 「一回目はやっぱり苦しいけど、月一でやってれば結構体力戻ってくるよ」という事なので、 来月も行ってみるか。ちゃんと練習して。
 いやもう運動神経の無さなら誰にも負けない私ですが、今日は久々に自分が「あぶら子」(と、 徳島では言う。あぶれた子、か。要はお荷物なので、適当に扱う。)化しているのを感じたですよ。 でもまあ身体を動かすのはそれだけで快楽だわ。滅多に動かさない身としては。これでもっと 巧くやれればな・・・。NBAとか見るのは好きなんだけど、まあ見るのとやるのでは随分違う。 来月までに何か・・・
 合間にバレーボール2試合と長縄飛を挟み、ただただバスケ。10時20分頃解散。 M隊員を送って、本屋に寄ってから急いで帰宅。 「ビバリーヒルズ青春白書」を見ないと土曜日は終わらないのだ。今夜もまた複雑な・・・ ブランドン好きだから良いけどさぁ。最近ちょっとやばそうで。ああ。今はただデヴィッドの 快気を祝うさ。因みにビバリー関係ページへはこのリンク集が便利。然しピアノが弾けるってのは、もうそれだけで羨ましい。人生が豊かになろう。 妹たちは結構ピアノをやり続けているが、私は本当に楽器という楽器が遠い。 ギターでもやろうかね。あ、先ずはウクレレから、だっけか。
 ○今日の反省点:私に声をかけて下さった、そもそもの張本人である所の美碧様 (某BBSのシスオペ様)に「来月も第二土曜にやるからさ、余裕があったら来てね☆」 とか言われたのに対し、「いやーもう最近忙しくって。どうですかねぇ。」とか答えてしまう自分が嫌だ。 多忙を誇るものは愚かだ、とあれだけ自分で言っておきながら、ふと見るとこの日記も 「仕事で忙しいよう」と吐き続けているではないか!! 情けない・・・いや不快感を感じられた方は申し訳有りませんでした。以後気をつけます・・・。 思い出せばこの一月程は、ドラムスキー氏やM隊員にも、一言目には「いやもう仕事が忙しくて」 とか言ってしまっていた。情けない私を許して・・・ああ。いやな人間になっていく俺。 嘗ては一番嫌悪していたスタイルに落ち着きつつある。こんな所で終わるわけには・・・

ではまた。


MAY.09.1997(FRI)

 またTVの話など。っていうかTVの話しかネタが無い・・・。タイマーセットして 録画しまくってるのだけど・・・見る気力が・・・・今日も仕事が終わったのは10時だし。 いやまあ言っても仕方ないわね。ふふ。
 いや。今日のこどちゃがもぉ。流石はワタナベシンイチ演出・コンテ!! 今日の羽山何〜!?もー。面白すぎる。ギャグのタイミングが〜! 走る走る。作画のタイミングも久々にぶち切れてた・・・。「突っ込み」ってこうか。 羽山ええキャラ過ぎる。ふーかの友達ばっかりの中で一人突っ走る奴が好きだ。 寿司の為なら何でもやるぜ。いやまあ一応上辺は、だが。
 しかし羽山の魅力が大爆発だった。ふーかとのコンビが美味しすぎる。 紗南とのノリとは違うよね。この展開だと矢っ張り・・・・。 おっちゃん俺にもこうもりサビ抜きで〜。いやー久々に笑った笑った。
 勿論スレイヤーズTRYもな。相変わらず「出来の良さ」は最高級だ。「お話」そのものが 奇跡的に面白い。近年希に見る「プロ」の作品だ。おまけにこの作画!!金田作画を彷彿とさせる 格闘シーン。だって影が黒いしさ。たまらんす。「暴走する神殿」なんて初めて見たぞ。 それだけで実はセンスオブワンダーだったり。
 ・・・後「U−INFO」見てるとアメリカ行きたくなるです。ああ。NASCARやりたい。 ごっつんごっつん当ててナンボ、凹みまくりの大雑把さ(良い意味での)が・・・ ♪で・いとーなー。でいとーなー・・・・・あ、そう言えばまだ「サーキットエディション」 買って無ぇ。ロドマンは遂にプロレスデビュー決定だし。いいのかNBA。プロバスケ選手って 年収何十億の世界だった様に思うが。何を今更ホーガンとタッグ組んでプロレスか。 あ、単にプロレスマニアだったりして。オーケン見たく。いや何か「強くなりたい道」、今日 TVでやってたらしいんですが。うう。
 それはそれとして。ライガーV.S.サスケがどうにも燃えない。みちのく系はあんまりしょっぱい試合 ばっかりしてるといよいよK1に人気とられちゃうのでは。まあこれはこれで良いのかも知らんけど。 やっぱ新空手は「格闘」っぽさという点で異常に楽しいよな。見た目美しい・・・。 等とTVをぼんやり見つつ書いてるといつまで経っても終わらないんで、この辺で。

