こんなんかいてます


伊藤伸平「モルダイバー 1」/徳間書店/1993/7/20
伊藤伸平「モルダイバー 2」/徳間書店/1994/2/20
伊藤伸平「モルダイバー 3」/徳間書店/1994/8/25


先日秋葉原で2、3巻を見つけて大購入。
今更、と言うなかれ。正直「モル」は連載時全く面白く読めなかった口なのさ。
1巻は買ったけど、その後もう買う気がしなくなって・・・
こんな楽屋落ちというか作者の内に篭もったような展開はちょっと、と。

所が先日ウチの隊長に読ませた所、結構誉めていて、そうかなあ?と
自分でも久々に読んでみたらこれが面白い。矢張り「ハイパードール」で
有る程度「慣れた」からなのか、兎に角こりゃ買いだ!と本屋に走る。
「今は亡き」少年キャプテンコミックスの棚はまだ有ったものの、
もう徳島の本屋に「モル」は無いのであった。古本屋にもない・・・

飢えていたところで見つけたので(そういえばブレイク・エイジ(馬頭ちーめい)
もハマった時には単行本がなくて、秋葉原で見つけたのだったぜ。)荷物になるのも
構わず買った訳です。

かつて有ったアニメ(OVA)とは結構別物。
っていうか北爪絵とは偉い違いで・・・
展開も派手さの少ない、しっかりした物語性を底辺に持った
見事な作品に仕上がっている。巻数が少ないのが残念だが、
ラストの3巻は映画を観るように楽しめる。
パードルが日本特撮ならこれはハリウッドか。

巨大企業の会長、善意の大富豪では有り得ないそのキャラクターの
贖罪としての行為がその背骨をつとめる。科学の進歩と人の幸せ、など
重く説教臭いにしろ読ませる内容は流石。

思うに伊藤伸平の作品のオカシサは制限の下でのアドリブ(性)にあるのであろう。
反骨性というか、たわむ圧力(重さ)が無くてははじける事はない訳で、
ハードな物語という制限を設けて、その下でギャグをかます「パードル」は
その意味での最高傑作「だった」といえる。ああ。一体あれは完結するのか。
5、6巻で完結されるのは辛いなあ、とか思ってたらその前にああ言う事に成るとは。
ああ。日本漫画の大いなる損失!!てな事にならなければいいのだけれど。

アドリブ性、特に女の子達を描くときの「それ」に対する思い入れは素晴らしく、
マシンガル教授の所のアンドロイド達(マシンガル・ドールズ)の会話は、
少ないながらも見事に「はじけて」いる。この上手さが「パードル」では継承され、
その上で読者の少年達の投影の対象である赤井少年を作中に登場させた事で
より没入感を・・・。まあそんな事はどうでもよいか。
どうも最近下手な分析癖が・・いかんいかん。


まあそういう事でジェニファーが好みですが。
あの髪型と眉!!いいなあ。弱いかも。おっぱいみえるし。
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だいなあいらんやってるかだいなあいらん。

何やってない。そりゃいかん。

今すぐサターンとそのソフト「だいな・あいらん」(ゲームアーツ)を
買うのだ。そして何も考えずにプレイせよ。

最初は結構短いプレイ時間だと感じるかも知れないが
二度三度やってると大体の「奥」が見えてくるであろ。

確かに物語の中に流れる時間は少なく、
その作品世界の広さで言えば「ゆみみ」を越えてはいない。
だがこの作品は、竹本泉というネタもの作家の作家性を
より明確にしているのではなかろか。


「ゆみみ」の分岐を遥かに越えた、殆ど無限のツリー構造
(の様に見える)。ノリはMEGA-CDの往年の名作「スイッチ」か。
分岐そのものを楽しむのだ。

何より。ああ。竹本節サクレツ。砂浜の非常ベルなんかもー・・
同じストーリーだろうと一億回は楽しめるね私ゃ。
竹本泉絵(しかも動く!!!)を存分に楽しめるなんて。
生きてはみるものである。

動く竹本絵。しかも動画取り込みじゃ無いのだぜ。
ドット絵を打った人間のその労力を思うと思わず吐き気がする。
この枚数。シャレにならん・・・・
現在有るサターンのソフトの中では最も
「労力の産物」なのではないだろうか・・・

えみり役の大谷育江の声も言う事無し。この人もかなりな演技派だ。
最近では二郎丸(烈&豪に出てくるお子様で、大谷声が見事にハマっている)
にさえ愛を感じている私としては、もう壊れるしかないのであった。
ほぼ完璧。キャラと声優のイメージの整合性が・・・
松下美由紀もよし。

ただ少々、っていうかかなり竹本作品ファンしか解んないネタが
大量に有って・・・
まあこのソフト買う人間はほぼ全員竹本作品押さえてるだろうし・・・
いいか・・・いいよね・・・

少なくともファンであるところのワタクシは狂喜してます。ええ。
これに勝る幸せは無いっ・・・・ああ・・・しみじみ・・・

ああ。でも。でもやっぱり竹本泉はラブコメSF少女漫画家で有って欲しいす。
エッセンスとしてラブコメがちょっとだけ、なんてのはもう正直耐えられない・・・
「アップルパラダイス」以下のこの手の作品も確かに竹本泉にしか
描けないものだけど、でも、むしろそういう「ネタ」をエッセンスにした
「ラブコメ」を・・・

いまだに「あおいちゃん」を読むと切なくなる私。
もう何百回読んだか・・・それでも尚、読むたびにこー・・・
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電磁戦隊メガレンジャー第一話。

