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桜玉吉


桜玉吉「御緩漫玉日記4」/エンターブレイン/2007/04/17

読み終わって思うのは、今さらだけどこの人絵上手いよなー、という事。
こういう絵になってるからこそ、かもしれないけど、そう感じる。
マジックで殴り描いた様な線がいい。その向こうに確かなデッサン力が見える。

内容的には……なんだろう、こっちはもう桜玉吉読み出して15年、この作者の言動
なら何でも読みたい、と思える様な所があって、初読者にはどうなんだろう、とも
思ったけど、奥さんに読ませてみたら結構面白がっていた。そして矢張り
「何より絵が上手いから」という。

昔話にシフトしてるのも、「桜玉吉に興味がある」派には実は嬉しかったり。
作中で言及される、締め切り間際にかかる「ターボ」による漫画が、次第に
「奴」の漫画にシフトしていく下りも、読んでると成る程納得できる。

どこまでが虚構なのかはさておき、なんかね、こういうの読むと、ああ、と。
ああ、とため息が出る訳ですよ。

桜玉吉だから。
@@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@
(2007)

桜玉吉「なぁゲームをやろうじゃないか!!(なげやり)2」/講談社/2001/08/23 いい感じだ。 いい感じ、という感想が出てくるのは、つまり近年のこの作家の作風が不安定で あり「駄目な感じ」の時も結構あるからだ、というか。イヤホントはどんなに 「駄目」な時でもちゃんと笑える漫画だったりしたんだけど。それでもね。 まー、兎に角いい感じ。ノリの良さと、ネタ捻り出しの馬鹿馬鹿しさ/そねみ具合 及びぺそみ度が非常に具合良く練り込まれている。 「漫玉日記」のもう一つの面として展開していた(と思っていた)ものが、既に 主客転換というか、コッチが「主体」の様な気さえする。 寧ろビームの方がより「ライブ」的なのか。なげやりは、その点(画面の丁寧さ、 安定度合から見ても)「作品」的だと言える。完成度は「しあわせ」の頃に近い。 キャラの作りが結局より虚構的というか……「妄想の地平」のあたりの、独特の 画風でありながら「行き過ぎ」ない匙加減は、ビームでは見られないものだ。 どの作品も作者の幅の広さと、知識/モトネタに頼らない作者「自力」の強さを 見る思い。 アフタヌーンは毎号立ち読みで(重いけど)読んでるんだけど、「鬼ムシャと いうのは」の所で危うく爆笑するところだったのを思い出した。今読んでも 可笑しいんだけど、当時周り数人があんな状態だったので(ビニール袋一杯の チョコ殻とか部屋に溜め込んでる友人も居た)本気で可笑しかったのだ。或いは 「鯛干しちゃうぞ」の言霊発生シーン(p118)のあの絵とかも笑ったなー。 でもそういうのは勢いというかタイミング感が強くて、今読んで一番イイなーと 思うのは「熱と出っ腹」かなーと。これぞ桜玉吉。こういうのが好きなんです。 ラスト一コマのあの空気。好きだー。 (まだ)知人の嫁にはあまり興奮を覚えない @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (01/10/14)
桜玉吉「幽玄漫玉日記 4」/エンターブレイン/2001/03/09 未来永劫無に還る不条理〜 買うには買うんだけど、なかなか感想書く気で通し読み、が出来ない。のは 「ビーム」で読み込んでいるからでもあり。結局まだ毎月買ってるし、一冊も 捨ててないという。押入一杯です。誰かとめて。 で、忘れた頃に読んでみた。爆笑する。なんか異常に面白い。 一時のマイナスモードは最早何処にも見られず、オヤジなりのてりてりとした プラスパワーが紙面に漲っている感じ。ホントに椎名誠だ。 兎に角ギャグが走っていて、爆笑ポイントが山ほどある。巻末の『ビーム』救済 四コマとか、マイナスパワー時代に確立した画風と相まって、もう最高にオカシイ。 