ではまた明日。


MAY.08.1997(THU)

・・・ 一寸今ATOK抜いてるんで使いづらいんですが・・・ MSIMEも結構イケますな。未登録単語は弱いけどさ。そりゃそうだ。
 所で久々にフリッパーズギター入ってます。GOODBYE,OUR PASTELS BADGES が頭の中をぐるぐるぐるぐる。teenage kicks can't die!。 昨夜からどーにも。今夜もこーして夜遅く、吐き気を催しながらもせこせこと 誰も見ることの無い日記を書いている訳だが兎も角。
 今夜は予報通りの素晴らしい土砂降りであった。一日空調の効いた室内で 脳味噌を灰色っぽく(いや灰色らしいけど)してハタライテると、 「外」の環境が全く判らない。其処へいきなり屋根を打つ雨の音。ハッとする。 寝てる訳じゃないけど仕事中「自分」は寝てるようなもんだからさ。 大風と土砂降りで、職場のプレハブは軋むのであった。爽快爽快。蒼海。滄海。創壊。
 帰宅したのは10時過ぎ。うぉ早い!!とか感じる俺様。早無いっちゅうねん。遅いっちゅうねん。 コレで残業代出ないってんだから全くなめんな、だ。6月末までは残業代無しなのさあ。 何で仕事してんのかなあ。一日17時間とかなぁ。
 それでも無理して今週のDS9を見る。スクリーヤ人のあの「身勝手さ」がたまらない。 アメリカ人が見る「アジア難民」ってのはこうなのかもな。とかいちいち現実に「なぞらえる」 のは良くない見方だろうけど。これがTNGなら色々な事件を解決した後、難民を移住させて オシマイてな展開なんだろうけど、その「難民移住」そのものがドラマになると言う。 其の意味では実にDS9っぽい話であった。福永武彦を読みつつ寝るのだ。ではまた。


MAY.07.1997(WED)

 昨日が遅かったので、例によって7:20起き。何する暇もなく飛び出した。 返事を出さなければいけないメールが溜まりつつある。返事を書かねば。 しかし朝から暑い。上半身裸で寝ていても汗が吹き出る。反対に風邪ひきそうでもあるな。 自動車の中は既にしてクーラー導入済みだ。耐性が弱まってる俺の身体・・・ 家を出ようとすると、ここんとこ散歩に行ってない犬が恨めしそうな顔で観る。すまん許せ。 ああ今朝もゴウザウラー観てないし。りりかのミュージカルはアレだしッ。 全く。ホントに最近「ゴウザウラー」を見ていない。ほぼ一週間は見ていないのだ。 話数にして5話以上。ちょっと熱が冷めたかな?毎朝ビデオをセットする瞬間、 OPだけは見てはいるのだけど。
 その代わりと言っては何だが、「白鯨伝説」がもう素晴らしくて。 今夜は帰宅したのが11時過ぎであったが、服を脱ぐ暇もあらば先ず今日の分の「白鯨」のビデオを 巻き戻しているのだった。それが支えで一日生きた様なものだ。いや然し全く面白い。 こんなに面白くていいのか。素晴らしすぎる。今日のなんてもー!!!!映画館での演出が!!もう神業だ。 あまりに興奮してしまって声が出ない。 「・・・あ・・あ・・・ああ・・ああああ!!!」的な興奮。解って貰えるだろうか。 ・・・この作品を一度でも見ていただければ・・・・。
 それはそうと今朝は久々に長大な夢を見た。よく覚えていないが、 草g琢仁の世界であった様な気がする。 なんか先日半年降り位に雑誌で読んだ「上海」の新作がかなりアレで、 それが悲しくて思わず草g漬け(いやSMAPじゃなくてさ)に なってた一夜があったのだが−それが原因か。 1930年代の昭和の闇を感じろ。とか言ってみる。 いやでも、何か今号の「上海」って絵柄が随分ポップちゅーか「違ー」て感じ。 ゲームのキャラデザの関係か?兎も角「上海」弐巻は6月発売だそうだ。 刮目して待て。>その筋。
 漫画とアニメとが有れば何とかやって行けそうではある。あと未読の小説な。 いつ読むのか知らないけど、手許にあるだけで心強いのだ。 そうであろ?ってラフィールの勇姿は何時観られるのだか。