ねぢねぢ〜

電磁戦隊メガレンジャー第一話。

よっしゃああああああああああああああ流石は長石っ
見事な導入!!
もうスタンディングオベイション。

ゲーセンだったり、高校生だったり、ねぢれだったり
CGだったりポリゴンだったりもうこの一本でどれだけのネタが。
大体カメラ位置がもう豪華で・・・
息をもつかせぬ、緊迫感溢れる高密度な展開。ああ。センスだぜ。
早くもドハマリの予感。「ダイ」以来のゾクゾクが背筋を走る。

ああああああ。
こりゃ・・・・

とにかく録画決定。久々に最終回で号泣出来そう。
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こどちゃ2/07

五味・・・
「感想」を語りたくなる重さ。面白さ。
でも「感想」なんてこの作品の前に意味無いよな。
兎に角飲まれる。エンディングまでの20分足らずが長い。
本当に密度高く詰まっている。一つのドラマから次のドラマへ、
無理なく繋げる連続活劇。

ああ。葉山父。いいね。

しかし紗南ちゃん既に地球外生命体・・・

新エンディングのシングルはまだ出てないのかなあ。
ほんとにこの歌歌えば悩みもbyebyebyeて感じ。
好きです。

ばびっと、いいよねえ。
今も赤土`(やっこちゃん)ファンですが、
引田ばびにもすっかり惚れ込んでいます。

切なくて、面白い。
むかし読んでた「漫画」って、こういう気分で読んでたなあ・・
没入度が知らず知らずのうちに下がってて。
今思い出す・・・
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ぷりさみ19話「薔薇の花びらが舞い落ちた時、静かに魔法は消える」

このタイトルって・・・


おお。噂の美紗緒ちゃんのパパ登場か。
この家族も面白いな。
それを隣で見るのもまた幸せ。

このアニメも解らん解らんと言ってきたなりに、なーんか面白くて。
観続けてしまった。作り手に愛が有るんだ。
後生に正当な評価はされ得ない気がするが、それでも
妙に印象深い作品で有ったよ。

パパ・・・若本規夫じゃないのか。ちっ。

いやーしかし素晴らしい最終回・・・え?最終回じゃ無いの。

いや、演出側やりたい放題。
後半の切なげな展開はなかなか。
レイアウト、カメラワークも映画みたいでいい感じ。
コンテは小林孝志。

次回もなんか裏が有りそうで・・・・
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だってなんだか
だってだってなんだもん〜

うわははははは。

OPがやっぱ永井豪だよああああ。
このテイスト。
あとは語尾が「〜なのさ!」ならなあ。

演出タイミングはかなりせらむんだし、
濃度が薄いのは仕方有るまい。
しかし及第点は遥かに越えていたと言える。

後は如何にセラムンを脱するか、と言う感じ。

・・・「乙女」ってのは流行るか。

出来れば永井世界を引きずって欲しい。
MGZとか、デビルマンとかさ・・
これを機に永井作品をちゃんと読んで行きたい感じ
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こどちゃ2/14

なんじゃこのOPはぁ〜ぁあああ
イカス。
なるほどなあ。前のOPよりは「近い」と思うぜ。
EDが一番だけど。ああ。ばびっと・・・今回喋りが多くて良いわ良いわ〜
ばびっといいよねえ。はああああ。
バレンタインネタについては今回は(も)ノーコメントだけどな。

たけちゃんの「さぼり病」は体験的に解る。
しかし今回のモノローグはすさまじくて、正直胃に来た。重すぎる。

「またやっちまった・・・ま、いいか・・・」

ああ。よくはないんだ。けど。あるよある。そゆうこと。
それをやっちゃうとオシマイなんだけど、でもやっちゃう。
やっちゃって、後悔して、「でも、いいか・・・」って。

自分の感性を信じて、それを否定しないまでも生かせない場からは逃げ出して、
夜の海まで走って、でも結局いたたまれなくて
そこからも逃げ帰ってきて、でもそういう生き方を自分では肯定してて
「むしろ好きだ」と思う。でもその結果何も成し遂げられていない。
何をやっても空回りなんだ・・・結果慣れてしまって「もういいや・・・」と
なってしまう。
それが他人に迷惑をかけて、他人に支えられているから出来る事だってのを
解っているからどんどん逃げ場を失って行く・・・・

しかし正直、たけちゃんの話し込みの後「なーんつって」って
来るんじゃ無いかと思ったら、紗南ちゃんが救うとはね。
この意外性がたまらない。流石だ。

ひさえちゃんもう少し引っ張るかと思ったけどなあ。これでは可哀相・・・
でも上手いわ。毎度毎度。あああ。
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ぷりさみ20話。

いやー、やられたやられた。

卑怯なほど見事な画面構成。レイアウトのセンスが光る。
沈み行く夕陽の巨大さを観よ!!!或いは夜の街の哀しさを。
TVの画面の向こうに広がる空間!

ヒネた見方を許さない真っ向勝負の一本であった。

「砂沙美がサミーにならなければ・・・・・」

こじつけだろうと無理な展開だろうと
「きちんとした」作りが出来るのはそれだけで大切な事だと思う。

惜しむらくは「心のなか」の描写が安直で。ううむ・・・

とはいえキャラ設定を壊さないまま、ここまで厚みのあるドラマを
(前回含めたった二本で!!)作り上げるとは。
ミサの台詞は嘘ではなかったろうし、それを内抱したままでこそ
美紗緒は美紗緒なのだ。

ラストのミサの格好をして明るく笑う美紗緒の描写は、ミサをも救済
(というべきか・・)した描写と観るべきであろう。読みすぎ?
只の「オチ」じゃないのはでも読み取れると思うのですが。

しかしまだ続くか。

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