そのプラス方向で安定した感じが強いこの4巻。プラスのスタイルが2000年を 通して殆ど変化していないのが解る。たまに現れる鬱日記も、以前のただ 「鬱から始まり鬱へ還る」というものから、鬱っぽい絵柄と文字列で始まって おいて、いきなり沖縄EA編へ振る、という。その振り幅の妙な安定感と言うか。 心底鬱な日記は、それはそれで非常に面白かった(日記漫画家としてのレベルは 一度も落ちていない)んだけど、やっぱりこういう(ややオヤジ入った) 元気さは、読んでいて安心する。勿論ホントにオカシイのは「そねみ」風味な 部分なんだけど。p81からの純正「そねみ」テイストが今では懐かしかったり。 こういうの好きなんだ。 で。安定しているだけに「笑った、面白かった」以上の言葉は無駄な気がする。 無理にヒネるも、うーん。 あ、今巻で特徴的に思えたのは、近年に無くキャラの立ったちょりそのぶ。 あの独自の場を形成しているちょりぞう、の下りが好きで・・・・ 巻末の「匠の詩」も、魂からの真実の言葉で素晴らしいし。泣ける。 あと相変わらず(悪意無く描かれた)女の子達はカワイイ。じろ子ちゃんも カワイイし、四コマの娘もカワイイ(ぱそみはちょっと違うけど、その造形も 実に味わい深い)。この人の絵の「カワイイ」部分っていうのは全然衰えて ないなーとか思うのだ。基本的に絵が巧いよなー、当たり前だけど。 笑った、って訳じゃないけど、個人的に妙に印象に残ったのは、サイン会に来た 家族連れのお父っつあんに「ほうら大きいだろう。百八十あるんだぞタマキチは」 (p74)とか言われる下り。なんか、スゲーその空気が「わかる」。この人って そういう作家になってるよなー、今。このシーン、妙にしっくり来て好きなん。 次は「なげやり2」か。楽しみだ。 @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (01/08/09)
桜玉吉「幽玄漫玉日記 3」/エンターブレイン/2000/07/12 特に語ること無し。買う人は買ってるだろうし、誤読も正しい読みも存在し得ない ギリギリの作品であれば、作者の連載を毎月複数誌読み続け、展開される「ライブ」 の場所に付き合い続けることこそ肝要なのかもしれないと思う。単行本はただその 記録ビデオに過ぎないとも。みんなコミックビーム買おうね!私は創刊号から全号 取ってありますとも。あー速攻潰れるとおもってたのになー。もう押入一杯だよ。 単行本を読み返していてつくづく感じるのはこの作者の画風の確かさ。 引き出しの広さと言うべきか。鬱方面を描写する絵柄の何と多様多彩な事か。 そしてその「面白さ」も再認識させられる。これだけ鬱っぽい事柄で埋め尽くされた 作品でありながら、読んでいると強烈な笑いがこみ上げてくる。紛れもなく エンターティメントなのだ。笑かしなのだ。p92あたりからの強烈な面白さは、かつて 「しあわせ」で締め切り直前なのにまだ出来てない、という穴埋め落描きみたいな 回を思い出す。あれ読んで死ぬほど笑った高校生の頃と、同じ様にまた笑う私。 来月からの休載のあと、果たしてどういう復活となるのか・・・我々はただその 成りゆきをワクワクしながら待つのみである。実際、ワクワクする。するんだ。 取り合えずヒロポンが横断歩道でキョッキョッと鳴いている様が忘れられない @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (00/07/26)