○そう言う訳ですけくぼ氏のお祝いCGは此処。ふふ。ふふふ。


MAY.06.1997(TUE)

 ブルー・ベルベット。という言葉が脳にこびり付いた一日。 朝NHK第一で流れていたのだけど。 ♪今もブルーベルベットを着ている君の姿が見える・・ とかいう歌の様だったが、タイトルから勝手に春の海を想起するのであった。眠い。
 視力が落ちた。強度の近視へと転がり落ちてゆく。体力だって落ちている。 腕立て伏せも懸垂も明らかに回数が出来なくなっている。 だが視力はそれどころでは無く落ちてきているのだ。眼鏡が合わなくなって来た。 ああ。不健康というにはあまりにアレな環境。目を守るにはどうしたらいいのか。
 それはそれとして。GW明けからもーいきなり忙しい。 バスの無くなった友人を吉野川向こうまで送り、Uターンしたのは1時過ぎである。 やってられん。いったい自分の時間なんて何処にあるのだ。 苦悩するべきだが、その苦悩さえ起こらない程に疲れている。斯ういう時に 某☆師匠のいる店はオアシスなのだった。師匠はよれよれスーツ姿のワタシを 見て「似合わねぇ」と言って笑う。似合うようにはなりたくないのさ。
 職場が近々移転する。6月末でずっと北の方へ動くのだ。 そうなると今の安逸な朝はもう遠くなる。片道30キロ近くの「旅」 の様な出勤が始まるのだ。それを思うだけで益々疲労感は募る。 勘弁してくれと思う。それともいっそ徳島市内で生活を始めるか。 色々と考える。はぁぁ。変化を望まない生き物なのさ。
 それでも今日の「新・天地」は見た。相変わらずどうしようもない。 好きなんだけど、「好き」だけでは覆うべくもない・・・「ポケモン」はまだ未見。 DS9が始まってしまったので、ビデオをセットして、寝た。


MAY.05.1997(MON)

 午後まで爆睡。GW最後の日は暮れてゆく。
 1時頃に起き出してM隊員宅へ。一緒に鷲の門@徳島公園へ出かけた。 目的はAM神戸「青春ラジメニア」の集いin徳島、である。 番組のパーソナリティーである岩ちゃん&かおりんのお喋りは、 27度の炎天下楽しく続くのだった。・・・然し暑すぎた。 せめて木陰なりと移動しないと大変だったのでは・・・。かおりん(南かおり嬢)は 汗を拭き拭き頑張っておられたけれども。
 お話、質問会等の後、サイン会へ移行。斯ういうのは一つのパターンなのかしら。 岩ちゃん(・・・岩崎さん)にサインを貰いつつ、 「実は私SRD(在四条畷の草の根BBS)で[JUN]てハンドルで書いてるんですが」 とか言うと、即座に隣のかおりんに「かおりんかおりん、あの[JUN]さんよ」 とか紹介して下さって、もう感激なのであった。人に名前を知ってて貰えることの嬉しさ!! うーん。単純かな。
 その辺に屯ってる人達とお話。聞くと、SRDのエライ人達が沢山居て驚く。 初めまして〜とか言ってると此処でも結構覚えてもらえてて嬉しかったのだ。 やっぱBBSは「声の大きい人間が目立つ」のかな。良くも悪くも。

 そこへ偶々通りかかるドラムスキー氏(ギター背負って!)。この後の予定など合わせて とりあえず解散。せっかく此処まで出てきたのだから、とM隊員と共に駅前へ出た。 久々に南ブツとか吉田書店とかを巡回。特に買うものもなく吉田書店のオババも不在だったので、 そごうの下のロッテリ屋((C)N様)で食事。昨日の疲れが今頃足に来ていた。年か。 M隊員の家に帰ってみると、ドラムスキー氏は既に来てギターを弾いており、我々は色々 無理なリクエストをしてみるのであった。
 然し聞いてみると、M隊員は今まで全く「ラジメニア」を聴いていなかったという。 炎天下無理矢理付き合わせて悪い事をした・・・。反省。 でもこれを機会に聴いてくれないかな。とか。
 8時頃に帰宅。