コミックビーム編集部・編「桜玉吉のかたち」/アスキー/2000/04/12 昭和36年生まれの漫画家「桜玉吉」の半生を、その周辺人へのインタビューと そのインタビューに対する漫画家本人のコメントを加えて構成した、割とまっとうな ドキュメント。複数の視点から「桜玉吉」という漫画家の現在に至る人生が立体的に 浮かび上がってくる。 こういうのを読む楽しさっていうのは何なんだろう、とか思いつつもぐいぐいと 引き込まれて読み終わってしまった。いや、ホントは解ってるんだ。他人の人生を 覗き見する快感ってのは有ると思うのよ。 「わ」で軽く100冊は平積みされてるのを見て、どれくらいの数の読者を想定して 作られているのだろう、と思ったりもする。ただでさえマイナー(だと思う。 知ってる人はみんな知ってるけど、という)な作家の、ましてや謎本。でもこういう 本を編集者に出させ、また読者に読みたくさせる作家/作風、なのだよな。 そもそもが日記マンガで現在の路線に転換した(そして今も続いている)漫画家 だから、その日記マンガをより深く読む為にはこういう「謎本」は案外重要かも 知れない。作家と作品は別物と教え込まれてきたけど、流石に日記漫画でそれを どうこう言うのも違うと思うし。・・・・要するに野次馬根性丸出しでウハウハ 言いながら読んだというか。そんなとこです。 ただまあ時代が時代、或いは年齢が年齢だけに、単なる成功話でもなし、苦労話 ってのでもなし、何というか全体的に重暗い感じが印象に残った。どの語り手も 「不安定」な感じを内包していた様に思う。竹熊とか特にそう。・・・いや、 明日が有るうちは明日どうなるかは誰にも解らないんだし、そう言う意味では 不安定で当然なんだけど、うーん、何だろうこの感じ。過去を過去として固定 してないというか。過去と今がそのままつながっているというか・・・ 普通過去の出来事ってのはフキサティフで固定する時に美化作用が働くじゃない ですか。でもこのインタビューに登場する人達で「あの頃は楽しかった」 「あの頃は良かった」って事を言ってるのは金ちゃん位。実際あの頃は「しあわせ」 も面白かったんだよな・・・いや、ホントに誰一人過去を美化しない。恐ろしい程に。 ただただ淡々と生きてきた足取りを語る感じ。 成功は成功で終わる訳じゃ無く、またその先には次の壁が待っていて、ただただ それを乗り越えている内にここまで来ちゃったよ、的な一種の虚無感を感じる。 これが「シラケ世代」なのか?或いは40前頃ってみんなそう言う風に考えるん だろうか?でもまあそれはそれで真実なんだろうけれど。どんなお話だって 「めでたしめでたし」の後にまだ終わり無き日常は続くんだから。 でもねえ。 ある時期までホントに桜玉吉に憧れてたのよ。日記漫画になる前から。 この作者は何て引き出しが広いんだろう!とかさ。だからこうネタばらしじゃ ないけど、底を割られてしまうのが哀しかったりもしたのさ。ああ、この作者も 人間だったんだなあ、と。当たり前のことなんだけど。 人に歴史あり。勿論私にも。でもこうやって「後に語りぐさになる」様なネタは 一つも無いなあと肩を落としてみたり。挫折もなければ成功もない。ただ毎日を だらだらと送っているだけ。ああいかんいかんなあ。いかんよこんな事では。 などと言いながら布団にくるまってまた明日のために今日も寝るワタシであった。 ・・・・これじゃまるで最近流行の引きこもり男の告白記みたいですが、その実 引きこもり続けてもう数年。だれか引っ張り出してくれる人募集中。イエー。 @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (00/04/06)
桜玉吉「なぁゲームをやろうじゃないか!!(なげやり)1」/講談社/2000/03/23 毎回新作ゲームのタイトルから無理矢理勝手に話をひねり出し、どこかへ出かけては 日記漫画に仕立てて終わる、というアスキー的日記漫画もの。 今でも思い出すのは、電話で友人に「アフタヌーンの玉吉のマンガ凄いことに なってるぞ」とか言われて、夜中に本屋まで行って確認したのがこの第一回だった という。担当編集エムカミ君のヴィジュアルは今までの担当編集キャラの中で ダントツのインパクトを持ってワタシに迫ったのであった。丁度「鉄鼠」を読み 終わるかどうかの頃だったかと思う。「うわー・・・あーあ・・・」という尻窄みの 虚無感に襲われたのをまざまざと思い出す。だがそれももう一年半近く前の話だ。 時は流れる。 