 夜、NHKのドラマ「リンコ」を見る。思わぬ傑作であった。 ぐいぐいと引き込まれ、背筋がゾクゾクする。 1930年代アメリカで生きる日本人移民少女の「ある夏休み」を描いた作品。 「ジャップ」「モンキー」達の苦悩。15歳の少女の目が切ない。 然し、日本人移民差別の実体を描いた事で傑作になり得たのでは無い。 むしろ純粋な「少年時代」いや少女時代か、それを描いた傑作なのだ。 少年時代、の薄暗くぼんやりした、然し懐かしいあの空気。 考えてみれば少年時代の思い出は常に哀しげだ。今よりも現実に立ち向かっていた分、 敗北が続いていたのだろう。子供は「現実」に洗脳されて大人になる。 自分ではどうにもならない現実。それでも生きる。ただ明日を生き、今日を生きた。 ・・・死ぬ程「スタンド・バイ・ミー」好きの私。ふふ。
 いや、矢張り同胞へのいたわり感というか、そう言うのが募らなかったと言えば嘘になる。 別に国粋主義者とかそういう訳じゃないのだけど。でもやっぱりね。 彼ら(特にリンコ)の悲しみが、我が事のように伝わって、切ない。喜びも又。 聞いたところでは、アメリカでは今もジャップ差別は酷いのだそうだ。中高とアメリカに居た友人は 中学時代酷いいじめにあったと言っていた。西海岸で暮らすようになってからは そうでもなかったそうだが。
 然し何でこんなに主人公リンコ・ツジムラが可愛く切なく見えたのか。 その答えはスタッフ・ロールで明らかになった。「声:坂本真綾」・・・・成程。

 さて。休息は終わった。明日から又戦いが始まる。身体と心を壊さないで行こう。ではまた。

ぷりめーら氏HPの リンクに加えさせていただきました。嬉しすぎ。まだHPには出て無いみたいですが、 新作もいい感じです。
●泉 英智さんの午前2/2 「ヨコハマ買い出し紀行」(芦奈野ひとし著)ファンページのリンクにも 加えていただきました。感謝です。しかしこのページは凄い。 「ヨコハマ」ファンは一度覗いてみる価値有り。
●BOOKページを少し改装。まだ本格的なそれには着手しかねていますが、いずれ。


MAY.04.1997(SUN)

 日帰りで京都行き。ルートは、 徳島−関空−京都駅−神護寺−西明寺−高山寺−京都国立近代美術館−四条−なんば−天保山−徳島。 いろいろいろいろあって楽しかったのだけど、 最後の最後で凄く格好悪い(それはもう!!)ことになったので此処には書かない。 書けやしない。恥ずかしくて!。格好付けなのさ。 いずれ笑って話せる様になったら話します。いずれ・・・ああ思い出すだけでもッ。

 兎も角今夜は本当にお世話になりました>K林氏。この礼は必ず。

 帰宅後某KZVを見たら、すけくぼ氏がここのカウンター2000祝い(激美麗)を 描いて下さってました。転載したいのですがまだ許可とか取ってないので後ほど。 兎も角感激しました。ホントに有り難う>すけさん。


MAY.03.1997(SAT)