桜玉吉がファミ通上で長年連載していた可愛らしい(けど毒のある)ゲーム漫画 「しあわせのかたち」が徐々に毒のある日記漫画へと移行し、終盤「毒」そのもの とも言える「そねみ」ラインにはまり込んで以後、この「毒」ラインはアスコミ〜 ビームの流れの中で(作者の鬱により中断されつつも)営々と展開され続けている。 そしてその「そねみ」ライン上にこの「なげやり」も立っている訳だ。アスキー 以外でアスキー的な連載をやったという点で、当初話題だった記憶がある。 ただこうして読んでみると、記憶していたのよりは「まっとうな仕事」的な印象。 雑誌とかで読んでる時点では妙に生々しいライブ的な(勿論ネタと漫画化の間には どうしてもタイムラグが発生するからホントにライブでは漫画は描けない訳だけど つまり「そういう」スタイルって事)感触があるけど、単行本で読んでみると それなりの安定を持って展開されているのだ。尖鋭みたいな事をやってる印象が 強いけど、その実確実なエンタティメントとして仕上がっている。まあ中には一見 壊れ気味のもあるけど、あくまでネタの範囲内だし(因みに今巻収録分では 「暗い漫画ほっけ」が最高に受けてた様に記憶する。「グサッグサッ」て奴。 アレは流行った。飲みに行くとほっけ頼んでた様な)。 どうも最近この作者の「鬱」の部分の方が気になって忘れかけていたけど、基本的に 死ぬ程馬鹿馬鹿しく可笑しいギャグを描ける人なんだよな、と。最近「しあわせ」を 読み返してて、1ページに一回は爆笑させられるというのを久々に体験した身として やっぱり「なげやり」ではギャグ方面での展開を強く望むのだった。「幽玄」は・・ ・・・もうアレはアレでいいや。面白いし。 あと読んでてつくづく思うのは、この人ホントに「編集者いじり」の作家だなあと。 エムカミ君の造形とそれを生かした遊びの巧さは爆笑もので、不気味さと笑いは 紙一重というか、あの「フタにくっついているエムカミ君」(p21)は何度読んでも 笑ってしまうのだった。あの「ほう」で遊ぶのも結構好き。特に遠くの方で 「ほおおぉぉ」とか言ってるのは無条件で笑ってしまう。 この後「桜玉吉のかたち」で書こうかと思ってたんだけど、周辺人のキャラを立てて その描写だけでひたすら面白可笑しい、というのは、これはもう椎名誠の世界だと。 読者は現実に会ったこともない編集者や冒険家、ワニ眼のイラストレーターや 即興の歌を歌う弁護士やなんかの姿を、一度作者の感性を通してオモシロオカシク 楽しむ、というスタイル。まああっちはそれなりに安定したオトナの 「怪しい探検隊」遊びで、こっちは命張った余裕の無い「地球防衛隊」だって事が 最大の違いなんだけど・・・ あと個人的にエポックメーキングな感じだったのはぺそみちゃんの登場。最近では 「幽玄」でもその存在を示し始めた謎のキャラクター。個人的には「作ってるな」 というのは感じてるにしても、このキャラの行く末を見守ってみたいなあとも思うの だった(まさかマンガにホントのことが描いてあるなんて思わないよな?)。 いやホントに。ともあれ、一部の人には必読の書。言わなくても読んでるよな? ライブ感溢れるフリースペース描き込みが味わい深い @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (00/04/06)
桜玉吉「防衛漫玉日記 2」/アスキー/1997/3/31 ここ数年来「我々」の話題の中心をなしていた「そねみ」、 それ以来の一連の流れの、言わば終着点。 集大成、ではなく、終着点と感じる事に、特に根拠はないが−。 ホントの所、コレで終わりだとは全然思ってないし、次の展開が有ることは これも根拠無く感じられる。でも、「そねみ」はもう無いのではないか? うーん・・何と言ったらいいのか・・ 少なくとも現在における「防衛隊最後の単行本」である。 最後?に相応しく、一分の隙もない出来である。完璧と言っても良い。 「惰性」という言葉の持つ風合いを見事に漫画として定着させた。 