 早朝思い立って、かつてニュータイプ誌@角川書店で連載されていた 草g琢仁「妖シヒ博物誌」を取り込む。−と言っても手元にあるのは 「其ノ廿六」以降の十数回のみである。欠番多し。そのうち古本屋でも巡って探してみるか。 取り込んで処理をした後プリントアウトする。切り抜き帳みたいなもんだが、量産/配布 しなければ大丈夫かな?著作権。いや、これが単行本化されてるならこんな面倒はしないのだが・・・ いつも手元に置いておきたい連載であった。
 これに結構時間がかかり、気がつくと午後。犬を連れて手紙をポストしに旅立つ。 犬の行きたいように行かせていると、近所の竹林に連れて行かれた。毎日のように見てはいるが、 その中まで踏み込んだのはこれが初めてである。竹林の中には朽ちた家が一軒建っており、 その屋根からも竹が突き出しているのだった。 犬について行くといろんな物が見えるというのは本当だ。と思う。 いやでも猫の方が好きなんですけどね。
 先日の超者ライディーン(面白すぎる・・・)を見つつ飯を食い、ぼー・・としてると ドラムスキー氏から電話。夕食後M隊員宅で集合せよとの事。その様にする。 出かけてみると、既にドラムスキー氏は来ており、それに以前のエヴァナイト@ガスト で語り明かした例の後輩K永氏も来ていた。後はニキータ隊員を待つばかりという体制。 電波少年(ドロンズ)を見、パラッパラッパーをやりつつ時間を潰す。 直ぐにニキータ氏も到着。早速夜の盛り場へ繰り出す。
 と言っても行き先はゲーセンである。今や之無くしてはゲーセン巡りを終えられぬ程の新傑作 「バトルサーキット」/カプコンを四人(除K永)して血眼でやり込む。 私はハガー市長派なので当然エイリアングリーン使いである。 レバガチャ&ボタン連打。楽しすぎる。後M隊員とVF3対戦。全敗。というか相手にされてない。 一本を取れるのは相手が明らかに「遊んでくれた」時だけであった。悔しさ大爆発である。 でもこれが楽しいのだ。いやホントに。練習しよう・・・。
 プライズ物でまた散財しつつゲーセンを巡る。エンゼルランド(天使園と表記)で 50円玉を積み上げて、話題の新作「子育てクイズ・マイエンジェル2」/ナムコ をやりこむドラムスキー氏&M隊員。ゲームの出来は可成りのものである。 然し「1」のプレステ版はいつ出るのだッ。買うし。 閉店というタイムリミットでエンディングを見ることは出来なかったが、次回こそは・・・
 車に分乗してガストへ。コニーちゃん(5/2生まれらしい)の誕生日祝いを兼ねた会合を始める。 早速ドリンクバーを手元に、朝まで語る体勢である。 ・・・事実朝まで語ったのだった。話題は主にニキータ隊員の部屋の汚染度について。 兎に角オカシイ。大爆笑。 久々に底抜けな楽しい時を過ごす。矢張りニキータ氏は凄い・・・色々・・・・

 朝五時に帰宅。とって返して京都へ旅立つのだった。つづく。


MAY.02.1997(FRI)

 誕生日。23歳だ。誕生祝いのメッセージをくださった方、有り難うございました。 みんな愛してるようっ。ていうかこれからも頑張って生きていきますので、宜敷・・・・。
 今日のネタは自分一人の中にしまっちゃう系だったので秘密。然し他にネタは無し。 あ、そうだ。昨日書きそびれたネタが。 いや昨日、久々に県立図書館へ足を運んだのだけど、見ると郷土資料の中に 新居格の単行本が一冊新しく購入されていた。驚喜してしまう自分。 この日本中で、新居格という作家の単行本を見て小躍りする人間は私一人かもしれないが、 それでもいいのだ。
 新しく入ったのは新居格「心のひゝ゛き」/道統社/S17/11/15。 前書きで「詰らぬ書ではあるが、それでも好んで附き合つてくれる多くの賢者や友人達があるやうに、 詰らない本だけれど、詰らぬが故にわたしに附き合ってくれる讀者がないとも限らぬ。 その期待がこの本を上梓する支へになつたのである。」、と相変わらずの隠遁爺の「フリ」を しているが・・・。 この単行本自体は、戦中筆を断つ直前の、格の心境が如実に見られて素晴らしい。 「寺の隣り」(p258)を読んでいると、この2月訪ねた西照寺@高円寺 の風景と見事にマッチする。 「鐘楼があるが、鐘の音はあまりきかない」とか、 「寺の庭を散歩したり、墓場を歩いたりする。境内はかなり廣い」とかの描写が見える。 いや実際墓場が広かった。今まで読んだエッセイではそのへんの描写がなかったのだが、 これでやっと埋まった感じである。
 ほかにも読書論について何編か書いていて、その中で最近言われている「読者の権利」を 既に主張していたりする。流石である。「教養としての読書」(p90)では 「自分の教養のためにする讀書であるからそれが役立たないと思へば止すまでだ。 本を讀み出したからといつて、それが役に立たないと思ひ乍ら最後まで読み了せる義務はない。」 とか。うーん。
 でもやっぱりかなり追い詰められている感はある。社会に興味を失い、隠居の極致の様な生活。 この後断筆に入って終戦までの時間が如何に彼をリフレッシュさせ、現実社会を見つめさせたか。 まさかこんな内容を書いた人間が数年後に地方政治家になるとは。