墨絵。狂ったアヴァンギャルドなコマ割。「そねみ」絵として定着したいつものアレ。 様々な「嫌実験」を繰り返す。 かと思えば「昔の」コマ割で進む「使命の十字架」等は、表面は普遍的ながらも、 その内容が尋常でなく「走って」しまっていたりと、全く持って 予断をゆるさないのである。 ・・・この連載無き今、果たして僕らが「ビーム」誌を買い続けることに 何か意味は残されているのだろうか? もう、「惰性の権化」すらないこの雑誌は、金でん一((c)玉吉)編集長の下、 何処へ向かうのか・・・ ああ・・・ 等と言いつつも笑えるところは笑ってしまうのである。そういう漫画。 この一種独特の「笑い」こそは桜玉吉漫画の最も魅力的な部分でもあり・・。 個人的に死ぬほど笑えて好きなのはp30の、 隊長がスノモで雪道をわやくちゃに走って、それにヒロポンがハマる、というシーン。 何かもう見事にツボに入ってしまって、何度読んでも笑えてしまう・・・・ 然し。 一体我々にとって、桜玉吉(地球防衛隊隊長)とは何だったのか。 等と考えてしまうのである。 この一連の(「しあわせのかたち」から続く)作品群から 私はどれだけ影響を受けてきたかしれない。 事実我々は「防衛隊」を自称し、隊長、隊員と呼び合っているではないか。 今改めて、あの「しあわせのかたち」がどれだけ魅力的だったか、 魅力的であるか、を説明するのは簡単ではない。 それと同様に、作家としての/作家性としての「玉吉」は、 言葉では表し得ない・・・ いや単に語彙が貧しいだけなんですけどね。 アスキー系漫画家の中では最もメジャーでありながら、 同時に最もアングラだった。 果たして次の作品は・・・ まあ、買う人間は100%買ってることだし。でしょ。 言葉にならない呻きを分かち合おう(嫌・・)。 ではまた。 @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@ (97/05/18)
桜玉吉「防衛漫玉日記 1」/アスキー/1996/9/22 例のアレ。 我々が自称するところの「防衛隊」(最近防衛活動ヘタってるけど)の原型。  この本は釣り仲間の会として発足した桜玉吉隊長率いる地球防衛隊(魚星人から 地球を守るのだ)の防衛活動を記した歴史的記録である。防衛隊そのものの発足時の 記録は桜玉吉「しあわせのかたち 5」/アスキー、を参照されたい。  で、雑誌掲載時になめる様に読んだので、今更という感も無いではないが、まぁ バイブルという事で大購入。いや雑誌いちいち取り出すのめんどうだし。ともかく。 カラーページもきちんと収録されており、再現性は高い。また、特筆すべきはカバー の、一見なんか可愛い絵、の下、コシマキに隠れて見えない部分に「INガンジス」 状態のゲロな隊員達の絵がもうイカス。さすがである。まさか騙されて買う人も 居ないと思うが、ひとしきりウけた。  しかし面白いねぇ。このマンガ、嫌いな人も多いと聞くが、あの「そねみ」以来 ずっとこの路線が面白くて。まぁかつての「例の三人組」も好きなんだけどさ。 でも「例の三人組」と「ラブラブルート21」、どっちの続編が読みたいかと言えば やっぱり後者なのだった。うう。 まぁ、買うべき人は既に買ってらっしゃるかしら。 んー。自動二輪とろうかな、とフと思う。思うだけだけど。 いや最近マンクスTTに極まっているワタシ。 今更風になってしまってどうにもならぬ・・・。 しかし現在連載中の「毎回最終回」状態の漫玉日記・・・いや面白いんだけど・・ 毎月アレを主眼に某ビーム買ってるワタシです。・・しかしあの雑誌の濃さたるや!! それについてはまたいずれ。しかし万寺タツヤだぜ・・・ううう・・・ ホントに凄い・・あの雑誌・・駄目な人は駄目だろうけどな・・・ んー。ではまた。 @@@@@@@@@@@@@@@@ [JUN] @@@@@@@@@@@@@@@@

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