 まあそれはそれ。所で上の写真を取り込もうとして写真帳をひっくり返してたら、 ベタ焼きが出てきたので何となく取り込んだり。 画面が小さいと何となく綺麗。 あと未整理の写真の山が。主に風景写真だけど、大学時代の友人達(自分含む)とかが 出てきてしまって、思わず時間が止まる。イギリス旅行の時の写真もまだ未整理の物が出てきて 驚く。この頃の自分の髪の毛の(「の」の連続)長さたるや。爆笑である。怪しすぎる。 でも帽子とか服装とかで結構こだわってたのが解る。似合わないなりにでも何か考えてたんだなぁ。 うーむ。等と過去に浸るのだった。またかい。

・あと今日のテキスト落書き


MAY.01.1997(THU)

 五月である。春本番。そして今日でワタシの2?歳の一年は終わるのだった。 って隠すことはないか。明日で23になります。私。もう23。まあ良いんですが。 なにが変わる訳じゃないし。・・・未だに自分が18歳のような気がしてならない。 今までの人生の中で最も多く自分の年齢を記したのが18歳の時だったからか。 履歴書とか受験申請とか、一杯書いたから。
 暇が有ったので、先日巫研所長からメールして頂いた(感謝です>所長) 5月のコミック新刊リストをチェック。 私個人の「今月の買い」はこれ。結構有るわね。
 コミックといえば、fjのアニメんところで見たですが、「ヨコハマ買い出し紀行」 (略称「ヨコ出し」、は却下。でも定着しそうでヤだ・・・)が安濃監督作品としてOAV化 されるようですね。安濃ファンとしてはまさにピッタリの原作であり、後に「傑作」として 評価されるのはほぼ間違いない。だけど原作ファンとしては微妙なのだよな・・・ まあ、でも、それだけ人気があるのだという・・・でも「チャイナさんの憂欝」の例もあるし・・ いやいや・・・
 久々に本でも注文するか、と紀伊國屋書店 で作家検索かけてたら急に物欲が出てきて、気がつくと一万円程注文しているのだった。 いやー、実際田舎の本屋より品揃えが堅いってのは凄い。立ち読みの快感を惜しむ者ではあるが その時間もそうそう無い今、ワタシにとってこの「便利さ」は、下手をすると「インターネット」 最大の利点かもしれない。でもこの内ちゃんと来るのは半分くらいだろうけど。 リストにあるのと実際に在庫があるのとは違うと言う事だ。
 夜、それでも本屋に行きたくて、結局本屋に走る。でも買うのはファミ通とかだけど。 やっと買う勢いがついたのでグレッグ・ベア「女王天使」上・下/早川文庫SF/1997/1/31 も買い込んだ。今月のSFMで水玉が「面白かった〜」と言っていたのが最大の動機だったり。 いやその記事の中で、多分TV放映見てだろうけど例の「トッペママペット」描いてて、 やっぱ「同じ目」だなぁ、と。いや本当は水玉の感性がこっちに転写された結果なんだろうけど、 でもそういう人が「面白い」というなら。ってこれは昨日も書いた「他人の薦める・・・」って 奴なのでは?・・・スイマセンまた延々解らない話を。今月(6月号)のSFマガジン参照・・・
 しかし。23かぁ。23ねぇ。23・・・。うーん・・・。 昔のワタシは将来どんな人間に成る積もりだったのか。思い出せない。 「何になりたい」ってのが無かったのかも。まあ23まで生きてるとは思わなかったし。 死ぬまでにしたいことってのは結構有るんだけど。だいたい月へ行かずには死ねないと思ってるし それなら月の砂漠で骨を見つけなきゃイカンし、旅人の焚き火にあたりに来る変な爺にこそ 成らねばならぬ。思いは有るが、それには金と時間。この場合の時間は今自由に使える時間、 ではなく自分が歳を取って行く間に積んだ「経験値」を意味するのだが、それが必要。 格好良い爺に成るために生きていると言っても良い。今は、だが。
 本屋の駐車場で何気なく自動販売機を見たら、コーク缶のデザインが変わっていた。 今までも夏に向けてのデザイン変更はあったが、今回のそれは今までとは少し違う様だ。 恐らく賛否両論有るのだろうが、ワタシ個人としては可成りの気に入り。こりゃいい。 オシャレ且つノスタルジックだ。コークのイメージを良く表した逸品だと思うのさ・・・ ってどうでも良いんですけどね。そんなの。

 明日は一人で誕生日を祝うのだ。某レストランが割引してくれるって言うしさ。 まああと50年は生きたいものだ。妖しの爺に成るまでは。

 この日曜に京都へモリス展を見に行く予定。京都も久しぶりだ。 先年のギュスターブ・モロー展以来丁度一年になるか。特に予定を決めずふらつく−予定。 予定は未定。成程。


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